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動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 174 )

自分の体重だけで十分

(昨日の体育館から)

*「肩の力が抜けないのは、大胸筋が邪魔をしているから」、だそうです。ちくわさんの見解です。なるほど、Hさんの胸はなんとなく張っていました。いつも張っていました。

*しかし、だんだん肩のハンガーが取れてきました。以前は、肩に衣紋掛けが入っていました。どうしたもんかなあ? と考えていました。

*Hさんのがに股は治しました。内転筋で歩く、というのをやってもらいました。以前は左右に揺れていました。

*内転筋は心意六合拳の弓歩で覚醒させます。弓歩をして、足指ー下腿三頭筋ー半腱半膜様筋ー内転筋のルートを造ります。足首を内側へ曲げるようにします。

*なるべく大きい弓歩で、両足の内転筋に体重がかかるようにします。最初は、後ろ足の内転筋だけですが、やがて、両足の内転筋が使えるようになります。

*普通の武術の弓歩は、太ももの外側広筋と大腿直筋で造ります。心意六合拳の弓歩は独特です。普通の武術とは、太極拳や少林拳や八極拳のことです。

*この内転筋の使い方は、心意六合拳の師匠から教わりました。この内転筋が、いわゆる太極拳の円襠になるそうです。

*ただ、太極拳の起勢だけで内転筋を覚醒させるのは、たいへん困難です。たぶん、ほとんどの人には無理です。

*心意六合拳の弓歩は、内転筋の覚醒のためにあります。

*内転筋が覚醒すると、歩く時のバランスが良く成ります。がに股も治ります。足の親指側のラインで歩けます。がに股は、足の小指側のラインで歩きます。

*心意六合拳の鶏行歩はオカマ歩きです。オカマ歩きを支えるのは、内転筋です。

*みんなで熊の1号をやってみました。熊の1号だけで発勁できます。大事なのは、身体を捻らないこと。体幹がいっしょに動きます。胸は空っぽにします。胸に力が入ると、肩にも力が入ります。

*なんとなく、Hさんの勁力が出て来ました。熊の1号の成果です。さらに、ちくわさんがHさんの胸をゴニョゴニョしてました。さすが、カイロプラクターです。邪魔な大胸筋をゴニョゴニョです。

*私は、おまじないで肩の力を抜きました。肩の力を抜く、と思うと抜けました。それは、センセーがヘンタイだからだそうです。みんなの見解です。

*見たところ、Hさんの身体がきれいになってきました。なで肩で胸が張ってません。勁力で押すことができるようになりました。

*Nさんも勁力が出てきました。でも、最後に肩を使ってしまいます。最後まで肩の力を抜くことができません。まあ、それがヒトの普通の反射なんですが、そこを乗り越えてほしいです。

*相手の体重の圧力を感じると、肩で支えてしまいます。そこから肩の力を抜きます。いつもと反対のことをします。

*相手の体重の圧力は、前腕の筋肉だけで支えます。それが鷹爪です。これがどうも不安なようです。でも、腹を使えば大丈夫です。

*大胸筋の代わりに小胸筋を使います。前鋸筋も使います。

*前腕と腹、小胸筋と前鋸筋、なども鉄牛耕地で覚醒させます。

*鶏行歩などで太ももを硬直させてしまう人がいます。すると、ホンダのアシモ君になってしまいます。太ももが硬直するのは、足首が硬直するからです。

*大きい鶏歩を造り、足首を緩めて揺らしてみます。上下にふにゃふにゃ揺らします。これで、足首の硬直を治してみます。

*力を加えてはいけません。力を加えるから、足首が硬直します。すると、太ももが硬直します。

*自分の体重だけで十分なんです。それ以上、加えてはいけません。みんな、がんばってしまいます。がんばってはいけません。自分の体重に加えるものは何もありません。
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by tiger-hawk | 2016-01-17 05:54 | 姿勢勁力

足指はストッパー

*指行性ウォークをやっていたら、すこぶる身体の調子がいい。もちろん、最初は疲れたけど、慣れました。特に、太ももの裏側の筋肉を使っているようです。たぶん、大腿二頭筋です。

