動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:心意六合*形意( 188 )

前肢と後肢の覚醒

*以前、ある太極拳の先生が手首のスナップでロウシツヨウホを撃っていました。それを見て、なんだかなあ、とあきれていましたが、先生の面子を考えて黙っていました。

*その後、肩甲骨発勁を知りました。肩甲骨をゆるめて前後するわけです。これもびっくりしました。まさに驚天動地でした。しかも、肩甲骨をゆるめる体操もありました。肩を脱臼する危険があります。

*フジマツ、アホなんですが、手首発勁や肩甲骨発勁は想定外でした。どうやら寸勁らしいです。

*では、心意六合拳と宋氏形意拳と武式太極拳の発勁はどうしているのか?

*手首も使わず、肩甲骨も使わず、何処を使うかというと、それは直接的には、前腕筋です。

*それが心意六合拳の鷹爪というわけです。鷹爪を造るのは、前腕筋です。前腕筋で指を操作します。前腕筋で拳を、掌を造ります。

*前腕筋を支えるのが、脇腹の前鋸筋です。上腕三頭筋は使いません。

*これが龍=古代ワニ=爬虫類というわけです。爬虫類は脇腹から前肢=腕を生やします。

*心意六合拳と形意拳の「龍身」とは、脇腹の前鋸筋から腕を生やすことです。

*そのために、鉄牛耕地します。

*だから、鉄牛耕地は肩を使わないようにします。すると、前鋸筋と前腕筋が覚醒します。腕立て伏せは肩を使います。すると、前鋸筋と前腕筋は眠ったままです。

*そして、腹筋で身体全体を持ち上げるようにします。その土台は腹横筋です。これは立っていても、座っていても練習できます。

*腹を少しだけ凹ませて、腹横筋を左右横へ引っ張ります。腹直筋で体幹を立てます。

*足は下腿三頭筋が前腕筋と対応します。

*これは直立二足歩行のヒトは想像できませんが、四足歩行動物に戻ったと想定すると簡単に解ります。

*つまり、前腕筋が前肢となり、下腿三頭筋が後肢となります。

*しかし、ヒトは蹠行性(せきこうせい) なので下腿三頭筋は眠ったままです。特に現代日本人は足指が眠ったままです。

*下腿三頭筋を覚醒させるために、足指を覚醒させるために、足首が折れ曲がります。すると、足指と下腿三頭筋が直結します。

*これは面白い現象です。指と前腕筋が直結します。足指と下腿三頭筋が直結します。すると、ヒト直立二足歩行の呪いから解放されます。

*前肢と後肢が覚醒します。
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by tiger-hawk | 2017-04-22 07:31 | 心意六合*形意

弱く撃て !

*心意六合拳・単把を教えていると、どうしても肩や上腕の力を使ってしまう人がいます。

*肩と上腕の力は、姿勢勁力を殺してしまいます。

*上腕三頭筋も上腕二頭筋も使いません。

*自分の体重を浴びせると、やはり、姿勢勁力を殺してしまいます。

*肩と上腕と体重を、直接使ってはいけません。

*知るべきことは何か?

*強く撃ってはいけません。

*強く撃つためには、弱く撃たなければなりません。

*前足の踏み込みも弱くします。ドシンバタンと着地してはいけません。震脚? それは別の宇宙の話しです。後ろ足の力も、直接使ってはいけません。

*全ての力と体重は、間接的に使います。

*その中に、例外があります。

*それは前腕の筋肉です。

*前腕筋だけで撃ちます。このことを自分の身体に覚えさせます。

*自分の脳ではなく、自分の身体に染み込ませます。そのための訓練が、日々の練習となります。

*この原則は、心意六合拳と宋氏形意拳と武式太極拳に共通しています。

*前腕筋だけで撃つ。これが姿勢勁力の大原則です。

*武術をやっている人間は、強く撃ちたいと思うものです。

*それが自殺行為となります。

*強く撃つことは、死ぬことです。

*弱く撃ちなさい。

*そして、前腕筋だけで撃ちなさい。

*それが心意六合拳の鷹爪の思想です。
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by tiger-hawk | 2017-04-21 08:08 | 心意六合*形意

武器は体幹力?

