動物武術の虎鷹拳院日誌

tigerhawk.exblog.jp ブログトップ

カテゴリ:姿勢勁力( 264 )

大切なことはがんばらないこと

*心意六合拳は勇猛果敢、ガンガン行く、男らしい、一撃必殺、といったイメージを持っていると失敗します。あるいは、程度の低い心意六合拳しか得られません。

*なによりも、鶏歩が、鶏行歩ができません。地面を蹴ってしまいます。

*実はもっと繊細なんです。撃つのですが、前へ突っ込みません。それが姿勢勁力です。

*でもそんなのは嫌いだ、という人は震脚風心意六合拳が似合っています。虎鷹拳院では取り扱っていませんけど。

*かといって、推手、化勁、合気、などの心理学に偏ってもいけません。なによりも勁力が得られません。心理学はほどほどにしておいてください。

*単純に強いイメージを持っていると、なによりも鶏歩ができません。

*鶏歩の目的は、足首に体重を降ろすことです。

*そのためには、上半身の力を抜きます。そして、足首の力も抜いてしまいます。

*足首は関節ですから、実際の力は下腿三頭筋が担います。つまり、下腿三頭筋の力も抜いてしまいます。

*姿勢勁力の源の筋肉は下腿三頭筋です。それを抜いてしまうとは? フザケルナ ! フジマツのアホ !

*フジマツはアホなんですが、この場合は正解なんです。

*姿勢勁力は、姿勢に基づいています。つまり、自分の体重を利用するだけなんです。その目的に筋肉は従います。

*体重が根本となります。筋肉はその目的のために僕となります。

*余分な筋力を発揮すると、姿勢が崩れてしまいます。だから、下腿三頭筋も力を抜くのです。

*下腿三頭筋は自分の体重分の仕事だけすればいいのです。それ以上の仕事をしてはいけません。

*余計なおせっかいは、姿勢を、勁力を破壊してしまいます。

*鶏歩はたいへんにバランスが悪いのですが、悪いままにしておきます。

*がんばって立つ必要はありません。そのがんばりが鶏歩を破壊してしまうのです。

追伸

@ 他人の存在価値を認めない人は、珍しくありません。そんな人も虎鷹拳院に来れば教えてあげます。でも、他の会員と接触しないでください。孤高を貫いてください。そうしないとトラブルになります。

[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-22 09:04 | 姿勢勁力

ジェンダー・フリー

*こんにちわ、アホでインチキのフジマツです。

*どうして力を抜かなければならないのか? それは気を通すためか?

*もちろん、そんなことはありません。

*それは体重を勁力として利用するためです。それは姿勢勁力としては、足首に体重を降ろすためです。それが足指の覚醒=指行性へ繋がります。

*特に、肩の力と太もも=大腿直筋の力を抜きます。この力が、姿勢勁力の障害となります。

*肩の力の由来とは何か? これはヒトの直立二足歩行から来るのではないか? と推測しています。歩行から自由になった手を肩で制御するために、肩に力を入れるのです。

*しかし、それでは滑らかな動きはできません。指を制御するために肩を使ってはいけません。

*指は前腕の筋肉で制御します。それが心意六合拳の鷹爪です。

*そして、腕は脇腹の前鋸筋で制御します。それが心意六合拳と形意拳の龍身です。

*太もも=大腿直筋の力の由来とは何か? これもヒトの直立二足歩行から来るのではないか? と推測しています。

*猿人は、大腿骨を真っ直ぐにして、大腿直筋を大きく太くして、歩き始めたと化石人類学の本にありました。

*ランニングとウォーキングを観察すると、大腿直筋で地面を蹴って進みます。

*しかしそれだと、大腿直筋で立つ結果となります。足首から見ると、かなり高い位置です。それが不安定を招き、ユラユラと動く結果となります。すると、体重移動が生じます。つまり、止まることができません。常に、勢いが必要となります。(これが動作勁力の由来です。) 

*結果として、ヒトは倒れながら歩くのです。典型的なのが、幼児とお年寄りです。重力の有効活用です。

*しかし、姿勢勁力は生まれません。

*そこで、心意六合拳のご先祖様は、虎の指行性、ニワトリの指行性一本足の思想を導入しました。もはや、人間武術ではありません。動物武術の誕生です。

*それが鶏歩と鶏行歩です。それは、足の裏側に勁力運動線を造ります。すると、表側の大腿直筋よりも長い勁力運動線となります。それが大きな運動力を生みます。それは内部運動なので、外からは見えません。

