動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 356 )

上腕と足をゆるめます

*力を抜く練習は、どうしても必要です。

*私の場合、宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳を2年間以上続けました。お陰で、小学生も倒せない崩拳ができあがりました。

*これが、心意六合拳の地面を蹴らない鶏行歩の基礎となりました。もちろん、後に知ったことですが。

*地面を蹴らないということは、身体が浮き上がらないということです。

*例えば、オバチャンの24式太極拳を見ると身体が浮き上がっています。それは、地面を蹴っているのです。もちろん、本人の自覚はありません。この現象は全国共通です。なにしろ、北京の有名な先生も身体が浮き上がっています。

*オバチャンですから、足の筋肉は強くありません。つまり、地面を蹴ることは筋肉量とは無関係ということです。

*心意六合拳の場合、迫力が期待されます。その結果、地面を蹴ることになります。すると、身体は浮き上がります。

*心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳では、強い下腿三頭筋が要求されます。

*すると、下腿三頭筋が地面を蹴ってしまうこともあります。これで、姿勢勁力は消えてしまいます。この場合も、本人に自覚はありません。もちろん、私には見えますけど。

*力をゆるめるとなると、合気道が有名です。しかし、合気道も地面を蹴ります。それは、地面を蹴ることがヒトの本能だからです。それは、常時直立二足歩行を始めた類人猿からの伝統的本能なのです。700万年の呪いです。

*武術というと、力を込めてしまいます。しかし、力を込めてはいけません。それでは力は出ません。

*しかし、例外が一つだけあります。それが指先なのです。その指先は指の力で支えるわけではありません。指先は前腕前半の筋肉で支えます。それが心意六合拳の鷹爪です。

*筋肉というと嫌いな人がいます。特に内家拳信者は拒絶反応します。そして、「腱」といいます。腱ならば誰にでもあります。ところが、鷹爪はなかなか難しいのです。もしも腱ならば訓練は必要ありません。頭が硬直しています。

*前腕前半の筋肉と指先を直結させます。しかし、上腕の筋肉はゆるめてしまいます。前腕の筋肉を使うと、肘を固めてしまう人がいます。すると、上腕の筋肉を緊張させてしまいます。すると、肩も緊張させてしまいます。

*前腕の筋肉と上腕の筋肉を分離させます。繋げてはいけません。全ての筋肉を使ってはいけません。

*力を込めると、滑らかに動けません。滑らかに動けないと、相手の反撃を許してしまいます。相手の反撃を力で封じようとしても、無駄なことです。モンスターのような人でも無い限り。

*力をゆるめるとは、下腿三頭筋もゆるめてしまうということです。もちろん、足指もゆるめてしまいます。足指は地面をつかんではいけません。

*どうしても力の抜けない人には、フニャフニャ崩拳をおすすめします。これもかなり難しいのですけど。自分では力を抜いたつもりでも、実はガチガチになっています。これも自覚できません。そして成功すると、とても弱い拳ができ上がります。アハハ

関係ない追伸

東シナ海に心の重しを捨てたのですが、身体は疲れきっていました。今やっと疲れが取れてきました。やっと復活しそうです。

シロクマさんへ

安くて性能が良いヘッド・フォンは、audio-technica です。

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by tiger-hawk | 2017-11-23 08:12 | 姿勢勁力

反本能・前肢の覚醒

*私は四両発千斤の本当の意味を解明しようと考えました。そのためには、古拳譜だけでは不十分です。そこで、心意六合拳と宋氏形意拳の動物に着目しました。


*それは、ヒトの直立二足歩行で得た物と失った物を考察することです。そこで、動物学と化石人類学に教わりました。それは、学者先生の成果に頼っただけです。


*つまり、自分独自の新しい理論は何もありません。私は馬鹿なので、独自の理論なんかとても無理なのです。ただ、現象としての四両発千斤=勁力を解明しようとしただけです。そこに新しい理論はありません。新しい理論を作る意図もありません。馬鹿なフジマツが背伸びしたところで、無駄な努力なのです。


*勁力を教える過程で、どうして肩に力を入れてしまうのだろうか? ととても大きな疑問がありました。肩の力を抜いて、と要求しても、どうしても肩に力が入ってしまいます。


*やがて、これはヒトの本能なのだと結論しました。だから、四両発千斤はヒトの本能に反する行為です。


*根本原因は足で地面を蹴ることです。地面を蹴ることにより、前のめりになります。すると、体重を浴びせる結果となります。すると、自分を支えるために肩に力が入ってしまいます。


*これを積極的に肯定したのが、肩甲骨発勁です。つまり、肩甲骨発勁はなんの解決にもなりません。事態は悪化するばかりです。


*直立二足歩行ですから、後肢で地面を蹴ります。そして、前肢は失われました。前肢は無くなり手となりました。この手がヒトの文化・文明を作り出しました。


*この失われた前肢を取り戻すために、心意六合拳の鷹爪があります。鷹爪は指先と前腕の筋肉を直結させるためにあります。それは筋肉ではなく腱だ、という人がいます。腱ならば訓練することなく、誰にでもすぐにできます。ところが、鷹爪はなかなか難しい。すぐにできるものではありません。


