動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:心意六合*形意( 180 )

前足一本足鶏行歩

*最近、心意六合拳・鶏行歩を前足一本足スタイルに変えました。

*これ、独自のルールがあります。隠れ指行性で前足一本足になります。その時に約2秒間静止します。これで完全に「勢い」が無くなります。

*かなりニワトリに変態できたと考えます。

*これで光が丘公園の林の中を鶏行歩しました。枯れ葉と土の上です。20分間で心が折れました。どうもすいません。根性ありません。

*でもめげずにそれからも続けました。

*すると思わぬ副作用がありました。

*心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩が少し楽になりました。

*心意六合拳・十大形套路でかなり余裕が出ました。

*単虎抱頭と鷹抓把が楽に撃てました。

*これは想定外でしたが、嬉しい誤算です。

*そういえば、鉄牛耕地を一本足に変えました。すると、前鋸筋が発達しました。体幹の形が変化しました。腹横筋・腹直筋・腹斜筋も太くなってきました。

*sさん曰く、ドラムカンだそうです。褒められたのか? なんだか解りませんが、打撃に余裕ができました。心意六合拳と宋氏形意拳(宋式心意拳) 、一本足がカギのようです。

<動物武術の訓練予定>・・・ぬるい練習ですが、遊びにおいでください。予約は要りません。
1月5日(木) 13時~平和台体育館
1月7日(土) 19時~開進第一中学校体育館
1月9日(月) 12時30分~平和台体育館
1月11日(水) 19時~開進第一中学校体育館

@ 極力、勢いを殺すこと・・・これが姿勢勁力の要領です。宋氏形意拳・熊の基本功1号も勢いを殺します。心意六合拳・熊吊膀も勢いを殺します。勢いを殺すことによって、姿勢勁力は強化されます。勢いがあると、勁力として利用できる体重が減ってしまいます。

@ 勢いを殺すのが、前足一本足鶏行歩です。これにより、全ての心意六合拳の技が構成されます。宋氏形意拳も同様です。
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by tiger-hawk | 2017-01-05 07:40 | 心意六合*形意

鷹へ虎へ変態します ! 

*あけましておめでとうございます。

*今年もつぶれている虎鷹拳院とインチキ・フジマツは、ニワトリヘの変態から始めます。

*そして、鷹へ虎へ変態いたします。

*心意六合拳と宋氏形意拳は、ニワトリの指行性一本足が原点です。

*それは、心意六合拳・鶏行歩の前足一本足にはっきりと表現されます。

*その時、体重が一本足の足首と足指に降りてきます。

*それは、ニワトリがゆっくりと歩く姿を見るとはっきりと解ります。体重は一本足の足首と足指に支えられています。

*ところが、これをヒトが真似しようとしてもなかなか難しいようです。

*それはヒトが指行性ではなく蹠行性(せきこうせい) というばかりではなく、体幹が直立しているため重心が高いからです。

*恐竜=鳥類は体幹が直立していないので、ヒトと比較すると重心がかなり低くなっています。

*類人猿は樹木から降りて直立二足歩行を始めた時、太ももの大腿直筋で地面を蹴って進みました。

*そのために、どんなに体重を降ろしても大腿直筋止まりです。

*それが武術の基礎といわれる馬歩に表現されています。

*では、なにが必要なのか? それが、足首の折りたたみです。足首のおりたたみによって指行性に近づきます。

*また、それによって下腿三頭筋が覚醒します。すると、体重が足首と足指に降りてきます。

*そして鼠蹊部の折りたたみによって、膝への体重集中が避けられます。

*鼠蹊部の折りたたみは、同時に尻を収めます。それがいわゆる提肛です。それは肛門の位置を操作するのではなく、また尻や腰を操作するのではなく、腹横筋で下腹部を持ち上げます。腹で操作します。

*それが心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩に表現されます。それが静かな姿勢勁力となります。

*すると、動的勁力の呪縛から解放されます。沈墜勁・十字勁・纏絲勁・震脚などから解放されます。自由になります。

*武式太極拳の弓歩にも姿勢勁力が隠されています。それは隠れ指行性と、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮です。

<正月特訓>
キチガイ水は飲まず、テレビは捨てて、動物武術しましょう。
1月2日(月) 12時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
<稽古初め>
1月4日(水) 19時~開進第一中学校体育館
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by tiger-hawk | 2017-01-01 07:28 | 心意六合*形意

ニワトリに変態しよう !

*来年はトリ年です。というわけで・・・ニワトリに変態しよう! キャンペーンを開始します。

*え? オメーのインチキブログ、見ている奴なんてイネーヨ ! そうなんですか? まあ、なにをやっても否定されるので、どうでもいいんですけど。あーきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !

 
*心意六合拳はニワトリの指行性一本足歩行に学びました。というわけで、心意六合拳の鶏行歩を前足一本足歩行にしてみます。鶏歩は後ろ足裏側立ち、なんですけど。

*前足一本足だと、浮いているか浮いていないかがはっきり自覚できます。その後の踏み出しでも、浮いているとすぐに解ります。

*大きい鶏歩で止まる鶏行歩、を教えてみたのですが、あまり効果はありませんでした。どうもすいません。

*そこで、一気にニワトリに変態してみたいと考えています。私も短気なんで、このほうがいいかな、と考えました。これからは、前足一本足鶏行歩です。

*そのまま、前足一本足の技に移行します。心意六合拳の馬形鑽拳です。

*虎鷹拳院に来る人、なかなか練習しないので、やりにくいのですけど。私は先生に指示されると、止まれといわれるまで30分でも一時間でも一つの技を練習していました。

*とにかく先生の指示が絶対でした。でも、日本人はすぐに止めてしまいます。あっ違う、とか言い出してごまかします。私がやらないとやりません。幼稚園レベルです。

*上海では、6時から18時まで、一つの技だけを練習した時期もあります。その間、先生はお茶飲んだり新聞見たり、来客の相手をしたり、出かけたり、消えたり、していました。

*そもそも発勁の方法なんて教わったことありません。宋氏形意拳では、基本功を頼りに、歩くのをあきらめてひたすら六合歩の定歩で五行拳を撃っていました。

*心意六合拳では、師匠の技を盗みました。鷹抓把や鶏撲食を頭の中でイメージして、地面を蹴らない伸びない後ろ足を発見しました。唯一見せてくれたのが、陳先生の踵上げて降ろして、の動作でした。それを見て、後ろ足裏側の伸張性収縮を確信しました。

*それを伸びない後ろ足で実行します。その後ろ足は、前足一本足から始まります。

*でも、日本人には期待できないので、ていねいに教えることにしています。中国人の教え方だと、あまり効果ありませんし。中国の先生にも駄目な人はたくさんいます。結局、姿勢勁力を体得できないのです。

*でも最後は自分の感覚が頼りです。私の膝の角度や腰の高さを見ても、無駄なんです。自分の感覚を覚醒させて、自分の体重を探します。あなたの感覚まで、私は入り込めません。そんな超能力はありませんから。

*ところでwさんから、センセー字間違えていますよー、と指摘されました。僑松茂先生なんですが、僑の字ニンベン要りませんでした。ごめんなさい。喬が正しい。というわけで、武式太極拳と称することにします。自分が習った時は武式太極拳でした。そのままにします。訂正してお詫びいたします。

<正月特訓>
キチガイ水は飲まず、テレビは捨てて、動物武術しましょう。
1月2日(月) 12時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
誰でも歓迎します。お年玉は出ませんけど。

稽古初め・・・1月4日(水) 19時~開進第一中学校体育館

@ シロクマさんから、お年賀いただきました。ありがとうございます。DVDもありました。「心意神功」戴氏心意拳らしい。この人、首振りオジサンだっけ? 戴氏心意拳も動的勁力ですね。沈墜勁の一種みたい。実は1989年に山西省へ行った時、山西省形意拳協会の会長に、よかったら戴氏心意拳の先生紹介してやる、と言われました。一瞬迷いましたが、行きませんでした。今思うと、静的勁力で良かったと想います。
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by tiger-hawk | 2016-12-31 07:03 | 心意六合*形意

自分で自分の体重を探します

*もしも自分が指行性四足歩行動物=虎ならば、手指は足指となり、手首は足首となり、前腕の筋肉は下腿三頭筋となります。

*心意六合拳の鷹爪は、前腕の筋肉で指を操作します。そして、鷹爪の拳・鷹爪の掌ができます。

*体重は足指と足首に降りてきます。それが、心意六合拳の鶏歩・宋氏形意拳の六合歩となります。

*この時に働くのが、下腿三頭筋の足首に近い部分です。この関係は、鷹爪と同じです。前腕の筋肉ですが、手首に近い部分が働きます。

*体重を足首と足指に降ろすことは、たいへんに難しくなります。年単位で考えてください。すぐにできる人は天才です。達人になれます。フジマツはもちろん馬鹿なので達人にはなれませんでした。