*肩の力と大腿直筋の力は、常に抜くように心がけます。そのために、虎鷹拳院では禅密功を準備体操として実行しています。

*それは勁力ではありませんが、勁力のための準備体操です。

*禅密功のテキストを見ると、セクシーな観世音菩薩が動いています。観世音菩薩はジェンダー・フリーです。男でも女でもありません。

*心意六合拳と宋氏形意拳もジェンダー・フリーです。繊細な動きを求められます。

*心意六合拳の鶏行歩は、がに股ではできません。むしろ、内股に近いような感じです。鶏歩も開いてはいけません。

*鶏行歩はオカマ歩きなのです。がに股の人は、そこから直しましょう。

*姿勢勁力は、オカマ立ち、オカマ歩きなのです。その価値観は、オカマが一番強い。

*自分よりも強い相手を前にすると、どうしても緊張してしまいます。ガチガチになります。すると、完全に負けてしまいます。

*そんな時は、緊張を解いてゆるめてしまいます。フニャフニャ体操をしてみます。すると、攻撃の糸口が見つかるかもしれません。少なくとも、勝つ可能性がゼロではなくなります。ボロ負けも避けられます。

*まして、緊張してしまうと、勁力は死んでしまいます。肩の力と太ももの力を抜きます。姿勢勁力を造る道を付けます。

*男らしさも女らしさも要りません。武張る必要もありません。姿勢勁力はジェンダー・フリーです。

追伸

*とはいっても、女装の趣味はありません。キッパリ ! セーラー服も持っていません。さらに太ったのでフットサルのLパンツがきつくなり、バスケのLパンツを愛用しています。悲惨な戦い、ですう。これからどうなるんでしょうか? 涙・・・

[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-21 08:19 | 姿勢勁力

ヒラメ筋の生と死

(昨日の体育館から)

*ヒトは倒れ込みながら歩く、と学者先生が解説していました。

*それに対して、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、は足首に体重を降ろします。

*すると、どうなるのか? 足首は関節なので体重に耐えられません。すると、下腿三頭筋が覚醒します。同時に、足指が覚醒します。

*しかし、足指が覚醒するためには、ある条件が加わります。

*それは、大腿直筋の負担を減らすことです。倒れ込みながら歩くヒトは、大腿直筋で地面を蹴り、大腿直筋で身体を支えています。

*その仕事量を減らします。そして、倒れ込まずに一本足になります。一本足時間を長くします。

*そして、足首に近い部分の下腿三頭筋に仕事してもらいます。それは、足首に近いところなので、特にヒラメ筋ということです。

*倒れ込みますと、このヒラメ筋をスルーしてしまいます。

*たとえ、足首が折れ曲がっていたとしても、ヒラメ筋を何事も無く通り過ぎてしまうと、元の木阿弥です。

*つまり、体重を支えるにはヒラメ筋が仕事してくれなくては駄目だということです。鶏歩と鶏行歩の運動原則ということです。

*倒れ込みながら歩く、とは、前へ突っ込んでしまうことです。

*しかし、いつも倒れ込みながら歩く普通の人にとっては、なかなか理解し難い問題です。前へ突っ込んではいけない、と口で言っても全く理解できません。

*そこで、文字通り、手取り足取り教えてみました。一歩歩く毎にヒラメ筋の位置をフジマツの手で修正してみました。

*すると、これでもう前へ突っ込んでいるのか ! とびっくりした顔をしていました。

*いや、そんなにびっくりされても困るのですけど・・・

*ヒラメ筋の生と死が、姿勢勁力の生と死を別けてしまいます。

@ このblogが見にくい方へ・・・「カテゴリ」という項目があります。そこから、トリセツ姿勢の発勁力、を選択してください。まだ、記事はありませんが、これがDVDの取り扱い説明書となります。

[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-20 08:33 | 姿勢勁力

反自然、非合理、反省エネ

*こんにちわ、インチキのフジマツです。

*「センセーは評判が落ちるのを気にしていないでしょ」とシロクマさんが言います。

*そっそんなことはありましぇ~~ん。「これ以上アタシの評判を落とすなー ! 」と豊田真弓子先生のように怒る気力はありませんが。なんかノンベンダラリ~~と生きております。もうどうでもいいんじゃね? 評判はインチキで定着したし。

*でも、シロクマさんに電子書籍出せばあー、と言われました。紙の本を出すオカネはありませんから。ちくわさんにも言われていたし。というわけで、やってみようかな? でも、松居一代さんのようなスキルも情熱も無いし・・・0円にしようと言ったら、おじさんXから、百円にしろや、と言われました。で、百円の電子書籍書くつもりです。誰かイラスト描いてくれへん? 

*DVDは11月頃撮影しようかな? 何をやってもボロクソに言われますから、気にしないでやります。

*内容は、禅密功、宋氏形意拳・龍形基本功、熊の基本功0号・1号・3号(横拳)・2号、心意六合拳・弓歩、鶏歩、宋氏形意拳・六合歩、心意六合拳・鶏撲食、鶏行歩、鶏形単把、宋氏形意拳・崩拳、心意六合拳・鶏形套路、などにするか? 他に入れたいものが有ればご意見ください。三盤落地も入れる? 武式太極拳のロウシツヨウホも入れる? 出演は、アスペルガーのフジマツ、まともな人のちくわさん、ADHDのN君です。なんちゅうメンツや ! 

*今月の月刊秘伝は太極拳特集らしい。本屋で表紙だけ見たら、太極拳の先生たち"浮いていました"。ほとんど空中浮遊です。で、中身を見る気力がなくなった。

*浮いているのは大腿直筋で立っているからです。そこで、普通に立つ、普通に歩くとは何か? 

