動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 317 )

技も套路も便利です

*いつのまにか太極拳風発勁ができるようになっていた。その原因を考えてみる。

*直接の原因は、心意六合拳のゆっくり単把、と、宋氏形意拳のゆっくり崩拳、です。どちらもゆっくり入ります。

*崩拳は、最初に熊の2号を掛けます。それから、熊の1号で撃ちます。熊の1号と2号が合体しています。

*心意六合拳のゆっくり単把は、熊の1号で撃ちます。そして単把は、順歩と逆歩が合体しています。単把の場合は、熊の2号が見えません。1号の中に隠れています。

*熊の1号と2号で、体幹の勁力を造ります。

*それは、前鋸筋の覚醒から始まります。そして、前鋸筋から鼠蹊部へ向かって切り込まれます。それが鼠蹊部でクロスして内転筋に達します。

*その技が、心意六合拳の龍形と宋氏形意拳の龍形です。心意六合拳と形意拳の称する、龍身と龍腰です。基本功としては、宋氏形意拳の龍形基本功です。

*この体幹勁力を、武式太極拳のロウシツヨウホで確認します。

*こうなると、太極拳の流派の違いに本質的なものはありません。些細な違いとなります。すると、流派はなんでもいいんです。

*基本的条件を満たしていればいいんです。

第一の条件・・・体重が足首に降りていること(後ろ足裏側の伸張性収縮を体得していること)

第二の条件・・・体幹勁力ができていること(龍身と龍腰)

第三の条件・・・前腕の筋肉と指先が結合していること(鷹爪)

*これらが基本的条件です。

*套路(型) を捨てた流派の先生の気持ちが、少しわかりました。しかし、套路を捨てた先生は天才です。フジマツはただの鈍才です。フジマツの頭も馬鹿です。雲泥の差があります。

*また、過程を無視できません。勁力の獲得の過程です。過程=姿勢勁力という構造です。

*そして、 パンチやキックでは闘えません。心意六合拳にも宋氏形意拳にも武式太極拳にも、パンチやキックがありません。だから、パンチやキックは使用不可です。

*体幹勁力を生かした闘いしかできません。そのためには、前腕打撃となります。拳も掌も前肢=前腕打撃です。蹴りは後肢=後ろ足足首の蹴りです。足首は関節なので、ヒラメ筋蹴りとなります。

*というわけで、フジマツは死んでも鈍才です。心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳から離れられません。技も套路もとても便利なので捨てられません。

*伝統文化とか伝統武術とかには、あまり興味がありません。便利なのでやるだけです。

追伸

シロクマさんにもらった紅茶、香りも味もとても良かった。カラダが浄化される感じ。でも、本人には、カルディよりも良かった、と言っておきました。あんまり褒めると、また路地から部屋を覗かれる危険性があります。

翼を休めにきませんか、という素敵な歌があります。初代ネーネーズの最後のアルバムに入っています。うないぐみの公演の時、誰かがリクエストしたら、「あたしが入ってないから」と古謝美佐子さんが断っていました。メンドー臭いなあ。むしろ古謝さんは要らないのだけど。

心意六合拳の鶏歩を、宋氏形意拳の熊の1号でやっているのだけれど・・・あれ? 宋氏形意拳の六合歩も熊の1号でやればいいんじゃネ? と気付きました。もっと早く気付けよ、ボケ ! どうもすいません。逃げろ~~

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by tiger-hawk | 2017-09-20 08:38 | 姿勢勁力

ランニングか? 鶏行歩か?

*ランニングなのか? 心意六合拳・鶏行歩なのか?

*どちらも指行性ですが、天と地の違いがあります。

*もちろん、ランニングは身体が浮き上がるので、天、です。鶏行歩は足首が折れ曲がるので、地、です。

*ランニングはジャンプ運動なので、筋肉としては大腿直筋に代表されます。ヒラメ筋も腓腹筋も、大腿直筋に従います。(ヒラメ筋と腓腹筋で下腿三頭筋となります。)

*鶏行歩は地に呪われているので、筋肉としてはヒラメ筋に代表されます。足首に最も近い筋肉がヒラメ筋です。大腿直筋はヒラメ筋に従います。(内家拳信者だとアキレス腱が源というところです。筋肉なんて使いません。お疲れさまです。) 

*ランニングでは最初の筋肉が大腿直筋です。鶏行歩では、大腿直筋が最後の筋肉となります。最初はもちろん、ヒラメ筋です。そして腓腹筋、半腱半膜様筋、大腿二頭筋、内転筋、最後が大腿直筋です。裏側から行きます。

