動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:心意六合*形意( 204 )

死ぬまで踊って

*ついに安倍晋三小学校が発足・・・ではなくて、日曜クラブが発足します。都有地? の光が丘公園を勝手に使って、動物武術と姿勢勁力の自由練習をします。コイケ・ユリコちゃん、ごめんね。清水富美加ちゃんの大きい鼻が好きでした・・・涙。(本当はアリソン・クラウスの大きい鼻が好きです。)

*これは光が丘公園の近くに勝手に引っ越してきたシロクマさんの陰謀です。イルミナティの陰謀ではありません。が ! アホのフジマツが陰謀に巻き込まれてしまいました。フジマツの意志の弱さ、優柔不断な性格が招いた失態です。申し訳ありません。

*元々、時代に流されてきたアホのフジマツ、自分の意志なんてありません。全ては神様の思し召しのまま、私の神よ ! と叫びながら、コソコソと這いずり回っております。ゴキブリかい ! 

*それでも、八極拳でさんざんやってきた震脚に「もういいや」と別れを告げ、山西省太谷県へ向かいました。形意拳の発源地ー山西省太谷県へ行けば何かあるかもしれないと、根拠の無い妄想に導かれて。

*すると、静の宋氏形意拳と出会いました。震脚から静へ、なんか都合が良い話で、小説には使えません。でも本当なんです。事実は小説よりも奇なり、と古来より言われております。ホントか? 

*すると、龍形基本功と熊の基本功1号・2号がありました。初めての外国人に宋光華先生が大サービスしてくれました。これらの基本功は、後々、武術の本質の理解に決定的な役割を果たします。

*その時点では宋氏形意拳が全く撃てませんでしたが、静かな崩拳が世界への扉を開いてくれました。

*そして2年後、さらに上海郊外の警察学校へ向かいました。心意六合拳を求めて、とんでもないところへ行ってしまいました。同行してくれた陳如慶さんも会ったこともない人を求めて。

*人里離れた警察学校の会議室に監禁された私は、このまま強制労働収容所へ送られると覚悟しました。このまま歴史の闇に消えていくのです。・・・涙

*すると、師匠は弟子入りの希望を受け入れてくれました。私は早速、文句を言いました。こんな遠いところへ上海市内から通えないよおー、とクレームを付けました。クレーマーのフジマツです。(その時は警察学校へ通うつもりでした。馬鹿ですねえ~、そんなことはありえないのにー) 

*すると師匠、自宅へ「こいやー」、と返しました。翌日、指定された上海郊外のバス停留所へ行きました。その時から心意六合拳の特訓が始まりました。ヘタレの私は、膝がギィギィ鳴るまで練習しました。必要な筋肉が足らないのに、毎日7時間位練習したためです。

*師匠も短い時間に、いろいろと詰め込んでくれました。二週間後、逃げるように北京へ向かいました。本当は疲れきっていました。それが最初の訪問でした。足もカラダもボロボロです。歩いていても、雲の中のようです。

*一年後、上海郊外へ向かいました。相変わらず勁力は解りません。それでも、師匠の「伸びない後ろ足」に気付いていました。

*すると、師匠の兄弟子に言われました。・・・初めて見た時は、どうしようもない奴と思ったが、少しは進歩したな。たぶん、褒めてくれたと好意的に解釈しました。

*さらに回族の陳先生が、後ろ足の踵を挙げて降ろしました。私はその意味を考えました。そして、下腿三頭筋の伸張性収縮を理解しました。やっと姿勢勁力の根っこに出会えたのです。

*後に、その根っこはヒトの蹠行性では無理と解りました。恐竜=鳥類の、ネコ科・イヌ科の、ニワトリの指行性が必要でした。心意六合拳・鶏歩の本当の意味が解りました。

*武式太極拳との出会いも偶然でした。喬先生のつぶやきで、浮いている身体を理解できました。武術の才能も素質も欠落しているフジマツを、神様が哀れんでくれたのです。神のご加護です。ニッティー・グリティー・ダート・バンドの「永遠の絆」を聴きながら・・・WILL THE CIRCLE BE UNBROKEN

*武蔵野の花も折りたし、嗚呼それかとてそれかとて・・・宮崎滔天「三十三年の夢」

*人生元是一夢場・・・もうすぐ神に召されますが、その前に成すべきことがあります。MR.BOJANGLESのように死ぬまで踊り続けるのです。

*最後に竹中労さんの言葉を送ります。「人は弱いから群れるのではない。群れるから弱いのだ。」

*日曜クラブは、日曜日10時~光が丘公園芝生広場端、北口方面、道のそばに石のテーブルがあります。雨と雪の時は中止です。

*花見の時はどうなるか、解りませんがたぶん大丈夫かな? なお、光が丘公園の桜はあまりきれいではありません。手入れして枝を刈り込んであるからです。隙間無く、花が咲き乱れてはいません。他の所がおすすめですよ~~

*ところで、足の親指を痛めた人がいました。親指に力を込めたようです。・・・そんなことは教えていないのですけど。利用するのは自分の体重だけです。体重を支えられればそれでいいんです。それ以上の力は要りません。なんで力を込めるのかなあ? 不思議です。