*鷹爪のためには、前腕の筋肉を覚醒させる必要があります。そのための訓練が鉄牛耕地なのです。一般の腕立て伏せは、肩と胸を鍛えます。しかし、前肢を取り戻すためには、肩と胸の力を抜く必要があります。だから、腕立て伏せはやってはいけません。


*鉄牛耕地は指を立て気味にします。すると、指を鍛えると誤解する人がいます。鉄牛耕地は指を鍛えません。あくまで、前腕の筋肉を鍛えます。だから、指に負荷を求めません。ベターと手を着くと、手首と肩に負荷が掛かります。それを避けるために、指を立て気味にします。


*肩と胸は連動します。だから、肩の力を抜くためには、大胸筋を抜くことが効果的です。大胸筋を完全に抜いてしまいます。これがいわゆる含胸拔背の意味です。いわゆる沈肩墜肘も同じ意味です。


*これに無知だと、大胸筋を縮めて固めてしまいます。そんな間違った含胸拔背が普及しています。


*胸がゆるむと、鎖骨の下の部分が凹みます。これが正しい含胸拔背です。


*大胸筋と肩を使わないので、代わりの物が必要となります。それが前鋸筋です。


*すなわち、腕を肩からではなく、脇腹の前鋸筋から生やします。


*脇腹というと、横腹を想定する人がいますが、この場合はもっと上です。


*脇の下のちょっと下のところです。これは小胸筋も関係しているからだと考えられます。


*これが心意六合拳と形意拳の称するところの、龍身のことです。


*肩から腕を生やすと、腕はとても軽くなります。本来の腕の重さよりも軽くなります。


*前鋸筋から腕を生やすと、腕の本来の重さを生かすことができます。


*これをディフェンスにも応用できます。相手の攻撃を上へ叩き、下へ叩きます。顔面に来た攻撃は上へ叩き上げます。胴体に来た攻撃は下へ叩き落とします。


*もちろん、拳も掌も重く成ります。


*龍は古代ワニの化石から想像されたというワニ学者の説があります。ワニは爬虫類です。爬虫類は脇腹から前肢を生やします。そして、龍も爬虫類です。


*それをヒトに適用すると、前肢=腕は脇腹の前鋸筋から生やします。これにより、失われた前肢が覚醒します。


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by tiger-hawk | 2017-11-21 08:09 | 姿勢勁力

身体は一つ、勁力は一つ

反本能その一の補足2です。

*地面を蹴らないということは、いいかえると体重移動しないで撃つ、ということです。

*ヒトの直立二足歩行は体重移動で成り立っています。当然、撃つ時も体重移動を利用して撃ちます。格闘技もそうなっています。人間武術もそうなっています。

*これも本能といえるレベルです。

*ところが、体重移動すると体重を浴びせる結果になります。すると、後ろ足は空っぽになります。

*正確には、後ろ足の下腿勁力トライアングルが空っぽになります。結果,勁力は消えてしまいます。見た目は足首が伸びています。

*勢いに負ける、ともいえます。

*これを克服するためには、足の力を抜きます。足は地面を蹴りたいので、常に力を入れる傾向にあります。その力を抜いてしまいます。そして、体重が常に下腿勁力トライアングルにあるようにします。

*ところがこんなことをいう中国の先生はいません。それで私も不安でした。私は間違っているのだろうか? と不安でした。

*しかし、宋氏形意拳の宋光華先生,趙栄昌先生、趙先輝先生などを観察すると、体重移動しているようには見えません。心意六合拳の師匠を観察しても、体重移動しているようには見えません。

*そして、宋氏形意拳の先生でも心意六合拳の先生でも、失敗していると感じられる先生は体重移動しています。

*この問題は中国では明確に語られていないようです。そこで、私はこの問題を徹底追求してみました。

*具体的には、宋氏形意拳の崩拳で徹底しました。心意六合拳の単把で徹底しました。その他の技でも徹底しました。

*その結果、前方へ突っ込むことが無くなりました。技の威力が倍増しました。

*反対に、少しでも体重移動すると、技の威力は激減しました。

*但し、体重移動しないということは勢いを殺すことです。すると、見た目の迫力は消えてしまいます。私の宋氏形意拳も心意六合拳も、迫力ゼロとなりました。

*これは私には好都合でした。なにしろひねくれ者のフジマツです。迫力ゼロなんて楽しいではありませんか。アハハ

*その始まりは、宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳です。そこに心意六合拳が加わりました。すると、心意六合拳の師匠に罵倒されました。