*しかし、その違いは外からは見えません。鶏行歩しているつもりでも、内実はランニングになってしまいます。

*あるいはウォーキングになってしまいます。ウォーキングも地面を蹴る大腿直筋の運動です。蹠行性になりますが。蹠行性のランニングがウォーキングとなります。たまあに、本当に蹠行性でランニングしているおじさんが公園にいますけど。お疲れさまです。

*ウォーキングは踵で着地します。ランニングは踵が地面に触れるか触れないかで、足指と趾球で着地します。アフリカのマラソンランナーだと完全指行性になるそうです。つまり、足指と趾球以外、地面に触れることはありません。日本人には難しそうです。

*地面を蹴ってしまうので、歩いていても、内実はランニングなのです。あるいはウォーキングです。

*ランニング的鶏行歩と鶏行歩の違いは、横から見ると1cm位の違いです。これではわかりません。上下動を消しても、同じことです。

*普通の人は超鈍いので、わかりません。特に中年のガチガチおじさんには無理です。

*私は誰にでもわかると、誤解していました。だから、できない人を見るとイライラしていました。

*今は自分がヘンタイなのだと理解しました。私が間違っていました。ごめんなさい。

*というわけで、田植発勁を教えています。

*実験者の後ろ足にひざまずくようにして、足首や膝の角度を調整します。

*なかなか屈辱的なポーズなのでやりたくなかったのですが、仕方ありません。こんなこと、中国の先生なら絶対にやりません。

*超鈍いガチガチおじさん・ガチガチお兄さんには、田植発勁しかありません。やっとわかりました。

*それでも肩に力を入れられると、お手上げです。

*肩の力を抜くことは、本人の努力に頼るしかありません。

*肩の力を抜くことは、心意六合拳の単把で練習できます。構えた時、肩の力を抜きます。手を高く上げても、肩に力を入れません。そのまま最後まで肩の力を使いません。肘も使いません。

*とりあえず、強く撃たないで、最後まで肩の力を使わないように練習します。

*途中まで良くても、最後に肩の力を使ってしまう人がほとんどです。本人は気付きません。え? これで肩の力を使っているの? と信じられない顔をします。

*強く撃とうと思うと、失敗します。

*これは中国の先生でも、できていない人がたくさんいます。できる人は少ないです。だから、安心して? 練習しましょう。

*虎鷹拳院に来たことは、運が良かったのです。

*心意六合拳の師匠からは、単把を毎日百回撃て、と言われました。ゆっくりていねいに百回やっても、そんなに時間はかかりません。ゆっくりていねいに毎日やりましょう。

*肩が出る運動は大間違いなのです。肩甲骨発勁は、肩の出る運動を拡大してバックスゥイングを加えたものです。愚の骨頂です。

*肩を出す拳も大間違いです。拳は体幹全部を使います。宋氏形意拳の崩拳も同様です。これも、実技指導受けないと理解できません。

*拳も掌も、撃つ瞬間は前腕しか使いません。これも理解が難しいところです。心意六合拳・鷹爪の本当の意味です。

追伸

カメジロー、見に行きます。ユーロスペースでやっているらしい。

追伸2

カリアゲ君ありがとう解散? のために、10月の予定がまた変更になるかもしれません。その時は、はじめましてのページ頭に書き込みます。

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by tiger-hawk | 2017-09-19 08:19 | 姿勢勁力

勁力の骨を造るために

*どうしてそんなに硬くできるの? と聴いてしまったことがあります。数年前のことです。悪いことしたなあ、と反省しています。素朴な疑問でしたけど。

*ガチガチでしか動けない人がいます。これは日本人特有なのではないか? とにかく真面目なのが日本人です。

*それでフニャフニャ体操をすすめたり、禅密功をすすめたりするのですが・・・やりません。なんでだろ~~

*私は不真面目ですし、いい加減でずぼらです。それも問題ですが、姿勢勁力ではそれが幸いしました。

*宋氏形意拳では、フニャフニャ五行拳を二年以上続けました。小学生も倒せないフニャフニャ五行拳です。

*それが役に立ったのは、後の話です。

*というわけで、どうも人にすすめられません。とにかく、役に立ちませんから。

*フニャフニャ五行拳が生きて来たのは、心意六合拳の鶏行歩からです。それからは、フニャフニャなのに強い五行拳ができました。

*しかし、私の鶏行歩もフニャフニャ五行拳の影響を受けました。

*というわけで、私の鶏行歩は硬く見えて、実はフニャフニャなんです。それを見破る人もいます。わからない人もいます。

*上海にいた頃、心意六合拳を露骨にフニャフニャでやったところ、師匠に罵倒されました。おまえのは武術ではない ! 踊りだ !

