動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 214 )

積極的な無抵抗

*低い姿勢になる時、膝が先に折れ曲がると膝に体重がかかります。それを長期間やると、膝を痛めます。

*低い姿勢になる時、膝ではなく、足首が先に折れ曲がります。すると、膝に体重がかかりません。足首に体重がかかります。

*膝が先に折れ曲がると、ヒトの蹠行性(せきこうせい) となります。

*足首が先に折れ曲がると、動物の指行性となります。足指が覚醒します。

*これを筋肉からみると、どうなるでしょう。

*膝が先に折れ曲がると、大腿直筋が先に発動します。

*足首が先に折れ曲がると、ヒラメ筋から下腿三頭筋が先に発動します。

*蹠行性でも、もちろん下腿三頭筋も用います。指行性でも、もちろん大腿直筋も用います。

*その順序が大切、ということになります。必要な順序が姿勢勁力を発生させます。

*とにかく低い姿勢を取ればいい、とはなりません。とにかく低い姿勢に成ればいい、とはいきません。

*地面を蹴ってはいけません。地面を蹴ると、足首が折れ曲がりません。すると、大腿直筋が先に発動します。身体は浮き上がります。大腿直筋はジャンプ筋だからです。

*心意六合拳には、跳躍する技がたくさんあります。それでは矛盾しているようです。

*でも、観察してみると、跳躍した瞬間に撃っているわけではありません。着地した瞬間に撃っています。

*その着地は、足指と趾球で実行します。つまり、指行性です。

*足指と趾球で着地するのは、階段の下りと同じです。心意六合拳・鶏歩の後ろ足と同じです。

*心意六合拳と形意拳が動物武術なのが幸いしました。そこから、蹠行性と指行性の分析に繋がりました。

*地面を蹴ってはいけない・・・これで以前のアホのフジマツは完結していました。問題ありません。

*では、どうするのだ? という問題が残ります。ところが、フジマツとしては問題ありませんでした。それで撃ててしまっていたからです。

*なにもしなければいいのです。これで終わりです。

*ところが、普通の人はそれでは納得できません。

*なにかしたいのが人間の業なのです。

*そこで、困ったフジマツは、折れ曲がる足首、というテーゼを創作しました。

*さあ、これで解決です。

*ところが、足首を意図的に折り曲げる人が出現します。足首ががんばってしまうのです。

*そこで、無抵抗主義、というテーゼに辿り着きました。

*結局、なにもしない、ということですけど、無抵抗主義が最後の結論です。そんなに代わり映えしないのですけど。申し訳ありません。

*これが、心意六合拳の鶏歩・弓歩、宋氏形意拳の六合歩、そして心意六合拳の鶏行歩の結論となりました。

*そもそも姿勢勁力ですから、静的勁力ですから、やることが無いのです。最後にやることは、前腕の筋肉を用いることです。すなわち、心意六合拳の鷹爪です。

*怠け者のフジマツとしては都合がいい。ところが、普通の日本人はフジマツと違って勤勉です。どうしてもなにかやりたいのです。

*そこで、無抵抗を積極的にやる、ことにしました。

*もう、なにも出てきません。ノー・アイディアです。真面目な日本人には、残念な結果となりました。不真面目なフジマツとしては、当然の結果です。

*これで、振り出しに戻る、です。武術ケームは振り出しです。メビウスの輪です。アハハ

*日頃なにをやっているのか? と質問されました。日頃は、心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩で立つこと、そして鉄牛耕地です。

*さらに、心意六合拳・単把の感触を確かめます。単把はやらないとズレてくるので、修正します。鶏行歩も確かめます。

*それから体育館では、みんなの来る前に十大形套路のいくつかを練習します。どんなことも、やらないと錆び付いてきます。歪んできます。

しかし、みんなはそれだけでは駄目です。技の習得のためには、徹底的な反復練習をします。例えば、30分以上一つの技を練習します。

*宋氏形意拳を習ってからは、30分以上、六合歩の定歩で五行拳を撃ち続けました。帰国してから毎日やりました。

*心意六合拳では、一つの技で体育館や公園の道を往復します。それを30分以上続けます。でも、がむしゃらな練習は駄目です。自分で確かめながらやります。とにかく勇ましくやろう、という人は成功しません。自分で考えない人は成功しません。でも、考えて違う方向へ行ってしまう人が多いようです。
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by tiger-hawk | 2017-04-10 08:10 | 姿勢勁力

無抵抗による鶏行歩

(昨日の体育館から)

*心意六合拳の鶏行歩は、地面を蹴ってはいけません。

*しかし、これはおかしいです。地面を蹴らずに、どうやって前進するのでしょうか? フジマツは馬鹿ではないのか?