*指行性ウォークが完成したのも、伝説の形意拳・半歩崩拳が完成したのも、全て、心意六合拳の三盤落地のお陰です。三盤落地様、ありがとうございます。

*これからは、指行性ウォークと心意六合拳・三盤落地を、虎鷹拳院の基本標準といたします。

*でも、正直いうと、指行性ウォークは、心意六合拳・弓歩で歩いているようなものです。心意六合拳・弓歩を繋げて歩行にしてしまったような感じです。

*ですから、指行性ウォークの発勁は、心意六合拳・弓歩の発勁と同じです。つまり、大きい鶏歩の発勁です。

*それを、日常歩行にしてしまったというわけです。これは、見ても解りません。そこは詳しく解説いたします。

*姿勢の勁力といっても、心意六合拳・弓歩の発勁が一番簡単です。心意六合拳・鶏歩の発勁と、宋氏形意拳・六合歩の発勁は、ちょいと難しくなります。

*鶏歩と六合歩は、そもそもなかなか上手く立てない。それだけのことなんですけど。

*これは、足首の力が抜けないので、下腿三頭筋も大腿直筋も過緊張してしまう、という現象です。

*足首が折れ曲がるというのは、足首ががんばることではありません。足首ががんばらない、ということです。

*ここのところを誤解してしまう人がいます。武術の練習とは、がんばることだと考えてしまいます。武術の練習とは、がんばらないことなのです。

*鶏歩の練習で膝が痛くなるのも、がんばった結果です。がんばらなければいいのです。

*鉄牛耕地したところで、死ぬわけではありません。死ぬまで鉄牛耕地することは、不可能です。だったら、自分の身体と相談しつつ、ちょっと無理すればいいのです。

*三盤落地の弓歩になる技は、軸足の足指に全体重を乗せます。そのまま弓歩になります。着地の時、前足の足指をストッパーとして使います。たったそれだけのことです。秘伝もクソもございません。

*ほとんど両足を揃える技は、両足の足指に全体重を乗せるのではなく、軸前足の足指に全体重を乗せます。たったそれだけのことです。秘伝もクソもございません。

*着地するのは、足指です。着地の衝撃は足首で吸収します。実際の筋肉は下腿三頭筋です。たったそれだけのことでございます。秘伝もクソもございません。

*武術のロマンもありません。勁力の夢もありません。伝説の形意拳・半歩崩拳も同じ構造です。

*実に簡単です。だから、アホのフジマツでもできました。誰かに教わったわけでもございません。自然にできました。

*ではなぜ、できない人がいるのか?

*それは、足首が硬直しているからです。足首が硬直していると、下腿三頭筋が固まります。大腿直筋も固まります。

*では、どうすればいいのか?

*足指を使って歩くことです。日本人が忘れた歩き方です。

*それをさらに拡大強化します。足指で前進します。足指で大股に歩きます。

*そのためには、足首を緩めなければなりません。すると、下腿三頭筋も緩みます。大腿直筋も緩みます。筋肉は緩まなければ使えません。弛緩するから緊張できます。最初から過緊張では、使い物になりません。

*足指を使うためには、足首を緩める必要があります。下腿三頭筋の筋トレが無意味なのも、足首が硬直しているからです。

*私が未完成弓歩=大きい鶏歩を提唱したのも、足首を緩めるためでした。

*これは写真では解りません。動画でも無知な人には解りません。がんばる人には解りません。

*ウォーキングしていると、どんどん足首が硬直します。指行性ランニングは、ジャンプしているので使えません。

*足指で歩くといっても、ジャンプしてはいけません。足指はストッパーということです。それだけです。だから、指行性ウォークは一本足が連続します。それだけです。
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by tiger-hawk | 2016-01-16 04:33 | 姿勢勁力

気?それとも体重?

*Hさんのがに股を治してみたのですが、本人は深刻には受け取っていないようです。いやあ、がに股は致命的な欠点なのですが。内転筋でバランスを取ってください。

*やはり、日常的な歩法から修正していかないと、心意六合拳の鶏行歩はできない、と痛感しました。

*足指を使って歩く。体重を推進力とする。大きく歩幅を取る。足指にしっかりと体重を乗せる。膝の伸縮で歩いてはいけない。前足指の踏み込みではなく、後ろ足指の踏み込みで前進する。前足指の着地を大切にする。などのことを徹底させる。

*前足指の着地なんですが、これは誤解されやすいようです。前足指の踏み込みと解釈されると、困ります。

*前足指が着地する瞬間、撃ちます。そこで、心意六合拳の鷹抓把なんですが、上手く止まらないと前へ転んでしまいます。上から下へ撃ち込むので、その勢いに負けてしまうと厄介です。

*ところがこれ、それほど問題になりません。問題になるのは、地面を蹴ってしまうからです。そうなると、もう制御不能となります。

*地面を蹴ると浮き上がるので、沈むしかありません。結果、沈墜勁や震脚の方向へ行かざるを得ません。こうなると、後ろ足は空っぽとなります。それ以前の段階で、後ろ足の下腿三頭筋は死んでいます。