*なにしろ、心意六合拳の鶏行歩は、反自然です。非合理です。反省エネです。ヒトなのに動物の真似するからです。虎の指行性とか、ニワトリの指行性一本足とか、ナンデヤネン ! 

*というわけで、インチキのフジマツが言うのもなんだから、偉い学者先生の文章を勝手に引用させてもらいます。

「ウニはすごい バッタもすごい」デザインの生物学、本川達雄 著、中公新書、から、ヒトはこけながら歩く(P,290)

 ヒトのふつうの歩き方の前に、武士の歩き方を見ておこう。(武士にはフジマツ興味が無いので省略します。知りたい人は本屋でこの本を買ってください。)・・・この歩き方(ナンバ歩きのこと) では、常にひざが曲がっているのだから、そこは両性・爬虫類と同じであり、楽ではない。
 これに対して、ふつうに歩く時にはひざを曲げない。左足をまっすぐのばして地面に着けて後ろに動かしながら、右足をまっすぐ前へともち上げる。その時に重心の位置が高くなる。さらに左足を後ろにけりつつ体を少し前傾させて右足を大きく出す。右足が着いた時には重心の位置が下がる。もし右足を出して支えていなければ体は前に倒れてしまっていただろう。つまり体を前にこけさせながら、あやういところで右足を出して体を支える。その右足を後ろに動かしつつ左足をもち上げ、と、左右を切り替えながら歩く。この歩き方の方がずっと楽、つまりエネルギーが少なくて済む。省エネになる理由は三つある。1、ひざを曲げずに足をまっすぐにのばしていること、2、重力の利用、3、バネの利用である。

1、ひざをまっすぐにのばしたまま地面を踏んでいるので、体重はひざの関節をまっすぐに圧縮するから、骨が体重を支えてくれる。ところが、ナンバ歩きのようにひざを曲げて地面をふめば、関節を曲げる力が体重によってかかってしまい、それに抗するには、ひざの筋肉を収縮させて曲げた姿勢を保たなければならない。これには余計なエネルギーがいる。ひざをまっすぐにのばせば、この分が節約できる。

2、体を前にこけさせて進んでいるが、こけるとは重力の働きに身をまかせることであり、自力を使わずに前へ進んでいることになる。この動きは振り子を逆さにしたもの(倒立振り子) とみなせる。倒立振り子は棒の上におもりのついたもので、これをちょっと前へ傾ければ、棒の根元を支点にして、上にあるおもりが円弧を描いて前へと倒れていく。つまりおもりは前へと進んでいるが、進めてくれるのは重力である。ここでは、おもりの落下する動きが前進の動きに変わっている。歩く際には、左足を軸にして倒立振り子のように体を倒しと、左右の振り子を切り替えていく。エネルギーが必要となるのは振り子の切り替えのところで、大きく倒れて進むところは重力を使っているからタダである。

3、もう一つの省エネはバネの利用であり、これにより振り子の切り替えに必要なエネルギーを少なくしている。左足を軸にして倒立振り子のように体を倒し、転倒する前に右足を出してドンと右足先で前方へ着地するのだが、着地の際、右足のくるぶしにあるアキレス腱が引きのばされる。アキレス腱はバネとしての性質をもっており、次に右足で地面を蹴る時には、このバネが元の長さに戻る力を利用して、重心を元の高い位置まで押し上げ、再度倒立振り子が使えるようにできる。よくはずむボールがいつまでも弾み続けるのと同じ状況を、アキレス腱のバネを使ってつくり出しているのである。バネでピョンピョン跳ねていけば楽ちんで、これははずむ靴底のジョギングシューズを履くと実感できる。

 こんな歩き方ができるのも、われわれが二本足で立ち上がって、重心の位置が高くなり、かつ不安定になりやすいというやっかいな姿勢をとるようになったから。重力とは運ぶべき荷物(荷重) を増やすやっかいなものなのだが、われわれは重力や不安定さというやっかいものを逆手にとり、効率よく歩くことに利用しているのである。(引用終わり)

*長くなってすいません。ともかく、これが自然な歩き方です。倒れ込みながら歩きます。太極拳も自然派なので同じです。武式太極拳(喬式太極拳) だけは例外の反自然派です。宋氏形意拳と心意六合拳の鶏行歩も反自然派です。非合理で反省エネです。また、ナンパ歩きとも全く違います。

*それは膝ではなく、足首が折れ曲がります。しかし、体重移動しません。つまり、倒れ込むことはありません。すると、足指が出現します。足指と趾球だけで体を支えることはできないので、ヒラメ筋から下腿三頭筋が覚醒します。さらに、半腱半膜様筋・大腿二頭筋・内転筋・内側広筋が覚醒します。

*体重移動しない=倒れ込まないので、指行性の一本足時間が長くなります。それにより、体重が指行性一本足に集中します。この集中した体重が勁力を生みます。

*鶏歩で立つだけで、六合歩で立つだけで、かなりエネルギーを使います。歩く時も倒れ込まないので、エネルギーが必要です。しかも指行性の一本足時間が長くなります。しかし、動作勁力ではないので、地面を蹴りません。姿勢勁力なので、動作の分のエネルギーは必要ありません。