*馬鹿は否定できませんが、地面を蹴らずに前進することはできます。

*ここで、階段の下り運動を思い出しましょう。階段の下りでは、蹠行性(せきこうせい) のヒトが指行性の動物となります。

*それだけでなく、地面(床面) を蹴ることがありません。地面を蹴るとたいへん危険です。身体は浮き上がり、そのまま転落してしまいます。

*鶏行歩でも似たようなことが起こります。地面を蹴ると、身体は浮き上がってしまいます。だから、地面を蹴ることはありません。

*地面を蹴らずに、足首が折れ曲がります。これは、足指も足首も地面に対して無抵抗になることです。(だから足指は地面をつかみません。)

*そのままだと、前へ倒れてしまいます。しかし、後ろ足を前へ出します。しかも、高く足を挙げます。そのために、倒れることはありません。

*ところがヒトは本能的に地面を蹴ってしまいます。足首は抵抗してしまいます。そのために、足首は硬直したままです。足首の抵抗も小さなジャンブ運動なのです。

*すると、蹠行性のままです。足指は使えません。

*そこで本能に逆らって、地面に無抵抗になります。そのために、鼠蹊部と足首が折れ曲がります。

*なお、足首が折れ曲がる前に膝が折れ曲がると、膝に体重がかかります。すると膝を痛めます。

*必ず、先に足首が折れ曲がります。すると、膝に体重がかかりません。もちろん、鼠蹊部は折れ曲がっています。同時に尻が収まります。提肛です。

*膝は足首のついでに曲がります。あくまで、「ついでのおまけ」の存在です。

*姿勢勁力は、地面を蹴ることなく、足首が折れ曲がります。姿勢勁力はこの姿勢によって発生します。

*だから鶏行歩は無抵抗で前進するのです。そして、心意六合拳の鶏歩と弓歩は無抵抗で立ちます。宋氏形意拳の六合歩は無抵抗で立ちます。だから辛くなります。もしも地面を蹴るならば、楽になるのですが。

*がんばってはいけない、ということは無抵抗に成るということです。

*もちろん、体幹を倒してはいけません。体幹を倒すと、そのまま前へ倒れてしまいます。だから、相手に寄りかかってはいけません。相手に体重を浴びせてはいけません。自分の体重は、そのままの状態です。

*だから、体幹は腹直筋で立てます。背筋は腹直筋で維持します。その土台は腹横筋です。

*足首が折れ曲がると、そのままでは自分の体重を支えられません。そのために、ヒラメ筋が、下腿三頭筋が覚醒します。下腿三頭筋はとんでもない残業を強いられます。それが、筋肉としての姿勢勁力となります。

*ただ足首が折れ曲がると、つぶれてしまいます。前へ倒れてしまいます。そのために、足指が覚醒します。足指に体重がかかります。この体重を利用して前進します。

*地面を蹴ったり、ジャンプしたり、地面に抵抗したりすると体重は足指から消えてしまいます。

*無抵抗になる時、姿勢勁力は発生します。これはヒトの本能に逆らうことです。ですから姿勢勁力は不自然勁力となります。(沈墜勁などの動的勁力は自然勁力となります。)
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by tiger-hawk | 2017-04-09 08:42 | 姿勢勁力

龍と成る(肩からの解放)

*こんにちわ、アホのフジマツ電話相談室です。昨日、形意拳を修行しているX県のXさんから電話がありました。

*心意六合拳と形意拳の震脚と、八極拳の震脚の違いについて、の質問でした。これは微妙な問題を質問されました。ヤバい、と思いましたが、答えないわけにもいきません。また、叱られるかなあ?

*八極拳は正面から横へ入るので、震脚の衝撃の逃げ場所がある。心意六合拳と形意拳の震脚は正面から正面なので、衝撃の逃げ場所が無い。・・・と答えました。

*Xさん・・・震脚によって膝や腰に熱が生じて風邪を引きやすい、ということはあり得るか? との質問です。

*ちょっとびっくりしましたが、震脚と風邪との直接的関係は考えられません。で、関係無い、と答えました。

*でも、後から考えると、震脚によって体力を消耗して抵抗力が低くなり風邪を引く、ということはあるかもしれません。あくまで、そんなこともあるのかなあ、程度ですけど。無責任で、すいません。

*そこから、シロクマさんの質問を思い出しました。「震脚によって勁力は増大するのか? 」という質問です。まあ、ストレートに聴いてくるものです。答えにくい。

*震脚によって、「前手前足の同着」あるいは「手型と歩型の同時完成」が実現される。すると勁力が増える。(もちろん、震脚なくてもできますけど。例えば、姿勢勁力では、ヒト蹠行性から動物指行性への変態によって実現されます。)

*震脚によって集中力が高まる。その効果によって勁力が増える、ということはあると考えられます。

*震脚のエネルギーは、直接には地面へ向かいます。その何割が勁力と成るのか? 100%とは成らないでしょう。投資したエネルギーが全て勁力と成り返ってくる、わけではない。百円投資しても百円返ってこない。とすると、コスパが良く無い。これは個人的感想ですけど。

*とまあ、そんな感じかなあ? 