*それは踊りの先生に失礼だと思いますが・・・とにかく確信犯なので平気です。この先にしか、勁力は無いと確信していました。

*心意六合拳では表面的には硬くしています。それでもバレますけど。

*宋氏形意拳では、表面も内面もフニャフニャです。

*もちろん、宋氏形意拳でとても硬い先生もいます。硬くして、その上、震える拳です。ナンダカナー 震えるために震えている。無意味ではないのか? 本当はゆるむから、結果的に震えるのです。

*心意六合拳は勇猛果敢、というイメージがあります。そのために、硬い日本人がさらに硬くなります。ナンダカナー

*硬い人は、撃たれ弱いです。簡単に砕けます。姿勢勁力もできません。

*身体をゆるめます。そこから、姿勢を構築します。姿勢勁力を造ります。

*私の鶏行歩を見て、前のめりではないのか? と疑問の人も多いかと思います。そんなことも言われました。

*私の前足にはストッパーがあります。だから、前のめりにはなりません。残念ですが、これは目に見えません。

*前足のストッパーの起原は、たぶんフニャフニャ五行拳です。

*これを造るには、大きい鶏歩で止まる鶏行歩、を練習するとよいでしょう。静かに止まった瞬間に撃てるようにします。

*フニャフニャ五行拳なんて言葉、河北系形意拳の人たちには許せないかもしれません。そんな人は、もうこのblog 見ないようにしてください。

*でも、肩の力を抜くのはたいへんなので、24時間注意してください。寝る姿勢も大事です。

*フニャフニャにして、それから宋氏形意拳・熊の1号で勁力の骨を造ります。

追伸

最近、足が重くなりました。太くはなっていないのですが、腓腹筋の中身が詰まってきたみたいです。高速鶏行歩が自然に出ます。もちろん、誰にも見せません。ウフフ

追伸2

衆議院解散選挙があるらしい。また体育館が使えない。迷惑な話しです。カリアゲ君が助けてくれるうちに選挙したいようだ。カリアゲ君に頭が上がらないねえ。

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by tiger-hawk | 2017-09-18 08:20 | 姿勢勁力

鉄牛耕地と鶏歩の誤解

(昨日の体育館から)

*遠方からTさんがやってきた。今回で虎鷹拳院は3回目だそうです。すいません。フジマツ馬鹿なので、名前も覚えていませんでした。顔は思い出しました。

*身体はがっちりしているし、素質ある若者でした。少なくとも、自分の若い頃よりも素質あります。

*もう勁力は少し出ています。もっと肩の力が抜ければ、大きな勁力が出るでしょう。

*ただ、鉄牛耕地について誤解がありました。

*指の力に頼っています。そうすると、前腕の筋肉に効きません。

*鉄牛耕地の第一の目的は、前腕の筋肉を鍛えることです。

*指の力に頼っていると、指の第三関節が陥没します。凹みます。すると、心意六合拳の鷹爪にも、悪影響があります。

*掌全体を丸くして、全面的に前腕の筋肉に頼るようにします。すると、前腕の筋肉に効果があります。

*指先を支えるのは指ではなく、前腕の筋肉なのです。

*今のところ、指先と前腕の筋肉が繋がっていませんでした。すると、拳・掌が不安定になります。相手を正確に捉えることができません。相手を捉えるのは、拳・掌ではなく前腕の筋肉なのです。これ大秘伝ですよ。ウフフ