*「お前のは武術ではない ! 踊りだ ! 」と罵倒されました。「それは踊りの師匠に失礼ですよ、センセー」と心の中でつぶやきました。

*なにしろその頃は私は、勁力なんてありません。勁力ゼロです。ただ、力を抜いていただけです。

*それでも、ここで力を入れたら駄目になる、という確信がありました。この道の先に勁力がある、と考えていました。

*そこで師匠の罵倒をやり過ごしました。ひたすら耐えました。

*これがフジマツスタイルの始まりでした。今では勁力があるので、フニャフニャ崩拳も見た目はフニャフニャではありません。心意六合拳も迫力はありませんが、それなりに見えます。

*さて、その方法です。ここが肝心です。

*勁力の起点は何処か? それは後ろ足の足指です。では、勁力の終点は何処か? それは後ろ足の足指です。起点と終点が同じなんです。なにしろ、体重移動しませんから、起点と終点が同じになります。後ろ足から伝わった勁力が手に伝わるわけではありません。

*ここでいわゆる「勁道」の概念は否定されます。勁道はありません。心意六合拳の「周身功・渾身拳」の本当の意味が理解できます。

*歩いて撃つ時は、前足一本足状態から撃ちます。この時、前足の足指が起点となります。この前足はすぐに後ろ足となります。その時、後ろ足足指となります。同じ足の足指です。結果は同じです。

*勁力の起点はもう一つあります。それは手の指先です。心意六合拳の鷹爪のことです。これも終始、変化しません。すなわち、勁力の起点と終点が同じとなります。

*これは自分が指行性四足歩行動物になった、と想像すると理解できます。あくまで想像ですけど。

*身体は一つ、勁力は一つ、となります。なにしろ勁力は姿勢ですから。

(予定変更して、ごめんなさい。次回は反本能その二となります。) 

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by tiger-hawk | 2017-11-20 08:51 | 姿勢勁力

膝ではなく足指でリズムを取る

(昨日の体育館から)

反本能その一、の補足です。

*現代日本人は膝でリズムを取って歩いています。そのために、いつも姿勢がユラユラしています。瞬間的に止めることができません。

*心意六合拳の鶏歩で、弓歩で、宋氏形意拳の六合歩で、瞬間的に止まることが要求されます。その瞬間に撃ちます。

*ところが、膝でリズムを取って歩いているので、瞬間的に止まることができません。止まったつもりでも、膝から上がフラフラしています。

*これは心意六合拳・鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、の不安定を招きます。不安定では撃てません。

*膝でリズムを取るのがその人の体質だとしても、その体質に甘んじてはいけません。体質を変えてしまいます。

*その人の体質に合った方法? そんなことはチャンチャラおかしい。体質なんていくらでも変えられます。大衆迎合主義は、堕落を招きます。例えば4スタンス理論とかね。

*なにしろ、ヒトなど霊長類は蹠行性です。それをネコ科や鳥類の指行性に変えようというのが、姿勢勁力です。体質どころか本能を変える試みです。

*すなわち、膝でリズムを取るのではなく、足指でリズムを取ります。これが、隠れ指行性の正体です。

*では、踵は浮いているのか? と質問されました。踵は地面に触れています。それでいいんです。しかし、踵に体重はありません。

*必要なのは足指だけです。それも、親指・人差し指・中指だけです。薬指と小指は重要ではありません。これが親指側エッジの正体です。でも、薬指と小指は浮いていません。地面と触れています。踵と同じ扱いです。

*これを私は,心意六合拳の鶏行歩で、単把で、学びました。その始めは、宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳です。つまり、六合歩です。

*誰かに教わったわけではありません。指行性も指示されたわけではありません。心意六合拳と宋氏形意拳の技を追求した結果です。当然の結果なのです。

*また、沈墜勁や震脚を捨てた当然の結果です。静かな勁力の行き着いた場所が、隠れ指行性なのです。

*足指でリズムを取ることを学びます。日常歩行も足指でリズムを取ります。そのためには、力を抜きます。

次回は、反本能その二、をやります。

追伸

フジマツの毒気が抜けてしまった。ダイジョウブか? お迎えが来るのか? とシロクマさんが心配しています。嫌われフジマツのモードに戻そうとしましたが、失敗しました。このまま毒気が抜けたままにしておきます。まあ、いいんじゃないでしょうか? 自分でも刺が抜けたかな? と感じています。このblog を見ているアンチの人たちも、もはや得るものは何もありません。

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by tiger-hawk | 2017-11-19 08:49 | 姿勢勁力

反本能の四両発千斤

*どうして地面を蹴ってしまうのだろう? 地面を蹴れば、身体は浮いてしまいます。すると、勁力は消えてしまいます。

*せっかく、心意六合拳の鶏歩を、宋氏形意拳の六合歩を練習しているのに、全ては無駄になってしまいます。

*心意六合拳の鶏行歩を教えていて、とてもイライラしていました。この人たちは想像力が欠如しているのか? 何か欠陥があるのか?