*姿勢勁力の場合、勢いを放棄している。そのために、勢いを付ける必要が無い。勢いを付けるエネルギーを消費しなくていい。その分、楽になります。怠け者のための勁力? ですかね。アハハ

*でも、宋氏形意拳・六合歩の足は辛い。空気椅子は辛い。一本足ですから。先日来たメビウスさん、帰りの体育館の階段が辛そうだったそうです。(平和台体育館は地下1Fです。) オバチャンAの目撃証言です。

*一本足の空気椅子なんて、イジメですかね? アハハ この時、鼠蹊部を折り曲げること、尻を収めること、をきちんとやれば膝を痛めることはありません。もしも膝が痛く成ったら、それは間違った姿勢ということです。

*メビウスさん、形意拳の五行拳だけできればいい、と言っていたので、後一回来れば虎鷹拳院卒業です。五行拳の動作を覚えるのは簡単です。

*もしも、宋氏形意拳・五行拳だけ希望する人がいたら、一回で卒業コースをやります。遠方の人は利用してみましょう。りーずなぶるにやります。

*勁力ができるか? できないか? はあなた次第です。アハハ もちろん、基本功も教えます。熊の基本功と龍形基本功が、あなたを勁力へ導いてくれます。

*姿勢勁力には欠点があります。肩の力を使うと、勁力が死にます。でも、ヒトは肩を使いたいのです。それは、類人猿(初期人類) の直立二足歩行に起因します。

*直立二足歩行によって、腕が解放されました。もう地面に支配されることはありません。やがて、腕は高度な道具を作り出しました。そして、服を作り、家を作り、火を利用して、地球にヒトは広がりました。

*腕は地面から解放され、文化文明が生まれました。しかし、腕は肩に支配されることになりました。

*その肩の支配から腕を解放しようとするのが、姿勢勁力です。いいかえると、四足歩行動物へ帰ります。すると、腕は前肢となります。

*すると、前腕の筋肉は下腿三頭筋と同じ、となります。前腕の筋肉は心意六合拳の鷹爪と成ります。下腿三頭筋は心意六合拳・鶏歩、宋氏形意拳・六合歩、と成ります。

*そのために、腕は脇腹から生えます。それは、爬虫類の前肢です。すなわち、あなたは龍と成ります。(龍は古代ワニの化石から想像されたとの説によります。)

*腕は脇腹の前鋸筋から生えます。龍です。すると勁力が発生します。これが形意拳と心意六合拳の龍身・龍腰の意味です。

*足はニワトリの指行性一本足となります。典型的なのが、心意六合拳の鶏歩です。

*鶏歩から、前足を挙げます。鶏歩の後ろ足は全く変化しません。すると、全体重が後ろ足の下腿三頭筋にかかります。すると、全体重が勁力へと変換されます。あなたはヒト蹠行性から動物指行性へ変態したのです。
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by tiger-hawk | 2017-04-07 08:20 | 姿勢勁力

極意=変わらない鶏歩

(昨日の体育館から)

*「フジマツはすぐに姿勢勁力ができたようなこと言うけど、宋氏形意拳で徹底的に力を抜く期間があったではないか」と、シロクマさんが突然噛み付いてきました。

*すぐにできたようなこと書いたかなあ・・・まあ、確かに空白の2年間がありました。宋氏形意拳の五行拳で、徹底的に力を抜きました。

*その後、心意六合拳を始めたけれど、なかなか撃てませんでした。師匠に罵倒されたこともありました。荷物をまとめて日本に帰ろう、と思ったこともありました。思い直しましたけど。

*おじさんXが、鶏行歩を教えろ、と言ってました。それで見たのですが、何処から治せばいいのか? ガチガチなんで困ってしまいました。

*それで、回族の陳先生の弓歩を練習してみました。後ろ足裏側の筋肉を使う方法です。後ろ足の踵を挙げて降ろします。その時に、表の大腿直筋ではなく、裏の下腿三頭筋を使います。一番最後に、大腿直筋が緊張します。下腿三頭筋の伸張性収縮から大腿二頭筋、最後に大腿直筋です。

*普通にやると、いきなり大腿直筋を使ってしまいます。それが普通の反応です。それを裏の回路に切り替えます。頭の切り替えが必要です。

*心意六合拳・鶏歩の場合、これを足を動かさずにやります。足は動かず、下腿三頭筋が伸張性収縮します。

*それで、鶏撲食(けいぼくしょく) の歩法に切り替えました。その最初の動作です。

*いきなりの極意です。鶏歩から鶏行歩する時も同様なんですが、鶏歩から前足を挙げます。

*そこに心意六合拳の極意があります。それは、「変化しない鶏歩」です。

*なんだよそれ、いい加減なこと言うなよフジマツのアホ !

*いえ、本当なんです、旦那様。

*鶏歩から前足を挙げるのですが、その時に後ろ足は全く変化しないのです。

*普通の反応は、後ろ足のわずかに浮いた踵が着地して、全体が後退します。それから、前足が前進します。

*そのほうが自然で楽です。ところが、それでは勁力が発生しません。後ろ足は全く変わらず、前足だけ挙げます。2秒間静止する練習もやりました。その時に全体を支えるのは、後ろ足の下腿三頭筋です。

*「前進する時、後ろ足の踵を降ろさず、鶏歩が変化しない」という極意です。

*単練法によっては、後ろ足から前進する技もあります。それだと前足の膝から突っ込む人もいるので、足首が折れ曲がるようにします。

*でもこの極意が分からないので、前足が前進する技から始めます。それが鶏撲食や熊吊膀(ゆうちょうぼう) です。

*これができると、心意六合拳の全ての技ができます。勁力が発生します。単純です。心意六合拳はとても単純なんです。

*フジマツとてもいい加減な人間なんですが、鶏歩だけは変わりません。性格がいい加減でも、鶏歩が変化しなければ、心意六合拳は撃てます。ソレデイイノカア ! 
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by tiger-hawk | 2017-04-06 07:33 | 姿勢勁力

アホなりに考えてみた

*どうしてアホ頭のフジマツが姿勢勁力を解明できたのか? おかしいではないか。やっぱりインチキなのではないか。それともキチガイなのか?

