動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 194 )

階段の下り=指行性

*最近は反省して、地面を蹴ることにしたアホのフジマツです。階段の上がりだけですけど。

*心意六合拳の鶏行歩ばかり練習していたら、地面を蹴ることを忘れてしまいました。

*それである日、駅の階段を上がろうとして、たいへんな辛い思いをしました。とにかく、地下鉄の階段を上がり地上に出たら、とても疲れました。

*あれ? なんでこんなに疲れるのだろう? あっ地面(床面) を蹴らないで上がってきた。だから辛かったんだ。アホや。

*それからは階段の上がりだけは、地面を蹴ることにしました。あーらくちんだあー

*地面を蹴らないで、どうやって歩くのか? 歩けないだろ。フジマツの馬鹿野郎 ! と疑問の方も多いかと思います。

*ところがそれができるんです。日常生活の中にもそれがあります。それが、駅の階段の下りです。え? エカスカレーターかエレベーターしか使わない? たいへん失礼いたしました。

*でも試しに階段を下ってみてください。地面(床面) を蹴っていないことが感じられます。

*その構造です。降りるだけですから、床面を蹴る必要がありません。落ちるだけです。つまり、ジャンプしなくていいんです。(地面を蹴る運動は、空中に浮かなくても小さいジャンプ運動といえます。だからウォーキングもジャンプ運動です。ランニングは完全にジャンプしています。)

*階段で足を降ろして着地する時、足指と趾球で着地します。つまり指行性になります。いつもの蹠行性(せきこうせい) ではありません。(階段を上がる時は、いつもの蹠行性です。だから大腿直筋を使います。大腿直筋はジャンプ筋です。)

*その時、足指から着地するので、足首が折れ曲がります。すると、下腿三頭筋が伸張性収縮します。さあ、ここでやっと下腿三頭筋の伸張性収縮が現れました。これが姿勢勁力の根っこです。

*これを平地で実行するのが、心意六合拳の鶏行歩です。でも、階段の下りではありませんから、工夫が必要となります。

*前足になる足が落ちてしまったら、歩くのに邪魔となります。そのために、前足になる足を持ち上げてやります。ここで、一本足状態になります。ニワトリの一本足時間歩行です。

*単純に持ち上げるのではつま先が邪魔になります。そこで、つま先を上げて一本足状態になります。(これが心意六合拳の低い蹴り=捲地風となります。) 

*そこから、地面を蹴るのではなく、足首が折れ曲がります。ここが理解の難しいところです。

*普通の人は、膝が先行して折れ曲がってしまうのです。すると、膝に体重がかかります。これが太極拳で膝を痛める原因です。でも、みんなやります。それが習慣だからです。

*膝が先行して折れ曲がる前に、足首が先行して折れ曲がります。そんなことは生まれてからやったことがありません。そこで、脳神経が拒否をしてしまいます。そんなことはできない、と拒否されるのです。

*そして、膝を折り曲げてしまいます。結果、膝が突出します。その原因は、鼠蹊部が伸びているからです。だから、足首が折れ曲がるためには、鼠蹊部が折れ曲がる必要があります。

*心意六合拳の鶏歩と宋氏形意拳の六合歩を失敗するのは、鼠蹊部が折れ曲がっていないからです。すると、膝に体重が掛かってしまいます。膝ばかりが折れ曲がって、足首は伸びたままです。

*ヒトは蹠行性なので、足首が折れ曲がるという状況を受け入れられません。特に男性の場合は、恐怖感があります。あるいは、そんなことはできるわけがないという固定観念があります。

*また、現代日本人は歩幅が小さいので、必然的に足首が折れ曲がりません。足首は伸びたまま歩きます。それが習慣になっています。だから足指が使えません。(足指を使うとは、足指で地面をつかむことではありません。そんなことは不要です。体重が地面との接着剤となります。だから、力を抜きます。)

*足首が折れ曲がる状況は、経験したことのない状況なのです。足首が折れ曲がるといっても、骨折するわけではありません。

*足首が折れ曲がる時、足指と趾球が着地します。すると、下腿三頭筋の伸張性収縮が起こります。頼まなくても、勝手に下腿三頭筋が発動します。それは指行性だからです。

(註) がに股の人は、階段の下りで指行性にはなりません。踵から着地する蹠行性になります。すると、大腿直筋を使うことになります。がに股はぜひ直してください。内転筋も弱ってしまいます。すると、バランスが悪くなります。
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by tiger-hawk | 2017-03-10 07:49 | 姿勢勁力

伸張性収縮を短くする

*身体能力といえば・・・沖縄の劈卦拳の天才=古謝さんです。彼の若い頃、その二起脚を見て、こりゃあ敵わないと脱帽しました。高さだけじゃなくて美しいのです。彼に少林拳を教えていた佐藤聖二さんも、オッと目を輝かせていました。

*ケンカといえば、最近虎鷹拳院に復帰したシロクマさんです。その分厚い体幹と約100kgの体重、なによりも豊富な経験、とても敵いません。

*パワーといえば、空手家先生のクロクマさん。木の幹のような太い腕、つかまれたらもう動けません。彼に突かれたらどうなるのでしょう。

*身体能力も駄目、ケンカも駄目、パワーも駄目、メンタルも弱い。人に簡単に騙される。いいところありません。

*まあ、そんなわけで勁力を獲得しようと中国へ行きました。もう最初から盗む気満々です。どうせ、手取り足取り、なんて期待できません。中国の先生は、自分の弟子ができていなくてもニコニコしています。駄目とは絶対に言いません。私にお世辞言う先生もいます。(時系列がおかしいですが、話しを解りやすくしています。ご勘弁ください。)

