動物武術の虎鷹拳院日誌

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2017年 12月 02日 ( 1 )

浮かない足のために

(石抱き発勁、手枷足枷発勁の補足です。)

*石抱き発勁も、手枷足枷発勁も、浮かない身体のためにあります。

*浮かない身体とは、浮かない手と浮かない足、ということです。これがなかなか難しい。そのために、想像上の石、想像上の手枷足枷、を用いました。

*浮かない身体とは、沈む身体のことではありません。つまり、沈墜勁や震脚のことではありません。それらと対極にある思想です。

*沈む身体とは、浮いている身体が前提条件です。身体が浮いているから、沈むことができます。もし、身体が浮いていなかったら、沈むこともできません。

*直立二足歩行とは、前肢=手が浮く、ということです。これは見たまんまで、わかりやすいですね。地面から離れてしまいますから。同時に、後肢=足も浮いてしまいます。これは見てもわかりません。

*足はどうして浮いているのか? それは地面を蹴っているからです。ウォーキングやランニングを見ると、はっきりとわかります。

*地面を蹴らないために、石を抱いてみました。足枷を嵌めてみました。

*でも、落とし穴があります。それが、膝です。

*ヒトは膝で立って、膝で歩いています。特に、現代日本人に顕著です。

*立った時、膝で全身を支えてしまいます。体重は膝に降りてきます。だから、高齢になり筋肉=大腿直筋が衰えると、変形性膝関節炎になります。

*変形性膝関節炎にならなくても、膝に体重が降りた時点で、このプロジェクトは失敗です。

*ところがヒトは、低い姿勢になろうとすると、膝を折り曲げてしまいます。この習慣を変えなければなりません。

*そのために、まず、鼠蹊部を折り曲げます。同時に尻を収めます。これを覚えます。

*直立姿勢とは、鼠蹊部が伸びきっていることです。四足歩行動物のネコやイヌでは、鼠蹊部が折れ曲がっています。(おかしな二足歩行するイヌがいますが、やはり鼠蹊部は折れ曲がったままです。)

*次に、足首が折れ曲がります。すると、体重は足首に降りてきます。石抱きも足枷も、これを狙っていたのです。

*足首が折れ曲がらない前に、膝を折り曲げてしまうと、体重は膝に降りてしまいます。

*公式太極拳で膝を壊してしまう人がたくさんいますが、それは体重を膝に降ろしてしまうからです。それが根本原因です。国民は知らないので、不幸が広がっています。ぜひ、教えてあげてください。

*膝を折り曲げる前に、鼠蹊部と足首が折れ曲がります。それが大原則です。

追伸

手枷についての補足説明は、明日やります。別段、代わり映えしませんけど。すいません

遠方からお客さんが来るらしい。「いつもブログ拝見させいいただいています」と言われたので、「いつもつまらないこと書いてすいません」と答えておいた。

自分では新理論を展開したつもりはありません。解明しただけです。むしろ、なんで今まで解明されなかったのか? それが不思議なんですが? 誰かオセーテ !

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by tiger-hawk | 2017-12-02 08:11 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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