*どうして中国の先生は姿勢勁力を解明していないのか? やはりそんなものは存在していないのではないか? やっぱりフジマツはキチガイだろう。

*という疑問が渦巻いているかと愚考いたします。それでは、もう一人のフジマツがキチガイのフジマツに代わって説明いたします。さあ、地獄から呼び出してみましょう。エロイムエッサイム・・・我は求め訴えたり・・・ドロドロドロ・・・

*今まで姿勢勁力が解明されていなかった理由・・・

*第一に、中国でも日本でも、動的勁力が主流で、静的勁力は極めて少数派ということです。だから、あまり注目されなかった。

*静かというと太極拳が有名ですが、静かな楊式太極拳も沈墜勁を用います。すなわち、動的勁力です。静的勁力ではありません。

*震脚にうんざりしていたフジマツは、導かれるように山西省太谷県へ行きました。そこで、静の形意拳=宋氏形意拳に出会いました。運命の扉が開いたのです。その基本功の龍形基本功、熊の基本功1号・2号は、姿勢勁力の本質そのものです。

*さらに陶子鴻先生系の心意六合拳に出会いました。その鶏歩と鶏行歩と鷹爪が決定的役割を担いました。師匠は体育大学出身で警察学校の教官なので、とても合理的に教えてくれました。

*その後、元奥さんが武式太極拳(喬式太極拳) へ興味を示しました。お前も行くか? と言われたのでノコノコ撫順まで付いて行きました。そして、喬松茂先生と出会いました。

*武式太極拳にもいろいろありますが、喬先生の武式太極拳は静的勁力でした。それは、ヒト蹠行性から動物指行性への変態過程がありました。(元奥さんは、一般的太極拳とかなり異なる武式太極拳に興味を失いました。優雅でやわらかい太極拳のイメージとはほど遠いのです。シロクマさんに言わせると、ロボットみたい、とのこと。ユーチューブで確かめてください。) 

*心意六合拳にも様々な傾向と流派がありますが、偶然にもフジマツが学んだのは姿勢勁力の心意六合拳でした。宋氏形意拳にも様々な傾向と流派があります。神のいたずらか、偶然か、運命か、この三つの姿勢勁力流派をフジマツは学ぶ機会がありました。

*結局のところ、武術の素質も格闘技の才能も欠落したフジマツを、神様は哀れんでくれたのでしょう。

*第二に・・・これは拙著「発勁力」に書きましたが、中国語は分類語であって分析語ではない、と日本人中国学者が論じています。毛沢東も、一が分かれて二となる、と論じています。どんどん分裂し増殖するのです。中国の勁力論も、表面的違いに基づいてどんどん種類を増やしていきます。分類のための分類となります。結果、本質に迫ることがありません。

*第三に・・・中国はいまだに伝統思想を引きずっています。儒教も仏教も道教も生きています。しかし、中国思想の本質は実用主義と儒教です。ですから、深い内容を持てません。いわゆる哲学が存在していません。マルクス主義も中国人は理解できませんでした。結局、華夷思想=中華帝国主義だけが残りました。

*第四に・・・フジマツはアホなのですが、動作の本質を見抜くことができました。(伝統思想はゴミ箱へ捨てました。) だから、モノマネが得意です。ちくわさんには、ホンダのアシモ君のモノマネをほめられます。いつも笑われています。嬉しいです。アホヤネン ! 

*第五に・・・震脚にうんざりしていたフジマツですが、八極拳の経験が役に立ちました。静的勁力なのだから、震脚の八極拳と真逆のことをやればいいのです。八極拳の先生に感謝しています。

第六に・・・姿勢勁力の解明には、最後には動物学(動物の立ち方・歩き方) が必要でした。心意六合拳と形意拳は動物武術ですが、動物学に注目することはありませんでした。中国は伝統的に自然科学を軽視してきました。(私も動物学に触れたのは、病気の後のことなので大きな顔はできません。)

*そして・・・足指を使って歩けない日本人(アシモ君) は、足首が硬直している。結果、大腿直筋で歩くしかない。下腿三頭筋を想像することができない。頭の中に存在していない。

*様々な偶然が重なって、姿勢勁力を解明しました。でも、普通の人には難しいそうです。そこで、教え方を工夫しています。以前はそのうちできるよ、と楽観していましたが、間違っていました。どうもすいません。

*最近来た人には、針の穴を通すようだ、と言われました。それほど微妙なようです。それでも、少しでもできるようになると、楽しいのが姿勢勁力です。どうぞ、針の穴を通してください。お気遣いは無用です。ウフフ
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by tiger-hawk | 2017-04-05 08:14 | 姿勢勁力

がんばらない足首

(昨日の体育館から)

