動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 09月 02日 ( 1 )

人類の歴史と無関係

*姿勢勁力はランニングやウォーキングとは、全く違う運動です。

*地面を蹴らないので、ジャンプ運動ではありません。

*ということは、スポーツや格闘技と共通性が全くありません。

*動作勁力とも無関係です。すなわち、沈墜勁や震脚、十字勁や開合、纏絲勁や抽絲勁、それらと全く共通性がありません。

*勁力はある種の運動なので、心理学とは区別されます。すなわち、心理学でできている「気」の武術や「意」の武術とも共通性がありません。だから、気の太極拳や合気道やシステマとは無関係です。

*それでもある種の運動なのです。

*その運動に気付いたのは、心意六合拳の鷹抓把(ようそうば) や鶏撲食(けいぼくしょく) などの師匠の足からでした。

*例えば、鷹抓把の手は上から下へ叩くのですが、下半身は鶏撲食と同じ動きです。すなわち、水平に動きます。

*足は手と無関係なんです、見たところは。

*横へ撃つ動作でも、下半身は同じです。下半身はいつも同じなんです。

*その後ろ足は、鶏歩の後ろ足です。それがずぅーと延長されるだけです。

*その足は、足首が折れ曲がることによって、足指とヒラメ筋が直結します。それが姿勢勁力の根本の指行性勁力となります。

*足指とヒラメ筋の直結が、全ての始まりです。勁力世界の始まりです。天地創造というわけです。

*心意六合拳のどんな技でも、下半身は同じです。跳躍する技も、着地した瞬間に撃ちます。つまり、跳躍は戦術の問題で、戦略としての勁力と無関係なのです。

*だから、跳躍する技も跳躍しないで使うことができます。

*普通、鷹抓把などでは、手に釣られて足も伸び上がってしまいます。ところが、それでは勁力が死にます。だから、地面を蹴ってはいけません。

*地面を蹴ると、足首も伸びてしまいます。前のめりになると、足首も伸びてしまいます。いつでも、鶏歩の状態を保ちます。鶏歩は変化しないのです。足は変化しないのです。変化するのは手だけです。

*鶏撲食は水平に進みます。鷹抓把は上から叩きます。ところが、足はいつも水平に進みます。とてもおかしな光景です。

*そのおかしな光景に、私は気付きました。

*ところが、普通の人は気付かないのです。技にばかり気を取られて、足が見えません。私は不思議なことに、足が見えました。だから、足が見えない人を理解できませんでした。

*今は、見えない人が普通の人で、私はヘンタイなのだと納得しています。

*心意六合拳のご先祖様も、人間の足ではなく、動物の足に着目したところは、ヘンタイです。ニワトリの指行性一本足や虎の指行性四足歩行に着目するなんて、おかしな人です。

*剣道も指行性に近いのですが、後ろ足の踵が高く挙がります。それは地面を蹴っているからです。指行性のジャンプ運動なのです。

*ところが、心意六合拳と宋氏形意拳の勁力運動は、地面を蹴りません。そのために、後ろ足の踵は地面スレスレのところにあります。宋氏形意拳の場合は地面に触れています。この場合は、足首がより深く折り曲がることを要求されます。心意六合拳の鶏歩よりも、要求が高くなります。

*勁力の根本は足にある、と私は信じていました。直感みたいなものです。根拠はありません。そのために、おかしな鷹抓把の足に気付きました。

*アフリカの類人猿は、地面を蹴って直立二足歩行を始めました。それがやがて人類となります。ところが、心意六合拳の鶏行歩は、人類の歴史と無関係なのです。なぜなら、それはニワトリの足だから。ニワトリの指行性一本足だから、ヒトと無関係なんです。

*ヒトの正しい歩き方と鶏行歩は無関係です。ヒトの正しい姿勢と姿勢勁力は無関係です。

*だから、世間の尺度と常識からは想像できません。体育教育と無関係ですから。スポーツと、格闘技と無関係ですから。人間の武術と無関係ですから。それが動物武術の勁力です。

追伸

オカネは無いけど、小さな幸せはあります。前鋸筋と前腕の筋肉とヒラメ筋と、それによる姿勢勁力が小さな幸せです。

追伸2

秋になったので、久しぶりに森田童子を聴きました。彼女、私と同い年なんです。昔、先輩の嫁さんに、「泣け」といってLPレコードを聴かされました。泣くのはイヤだったので、ライブへは行きませんでした。もう歳取ったので涙はありません。
その先輩も亡くなりました。私はあと15年は生きていますから。心臓も治ったし。シロクマさんは、あと数年だろうとか言ってますけど。フフン


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by tiger-hawk | 2017-09-02 08:38 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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