*姿勢勁力には、体幹の集中が加わります。すなわち、心意六合拳と形意拳の龍身と龍腰です。

[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-18 08:15 | 姿勢勁力

空っぽにしてから中身を詰めます

*こんにちわ、インチキのフジマツです。

*指行性の姿勢勁力を指導するというのは、みんなの大腿直筋へ闘いを挑むということです。

*なにしろ、ランニングもウォーキングも大腿直筋で地面を蹴ります。どちらもジャンプ運動です。

*ジャンプすると身体が浮きます。浮いた身体は沈むしか選択肢がありません。すなわち、沈墜勁や震脚です。

*姿勢勁力は、身体が浮けばもう終了です。

*なぜなら姿勢勁力は、足首が折れ曲がり、足指が覚醒して、ヒラメ筋を始めとする下腿三頭筋を目覚めさせることから始まります。

*大腿直筋運動は、下腿三頭筋を無視します。そこでは下腿三頭筋はただの棒です。特に、日本のオジサンの下腿三頭筋は、硬い棒です。

*オジサンの大腿直筋はいきなり出発します。姿勢勁力の過程を無視します。

*私は、心意六合拳の師匠の後ろ足を観察して、「過程」に気付きました。

*アホのフジマツが気付いたのだから、みんなは簡単に気付くだろうと安易に考えていました。ところがそうではありませんでした。

*この過程は、以前、未完成弓歩と称していました。でも誤解を招くので、今は、鶏行歩における大きい鶏歩、と称しています。

*この過程は、武式太極拳(喬式太極拳) にもあります。その虚歩から弓歩へ至る過程です。もちろん、同じ形で大腿直筋運動をすることも可能です。それだったら、人は慣れ親しんだ大腿直筋運動へ流れるものです。そのために、中国のみんなもフワフワと浮いていました。

*そうなんです。同じ形なんです。過程が違うだけです。その過程に姿勢勁力があります。ですから、できあがった歩型も、その中身が違ってきます。中身は外からは見えません。

*いつもはボーとしているフジマツですが、その過程は見破りました。どうしてか? は解りません。

*フジマツは自分の才能の限界を理解していました。達人なんかにはなれません。でも、せめて撃てるようになりたかった。

*推手も一生懸命やりました。でも、推手では勁力は得られない。推手は心理学だと理解できました。

*それは師匠から引手法を教えてもらったからでした。それは、心意六合拳の簡単な心理学です。相手を誘導する方法です。

*心理学だけでは強い大きい相手に勝てません。自分と同じ体重の相手にも、勝つのは難しい。心理学は、切っ掛けです。

*切っ掛けは大切です。でも、そこからさらに進むためには、勁力の裏付けが必要となります。

*突破口は開いたけれど、そこから先に進む武器がありません。武器=勁力が無ければ、すぐに反撃されてしまいます。

*推手を一生続けるとは、切っ掛けだけを一生続けることです。勁力は一生得られません。

*私の姿勢勁力は宋氏形意拳から始まりました。自分の身体は歩くと浮いてしまいます。そこで歩くのをあきらめました。

*ひたすら、六合歩の定歩で五行拳を撃ちました。もちろん、勁力はありません。そして、大腿直筋運動もありません。体重移動も止めました。すなわち、なんにもありません。必然的に小学生も倒せないフニャフニャ崩拳ができあがりました。

*しかし、心意六合拳の鶏行歩で後ろ足の下腿三頭筋に気がつきました。

*私のなんにも無い宋氏形意拳の六合歩に、勁力の裏付けができました。それは、なんにも無い空っぽの状態だったから、幸いしたのです。

*もしも力強い大腿直筋運動が確立されていたら? それは困難な道でした。空っぽの自分だからできたのかもしれません。

*元々、才能も素質もありませんでした。達人なんかにはなれません。出発点も空っぽでした。人並みではありませんでした。人並みには届きません。そこからさらに空っぽになりました。

*今では、私の下腿三頭筋には中身が詰まっています。病気して駄目にしてしまいましたが、また中身を詰めました。

*みんなも力を抜いて、空っぽにして、そこから中身を詰めてみましょう。

[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-15 08:16 | 姿勢勁力

共通分母があります

*どうも、インチキのフジマツです。

*人と話していると、なんか論点がズレているなあ、と感じる時があります。共通の認識だと思っていたことが、実は違っていたということです。

*指行性の姿勢勁力は、自分の体重を利用します。体重だけです。

*いいかえると、力を込めることはしません。してはいけません。体重を勁力に変換するだけです。となると、当然、力を込めてはいけません。

*姿勢勁力の様々な大秘伝=コツは、全て、力を込めてはいけません。

*地面を蹴ってはいけないということは、力を込めてはいけないから、当然そうなります。

*その代わりに、折れ曲がる足首を用意しました。もちろん、足首に力を込めてはいけません。

*その前提条件として、折れ曲がる鼠蹊部があります。もちろん、鼠蹊部に力を込めてはいけません。

*なんでこんなこと説明しなければいけないのか? 正直、馬鹿馬鹿しいのですけど。

*姿勢勁力は体重を利用するだけです。ですから、力を込めてはいけないのです。

*心意六合拳の全ての技、宋氏形意拳の全ての技、武式太極拳の全ての技、は力を込めてはいけません。

*これが、共通の認識のはずでした。でも、違ってた。ナンデヤネン !