*ところがみなさんは正常でした。私が異常でした。みなさんはヒトとしての本能を守っていました。私は本能が欠落していました。というか、異常な妄想力がありました。

*心意六合拳の師匠からは、動物を観察しろ、と教わりました。動物園へ行け、と命令されました。

*師匠の隣家のニワトリを観察しました。フジマツ見ろ、と言われました。ニワトリは一本足になって止まります。そこからまた足を降ろします。後にそれは指行性一本足と解りました。それが心意六合拳の鶏歩と鶏行歩の原点です。

*心意六合拳には素朴な動物生態論がありました。これが動物武術の始まりです。その心意六合拳から形意拳が生まれました。形意拳も動物武術です。(その後、人間武術へ変化した心意六合拳と形意拳もあります。そのほうが主流になったようです。人間だから当然の結果ともいえます。)

*人間だから人間武術をやるほうが自然です。人間なのに動物武術をやるのは不自然です。不自然を承知でやるのですから、立ち方と歩き方も不自然になります。それが鶏歩と鶏行歩です。

*病気してから後、動物学と化石人類学の本を読みあさりました。動物武術ですから動物学を学ぶのは当然です。そして、類人猿からヒトとなる過程で、動物の特徴を捨ててヒトとなった特殊な動物を学びました。そのためには、類人猿と現世人類の中間を見るのが適切です。それは化石となって残っています。

*化石人類学によると、猿人は曲がっていた大腿骨を真っ直ぐに改造して、大腿直筋を始めとする大腿四頭筋を大きくして、直立二足歩行を始めました。類人猿と猿人の違いは、大腿骨を見ると簡単に解るそうです。

*それは、大腿直筋で地面を蹴っていたことを示しています。地面を蹴って立ち上がり、地面を蹴って歩いていたのです。

*しかも、霊長類は踵を用いる蹠行性です。それがニワトリの指行性一本足に学ぶとは、明らかに矛盾しています。心意六合拳と形意拳は、その矛盾の隙間を立ち・歩くのです。心意六合拳を代表する虎と鷹も指行性です。(鳥類は恐竜の頃から指行性です。)

*それはおかしな人間です。変態です。そして、ヒトとしての本能を捨てた状態です。

*発勁の極意といわれる四両発千斤の真実は、長い間、解明されませんでした。それはヒトの本能のらち外にあったからです。だから発見されないのは当然です。

*蹠行性のヒトが指行性に近づくためには、踵に体重が残っていてはいけません。そのために、足指と趾球に体重が来るようにします。

*そのためには、なにをなすべきか? 

*それは、折れ曲がる鼠蹊部と折れ曲がる足首、です。

*ヒトは低い姿勢を取ると、どうしても膝を曲げてしまいます。足首が折れ曲がることを知りません。

*しかし、膝を曲げてしまうと、膝に体重が載ってしまいます。ところが、現代日本人は膝で歩いています。だから歳取ると、変形性膝関節炎になってしまいます。

*また、鼠蹊部が伸びていると、どうしても膝に体重が掛かります。しかし、直立姿勢は必然的に鼠蹊部が伸びてしまいます。そのために、意図的に鼠蹊部を折り曲げる必要があります。同時に尻を収めます。これがいわゆる提肛です。

*足首が折れ曲がるのか? それとも膝が折れ曲がるのか? これはとても微妙な問題です。実際の指導を受けないと、体得できません。

*体重が後ろ足にあるだけでは、四両発千斤は実現できません。

*足首が折れ曲がり、指行性になり、ヒラメ筋が覚醒し、下腿勁力トライアングルが形成されます。これが勁力の根本となります。

*そのためには、体幹をゆるめて、足の筋肉もゆるめてしまいます。特に大腿直筋の過緊張を解く必要があります。無意識に大腿直筋が過緊張しているのが現代日本人です。

*人間武術の基礎といわれる馬歩では、大腿直筋の過緊張は全く問題になりません。人間武術の心意六合拳と形意拳でも、全く問題になりません。もちろん、ランニングでもウォーキングでも問題になりません。

*実は、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩には、もっと深刻な問題があります。それは下腿勁力トライアングルが地面を蹴ってしまう、という問題です。正確には下腿三頭筋が地面を蹴ってしまう、ということです。これでは勁力が消えてしまいます。下腿三頭筋ですら力を抜く必要があります。

*というわけで、四両発千斤のスポーツへの適用は無理です。スポーツは人間原理ですから。

*これが「反本能」その一です。実は、反本能はその三まであります。これを全部解明したのは、世界にフジマツだけです。(一部解明した人はいます。)

追伸

次回は、反本能その二・その三、です。その二は解明した日本の先生もいます。その二だけでも、かなり強力な勁力が出ます。

関係無い追伸

誰もいない海辺で東シナ海をぼーっと眺めていたら、辛い悲しい想い出が消えていきました。貝殻を拾って、記念にしました。やっと再出発できた気分です。

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by tiger-hawk | 2017-11-18 08:38 | 姿勢勁力

人間原理ではなかった四両発千斤

*あなたは四両発千斤の本当の意味を知りたいと思いませんか? 