*体幹を鍛えます。これを体幹力といいます。スポーツ本によくあるやつです。

*体幹が強い人ならたくさんいます。例えば虎鷹拳院ならシロクマさんもそうです。

*身長も体重も、フジマツのはるか上です。

*アホのフジマツが体当たりしたら、簡単に吹っ飛ばされてしまいます。100kgもあるし。

*だから「体当たりの心意六合拳」なんて役に立ちません。そんな心意六合拳はクソの役にも立ちません。

*いやまてよ、体当たりした瞬間に脱糞してしまうかもしれない。すると、クソの役には立つかもしれない。しかし、後始末がたいへんです。臭いし汚いし、もはや負けているし・・・やっぱり、体当たりの心意六合拳はクソです。

*身長・体重・体幹力・・・他に何か要素は無いのか? 格闘技ならば反射神経です。武術を格闘技化して反射神経の闘争にした例もあります。

*しかし、姿勢勁力としては他に要素は無いのか?

*それがあります。体幹の切れ、です。それを心意六合拳と形意拳では、龍腰と称します。

*この体幹の切れが、いわゆる技の切れを作り出します。それは、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かって体幹を絞ります。

*すると、力は中心へ向かって集約されます。中心から、ではなく、中心へ向かって集中されます。

*すると、身体は回転することなく、腰は回転することなく、力は集中されます。

*すなわち、身体が開くことはありません。合するだけです。だから、勁力が爆発することもありません。姿勢勁力とは、閉じられた勁力のことです。

*身長・体重・体幹力で下回っていても、体幹の切れで挽回できます。

*最後の武器は体幹力ではなく、体幹の切れ、です。

*宋氏形意拳の崩拳は、体幹の切れでできています。心意六合拳の単把は、体幹の切れでできています。

*ただ半身になればいいわけではありません。半身は体幹の切れで造ります。

*その体幹の切れを造るために、宋氏形意拳の熊の基本功1号と龍形基本功が存在します。特に、熊の1号が重要となります。

*それは体幹の強さではなく、体幹の切れを実現してくれます。

*これは、宋光華先生の自宅に押し掛けた晩に、私にガツンとやってくれた基本功です。

*それでたぶん、大切なものなのだと認識しました。それから今日まで続けています。

*熊の1号が、宋氏形意拳の崩拳の、五行拳の根本なのだ、と勝手に決めました。

*宋光華先生が、十二形拳は形意拳の身法を学ぶ、と言ったからです。それが、龍形基本功と熊の基本功というわけです。

*龍形基本功は、熊の基本功は、十二形拳の基本功であるばかりではなく、形意拳全体の基本功ということです。それもフジマツの独断ですけど。アハハ

*後に、熊の1号は心意六合拳・熊吊膀そのものだと理会できました。そして、心意六合拳の失敗の原因も解りました。

*それは身体が回転してしまうからです。あるいは腰が回転してしまうからです。身体の回転は、腰の回転は、身体の外側の運動となります。

*心意六合拳と形意拳の龍腰は、くねくねと動くことではありません。また、身体の外側ラインで動くことでもありません。

*龍腰は、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かう運動ラインです。それは左右二本あります。すると、体幹は集約されます。鼠蹊部へ集約されます。さらに内転筋へ向かいます。

*すると、勁力は分散されません。勁力は中心へ向かって集約されます。それは体幹の集約ということです。

*しかし、普通の人にとって熊の1号は難しいようです。それは、肩が緊張してしまうからです。腕にも力を入れてしまいます。

*そんな力は必要ないのですが、どうしても力を入れたいのが人間というわけです。

*それで熊の0号を考案しました。これは腕の動作をほとんど省いたものです。

*すると、相撲にとても近いものができました。相撲はとても合理的でした。

*ただ、熊の0号に留まっていると、打撃になりません。拳が、掌が撃てません。

*やはり、熊の1号がどうしても必要となります。せめて、虎鷹拳院に縁の有った人は、熊の1号を習得しましょう。

*熊の1号が、姿勢勁力獲得の第一歩です。
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by tiger-hawk | 2017-04-20 08:19 | 心意六合*形意

相手の足指を感じ取る

(昨日の体育館から)

*心意六合拳の鷹爪は、前腕筋の手首近くを用います。上腕三頭筋も上腕二頭筋もゆるめます。肘も肩もゆるめます。

*指の第三関節を用いず、指先の第一関節を広げます。掌全体がやや丸くなります。この時に、痛くなるまで指を広げます。すると、手首近くの前腕筋だけ用いる結果となります。指を痛いほど大きく広げると、上腕筋肉は緊張しません。

*自分で時々、鷹爪の感触を確かめます。片手に鞄を持っていても、もう片方の手で練習できます。椅子に座っていても練習できます。鉄牛耕地は、前腕筋と腹横筋だけでやる気持ちで実行します。