*オバチャンBの下腿三頭筋がやっと目覚めたようです。ようやく、心意六合拳の鶏歩が鶏歩らしくなってきました。

*本人は、下腿三頭筋がモヤモヤしているうー、と喜んでいます。どうしよう。このままこの感覚を楽しんでいようかしら、なんてウフウフしています。

*心配ありません。その感覚はすぐに消えますからあー アハハ

*鶏歩ができたようで、鶏行歩をやらせてみました。まだ駄目みたい。途中で身体が浮いてしまいます。

*ということで、前段階鶏行歩に切り替えました。当分、前段階鶏行歩です。

*ところで、しゃがむ鶏歩をする人がいます。当然、勁力は発生しません。

*沈墜勁の場合はしゃがみますが、当然、勁力は一瞬にして消えます。その瞬間だけです。

*姿勢勁力の場合、勁力は完全に死にます。

*その原因は、大腿直筋ががんばっているからです。でも、本人にはその感覚がありません。無意識なんです。

*これは困りました。どうやって教えましょうか?

*実は、大腿直筋と足首が直結している場合があります。それは、足首ががんばっている場合です。

*足首ががんばると、もちろん、足首が反抗しているわけですから、自分の体重ははね返されています。

*そのはね返された体重を大腿直筋が支える、という構造ができあがります。

*そんな状況では、下腿三頭筋が覚醒するわけがありません。下腿三頭筋は眠ったままです。

*足首が無抵抗になると、体重は仕方無く下腿三頭筋が支える結果となります。もはや、足首は使えませんから、筋肉の下腿三頭筋が登場します。

*その場で指摘してやれよ、フジマツのアホ ! とよくシロクマさんに叱られるのですが、これは今考えてみたら解ったことです。

*頭の回転が悪いので、書きながら考えています。

*以前は、そんなこと自分で考えろよ、と思っていましたが、世間のみなさまは大腿直筋と大胸筋で立っているので、想像力が及びません。

*背筋を伸ばせ、とか、肩甲骨を合わせるように、とか、くだらない教えが普及しています。なかなか、アホのフジマツの力が及びません。

*背筋を伸ばしてはいけません。胸を張ってはいけません。もちろん、猫背もいけません。どうしたらいいのか?

*腹直筋で体幹を立てます。これだけでいいです。すると、胸は空っぽになります。それでいいんです。

*これで、足首に体重が降りる条件となります。

*しかし、足首は最後の抵抗をします。足首ががんばって体重をはね返します。やってくれますねえ。絶対屈しないぞ。

*しかしここで、足首は抵抗を止めてしまいます。白旗を挙げます。すると、足首は折れ曲がり、下腿三頭筋が覚醒します。仕方無いので、下腿三頭筋が仕事を引き受けます。

*全く、下腿三頭筋には迷惑な話しです。そんなことは大腿直筋に任せていたのに、フジマツが余計なことを教えたために残業が増えました。

*その残業をこなすために、下腿三頭筋は強くならざるを得ません。下腿三頭筋の自己防衛です。そして、下腿三頭筋は立っている限り、永遠に仕事が終わりません。下腿三頭筋残酷物語です。労働基準監督署に訴えるべき案件です。

*その状況をもたらしたのが、がんばらない無抵抗の足首です。

@ シロクマさんがアパートを襲ってきた。ドラヤキを喰え、と持って来た。オメー、アンコ百年練って来たんだろ、と絡む。どうしてもフジマツを大ドラエモンにしたいみたいだ。このアパート、CIAとグーグルにバレてるのは仕方無いにしても、日中精武会連盟とやらにもバレてる。シロクマさんも襲って来る。引っ越したいけど、オカネ無い。
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by tiger-hawk | 2017-04-04 09:39 | 姿勢勁力

膝の裏付け

(昨日の光が丘公園から)

*ある迷える大羊がやってきました。昔、呉式太極拳をやっていたそうです。そこで、見せてもらいました。とても雰囲気が出ています。

*私は実は、呉式太極拳が好きではありません。その前傾姿勢が嫌いです。姿勢勁力は前のめりを徹底的に否定する中から、解明しました。それなのになぜやらせるんだよ。フジマツのアホ ! 

*すいません。ちょっと見てみたかっただけです。アホなんで許してください。

*シロクマさんは、フジマツは本当はアホではない、と誤解していますけど。

*人生の悩みは、悩んでも解決しない、ということをやっと学びました。そこで、楽しいことだけ考えて生きています。アハハ 悩んでも好転しない、というわけです。(つまり、人間として成長していません。ある古い友人に「脳が未発達だ」と言われました。そんな本当のことを正面から言ってはいけません。即時、関係を切りました。)

*そこで、窮地に陥ったら、チャンスにしようと思います。実際は選択肢が限られるので、とりあえず、生きる道を選択します。まあ、偶然生き残ってしまったということもあります。死に損ないか !