*自然なんですね、と言われました。いいえ、姿勢勁力は不自然です。道具は使わないけど、人工的です。隠れ指行性だし。そもそも自然だとしたら、武術なんか習う必要はありません。

*「太極拳は自然な運動」と言う人がいます。だから使えないのです。だから幽霊踊りになるのです。だから浮き上がるのです。類人猿は大腿直筋で地面を蹴って、直立二足歩行を始めたのです。それがヒトの始まりですから。ヒトは浮き上がるのが宿命です。
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タワーレコードで見つけました。とても懐かしい。プー横丁の家、が好きです。来日した時は、渋谷公会堂まで行きました。
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by tiger-hawk | 2017-03-03 08:07 | 心意六合*形意

指行性で一本足

*縮んだ足では、伸張性収縮の伸張の幅が短くなります。するとかなり技が荒くなります。結局、大腿直筋に頼ることになる。やっぱりガチガチおじさんには圧腿をやってほしいです。技が上達するし、腹部も蹴れるようになります。

*形意拳道場では圧腿をやらないところもあるようです。確かに震脚やれば、下腿三頭筋の伸張性収縮は必要なくなります。だからやらないようです。

*それと、どうも高い蹴りのために圧腿がある、との誤解があるようです。確かに高い蹴りには圧腿が必要ですが、それだけではありません。この辺り、説得がメンドー臭い。アハハ 特にいわゆる中国拳法出身者は頭が硬い。

*ところで、心意六合拳の鶏行歩では、大腿直筋の役割が変わります。下腿三頭筋が原動力なので、大腿直筋はバランスを取る役割になります。

*ランニングやウォーキングでは、大腿直筋で地面を蹴ります。それはジャンプ運動ということです。つまり、スクワットと同じです。スクワットもジャンプ運動なので、アホのフジマツはやったことがありません。直感的に、スクワットやると鶏行歩がヘタクソになると感じました。

*鶏行歩における大腿直筋は、ランニングと真逆になります。大腿直筋は身体を浮き上がらせるのではなく、地面を押さえます。

*大腿直筋が地面を押さえるので、鶏行歩はランニングになりません。高速鶏行歩も簡単にできます。

*この地面を押さえる大腿直筋は、前足一本足状態の時から始まります。典型的なのが、収勢の鷹捉(ようそく) や鷹抓把(ようそうば) などです。虎撲や単把も同様です。

*前足を高く挙げるのは、地面を押さえる意味もあります。

*これは一本足ではじめて可能だと考えられます。だから、二本足の馬歩では地面を押さえられません。

*やはり、一本足時間を造ることが大切となります。放し飼いに近いニワトリの一本足時間歩行を、観察してみてください。

*私も上海の郊外で、農家のニワトリを観察させてもらいました。心意六合拳の師匠に、フジマツ見てみろ、と連れて行かれました。

*ニワトリも鳥類なので指行性です。指行性で一本足時間歩行というのは、矛盾を感じます。とても不安定です。

*この不安定が姿勢勁力を生み出します。それは、分散している自分の体重を一点に集中します。

*心意六合拳と形意拳の龍身・龍腰も、分散している自分の体重を集中させます。

*しかしそれは、身体の中心から撃つことではありません。

*自分の身体の中心へ向かって撃ちます。だから、自分の体重が一点へ集中します。

@ ご近所さんができたので、日曜クラブをやろうかなと思います。日曜10時~光が丘公園で練習します。会員でやってみたいと思う人が一人でもいたらやります。参加者募集します。
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by tiger-hawk | 2017-03-01 07:47 | 心意六合*形意

足か縮んでいます

(昨日の体育館から)

*もうすぐ春ですね。つぶれそうな虎鷹拳院と孤独に押しつぶされ涙しているアホのフジマツにも、春は訪れるのでしょうか? え? 死ね? 申し訳ありませんでしたあー

*ところで、オバチャンBが鉄牛耕地を成功させました。おめでとうございまーす。今日はいつもより多く回っておりまーす ! 正月かい !

*腕立て伏せなら得意だあー、と言いながら本当にガンガン腕立て伏せしていた見学のおじさんを思い出します。あの人は永遠に鉄牛耕地できないのだろうなあ・・・アーメン・・・それを冷たく見ていたフジマツも性格悪いです。ごめんなさいね。

*オバチャンB、肩に力が入ってしまいます。そのために背中が凹んでいます。肩甲骨の間が凹んでしまいます。典型的な腕立て伏せです。もうすぐに肩甲骨発勁に成ります。ヤバい ! 