*太極拳の極意といわれ、発勁の極意ともいわれる「四両発千斤」ですが、その内実は語られることがありません。それは知らないからです。だから教えることもできません。

*四両発千斤とは、四両のとても小さい力で千斤のとても大きい力を出す、という意味です。

*え? そんなことでごまかすな、ですか? それでは辞書を見てみます。

*両とはいろいろ意味がありますが、ここでは量詞のこと、つまり重量の単位です。1両で50gですが、旧制では、31,25gです。ここでは旧制のことでしょう。

*四両で125gです。16両が1斤です。1斤が500gですか。千斤で500kgですか。125gで500kgの力を出すのですか?

*随分ほらを吹いたものですね。いくらなんでもやり過ぎでは? まあ表現は大げさですが、だいたいの意図はわかります。

*でもこれ物理法則に反します。こんなことあるわけない。そこである要素を加えます。小さな筋力にある要素を加えます。要素は二つあります。

*その前に、勁力の源とは何でしょうか?

*勁力の源とは、骨ですか? 今流行のみなさん大好きな骨です。

*それとも、気ですか? 合気とかいいますね。

*それとも、筋肉ですか? 

*骨でも、気でも、筋肉でもありません。みんな間違いです。

*勁力の源は体重です。(重力も必要です。無重力状態では成立しません。) この体重を支えるために、骨も気(心理学) も筋肉も必要となります。

*体重なんていうと、それでは体当たりか? なんて言い出す人が現れます。体当たりではありません。

*体当たりでは、せっかくの体重が減ってしまいます。利用できる体重が減ってしまいます。

*それは地面を蹴るからです。地面を蹴るとジャンプ運動になります。身体が浮いてしまいます。身体が浮くと、身体は軽くなってしまいます。その典型がランニングやウォーキングです。

*そのままでは撃てません。そこで沈みます。それが沈墜勁や震脚などの動作勁力です。

*でも、身体が浮かなければ、地面を蹴らなければ、沈む必要はありません。何もする必要がありません。何もする必要が無いのが姿勢勁力です。

*太極拳や中国武術には伝統思想が憑き物です。陰と陽の魚が滑った転んだ、なんてやっているやつです。(太極図説のこと) でもそんな憑き物はクソの役にも立たないので、捨てましょう。そんなものはキョンシーの呪いです。武術はクソリアリズムで語りましょう。

*体重を支えるためには、ある姿勢が必要となります。ここで二つの要素がわかりました。体重と姿勢です。

*ところが、ここにたいへんな問題があります。

*それはヒトの本能の問題です。

*例えば、地面を蹴ること、です。ヒトとなる類人猿は、地面を蹴って常時の直立二足歩行を実現しました。地面を蹴らないということは、ヒトの本能を否定することです。

*また直立姿勢によって、前肢=腕が自由になりました。その腕で様々な道具作製と作業が可能となりました。その結果、腕は体幹から離れて、肩から生えることになりました。これもヒトの本能となりました。この本能は勁力運動の障害となりました。

*四両発千斤の意味がわからなかったのも無理がありません。それはヒトの本能の範囲には無かったのです。これでは誰にもわかりません。

*つまり、四両発千斤の運動は人間原理ではありません。それは動物原理の運動だったのです。それを人間原理で解釈しようとしたので、ことごとく失敗しました。

*私が動物武術の宋氏形意拳と心意六合拳から四両発千斤を発見したのは、必然でもありました。それは動物原理だったからです。それを武式太極拳で確かめました。

*もちろん、宋氏形意拳や心意六合拳を学習したところで、必ずしも動物原理に気付くわけでもありません。ヒトの本能の問題に気付くわけでもありません。私は運が良かっただけです。そのお陰で、人生の運は無くなったようですけど。トホホ

追伸

続きは、「反本能の四両発千斤」です。明日か明後日、blog に載せます。ではまた

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by tiger-hawk | 2017-11-16 08:39 | 姿勢勁力

足首で造る曲がった足

*姿勢勁力の根本は、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮です。回族の陳先生が示してくれた方法です。