*心意六合拳の弓歩と鶏歩、宋氏形意拳の六合歩の確認をしました。

*心意六合拳の鶏歩で足首が痛くなるらしいです。

*これも、足首に頼っているからです。足首の力を抜いてしまいます。

*そして、全面的にヒラメ筋に頼ります。足首を支えるのは足首ではなく、ヒラメ筋です。

*すると、鶏歩の勁力が出てきます。

*指を鍛える流派もありますが、虎鷹拳院ではやりません。指は前腕の筋肉が支えてくれます。

*足首はヒラメ筋が支えてくれます。

*宋氏形意拳の龍形基本功、熊の基本功1号などを復習しました。

*龍形基本功を利用した、様々な場面の対処法をやってみました。両手を制された時、後ろから両手を制された時、などです。片手取りもやりたかったけど、時間が無かった。

*私はいつの間にか、太極拳風の発勁ができるようになっていました。

*ゆっくり入って、瞬間的に撃ちます。

*これは、心意六合拳のゆっくり単把、宋氏形意拳のゆっくり崩拳の効果です。

*ゆっくり入る時、既に勁力運動は始まっています。しかし、見た所、フニャフニャです。実は、騙しフニャフニャなんです。性格が悪いかな。外から見ることはできません。

*この騙しフニャフニャにすると、体幹が使えるようになります。体幹が始めから統一されているのです。もちろん、腰を使ってはいけません。腰を使うと、体幹が分裂します。

*Tさん、以前は空手をやっていたそうですが、空手特有のクセがありませんでした。素質もあるし、フジマツを越えるのも簡単でしょう。

*また来て、姿勢勁力を獲得しましょう。

追伸

初代ネーネーズの最後のアルバムが「明けもどろ」です。古謝さんが卒業した後なので、古謝さんが参加していません。実はこれが最高傑作のアルバムです。フジマツの個人的評価ですが。せめてもう一枚出してほしかった。

古謝さんの声が他の人と合わない。他のアルバムでも、コーラスで古謝さんの声が入っていない場合が多々ある。聴いていると解ります。

先日、ジーンズが入らなかった。あせりました。買い替えるオカネは無いし。今日は入りました。めかぶ効果です。たぶん・・・それと熊の1号が効果的です。めかぶと熊の1号で、腹凹ませます。

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by tiger-hawk | 2017-09-17 16:07 | 姿勢勁力

構造としての姿勢と勁力

*姿勢勁力には秘伝がありません。秘伝を習ったところで役に立ちません。

*なぜなら、姿勢勁力の根っこは、地面を蹴らない指行性だからです。だからニワトリの指行性一本足なのです。

*それは勢いを否定するので、始めの一歩と次の一歩が繋がりません。それぞれ独立しています。

*だから、活歩の打撃と定歩の打撃が同じものになります。(定歩=その場で歩かずに撃つこと)

*しかも、その定歩は、前へ突っ込むことがありません。

*だから、心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩の訓練が必要となります。

*指行性ならランニングにもあります。ウォーキングと通常歩行は蹠行性です。しかし、全て地面を蹴ります。全て、大腿直筋で地面を蹴ります。

*だから、姿勢勁力の根っこは、人間の本能的動きに反します。それが最大のネックとなります。

*しかし、自分の体重をそのまま勁力に変換できます。

*それは地面を蹴らないので、身体が浮くことがないからです。

*大腿直筋はかなり高い位置にあるので、それだけで身体は浮いてしまいます。

*そこで、身体が浮かないように、体重を足首に降ろします。一番直接的なのは、心意六合拳の鶏歩です。

*でも、鶏歩でも抵抗してはいけません。自分の体重と重力を受け入れます。だから、無抵抗主義です。

*それでは倒れてしまうので、ヒラメ筋が覚醒します。筋肉としては、ヒラメ筋が始点となります。しかし、ヒラメ筋も地面を蹴ってはいけません。あくまで支えるだけです。

*姿勢勁力の根っこを理解できたとしても、肩に力が入っていると、全ては無に帰します。

*相手の圧力を肩で受け止めてしまうのは、人間の本能的反応のようです。なぜなら、直立二足歩行で前肢=腕が自由になったから。

*だから、一般的に突きも肩から実行されます。そんな人が圧倒的多数です。いわゆる中国武術も例外ではありません。

*そのために、肩の代わりに前鋸筋を用います。

*腕を伸ばすのは上腕三頭筋の仕事ですが、これも前鋸筋など体幹の動きに任せます。そのために、上腕三頭筋も上腕二頭筋もゆるめてしまいます。

*直接の仕事は前腕の筋肉が引き受けます。前腕の筋肉の負担が増えるので、鉄牛耕地で鍛えてあげます。それが、心意六合拳の鷹爪の拳理です。

*肩をゆるめる。上腕三頭筋も上腕二頭筋もゆるめる。これが宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳の実態です。