*そこで、手に注目しました。

*見ると、指の第三関節が凹んでしまいます。心意六合拳の鷹爪ができていません。第三関節のところでつぶれています。

*これは第三関節に力が入っているからです。鷹爪は第一関節で造ります。第三関節で造る人が圧倒的に多いのですが、間違っています。(例外として、龍爪は第三関節で造ります。爪を立てます。)

*心意六合拳の鉄牛耕地は、心意六合拳の鷹爪で実行します。それが心意六合拳の虎撲となります。単把となります。全ての技の基本となります。

*試しに第三関節に力を入れてみたら、肩が緊張しました。第三関節と肩は直結することが解りました。

*第三関節で造る間違った鷹爪は、肩に力が入ります。腕立て伏せを誘発させます。

*というわけで、オバチャンBの凹んでいる第三関節を修正してみました。すると、鷹爪ができて、鉄牛耕地が成功しました。めでたしめでたし・・・

*ところで、新たな事実が発覚しました。ガチガチおじさんは、足が縮んでいる ! 

*前足一本足で歩いてもらってみたら、前足が伸びません。膝の裏側が縮んでいます。弓歩も後ろ足が縮んでいます。

*試しに、足を伸ばしてみたら、「ギァー」と悲鳴を上げていました。アハハ

*世の中のほとんどのおじさんは、足が縮んでいる、らしい。ガチガチおじさんの最大の特徴です。

*圧腿を手伝ってあげると、「ギァー」と悲鳴を上げます。

*若い頃、少林拳を故佐藤聖二さんに習って、本当に良かった。少林拳といっしょに圧腿も習いました。

*あの当時、一番才能を感じたのが劈卦拳の天才、若き古謝さんです。彼のしなやかで高い二起脚を見た時、あっ敵わないや、と心の中でお辞儀しました。アハハ その後、彼は北京体育学院へ留学し、後に劈卦拳の天才となりました。

*私は少林拳も劈卦拳も、中途半端で終わりました。とても古謝さんには敵わないので、方向転換しました。アハハ もちろん、北京なんかには行きません。行けるわけありません。上海外国語大学へ行きました。

*静的勁力ならば、身体能力の劣っているフジマツにも適しています。性格もかなりしつこい。というわけで、結果的に、宋氏形意拳と心意六合拳に導かれました。心意六合拳にも跳躍技がありますが、それほど高さは求められていません。

*武術の神様がアホのフジマツを哀れんでくれたのです。周りの中国人も、危なっかしいフジマツを助けてくれました。ある時、上海から北京へ向かう7時間の列車の旅で食べるものを用意していませんでした。すると、向かいの席の青年たちが、何も無いのか?  とパンを分けてくれました。ありがとうござまーす ! アハハ 

*アホな日本人でしたので、上海の女子大生に日本人だと信じてもらえませんでした。日本製のカメラを見せても、河南省の農民だ、と言われてしまいました。・・・涙・・・なんで河南省なのか? 根拠は解りませんが。そんな訛りの中国語だったのでしょうか? ちなみに北京へ行くと南方の中国人だと言われます。まあ、きれいな北方の発音ができませんけど。

*といっても、山西省の言葉も解りません。宋光華先生の自宅の中は北京語なので助かりました。宋一族は北京郊外の出身なのです。宋光華夫人は地元の人なので、ちぐはぐで面白い。アハハ

*脱線しました。

*ガチガチおじさんは、足が縮んでいます。まあ、縮んでいても姿勢勁力はできるのですが、余裕がありません。ハンドルに遊びが全く無いようなものです。勁力運動線が短くなります。しなやかでやわらかい勁力ができません。それでもなんとかはなりますが。

*筋肉が硬くなっています。強くても硬い筋肉は、使いにくいものです。少しでもいいから圧腿して、やわらかい筋肉を手に入れてください。すると、かなり上達します。

@ オバチャンBに連絡用に"らいん"とやらはできないのか? と言われました。連絡する女性がいないので、スマホ持つ予定はありません。アハハ でもシロクマさんに"ふぇいすぶっく"とやらをやれ、と命令されています。春が来たらやります。え? オメーに永遠に春は来ない? そっそんなあー
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by tiger-hawk | 2017-02-28 08:18 | 心意六合*形意

見て盗む

*心意六合拳の鷹爪について・・・指の第三関節に力を入れてはいけない、と教えてあげた。その人の指を触りながら鷹爪を教えてあげました。

*すると、昔の人は凄いことを考えたものだ、と言われました。自分はこんなに細かく教えてもらったことはありません。「見て盗むんですよ」と指摘しました。基本は、見て盗みます。

*勁力の造り方、について教わったことはありません。下腿三頭筋の伸張性収縮についても、教わったことはありません。

*確かに、回族の陳先生が、後ろ足の踵を上げて降ろしました。でも、それだけです。それを見て、大腿直筋ではなく下腿三頭筋だな、と見て取ったのはアホのフジマツです。

*心意六合拳の師匠に報告してみたら、一笑に付されました。完全否定でした。でも、アホのフジマツには解ってしまいました。師匠もやっていると、解ってしまいました。師匠にはその動作が無いだけです。内部でやってしまうのです。

*そして、イジワルな陳先生は、わざと見せてくれたのです。私にも見えるように見せたのです。

*呼吸法も具体的に教えてもらったことはありません。ただ、師匠に排打功で撃たれて、全身ボコボコにされました。翌朝、ベッドからすぐには起き上がれませんでした。カラダが動きません。

