動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 09月 09日 ( 1 )

力を入れると勁力は逃げて行きます

*最近、ガチガチおじさんたちに、田植発勁を指導して成果を上げています。もっとも田植をするのはフジマツなので、疲れるのですが。(ブツブツ) 


*ガチガチおじさんは、超鈍いおじさんです。大腿直筋とヒラメ筋の区別ができません。そこで、もうあきらめした。大腿直筋鶏行歩とヒラメ筋鶏行歩の差は、足首の幅だから約8cm位です。それでは見分けられません。もちろん、私には見えますけど。


*今は完全にあきらめて、田植しています。想像力が欠如していますので、強制的に治して、なるほど相手が軽く成る、と納得させています。相手を押すと、とても軽く感じられます。


*中には、せっかく治したのに、さらにガチガチに固めて駄目にしてしまうNさんのような、ガチガチお兄さんもいます。これも想像力の貧困です。


*筋肉をガチガチに固めてしまったら、運動になりません。例えば、自転車に乗るにも筋肉は必要です。その筋肉をガチガチに固めてしまったら、動けなくなります。こうした力は内向きの力なので、外へ出ていけません。


*姿勢勁力においても、筋肉はフニャフニャにします。ところが、私が筋肉の名称を口にすると、ホイ来たとばかり、そこを固めてしまいます。


*ヒラメ筋だって、フニャフニャでいいんです。フニャフニャのヒラメ筋だから、体重が降りてきます。緊張したヒラメ筋は、体重を押し上げてしまいます。その結果、身体はフワフワと浮き上がります。でもいつも浮いているので、自覚できません。かといって、大腿直筋で強制的に沈めるのも、無意味です。


*宋氏形意拳の崩拳だって、フニャフニャでいいんです。フニャフニャだから、強い崩拳が生まれます。硬い崩拳はハエが止まります。撃っても皮膚表面が痛いだけです。相手を怒らせるだけです。


*心意六合拳の鶏行歩だって、フニャフニャでいいんです。フニャフニャだから、相手は吹っ飛びます。


*フジマツは全身フニャフニャですから。意志もフニャフニャです。それで、元奥さんに叱られました。オマエには人生の目標が無いのかあー ! 


*人生の目標は、小さな幸せ、です。美味しいご飯と、寝るところがあれば幸せです。高いご飯はシロクマさんがおごってくれました。もう一生、回らないお寿司は食べなくてもいいです。回転寿しも行きませんけど。つまり、向上心が欠落しています。どうもすいません。だから女に逃げられるんだよ ! その通りでございますう。


*その昔、八極拳の集まりの忘年会に参加しました。そこの高い値段のお寿司屋さんのおかみさんに、またおいしいお寿司が食べたいか? と聴かれました。その時に、食べたい、と答えれば、あんたは出世する、とおかみさんは言いたかったようです。私はひねくれ者なので、相手の期待する答えなんて言いません。当然、別にありません、と答えました。その頃から、裏切りのフジマツでした。許してニャン ! (参加したのはその一度だけでした。ごめんなさい。) 


*ガチガチおじさんは、大腿直筋おじさんです。いきなり、大腿四頭筋の特に大腿直筋にスイッチが入ります。


*なんでかなあー? と疑問でしたが、それが日本人の本能のようです。特に、真面目な日本人特有です。


* ヒトは倒れこみながら歩く、と偉い学者さんが書いていました。正確には、こけながら歩く、です。それが直立二足歩行の正体です。


*大きく倒れるために、大腿直筋でジャンプします。それがランニングやウォーキングです。ジャンプすれば墜落します。それが沈墜勁や震脚です。


*ランニングの場合、墜落する瞬間にまたジャンプします。すると、連続ジャンプとなります。ウォーキングも同様です。


*心意六合拳の鶏行歩は、ジャンプしません。すると、鶏歩の経過運動が生まれます。それがヒラメ筋の運動です。


*それは、折れ曲がる鼠蹊部と折れ曲がる足首が必須条件です。それと、フニャフニャのヒラメ筋です。


*もちろん、大腿直筋で歩いても一本足時間は生じます。二足歩行なので、どんなことをしても一本足時間が生まれます。


*しかし、一本足時間には二種類あります。


*大腿直筋による一本足時間と、ヒラメ筋による一本足時間です。


*大腿直筋による一本足時間では、後ろ足裏側の筋肉は死んでいます。そうなると、姿勢勁力は発生しません。


*ヒラメ筋による一本足時間では、姿勢勁力が発生します。


*もちろん、ガチガチのヒラメ筋では、勁力が死んでいます。


*これを田植発勁で体感できます。


*もちろん、上半身もフニャフニャにします。肩は特にフニャフニャにします。肩発勁も、肩甲骨発勁も駄目ですよー


*心意六合拳の鶏歩も、宋氏形意拳の六合歩も、フニャフニャだと成功します。勁力も出ます。


*フニャフニャだと足首に体重が降りてきます。それを持続させて歩くと、鶏行歩になります。力は要りません。自分の体重だけでいいんです。だから、見た目の迫力も要りません。


*心意六合拳は、見た目の迫力を要求されますが、それは相手への威嚇です。勁力とは無関係です。だから、無くてもいいんです。相手にナメられたら? いいんですよ、それで。


*でも、大腿直筋で生きて来た真面目おじさんや、武術命のお兄さんには、納得いきません。それで大腿直筋でガチガチの鶏行歩を造ります。見た目はいいんですけど、中身は空っぽです。


*姿勢勁力はフニャフニャで造るので、実感がありません。ヤッター感がありません。これは好みが別れるところです。


*しかし、前腕の手首近くの筋肉は緊張させます。心意六合拳の鷹爪です。上腕の筋肉はゆるめます。ガチガチおじさんは、前腕の筋肉と上腕の筋肉の区別が付きません。ガチガチ崩拳は、腕全部の筋肉を使います。だから、ガチガチ崩拳なんですけど。


*前腕前半の筋肉は、拳そのもの、掌そのものなのです。拳・掌を造る筋肉なので、一体化します。だから、拳を握り込んではいけません。


*腕を支えるのは、脇腹の前鋸筋です。それが、宋氏形意拳の龍形基本功、熊の基本功1号です。もちろん、前鋸筋にも力を入れてはいけません。力を入れると勁力は逃げて行きます。


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by tiger-hawk | 2017-09-09 08:19 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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