*力は直接には足指からもたらされます。ところが、足指もゆるめてしまいます。だから、足指が地面をつかんではいけません。

*勁力は、構造としての姿勢勁力からもたらされます。

*根っこに関しては、足指・趾球ー足首内側ーヒラメ筋、の勁力トライアングルです。それが大腿二頭筋へ、内転筋へ結合します。

*腕は肩からではなく、前鋸筋から生えます。それが心意六合拳と形意拳の称する「龍身」です。

*前鋸筋は鼠蹊部へ向かって切り込まれます。その運動線は、鼠蹊部でクロスして内転筋へ達します。それが心意六合拳と形意拳の称する「龍腰」です。

*内転筋において、体幹勁力と根っこの勁力が結合されます。ここで、初めて姿勢勁力となります。

*これらは、人間の本能的反応に反します。だから、訓練が必要となります。

追伸

最近、めかぶ中毒になりました。毎日、毎食、食べています。主食か ! みたいです。馬鹿か ! といわれると馬鹿です。申し訳ありません。めかぶ食べてセイロン・ティー飲んで、しあわせですう。あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい ! 

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by tiger-hawk | 2017-09-16 08:07 | 姿勢勁力

戦略としての武器

*先日、ある流派の人に心意六合拳の鷹爪を教えてみました。私は、前腕の筋肉で指先の張りを造る、といつものように教えました。

*すると、彼は「ケンがー」と主張していました。あくまで筋肉を否定したいようです。そこのところは論争しても時間の無駄なので、スルーしました。

*しかし、15年振りに会った元虎鷹拳院の会員も「ケンがー」の人でした。

*腱とは骨と筋肉の結合組織でとても硬いものです。硬いので、ほとんど伸縮できません。無理に伸ばすと切れてしまいます。よく知られるところでは、アキレス腱断裂です。

*つまり、伸びしろがありません。無くてはならないものですが、鍛えることはできません。利用も限られます。

*筋肉は筋細胞と結合組織でできています。もちろん伸縮します。大きくすることもできます。筋肉は伸びしろがあります。

*私も前腕の筋肉を大きくしたら、拳も掌も安定してきました。相手を受け止めることも楽になりました。そして、前腕だけで撃つ、ということも完全に理解できました。

*内家拳信者に限らず、中国武術者の特徴は筋肉を否定することです。しかし、みっともないなあ。「気」とか「意」とかを唱えていると、おかしなことになります。

*気とか意とかは心理学、ということを知るべきです。武術に心理学は必要です。人間の行動の全てにおいて、心理学は重要です。生活においても、人生そのものにおいても、心理学は大切です。心理から病気になることもあります。私も職場環境と心理から腎不全と心不全になりました。

*しかし、心理学と勁力は区別されるべきものです。勁力を直訳すれば、強い力です。

*そこに心理学を混ぜると、訳の解らないものができあがります。

*心理学は、相手との闘いにおいて、必要不可欠のものです。それは、勁力の効果を決定付けます。

*しかし、それは戦術なのです。戦略ではありません。闘いにおいては、戦略としての武器が必要です。それが勁力です。

*前腕の筋肉を大きくすれば、勁力も増大します。前腕だけで撃つということも理解できます。そのための鉄牛耕地です。腕立て伏せでは、前腕の筋肉にほとんど効果がありません。

*もちろん、筋肉=勁力ではありません。だから、筋トレやっても勁力はできません。しかし、勁力とは特殊な運動です。特殊ではあるけれど、運動の一種なのです。

*闘いは二人以上で実行されます。だから、相手との心理戦が大切です。勁力は一人練習で獲得できます。それは己の身体を武器とすることです。

*いい加減、筋肉を否定することをやめませんか? 

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by tiger-hawk | 2017-09-15 22:26 | 姿勢勁力

体重と重力を受け入れます

*最近のマイ・ブームは、グダブラ歩きです。これを準備体操にしました。

*グターと全身の力を抜いて、ブラブラ歩きます。まあ、いつもやっている歩き方なんですけど。

*ウォーキングやっているきれいなオネーサンを見ると、北朝鮮の軍隊を思い出します。なんかおかしくて滑稽です。

*グダブラ歩きしてから、心意六合拳の単把を撃つと、バチン、と極まります。とってもすっきりまとまります。宋氏形意拳の崩拳も同様です。

*単把のコツ=極意は、両手は鷹爪を造ります。しかし、力を抜きます。特に前手の力を徹底的に抜きます。すると、とても上手くいきます。

*もちろん、人にグダブラ歩きを教えたことはありません。本気にしてくれません。迷惑がられます。ガタガチおじさんにはフラダンスを、と提案しましたが、もちろんやる人はいません。それで、禅密功を提案しましたが、本気でやる人は少ないでしょう。