*ごにょごにょ30分間していたら、やっとカラダが動いてくれました。

*師匠には、帰国したら三節棍排打功をやれ、と言われました。三節棍を束ねて、腹・脇腹・背中を撃たれるのです。

*東京で友人にやってもらったら、赤・青・黒のきれいな(汚い? ) 三色アザが幅広くできました。まあ、それはいいんですが、気持ち悪くなりました。演武会だったので、平気な顔していましたが、とにかく気持ち悪い。吐くこともできない。KOされた気分です。翌日まで続きました。

*その時は、実験として逆腹式呼吸法を試してみました。それで、逆腹式呼吸法は全く使えない、とはっきりしました。

*ダメージをもらたいたくないので、呼吸法を工夫しました。心意六合拳の雷声を元にして、腹横筋呼吸法を考え出しました。雷声の声の出し方と同じです。(実は全く同じです。)

*雷声は口を横へ開いてイーと発声します。腹も左右横へ引っ張ります。最初は息を吐きながら、腹を横へ引っ張ります。少しだけ凹ませながら、横へ引っ張ります。

*でも、排打功は相手がいます。呼吸が合わない場合もあります。そこで、息を吸う時も、腹は横へ引っ張ったままです。

*こうして決定的なダメージはもらわなくなりました。アザはできますが、二週間で消えます。

*逆腹式呼吸法ですが、とりあえず試してみました。どんなものかな? というわけです。やっぱりダメだあー、という結果です。

*そんなくだらない実験を昔はしました。アホなんです。肩の力を完全に抜いたら、どうなるか? と実験してみました。そしたら、肩を痛めてしまいました。原因は、腕を伸ばし過ぎたためです。そして、最長最適な腕の長さを確認しました。35年位前のことです。

*こんなくだらない実験をするのは、アホのフジマツだけです。おかしいでしょ。頭がおかしいんです。アハハ

*原点は、前回書いた24式太極拳を製作した北京の大先生です。李天麒先生の演武を目の前で見た時です。身体が流れています。浮いています。地面を蹴っています。あれ~~おかしいなあ? 大先生があんなんでいいの?

*それから、私の勁力への旅が始まりました。その点では、李天麒先生に感謝しなければいけません。その時現場にいた連中が、後に日本武術太極拳連盟を結成しました。私はその時の現場からだんだんと離れていきました。

*武術の才能も素質も欠落しているアホのフジマツですが、見て盗むことだけはかろうじてできたようです。世の中の権威なんかどうでもいい。評判もどうでもいい。自分の目で見て、自分の目で判断して、自分の目で見て盗むのです。そして、自分のカラダで実験します。フィルターは捨てます。

@ アリソン・クラウスの新しいCDを見つけた。なんかいい感じ。でも聴いているうちに気がついた。こんなCD、昔だったら絶対に聴かない。歳取って性格が変わったみたいです。アハハ
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ALISON KRAUSS WINDY CITY
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by tiger-hawk | 2017-02-25 07:52 | 心意六合*形意

弟子は師匠を倒す

*センセーを理解するのは難しい、とクロクマさんに言われました。

*いえ、ただのアホなんです。だから、姿勢勁力を理解できました。

*例えば、心意六合拳の単把を教えると、最後の一押しをする人がたくさんいます。その最後の一押しが、最後の肩となります。まあ、少しは勁力出ますが、永遠に「少しだけ」です。

*私は心意六合拳の師匠に、「前手と前足の同着」が大切と教わりました。それは、手型と歩型の同時完成ということです。

*私はアホなので、それを徹底的に追求しました。文字通り、徹底的に考えました。すると、腕力は体幹の動きに合わせる、ということが解りました。体幹の動きが司令部となります。(それが心意六合拳と形意拳の龍腰と龍身というわけです。) 

*みんなの手は勝手に動きます。それが人類の文化・文明を作りました。道具を機械を作りました。(チンパンジーも簡単な道具を作ります。) しかし、動物武術はそれでは駄目なんです。手が勝手に独自に作業してはいけません。

*動物は自分の身体を道具化しました。極端な例は昆虫です。様々な形の身体を作りました。身体をショベルカーやブルドーザーにしてしまいました。生活のために、身体を変化させました。クジラは海で生活するために、身体を改造しました。

*化石人類は直立二足歩行に合わせて人体を改造しました。大腿骨を真っ直ぐにして、大腿直筋を大きくしました。でも大きな改造はそこまでです。身体を道具化せずに、道具・機械を発明しました。衣服と家を作りました。家畜動物を造り、農耕を始めました。

*では、身体を道具化しなかった人類の動物武術は・・・指令系統を変えてしまったのです。

*手は体幹に従います。体幹の下僕なんです。そして、体幹は後肢=足に従います。後肢が全ての司令塔となります。そして、後肢の下腿三頭筋(ヒラメ筋) が最高司令部となります。これが動物武術です。指行性四足歩行の虎です。