*最初は、上下動してはいけない、と考えていました。宋氏形意拳を学ぶ頃は、浮いている先輩の身体を理解していました。あーなってはおしまいだなあ、とボーと見ていました。もちろん、自分も浮いていましたけど。ウフフ

*武式太極拳の喬先生は、自分の弟子の演武を見て、なんだか浮いているなあ、とつぶやいていました。自分の弟子なんだから教えろよ、と思いましたが、どうやら教える気は無さそうです。アハハ

*ともかく、それで浮いている身体を確信しました。だから、合気道が気持ち悪いのです。身体が浮いています。浮いているのだから、簡単に投げられます。

*というと、誤解する人がいます。踏ん張る人です。踏ん張ると、打撃をもらった時、衝撃をそのまま受け取ります。踏ん張ってはいけません。また、踏ん張ると勁力が発生しません。地面を蹴ってはいけないように、踏ん張ってもいけません。

*自分の体重を足首と足指に降ろします。すると、心意六合拳の鶏歩や宋氏形意拳の六合歩を使わずとも、棒立ちでも撃てます。もちろん、最初はそんことをしてはいけません。

*回族の陳先生は、後ろ足の踵を挙げて降ろしました。そして、一言、「この勁で撃つ」と言いました。そこで私は後ろ足裏側の筋肉を確信しました。それは、表の大腿直筋ではなく、裏の下腿三頭筋と大腿二頭筋などを使うことです。大腿直筋を全く使わないというわけではありません。主導権を下腿三頭筋が担うということです。下腿三頭筋のさらにヒラメ筋です。その始まりは足指です。つまり指行性です。

*さらに、心意六合拳の師匠からは、心意六合拳の弓歩と内転筋を教わりました。内転筋で、立つ時・歩く時にバランスを取ります。それが太極拳の起勢にも成ります。

*迷える大羊さんは、以前、膝がおかしくなって立てなくなったそうです。そこで、医者に言われたのは、「太ももの大腿直筋」を鍛える、ということです。医者はだいたいみんなそう言うそうです。ウォーキングもランニングも大腿直筋に頼ります。つまりジャンプ運動です。

*ところが、アホのフジマツがアホblog でおかしなことを主張しています。裏側の下腿三頭筋や大腿二頭筋を使え、と書いてます。これは確かめてみよう、とはるばる光が丘公園まで来てしまったらしい。

*実は、大腿直筋に頼っていると、膝を痛めます。それは大腿直筋が表側の筋肉だからです。それは文字通り、「膝の裏付け」がありません。膝を裏側から支える必要があります。それが、下腿三頭筋、大腿二頭筋、半腱半膜様筋、内転筋などです。

*日本武術太極拳連盟の太極拳で膝を痛めるのも、「膝の裏付け」が無いからです。

*しかし、これはヒトの本能的運動なのです。類人猿(初期人類) は大腿骨を真っ直ぐにして、大腿直筋を大きくして直立二足歩行を始めたのです。700万年前のことです。これは化石人類学の学者先生の説です。

*つまり、膝痛は腰痛と共に、直立二足歩行を原因とする病気なのです。だから、立ち方・歩き方を改良すると治ります。かなり微妙な修正ですけど。

*それがニワトリの指行性一本足です。幸いなことに、恐竜=鳥類も二足歩行です。直立ではありませんけど。

*しかし、ヒトの骨格は蹠行性ですから工夫が必要です。それが、折れ曲がる足首と折れ曲がる鼠蹊部、です。(指行性動物の踵に相当する関節は、かなり高いところにあります。)

(内緒の話しですから秘密にしてください。)
*私には武術の素質も格闘技の才能も欠落していました。だからせめて勁力を獲得しようとしました。もしも、素質や才能に恵まれていたなら、勁力の獲得なんかどうでもよかったのです。いいかえると、武術や格闘技には、勁力は必要ありません。そんなもの要りません。そのことを世間は知りません。でも、静かな姿勢勁力は、とても楽しい。幸せになります。そのことを世間は知りません。

ボブ・ディランがやっとノーベル賞を受け取ったそうです。というわけで、ボブ・ディランを聴きながら・・・Forever Young・・・天国の扉・・・

ママ、このバッジを外しておくれ
もう俺には用なしだ
目の前が暗くなって、何も見えなくなって来た
どうやら俺は天国の扉を叩いているようだ
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by tiger-hawk | 2017-04-03 08:38 | 姿勢勁力

合気上げと姿勢勁力は真逆

(昨日の体育館から)

*発射する瞬間の練習をしてみました。一番解りやすい心意六合拳の鶏歩でやりました。弓歩でもいいんですが、ごまかしが効きます。

*まず、鶏歩で後ろ足の足首に体重が降りている感覚を造ります。ここが解らないと、次に行けません。

*足首に体重が降りていると、足指が覚醒します。すると、下腿三頭筋が覚醒します。

*足首から足指へ、足指から下腿三頭筋へ、という感覚のリレーができあがります。なんか複雑な経路なんですけど。

*その状態から、前足を挙げます。これは、前足だけ挙げます。鶏歩は変化しません。後ろ足は変化しません。

*そこから、前足が前進するのですが、今回はその手前です。その手前で勁力が発射されます。

*普通は、手を挙げてしまうところですが、手は絶対に挙げてはいけません。勁力は直線的に出します。

*そして、鶏歩は全く変化しません。

*私、合気道も大東流合気柔術もやったことありません。しかし、過去も含めて会員には合気道や大東流の経験者がかなりいました。見学に来た人に、合気上げと同じだ、と言われたこともありました。平和台体育館で様々な流派の合気道をなんとなく観察しました。