*それは、心意六合拳の鶏歩から弓歩になる方法です。すなわち、後ろ足裏側が伸びます。

*これととても良く似た方法が、武式太極拳の弓歩です。それは虚歩から弓歩になります。全く同じといっても過言ではありません。

*では、後ろ足は伸びたほうが強い力が出るのか? これはそうとは限りません。

*心意六合拳の鶏歩は、宋氏形意拳の六合歩は、後ろ足が曲がっています。このほうが強い力が出ます。そのことを知る人は多くはありません。

*そこには、ここに落とし穴があるからです。

*後ろ足が曲がる方法は二つあります。

*それは膝が折れ曲がる方法です。これが一般的です。すると、足首は伸びてしまいます。直立姿勢と変わりありません。

*しかし、いつもはボーとしているフジマツは気がついてしまいました。膝が折れ曲がるのではなく、足首が折れ曲がるのだ、と気付いてしまいました。

*足首が折れ曲がれば勁力は発生する。後ろ足が伸びていても、足首が伸びていては勁力が発生しない。心意六合拳の弓歩は、武式太極拳の弓歩は、足首の折れ曲がった弓歩なのです。でもこれは難しい。それは、そんな経験が生まれてから無いからです。

*ヒトの直立二足歩行は、常に足首が伸びています。低い姿勢を取ると、膝が折れ曲がります。足首が折れ曲がるようにはできていません。これは構造的問題だからです。

*それはヒトが蹠行性だからです。指行性動物の場合、足首は曲がっています。足首に体重がかなり掛かります。だから、心意六合拳のご先祖様は、指行性動物=虎に着目しました。当時は無意識でしたけど。これは後世、フジマツが解明しました。

*さらに、ニワトリの指行性一本足に着目しました。一本足になることによって、体重は集中します。それが、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩となりました。

*鶏歩の後ろ足の踵は少し浮いています。それは、足首が折れ曲がりやすくなっているのです。そのことを中国の心意六合拳者も気付いていません。気付いていなくても、勁力を出す人がいます。

*しかし、もし気付いていたら、容易に勁力が出ます。それは伝統思想に捕われない外国人のフジマツによって、成されました。もっと頭の良い日本人はたくさんいたのですが、伝統思想に犯されていたのです。フジマツは馬鹿ですが、自由でした。

*折れ曲がる足首は指行性を造ります。指行性は下腿勁力トライアングルを造ります。これが姿勢勁力の根本です。

*単純に、後ろ足に体重負荷があっても、姿勢勁力は発生しません。

*曲がった足は膝ではなく、足首が造ります。

<お知らせ>

事情により、11月9日(木) ~14日(火) まで虎鷹拳院の活動を休止します。申し訳ありません。

11月19日(日)9時前頃、光が丘公園へ行くと練馬だいこんがゲットできます。農業祭です。たぶん1本200円位かと思います。練馬だいこんを購入した人は、その日の光が丘公園練習に無料で参加できます。おいしい練馬だいこんをゲツトするばかりでなく、虎鷹拳院の練習に無料で参加とは、グッドニュースです。ここだけの情報ですよ~~

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by tiger-hawk | 2017-11-08 08:54 | 姿勢勁力

下腿勁力トライアングル

*心意六合拳や宋氏形意拳を練習していれば、下腿勁力トライアングルに気付くはずです。だから、気付いた人もいたのでしょう。しかし、強く意識したことがなかった。なんとなくできていた人はいたことでしょう。

*どうして強く意識したことがなかったのか?  それは教え方の研究をしてこなかったから。名前を付けて発表したのは、世界にただ一人フジマツだけです。

*中国の武術家は、教え方の研究をしてこなかった。これは伝統的構造だと考えます。古拳譜もあるけど、詳しい注釈が無いと、意味が全く解らない。表現が抽象的過ぎる。古い拳譜は、文学的に優れてぃます。しかし、それは文学的過ぎます。

*詩文を味わうにはいいけど、武術学習は具体的にあるべきです。

*もちろん、「気」なんて言い出したらアウトです。中国の伝統思想が武術学習論の発展を妨げて来ました。

*かといって、スポーツ科学をそのまま当てはめても無意味です。スポーツは武術ではありません。スポーツはヨーロッパの貴族階級の遊びです。だからオリンピックには、長い間、プロの参加が認められませんでした。アマチュアスポーツ選手とは、貴族のことです。プロとは労働者階級=プロレタリアートのことです。それを稼業にする専門職=プロフェッショナル労働者のことです。

*日本には本物の貴族がいないために、ヨーロッパの貴族社会のことが想像できません。だからスポーツのことも想像できません。私もヨーロッパ貴族社会のことは想像できません。イギリス英語には、貴族の英語と労働者の英語があるそうです。日本人には想像できません。

*私も病気してから後、教え方の研究を始めました。それまでは、できない人はできない人、とあきらめていました。どうしてできないのだろう、不思議だなあ、と感じていました。

*それでは中国人と同じです。中国人の嫁さんの影響も強く受けていました。中国人はできる人はいい、できない人もいい、という考え方です。運命に任せるわけです。

*私も中国人の先生からヨイショされたことがあります。それはとても危険なことです。私はもちろん、真に受けませんでしたけど。自分の頭が悪いことも、身体能力が劣っていることも理解していました。 フジマツは生まれつき馬鹿です。会員諸君は知っています。