*この鷹爪で、相手の胴体と接触します。そしてほんの少しやさしく押してみます。すると、相手の後ろ足・足指を感じ取ることができます。これ本当です。不思議ではありません。

*相手の後ろ足・足指から勁力が出ています。これは誰でもそうです。相手が勁力を使えない人でも同じです。素人でも、一般の武術者でも同じです。勁力が出ていなくても、足指が反応します。そこで、後ろ足・足指を攻めます。もちろん、直接攻める必要はありません。臭いからね。ウフフ

*相手の胴体から、後ろ足・足指を攻めることができます。

*そこを押します。すると、相手を根っこから崩すことができるようになります。

*最初に、相手の胴体と接触する瞬間が大切です。ここで手がズレると捉えられません。コツは力を抜くことです。やさしく少しだけ押します。

*慣れて来ると、離れた所から撃つことができるようになります。相手の隙を撃ってはいけません。隙を狙って撃つ練習をしていると、上達しません。

*相手もすんなり中に入らせてくれませんから、相手に防いでもらう技を用意します。第一撃は相手に防いでもらいます。これ大切です。そこから、相手の反応に応じて技を選びます。

*その技も習った技そのものではなくてもかまいません。技を自分なりに分解して組み立てます。

*自分オリジナルのコンビネーションを作ります。でも、最初のうちは習った技、習ったコンビネーションで撃ち込みます。事前に決めておいて、迷わず撃ちます。

*迷った瞬間に打ち倒されてしまいます。ですから、事前に第一撃を決めておくことです。完全なダミー技でもいいです。避けてもらうための技です。もしも避けてくれなかったら、そのまま撃ちます。相手が後退したら追撃します。その時、浮かないように注意します。

*同時に、相手の後ろ足・足指を感じ取る練習をします。これはまた別の課題です。相手を倒すためには、中途半端な打撃では通用しません。当たったとしても、相手がさらに怒るだけです。結局はやられてしまいます。

*そのために、鷹爪を作り、やさしく押してみます。相手の後ろ足・足指を感じ取りましょう。

*これは宋氏形意拳・六合歩と心意六合拳・鶏歩で、自分の足指を感じ取る練習をします。

*自分の足首が折れ曲がると、足指が出現します。心意六合拳・鶏行歩も同じです。

@ GALLERY2 の ゴールデンウィークセールが4月14日から始まります。アホのフジマツの一押しは、KELMEのパンツです。ちゃんとイヌ科動物の足跡も付いてます。1990円、Tシャツは1590円、靴ではアホのフジマツはニューバランスがおすすめです。6990円 数量限定で4990円のがあるゾー
(どれも税込み)

@ 大英自然史博物館展は、ゴールデンウィーク前がおすすめです。ドードーのぬいぐるみが欲しいゾー あるかな?

@ サンシャインめんそーれフェスタもゴールデンウィークです。沖縄空手も来るかもね。いろいろ楽しいことがあるけど、オカネが無い。アハハ あっそうそう、5月4日には日中武術表演交流大会もありまっせ。有名な先生たちの演武が見られますよー

@ え? オメーのインチキ武術はどうした! ヘイヘイ旦那様。シロクマさんにピンポンダッシュされないように・・・シロクマさんの場合、ピンポンして出て来るまで居座ります。NHKと新聞は要らないのにー ベランダから侵入されても困るし・・・きれいなオネーサンならいいけど、100kgのガッチリお兄さんだし(体当たりしたら負ける)・・・逃げろ~
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by tiger-hawk | 2017-04-13 06:39 | 心意六合*形意

ニワトリも卵も

・・・他の人たちは、何百万円も費やして習ったけれど、ろくなものを得られなかった。センセーフジマツは、ほとんどオカネをかけずに、心意六合拳では授業料だけでなく食費も宿泊費もその他全てゼロ円で習って来た不届きものだ。

・・・でも、中国で"運"を使い果たし、日本で零落しホームレスになった。嫁さんにも見捨てられ、腎不全と心不全になり、女性にも嫌われて、このまま孤独な汚い老人で終わるだけだ。だから、ただちにその技術を私に伝授しなさい。それがフジマツに残された最後の使命なのだ。