*そこで、合気上げと同じかどうか、考えてみました。合気上げだと、自分の身体も浮き上がってしまいます。そこに違和感を感じました。

*結論としては、合気上げとは真逆だと解りました。今までは、合気上げに全く興味が無かったので、どうでもいいや、と考えていました。他の流派を考えてみても、あまり参考になりません。

*でも、世間一般では合気と勁力についての考察も盛んです。過去にはその方面の本もいろいろと出ています。合気と勁力は同じ、と主張する人たちもいます。

*で、考えてみました。これは、誤解を避けるためです。どちらが優れているか、という問題ではなく、全く違うものだということです。

*少なくとも、合気上げと姿勢勁力に共通点はありません。むしろ、真逆です。他の動的勁力については知りません。静的勁力では、合気上げは逆効果となります。

*合気道や大東流の経験者が、必ずしも姿勢勁力ではすぐに成功しません。なかなか成功しないこともありました。それは、共通点が存在しないことが原因の一つでした。真逆だという認識があれば、成功できます。

*虎鷹拳院では、他の流派も歓迎します。同時進行も歓迎します。で、心意六合拳には投げ技が少ないので、師匠は柔道を推薦していました。心意六合拳の師匠は体育大学で柔道専攻でした。

*私は合気道もいいかな、と考えていましたが、合気上げと姿勢勁力は合わないと考えるようになりました。運動線が真逆なんです。もちろん、合気道の人も歓迎しますけど。とりあえず、合気系武道と姿勢勁力は真逆ということです。

*心意六合拳の鶏歩から前足を挙げるけれども、身体は上がらないようにします。むしろ、足首は折れ曲がります。つまり、矛盾したことを実行します。すると、勁力が発射されます。

*この感覚が造れたら、前足を挙げなくてもそのままの状態で撃てるようになります。宋氏形意拳の六合歩も同様です。

*ただし、邪魔するものがあります。自分の肩の力です。肩の力を使ってしまうと、自滅します。もちろん、肩甲骨発勁をやっていると、三百年進歩しません。腕立て伏せと肩甲骨発勁は、ただちに止めましょう。

*心意六合拳と形意拳の龍身と龍腰は、そのことを教えてくれます。

*直接使うのは、前腕の筋肉です。すなわち、心意六合拳の鷹爪が必要となります。
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by tiger-hawk | 2017-03-30 08:12 | 姿勢勁力

蹴らない地面とつかまない地面

*たいへんです。大英自然史博物館展、やってます。上野の科学博物館です。平日でも混んでいるらしい。動物武術者としては行くしかない。ドードーも、オオナマケモノも来日したようです。まあ、一般の武術愛好家には興味の無い話ですね。申し訳ありません。

*というわけで、最近太ってドードーと化しているアホのフジマツです。え? オオナマケモノだ? そっちのほうかな? 動物ネタは嫌われるのですが、蹠行性から指行性への変態、は姿勢勁力の要です。

*で、問題は日本人には足指が無いこと。有っても使わない。で、使えというと、足指で地面をつかむ、なんて曲解されてしまう。もはや誤解ではなく曲解です。ナンデヤネン !

*でもこれ、クソ真面目な日本人の特徴です。下腿三頭筋を使う、というと下腿三頭筋を過緊張させてしまう。筋肉の名称を使うと、そこを過緊張させてしまう。もう、何も言えません。

*私は不真面目の典型なので、クソ真面目な日本人の思考を理解できない。ニャンコやワンコの足指は地面をつかむのか? 観察すれば? というと、そんなの知らネー、とオバチャンBに返される。

*不肖フジマツ、心意六合拳の師匠にニワトリの歩く姿を見せられました。ニワトリ君がゆっくり歩く時は、一本足になります。そこから、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩を理解しました。一本足指行性です。

*幸い、ニワトリ君も二足歩行です。鳥類は二足歩行です。恐竜の頃から二足歩行していましたから。そして、恐竜も指行性です。ほんまかいな? と国立科学博物館のモンゴル恐竜展で確かめました。すると、動物武術は恐竜の魂を宿しているようです。え? だから虎鷹拳院は滅びる? いえいえ、鳥類は恐竜がちょっと変化しただけですから。同じ仲間です。

*こんな話ししていると、武術愛好家から嫌われます。それでなくても世間のみなさまから嫌われているのに。というわけで・・・

*心意六合拳の勁力はいつ発射されるのか? それは鶏歩の前足が上がった時です。その時、後ろ足は全く変化しません。ただ、前足が上がるだけです。

*身体は浮き上がりません。この時、身体が浮き上がると失敗します。つまり、地面を蹴ると身体が浮き上がります。地面を足指がつかむと、身体が浮き上がります。だから、足指は地面をつかんではいけません。

*足指が地面をつかむと、歩くことができません。止まってしまいます。

*鶏歩の前足が上がり、前進するのですが、後ろ足は変化しません。その時、地面を蹴らずに、足首が折れ曲がります。すると、足指が鮮明に現れます。本当の指行性になります。この最初の一歩の「きざし」を体得します。

*体得してしまえば、鶏歩のままで、表面的には全く動かずに撃てます。内部では動きます。

*もちろん、合気上げもやりません。合気上げやると、姿勢勁力には成りません。合気上げは、相手だけでなく、自分の身体も浮き上がります。それでも、浮いている人間を相手にしているので、技が成立します。

*ここを知らないと、地面を蹴る心意六合拳となってしまいます。中国にはそんな心意六合拳もあります。でも、幸いにも日本にはアホのフジマツがいました。動物学で、心意六合拳と宋氏形意拳と武式太極拳を解明したフジマツがいました。幸いなるかな日本人。

*蹴らない地面とつかまない地面、を体得しましよう。
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by tiger-hawk | 2017-03-29 08:33 | 姿勢勁力

最も大切なもの

*最も大切なものは何か?

*姿勢勁力の足は指行性です。ですから、最も大切なものは足指です。

*ところが、現代日本人は足指を失ってしまいました。それが退化か進化か、どちらでもいいのですが。進化とは変化のことですから。誰だよ、変化を進化なんて言い出したのは。

*ダーウィンがいけないのか? 大英帝国だからなあ。世界を支配するために進化論が生まれたわけだ。進化論も帝国主義理論だった。

*さて、足指が既に無くなっているので、私が、「足指を使って歩く」というと、足指で地面をつかむ、という愚かな行為をします。もはや、足指の使い方を忘れてしまっているのです。

*下腿三頭筋の話しをすると、下腿三頭筋を緊張させようとします。足首の折れ曲がりの話しをすると、一生懸命に足首を折り曲げようとします。

*足指も足首も下腿三頭筋も、何もしなくていいんです。何かする必要はありません。ありのままでいいんです。

*だって、あなたには体重がありますから。姿勢勁力は体重を利用するだけのことです。

*一生懸命にやることは、何もありません。がんばることは、何もありません。そのままの自分でいいんです。なぜなら、あなたには体重がありますから。

*その体重を勁力として利用するだけです。そのための技術が姿勢勁力と指行性なのです。

*Nさんの心意六合拳・弓歩虎抱頭がなかなか素晴らしいのですが、だんだん下手になりました。褒められたことにより、もっと効かせてやろうとして、地面を蹴るようになりました。本人は気がついていませんけど。

*地面を蹴ることにより、身体は浮き上がります。すると、勁力として利用できる体重が大きく減ってしまいます。最初の頃は良かったのになあ・・・下降線をたどっています。

*足指も同様に、何もする必要はありません。ただ、体重が足指に載るだけです。そして、それを維持します。

*階段の下りを指行性の例としましたが、あんなもの指行性の練習には成りません。なぜなら、階段の下りの指行性は、瞬間的なものだからです。

*瞬間的なものでは役に立ちません。それではなんで例としたのかよ ! フジマツの馬鹿野郎 ! そっそんなに興奮しないでください、旦那様。

*あなたの鈍い足指のために、例としただけです。あんまり鈍いから、仕方無かったんです。どうもすいません。まあ、譬え、ですから。あんまり熱くならないでください。落ち着いてください。

*指行性に気がついたのは、心意六合拳の鶏歩です。鶏歩の後ろ足は踵が地面から浮いています。足指と趾球が地面に付いています。ネコやイヌやニワトリと同じです。

*前足の踵は地面と接触しているので、蹠行性のようですが、踵に体重が載っていません。前足の足指はとても軽いストッパーになっています。だから、隠れ指行性です。(宋氏形意拳と武式太極拳は隠れ指行性です。)

*鶏歩のままで歩くのが鶏行歩です。鶏撲食などの技においても、鶏歩から足を前進させます。実はここに大きな問題があります。

*初心者はどうしても、後ろ足の踵を降ろしてから前足を前進させます。つまり、鶏歩を崩してしまいます。そのほうが楽だからです。

*しかし、それでは勁力が発生しません。後ろ足の踵を絶対に降ろしてはいけません。つまり、鶏歩を維持したまま前進します。

*ところがそれは辛いことです。鶏歩は、鶏行歩は、鶏撲食などの技は、コストが悪いのです。心意六合拳は勁力のために、コストを犠牲にしたのです。

*それに対して、沈墜勁や震脚などの動的勁力はコストが良いのです。

*心意六合拳のコストを改善するためには、どうすればいいのか? それは心意六合拳から鶏歩や鶏行歩を捨てればいいのです。するとコストは良くなります。すると、当然の結果として動的勁力を導入します。そんな心意六合拳も存在します。

*しかし、姿勢勁力の指行性はコストが悪いのです。それを承知で練習しています。その肝心要は、鶏歩の歩型を維持して前進することです。

*そして心意六合拳の鷹捉(ようそく) が大きなヒントになります。あるいは三盤落地の飢虎撲羊(きこぼくよう) です。

*それらは、前足の足指に全体重が載ります。それを維持して、後ろ足が前へ行き撃ちます。

*蹠行性のヒトが指行性(隠れ指行性) するのですから、コストが悪いのは当たり前です。コストを取りますか? それとも姿勢勁力を取りますか? 
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by tiger-hawk | 2017-03-27 08:34 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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