*つまり、人類文化の否定です。武術は人類文化の一つです。ところが、動物武術は人類文化の否定です。よって立つ根拠がまるで違います。根っこが違います。

*私はアホで極端な性格なので、心意六合拳・宋氏形意拳・武式太極拳(喬式太極拳) を理解することができました。人類文化の否定なので、当然、中国伝統思想はゴミ箱行きです。気? 陰陽五行説? 太極図説? 儒教? 道教? 仏教? 知りません、そんなものは。

*固定観念を捨てます。残ったものは・・・動物の生態です。だから動物武術です。

*でも、そんな私はヘンタイです。考え方が極端です。

*回族の陳先生が一度だけ見せてくれた、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮。もちろん、一切の解説はありません。

*それ以前に気付いていた心意六合拳の師匠の、伸びない後ろ足。もちろん、一切の解説はありません。

*それ以前に習った宋氏形意拳の熊の基本功1号と2号、龍形基本功、もちろん一切の解説はありません。

*でも、みんな解ってしまった。極端な性格が、本質まで迫りました。

*でも、教えてみたら、みんなできない。がっかりしました。

*できないので、しつこく教えることにしました。手取り足取り教えることにしました。すると、できる人が出てきました。

*私は見ただけでできてしまいました。私はおなしな人間でした。私はヘンタイでした。今は自分がヘンタイだと認めます。申し訳ありませんでした。

*ガチガチおじさんのことも、おかしな人間だと思っていました。しかし、自分がおかしな人間だったのです。

*上海のモスクで演武させられた時、自分に勁力が無いことは解っていたので、力を抜いてやりました。すると、師匠に罵倒されました。お前のは武術ではない。踊りだ ! 

*しかし、そんなことを言われても、勁力が無いのに力を入れてもどうしようもない・・・というわけで黙っていました。罪の意識は皆無です。ごめんなさい。

*勁力ができてからは、無理して演出する必要も無いな、と考えて、力を抜いたままにしました。

*でも、力が抜けない人の気持ちが解りませんでした。抜けばいいではないか? 簡単だよ、と考えていました。申し訳ありません。

*無意識に力を入れてしまうようです。フラフラ太極拳のオバチャンも、力入れてます。見ると解ります。オバチャンもオネーサンも筋肉少ないのですが、筋肉量と全く関係ありません。

*力を抜くこと、力を入れること、など筋肉量と無関係です。

*そして、発勁と発勁量は無関係です。勁力とは技術です。その技術が作る力量は、また別の問題です。

*ではなぜ、一本足鉄牛耕地をするのか? 必要な筋肉があるからです。その筋肉をある程度大きくすれば、勁力の力量が増えます。(本当は気持ちいいからです。身体バランスが良くなります。) 

*いいかえると、シロクマさんやクロクマさんが勁力を獲得すれば、私は殺されることもあるかもしれません。シロクマさん、クロクマさんの肉体のほうが私の肉体よりも勝っているからです。そして、私はもうすぐ65歳になります。

*「師匠は弟子に餌を与え養う。やがて弟子は師匠を倒す」・・・心意六合拳のことわざです。

*ところで、コボクマシーン1号に宋氏形意拳・崩拳を教えていたら、横拳と崩拳が同じになってしまいました。つまり、五行拳が一つになってしまいました。元々、鑽拳・劈拳・炮拳は崩拳の変化と捉えていました。そして、全ては横拳となりました。熊の基本功1号と2号が合体しました。
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by tiger-hawk | 2017-02-17 07:26 | 心意六合*形意

最後の肩を消す

*相手の体重や圧力を肩で受け止めてしまう場合があります。すると、勁力は死んでしまいます。

*しかしこの場合は、瞬間的に修正ができます。瞬間的に肩の力を抜きます。そこから、撃つ・押す、ことができます。

*この瞬間的な修正を繰り返していると、だんだんと肩に力が入らなくなります。

*もう一つの肩の問題があります。ある程度勁力が出ている人でも、最後に肩を使ってしまいます。すると、勁力は激減します。少しはありますけど。

*これは男性の性(さが) なのか? と考えていましたが、女性でもやります。

*どうしても最後に肩で撃ちたい、という潜在的欲求があるようです。

*これは直立したサルの本能的欲求ではないのか? と疑っています。(もちろん中国の先生でもやる人が少なくありません。)

*肩ではなく、脇腹の前鋸筋を使います。前鋸筋と腕を直結させます。

*最後まで前腕で撃つ、という命令を徹底させます。前腕で撃つとは、心意六合拳の鷹爪で撃つ、ということです。

*この「最後の肩」の問題はかなり深刻です。

*ちくわさんは、宋氏形意拳の崩拳で克服したそうです。

*でも崩拳に限らず、心意六合拳の馬形拳、宋氏形意拳の馬形拳、心意六合拳の単把などでも解決できると考えています。

*馬形拳の最後の小さい動作で撃つ要領です。それはコブシ一個分の距離です。拳は全てコブシ一個分の距離で撃ちます。もちろん、距離ゼロでも撃てるようになります。(すると、両手を前へ出してディフェンス・ゾーンを造ることができます。このディフェンス・ゾーンに入らせないようにします。化勁とか推手とか考える必要はありません。) 

*これ実は、足で撃ちます。足を瞬間的に使います。見た目では動いていませんが、ほんの少し動いています。つまり、体重移動がありません。

*心意六合拳・鶏歩の勁力、宋氏形意拳・六合歩の勁力、です。足は見た目は動いていません。

*肩の力を抜く方法は、心意六合拳の鶏形単把でもできると考えます。しかし、200回位撃ちます。

*心意六合拳の師匠からは、単把を毎日100回撃て、といわれました。これは、吊歩で足を入れ替えて撃ちます。

*でも100回ではすぐに終わってしまいます。200回位やると、だんだんと肩の力が抜けて来ると考えます。(やってみとる解りますが、とても気持ちいいです。腹の調子が良くなります。コツは一本足を明確に造ることです。) 

*とゔせ、みんな自宅ではやらないので、体育館でやらせるつもりです。(集合住宅では隣から叱られる場合があります。あるいは嫁さんから叱られます。) 

*ガチガチおじさんの場合、崩拳ではハードルが高過ぎます。見ていると最初から肩がガチガチで、岩のようです。とても見ていられません。アハハ (本場の宋氏形意拳でも、そんなおじさんがいますけど。) 

*単把では両手を使うので、少し改善されると考えます。少なくとも、構えている時は肩に力が入りません。

*心意六合拳・単把で、「最後の肩」を消しましょう。
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by tiger-hawk | 2017-02-09 08:11 | 心意六合*形意

延長しますワークショップ

*武式太極拳ワーク・ショップは、2月19日(日) 12時開場、12時15分~15時15分、の予定です。

*でも、体育館は17時まで借りています。そこで、希望者には延長します。もちろん、希望者だけです。

*心意六合拳の鶏撲食(けいぼくしょく) の歩法を練習します。鶏撲食の歩法の中に、心意六合拳と宋氏形意拳の勁力の根っこがあります。

*この根っこを習得すれば、心意六合拳と宋氏形意拳の根本が理解できます。

*時間があれば、心意六合拳・鶏形単把も練習します。

*なお、武式太極拳ワークショップの参加者が対象です。延長時間だけの参加は認められません。

*武式太極拳の勁力は、虚歩から弓歩の間にあります。虚歩から弓歩に成るのですが、その中間動作が大切です。

*虚歩は、後ろ足の足裏全体で立っています。そこから、つま先へ移動します。つまり、蹠行性(せきこうせい) から隠れ指行性に移行します。

*同時に、後ろ足裏側の下腿三頭筋と大腿二頭筋が伸張性収縮します。

*これだけで勁力が発生します。

*ただし、表側の大腿直筋が過緊張している人には難しいものがあります。ガヂガチおじさんは、大腿直筋と大胸筋が過緊張しています。これで勁力は死にます。

*日頃、大腿直筋で歩いている人も大腿直筋が過緊張しています。特に現代日本人は大腿直筋で歩いています。足指は使いません。その結果、ホンダのアシモ君が生まれました。だから、アシモ君には足指がありません。あれが現代日本人の姿です。

*そこで、足をゆるめます。また、足指ウォーキングします。
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by tiger-hawk | 2017-02-07 07:44 | 心意六合*形意

外から自分を観察します

*どうして喬松茂先生は武式太極拳(喬式太極拳) を弟子にちゃんと教えなかったのか? 今は完全に理解できました。

*弟子の演武を見ながら、なんだか浮いているなあ、と喬先生はつぶやきました。それで私は、太極拳における浮いている状態を完全に理解できました。

*独り言なのか? 私に聞こえるようにつぶやいたのか? そこまでは解りませんでしたが。どうせ質問したところで、とぼけるに決まっているのだから。

*先日、素人のオネーサンaを指導したら、初日で心意六合拳・弓歩の勁力を出しました。小さな勁力でしたが、それでも姿勢勁力です。

*それはオネーサンaにいわゆる中国拳法の経験が無かったことが幸いしました。つまり、悪いクセがありませんでした。ガチガチお兄さんでもありませんでした。

*そして、性格が素直でした。本人は素直ではない、と否定していましたが、私もそう思います。とても頑固です。自分の意志を大切にします。だから、いきなり訪ねてきました。私のアホblog だけで判断して。

*でも、私に習いながら私を馬鹿にする人もいます。とてもプライドの高い男もいます。そんな人はたいてい失敗しますが、実在しました。

*以前、一日だけ空手家先生を指導したことがあります。私なんかよりとても腕力があり、身体能力も高そうでした。心意六合拳の弓歩で勁力を出していました。心意六合拳の鶏歩はまだ無理でしたが、続ければ簡単に出しそうです。

*で、私は遠からず倒されてしまうでしょう、彼が悪い人だったら。幸い、いい人でした。まあ普通、悪い人は虎鷹拳院には来ません。頭から馬鹿にしているので。

*でも、心意六合拳のことわざが理解できました。・・・師匠は弟子に餌を与え養う。やがて弟子は師匠を倒す。・・・なんか怖い世界ですねえ・・・

*私が武式太極拳を習った当時、武式太極拳第五代伝人がいました。喬先生は、伝人を名乗りたかったら勝手に名乗れ、なんて言ってました。本を出したかったら勝手に出せ、とも言ってました。私の前ではそんなこと言ってました。つまり、彼のことを認めていませんでした。(彼の本は北京体育大学出版社から出ていました。) 

*私から見ても勁力は無さそうでした。フワフワと浮いていました。後に来日し東京でも指導していました。電話がありましたが、私は行きませんでした。彼が嫌いでしたし、勁力も無いし、他団体でしたし。先のエピソードで演武したのは彼の奥さんです。

*オーストラリアに移住して、後に奥さんを◯したらしいです。どんな事情があったのか知りませんが、彼の奥さんは強烈な人でした。私なら絶対に逃亡するところです。もちろん、◯す発想はありません。裸足で逃げ出します。私、ヘタレなんです。18歳の時も、靴を履いていたら◯されると瞬間に判断して、裸足で逃亡しました。(当時の◯◯なら私の死体は消せます。) 

*というわけで、武式太極拳の勁力は初日でも出せます。ただし、大胸筋と大腿直筋が過緊張している人は出ません。胸・肩・太ももはゆるめてください。いろいろと考える人は失敗します。私の場合はアホなので、勁力だけは成功しました。

*心意六合拳の鶏歩は、微妙なバランスが求められます。地面を蹴るとバランスが良くなります。しかし、姿勢勁力は消えます。

*武式太極拳には鶏歩がありませんから、その分とても簡単です。しかし、普通の弓歩は大腿直筋で造ります。すると失敗します。武式太極拳の弓歩は裏側の下腿三頭筋と大腿二頭筋で造ります。

*いろいろ考える人は、正確に考えてください。客観的に自分を観察します。もう一人の自分がいて、外から自分を観察します。(幽体離脱とは違います。) 外から自分を観察できない人は、進歩が遅くなります。プライドとか自意識は不要です。
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by tiger-hawk | 2017-02-06 07:47 | 心意六合*形意

オオカミの走り?

(昨日の体育館から)

*久しぶりに関西から来たXさんを迎えて、もうすぐコアラと結婚するオネーサンaを交えて、blog に書いた心意六合拳・形意拳のおかしな歩法を教えてみました。

*これさえできたら、もう勁力を獲得してしまうという歩法です。

*一番解りやすい、心意六合拳・鶏撲食(けいぼくしょく) からやってみました。

*最初の一歩が肝心です。これでもう運命が決まります。

*でもやはりちょっと無理でした。鶏歩が浮いている人には早過ぎました。まあ、いつか解ると思うので、解説した要領を忘れないで練習してください。

*鶏歩が浮いている原因は、いろいろあります。人によって違いますが、だいたい共通する原因を並べてみます。

*上半身がゆるんでいないと失敗します。

*学校では、胸を張れ、背筋を伸ばせ、と教えられます。この学校教育が間違っています。だから、真面目な人は悪影響を被ってしまいます。(私は不真面目な人間なので、悪影響はありませんでした。先生のいうことなんか無視です。アハハ) 

*胸を張ると、大胸筋が過緊張してしまいます。これだけで身体が浮いてしまいます。なにしろヒトは直立二足歩行なので、すぐに悪影響が出ます。

*大胸筋が過緊張すると、肩が緊張してしまいます。肩が緊張すると、もういけません。勁力が死んでしまいます。肩はいつもゆるめるように注意します。

*背骨は胴体の真ん中にあります。背中を触ると感じるのは、背骨の突起です。というわけで、背筋を伸ばすと、背骨は反り返ってしまいます。

*背筋を真っ直ぐにするためには、どうしたらいいのでしょうか? 幸いなことに腹直筋があります。腹直筋で体幹を立てます。すると、背筋は真っ直ぐになります。

*お年寄りの背中が曲がるのは、腹直筋が衰えるからです。ではどうしたらいいでしょうか? 腹筋運動する? いわゆる腹筋運動は腰を痛めるたげです。腰痛の原因にもなります。

*腹直筋は体幹を立てます。これだけでいいんです。座っていも練習できます。座って何もしないと、猫背になってしまいます。腹直筋がゆるんでいるからです。腰痛の原因になります。(腹直筋は見せるためのものではありません。腹筋が割れていなくてもどうでもいいんです。腹筋で体幹を立てることが必要不可欠です。) 

*しかし、体幹の土台が必要となります。腹直筋はタテ方向なので、ヨコ方向の柱が必要となります。

*それが腹横筋です。腹をほんの少し凹ませて、左右横へ引っ張ります。ヘソの横数センチのところに圧力点が二つできます。ヘソそのものではありません。だから楕円形になります。

*これが心意六合拳の雷声となります。最初は息を吐きながら実行します。慣れてきたら、息を吸う時も維持します。息を吸う時に腹横筋がゆるんでいると、KOされてしまいます。

*同時に尻を収めます。腹横筋で膀胱のあたりの下腹部を持ち上げるようにします。すると、尻が収まります。これをいわゆる提肛と称します。

*そして、鼠蹊部が折れ曲がります。相撲の蹲踞の姿勢と本質的に同じです。いわゆるハイレグの部分です。真っ直ぐに立っていても、鼠蹊部が伸びてしまわないように注意します。鼠蹊部が伸びていると、とても弱い姿勢となります。中年のオジサンの姿勢を見ると、ほとんどの人の鼠蹊部が伸びています。

*なかなか下半身へ行きません。アハハ

*「哲学者とオオカミ」(愛・死・幸福についてのレッスン) 、マーク・ローランズ著、を読むと、イヌとオオカミの走りの違いについて述べていました。

*イヌの走りは、ほんの少し垂直方向の力が働くそうです。その結果、上下動が生じます。オオカミの場合、上下動が全く無いそうです。その結果、滑るように走るそうです。

*残念なことに、オオカミの走る姿を見る機会がありませんが、上下動が無いのは心意六合拳と宋氏形意拳にも共通しています。特に、心意六合拳の鶏行歩に顕著です。(沈墜勁や震脚を用いると上下動します。地面を蹴ると上下動します。) 

*アメリカのイエローストーン公園に二ヶ月位滞在すれば、オオカミの走りが見えるかもしれない。そんなチャンスは死ぬまで無いけど。アハハ 

(註) 走り=ランニングなので、オオカミの走りと鶏行歩は本質的に異なります。オオカミはバランスが素晴らしいのでしょう。イヌは家畜化されて少しズレたようです。

*ヒトの場合、滑るように歩くためには、足首が折れ曲がります。体重は足首と足指にかかるようにします。すると上下動が消えます。足首と足指は筋肉そのものではありませんから、実態としては下腿三頭筋が働きます。

*浮かない心意六合拳・鶏歩、浮かない宋氏形意拳の六合歩、を造るためには、鼠蹊部と足首が折れ曲がることが必要不可欠となります。

*しかしヒトは低い姿勢を造ると、膝を折り曲げてしまいます。すると、太ももの大腿直筋が過緊張してしまいます。大腿直筋の過緊張とは、実は墜落する姿勢なんです。

*なぜなら、その時、下腿三頭筋は空っぽとなります。足は大腿直筋と直結します。途中が空っぽです。非常に不安定となり、浮いた姿勢となります。浮いた姿勢は墜落するしかありません。

*下腿三頭筋を覚醒させて、浮かない鶏歩、浮かない六合歩を獲得しましょう。
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by tiger-hawk | 2017-02-05 07:56 | 心意六合*形意

おかしな歩き方

*とてもおかしな歩き方です。前足が前へ出ます。心意六合拳と形意拳の最初の一歩は、前足が前へ出ます。例外もありますが、基本の単練法はそうなっています。

*普通の歩き方では、後ろ足が前へ出ます。その後ろ足は前足となります。次の一歩は、やはり後ろ足が前へ出ます。そうして歩いて行きます。

*ところが、心意六合拳と形意拳の最初の一歩は、前足が前へ出ます。そのために、後ろ足に体重のほとんどが載っています。そうしないと、前足を前へ運べません。前足に体重が載っていると、前足を動かすことができません。

*だから心意六合拳の鶏歩は、形意拳の三体式(宋氏形意拳の六合歩) は、ほとんど後ろ足で立っています。

*このおかしな歩き方に、姿勢勁力の基礎勁力が隠されています。

*そのことに無知な人は、震脚に意味があると誤解しています。あるいは、後ろ足を引き付ける「跟歩」に意味があると誤解しています。

*浮いている身体では撃つことができません。だから、震脚や沈墜勁を用います。それだけのことです。後ろ足を引き付けないと、前足を前へ出すことができません。それだけのことです。

*前足を前へ出すためには、前足に体重移動してはいけません。前足に体重移動してしまうと、もう前足は動けません。

*これがニワトリの指行性一本足と関係があります。一本足になることによって、体重移動しなくなります。体重移動以前の動作が加わります。

*ここに、心意六合拳と形意拳の指行性勁力が成立します。

*ジクザク歩法の最初の一歩では、後ろ足が前へ出ます。その時も、いきなり体重移動してはいけません。その前に、指行性勁力が発動します。

*すなわち、後ろ足の下腿三頭筋と大腿二頭筋が伸張性収縮します。この場合は弓歩になりませんので、大きい鶏歩・大きい六合歩となります。その最初の「きざし」あるいは「起こり」があります。

*これは解説してもらわないと、なかなか解りません。なぜなら、普通のように歩けば、いきなり体重移動してしまうので、その過程が存在していないからです。

*あるいは、地面を蹴ってしまうと、同様にその過程が消えてしまいます。

*もちろん、私はある段階でこの隠された過程を理解できました。でもこれは例外的でした。多くの人は気付きません。だから私は公開しています。先生から教えてもらったことはありません。でも、先生の動作を観察していれば、理解できました。
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ジュンク堂へ行ったら一冊ありました。これは面白そうです。サル的生き方からオオカミ的生き方へ変われそうです。
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by tiger-hawk | 2017-02-04 08:43 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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