動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:心意六合*形意( 232 )

なーんにも考えていない

*みなさんは武術の先生を探す時、何を考えますか? 実は私はなーんにも考えません。教えてくれればそれで満足。それだけです。でもカネが無いので、授業料が高そうな先生は避けました。有名とか無名とか、強いとか弱いとか、全く考えません。

*伝説とか神話みたいな話しは、ハッタリやウソなので無視します。まあ、その手の話は中国には掃いて捨てるほどたくさんあります。王朝の由来から流派の由来まで、アホくさ、のレベルです。

*フジマツはアホなので、なんにも考えません。心意六合拳の陶子鴻先生の本を見て、なんだか技がたくさんあって面白そう、と決めました。ところが友人の陳先生に相談したら、もう亡くなっているとのこと。

*それでお弟子さんを探してもらいました。他の系統の先生も考えたらしいのですが、フジマツが日本人=外国人なのでボラレルといけないと悩んだそうです。ところが、警察学校の教官がいました。

*警察関係ならば、ボラレルことはなかろうかと、決めたそうです。そこで、陳先生と警察学校を訪ねました。外国人立ち入り禁止地区でしたが、そんなことシラネ。

*結果的に、授業料も食費も宿泊費も払っていません。まあ、カネが無いことは見て解りますけど(笑) 。

*そして私は、技と勁力と闘い方を手に入れました。恩返ししないといけませんね。

*山西省太谷県については、私は全く無知でした。宋氏形意拳についても無知でした。なんでも宋鉄麟という達人がいたらしい。その息子が健在だということなので、行きました。

*そこで、静かな勁力の存在を知りました。もちろん、知ったところで全く撃てません。でも、龍形基本功、熊の1号・2号を教えてくれました。これは、その後しつこくやって、私の財産になりました。

*そして、心意六合拳の鶏歩と鷹抓把で、静かな姿勢勁力を発見しました。

*まあ、それだけのつまらない人生なのですが、子供のような好奇心となーんにも考えずに習ったことが幸いしました。

*習った当時は、みんな無名の先生でした。有名とか無名とか、私にとってはどうでもいいことでした。強いとか弱いとかもどうでもよかった。これは理解されないでしょうが、本当の気持ちです。

*日本に帰り、教えてみると、なかなか成功しません。みんな頑張り過ぎで、力入れ過ぎなんですが、納得してくれません。どうも力感が無いのが不満みたいです。実は、力感を求めると失敗します。それが姿勢勁力の特徴の一つです。

*日曜日、ある人が教えてくれというので、みっちり3時間教えたのですが、自分の本門があるそうでした。それなら最初から言ってくれればいいのに。1時間位で切り上げたのに(笑) 。疲れただけで終わりました。

*虎抱頭見せてあげたら、「それも沈墜勁でしょ」と馬鹿にされました。あんな侮辱は◯◯以来です。プププ でも、正体見せてくれて良かったです。「もう来ないよね」と念を押しておきました。

*フワフワ浮いているので、撃つことはできません。どうして浮いていると言われるのかも、理解できないと思います。それでいいです。自分の本門がんばってくださいね。もう来ないよね。プププ

以上、なーんにも考えていないアホのフジマツがお送りしました。
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by tiger-hawk | 2016-04-25 05:05 | 心意六合*形意

いい加減な鷹爪からスタート

*姿勢勁力の失敗は、ほとんどの場合、力の加減の失敗です。多くの人は、1から10の力があるとすると、10の力を使ってしまう。それで失敗します。それが渾身拳だと思い込んでいる。そこには渾身拳はありません。渾身拳に渾身の力は要りません。

*10の力があるとしても、半分の5の力で十分なのです。私の感覚では3の力で十分です。

*武術の才能がある人とは、力の加減ができる人のことです。

*私の場合、武術の才能なんて持ち合わせていないので、力の加減ができませんでした。生まれつきのアホです。アホだからって、フジマツを馬鹿にするなあー あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !  

