動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 11月 03日 ( 1 )

動かない後ろ足

*姿勢の勁力ですから、姿勢を取ればいいんです。というわけで、その場で撃っても、半歩前進しても、一歩前進しても、二歩前進しても、一歩後退しても、みんな同じことです。

*勢いに頼らない、勢いを殺す、体重を直接利用しない、寄りかからない、などとということも同じ意味です。

*ということは、瞬間的に止まる必要があります。

*その時に必要になるのが、前足前手の同着、という原則です。

*そのために、前足指のストッパーが必要になります。

*これは一日ではできません。なぜなら、膝も動かないという条件があります。この時に膝に力を入れると怪我します。膝の力を抜いて実行します。

*つまり、前足指の感覚を磨く必要があります。

*そのために役立つのは、宋氏形意拳の六合歩、崩拳、心意六合拳の馬形鑽拳、鶏行歩の前足一本足状態、などです。

*でも一番役に立ったのは、心意六合拳の単把だと考えます。

*もちろん、単把も勢いで撃ってはいけません。勢いを利用すると、全ては崩れてしまいます。

*心意六合拳の師匠から、「単把を毎日百回撃ちなさい」と厳命されました。正直、やらない日もあります。ごめんなさい。

*しかし、この単把のお陰で前足指ストッパーが発達しました。

*大きく踏み込んで、前足指を効かせます。もちろん、足指は地面をつかみません。ただ、体重を少しだけ利用して、地面に触れます。

*この触れる感覚は、力を抜かないとわかりません。そして、回数を重ねないとわかりません。

*さらに、この前足指に単把の両手が重なります。前足指と手指の合致が姿勢勁力の打撃となります。

*大きく踏み込む時、前足は力を抜いています。送り出すのは後ろ足です。でもそれは見えません。

*勢いで撃つ、とは地面を蹴ることと同じ意味です。

*その時、後ろ足の下腿勁力トライアングルは崩れてしまいます。

*私が田植発勁したのは、その人の後ろ足を押さえ込んで動かないようにしたのです。動かない後ろ足が勁力を生みます。

追伸

心意六合拳や宋氏形意拳を練習していれば、下腿勁力トライアングルに気付きそうなものです。気付いた人もいたのだろうけど、強く意識したことはなかった。名前を付けて発表したのは、フジマツただ一人です。

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by tiger-hawk | 2017-11-03 08:14 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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