*姿勢勁力には共通分母があります。

*心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳、には共通分母があります。

*共通分母は、力を込めてはいけない、ということです。

*力を入れれば力は出ない。当たり前ですよね。言うまでもないことです。

*だから、心意六合拳の弓歩は、鶏歩は、宋氏形意拳の六合歩は、力を込めてはいけません。

*その中で唯一の例外が、心意六合拳の鷹爪です。どうしてでしょうか?

*前腕の筋肉は、体重を利用できないからです。そのために、心意六合拳の鶏歩・弓歩でも、宋氏形意拳の六合歩でも、鍛えることができません。

*ヒトは四足歩行ではありません。直立二足歩行です。そのために、前腕の筋肉を鍛えられません。そのために、鉄牛耕地します。鉄牛耕地で前腕の筋肉を鍛えます。

*そして、前腕の筋肉は相手の体重を利用します。相手を支えてあげます。それが打撃となります。拳とは、掌とは、腕とは、相手を支えてあげるために存在しています。なんて優しいのでしょうか? 

*共通分母を忘れてはいけません。

[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-13 08:30 | 姿勢勁力

震脚は嫌だ、から始まる

*アホなんですが、指行性の姿勢勁力を解明してしまったフジマツです。それは偶然でしたが、シロクマさんは必然だと言います。

*まあ、必然的な部分もありました。その第一歩は、震脚だけは嫌だ、という不純な動機です。震脚は八極拳でさんざんやったので、もういいや、なんて具合でした。疲れるけど、そんなに充実感が無い。勁力も期待するほどは大きくならない。武張る、みたいな感じは嫌いだし。

*宋氏形意拳を習った時、全く撃てませんでした。どうやって、撃ったらいいのか、皆目見当が付きません。でも、基本功に意味を求めました。

*特に、熊の基本功1号と2号です。デブの私がいうのもなんですが、身が引き締まります。心意六合拳と形意拳のいうところの龍腰ですから、当然ではあります。ところが、体形はドラムカンみたいになりました。どうも、前鋸筋と腹横筋の筋トレになるようです。

*見た目のいい大胸筋には全く関係ありません。小胸筋には刺激になるようです。これもドラムカンの原因です。

*第二歩は、駄目な先輩を観察することです。この人は駄目だなあ、という先輩を見て、何処が駄目なのか? を考えます。中国でも失敗する人はたくさんいます。

*もちろん自分も駄目なのですが、自分の姿は見えないものです。しかし、他人の欠点はよくわかります。すると、自分の欠点がわかります。「人の振り見て我が身を直せ」と母親に言われていました。母親を尊敬してはいませんでしたが、感謝しなけばいけませんね。アハハ

*その結果、身体が浮いてはいけない、ということがわかりました。どうして、身体が浮いてしまうのか? それは地面を蹴るからです。さらに、力を込めるからです。無意識に力を込めてしまいます。すると、身体が硬直してしまいます。拳も硬直してしまいます。

*宋氏形意拳の時も、心意六合拳の時も、武式太極拳の時も、様々な先生に会いました。そして、良い所、悪い所を学びました。

*もちろん、良いところだけ真似して、悪いところは真似しないようにしました。心意六合拳でも、武式太極拳でも、身体が浮いている先生がいました。

*宋氏形意拳では、特に力を抜きました。すると、小学生も倒せない崩拳が生まれました。それでも、この道を行くしかないと考えて練習しました。36歳から38歳の2年間は、フニャフニャ崩拳だけです。

*その後、心意六合拳の鶏行歩に出会い、指行性のジャンプしない勁力を理解しました。(指行性なんて言葉は知りませんでしたけど) 宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳に鶏行歩をプラスすると、崩拳が撃てるようになりました。

*自分は才能が無いので、宋氏形意拳の形だけでは無理でした。ところが、宋氏形意拳の基本功が心意六合拳の進歩に多大な影響を与えました。不思議な関係が生まれました。宋氏形意拳・熊の1号が無かったら、心意六合拳の熊吊膀(ゆうちょうぼう) は撃てませんでした。熊の2号が無かったら、心意六合拳の龍形裹風(りゅうけいかふう) は撃てませんでした。

*心意六合拳の鷹爪が大切だ、と直感的に思いました。そこで、徹底的に鷹爪を練習しました。寝ても覚めても鷹爪です。

*すると、鷹爪とは前腕の筋肉だと気付きました。指先と前腕の筋肉を直結させるのです。(中国武術者は筋肉という言葉を嫌います。気が大切と言います。気とは気持ちのことです。気持ち=心理学も大切ですが、身体を動かすのは気持ちだけではありません。気持ちだけでは滑ってしまいます。ただし、スポーツジム的筋トレは必要ありません。)