*後ろ足の踏み込みとは、地面を蹴ることではなく、体重に任せることです。それは、鶏歩の変形となります。したがって、適度に力を抜くことが必要となります。

*これがどうしてもできなかった人がいました。地面を蹴ることこそが、彼の勇猛果敢な心意六合拳のイメージだったのです。結局、虎鷹拳院から消えていきました。現在は古武道団体の支部長をされているらしいです。まあ、今が幸せならばそれでいいのですけど。

*私は怠け者なので、どうしても力を入れるイメージができませんでした。別にそんなことしなくても、いくらでも人を倒すことができると確信していました。力を入れると遅くなるし。 パンチはハエが止まります。

*性格がひねくれ者なので、さりげなくやるのが好きでした。それで、力の集中を最後に持って行く、現在のスタイルができました。すると、攻撃が重くなることを発見しました。

*この最後というのが、前足指の着地なのです。この瞬間に全てを賭けます。もちろん、途中経過が抜けてはいけません。後ろ足指の踏み込みを最後まで維持します。

*形意拳も撃ち急ぐと失敗します。ゆっくり入って、突然撃ちます。これは、宋氏形意拳の崩拳で学びました。見えない(本当は見える) 過程の動きがあります。ここで、力を入れると失敗します。

*私は馬鹿なので、力を入れる人の気持ちが解りませんでした。申し訳なかったと、反省しています。

*これは、脳神経の反射だと考えています。普通の人は、動き始めたら力を入れてしまうものなのです。私はヘンタイなので、動き始めても力を入れません。これはどうも最初からそのようだったようです。

*若い頃、二十四式太極拳を習ったのですが、一ヶ月位で人を押せるようになりました。もちろん、体重を浴びせないで。他の人ができないのが不思議でした。その頃から、空気の読めない馬鹿でした。(実は、子供の頃から空気の読めない馬鹿でした。)

*力を入れないでゆっくり動き出すと、空気の中を泳いでいるような感覚になります。すると、空気の重さを感じているような錯覚に陥ります。

*もちろんそれは誤解であり、ウソなのです。では何を感じているのか? それは自分の体重を感じているのです。もちろん、地面を蹴ると浮いてしまうので、自分の体重を感じ取れません。

*気を感じると称する武術家先生もいますが、それはウソなのです。ウソで悪ければ、錯覚です。気ではなく、自分の体重なのです。

*自分の体重を感じるのは、実は難しいのです。普段、自分の体重を感じていては、生活も勉強も仕事もできません。

*普段は、肩も胸も太ももも膝も、緊張していますから、自分の体重なんか感じられません。余談ですが、つい太り過ぎるのも同じ理由です。そして、太っている人は自分が太っているとは感じられません。そのために、しばしばダイエットに失敗します。痩せているひとも自分が痩せているとは感じられません。そのために、拒食症になる場合もあります。(他の要素も必要ですが)

*自覚できないのです。自覚したら、日常生活が不自由になってしまいます。機能不全に陥ります。

*自分の体重が感じられないのは、脳神経の正しい反射なのです。生きていく上で必要なことです。

*武術していても、なかなか自分の体重を感じ取れません。すると、相手の体重も感じ取れません。そして、攻撃は単純な暴力となります。ただの力任せか、体重浴びせとなります。勁力なんか望むべくもありません。

*いわゆるタントウも、いわゆる立禅も、いわゆる太極拳も、気を感じ取る練習ではありません。それらも、自分の体重を感じ取る練習なのです。(ここ重要です。フフフ)

*虎鷹拳院でやる禅密功も、自分の体重を感じ取る練習なのです。どうして、カラダを緩めるのか? それは、体重を感じ取るためだったのです。

*体重を感じ取ることができたその時、はじめて体重を勁力として生かすことができます。

*自分の体重を感じ取れないまま攻撃すると、その攻撃は浮ついてしまいます。フワフワと浮いています。そうなると、腕力に頼らざるを得ません。あるいは、沈むしかありません。沈墜勁とか十字勁とか震脚とか選択するしかありません。

*心意六合拳の鶏行歩も、自分の体重を感じながら歩きます。だから、地面を蹴ってはいけません。

*そこで、始めに戻ります。心意六合拳の鶏歩です。宋氏形意拳の六合歩です。それらは、自分の体重を感じ取るための練習でもあるのです。そのために、足首を折り曲げます。そして、下腿三頭筋に体重を感じ取ります。