*とシロクマさんは言います。あっそうなんですか。わかりました、旦那様。ウフフ

*確かに中国では運が良かった。でも、それ偶然だけではありません。必然的な部分もありました。

*多くの人は、有名な先生を探して習います。その結果、オカネがかかります。あるいは高いオカネをかけると、素晴らしいものが手に入ると思い込みます。

*私は最初からオカネが無かった。だから、オカネのかかりそうな先生は避けていました。最初からパスします。ここでまず、罠にはかかりません。アハハ

*結果、無名な先生に習います。宋氏形意拳の宋光華先生も、今でこそ有名ですが、当時は無名でした。趙栄昌先生は、積極的に教えてくれました。私は全く要求していません。

*上海財経大学武術コーチの陳如慶先生は、警察学校教官の張克強先生を探し出してくれました。警察学校の教官だから、フジマツからボルことはしないだろう、との判断です。張克強先生は、昔気質の男気のある人でした。結果、一円も出していません。

*上海体育学院の邱先生と奥さんも、アホのフジマツを心配して、いろいろと世話をしてくれました。(ここでも無銭飲食です。中国ではほぼ何処でも無銭飲食なんですけど。アハハ)

*フジマツがあまりにも馬鹿なので、周りに親切な中国人が集まるのです。これは助けてやらなければいけない、と考えるのです。牙の無いノラ犬みたいなものです。見捨てると死んでしまいます。中には騙そうとする人もいますが、そもそも財布にオカネがありません。利用する価値がありません。すると離れて行きます。

*自分としては計算していません。そもそも計算してもオカネがありません。いつも、行き当たりばったり、となります。全てを神の手に委ねるのです。アハハ つまり、なんにも考えていません。アホやからかんにんしてえなー 

*人の忠告に従って、失敗しなかったこともあります。忠告に従って失敗したこともあります。全ては神の思し召しなのです。アーメン、南無阿弥陀仏、アッラーフ・アクバル、なんでもいいけど。

*私は若い頃から、ある思い込みがありました。ヒトの歩き方に勁力の秘訣がある、との妄想です。この妄想は間違っていましたが、役に立ちました。(ヒトではなく動物の歩き方でした。)

*心意六合拳を始めてからしばらくして、師匠の足がおかしいことに気付きました。いつまでも、後ろ足に体重が残っているのです。体重移動が遅く、突然、足が交替します。

*後に、突然足が交替する歩法を教わりました。突然、足が入れ替わるのです。それが、吊歩でした。この吊歩の原則を鶏行歩に応用します。すると、巧くいきます。

*やがて、ニワトリの指行性一本足を理解できました。かなり時間がかかりましたけど。完全に理解したのは、病気の後、動物学に触れてからです。もちろん、以前から撃てましたが、巧く説明できませんでした。

*この関係を逆転してみると、全ての始まりはニワトリの指行性一本足となります。ここから、動物武術は始まりました。

*もしもセキショクヤケイが野生のままだったら、もしもブロイラーだったら、動物武術は生まれなかった。

*でもニワトリですから、卵も大事です。心意六合拳の虎撲も、単把も、馬形拳も、宋氏形意拳の五行拳も、十二形拳も、卵を抱くように撃ちます。胸の前に卵のような空間を造ります。卵打撃論です。アハハ ストレートな拳も卵形拳です。

*最後に、見る泥棒になることが大切です。私は宋氏形意拳の趙先輝先生の動きを見て盗みました。コピーしました。私はもっと力を抜いているので、少し違いますけど。

*心意六合拳の師匠の後ろ足を、見て盗みました。これが決定的でした。

*Nさんに教えた弓歩の虎抱頭は、上海のモスクで見て盗みました。(師匠から鶏歩の虎抱頭を習っていたので、簡単でした。)

お知らせ・・・
*半日宋氏形意拳コースを設けます。半日で、五行拳と基本功を教えます。特典サービスとして馬形拳も付けます。遠方の人、ご利用ください。りーずなぶるにやります。お得でっせ おいでやせ
とりあえず、趙先輝先生のユーチューブを参考にしてください。
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by tiger-hawk | 2017-04-08 08:18 | 心意六合*形意

鶏歩状態とは何?