*でも、フジマツがアホなので周囲の中国人が心配して、親切にしてくれました。なにしろカネが無いので、騙そうとする人も寄ってきません。(少しは来ましたが去っていきます。) 反対にどうにかしてやろう、と世話してくれるのです。

*そんなわけで、基本功の意味も自分で解明しました。姿勢勁力も自分で解明しました。若い頃、歩く中に勁力がある、と信じていました。それは少し当たっていて、半分以上間違っていました。ともかく、その誤解が導いてくれました。

*宋氏形意拳の馬形拳と心意六合拳の馬形拳をやってみて、集中力の高め方を見つけました。馬形拳をやってみると解りますが、全く効きません。普通に撃っては駄目なんです。距離を使っては駄目です。距離は短くていいんです。腕は長くてもいいし、短くてもいいんです。そして、沈墜勁や震脚などの動的勁力は使いません。

*下腿三頭筋の伸張性収縮は理解できました。回族の陳先生のお陰です。そこで、これをどんどん短くします。心意六合拳の鶏歩で撃つとは、伸張性収縮を短くするということです。形容矛盾のようですが、動作を小さくして時間を短縮します。


*結果的には、勁力は隠れてしまいます。でも、意図的に隠した訳ではありません。必然的に隠れただけです。

*これを軽く撃ったところ、むち打ちになると言われました。実験協力はちくわさんとNさんでした。というわけで、むち打ち拳と名付けました。それは冗談です。名前は要りません。

*ところがこれを発見するためには、大きい動作と長い距離で練習します。おかしな話しなんですが、いわゆる寸勁なんか練習する必要はありません。むしろ寸勁の練習なんか邪魔です。寸勁の練習はおかしな方向へ行きます。例えば、肩甲骨発勁です。

*というわけで、心意六合拳の技を大きく練習します。例えば、搖閂把や鷹抓把などです。そして、必ず下腿三頭筋の伸張性収縮を優先させます。

*もちろん、最後まで肩を使わない習慣を身につけます。どうして肩を使ってしまうのか? まあ、強く撃ちたいのでしょうが。それが弱くする要因だとは理解できないようです。
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by tiger-hawk | 2017-03-09 08:15 | 姿勢勁力

浮いているヒト

*姿勢勁力は、浮いているヒトの身体を改造する観点から生まれました。浮いているままでは、勁力は生まれません。(そこで動的勁力では、沈墜勁や十字勁、震脚などを用います。)

*しかし、浮いている身体は、ヒトの直立二足歩行の結果です。四足歩行ならば、身体は浮きません。

*そこで、ヒトの直立姿勢に注目しました。

*その特徴は、足下から見てみると、足首が伸びています。

*そこで、足首を折り曲げてみます。すると、体重は踵から足指と趾球に移行します。

*つまり、踵を使う蹠行性(せきこうせい) から、足指と趾球を使う指行性へ変わります。

*指行性とは、恐竜=鳥類、ネコ科、イヌ科などの動物の立ち方・歩き方です。

*そのうち、恐竜=鳥類は二足歩行です。とりわけ身近にいるニワトリは一本足時間歩行をします。そこから、心意六合拳の鶏歩・鶏行歩・鶏形単把が生まれました。さらに、指行性四足歩行の最強の動物は虎です。そこから、虎撲が生まれました。(漢族の形意拳は回族の心意六合拳から派生しました。) 

*足首が折れ曲がると、ついでに膝も折れ曲がります。そこで、膝に注目したいのが人情というものです。そこで、まず膝を折り曲げます。(特に現代日本人は足指を忘れています。そのため膝で立って膝で歩きます。)

*すると、膝に体重が載ります。やがて、膝を痛めます。最後は膝が壊れます。

*どうして膝を折り曲げるのでしょうか?

*それは、ヒトは元々蹠行性だからです。霊長類は蹠行性です。だから、指行性は不安定で気持ち悪いのです。指行性は習慣に反します。骨格からしてヒトは蹠行性ですから。

*だから、何も考えずに低い姿勢になると、まず膝を折り曲げます。それは、蹠行性のヒトの反射的行動なのです。だから、何も考えずにスポーツすると膝を壊します。

*太極拳で膝を壊すのも、根本的原因は蹠行性にあります。そこで、武式太極拳(僑式太極拳) は指行性へ近づきました。虚歩の段階では蹠行性ですが、弓歩では指行性になります。だから武式太極拳では膝に体重が掛かりません。膝を壊す心配もありません。

*足首、足指、趾球に大きい筋肉はありません。どれも関節です。そこで、下腿三頭筋が体重を支えます。下腿三頭筋が覚醒します。とりわけ足首に近いヒラメ筋が目覚めます。これが、姿勢勁力の根っこ=原動力となります。

*類人猿は太ももの大腿直筋で直立し、大腿直筋で地面を蹴って歩き出しました。それがやがてヒトとなります。それは蹠行性で立ち上がった結果です。それは浮いている身体を造りました。

*ですから、指行性に近づくことが必要となります。それは、指行性動物に近づくことです。

*下腿三頭筋は大腿直筋よりも地面近くにあります。地面と接触しているのは足指と趾球です。ですから、身体が浮くことはありません。

*しかし、ヒトは直立しています。すると、上半身の問題があります。上半身をそのままにしておくと、やはり身体は浮いてしまいます。

*ヒトの直立姿勢では、足首が伸びていますが、鼠蹊部も伸びています。この伸びきった鼠蹊部を折り曲げてあげます。鼠蹊部に無関心ではいけません。鼠蹊部が伸びたままでは、またも膝に体重が載ってしまいます。