*それで、0の力からスタートしました。それが、私の宋氏形意拳・ふにゃふにゃ崩拳の由来です。

*初期のふにゃふにゃ崩拳はひどいもので、小学一年生も倒せません。それでも続けました。

*その後、ふにゃふにゃ崩拳は、熊の1号と2号の融合により、完成しました。

*これを私は心意六合拳にも適用させました。だから、私の心意六合拳は、0の力から始まりました。

*これが師匠の激怒を買いました。ボロクソに言われました。でも、それが才能の無い私の方法だったのです。他に方法が無かったのです。

*後に、心意六合拳の鷹爪ができるようになり、力の加減ができるようになりました。

*鷹爪とは、前腕の筋肉だけを用いて、上腕と肩の力を抜くことです。上腕の筋肉は用いません。これで肘にも力が入りません。すると、肩にも力が入りません。

*0の力からのスタートは、万人向きではありません。それは才能の欠落した私の独自な方法です。あまり効率が良くありません。

*やはり、鷹爪からのスタートがいいと思います。すなわち、前腕の筋肉を用いて、上腕の筋肉は用いない、という方法です。

*鉄牛耕地も、前腕の筋肉を用いて、上腕と肩の力を用いない方法をおすすめします。上腕と肩の力を使ってしまうと、腕立て伏せになってしまいます。

*実際には、上腕三頭筋も刺激します。それで上腕三頭筋も太くなります。しかし、上腕二頭筋は全く刺激されません。大胸筋も全く刺激されません。

*鷹爪を教えてみると、手首を曲げてしまう人がいます。これも原因は力の使い過ぎなのです。ここでも、力の加減が要求されます。そんなに力は要らないのです。

*真面目な人には、これが理解できません。

*心意六合拳の鶏行歩も、そんなに力が要りません。なにしろ、地面を蹴らないのですから。真面目な人には、これも理解できません。なんでも一生懸命にやってしまいます。

*私は武術の才能が欠落していましたが、不真面目なのが幸いしました。あまり一生懸命にはやりません。プププ だから、鶏行歩もオカマ歩きにしてしまいました。(オカマさんを馬鹿にしているわけではありません。誤解されませんように。) 

*鷹爪の練習では、肘が固まっていないかどうか、を指標としてください。肘が硬くなれば肩も硬くなっています。あくまで、前腕だけ用いるようにします。

*鷹爪ができないと、鉄牛耕地も腕立て伏せになってしまいます。鉄牛耕地もできません。

*動物武術は、鷹爪からスタートさせてください。

*それと心意六合拳の鶏歩です。鶏歩も地面を蹴らないので、そんなに力は要らないのです。むしろ、力は抜きます。

*これも真面目な人には理解できません。一生懸命に立ってしまいます。結果として地面を蹴ってしまいます。すると、足首は伸びてしまいます。結果として、下腿三頭筋は死にます。

*真面目な人は、いい加減にやるのがコツです。もちろん、私のように不真面目になってはいけませんが。(私は人格的欠陥があるので、良い子は真似してはいけません。) 

*前腕の筋肉だけで、上腕の筋肉を用いない、いい加減な鷹爪からスタートしましょう。
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by tiger-hawk | 2016-04-23 05:48 | 心意六合*形意

鉄牛耕地には鷹爪と腹横筋と指行性が

*どうして腕立て伏せは、腕立て伏せになってしまうのだろうか? どうして、肩甲骨が出て、腹が落ちて、腰が現れてしまうのだろうか?

*どうして鉄牛耕地ができないのだろうか?

*それは、鉄牛耕地はそれだけでは成立しないからです。

*腕立て伏せは腕立て伏せで完結します。しかし、鉄牛耕地には他の要素が大切です。

*肩甲骨が出てしまうのは、肩で身体を支えているからです。

*身体はまず、前腕の筋肉で支えます。すなわち、心意六合拳の鷹爪が必要となります。鷹爪の練習が欠かせません。(打撃の瞬間、相手の身体を前腕の筋肉=鷹爪で支えます。だから、寄りかかり発勁は禁止です。)

*腹が落ちて腰が現れてしまうのは、腹=腹横筋が抜けてしまうからです。つまり、体幹が崩壊しています。

*体幹を統一するためには、宋氏形意拳の龍形基本功が必要となります。龍形基本功により、肩と脇腹と尻が平になります。そして同時に動きます。肩が突出することはありません。

*腹横筋が働くためには、宋氏形意拳の熊の1号が必要となります。

*鉄牛耕地には、心意六合拳の鷹爪、宋氏形意拳の龍形基本功、熊の1号、が必要となります。

*腕立て伏せにはそれらがありません。腕立て伏せは、永遠に腕立て伏せなのです。

*鉄牛耕地は、それだけを練習してはいけません。心意六合拳の鶏歩と弓歩が必要です。その足指と趾球と足首と下腿三頭筋による指行性が必要となります。

*それらの要素が全て合わさった時、鉄牛耕地は成立します。すると、心意六合拳の単把の、宋氏形意拳の崩拳の基礎となります。
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by tiger-hawk | 2016-04-22 05:05 | 心意六合*形意

空中浮遊する人

*心意六合拳と宋氏形意拳の勁力失敗の原因は、その多くが、力の入れ過ぎ、です。力を入れ過ぎて、制御不能に陥ります。自分で自分の首を締めています。自殺行為なんですが、本人は全く気付きません。なにしろ、力を入れ過ぎていることに気がつきません。

*私も昔はガチガチで、肩も緊張していました。そこで、長拳基本功を見直してみました。とにかく、身体を伸び伸びとさせてみました。するとかなり効果がありました。

*そこからさらに、宋氏形意拳の五行拳で徹底的に力を抜いてみました。勁力よりもまずは、力抜きを徹底させました。この力とは、肩の力、胸の力、腰の力、太もも表=大腿直筋の力、などです。

*その上で心意六合拳を学びました。これが幸いしたようです。

*虎鷹拳院でもガチガチの人がいます。そこで、長拳基本功を少し取り入れてみようかと思いました。ところが、「それは心意六合拳ですか ! 」と強く反発されてしまいました。そこで、私はすぐにあきらめました。(あきらめの早いのが、私の悪い性格です。) 

*ふにゃふにゃ体操も見せてみたのですが、やる気ありません。これもあきらめました。武術の形以外は、やる気ないようです。

*長拳基本功の翻腰などは、心意六合拳と宋氏形意拳の鷂形拳に直接役に立つのですが、理解は難しいようです。肩の力を抜くのにも、いいと思うのですけど。

*そうした人は、やる気あります。とにかく真面目なんです。求道者です。私は不真面目なので、求道者でもないので、別に武術の形にこだわりはありません。がんばる気もありません。楽しければそれでいいんです。(下腿三頭筋に体重が降りれば、勁力が出ます。勁力が出れば楽しくなります。)

*姿勢の勁力も、先生に教わったものではありません。そもそも、姿勢の勁力なんて言葉は、存在していません。でも、偶然と必然により、姿勢の勁力に辿り着きました。

*ともかく、力の入れ過ぎは、姿勢勁力の邪魔をします。特に、下腿三頭筋に体重が降りてくれません。その途中で、体重を吸収してしまいます。最大の問題は、肩の緊張です。そして、上腕の緊張、腰の緊張、太ももの緊張、などです。

*肩で腕立て伏せする人も、力の入れ過ぎです。肩甲骨が緊張しています。肩甲骨発勁も、実は肩甲骨を緊張させて成立します。これはクセなので、本人は自覚できません。

*結果・・・フワフワと浮いています。私から見ると、空中浮遊です。本人はガッシリと落ち着いているつもりなんですが。

*これからも、根気よく、力の入れ過ぎを是正していくつもりです。なかなか理解してくれないのですけど・・・涙・・・
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by tiger-hawk | 2016-04-17 05:49 | 心意六合*形意

腕力ではなく体幹力

少なくとも今まで経験した打撃が高威力になったもの、延長線上にあるものと思っていました。受けてみると、今まで経験したことのないものでしたが。

*という感想をいただきました。感想ありがとうございます。

*これは、肩の力、胸の力、上腕の力を抜くとできます。大胸筋はもちろん、上腕三頭筋も上腕二頭筋も使いません。

*でも、これだけでは説明不足となります。

*もちろん、使う筋肉もあります。気で撃つわけではありませんから。

*前腕の筋肉を使います。鷹爪のことです。前鋸筋、腹横筋も使います。さらに、腹直筋と腹斜筋も使います。そして、背中の僧帽筋も使います。

*これは何を意味するかというと、宋氏形意拳の龍形基本功の体幹のことです。

*そして、これらの筋肉を覚醒させるために、心意六合拳の鉄牛耕地を実行します。

*つまり、腕力に頼ることなく、体幹力を造ります。

*体幹力が基礎となります。(解りやすくするために、足についてはここでは触れていません。)

*上腕三頭筋については、撃つ時には使いませんが、撃った直後には使います。つまり、相手の身体からの反動の衝撃に耐えるために使います。上腕三頭筋も鉄牛耕地で造ることができます。

*上腕二頭筋は打撃には使いません。打撃に上腕二頭筋を使うとブレーキになってしまいます。

*上腕二頭筋は、相手をつかんで引き寄せる時に使います。ですから、柔道や相撲には大切です。

*心意六合拳では、出した手を空で戻してはいけない、と教えます。出した手は、相手の衣服や皮膚や頭髪をつかんで戻します。頭髪の無い人の場合は、耳です。

*でも多用はしません。つかみには頼りません。心意六合拳にも投げがありますが、つかんで投げるというよりも、相手のバランスを崩して倒します。どちらかというと、タックルに近いものです。

*それらの投げは、猴形と燕形にあります。熊形にもあります。私はなぜか、一回で習得してしまいました。まあ、先生も一回しか教えてくれませんでしたけど。

*さて、腕力ではなく体幹力ということは、拳は射出するものではなく、体幹を構成するものとなります。

*腕は体幹の一部となります。これが、心意六合拳の単把、宋氏形意拳の崩拳の基礎構造となります。

*射出しない拳は、心意六合拳と宋氏形意拳の馬形拳となります。

*心意六合拳の熊吊膀は、肩を当てますが、肩を使いません。中には肩を使う=肩を出す中国人先生もいますが、大間違いです。効果的な打撃にはならず、肩を脱臼する危険性があります。

*前腕の筋肉は前鋸筋と直結させます。前腕の筋肉と前鋸筋が繋がっているわけではありません。そのような姿勢を造るわけです。それが、龍形基本功というわけです。心意六合拳の虎撲というわけです。

*それを腹で支えます。腹横筋です。さらに、腹直筋と腹斜筋で補助します。背中からは僧帽筋で支えます。

*これらは、基本功の練習の結果です。結果的に筋肉の使い分けができます。いわゆる筋トレでは難しいと思います。筋トレやったことがないので、なんとも言えませんが。(すいません) 

*腕力に頼らず体幹力というわけで、厳密にいうと、動物武術に突きはありません。今まで突きという言葉も使いましたが、誤解を招いたかもしれません。

*体幹という言葉も、世間一般の体幹とズレているかもしれません。体幹トレーニングの本を読んだことないので、なんとも言えませんが。言葉だけ借りてきました。申し訳ありません。

*体幹力と折れ曲がる足首=下腿三頭筋を使うと、腕力に頼らずに、突きにはならない打撃ができるようになります。
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by tiger-hawk | 2016-04-16 05:59 | 心意六合*形意

見ても解らないことは幸い

*手梢子やることにしました、体育館で。やりたい人だけ。やりたくない人はやらないでいいです。その辺りはいい加減なフジマツです。

*やりたい人は手梢子を用意してください。といっても市販されていないので、ヌンチャクで代用できます。ヌンチャクよりも少し短いのですが、さらに片方が一握りほど短くなっています。これで自分の手に当たることがありません。

*というわけで、ヌンチャクよりも簡単です。ダブルなので、これを二本用意します。自分で購入してください。私はお金ないので、よろしく。

*サイズは私の手梢子を参考にしてください。師匠からいただいたものです。長い棒は約30cm、短い棒は約25cmです。短い棒はもう少し短くてもいいか、と思います。中間の鎖の部分は約7cmです。これは鉄工所に友達でもいないと無理ですね。

*手梢子は梢子棍のミニサイズです。手梢子が回族心意六合拳独自の武器かどうか、は私は確信ありません。少なくとも見たことはありません。たぶん、他の流派には無い? と思います。違っていたらごめんなさい。

*回族はヒカリモノの所持を禁止されていたそうです。そのために、刀剣類の技法がありません。これは、漢族が回族の反乱を恐れたためです。特にイスラーム神秘主義教団が凄まじく弾圧されました。

*イスラームは偶像崇拝を否定したので、神秘主義的傾向になるかと愚考します。神との直接対話です。仏教やキリスト教にも偶像崇拝は無かったはずですが、後世に偶像ができました。目に見えるものが無いと、人間は不安になるのですね。となると、日本はアイドル教ですかね。プププ)

*回族は中国の被抑圧民族です。差別と虐殺の歴史が続いています。中国共産党は、民族差別は無いとの立場ですが、凄まじい虐殺と民族浄化が続いています。それは、内モンゴル、チベット、ウイグルの歴史に明らかです。(実はウイグル民族というのは存在していません。トルコ系民族です。) 

*回族心意六合拳を代表する武器は、大きな二節棍です。それも刀剣類を禁止されたことの反映です。でも二節棍を携帯することは難しいので、手梢子ができたと考えられます。

*二節棍を体育館で練習したら、床がボコボコになり大問題です。手梢子ならばそんなことも無いので、お手軽ですね。

*これはもちろん、勁力とか関係ありません。誰でもできます。

*ところで、姿勢勁力の存在証明はやりません。どうしても見たい人は、見学に来てください。やさしく押してみます。最初から否定する人には、来ても見せません。

*回族の陳先生に、四把捶の意味を尋ねたら、「初対面の君にそんなことは教えられない。爆弾の造り方を教えるようなものだから。」と冷たく言われました。その時は内心反発しましたが、今はよく解ります。

*姿勢勁力は爆発はしないのですが、危険なことは間違いありません。それは、私が木の葉になることですから。見ても解らないことは幸いです。
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by tiger-hawk | 2016-04-15 06:49 | 心意六合*形意

手梢子で遊んでみた

一度、氷の上を鶏行歩でスタスタ歩く動画を撮ってみてもらえますでしょうか?

体重移動がなく、地面を蹴らないのであれば、まったく滑ることはないはずだからです。

*というコメントがありました。言葉足らずで不愉快にさせてしまったみたいで、申し訳ありません。

*体重移動しないで撃つというのは、心意六合拳の鶏歩で、そのままで撃つということです。あるいは、弓歩そのままで、または宋氏形意拳の六合歩そのままで、撃つということです。その時、地面は蹴りません。例えば、半馬歩から弓歩になるという過程運動がありません。

*つまり、定歩を基準としています。その定歩とは、後ろ足の下腿三頭筋に体重を積載した状態です。これが、後ろ足の大腿直筋に移動してしまうと、撃てなくなります。(拳を射出すれば撃てますけど。拳の射出運動は使いません。それでは腕力になってしまうからです。)

*で、歩く時は、左右の足が交替すると考えます。その一つは、抜き足差し足の泥棒歩きです。しかし、この場合は、大腿直筋で歩くので採用できません。

*そこで参考になるのが、ニワトリの一本足時間です。ニワトリがゆっくり歩く時、一旦、一本足になります。そのまましばらく止まってから、ゆっくり足を降ろします。ツルもそのように歩きます。食べ物を探しているのだろう、と思いますけど。

*そこから、歩くとは、鶏行歩とは、一本足が連続すると考えます。一本足が主体となります。この一本足も、下腿三頭筋に体重が積載されています。この一本足は指行性です。鳥類は指行性ですから。

*そのために、足首は折れ曲がります。ヒトの場合は結果として、指行性になります。

*さて、地面を蹴るとはランニング、あるいはウォーキングを基準としています。ランニングが典型的なのですが、後ろ足は弓歩状態になります。足首は伸びています。これは、地面を蹴った結果として弓歩状態になった、と考えています。これを弓歩運動と考えます。

*姿勢の勁力の場合、弓歩運動は用いません。弓歩となったその状態から撃ちます。その足首は折れ曲がっています。

*なお、摩擦が全く無い状態だと、指行性一本足で立つことも困難になります。となると、連続する一本足=鶏行歩も無理だろうなあと考えます。(シロクマ君は四足歩行だから歩けるのでしょう。) 答えになってない、とまた不愉快になられたら、申し訳ありません。もし興味があったら、体育館に遊びにおいでください。

*ところで、土曜日に手梢子を習いたいという人が来るらしい。そこで、久しぶりに手梢子で遊んでみました。

*まず、簡単な技を、と思い、熊形大劈を手梢子にしてみました。これは、最後に手梢子を自分に引きつけます。二節根の要領です。これで自分に当たらなくなります。

*それから、鷂子翻身で手梢子をやってみました。これは以前、師匠から習った技を元にしています。ちょっと二節根の技が入っています。二節根だと旋風脚風にやります。鷂子翻身だと、長拳の翻腰みたいなので、最初は頭がクラクラします。慣れてくれば大丈夫。

*最後に、鞭杆の技と二節根の技を合体させてみました。それを手梢子用にアレンジしてみました。これはなかなか面白い技です。なんとなくできてしまいました。実にいい加減、なんですが、怖い技ができました。こんな奴がいたら、絶対に近寄りません。プププ

*なお、手梢子は、梢子棍のミニサイズです。ヌンチャクで代用できますが、片方の棒は短くなっています。一握り短くします。それがダブルなので、二本用意します。ヌンチャクよりも簡単かと思います。
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by tiger-hawk | 2016-04-14 06:00 | 心意六合*形意

幻想は肉体となる

*心意六合拳はイスラームを信仰する回族から生まれた武術なので、漢族の儒教思想が存在していませんでした。心意六合拳には素朴な動物生態論しかありませんでした。

*漢族の伝統武術は、その理論の多くを儒教から借りてきました。そもそも中国には自然科学が存在していなかったので、科学と呼べるものは陰陽五行説や太極図説などの儒教思想だけでした。

*ところが、儒教は宗教です。それも国家権力の宗教です。自然科学とは無縁です。そこで私は儒教批判を企てました。しかし、モンゴル世界帝国を杉山正明から学ぶうちに、それも必要なくなりました。杉山正明の著作により中華思想=華夷思想を克服できました。(日本では、中国の仏教と道教が過大評価されていますが、中国社会への影響力はそれほどありませんでした。儒教が最大最強です。)

*そうなると、必要なのは、儒教外しだけでした。それと自然科学の動物学です。動物武術は動物の生態に基づいているからです。それが指行性勁力(動物武術) と蹠行性勁力(ヒト武術) の解明に繋がりました。

*回族はモンゴル世界帝国の形成によって、中国に成立しました。したがって、イラン系のイスラーム神秘主義教団も含まれます。皮肉にも、儒教の宋学=朱子学を中国に確立したのは、いわゆる元朝です。となると、太極思想も元朝から、となります。

*宋氏形意拳も漢族の形意拳なので、儒教思想に犯されていました。そこで、それらを外して、基本功だけに注目しました。怪しい内経論もありましたが、無視しました。清朝の四庫全書の中から発見されたと聴かされたので、怪しさ100倍でした。

*宋氏形意拳の十二形拳には、それぞれ基本功があります。猴形基本功や鷂形基本功などもありますが、あまり普遍的ではありません。例えば、猴形基本功は猴形拳のためにあります。その中で、龍形基本功と熊の1号・2号だけが普遍的内容を備えていると判断しました。もちろん、直感です。

*熊の1号は、心意六合拳の熊吊膀と本質的に同じでした。熊の1号は、体幹の縦の絞りを表現しています。熊の2号は、体幹の横の絞りを表現しています。縦の絞りと横の絞りを合わせて、体幹を立体的に絞ります。(実は、熊の1号に横の絞りも含まれています。しかし、より明確にするには熊の2号が必要です。)

*龍形基本功は、体幹の成立を表現しています。体幹とは、尻と脇腹と肩の一致したものです。そこには、捻りはありません。つまり、腰の動きが存在していません。腰の動きは体幹を分裂させます。腰の動きを消すことが、提肛(尻を収める) に繋がります。

*龍形基本功で成立した体幹は、熊の1号と2号により、絞られます。それによって、動物武術の体幹が現れます。

*ここから、心意六合拳の全ての技が生まれます。宋氏形意拳の崩拳(五行拳) と十二形拳が生まれます。なぜなら、体幹の絞りは呼吸法でもあるからです。

*この作業は、宋氏形意拳と心意六合拳を学習したフジマツによって成されました。中国では、漢族のド田舎太谷県の宋氏形意拳と回族の心意六合拳を学ぶことはあり得ません。外国人=日本人のフジマツだからできたことです。偶然でしたが、世界で初めての試みでした。

*これにより、動物武術の静かな姿勢の勁力が解明されました。それはフジマツの妄想なのか? それとも現実なのか? 私は幻想=意識であり肉体だと捉えています。

*それを信じる必要は全くありません。でも、興味を持ったら自分の身体と意識を改造することです。幻想は肉体となります。そしてやがて肉体は滅びます。人生元是一夢場(宮崎滔天) 
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by tiger-hawk | 2016-04-12 05:22 | 心意六合*形意

キャタピラとロープ

*下腿三頭筋に体重を降ろすと、姿勢の勁力が発生します。これが、心意六合拳の鶏歩・弓歩と宋氏形意拳の六合歩の本質です。

*ところが、これには意識改革が必要となります。それは、太もも表=大腿直筋の問題です。なぜなら、ヒトは大腿直筋で直立二足歩行を確立したからです。

*類人猿は現在四種とされていますが、太古のアフリカには様々な類人猿がいました。その中から様々な初期人類=猿人が生まれました。

*初期人類と類人猿の区別は難しいのですが、常時の直立二足歩行がヒトとされています。ややこしいのですが、チンパンジーも時には直立二足歩行します。南米のオマキザルは数キロも直立二足歩行するそうです。

*化石人類学では、ヒトとサルの違いを足では大腿骨で区別するそうです。大腿骨が真っ直ぐならば、常時の直立二足歩行と見なされます。

*ヒトとなった類人猿は、大腿骨を真っ直ぐにして、大腿直筋を大きくして、常時の直立二足歩行を確立したそうです。

*そのために、大腿直筋が主、下腿三頭筋が副、という関係ができました。それでも、歩幅が大きいと下腿三頭筋も活躍できます。

*歩幅が大きいと、足首は折れ曲がり、足指が使えるようになります。しかし、現代日本人は歩幅が小さくなっています。そのために、足首は硬直し、足指は退化しつつあります。

*心意六合拳の鶏撲食などは極端に大きい歩幅で練習します。それは、足首が折れ曲がり、下腿三頭筋の負荷が増し、足指が使えるようにするという目的があります。

*しかし地面を蹴ってしまうと、その効果は無くなります。地面を蹴るというのは、ジャンプするということです。だから、ランニングは連続するジャンプでできています。

*太極拳や形意拳・心意六合拳などがフワフワと浮いてしまうのも、地面を蹴る=ジャンプするからという原因です。浮いてしまうので、沈むために、沈墜勁や十字勁や震脚を導入したわけです。

*しかし、根本的な解決法があります。それは、地面を蹴らなければいいわけです。それはベルコンベアーに乗って移動します。つまり、戦車のキャタピラを身体に造ります。そうなると、上下動が無くなります。それが、心意六合拳の鶏行歩です。

*足のキャタピラの上には荷物=コンテナが積載されます。荷物とは体幹のことです。しかし、体幹を遊ばすと荷崩れを起こします。そのために、体幹は絞られます。

*肩と胸は使わないので、前鋸筋から鼠蹊部へ向かって絞られます。トラックの荷物をロープで縛るようなものです。そのロープとは主に腹横筋と前鋸筋です。腹斜筋と腹直筋もロープとなります。

*足はキャタピラとなり、荷物の体幹はロープの腹横筋と前鋸筋で絞られます。

*体重は下腿三頭筋に積載されます。そのまま歩くために、下腿三頭筋が主となります。そのために、足首は折れ曲がります。

*足首が伸びてしまうと、下腿三頭筋は空っぽとなります。そんな心意六合拳の鶏歩もあります。そうなると、体重は大腿直筋に移動してしまいます。この体重移動は阻止します。

*足首は折れ曲がり、歩幅は大きくなります。そうなると、下腿三頭筋だけでは足りなくなります。そこで、太もも裏=大腿二頭筋も動員されます。足指と趾球ー足首ー下腿三頭筋ー大腿二頭筋というラインができます。これが、心意六合拳の弓歩の構造です。

*キャタピラなので、勁力が途切れることはありません。いいかえると、発勁動作がありません。必要が無くなります。

*足のキャタピラだけでなく、荷物=体幹を絞るロープを用意します。それが、腹横筋と前鋸筋です。
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by tiger-hawk | 2016-04-10 05:59 | 心意六合*形意

体幹と歩き方

*体幹は何処から始まるのか? 世間一般ではどうなっているのか? アホのフジマツは知りません。で、勝手に決めると、動物武術の心意六合拳と宋氏形意拳では、体幹は肛門から始まります。つまり尻からが体幹です。

*尻の反対側が鼠蹊部です。尻と鼠蹊部は表裏一体です。鼠蹊部は折り曲げられます。すると、尻を出してしまう人がいます。そこで、尻は腹横筋で持ち上げられます。そうして、尻は収まります。これを提肛と称します。

*ここが動物武術世界の始まりです。尻から世界は始まります。

*尻の上に輪切りにした体幹部品を載せていきます。最初は腹横筋です。それから脇腹の前鋸筋です。そして、小胸筋です。

*この構造を、腹斜筋で補強します。真ん中に柱を立てます。腹直筋です。背後から僧帽筋で補強します。これで全てです。

*これを絞ります。脇腹の前鋸筋から反対側の鼠蹊部へ向かって、絞ります。これを体幹の絞りと称します。

*いわゆる半身とは、体幹の絞りということです。絞りは両脇腹から、つまり両方向から実行されます。

*肩と胸=大胸筋は使いません。したがって、肩と胸=大胸筋は体幹に含まれません。では何処へ行ったのかというと、もやもやと霧に包まれています。はっきりと認識できません。

*では、腕は何処から生えているのか? 腕は脇腹の前鋸筋から生えています。これが、龍= ワニ=爬虫類の身体です。ですから、龍腰・龍身と称します。トカゲみたいなものです。

*そして、前鋸筋と前腕が直結されます。これが、鷹爪の拳理です。腕は前鋸筋から生えているので、拳・掌は前鋸筋と直結されます。というわけで、全ての技は前腕で撃つ、ということになります。蹴りならば、足首と下腿三頭筋で蹴ります。

*四足歩行と考えると、前腕の筋肉と下腿三頭筋は同じものです。

*しかし、ヒトは二足歩行なので、同じ二足歩行のニワトリ=鳥類=恐竜を参考にします。それが、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩です。

*ヒトは蹠行性ですが、ニワトリ=鳥類は指行性です。ネコ科の虎も指行性です。したがって、動物武術は指行性となります。実際には踵がありますので、半指行性ですけど。

*これが動物武術の体幹と歩き方となります。
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by tiger-hawk | 2016-04-09 05:58 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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