*しかし、普通の人は膝で立っています。膝で歩いています。それがヒトの直立二足歩行だからです。それが正しい反射です。それが正しい人類の姿です。

*しかし、動物武術の姿勢の勁力は、それらの変革を求めます。そのために、ニワトリの一本足歩行と、虎の指行性を取り入れたのです。(これで勁力の環が完成します。始めに戻れました。)
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by tiger-hawk | 2016-01-13 00:24 | 姿勢勁力

鷹抓把の発勁へ

*心意六合拳の真実の姿を明らかにします。勁力の三段階論です。

*え? ブジマツ、それは反則ではないのか? 勁力は姿勢のことではないのか? それなら一つだけだろう。三段階とはおかしくないか? 

*確かにその通りです。心意六合拳の鶏歩には全てが備わっています。宋氏形意拳の六合歩には全てが備わっています。

*しかし、勁力の学習方法論としては、それでは駄目です。何の意味もありません。まさに某拳の致命的欠陥とはそこの所です。学習方法論の欠落です。

*ここでは、学習方法論として、三段階論を展開します。ここでは、心意六合拳の鶏歩から始めます。心意六合拳には、鶏歩と鶏行歩が備わっているので、解りやすくできています。(宋氏形意拳には鶏行歩が無いので、説明が難しくなります。)

*鶏歩では、前腕による鷹爪、龍腰=脇腹から鼠蹊部へ走るコマネチライン、腹横筋による脇腹の張り、腹直筋による体幹の直立、腹横筋による提肛、などがあります。

*そして、足に関しては、膝を折り曲げずに、後ろ足の足首を折り曲げることです。膝は足首に釣られて折り曲げられます。そのことによって下腿三頭筋が覚醒します。

*回族の陳先生は、私に発勁を教えてくれました。特に足に関しての発勁です。陳先生は、後ろ足の踵を上げて降ろしました。そして、この勁で撃つ、と言いました。それで私は覚醒しました。

*この、踵を上げて降ろす、という動作の中に、実は踵は存在していません。踵はどうでもいいのです。問題は踵を降ろすということではなく、その時に足首が折れ曲がることだったのです。

*この動作を教えてみると、全ての人は踵に注目します。そして、失敗します。踵は膝と太ももに直結しているからです。踵ー膝ー太もも=大腿直筋、という運動路線になっています。このいつもの運動路線に絡めとられてしまいます。

*鶏歩の後ろ足は、踵が少し浮いています。地面から離れています。そのために、全ての人は踵に注目します。だから、失敗します。ここでも踵はどうでもいいのです。

*踵が浮いた結果、足首が折れ曲がるのです。すると、体重は下腿三頭筋が支える結果となります。すると下腿三頭筋が覚醒します。これが鶏歩の目的だったのです。普通の人は膝で立っているので、ここを理解できません。足指で立つことを知りません。

*下腿三頭筋はかなり受動的な働き方です。積極的、能動的ではありません。これは下腿三頭筋の筋トレが役に立たない理由となります。

*地面と直接関係するのは、後ろ足の肉球です。趾球と足指です。心意六合拳は地に呪われています。重力無しでは成立しません。肉球が接地することにより、足首が折れ曲がります。すると、下腿三頭筋が覚醒します。

*この関係性を造ります。肉球(趾球と足指) ー足首ー下腿三頭筋の勁力トライアングルとなります。

*これが勁力の第一段階です。これで全てともいえますが、それでは不親切というものです。

*第二段階は鶏行歩です。歩きます。肉球で歩きます。特に足指に重点を置きます。足指に全体重を乗せます。この足指が交替します。それが鶏行歩となります。

*普通に歩く時も、足指に全体重を乗せます。ただし、交替する瞬間は、鶏行歩とは少しズレます。それは、普通に歩く時は膝がほぼ伸びているからです。つまり、前足指に全体重の乗る瞬間が少し遅くなります。(この普通に歩くとは、一般的な歩き方ではなく、勁力的な歩き方のことです。)

*鶏歩の時は、後ろ足の指でしたが、鶏行歩の時は足が交替するので、前足の指の瞬間があります。

*後ろ足指でも、前足指でも、どちらも同じ一本足指です。つまり、一本足指であれば発勁できます。そこで、未完成鶏歩でも発勁できます。その場合、全体重は前足指にあります。飢虎撲羊の三番目の動作と同じです。

*ここで、鷹抓把の発勁が登場します。勁力の第三段階です。
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by tiger-hawk | 2016-01-12 01:09 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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