動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 09月 08日 ( 1 )

大腿四頭筋幻想から

*心意六合拳の鶏行歩を大腿四頭筋(特に大腿直筋) でガシガシやる人が多いようです。

*見ていて、なんだかなあ? と思いますが、あの大腿四頭筋幻想は何処から来るのでしょうか?

*中国武術だと、馬歩から来るのでしょうか? 

*おじさんXは格闘技出身ですが、自転車を重いギアーでガンガンこぐそうです。走り屋さんに聴いてみると、軽いギヤーで回転数を上げるそうです。また、前へこぐのではなく、後ろ足を引き上げるそうです。

*おじさんXの鶏行歩は典型的な大腿四頭筋スタイルで、完全に浮き上がっています。

*後ろ足裏側の過程がありません。

*Nさんの鶏行歩スタイルは、一見それらしいのですが、大腿四頭筋で地面を押さえ付けています。その延長線上には震脚があります。

*どちらも大腿四頭筋幻想です。

*類人猿=初期人類は、大腿骨を真っ直ぐにして、大腿四頭筋、特に大腿直筋で直立二足歩行を開始したそうです。

*ランニングもウォーキングも大腿直筋で地面を蹴ります。ランニングは指行性で、ウォーキングは蹠行性の違いがありますけど。

*となると、根本原因は直立二足歩行にあるようです。

*そこで、心意六合拳のご先祖様は、ニワトリの指行性一本足に注目しました。そこから、鶏歩と鶏行歩が生まれました。

*しかし、鶏歩で地面を蹴ってしまいます。

*特に、一生懸命で根性主義の日本人にはその傾向が強いようです。

*そこで、身体の力を抜いてしまいます。フニャフニャにして、鶏歩を造ります。

*すると、足首に体重が降りてきます。

*その時に、足首が折れ曲がっていますから、足指が出現します。指行性になります。

*足首は関節なので、実際にはヒラメ筋が支えます。このヒラメ筋が勁力の原動力になります。これは意識しなくても、自然にそうなります。

*むしろ意識すると逆効果になります。

*鉄牛耕地で僧帽筋のことを質問されました。

*僧帽筋なんて意識しないでいいです。僧帽筋は壁になるだけだから、自然と鍛えられます。

*相手を撃つ時も、撃った衝撃が返ってくるから、僧帽筋が壁になります。上腕三頭筋も壁になります。(普通の拳は、上腕三頭筋で撃ちます。) 

*鉄牛耕地で意識するのは、前腕の筋肉だけです。前腕の筋肉だけで撃ちますから。

*他は、腹が落ちないように、腹圧を上げます。それだけです。前鋸筋も自然に鍛えられます。

*ヒトは直立二足歩行なので、前腕には体重が掛かりません。そこで、鉄牛耕地で前腕に体重を掛けます。鉄牛耕地は四足となります。さらに効果を上げるために、片足になります。

*姿勢勁力で直接使うのは、前腕の筋肉だけです。それも手首近くの筋肉です。

*それが、心意六合拳の鷹爪というわけです。

*蹴りの場合は、ヒラメ筋で蹴ります。当然、足首は折れ曲がります。

追伸

世界新体操の日本チームがすごいですねえ。
みなさん、演技もスタイルも顔も美しい。ブタのフジマツもなんとかしたい。え? 無理? そうですよね。失礼いたしました。

お知らせ

9月11日(月) は、平和台体育館が休館なので、練習休みます。12日は歯医者へ行くので、いじめられて死んでいます。アハハ

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by tiger-hawk | 2017-09-08 08:01 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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