*心意六合拳の師匠に、「心意六合拳は起勢から収勢まで、リラックスしてはいけない」と教わりました。

*その意味は聴かされた時、全く解りませんでした。

*もちろん、今は解ります。

*それは全身をガチガチにすることではありません。もちろん、胸と肩の力は抜きます。

*要点があります。要点だけ守ります。その要点は三つです。

*一つは前腕の筋肉による鷹爪です。

*一つは、腹横筋です。ほんの少し腹を凹ませて、左右横へ引っ張ります。

*そして最後は、ヒラメ筋から始まる下腿三頭筋の伸張性収縮です。

*この三点だけはゆるめてはいけません。他はゆるめます。上腕の筋肉もゆるめます。(腹直筋は腹横筋に連動しますので、そんなに気にしなくていいです。)

*ヒラメ筋から始まる下腿三頭筋の伸張性収縮とは、鶏歩状態のことです。

*鶏行歩とは、鶏歩の足が交替するだけです。途中は大きい鶏歩になりますけど。

*この時、空白時間を造ってはいけません。常に鶏歩状態にします。

*そのために、踵から接地して即時、足指と趾球で立ちます。即時、指行性になります。ここだけはのんびりやってはいけません。この時間を足裏時間と称します。足裏時間は短縮します。

*さて、ヒラメ筋から始まる下腿三頭筋の伸張性収縮です。これが解りにくい。

*ここが抜けていると鶏歩は死にます。ただ、低くしゃがんでいる状態となります。しゃがむ鶏歩です。そんな人が少なくありません。勁力は死に体です。(不幸なことに、そんな心意六合拳もあります。すると、沈墜勁や震脚に頼る結果となります。)

*生きている鶏歩とは、下腿三頭筋が伸張性収縮している状態です。もちろん、後ろ足ですが、鶏行歩では足が交替しますので、前足一本足状態で入ります。(ニワトリの指行性一本足です。) この前足がすぐに後ろ足になります。

*この鶏歩状態を知るために、足首が折れ曲がります。

*解りやすくするために、四つん這いで鉄牛耕地の状態になります。

*そのままどんどん体重を後ろへ下げます。足首はどんどん折れ曲がります。当然、踵は浮きます。尻は上がります。足指で支えます。ライオン体操の逆状態です。

*その時、下腿三頭筋は伸張性収縮しています。どうでしょうか? 感じますか? かなり極端にやります。

*この状態を保ちます。ゆるめてはいけません。これがリラックスしない鶏歩状態です。鶏歩では、後ろ足一本状態で下腿三頭筋を伸張性収縮させています。それを自分の体重で造ります。余計な力を加えてはいけません。

*鶏歩では、常時、戦闘状態です。

*武式太極拳では、蹠行性(せきこうせい) から指行性への移行過程があります。心意六合拳は常時、戦闘状態です。

*宋氏形意拳では、戦闘状態へスイッチが入ります。待機状態が六合歩です。六合歩も戦闘状態なのですが、待機状態でもあります。やや曖昧なところがあります。

*心意六合拳では、曖昧なところがありません。常時、戦闘状態です。常時、雷声状態です。まさに回族の気質が現れています。被抑圧民族の内に秘めた反抗の情念があります。

*これを支配民族の漢族は理解できません。だから、沈墜勁や震脚に流れたのか? それとも回族が隠したのか? 日本人の私が知るところではありません。でもおよそ、内家拳の雰囲気ではありません。内家拳? なにそれ? おいしいの? 少なくとも、内家拳の概念は漢族が造り出したことを理解できます。

*鶏歩では、常時、後ろ足にスイッチが入っています。空白の時間は許されません。左右どちらかの足は、常に下腿三頭筋が伸張性収縮しています。
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by tiger-hawk | 2017-04-02 08:00 | 心意六合*形意

合体動物の誕生

*姿勢勁力の根本は、下腿三頭筋の伸張性収縮です。でも、その原因は? 巧く説明できませんでした。

*しかし、心意六合拳と形意拳は動物武術です。そこには、動物の譬えがたくさんありました。素朴な生態論もありました。

*そこで、病気した後、動物の本を読み始めました。化石人類学の本も読みました。現人類以前のことも知るべきと考えました。そして、動物の立ち方・歩き方に気付きました。

*もっと早く気付くべきでしたが、なにせアホなのでおそ過ぎました。

*とりあえず、下腿三頭筋の伸張性収縮の原因が解りました。それは、ヒトの蹠行性から指行性への変態です。

*指行性は、足指と趾球で立って歩くことです。ネコ科、イヌ科、恐竜=鳥類、などの立ち方・歩き方です。ネコ科とイヌ科は肉球を発達させました。

*そこに、ニワトリの一本足指行性が加わります。すなわち、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩です。