*気持ちから病気(腎不全と心不全) になることもあります。そんな私は、病後、動物学に出会いました。そして、指行性と蹠行性の問題を知りました。それは、心意六合拳に素朴な動物生態論があったからです。ここから出発すべきだろう、と考えました。

*心意六合拳のご先祖様は、ニワトリのゆっくりと歩いている姿を観察していたのです。そこから、鶏歩と鶏行歩が生まれました。

*私も師匠に連れられて、隣の農家のニワトリを見せられました。それは、指行性の一本足でした。

*偶然にもレールがあったようです。

[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-12 12:05 | 姿勢勁力

体重と姿勢勁力

*スポーツ・ジムで鍛えた下腿三頭筋は、指行性の姿勢勁力の役に立たない。姿勢勁力の発勁はできない。


*どうしてなのでしょうか? その原因は、スポーツ・ジムの練習では足首が硬直したままだから。足首が折れ曲がることはない。でももっと違う原因があるのでは? それは筋肉の質が違うからではないのか? 


*下半身のトレーニングというと、一般的にはスクワットと言われています。でも、スクワットで造った筋肉は、指行性の姿勢勁力の役に立たない。スクワットは大腿直筋型運動なので当然です。でも、下腿三頭筋も使います。それでも役に立たない。


*相撲の四股は素晴らしい、という人がいます。確かに四股で内転筋は鍛えられます。しかし、心意六合拳の弓歩のほうが効率的に内転筋を鍛えられます。それは、後ろ足一本の内転筋を刺激するからです。四股は着地した時に両足になります。その時に、体重が内転筋に掛かります。弓歩の場合、主に後ろ足の内転筋に体重が降りるようになります。そのように練習します。


*そのためには、足の親指側エッジを使います。小指側エッジは使いません。これは、宋氏形意拳の六合歩でも同様です。六合歩は心意六合拳・弓歩の成り立ちを教えてくれます。それは六合歩は、裏側の筋肉でできているからです。


*ランニングはスポーツの基礎といわれています。それは指行性といえども、大腿直筋型運動です。となると、姿勢勁力の下腿三頭筋型運動とは無関係です。心意六合拳の鶏行歩の代わりには成り得ません。ウォーキングは蹠行性ですが、やはり大腿直筋型運動です。


*結局、スポーツと姿勢勁力の共通性はほとんど無い、といえるようです。(スポーツ理論主義者にスポーツ理論を強要されたけど、拒否して正解でした。)


*スポーツと武術は違う、などというつもりはありません。でも、少なくともスポーツと姿勢勁力は違います。


*姿勢勁力は勢いを殺さなければなりません。前進して撃っても、止まって撃っても勁力運動の中身は同じです。だから、心意六合拳は体当たり、なんて言葉は愚かな誤りです。そんな心意六合拳があるとしたら、最低のレベルということです。


*内功とか内勁とか、なんだか色あせた陳腐な言葉になってしまいました。そこで、今は使わないようにしています。


*では何を使うのか? というと体重です。しかし、体重を乗せた拳なんて無意味です。それは、身体が浮いてしまうから。


*体重を利用するためには、力を抜かなければなりません。当然、上腕の力も抜きます。肩の力を抜きます。腰の力を抜きます。いわゆる提肛とは、腰の力を抜くことです。そして、太ももの大腿直筋と膝の力を抜きます。


*どうして力を抜くのか? 体重が分散していては使えません。そこで、肩、腰、大腿直筋、膝、などの力を抜きます。そして、足首に体重を降ろします。


*しかし、足首が硬直していては使えません。そこで、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩で、足首が折れ曲がるようにします。この時も体重を利用します。力技は逆効果です。


*足首が折れ曲がるというと、腰砕け状態になって私をからかう人がいます。ナンダカナー でも、常識的に考えると腰砕け状態になります。ところが、腰砕け状態になる時、前足に体重移動しています。後ろ足の下腿三頭筋は空っぽになります。そのときの踵の位置は高くなります。実は、その足首は折れ曲がっていません。面白いものですね。


@ あんまり夜が熱くて睡眠不足になりました。すると、シロクマさんに「もうすぐお迎えが来るみたいな顔してる」なんて言われてしまいました。ボロアパートのエアコンはリモコンが無いので、温度調節ができませんでした。そこで使っていません。どうせ一人暮らしで女性にも縁が無いから、どうでもいいや、と思っていました。そしたら、シロクマさんがどんな機種にも使えるリモコンを買ってきてくれました。ありがとう。でも・・・夜にピンポンダッシュしたのはシロクマさんだと思います。・・・子供か ! 