*日本のサラリーマンの対極にあるのが、グダブラ歩きです。会社でこんな歩き方していたら、シャキッとせんかい ! と上司に叱られます。女性からは変態と思われます。

(註) ダラダラ歩きとグダブラ歩きの違いは、足を引きずらないことです。ダラダラ歩きは足を引きずります。すなわち、グダブラ歩きは、少し足を高くします。これは見てもわからないと思いますけど。

*それと、グダブラ歩きには、ある条件があります。

*それは、足首に体重が降りている、ということです。

*これは、心意六合拳の鶏歩を毎日やらないと、体重は足首に降りてきません。

*その鶏歩のコツ=極意は、足首の力も足指の力も抜いてしまうことです。フニャフニャの鶏歩にします。どの部品も地面を蹴りません。

*フラダンスをやったからといって、禅密功の築基功をやったからといって、勁力はできません。心意六合拳の鶏歩が、必須栄養素です。その時に力を抜いてしまいます。ドスコイ鶏歩とは、実は力を抜いた鶏歩のことです。これは誤解を招いたかもしれません。

*稽古をさぼっていると、また身体はフワフワと浮いてしまいます。不可逆性なんてことはありません。

*鶏歩を力で解決しようとする人がいます。残念ながら、力では解決できません。力を入れると、身体はフワフワと浮いてしまいます。体重と重力に逆らっているからです。逆効果となります。

*自分の体重と地球の重力を、全て受け入れてしまいます。ひねくれ者のフジマツも、この時は体重と重力を受け入れます。

*もちろん、肩の力と上腕の力も背中の力も、徹底的に抜きます。体幹は腹直筋で立てます。

*フニャフニャ鶏歩が、鶏歩の準備体操となります。

*これに、宋氏形意拳の熊の1号を加えます。

*熊の1号は、心意六合拳と形意拳の「龍身」と「龍腰」を造ります。すなわち、体幹勁力です。

*全ては、体重と重力を受け入れるところから始まります。

*武張る人には、難しくなります。力を抜いて、心を空っぽにします。つまり、何も考えません。いつも妄想でいっぱいのフジマツも鶏歩と六合歩の時は、本物の馬鹿になります。え? いつも馬鹿だろ? その通りでございます。申し訳ありません。逃げろ~~

追伸

最近、ボブ・ディランの海賊音源みたいのがたくさんユーチューブに上がっています。そのうち消されてしまうので、いまのうち楽しみます。

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by tiger-hawk | 2017-09-15 08:06 | 姿勢勁力

身体を建て直します

(昨日の体育館から)

*肩の力はかなり深刻な状況です。いわゆる中国拳法や太極拳の経験者でも、素人レベルです。ナンデダロ~~ 使えないなあー、中国拳法とか太極拳とか・・・

*とりあえず、肩の力を抜いてもらうために、腕を回してもらいました。ていねいに、伸び伸びと、ゆっくりと回してもらいました。

*これがかなり効果的でした。かなり肩がゆるくなりました。

*それでも、相手からの圧力を肩で受け止めてしまいます。

*相手の圧力は、後ろ足の足指で受け止めます。これは心意六合拳の鶏歩が一番わかりやすい。

*それでも足指に力を入れてはいけません。足指が地面をつかんではいけません。足指が踏ん張ってはいけません。

*足指で受け止めるといっても、その力は足指から来るものではありません。

*それは直接には、ヒラメ筋から来るものです。それが鶏歩の目的なのです。

*そのために、足首が折れ曲がります。

*勁力トライアングルを造ります。足指と趾球ー足首内側ーヒラメ筋、の関係です。それも「やわらかい弱い」勁力トライアングルです。

*やわらかくて弱くても、体重を用いるので強くなります。

*体重が足指と地面との接着剤となります。力で解決してはいけません。

*力ではなく気、というのは詐欺師です。力ではなく体重です。

*例えば、腕の重さは約4kgあるそうです。それを拳・掌に生かせたらたいへんな武器になります。

*ところが、肩を使ってしまうために、拳・掌は軽くなってしまいます。上腕を使ってしまうために、拳・掌はさらに軽くなってしまいます。

*肩を使わない訓練が必要です。上腕を使わない訓練が必要です。

*そして、前鋸筋で腕を支えます。それが宋氏形意拳の龍形基本功、熊の基本功1号の目的です。

*今まで、肩を使って生きて来たので、かなり難しくなります。数十年の悪習です。その悪習を断ち切って、前鋸筋で動きます。

*それが心意六合拳と形意拳のいうところの、龍身です。

*そのためにも、前腕を開発します。

*手の指はどうでしょうか?