*鼠蹊部を折り曲げると、尻を出す人がいます。出っ尻です。そのままでは腰痛になります。この尻を収めなければいけません。これを提肛と称します。

*尻を収めるためには、腹横筋で下腹部を持ち上げてやります。腹横筋は、腹をほんの少し凹ませて左右横へ引っ張ります。腹を膨らませてはいけません。それだと逆腹式呼吸法になってしまいます。

*鼠蹊部を折り曲げただけでは、身体は閉じません。開いた身体はやはり浮いてしまいます。

*そこで、心意六合拳と形意拳が称するところの、龍腰と龍身が生まれました。

*龍腰とは、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かって身体を絞ることです。この線はクロスして内転筋まで繋がります。(宋氏形意拳・熊の基本功1号、心意六合拳の熊吊膀など)

*龍身とは、腕を脇腹の前鋸筋から生やすことです。こうして肩の力を構造的に抜きます。腕を肩から生やしたままでは、肩の力が抜けません。肩に力が入ると、やはり身体が浮いてしまいます。

(註) 筋肉の名称を用いると、非難されたことがありました。ここはボディビルの教室かよ、武術の教室ではないのか? というわけです。しかし、言葉は記号です。共通の記号を用いないと会話が成立しません。また私の心意六合拳の師匠は体育大学の出身なので、こうした言葉に違和感はありません。実際、太極拳の円襠とは内転筋だと教わりました。心意六合拳の弓歩でも内転筋の大切さを教わりました。完全に伝統的な教え方ではありませんけど。より合理的だと考えます。古拳譜に忠実でありたいと思う人は、古拳譜を見てください。辞書があれば、誰にでも簡単に翻訳できます。同じ漢字文化圏なので。中日大辞典(大修館書店) で十分間に合います。実際に翻訳してみると、そんなに深い意味はありません。結構、素朴です。日本人は漢語表現に権威を感じますけど。でも詩的表現なので楽しいこともあります。やってみてください。
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by tiger-hawk | 2017-03-08 08:18 | 姿勢勁力

隠れ蹠行性の修正

(昨日の体育館から)

*心意六合拳の鶏歩に、隠れ蹠行性(せきこうせい) が存在するという事実を発見したアホのフジマツです。

*後ろ足の踵はわずかに地面から離れているけど、その踵に体重が掛かっているというのが、隠れ蹠行性です。指行性のフリをしているだけの偽物の指行性です。足首と足指に体重が降りてきません。足首の内側ではなく、踵に体重が掛かります。

*で、姿勢勁力が死んでいます。

*そんなwさんを修正してみました。

*ところが ! 簡単に治ってしまいました。

*鼠蹊部をもっと折り畳んで、お尻をしっかりと収めてあげました。すると、あっさり勁力が出ました。

*ちょっとごにょごにょやっただけです。大丈夫かな? 治るかな? と心配していましたが、全く問題ありませんでした。

*その後、戻ることもありましたが、数回修正して問題なくなりました。

*鶏行歩も修正してみました。

*地面を蹴って進むのではなく、足首が折れ曲がって進みます。本人はちょと不安そうでしたが、本当に足首が折れることはありません。

*誰でも足首が抵抗してしまうのですが、その抵抗を止めてしまいます。すると、簡単にできます。

*新人のおじさん(名前はまだない) に、武式太極拳の弓歩を詳しく教えてみました。詳しくといっても、簡単なんですが。

*徐々に後ろ足の体重を足指へ移します。それと同時に、後ろ足裏側の筋肉を伸張性収縮させます。裏側の筋肉とは、下腿三頭筋と大腿二頭筋のことです。

*するとあっさりできてしまいました。これで少し勁力が出ます。問題は最後に肩を使ってしまうことです。これ、残念なことにみんなやります。

*肩を使うということは、大胸筋を使うということでもあります。で、おじさんに聴いてみたらやっぱりベンチプレスをやっていたということでした。なかなか力があるのですが、ジム・トレーニングしていたのでしょう。

*肩甲骨が収まりません。背中から肩甲骨が突出しています。鉄牛耕地が腕立て伏せになってしまいます。腹も落ちます。

*力があるということは良いことです。その方向性を少し変えてあげます。腕は肩からではなく、脇腹の前鋸筋から生やします。すると肩が落ちて、丸くなります。肩甲骨の突出が消えます。

*これは気長にやってください。肩を使わなく成ると、相手がとても軽くなります。はず押しと似たようなものです。はず押しも肩を使いません。腕は脇腹から生えています。相撲はとても合理的にできています。

*それを心意六合拳の虎撲・単把、その他の全ての技で実行するだけです。宋氏形意拳も同様です。

*ともかく、武式太極拳の弓歩については、誰でもすぐにできてしまいます。心意六合拳の鶏歩のようなバランスの悪さもありません。簡単に勁力が出ます。

*喬先生が教えなかったのも、その辺の事情でしょうか? 

*姿勢勁力の入門として武式太極拳は最適かもしれません。ただし、弓歩だけなので、フットワークはありません。フットワークが欲しい場合は、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩が必要です。

*鶏歩と鶏行歩は、軽いフットワークなのですが、身体は浮きません。身体が浮いてしまうと、姿勢勁力は死にます。

*身体が浮かないために勢いは殺しますが、高速の鶏行歩もできます。でも、いいことばかりではありません。

*鶏歩はバランスが悪いので、すぐに結果が出ません。そこは気長にやってください。

*鶏歩の落とし穴は、地面を蹴ることです。これは簡単に見分けられます。後ろ足の踵が高くなります。これも隠れ地面蹴りがありますが。役者やのう・・・

*もう一つ、隠れ蹠行性があります。後ろ足の踵に体重が掛かります。これは鼠蹊部とお尻を修正します。

*男性の修正は簡単でした。女性の場合は? 誰がやってください。フジマツがやると警察に逮捕されてしまうかもしれません。治療家のちくわさんがいいでしょう。アハハ 
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by tiger-hawk | 2017-03-05 08:42 | 姿勢勁力

地面を蹴らなく成ったわけ

*どうして地面を蹴ってはいけないのか?

*ではなくて、アホのフジマツはどうして地面を蹴らなく成ったのか? (このアホのフジマツのフレーズなんですが、オバチャンBが使え ! 使い続けろ ! と命令するのです。まあ、使わなくても全国のみなさんはフジマツが馬鹿だとご存知なんですけど・・・オバチャンBが怖いフジマツは命令に従わざるを得ません。虎鷹拳院のラスボスです。南無阿弥陀仏・・・)

*切っ掛けは八極拳です。さんざん震脚をやったので、うんざりしていました。もういいだろう、というわけで震脚は止めました。(1980年から85年にかけての間です。李先生ありがとうございました。80年ですから、日本国内ではたぶん最初の体験者です。四人で始めました。その内の佐藤聖二さんは亡くなりました。え? 80年ではまだ生まれてない? 失礼いたしました。)

*そして、上海の徐文忠先生の自宅で形意拳を習いました。すると、半歩崩拳でガンと震脚してくれました。あちゃー、また震脚かよー と私はとても残念でした。その時、徐文忠先生がニヤーとどや顔していたのを覚えています。私はガッガリしましたが、顔には出しません。その位は学習しました。

*それからしばらくして、形意拳の発源地、山西省太谷県へ向かいました。宋光華先生の自宅に居候して、宋氏形意拳(宋式心意拳) を習いました。

*ところが近所に住む先輩がやってきて、宋氏形意拳の五行拳と套路を見せてくれました。明らかに浮いているのです。上下動しています。穏やかではありません。

*あんな風になっては駄目だな、と自分で確認しました。反面教師にしました。(この先輩、ユーチューブの動画で相変わらず浮いています。実際には浮いている形意拳者はたくさんいます。) 

*ところが、自分で五行拳をやってみると・・・やっぱり浮いているのです。同じなんです。

*五行拳で歩いてみると浮いてしまいます。そして、歩けなくなりました。歩くのを断念しました。

*それからは、ひたすら五行拳を六合歩の定歩で撃ちました。歩けないので、歩かないで練習しました。

*帰国しても、もちろん歩けません。ひたすら六合歩のままで五行拳を撃ちました。

*二年後、心意六合拳を学習しました。やっぱりフワフワと浮いてしまう自分なのですが、師匠を観察していると、後ろ足が伸びません。あれはなんだろう? と考えました。その足は地面を蹴っていないのです。その足は、足指に体重がかかり、足首が折れ曲がって進んでいます。

*だから、鷹抓把(ようそうば) のような上から撃つ技でも、上下動がありません。普通、上から撃つ時、少し身体が上がってから下へ撃つのですが、師匠の場合上下動がありません。腰から下は同じなんです。

*心意六合拳の技はいろいろありますが、腰から下はみんな同じ動作です。上半身が変化するだけです。だから、全ての歩法は鶏行歩というわけです。

*跳躍する技もありますが、ジャンプは戦術的問題です。ジャンブして着地した瞬間に撃ちます。ジャンプした瞬間に撃っているわけではありません。唯一の例外が、猴形の二段蹴りです。これは捲地風の二段蹴りなので、そんなに高くありません。それだけです。

*そして、浮かない理由が解りました。下腿三頭筋の伸張性収縮です。しかし、それだけではありません。

*大腿直筋が浮力を押さえています。まだ着地していない前足の大腿直筋が、地面を押さえているのです。これは、前足一本足で撃つ馬形鑽拳で気付きました。

*普通は地面を蹴る大腿直筋が、地面を押さえているのです。面白いですねえ~ (これができると高速鶏行歩もできます。走るように見えて走らない、とても奇妙な鶏行歩です。これは自分で開発しました。ところが、コボクマシーン1号に見せたら彼はすぐにできてしまいました。ナンデヤネン ! 少しは気を使ってもらわんとアカン ! ) 

*え? もっと早く教えろよ? 申し訳ありません。でもこの大腿直筋、とても微妙なんです。誤解を招く恐れがあります。言葉にすると、失敗を招く危険性があります。

*収勢の鷹捉(ようそく) に顕著に現れます。前足を高く挙げるのですが、同時に地面を微妙に押さえています。これは学習初期の段階で見えました。地面を蹴る人には残念ながら見えません。指摘しても理解できません。

*さらに、武式太極拳(喬式太極拳) の喬先生に、浮いている身体を特定してもらいました。自分の弟子が演武しているのを見ながら、なんだか浮いているなあ、とつぶやくのです。だったら教えてやれよ、と思いました。喬先生、相当、性格悪いです。でも私に聞こえるようにつぶやいたのだから、私には教えてくれたわけです。性格いいのかな? 

*喬先生、その弟子が嫌いだったようです。あるいは弟子に教える気が無いのかもしれません。喬先生は、私に弓歩の実力を見せてくれました。私が押しても引いてもビクともしません。誰もいない時に見せてくれました。どうも他の人に見せたくなかったようです。

*こんな具合で、フジマツは地面を蹴らなく成りました。

*武式太極拳については、シロクマさんが早く取り組めと忠告していたらしいです。??? フジマツ馬鹿だから覚えていません。その頃はやる気なかったようです。アハハ

*切っ掛けはオバチャンBの話しです。とても元気だった知人が日本武術太極拳連盟の太極拳で膝を壊し、リハビリに励んでいるとのこと。まだそんな愚かなことをやっているのか? そこで武式太極拳を普及させてみようと考えました。

*武式太極拳には心意六合拳の鶏歩なんかありませんから、誰でも比較的簡単に姿勢勁力が出ます。もちろん、膝を壊さないシステムがあります。武式太極拳には、ストッパーが内蔵されているのです。膝が壊れないようにできているのです。(このことは武式太極拳ワークショップで、ちくわさんが指摘していました。) 

*下腿三頭筋の伸張性収縮は、前のめりにならないようにできています。前のめりになるのは、下腿三頭筋の伸張性収縮がゆるんでしまうからです。なんて便利なシステムなんでしょう。

*誰でも比較的簡単に姿勢勁力が出る武式太極拳。膝を壊さないストッパーが内蔵されている武式太極拳。これからも武式太極拳ワークショップで普及させていきます。6月にまたやります。

*なお、誰でも比較的簡単に、と書きましたが、ガチガチおじさんにはコンクリートで固めた肩の問題が残ります。

*肩甲骨発勁の肩の問題も一部の人にはあります。肩甲骨発勁の場合は、肩甲骨をユルユルにしてしまいます。子供の天使の羽みたいです。僧帽筋も広背筋も使えません。いわゆる骨を使った結果です。ご注意ください。

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by tiger-hawk | 2017-03-04 08:12 | 姿勢勁力

踏ん張らない足

(昨日の体育館から)

*拳は背中から支えて撃つ、掌は背中から支えて撃つ、蹴りは背中から支えて蹴る・・・この背中は、宋氏形意拳の熊の基本功1号で造ります。

*私が以前、虎背、と称していたものです。つまり、心意六合拳の虎撲・単把と同じです。すると、広背筋が厚くなります。

*でもその前に課題があります。それはガチガチおじさんには高いハードルです。

*それは、「力まない肩」の問題です。ガチガチおじさんはみんな、コンクリートで固めたような肩をしています。これをやわらかくするのは、たいへん難しい。

*そこで、胸も固めて裏も表もコンクリートを流し込みます。それを含胸拔背と称します。そんな傾向もあります。肩が硬いのは、胸が硬いからということもあります。大胸筋を緊張させてしまいます。

*そんな肩と胸はご免です。日本舞踊の師匠のような肩までは求めません。しかし、なんとかしたい。

*そこで、大胸筋の代わりに小胸筋です。肩の代わりに脇腹の前鋸筋です。それらを背中で支えます。

*そのために、ゆるんだ肩を記憶します。ゆるんだ肩は簡単です。肩を挙げて下げればOKです。それがゆるんだ肩です。それを全ての動作に適用します。

*でも、ガチガチおじさんには学習機能が壊れた人もいます。ゆるんだ肩を一瞬で忘れてしまいます。アホのフジマツとしては、もうイライラしません。もうあきらめました。それで、しつこく教えることにしました。

*歩法も一瞬で忘れてしまいます。アハハ 

*とにかく硬い。岩のような足です。そんな足は要りません。

*問題は、踏ん張ってしまうことです。踏ん張ってはいけません。力を抜いて足指で立ちます。

*地面を蹴る足は、踏ん張っている足です。するとジャンプしてしまいます。幽霊太極拳も、実はジャンプしています。本人は一生、気付くことがありません。気付かない幸せです。ウフフ

*でも、着地も踏ん張ってはいけません。踏ん張らない足で着地します。前足の着地も、後ろ足の着地も踏ん張りません。特に後ろ足の着地は、力を抜いてしまいます。結果として、静かな着地となります。だから音を立ててはいけません。

*跟歩を重視する形意拳者もいますが、私には全く理解できません。後ろ足を引き付けるのは、次の打撃に備えるためです。フットワークのためです。もしも、後ろ足がそのままだったら、弓歩になります。弓歩は連打連撃にとって都合が悪い。変化もしにくい。

*相手が倒れるまで攻撃の手を休めてはならない・・・と心意六合拳は教えます。追撃して連撃します。その際にも、左右上下と変化します。大技は要りませんが、変化します。そのためにも、後ろ足を引き付けます。

*前足も後ろ足も踏ん張りません。踏ん張らない足は、猿猴の足です。欲しいのはサルの足です。

*でもその前に、踏ん張らない足を造ります。だから蹠行性(せきこうせい) ではなく指行性です。馬歩ではなく、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩です。

*鶏歩の間違いも、踏ん張ってしまうからです。安定は要りません。不安定でいいんです。(中国の先生でも無知な人もいます。) 

*踏ん張ってしまうと、足首のバネも消えてしまいます。勁力は死んでしまいます。

*踏ん張らない足=サルの足・・・軽くて活動的な足です。しかし、浮いていません。

お知らせ・・・次回の武式太極拳ワークショップは、6月18日(日) 12時~の予定です。よろしくお願いいたします。予定は20人位です。

3月11日(土) 19時~の通常練習は、開進第一中学校体育館が使えないため、平和台体育館に変更します。ご注意ください。
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by tiger-hawk | 2017-03-02 07:49 | 姿勢勁力

隠れ蹠行性

*姿勢勁力はとても楽しい。なにしろ、原動力の下腿三頭筋・伸張性収縮はほとんど外から見えません。それを見えるようにしてくれたのが、武式太極拳(喬式太極拳) です。

*武式太極拳の場合、必ず、虚歩からそのまま弓歩になります。そのために、小さい弓歩になりました。武式太極拳には姿勢勁力のための動作があります。それでも見えにくいのですが。

*見えにくいのは、大腿直筋で地面を蹴る動作が染み込んでいるからです。特に現代日本人は足指を使わないで歩くので、純粋蹠行性(せきこうせい) になってしまいました。

*下腿三頭筋の伸張性収縮が発動するためには、指行性が必要です。四足歩行動物の指行性です。ネコ科・イヌ科の指行性です。ニワトリの指行性です。特にニワトリは二足歩行します。恐竜の頃から指行性二足歩行です。

*そこから、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩が生まれたと推測できます。ニワトリはあまり飛ばなく成ったので、元の恐竜に戻った部分もあるのでしょう。

*ところが、沈んでしまう鶏歩があります。鶏歩が沈んでしまうと、勁力は発生しません。まるで、沈墜勁や震脚すると、勁力が途切れるみたいな症状です。

*どちらも沈むことに変わりはありません。

*どうして沈んでしまうのか? それは指行性ではないからです。それは、後ろ足の踵で立っていました。見た目、踵は地面から離れているのですが、しっかり踵に体重が掛かっています。隠れ蹠行性です。

*先日の土曜日、wさんの鶏歩を修正しようとしてできなかったのですが、アホ頭を絞って、やっと解りました。練習時間内に解らなくて、どうもすいません。次回には修正できます。

*人の気持ちが解らないアスペルガーのフジマツです。姿勢勁力は心意六合拳を始めてから一年と少しで解りました。でも、上手く言葉で表現できません。馬鹿なんです。だから、後ろ足勁力なんて称してました。

*呉氏八極拳の先生に、誰にも後ろ足はある、と叱られました。その通りです。申し訳ありませんでした。

*でも八極拳には感謝しています。その震脚が姿勢勁力へ導いてくれました。全く真逆な道ですが、切っ掛けは八極拳です。1980年から85年にかけて練習しました。古い話ですいません。え? まだ生まれていない? 失礼いたしましたあー 

*形意拳の場合、蹠行性か? 隠れ指行性か? 比較的簡単に見分けられます。なにしろ、後ろ足の踵が地面と接触しています。もちろん、宋氏形意拳の先生にも蹠行性は見られます。宋氏形意拳も様々です。

*心意六合拳の場合、後ろ足の踵が地面から離れているので、一見、指行性に見えてしまいます。でも、隠れ蹠行性もありました。

*しかし、動物学は便利です。動物の立ち方・歩き方の違いが、動物武術に役立ちます。心意六合拳と形意拳の理解に最適です。さらに、太極拳の理解にも役立ちます。

*このblog には指行性や蹠行性の解説が無いので、シロクマさんに叱られました。センセー、わざわざ調べましたヨー、と言われました。申し訳ありません。でも、調べてよかったでしょ。アハハ

*一般の読者には、動物学はウザイようです。もっと直接的な武術の話しをしろや~~ となるみたいです。

*なにしろ、蹠行性は霊長類の発生から始まります。サルのご先祖様からです。まだ、樹上にいます。なかなか地上に降りてきません。なかなかヒトの武術へ行きません。

*でも、ヒト武術と動物武術は基本的概念が違います。特に心意六合拳は武術に見えません。わけわかりません。

*それを解るようにしてくれるのが、宋氏形意拳の龍形基本功、熊の基本功1号・2号なのです。

*肩を使ってしまう問題もあります。それも、隠れ蹠行性から来ていると考えられます。隠れ蹠行性だと、相手の体重を受け止められません。受け止める足首のバネがありません。それで肩で受け止めてしまうのです。

*不幸なのは、過去に肩甲骨発勁を練習した人たちです。もう肩を使うことが習慣になっています。無意識に肩を使ってしまいます。修正にはかなり時間が必要です。

*私は肩甲骨発勁をやったことがありません。震脚も姿勢勁力へ向かうバネとなりました。その点では幸せでした。(でも肩甲骨発勁は見るからに気持ち悪いです。やれと言われてもやらなかったでしょう。なにしろ、小学一年生の頃から先生の言うことを無視していましたから。アホやねん)
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by tiger-hawk | 2017-02-27 07:39 | 姿勢勁力

沈まない身体

*このアホblog を見てもさっぱり解らない、と言われました。

*それはそうです。やってみなければ解らない。やってみても解らない。自分のものとしなければ実感できません。そして、否定から入る人には永遠に解らない。6月にまた「武式太極拳ワークショップ」を実行する予定です。その時に遊びにおいでませ~~

*「浮かない身体」を追求してきたアホのフジマツは、いつのまにか「沈まない身体」を手に入れてました。

*浮かない身体と沈まない身体は、同じものでした、姿勢勁力においては。

*浮かない身体と沈まない身体が一致する時、あなたは姿勢勁力を獲得します。

*心意六合拳の鶏歩で、弓歩で、宋氏形意拳の六合歩で、浮かない沈まない身体を手に入れます。

*心意六合拳の鶏歩で顕著なんですが、沈む身体の人は、足首が固まっています。

*足指・趾球ー足首ー下腿三頭筋で造る勁力トライアングルは、バネのような足首に集約されます。

*それは強固な足首ではなく、やわらかい足首のことです。

*ところが、一生懸命に鶏歩する人は、足首を固くしてしまうので、身体は沈んでしまいます。

*まるで、沈墜勁した後の身体です。震脚した後の身体です。もはや、姿勢勁力は発生しません。沈墜勁または震脚しか使えません。

*たぶん、クソ真面目なんです。ですから、強固な鶏歩を造ります。欲しい鶏歩は、強固な鶏歩ではありません。

*やわらかい弱い鶏歩が欲しいのです。弱いバネの鶏歩です。それが勁力(強い力) を生み出します。

*それには、心意六合拳の燕子点水が最適かと思います。

*ところで、スポーツ・ジムで下腿三頭筋を鍛えても、使える筋肉にはなりません。ちくわさんによれば、短縮性収縮のトレーニングだからだそうです。

*スポーツ・ジムに行く必要は無い。鉄牛耕地を自宅でやればいい。・・・と心意六合拳の師匠に言われたのでジムへ行ったことはありません。

*本屋さんで本を見ると、下腿三頭筋に重い負荷をかけているようです。つまり、オモリを持ち上げています。なるほど、短縮性収縮です。あれだと逆効果です。

*姿勢勁力の場合、伸張性収縮なんですが、あまり強い伸張性収縮も必要ありません。足首を固めてはいけません。やわらかい弱いバネの足首が欲しいのです。

*追記・・・沈む鶏歩の原因は、後ろ足の「踵」で立っているからです。踵は地面から離れていますが、踵に体重が掛かっています。本人は気がついていませんが。

*もう少し前の、足首の内側へ体重が掛かるようにします。

*いいかえると、少し身体が前へ突っ込んでいるから、後ろ足の踵で立つ結果となります。

*ほんのちょっとの違いが、命取りになります。

*沈む鶏歩は、隠れ蹠行性(せきこうせい) なのです。
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by tiger-hawk | 2017-02-26 08:37 | 姿勢勁力

ロシナンテの告白

*2・19武式太極拳ワークショップには、ある陰謀が隠されていました。それは、日本人の膝を破壊する日本武術太極拳連盟の解体です。首謀者はアホのフジマツです。共謀罪で逮捕されるかな? デンデン首相に聞いてみよう。

*切っ掛けは、オバチャンBの証言です。知人の女性が太極拳で膝を壊し、病院通いをしているそうです。「とても元気だった人が、太極拳で弱ってしまった」とのことでした。

*以前はそんな話しをたくさん聞いていました。今は、中国武術界・太極拳界と絶縁してしまったので、そんな話しは知りませんでした。今でもそんなことをしているとは、とても残念です。

*それだったら、武式太極拳(喬式太極拳) を普及させようと決心しました。

*武式太極拳には、膝を保護するストッパーが備わっています。それにより、身体が流れることはありません。身体が浮くこともありません。

*さらに、それにより姿勢勁力を獲得できます。そして、強い足を手に入れられます。

*いいことばかりです。しかし、いいことばかりではありません。

*その方法が秘密だからです。中国でももちろん秘密です。だから、喬先生の弟子たちも身体が浮いています。

*でも私はその秘密の方法を知っています。私には、宋氏形意拳と心意六合拳の経験がありました。

*だから、喬先生が自分の弟子の演武を見て、「なんだか浮いているなあ」とつぶやいたのを聞き逃しませんでした。私は喬先生の隣に立っていたので、自然と聞こえました。たぶん、私に聞こえるようにつぶやいたと解釈しています。(私は中国人ではなく外国人です。ですから、万が一、秘密が漏れたとしても問題ありません。まあ、それだけの能力があるとは思わなかったでしょうけど。)

*浮いている身体・・・昔、24式太極拳の制作者の大先生が来日しました。その北京の大先生の演武を見て、なんで身体が浮いているのだろう? ととても疑問に感じました。

*山西省太谷県へ行った時、宋光華先生の弟子の演武を見ました。その宋氏形意拳は、明らかに身体が浮いていました。地面を蹴るから浮いてしまうのです。それは反面教師として参考になりました。

*心意六合拳を上海郊外で習った時、師匠の伸びない後ろ足に着目しました。それは地面を蹴らずに、足首が折れ曲がるのです。

*回族の陳先生は、それを見えるようにして見せてくれました。それが、後ろ足下腿三頭筋の伸張性収縮です。

*ところが、普通の人にはそれが見えません。やってみせても見えません。フィルターが掛かっているので見えないのです。

*普通の人は、大腿直筋で立って、大腿直筋で地面を蹴って歩いているのです。だから、下腿三頭筋は見えません。その伸張性収縮も見えません。見せても見えません。武術の基礎といわれる馬歩も、大腿直筋で立っています。

*私には見えていたので、武式太極拳の弓歩も見えました。それは、蹠行性から指行性への変化です。虚歩から弓歩になる時、蹠行性の虚歩から指行性の弓歩になります。

*下腿三頭筋の伸張性収縮には、ある条件が必要です。それが指行性です。指行性とは動物の歩き方の一種です。他に山羊さんの蹄行性などもあります。バレリーナのきれいなオネーサンも蹄行性です。

*ヒトは踵を使う蹠行性(せきこうせい) ですが、ネコ科、イヌ科、ニワトリ=鳥類、恐竜などは足指と趾球を使う指行性です。

*心意六合拳は指行性になるために、鶏歩と鶏行歩を創造しました。鶏歩の鶏はニワトリです。

*ところが、現代日本人は足指を使って歩くことを忘れてしまいました。だから、現代日本人の足指は退化しつつあるそうです。外反母趾もその一つの現れです。(byちくわさんからの情報) 

*足指を使って歩くことをしない日本人は、大腿直筋で地面を蹴って歩きます。そのまま低くなると、膝で立って膝で歩く結果となります。そして、膝は破壊されます。

*この悪癖を断ち切るためにも、武式太極拳の普及はたいせつなプロジェクトになります。それはいいかえると、日本武術太極拳連盟の解体です。

*つぶれそうな虎鷹拳院とアホのフジマツの大風呂敷です。この陰謀は失敗することが確実ですが、将来への種まきとなることでしょう。数世代先には、姿勢勁力と武式太極拳が世の中に認識されることでしょう。私が死んだ後のことですが。アハハ 南無阿弥陀仏・・・

*なお、気で打つ太極拳は、永遠の存在です。それはもはや宗教です。宗教は滅びることがありません、人類が滅びない限りは。

ロシナンテは地平線へ向かって進みます。無駄なことと解っていても・・・ヨシナッテ ! 
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by tiger-hawk | 2017-02-24 07:18 | 姿勢勁力

裏弓歩から足指の出現へ

*武式太極拳(喬式太極拳) の弓歩は、「裏弓歩」です。心意六合拳の弓歩も裏弓歩です。

*裏弓歩が姿勢勁力の始まりとなります。

*それは足指から始まります。しかし、現代日本人は足指を使って歩かないので、なかなか気がつきません。ワラジを履いた昔日の日本人は、足指を使って歩いていたそうです。(byちくわさん)

*それは歩き方に関連しているので、五本指の靴下は無関係です。靴も無関係です。普通のスニーカーで十分です。

*裏側の下腿三頭筋を生かすためには、足指を使って歩く必要があります。しかし、足指で地面を蹴ってしまっては無意味です。地面を蹴ってしまうと、足首が伸びてしまうからです。

*足首が折れ曲がると、下腿三頭筋が伸張性収縮します。ここに注目したのが、心意六合拳の鶏歩です。宋氏形意拳の六合歩です。

*すなわち、鶏歩と六合歩は、裏弓歩の発展形となります。

*裏弓歩は、裏側の下腿三頭筋・大腿二頭筋・半腱半膜様筋と、内側の内転筋・内側広筋などから構成されます。

*表側の大腿直筋と外側広筋も使いますが、主要な筋肉ではありません。表弓歩では、大腿直筋と外側広筋が主要な筋肉となります。

*表弓歩では身体が浮いてしまいます。なぜなら、大腿直筋で地面を蹴っているからです。これは、ジャンプ運動です。ランニングを見ると、ジャンプしているのがはっきりと解ります。ウォーキングも大腿直筋で地面を蹴るのでジャンプしています。

*ジャンプすれば、地面に墜落します。この墜落を強調したのが、沈墜勁や震脚です。

*足指を使わない現代日本人は、無意識にジャンプから墜落しているのです。その意味で、沈墜勁や震脚は日本人にすんなり受け入れられました。多くの人は疑問に感じなかったのです。

*しかし、アホのフジマツは沈墜勁に疑問を感じました。なんであんなものが必要なのだろうか? 要らないだろう、と感じました。

*姿勢勁力の心意六合拳をやってみると、身体が浮くことはありません。特にその基本歩法の鶏行歩は、戦車のキャタピラのように歩きます。

*身体が浮かないのだから、沈む必要もありません。ここで、沈墜勁も震脚も不要になりました。(もちろん、浮く心意六合拳も存在します。ネット動画にもたくさんあるそうです。)

*宋氏形意拳の「静」の拳理が理解できました。静的勁力は、浮かない身体ではじめて成立します。(もちろん、浮く宋氏形意拳も残念ながら存在します。そこに勁力は存在しません。)

*中国には、浮く心意六合拳も浮く宋氏形意拳も存在します。つまり、中国ではこの問題は解決していません。

*この問題は、つぶれそうな虎鷹拳院とアホのフジマツが解決しました。

*しかし、心意六合拳・鶏歩は、宋氏形意拳・六合歩は難しい。その点、武式太極拳の裏弓歩は姿勢勁力を理解しやすいと考えます。なにしろ、蹠行性(せきこうせい) から指行性への移行動作があります。

*蹠行性では足首が折れ曲がらないので、表弓歩へ通じます。指行性では足首が折れ曲がるので、裏弓歩へ通じます。

*面白いことに、裏弓歩では前足指のストッパーが自動的に働きます。身体が流れることはありません。すると、膝を壊す心配もありません。ただし、普通の歩き方では身体が流れてしまいます。

*身体が流れてどうしようもないので、沈墜勁するわけです。

*浮かない身体を造ります。その第一歩は地面を蹴らないことです。そのために、足首は折れ曲がります。すると、足指が出現します。
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by tiger-hawk | 2017-02-23 07:52 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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