@そんなシロクマさんに、私が初めて見たエミルウ・ハリスをどうぞ。まだ、ぶっとい眉毛の頃ですが、天使の歌声です。ザ・バンドの解散コンサートの映画、ラストワルツからイバンジェリン。ザ・バンドのみんなも亡くなってしまいましたが、エミルウ・ハリスはおばあちゃんになっても元気です。映像はコンサートの時ではないので、不思議でした。スケジュールが合わず別撮りしたそうです。エミルウは当時から引っ張りだこだったそうです。

The Band & Emmylou Harris 'Evangeline' 1978.avi - YouTube


そして、おばあちゃんになったエミルウ・ハリス。天使の歌声はより磨かれています。


https://www.youtube.com/watch?v=UQnDqE7cdxI&index=12&list=RDiIj3h5d_9WM


[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-12 08:18 | 姿勢勁力

大腿直筋型からの変態

*おじさんXは典型的な大腿直筋型人間なので、いろいろと問題が見えてきました。おじさんXにありがとう。


*教えていると、現代日本人は足指で立てないことがわかりました。足指といっても先端ではありません。足指の先端だと、山羊さんやバレリーナの蹄行性になってしまいます。


*足指の第一関節の部分です。特に、親指、人差し指、中指の三本です。ここで静かに立ちます。小指側のエッジではなく、親指側のエッジを使うので、小指はどうでもいいです。(一般の武術は小指側エッジを使うらしいので、小指は大切になるようです。)


*地面を蹴ってはいけないけれど、地面をつかんでもいけません。体重を利用して静かに立ちます。


*某天才武術家の足指は盛り上がっているそうです。オバチャンBに、「センセーの足指はどうして盛り上がっていないのよ ! おかしいじゃないの ! 」と非難されました。


*そんなこと言われても、フジマツは天才武術家ではありません。フジマツはインチキなんです。だから、足指が盛り上がることはありません。そんな必要はありません。地面をつかむ必要が無いからです。そんなことをしなくても、体重を利用すれば十分です。


*足指で地面をつかんでみたら、大腿直筋が緊張しました。どうやら某天才武術家も、大腿直筋型のようです。


*ヒトは前へ倒れながら歩きます。特に現代日本人が典型的です。これは、地面を蹴るからです。何処で地面を蹴るのか? 大腿直筋で地面を蹴ります。指行性ランニングもウォーキング(蹠行性です) も、大腿直筋で地面を蹴ります。だから身体が浮き上がります。


*心意六合拳の鶏歩と鶏行歩は、指行性で立ち歩きます。これは、足指の第一関節の部分で立つということです。正確には第一関節から先の部分です。


*そのために、鼠蹊部が折れ曲がります。足首が折れ曲がります。


*しかしこれは、人類の歴史に反します。ヒトに進化した類人猿は、大腿直筋で直立しました。そして、歩き始めました。


*だからこそ人間武術ではなく、動物武術となりました。心意六合拳のご先祖様はヒトではなく、ニワトリの指行性一本足に着目しました。


*どうしてそんなことを考えたのか? わかりませんが、お陰で指行性の姿勢勁力が出現しました。


*その優点は、エネルギー消費が少なくて済むことです。動作勁力よりもはるかに楽です。しかし欠点は、現代日本人の立ち方・歩き方に反することです。特に、格闘技的動作に反します。


*大腿直筋で立つと、止まれません。ユラユラと前後にゆれてしまいます。すると、姿勢勁力の出発点=足指が崩れてしまいます。もちろん、身体も浮いてしまいます。


*ほとんど全ての現代日本人は、前後にユラユラとゆれています。止まれません。だから、某天才武術家は地面をつかむのでしょう。でもそれだと、エネルギー消費量がたいへんなことになります。もっと便利でラクチンな解決法があります。自分の体重を利用して、足指で立つ方法です。これなら、ほとんど力が要りません。そして、相手に滑らかに勁力を伝えることができます。つまり、相手との対立点がありません。


*そして、足指から勁力を出します。だからこそ体重移動してはいけません。ユラユラゆれてはいけません。


*こうして、宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳の「根拠地」が建造されます。姿勢勁力には根拠地が必要なんです。とても小さな根拠地です。


*それは後ろ足の足指なんですが、歩くと前足の足指になる場合もあります。


*武術には二つのスタイルがあります。それは内家拳と外家拳ではありません。北派と南派でもありません。大腿直筋型と下腿三頭筋型です。


*震脚を用いる八極拳や形意拳・心意六合拳は、大腿直筋型です。姿勢勁力の心意六合拳と宋氏形意拳は、下腿三頭筋型です。この両者は根本的に異なります。それは蹠行性のヒトと指行性の動物の違いともいえます。


*自分の場合、それほど強烈な大腿直筋型ではありませんでした。つまり、いい加減な踏み込みで歩いていました。なんかフワフワと歩いていました。それが幸いしたようです。


*格闘技は大腿直筋型のようです。格闘技や大腿直筋型武術から下腿三頭筋型武術へ変態することは、かなり困難らしいです。私の場合、いい加減で怠け者の性格が幸いしたようです。


*私は昔、八極拳を学習していました、1980年から85年にかけて。その後、宋氏形意拳と心意六合拳を学習して、八極拳と真逆のことをやれば姿勢勁力としては正解だろうと考えました。