*心意六合拳の師匠からはボロクソに言われました。罵倒されました。荷物をまとめて日本に帰ろう、と思ったこともあります。それだけ師匠は誠実で親切な人でした。

*なにしろ、授業料も宿泊費も食事代もタダで教えてもらいました。初めて会った日本人を自宅に引き取ってくれました。彼は漢族でしたが、回族への差別や偏見もありませんでした。これは中国人には珍しいことです。

*師匠は武術家には珍しく教養がありました。武術家は一般論として、粗野で大酒飲みで無教養です。そしてほら吹きです。経歴詐称なんて誰でもやります。だから師匠は「第◯代目伝人」なんて呼称を馬鹿にしていました。

*心意六合拳には素朴な動物生態論がありました。そこから動物学に触れました。そして、蹠行性と指行性を知りました。

*ヒトは蹠行性ですので、そのままでは指行性で立てませんし歩けません。そこで、心意六合拳の鶏歩では、宋氏形意拳の六合歩では、足首が折れ曲がります。鼠蹊部も折れ曲がります。すると、指行性に近くなります。足指が覚醒します。

*おかしな指行性になると、下腿勁力トライアングルが覚醒します。<のような形です。

*そのためには全身をゆるめてしまいます。すると、足首に体重が降りてきます。足首は関節なので体重に耐えられません。すると、下腿三頭筋が特にヒラメ筋が覚醒します。

*この下腿勁力トライアングルが姿勢勁力の根本となります。体幹の問題はまた別にあります。

<お知らせ>

事情により、11月9日(木) から14日(火) まで虎鷹拳院の活動を休みます。よろしくお願いします。


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by tiger-hawk | 2017-11-04 08:31 | 姿勢勁力

動かない後ろ足

*姿勢の勁力ですから、姿勢を取ればいいんです。というわけで、その場で撃っても、半歩前進しても、一歩前進しても、二歩前進しても、一歩後退しても、みんな同じことです。

*勢いに頼らない、勢いを殺す、体重を直接利用しない、寄りかからない、などとということも同じ意味です。

*ということは、瞬間的に止まる必要があります。

*その時に必要になるのが、前足前手の同着、という原則です。

*そのために、前足指のストッパーが必要になります。

*これは一日ではできません。なぜなら、膝も動かないという条件があります。この時に膝に力を入れると怪我します。膝の力を抜いて実行します。

*つまり、前足指の感覚を磨く必要があります。

*そのために役立つのは、宋氏形意拳の六合歩、崩拳、心意六合拳の馬形鑽拳、鶏行歩の前足一本足状態、などです。

*でも一番役に立ったのは、心意六合拳の単把だと考えます。

*もちろん、単把も勢いで撃ってはいけません。勢いを利用すると、全ては崩れてしまいます。

*心意六合拳の師匠から、「単把を毎日百回撃ちなさい」と厳命されました。正直、やらない日もあります。ごめんなさい。

*しかし、この単把のお陰で前足指ストッパーが発達しました。

*大きく踏み込んで、前足指を効かせます。もちろん、足指は地面をつかみません。ただ、体重を少しだけ利用して、地面に触れます。

*この触れる感覚は、力を抜かないとわかりません。そして、回数を重ねないとわかりません。

*さらに、この前足指に単把の両手が重なります。前足指と手指の合致が姿勢勁力の打撃となります。

*大きく踏み込む時、前足は力を抜いています。送り出すのは後ろ足です。でもそれは見えません。

*勢いで撃つ、とは地面を蹴ることと同じ意味です。

*その時、後ろ足の下腿勁力トライアングルは崩れてしまいます。

*私が田植発勁したのは、その人の後ろ足を押さえ込んで動かないようにしたのです。動かない後ろ足が勁力を生みます。

追伸

心意六合拳や宋氏形意拳を練習していれば、下腿勁力トライアングルに気付きそうなものです。気付いた人もいたのだろうけど、強く意識したことはなかった。名前を付けて発表したのは、フジマツただ一人です。

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by tiger-hawk | 2017-11-03 08:14 | 姿勢勁力

2スタンス理論

<お知らせ>
10月30日(月) は平和台体育館の事情により、16時から練習します。

<騙す武術>

*心意六合拳には弱者の生き残る方法があります。それは、蛇形、猴形、龍形、馬形、虎形などの技に隠れてあります。体格差や身体能力差を補うものです。

*それも技術の内ですから、当然許される範囲だと考えます。ところが、弟子を騙す先生もいます。私は回族のある先生に、心意六合拳のウソ套路を教わったことがあります。別の先生には、ウソ技=ウソ単把を教わりました。どちらも私の師匠が、「フジマツからかわれたんだよ」と指摘してくれました。それで被害はありませんでした。