*指先は張ります。しかし、指先を指先の力で張ってはいけません。

*私たちの指先は、特殊な訓練を受けていないので、(そんな流派もあるでしょうが) 、とても弱いものです。

*弱くていいんです。そのまままでいいんです。

*指先の張りは、前腕の筋肉で造ります。それが心意六合拳の鷹爪となります。だから、前腕の筋肉を鍛えればよろしい。

*前腕の筋肉を鍛えるのが、鉄牛耕地の目的です。

*腕立て伏せだと、肩を鍛えることになります。ますます、肩に力が入ります。だから、腕立て伏せは止めましょう。

*手の指は、前腕の筋肉で支えます。

*足の指は、ヒラメ筋が造る勁力トライアングルで支えます。

*腕は、前鋸筋で支えます。

*体幹は、前鋸筋から鼠蹊部への切り込みで支えます。それが、心意六合拳と形意拳の称する龍腰です。

*そのラインは鼠蹊部でクロスして、内転筋へ達します。

*内転筋において、体幹と足の勁力トライアングルが結合します。

*どれも、力で解決してはいけません。力では解決できません。

*身体を再構築します。建て直します。

追伸

いくら技や套路を覚えたところで、身体がそのままでは、全ては無駄ということです。套路コレクターは、悲惨な最後を遂げます。

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by tiger-hawk | 2017-09-14 08:21 | 姿勢勁力

後ろ足勁力と姿勢勁力

*昔は後ろ足勁力と称していました。

*しかしこれ、二つの意味で都合が悪い。

*後ろ足といっても、表と裏があります。

*表は大腿四頭筋、特に大腿直筋で地面を蹴ります。ある種のジャンプ運動です。それは、ランニングだと指行性、ウォーキングでは蹠行性(せきこうせい) となります。日常歩行も同様の蹠行性です。

*動作勁力も蹠行性です。沈墜勁も震脚も、十字勁も纏絲勁も、開合も、全て蹠行性です。ヒトを含む霊長類は蹠行性ですから、当然の結果です。

*それは、普通の表の勁力のことです。しかし、目的とした勁力は、普通の表の勁力ではありません。

*裏の勁力です。後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮のことです。それは、表の大腿直筋に対して、裏のヒラメ筋が要となります。

*心意六合拳の鶏行歩は、ランニングと同じ指行性ですが、性質が全く異なります。地面を蹴らずに、鶏歩状態=一本足状態が持続します。

*ランニングでは、直接には足指と趾球で地面を蹴ります。鶏行歩では地面を蹴らないので、足指と趾球はゆるめてしまいます。そして、足首もゆるめてしまいます。

*だから、鶏歩と鶏行歩では、足指が地面をつかむことはありません。それは、鶏歩と鶏行歩では大間違いなのです。(他の武術流派のことは知りません。)

*もう一つの大きな問題があります。

*勁力の根っこは足の問題ですが、体幹の問題があります。

*すなわち、心意六合拳と宋氏形意拳の、鷹爪・龍身・龍腰、の体幹勁力の問題です。

*これは、後ろ足勁力とは表現できません。

*体幹勁力を含めると、姿勢勁力となります。

*また、足の問題は、足首が折れ曲がり指行性となります。

*ところが、鼠蹊部が折れ曲がらないと、膝に体重が掛かり、失敗します。

*この鼠蹊部の折れ曲がりが、龍身と龍腰の大事な要素ともなります。

*鼠蹊部は、体幹と足を結ぶ大切な要です。

*というわけで、姿勢勁力と称します。

*その要素は、鷹爪・龍身・龍腰・鶏歩、となります。

*鶏歩と鶏行歩は、ニワトリの指行性一本足から創られました。

*しかし、鷹爪・龍身・龍腰の要素を求めると、二足歩行ではなく、指行性四足歩行=虎となります。

*宋氏形意拳の六合歩は、鶏歩の変形です。撃つ瞬間は足首がさらに折れ曲がり、ほとんど鶏歩状態となります。

追伸

宋氏形意拳の熊の1号と心意六合拳の鶏歩を合体させたものは、姿勢勁力の最高傑作かな? 本日から教えます。とても簡単なんですけど。体幹勁力と指行性勁力の合体です。

え? デントーはどうなるんだ? デントーはLEDに変えました。めっちゃ明るいですよー びっくりしましたあー

追伸2

鷹爪といっても、指先に力を入れてはいけません。いろいろと不都合が生じます。そんな力は不要です。指先は前腕の筋肉が支えてくれます。それでいいんです。鉄牛耕地が指立て伏せではないのも、同じ理由です。仕事するのは前腕の筋肉なのです。

Nさんへの伝言・・・常に50%の力で動きなさい。100% の力で動いてはいけません。本当は30%の力でいいんですが、とりあえず50%の力で動きなさい。すると、勁力が見えてきます。

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by tiger-hawk | 2017-09-13 08:26 | 姿勢勁力

前腕発勁=腕撃

*お元気ですか ! みなさん,インチキ・フジマツは元気です。いよいよ会員が減って、虎鷹拳院は完全消滅しそうですが。アハハ


*シロクマさんにもらった練馬だいこんスペシャル号(自転車) で、開進第一中学校に通っています。


*拳が相手に当たる時、当たるところは拳面あるいは拳頭です、通常は。


*掌が相手に当たる時、当たるところは手のひらあるいは掌根です、通常は。


*ところが、昔後ろ足勁力、今姿勢勁力は違います。宋氏形意拳・心意六合拳・武式太極拳は違います。


*拳も掌も、当たるところは、前腕なのです。


*前腕の筋肉が拳を、掌を、腕を、造るのだから、当然そうなります。


*相手との接触点を、前腕の筋肉が感じ取ります。つまり、直接には前腕発勁なのです。ということは、腕撃です。


*つまり、パンチはありません。パンチは、昔後ろ足勁力、今姿勢勁力には不向きなのです。


*パンチはボクシングが最高です。最強です。だから、ボクシングに任せればよろしい。私たち武術者がやるべきではありません。特に、昔後ろ足勁力・今姿勢勁力がやるべきではありません。


*拳・掌は前腕の筋肉が造ります。前腕の筋肉は、脇腹の前鋸筋が支えます。


*前鋸筋は鼠蹊部へ向かって切り込まれます。鼠蹊部でクロスして内転筋へ達します。


*内転筋で指行性勁力と合体します。


*こうして全身が合体します。姿勢勁力となります。


*姿勢勁力の根本は、指行性と後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮によって造られます。その根本は、足指とヒラメ筋です。


*それが心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩となります。


*それには、パンチは不向きです。


*姿勢勁力は、直接には前腕発勁です。上腕三頭筋は使いません。上腕三頭筋は、相手との衝突の衝撃を受け止めます。


*上腕三頭筋で拳を伸ばすから、ハエの止まる遅い拳となります。


*上腕三頭筋を使わなければ、拳は速く撃てます。これは、宋氏形意拳の崩拳で解りました。それでも、前鋸筋の始動と僧帽筋の後ろ盾があれば、問題ありません。


*上腕三頭筋ではなく、前腕と前鋸筋で拳を伸ばします。その動きの根本は、指行性と後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮です。


*前腕と体幹と足指・ヒラメ筋が合体します。


*こうして、渾身拳が生まれます。


*渾身拳とは、渾身=全身が拳になるのではありません。


*渾身=全身が統一されることです。


*通常、人間の身体は分裂しています。特に、直立二足歩行は、身体の分裂を促進しました。


*その人類の進化=退化を逆転させて、指行性四足歩行動物の特典を獲得するのが、虎鷹拳院の目的です。


*先日、Nさんに、もっと足の力を抜いてみて、と言ったら、かなり勁力が出ていました。軽く相手を押していました。


*いつも、力入れ過ぎ、と言っているのですが、納得してくれませんでした。


*「センセーは内転筋に意識集中しろ、と言うではありませんか ! 」と反論していましたが。


*内転筋に対してはあまり体重を使えないので、鍛える時は意識集中します。


*でも、実際に撃つ(押す) 時は、余裕を持って撃ちます。気楽に撃ちます。そのほうが勁力が出ます。フニャフニャ道の極意です。


追伸


練馬だいこんスペシャル号には、後ろに大きなスライド式荷台が付いています。そのために、乗り降りがたいへん。この大きな荷台は、長い練馬だいこんを運ぶためのものだそうです。練馬農業祭は年に一回だけなのですが。そんなわけで、短い足のストレッチを始めました。アハハ


https://www.youtube.com/watch?v=uQH-L78clJw ニール・ヤング


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by tiger-hawk | 2017-09-11 08:24 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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