*漢族の形意拳は回族の心意六合拳から派生したので、やはり、ニワトリの一本足指行性が元になっています。

*しかし、ヒトの骨格は蹠行性なので指行性に成るためには、特殊な条件が必要になります。それが、折れ曲がる足首です。

*折れ曲がる足首には、ある条件が必要となります。それが、折れ曲がる鼠蹊部です。

*折れ曲がる鼠蹊部には、ある条件が必要となります。それが、尻を収める=提肛です。

*提肛にはある条件が必要となります。それが、腹横筋の覚醒です。

*心意六合拳の鶏歩と宋氏形意拳の六合歩は指行性なのですが、撃つ瞬間はさらに足指の役割が重要となります。

*つまり、撃つ瞬間にはさらに足首が折れ曲がります。

*そのためには、体幹の条件が必要となります。分散している体幹をまとめる必要があります。

*それが心意六合拳と形意拳の、龍腰と龍身です。

*龍腰とは、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かって絞り込むことです。切り込むとも称します。それが鼠蹊部でクロスして内転筋まで達します。これで体幹が一つになります。

*龍身とは、脇腹の前鋸筋から腕を生やすことです。つまり、腕を肩から生やさないことです。だから肩の力を抜きます。(腕立て伏せは人間のやることです。鉄牛耕地は動物のやることです。)

*龍は古代ワニの化石から想像されたという、ワニ学者の説があります。すると、龍は爬虫類です。爬虫類は、脇腹から腕=前肢を生やします。

*足は、ニワトリと虎の混合、体幹は龍=爬虫類、前腕は鷹爪、という化け物ができあがります。このモンスターが動物武術=心意六合拳と形意拳の実像となります。

*もはやヒトではありません。それは合体動物というモンスターです。

(註) 指行性というと、アフリカのマラソン選手が有名ですが、ランニングはジャンプ運動なので、参考にはなりません。ウォーキングは蹠行性ですが、やはり大腿直筋のジャンプ運動です。地面を蹴る運動はジャンプ運動です。というわけで、ランニングもウォーキングも参考になりません。鶏行歩は地面を蹴らずに、足首が折れ曲がります。だから、鶏行歩は地に呪われています。
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by tiger-hawk | 2017-04-01 08:03 | 心意六合*形意

セキショクヤケイに会いたい

*合気上げと姿勢勁力が真逆だと整理できて、スッキリしているアホのフジマツです。

*これでもう、合気系武道のことを考える必要が完全に無くなりました。元々、合気上げについて興味が全く無かった。身体の浮いている人を相手にしている合気道が、気持ち悪かった。もう完全に無関係です。

*そういえば、スポーツ理論主義者も合気道者だった。スポーツ理論も合気道も要りません。メンドー臭いのはごめんです。思考停止です。

(昨日の体育館から)

*突然、知らないおじさんがやってきた。はるばる遠くからやってきた。昔、「発勁力」を本屋で見たそうです。でも買わなかった。今ならアマゾンで200円位らしいよ。改訂版出そうとしたけど、出版社に無視されたのでおしまいです。足らないところ、間違っているところもあるのですが。あの頃の自分と今の自分は全く異なるのですが。DVD出すつもりなので、買ってね。

*いろいろと話ししながら、宋氏形意拳の熊の0号を教えてみました。なかなか飲み込みが速い。センスがいい。

*後で聴いてみたら、メビウス気流法、のセミナーを受講していたそうです。肩の力が抜けていて、とても教えやすい。メビウス気流法、なかなかやります。名前しか知らないけど、素晴らしいではありませんか。(勁力は無いけど)

*肩の力が抜けているので、簡単に勁力が少しだけ出ました。いやあ、らくちんですなあー

*もちろん、足の勁力は弱いのですが、初回でこれだけできれば大したもんです。メビウス気流法様、ありがとうございました。お陰でフジマツ、苦労しません。

*彼は昔、某中国拳法道場で沈墜勁を習ったらしい。でも、私が何も要らない、と言ったらびっくりしていました。彼の形意拳も、いろいろと捻りを加えているけど、捻りも要りません。むしろ邪魔です。でもその道場は仕事の都合で一年位で止めたそうです。悪いクセが付かないうちに抜けられてよかったです。長期間いると、もう修正がたいへんです。まあ、いろいろやったら、カルチャー・ショックとか言ってました。

*彼は、形意拳の五行拳だけできればいい、と言っているので、あと一回来れば虎鷹拳院は卒業です。おめでとうございます。あとは自分で練習すればいい。

*でも、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩を習得できれば、形意拳の理解も勁力も深まると考えます。まあ、あと一回来てください。んじゃね~~

@ シロクマさんが突然、私が隠居している虎鷹庵を襲ってきました。そして、これでも読めやボケ、と本を貸してくれました。ニワトリ(人類を変えた大いなる鳥) 、アンドリュー・ロウワー 著、です。

@ この本、めっちゃ面白いです。とりあえず、ブコウスキーの酔いどれ紀行、を後回しにして読んでいます。

@ ニワトリの一本足指行性は、心意六合拳と形意拳の原点です。セキショクヤケイを虎鷹拳院のシンボルマークにしてみたい。でも、フランスの某スポーツ・メーカーに叱られるかもしれない。叱られない図案を、誰か創作してください。
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by tiger-hawk | 2017-03-31 08:46 | 心意六合*形意

やってはいけない運動

*やってはいけない運動・・・は五つあります。ウサギ跳びはやってはいけない運動の一つです。それは世間に広く認識されたようです。膝が変形して、怪我の元となります。足は強くなりません。

*もう一つは、フッキンです。腹筋と称する上体起こし運動です。でもこれは広く認識されていないようです。

*オバチャンB・・・レスリングの吉田選手はフッキンが嫌いでやらないそうです。それで腹筋が無い(弱い) 。背中の筋肉を使うらしい。

*いえいえ、腹筋が弱いスポーツ選手なんかいません。もちろん、背中の筋肉は大切ですけど。

*世間でいうところのフッキンとは、上体起こし運動のことです。でもそれは、腹筋運動ではありません。腰痛運動です。腰痛を治す運動ではありません。腰を痛めるための運動です。

*上体を起こすのは、ほんの少しでいいんです。それ以上起こすと、腹筋は働いていません。腰で起きるのです。結果、腰痛になります。

*もしも、上体起こしをやりたかったら、寝た上体をほんの少しだけ起こします。眼で腹を見ます。同時に両足を少しだけ挙げます。それで1分以上耐えてみましょう。

*オバチャンB・・・え? センセーはフッキンをやらないんですか? それでいいんですか? 人間としていかがなものでしょうか? 

*確かにくだらない人間ですが、それが何か? 若い頃、フッキンを毎日200回やっていたら、腰が痛くなりました。それ以来、やっていません。フッキンはカラダに良く無い。

*オバチャンB・・・それでは腹筋は要らないと仰るんですかあ? 人間として許されるんですかあ?

*確かに人間未満かもしれないけど・・・(涙)・・・腹筋は心意六合拳の鉄牛耕地で十分です。低くなった時、腹で身体を持ち上げます。あるいは雷声です。または排打功です。腹を殴ってもらいましょう。座ったままでも、腹横筋呼吸法で鍛えられます。

*まだ世間ではフッキンをやっているところがあるんですねえ。止めたほうがいいよ。

*やってはいけない運動の三番目は、腕立て伏せ、です。虎鷹拳院に見学に来て、私たちの鉄牛耕地を見て、腕立て伏せなら得意だあー、とガンガンやっていたオジサンがいたけど。ご愁傷さま

*腕立て伏せは、肘を使います。特に子供がやると、肘を痛める危険があります。大人がやると、肩が突出します。肩甲骨発勁のためにはいいかもしれないけど。アハハ

*関節には大きな負荷をかけないほうがいい。関節は鍛えられません。筋肉がありませんから、変形するだけです。関節が変形してもいいことは何もありません。

*鉄牛耕地は、前腕の筋肉と腹横筋だけを意識します。それだけで身体を支えます。

*腹直筋、腹斜筋、前鋸筋、小胸筋、僧帽筋、広背筋、などはついでに刺激されるので、意識しなくていいです。

*最後に、膝の屈伸による蹴り、腕の伸縮による突き、は止めましょう。どちらも関節に頼った運動です。弱い力量しか出ません。

*足は引き寄せることなく、鶏行歩の前足のように出します。そして蹴ります。くの字を倒したような感じです。

*腕の伸縮による突きは、肘と肩に頼ってしまいます。それは関節と上腕の力だけです。

*肘はゆるめます。上腕の筋肉はゆるめます。肩はゆるめます。唯一、前腕の手首近くの筋肉だけ使います。それが、心意六合拳の鷹爪です。宋氏形意拳の崩拳です。
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by tiger-hawk | 2017-03-28 13:53 | 心意六合*形意

無抵抗主義

*やっぱりトップ・ページ、あったほうがいいよね、ということでした。え? 写真、今のほうがもっとブタ化している? その通りでございます。「発勁力」の改訂版を出したかったのですが、出版社からご返事をもらえなかったので、あきらめました。その代わりなんとかDVDを出すつもりです。今年中には実現します。そしたら、第二弾として「武式太極拳DVD」を細かい解説付きで出します。オオカミジジイなんですが、ホントにやります。フジマツ生誕65周年記念です。アハハ 父親は70で死んだけど、私はもっと生きて、もっと嫌われるように努力します。嫌われフジマツの一生、でこざいます。60歳の心不全で一回死んだと思って、ウフフ。

*武式太極拳なんですが、「ギョクジョセンサ、を入れろやボケ」、とちくわさんに叱られたので、二つだけ入れてみました。(本式は四つ) これでちくわさんに気に入ってもらえると、嬉しいのですが。ちょっと不安です。次回の武式太極拳ワークショップ(無料) でやります。みなさん、来てチョーダイ ! 

*心意六合拳の鷹爪なんですが、みなさん、指の第三関節のところが陥没してしまいます。オバチャンBとモスバーガーで検討会を開いてみました。(例によってオバチャンBの財布ですけど。ごちそうさん)

*すると、原因が解りました。みなさん、指の力を使い過ぎなんです。さすが、クソ真面目な日本人、というところです。そんなに真面目にやらなくていいんです。私は不真面目なので、イイ加減にできてしまいます。いい加減、を肯定的に使うフジマツです。

*どうして指の力をそんなに使わなくていいのか? それは掌根が使えるからです。掌根が地面(床面) に付いています。これを有効活用します。掌根にもっとたくさん仕事をやってもらいます。すると、指は楽になります。すると、第三関節が陥没することはありません。

*さらにもっといいことがあります。掌根を使うと、前腕筋肉の外側に直結します。すると、前腕筋肉の外側を刺激します。すると、前腕筋肉の外側が強くなります。

*前腕筋肉の外側は、宋氏形意拳・龍形基本功で使います。心意六合拳の攻防技術で大いに使います。心意六合拳の虎撲で、単把で、全ての技で使います。ディフェンスにも使います。ここが弱いと、攻防が成り立ちません。

*これで、心意六合拳・鷹爪が解決しました。チャンチャン、お後がよろしいようで・・・(虎鷹拳院・演芸場) 

(註) なんでもっと早く教えないのか? と疑問の方もおられると思いますが、アホのフジマツは馬鹿なので、なんにも考えずにできてしまうのです。申し訳ありません。深く反省しております。ホントですよ~~

*いえ、まだもう一演目あります。

*それは、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩、宋氏形意拳の六合歩、などの根本問題です。

*ズバリ、足首の無抵抗主義、です。

*足首はすぐに降参します。足首は抵抗してはいけません。足首は長いものに巻かれるのです。権力、じゃなくて自分の体重に逆らうことをしてはいけません。全てを受け入れるのです。

*ところがみなさん、反発してしまいます。抵抗してしまいます。自分の体重を一生懸命に支えてしまいます。

*すると、足首は折れ曲がりません。むしろ、伸びてしまいます。地面を蹴ってしまいます。

*すると、足指は覚醒しません。眠ったままです。おやすみなさい。

*すると、下腿三頭筋は覚醒しません。眠ったままです。グッナイ ! 

*さあ、足指よ起きなさい ! 下腿三頭筋よ起きなさい ! 夜明けは近いのだ ! 

*というわけで、本日の演目は全て終了いたしました。またのお越しをお待ち申しております。

*あっもう一つ忘れていました。先日シロクマさんが、「なんで虎鷹拳院なんだよ。なんで龍様がいないんだよ。龍様が王様だろ。」とクレームを付けてきました。こっ怖い。

*実は、陶子鴻先代師匠の心意六合拳には、四把捶がありません。基礎套路としては、三盤落地があります。この三盤落地、めっちゃ難しいのですが、なんで基礎套路なんだよ、おかしいだろ、という話しではありません。

*もう一つ、根本套路がありましして、それが「虎鷹相闘」なんです。虎VS鷹、ですね。この虎VS鷹が、心意六合拳の根本イメージなんだそうです。(師匠の話し) そこで、虎鷹相闘から虎鷹拳院と名付けたのです。(他の心意六合拳については知りません。それぞれ正しいと考えます。心意六合拳も様々な傾向と流派がありますから。) 

*これでなんとか、シロクマさんからの追求を逃れられそうです。逃げろ~~

*でも、心意六合拳の入門套路は、やはり十大形套路の鶏形套路だと考えられます。ニワトリの指行性一本足が心意六合拳の原点です。というわけで、みんなにも鶏形套路を教えることにしました。
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by tiger-hawk | 2017-03-24 08:20 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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