*もっと悪質な例があります。それは推手やタントウ(立禅) です。数十年、推手やタントウをやって、結局勁力を獲得できなかった例があります。これは被害甚大です。武術人生を台無しにされてしまいました。これは、わざと勁力から遠ざけた例です。悪意は無かったかもしれませんが、詐欺師といっていいでしょう。私は幸いにも、推手やタントウに興味がありませんでした。そのために被害を免れました。(悪意は自覚しないと、無いとされます。ヒトは悪意が無くても殺人を犯します。)

*そのことを指摘しても、認めない人もいます。認めてしまうと、自分が否定されたかのように感じてしまうのでしょう。しかし、無駄な時間を過ごしたことは事実です。無駄だと知ることも進歩ではないでしょうか。

<二つのスタイル、二つのスタンス>

*姿勢勁力の根本は指行性です。これは、心意六合拳と形意拳が動物武術だったことが原因です。特に、ニワトリの指行性一本足を取り入れたことが原因です。

*しかし、ヒトは蹠行性です。蹠行性のヒトが指行性一本足になるのは、とても不自然です。そこで、揺り戻し現象が起こります。

*それが蹠行性の動作勁力となります。沈墜勁や震脚などのことです。

*そのために、心意六合拳と形意拳には二つの勁力スタイルが生まれました。一つは姿勢勁力スタイル、もう一つは動作勁力スタイルです。そして蹠行性スタンスと指行性スタンスです。

*どちらのスタイルが良いのか? これはそれぞれメリットとデメリットがあります。選択は個人の好みとなります。

*しかし、姿勢勁力は指行性なので、ヒトの本能に反します。これが大きな障害となります。

*だから、自然が大好きな人は動作勁力が合っていると考えます。

*ただ立っているだけで勁力が発生する姿勢勁力は、とても静かです。宋氏形意拳が静の形意拳といわれるのは、理由がありました。

*姿勢勁力で心意六合拳を理解すると、迫力はどうでもいいとなります。というわけで、フジマツの心意六合拳は全く迫力がありません。最近では鶏歩もフニャフニャになってしまいました。自分としては楽しいのですが、世間的にはどうしたものか? アハハ

*指行性というとランニングが有名ですが、 ランニングはジャンプ運動です。ジャンプすると身体は浮いてしまいます。浮いた身体は利用できる体重が無くなってしまいます。というわけで、ランニングは使えません。

*心意六合拳には跳躍技がたくさんありますが、着地した瞬間に撃っています。跳躍は戦術で戦略ではありません。

*ウォーキングは蹠行性ですが、やはりジャンプ筋肉の大腿直筋に頼ります。すると、隠れジャンプ運動となります。身体は浮いてしまうので、ウォーキングも使えません。

*ジャンプ運動とは、地面を蹴ることです。ヒトは地面を蹴って前進します。地面を蹴らずに前進するためには、足首が折れ曲がります。すると指行性になります。

*小指側エッジを使うとがに股の蹠行性になります。そのために、親指側エッジを使います。親指側エッジの指行性です。

*しかし、ヒトは膝と大腿直筋で直立二足歩行しています。そのために、そのままでは膝に体重が載ってしまいます。そこで、鼠蹊部が折れ曲がります。同時に尻を収めます。

*すると、体重は下腿に掛かります。ヒラメ筋が覚醒します。

*すると、下腿の勁力トライアングルが造られます。足指・趾球ー足首内側ーヒラメ筋、による勁力トライアングルです。

*この下腿勁力トライアングルが姿勢勁力の根本となります。体幹の勁力はまた別の問題です。

*蹠行性は踵を使って立ち、踵を使って歩きます。指行性は踵を使わずに、足指と趾球で立ち・歩きます。

*ヒトなど霊長類は蹠行性です。ネコ科・イヌ科は指行性です。踵に相当する関節はかなり高い位置にあります。

*恐竜=鳥類も指行性です。恐竜=鳥類は指行性二足歩行ですが、ニワトリはゆっくり歩く時、指行性一本足になります。心意六合拳はこれに着想して、鶏歩と鶏行歩を作りました。

*ヒトの骨格は蹠行性なので、完全な指行性にはなれません。鶏行歩では瞬間的に踵が地面に触れます。足首が折れ曲がります。即、足指と趾球で立ちます。前足一本足状態になります。

*宋氏形意拳の六合歩では、踵が地面に触れていますが、体重は足指と趾球で支えています。筋肉は主にヒラメ筋・腓腹筋となります。

追伸

4スタンス理論が嫌いなのは、下心が見え見えだからです。あなたの個性を尊重します、その個性を伸ばしましょう、という大衆受けをする言葉で誘惑します。「世界に一つだけの花」というわけです。これは商売のための理論なのです。姿勢勁力はヒトの本能に反する勁力運動です。個性どころか本能に反します。

追加のお知らせ

11月25日(土) は学校事業の関係で開進第一中学校体育館が使用できません。平和台体育館地下武道場に変更します。

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by tiger-hawk | 2017-10-30 08:01 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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