*もしも体重が足首と足指に降りて来たら、もういつでも撃てます。棒立ちでも問題ありません。

*力を抜くことの目的は、体重を足首と足指に降ろすことです。だから脱力が目的ではありません。まして、脱力=勁力ではありません。

*高速鶏行歩は可能ですが、限界があります。どんどん速くすると、最後はランニングになって浮いてしまいます。ぎりぎりのところで、ランニングになる手前で止めます。飛行機が永遠に滑走するみたいです。飛び上がりません。だから、地に呪われた心意六合拳です。

*一本足鉄牛耕地は、両足鉄牛耕地よりも楽です。これはオバチャンAが指摘していました。つまり、一本足のほうがバランスがいいのです。

*使うのは、一本足の足首・足指と下腿三頭筋です。手首(掌根と指の第一関節) と前腕の筋肉です。そして腹横筋です。

*鉄牛耕地で下がる時は、前腕の筋肉で支えます。上がる時は腹横筋で身体全体を持ち上げてやります。

*腕立て伏せは肩で支えます。だから、肩甲骨が出てしまいます。大胸筋が緊張してしまいます。そして、腹が落ちてしまいます。上げる時も腹は落ちたままです。

*心意六合拳の鶏行歩は、ニワトリの指行性一本足に学びました。だから、鶏行歩は一本足歩行なのです。

*どういうことでしょうか? 鶏行歩は歩きますからどうしても前のめりになりやすい。体重が足首と足指から抜けてしまいます。つまり浮いてしまいます。そこで、区切りを付けます。

*前足一本足になった時が一歩となります。その時に体重が足首・足指に降りているかどうか確認します。その感覚を確認できたならば、それを維持したまま後ろ足は前足となります。この時に抜けてしまう人がほとんどです。

*膝の角度がどうしたとか、腰の位置が高いとか低いとか、表面・外面ばかり見る人がいます。そのような人は絶対に上達しません。

*そうではなく、自分の内面の感覚を探します。自分の内面の感覚ですから、私はそこまで入り込めません。自分で自分の体重を探します。

<正月特訓> 
やります。正月はキチガイ水を飲んでグダグダしている人がいますが、そんなカラダに悪いことは止めて動物武術しましょう。初めての人も歓迎します。お年玉は出ませんけど。
1月2日12時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります。寒いので暖かくしてください。

@ LLのTシャツとトレーナーは100キロ超級のシロクマさんにあげることにしました。他に着れる人がいないので。ご愛用ください。んじゃ ! 
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by tiger-hawk | 2016-12-29 07:21 | 心意六合*形意

腕の力と足の力

*どうして力を入れると駄目なのか? それを宋氏形意拳で学びました。山西省太谷県で、宋光華先生の自宅にいた時です。近所の先輩が訪ねてきました。

*先輩の拳を見たら、明らかに身体が浮いていました。一つは上半身に力が入っているので、足指まで体重が降りてきません。体幹と腕の問題です。

*もう一つは、地面を蹴ってしまうので、完全に浮いてしまいます。これが深刻な問題でした。勁力は死んでしまいます。

*それを見て、自分も歩けなくなりました。もちろん、自分も浮いていたのです。それはもう酷いもので、後に間違ってコボクマシーン1号にその当時の映像を見られてしまい笑われました。

*それで、歩くのをあきらめて、五行拳をひたすら六合歩の定歩で撃つことにしました。

*これは足の問題ですが、腕の問題もありました。

*腕にも力を入れてはいけないのです。特に、上腕二頭筋だけでなく、上腕三頭筋もいけません。

*上腕三頭筋は腕を伸ばす筋肉ですから、いいようなものですが。後に、心意六合拳の鉄牛耕地で自分の上腕三頭筋は力こぶができましたが。

*上腕二頭筋は相手を引き付ける時に使います。打撃には直接使いません。では、上腕三頭筋は? 無駄に力こぶができたのか?

*これはパンチング・ミットを撃つと解ります。相手を撃つと衝撃が跳ね返ってきます。反動が来ます。その反動を受け止めるために必要でした。

*結局、撃つためには前腕の筋肉が必要でした。上腕三頭筋も上腕二頭筋も直接は必要ありません。もちろん、武術のためには必要ですけど。

*この前腕の筋肉こそ、指の第一関節から先を緊張させる筋肉でした。前腕の筋肉で拳・掌を造ります。これが、心意六合拳の鷹爪です。そして、上腕の力は直接必要ありません。前腕と上腕を使い分けるのです。

*そしてもちろん、肩の力と胸の力を抜きます。これは大胸筋の問題です。心意六合拳の師匠に武術者には大胸筋は要らないと言われました。そんなに大きくする必要はない、とのことです。身体を見せるためには必要ですけど。

*鉄牛耕地では、表側の筋肉を付けることができません。大胸筋はできません。上腕二頭筋もあまり大きくなりません。前腕の筋肉も上腕三頭筋も衣服を着ていると解りません。小胸筋も前鋸筋も全く見えません。腹横筋も見えません。僧帽筋も目立ちません。(僧帽筋も打撃の際に壁になります。) 

*心意六合拳の鶏歩でも、下腿三頭筋はそんなに太くなりません。内転筋は全く見えません。半腱半膜様筋も大腿二頭筋も裏側なので見えません。結局、見えない筋肉を造ります。

*地面を蹴ってはいけない、と宋氏形意拳で学びました。これも、自分で考えました。宋光華先生に指示されたわけではありません。(中国の先生は肝心なことを教えません。教える研究はほとんどしませんから。私も病気してから変化しました。)

*だから、心意六合拳の師匠の技で「伸びない後ろ足」を発見できました。陳先生が、後ろ足の踵を上げて降ろして見せてくれた時、指行性勁力をはっきりと理解できました。下腿三頭筋の伸張性収縮です。

*帰国して教えてみたら、みんな後ろ足の大腿直筋で地面を蹴ってしまいました。これ、見た目は変りません。ほとんど見分けできません。

*日頃、大腿直筋で地面を蹴って歩いていると気付きません。だから、心意六合拳はニワトリの指行性一本足に学んだのです。

*足の力については、大腿直筋の力をゆるめることが必要です。そうしないと下腿三頭筋が覚醒しません。

*腕の力については、腕を前鋸筋から生やすことが必要です。上腕三頭筋も上腕二頭筋も打撃の際はゆるめてしまいます。肩も胸もゆるめてしまいます。前腕の筋肉は軽く使います。これがふにゃふにゃ崩拳となります。

*心意六合拳の師匠に、熊吊膀(ゆうちょうぼう) はクマなんだから力は要らない、と言われました。クマは軽く腕=前肢を振っただけでヒトの身体をえぐってしまう。だから、それを真似して力を入れません。腕力ではありません。腕を力強く振り回している中国の先生もいますけど。(ツキノワグマよりもクロクマかグリズリーを想像してください。) 

*腕力ではなく、体幹全部を使います。それが形意拳と心意六合拳の龍身と龍腰です。それを宋氏形意拳の龍形基本功と熊の基本功1号で学びます。ほとんど全ての人は肩が先行してしまいます。脇腹が主導します。そして、尻も入ります。尻を忘れてしまう人が多いようです。

*腕の力と足の力を抜きます。どのように抜くのか? それが課題となります。
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by tiger-hawk | 2016-12-28 09:25 | 心意六合*形意

人工的不自然武術

*心意六合拳の鷹爪は武式太極拳の手型と同じです。武式太極拳の僑松茂先生にも、同じような手型の指導を受けました。

*その要領は、指を大きく開いて指先だけ緊張させるというものです。指先とは指の第一関節から先ということです。で、実際に教えてみると、指の第三関節を緊張させる人が大部分でした。結果、指先の第一関節は使えません。

*そして、肘も肩も固めてしまいます。上腕三頭筋と上腕二頭筋も緊張させてしまいます。

*鷹爪を教えると、どんどん悪くなる、という結果でした。

*肘も肩もゆるめる必要があります。上腕三頭筋も上腕二頭筋もゆるめる必要があります。

*指の第三関節もゆるめる必要があります。

*鷹爪を教えると、真逆のことをやってしまうようです。

*これ、形意拳と心意六合拳の龍腰でも経験したことです。

*龍腰を教えると、脇腹から身体を捻ってしまうという結果になりました。

*龍腰も鷹爪も、教えるべきではなかった。どんどん悪くなる一方でした。

*足指についても同様でした。足指を意識する、と教えると足指を硬直させてしまいます。

*結局、何かを教えると硬直してしまうようです。反応が硬直しかありません。

*身体を固めることしかできないみたいです。

*そして、ゆるめることを要求すると、全てをゆるめてしまいます。結局、寝るしかありません。

*身体の各部位を部分的に使う、というのが原則です。

*鷹爪ならば、指先の第一関節だけ使う。龍腰ならば、脇腹をゆるめる。足指もゆるめる。足指ウォーキングも心意六合拳・鶏行歩も、やわらかい足指が必要となります。

*全ての筋肉を使う、なんては最低の行為です。筋肉も使い分けします。普通の人は、筋肉の話しを全部の筋肉と受け取ってしまうようです。それでは、身体が硬直してしまいます。

*全ての筋肉を美しくする必要はありません。カラダを見せる仕事をしているわけではありません。

*自分が快適であれば、それでいいんです。

*特に必要なことが、足の筋肉の使い分けです。裏と内の筋肉を主体とします。表の筋肉は意識する必要がありません。

*ところが、現代日本人は表の筋肉で立って歩いています。これを裏と内の筋肉で立って歩くように改造します。それが心意六合拳の鶏歩と弓歩と鶏行歩です。宋氏形意拳の六合歩です。

*これがなかなか難しいようです。私は馬鹿なので、一年半位かかりました。

*表の筋肉で歩くと身体が浮いてしまいます。それは大腿直筋がジャンプの筋肉だからです。ジャンプとは地面を蹴ることです。だからウォーキングもランニングもジャンプしています。

*下腿三頭筋は姿勢を維持する筋肉なので、普通はジャンプに使いません。中には下腿三頭筋で地面を蹴る人もいますけど。どうも八卦掌はそうらしいです。というわけで、八卦掌と心意六合拳は相性が悪いようです。八卦掌を練習するのなら、心意六合拳は止めたほうがよろしいようです。

*鶏行歩は地面を蹴らないので、そのままだと踵から墜落してしまいます。つまり、蹠行性(せきこうせい) だと墜落してしまいます。そこで、蹠行性をあきらめて指行性に近づけます。

*そのために、踵は地面に触れるだけですぐに趾球で立ちます。さらに足指で立ちます。

*本来のヒトは、大腿直筋で地面を蹴って歩きます。だから、自然のままだと沈墜勁や震脚などの選択しかありません。それが蹠行性のヒトの自然です。

*心意六合拳と宋氏形意拳はニワトリの指行性一本足に学んだので、ヒトとしては不自然になります。自然にあるものではなく、人工的なものです。動物武術は自然的武術ではなく、人工的武術です。

*余談ですが、日頃食べている野菜も自然なものではなく人工的なものです。ヒトが数百年以上かけて加工したものを現在食べています。自然な植物には毒物が多いそうです。だからジャングルでは餓死する危険があります。果物は不味いし虫がたくさん入っています。
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by tiger-hawk | 2016-12-25 07:47 | 心意六合*形意

虎撲=フジマツアレンジ

*ヒトの骨格は蹠行性(せきこうせい) なので、完全な指行性に成ることはできません。そこで、隠れ指行性と成ります。

*心意六合拳の鶏行歩なんですが、最初は趾球で立ちます。すると、感覚としては、足首に体重が降ります。すると、その時点から下腿三頭筋が覚醒します。

*そこからだんだんと足指に移行します。ここで指行性と成ります。それ以前は半指行性です。

*武式太極拳の前足に関してはwさんが看破したように、蹠行性から指行性への移行が見られます。前足の踵が着地するからです。だから、心意六合拳と宋氏形意拳よりも習得が楽になります。

*一生懸命に考えて駄目に成る人がいます。それは考えることがいけないのではなく、考える方向がいけないのです。

*考える方向とは、感覚を体得するという方向のことです。私が鶏行歩を褒めたら、自分からその鶏行歩を駄目にした人がいました。褒められたら喜んで、ガンガン練習したそうです。どうして褒められたのか? そのことについて全く考えませんでした。(そのことは予想外でした。今は、普通の人は想像力が無いと認識しています。そこで止まる鶏行歩を指導しています。大きい鶏歩で止まります。) 

*私はある日、師匠の兄弟子に言われました。「どうしようも無い奴だと思っていたが、少しは進歩したな」と言われました。褒められたのか? 馬鹿なのか? 微妙でしたが、私は少し褒められたと解釈しました。そして、どうして褒められたのか? その内容について考えました。それは、伸びない後ろ足、のことだと確信しました。伸びない後ろ足とは、地面を蹴らない足のことです。

*地面を蹴らない足は、迫力の無い心意六合拳に成ります。だから、ガンガン鶏行歩には成りません。それは微妙に前進しません。前進するような前進しないような感じです。(徐文忠先生の映像が日本で出回りましたが、あれもガンガン鶏行歩=前のめり鶏行歩です。虎鷹拳院としては参考になりません。自分の中国での最初の先生なのですが。) 

*さて、心意六合拳の虎撲は、収勢にあるので単練法はほとんど練習しません。それでも虎撲の単練法はあります。

*しかし、あまりに単調なので全く面白くありません。やる気が起こりません。

*それで、天地功の自分排打功を混ぜてフジマツがアレンジしてみました。それは6動作で1セットです。

その一、起勢から一歩進み虎撲を撃ちます。そのまま頭を両掌の掌根で撃ちます。撃つところは、頭髪の生え際です。顎はしっかり
引いて頭を固定します。頭を固定していないと、脳しんとうを起こしたりむち打ち症になります。左足前の弓歩です。

その二、右足を一歩進めて左足前の弓歩になります。その時、虎撲を撃ちます。そして、両掌の掌根で腹を撃ちます。腹は腹横筋を左右横へ張ります。(収勢とは違って掌を立てるような感じ) 

その三、右足を一歩進めて左足前の弓歩になります。その時、虎撲を撃ちます。そして、両掌の掌根で両脇腹を撃ちます。腹は腹横筋を左右横へ張ります。

ここから反対側です。右足を一歩進めて左足を一歩進めます。右足前の弓歩になります。その時、虎撲を撃ちます。後は左足前弓歩と同様です。

*頭髪生え際を撃つ時は、十分注意してください。首を痛めないように、顎をしっかり引いて固定してください。なお、シロクマさんは生え際が完全に消えているので、場所に注意してください。もちろんハゲではありません。ヤバい~~逃げろ~~

@ 昨日の夜、カルディコーヒーの店頭にシュトーレンが売れ残っていました。ドイツのクリスマス前ケーキです。それを買って一人でブラック・クリスマスをしました。クックラ~~イ ! 小さいけれど一人で喰ったので食い過ぎました。気持ち悪い。ウフフ クリスマスはもちろん、ブラック・クリスマスももうやりません。アハハ

@ サンダーさんに、「センセー、ブタになりましたねえ~」と言われました。「きっ着膨れですよ~」とごまかそうとしたけど無理でした。すんまへん~ 今日から一日一食にしようっと。たぶん~~

@ 哺乳類型爬虫類という言葉、今は使わないそうです。たいへん失礼いたしました。爬虫類みたいな足の恰好しているけれど、哺乳類の先祖は爬虫類とは違うそうです。爬虫類からは恐竜が生まれました。恐竜は直立しています。だから、ニワトリも直立二足歩行です。ヒトとは重心の位置がかなり違います。
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by tiger-hawk | 2016-12-24 08:50 | 心意六合*形意

前足が基準の鶏行歩

*元気ですか? 私はエミルウ・ハリスとボブ・ディランの歌があればごきげんです。

*稽古初めは1月4日(水) です。たぶん誰も来ないかもしれない。アハハ というわけで、来てくれた人には個人授業してさしあげます。19時~開進第一中学校体育館にて、

*日曜日はやらないのか? と聞かれました。希望者が一人いればやります。今の所、希望が無いのでやっていません。

*心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩は、どれも後ろ足裏側が基準となっています。

*昔、後ろ足勁力を提唱したところ、どんな武術にも後ろ足はある、と批判されました。

*そうなんです。その通りです。でもその後ろ足は表側の大腿直筋のことです。裏側の下腿三頭筋のことではありません。

*鶏歩と弓歩と六合歩は、後ろ足裏側の下腿三頭筋が基準となっています。表と裏では世界が全く違います。姿勢勁力は裏世界なんです。アハハ

*では、心意六合拳の鶏行歩はどうなっているのでしょうか?

*鶏行歩は歩きますから、後ろ足と前足が入れ替わります。どれが後ろ足で前足なのか? もうぐちゃぐちゃです。後ろ足? 前足? 訳分かりません。

*それで鶏行歩の基準を設けてみます。鶏行歩の基準は、実は前足です。これも前足裏側の下腿三頭筋です。

*前足が着地した瞬間です。その時、後ろ足が始まります。そこから、一本足時間が始まります。

*後ろ足の始まりの時、一本足時間の始まりの時・・・それが前足が着地した瞬間です。

*ですから、どのように着地するのか? それが大きな問題になります。

*この前足の着地はとても繊細なんです。ですから、そんなことはやってられないという人は沈墜勁や震脚の道へ行ってください。そうすれば繊細な問題から逃げられます。そのほうが男らしいし、いかにも武術というものです。

*逃げたく無い、姿勢勁力の根本を獲得したいという人はこの続きを読んでみてください。でもとても繊細なので、覚悟してください。

*普通に鶏行歩を教えてみると、みなさんペタペタ歩いてしまいます。それは、踵から着地するからです。ヒトは蹠行性(せきこうせい) なので当然そうなります。

*しかし、踵から着地してはいけません。踵は地面に触れるだけです。

*踵が地面に触れてから即時、足指で立ちます。これを足裏時間と称しています。この足裏時間を短縮します。

*そのためには、前足の太もも=大腿直筋の力をゆるめる必要があります。日本人の特に中年オジサンの太ももはガチガチになっています。このガチガチの太ももをゆるめてやります。これがなかなかたいへんなのですが。頭も硬くなっていますから、太ももも硬くなっています。(フラダンスでもやれや、と心の中で思っています。ウフフ) 

*ゆるんだ太ももは、繊細な動きを可能にします。そして、前足の根幹は裏側の下腿三頭筋となります。

*もう一つ、足首もゆるんでしまいます。ゆるんだ足首は折れ曲がります。そのままでは崩れてしまいます。そこで、足指がストッパーとなります。足指を操作するのは下腿三頭筋です。

*この下腿三頭筋も過度に使用すると、障害となります。体重を支えられれば、それで十分です。それ以上のことをしてはいけません。余分なことをしたがるのが、クソ真面目な日本人なのですが。

*武術はがんばってはいけません。少なくとも、姿勢勁力はがんばってはいけません。がんばりたい人は、震脚系の形意拳や心意六合拳がおすすめです。姿勢勁力はがんばりませんが、気や骨へも向かいません。そちらはゾンビに任せます。

*前足が着地する時、一本足時間が始まります。その前足は後ろ足となります。始めが肝心です。

*前足の着地を習得しましょう。その時、姿勢勁力の指行性が始まります。(隠れ指行性なので、踵は地面に触れたままです。見ても違いが解りません。) 
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by tiger-hawk | 2016-12-21 08:43 | 心意六合*形意

強いバネと弱いバネ

*どうして肩の力を使ってしまうのでしょうか? そんなことをすれば姿勢勁力は死んでしまうのに?

*実はそこにも、強いバネと弱いバネの問題が隠れています。

*肩の力は強いバネなのです。肩も弱いバネを使います。

*肩の力は抜く必要があります。でも、完全に肩の力を抜くわけではありません。それでは肩を脱臼してしまいます。弱い力は使うのです。(馬鹿な私は昔、完全に肩の力を抜いて撃つとどうなるかを実験してみました。当然、肩を痛めました。若い頃馬鹿でした。今も馬鹿ですけど、アハハ) 

*でも、弱い力はとても微妙です。そのために、肩の力を抜くと称しています。

*心意六合拳の鶏行歩を失敗するのも、強いバネを使うからです。でも弱いバネは、日本の男性にはなかなか理解できません。

*いいかえると、理解してしまえば弱いバネはとても簡単です。発想の転換だけなのです。

*弱いバネは、心意六合拳の鷹抓把(ヨウソウバ) や燕子点水(エンシテンスイ) に顕著に現れます。

*鷹抓把と燕子点水では、後ろ足に成る足に弱いバネを用います。後ろ足としてもいいのですが、一本足時間は後ろ足に成る足から始まります。

*実は、一本足時間にも二種類あります。強いバネの一本足と弱いバネの一本足です。強いバネの一本足は、ランニングやウォーキングに現れます。

*虎鷹拳院では、一本足時間を強調していますが、その場合「弱いバネ」による一本足時間となります。

*でも一般にヒトは強いバネを使いたいものです。特に武術者は強いバネを使う傾向があります。で私は、そんなに力は要らないんだよ、と言う訳です。地面は蹴らなくていいんだよ、と言う訳です。

*宋氏形意拳を学習した時、浮いている先輩がいました。その時に、浮いてしまってはいけない、と学習しました。浮いてしまうのは、強いバネを使うからです。強いバネは勁力を殺してしまいます。

*でも本人には強いバネを使っている自覚がありません。本人は力を抜いているつもりです。こうなると、説得は困難です。

*武式太極拳の僑松茂先生が自分の弟子を評して、「なんだか浮いているなあ」とつぶやいた時も、すぐに理解できました。宋氏形意拳の経験があったからです。

*自分の弟子が浮いているのなら、つぶやいていないで教えてやればいいのに、とは思いました。先生としては、教えても理解できないだろうと思っていたかもしれません。(そういえば私も、心意六合拳における弱いパネは教わったことがありません。師匠の鷹抓把や鶏撲食を見て理解しました。) 

*一般的に太極拳は「やわらかく」と強調するので、浮くことの理解は難しくなります。行雲流水、なんて表現する人もいますから。

*心意六合拳の鶏行歩は行雲流水なんかではなくて、地に呪われています。だから浮くことはありません。漂泊の旅ではなく、地に呪われた旅となります。

*浮くことが無いとは、沈むことが無いということです。その中間を進みます。

*下腿三頭筋も強く使うのではなく、弱く使います。自分の体重を支えるだけですから、強い力は要りません。

*だから、「力感」がありません。

*この弱いバネを体得するのには、心意六合拳の燕子点水が理解しやすくなっています。虎爪でもいいです。燕子点水はジャンプするので、弱いバネが解りやすくなっています。これもジャンプに勁力があるわけではなく、着地の瞬間の処理に勁力が隠れています。もちろん、静かに衝撃を吸収して着地します。
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by tiger-hawk | 2016-12-08 06:58 | 心意六合*形意

弱いバネを造ります

(昨日の体育館から)

*Hさんが武式太極拳やりたがっていたので、特別枠で武式太極拳教えようと思っていたら来なかった。来週は来てね。

*というわけで、みんなで前足の着地を練習しました。みんなといっても人少な過ぎで体育館が寒い。ウフフ

*主に心意六合拳・鶏行歩における前足の着地ですが、心意六合拳全般に共通する課題です。宋氏形意拳にも共通します。武式太極拳ではそれほど問題になりません。(武式太極拳は完全に歩いていない。) 

*これさえできれば撃てます。というのは極論ですが、とても大切な課題です。もちろん私は誰にも教わったことありませんけど、自然にできました。でも一般的には無理なようです。

*圧倒的に多い例が、ペタッと着地する人です。踵からつま先までペタッと着地します。ヒトは蹠行性(セキコウセイ) だから当然なんですけど。

*もうこれだけで撃てなくなります。

*本人は意識していませんが、前足に力が入っています。主に前足の膝に力が入っています。

*鶏行歩を膝で歩いているのです。日頃も膝で歩いていると考えられます。

*日常歩法も含めて、膝で踏み込む歩法を止めるべきです。

*移動距離は後ろ足で稼ぎます。その後ろ足は地面を蹴りません。足首が折れ曲がります。

*この歩法だと、限界が来ます。つぶれる瞬間が訪れます。というわけで、つぶれる寸前に着地します。(つぶれると沈墜勁や震脚に発展します。つぶれることを虎鷹拳院では墜落とも称します。)

*下腿三頭筋で地面を蹴ると、つぶれることはありません。しかし、姿勢勁力の心意六合拳としては間違いです。下腿三頭筋であっても、地面を蹴ってはいけません。(八卦掌にあるようです。)

*肝心の着地です。前足の力を抜きます。踵は地面に触れるか触れないかという微妙なところです。

*そのままつま先で立ちます。その瞬間は、前足一本足になります。鶏行歩としては、足の交替期ですが、撃つ場合は即時撃ちます。

*この足裏の移動が問題です。以前は足裏時間と称していました。ペタッと着地する人は、足裏時間が長過ぎるというわけです。踵から着地しているから、当然そうなります。

*といっても、つま先で着地するわけではありません。踵から着地ではなく、"接地"します。わずかに地面に触れます。とても微妙なところです。

*即時、つま先で立ちます。趾球と足指先です。足指先を意識します。足指の第一関節から先の部分です。この部分だけは速く実行します。

*一本足になっているところは、ゆっくりと練習しましょう。そこから瞬時につま先で着地します。

*すると歩型がきれいに決まります。弓歩にしろ、鶏歩にしろ、宋氏形意拳・六合歩にしろ、問題ありません。すると簡単に撃てます。

*つま先で地面をつかむ必要はありません。つかんではいけません。でも、とても軽いストッパーとなります。ブレーキではありません。そんな重い負荷は要りません。ベビーカーのストッパーよりも軽いストッパーです。

*この前足の着地を練習しました。簡単な掌で、拳で、そして、最後は心意六合拳・燕子点水の技で。

*燕子点水をジャンプして、パンチング・ミットを撃ちます。でも、みんなジャンプからの着地がヘタクソなので、ジャンプ抜きでやりました。(燕子点水の技の練習は後日やります。それだけで一時間はかかりそうです。特にジャンブからの着地が難しそうです。ふわっと軽く着地します。) 

*ジャンプしてもしなくても、撃つ瞬間は同じなので"とりあえず"大きな問題はありません。(本当は問題を孕んでいます。)

*下腿三頭筋を軽いバネとして用います。できない人は腕力だけとなります。

*みんな、下腿三頭筋を重くて強いバネとして用います。それだと決定的に駄目です。

*とても弱いバネを造ります。強いバネは不要です。障害となります。

*強く撃とうとして、強いバネを造ります。それが間違いの元です。軽くて弱いバネが欲しいのです。弱い力が欲しいのです。

*そこのところをぜひ理解してください。理解できなくても、受け入れてください。姿勢勁力に強い力・強いバネは要りません。強い力・強いバネは姿勢勁力を殺します。

*弱い力・弱いバネを造りましょう。
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by tiger-hawk | 2016-11-27 06:57 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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