*しかし、その当時は後ろ足勁力と称していました。これが混乱の元でした。普通の人にとって後ろ足とは、後ろ足の大腿直筋のことです。ところが私が意図した後ろ足とは、下腿三頭筋と大腿二頭筋の裏側筋肉のことです。これは、反省しなければなりません。


*下腿三頭筋型に変態するためには、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩が欠かせません。その具体的方法は、鼠蹊部と足首が折れ曲がることです。特に足首は抵抗を放棄します。ここをがんばると成功しません。足首は小指側エッジではなく、親指側のエッジで折れ曲がります。


@ シロクマさんからスイカと麦茶いただきました。ありがとう。一人暮らしなので、スイカは何年前に食べたのか、思い出せない。・・・涙


@ 新宿東口紀伊国屋書店ビルの地下1Fに生パスタのおいしいすぱげってい屋さんがあります。ぺぺろんちーの600円から。地下道から上がったところのお店。ただし、狭いし、椅子もちっちゃいのでデブのフジマツは昼時行かない。隣のきれいなオネーサンから「臭い」と言われたらショックだし。お尻の大きいシロクマさんは果たして座れるのか? 試してみてください。アハハ  ギャラリー2や紀伊国屋書店のついでにたまあに行きます。 


[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-10 08:23 | 姿勢勁力

肩と太ももをゆるめます

*病気してから動物学に出会いました。そして、指行性と蹠行性(せきこうせい) 、蹄行性、などの立ち方・歩き方を知りました。もっと早く知るべきでした。無知は罪です。「バーカ! 」と人に言われると、その通りだなあと共感します。アハハ

*そして、ゆるめられない人たちの存在を知りました。肩をゆるめられない人、肘をゆるめられない人、腰をゆるめられない人、太ももをゆるめられない人、膝をゆるめられない人、足首をゆるめられない人、たくさんの症状かありました。一番深刻なのは、肩をゆるめられない人です。これに太ももをゆるめられない症状があると、たいへんな苦しみです。

*アホのフジマツは人の気持ちがわかりません。ゆるめようと思うとゆるんでしまうのです。あんまりゆるんでいるので、心意六合拳の師匠から罵倒されました。オマエのは武術ではない、踊りだ、ボケ!

*これは宋氏形意拳の反省から来ています。宋氏形意拳の先輩を見ていたら、身体が浮いていました。原因は地面を蹴ってしまうことでした。そして、肩も腰も膝も足首も硬直しています。これらも身体が浮く原因です。

*もちろん、自分の身体も浮いています。それからは歩けなくなりました。歩くと浮いてしまうので、歩くのをあきらめました。あきらめが早過ぎるのが自分の欠点です。でもこの場合だけは幸いしました。

*それからは、六合歩の定歩で五行拳をひたすら撃ちました。力は抜かなければならないと確信していたので、小学生も倒せない崩拳です。でも仕方ありません。フニャフニャ崩拳が自分のテーマとなりました。もちろん、使い物になりません。ケンカしたら小学生に負けてしまいます。(力を抜けと言うと、肩はガチガチで前腕の力を抜いてしまいます。全く逆なんですけど・・・涙)

*その後、心意六合拳の鶏撲食に鷹抓把に鶏行歩に出会いました。そのしつこい後ろ足に注目しました。地面を蹴っていないけれど、前進しています。(地面を蹴る心意六合拳が圧倒的に多いのも事実です。ユーチューブにはそんな心意六合拳ばかりです。もちろん、一般の人には見分けられません。) 

*その原因は、折れ曲がる足首にありました。でも、常識的に考えると腰砕けになってしまいます。どうして腰砕けになってしまうのだろう? 

*それは前足に体重移動してしまうからだ、と気付きました。前足に体重移動しなければ、腰砕けにはならない。

*前足に体重移動している時は、後ろ足の踵が高くなっています。つまり、足首が伸びています。横から見ると90度位なので、折れ曲がっているように見えます。でもそれ、立ち上がっている時の足首と同じです。つまり、足首が硬直しています。

*しかしそれは、現代日本人の歩き方を否定することになってしまいます。これは日常歩行から変えなければなりません。厄介な問題となりました。もちろん、自分にとっては楽しい問題なのですが。

*足首が折れ曲がるためには、心意六合拳の鶏歩が最適です。でも普通の鶏歩ではありません。かなり特殊な鶏歩です。これを実行するためには、しっかりと立ってはいけません。不安定に立つことが条件です。

*安定的に立つと、膝で立つ結果となります。足首は硬直しています。そこで、足首はゆるめてしまいます。フニャフニャ足首です。

*すると、足首は地面に近くなります。足首が地面を蹴ることもありません。すると足指が現れてきます。そして、下腿三頭筋が覚醒します。通常、下腿三頭筋は眠っています。沈黙の筋肉です。いつも起きているのは太ももの大腿直筋です。

*ところが、下腿三頭筋が地面を蹴ってしまう場合があります。そんな武術の流派もあります。それも避けます。

*肩をゆるめること、太ももをゆるめることから始めましょう。

[PR]
by tiger-hawk | 2017-07-07 08:35 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


by tiger-hawk
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー