動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 398 )

膝の裏付け

(昨日の光が丘公園から)

*ある迷える大羊がやってきました。昔、呉式太極拳をやっていたそうです。そこで、見せてもらいました。とても雰囲気が出ています。

*私は実は、呉式太極拳が好きではありません。その前傾姿勢が嫌いです。姿勢勁力は前のめりを徹底的に否定する中から、解明しました。それなのになぜやらせるんだよ。フジマツのアホ ! 

*すいません。ちょっと見てみたかっただけです。アホなんで許してください。

*シロクマさんは、フジマツは本当はアホではない、と誤解していますけど。

*人生の悩みは、悩んでも解決しない、ということをやっと学びました。そこで、楽しいことだけ考えて生きています。アハハ 悩んでも好転しない、というわけです。(つまり、人間として成長していません。ある古い友人に「脳が未発達だ」と言われました。そんな本当のことを正面から言ってはいけません。即時、関係を切りました。)

*そこで、窮地に陥ったら、チャンスにしようと思います。実際は選択肢が限られるので、とりあえず、生きる道を選択します。まあ、偶然生き残ってしまったということもあります。死に損ないか !

*最初は、上下動してはいけない、と考えていました。宋氏形意拳を学ぶ頃は、浮いている先輩の身体を理解していました。あーなってはおしまいだなあ、とボーと見ていました。もちろん、自分も浮いていましたけど。ウフフ

*武式太極拳の喬先生は、自分の弟子の演武を見て、なんだか浮いているなあ、とつぶやいていました。自分の弟子なんだから教えろよ、と思いましたが、どうやら教える気は無さそうです。アハハ

*ともかく、それで浮いている身体を確信しました。だから、合気道が気持ち悪いのです。身体が浮いています。浮いているのだから、簡単に投げられます。

*というと、誤解する人がいます。踏ん張る人です。踏ん張ると、打撃をもらった時、衝撃をそのまま受け取ります。踏ん張ってはいけません。また、踏ん張ると勁力が発生しません。地面を蹴ってはいけないように、踏ん張ってもいけません。

*自分の体重を足首と足指に降ろします。すると、心意六合拳の鶏歩や宋氏形意拳の六合歩を使わずとも、棒立ちでも撃てます。もちろん、最初はそんことをしてはいけません。

*回族の陳先生は、後ろ足の踵を挙げて降ろしました。そして、一言、「この勁で撃つ」と言いました。そこで私は後ろ足裏側の筋肉を確信しました。それは、表の大腿直筋ではなく、裏の下腿三頭筋と大腿二頭筋などを使うことです。大腿直筋を全く使わないというわけではありません。主導権を下腿三頭筋が担うということです。下腿三頭筋のさらにヒラメ筋です。その始まりは足指です。つまり指行性です。

*さらに、心意六合拳の師匠からは、心意六合拳の弓歩と内転筋を教わりました。内転筋で、立つ時・歩く時にバランスを取ります。それが太極拳の起勢にも成ります。

*迷える大羊さんは、以前、膝がおかしくなって立てなくなったそうです。そこで、医者に言われたのは、「太ももの大腿直筋」を鍛える、ということです。医者はだいたいみんなそう言うそうです。ウォーキングもランニングも大腿直筋に頼ります。つまりジャンプ運動です。

*ところが、アホのフジマツがアホblog でおかしなことを主張しています。裏側の下腿三頭筋や大腿二頭筋を使え、と書いてます。これは確かめてみよう、とはるばる光が丘公園まで来てしまったらしい。

*実は、大腿直筋に頼っていると、膝を痛めます。それは大腿直筋が表側の筋肉だからです。それは文字通り、「膝の裏付け」がありません。膝を裏側から支える必要があります。それが、下腿三頭筋、大腿二頭筋、半腱半膜様筋、内転筋などです。

*日本武術太極拳連盟の太極拳で膝を痛めるのも、「膝の裏付け」が無いからです。

*しかし、これはヒトの本能的運動なのです。類人猿(初期人類) は大腿骨を真っ直ぐにして、大腿直筋を大きくして直立二足歩行を始めたのです。700万年前のことです。これは化石人類学の学者先生の説です。

*つまり、膝痛は腰痛と共に、直立二足歩行を原因とする病気なのです。だから、立ち方・歩き方を改良すると治ります。かなり微妙な修正ですけど。

*それがニワトリの指行性一本足です。幸いなことに、恐竜=鳥類も二足歩行です。直立ではありませんけど。

*しかし、ヒトの骨格は蹠行性ですから工夫が必要です。それが、折れ曲がる足首と折れ曲がる鼠蹊部、です。(指行性動物の踵に相当する関節は、かなり高いところにあります。)

(内緒の話しですから秘密にしてください。)
*私には武術の素質も格闘技の才能も欠落していました。だからせめて勁力を獲得しようとしました。もしも、素質や才能に恵まれていたなら、勁力の獲得なんかどうでもよかったのです。いいかえると、武術や格闘技には、勁力は必要ありません。そんなもの要りません。そのことを世間は知りません。でも、静かな姿勢勁力は、とても楽しい。幸せになります。そのことを世間は知りません。

ボブ・ディランがやっとノーベル賞を受け取ったそうです。というわけで、ボブ・ディランを聴きながら・・・Forever Young・・・天国の扉・・・

ママ、このバッジを外しておくれ
もう俺には用なしだ
目の前が暗くなって、何も見えなくなって来た
どうやら俺は天国の扉を叩いているようだ
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by tiger-hawk | 2017-04-03 08:38 | 姿勢勁力

合気上げと姿勢勁力は真逆

(昨日の体育館から)

*発射する瞬間の練習をしてみました。一番解りやすい心意六合拳の鶏歩でやりました。弓歩でもいいんですが、ごまかしが効きます。

*まず、鶏歩で後ろ足の足首に体重が降りている感覚を造ります。ここが解らないと、次に行けません。

*足首に体重が降りていると、足指が覚醒します。すると、下腿三頭筋が覚醒します。

*足首から足指へ、足指から下腿三頭筋へ、という感覚のリレーができあがります。なんか複雑な経路なんですけど。

*その状態から、前足を挙げます。これは、前足だけ挙げます。鶏歩は変化しません。後ろ足は変化しません。

*そこから、前足が前進するのですが、今回はその手前です。その手前で勁力が発射されます。

*普通は、手を挙げてしまうところですが、手は絶対に挙げてはいけません。勁力は直線的に出します。

*そして、鶏歩は全く変化しません。

*私、合気道も大東流合気柔術もやったことありません。しかし、過去も含めて会員には合気道や大東流の経験者がかなりいました。見学に来た人に、合気上げと同じだ、と言われたこともありました。平和台体育館で様々な流派の合気道をなんとなく観察しました。

*そこで、合気上げと同じかどうか、考えてみました。合気上げだと、自分の身体も浮き上がってしまいます。そこに違和感を感じました。

*結論としては、合気上げとは真逆だと解りました。今までは、合気上げに全く興味が無かったので、どうでもいいや、と考えていました。他の流派を考えてみても、あまり参考になりません。

*でも、世間一般では合気と勁力についての考察も盛んです。過去にはその方面の本もいろいろと出ています。合気と勁力は同じ、と主張する人たちもいます。

*で、考えてみました。これは、誤解を避けるためです。どちらが優れているか、という問題ではなく、全く違うものだということです。

*少なくとも、合気上げと姿勢勁力に共通点はありません。むしろ、真逆です。他の動的勁力については知りません。静的勁力では、合気上げは逆効果となります。

*合気道や大東流の経験者が、必ずしも姿勢勁力ではすぐに成功しません。なかなか成功しないこともありました。それは、共通点が存在しないことが原因の一つでした。真逆だという認識があれば、成功できます。

*虎鷹拳院では、他の流派も歓迎します。同時進行も歓迎します。で、心意六合拳には投げ技が少ないので、師匠は柔道を推薦していました。心意六合拳の師匠は体育大学で柔道専攻でした。

*私は合気道もいいかな、と考えていましたが、合気上げと姿勢勁力は合わないと考えるようになりました。運動線が真逆なんです。もちろん、合気道の人も歓迎しますけど。とりあえず、合気系武道と姿勢勁力は真逆ということです。

*心意六合拳の鶏歩から前足を挙げるけれども、身体は上がらないようにします。むしろ、足首は折れ曲がります。つまり、矛盾したことを実行します。すると、勁力が発射されます。

*この感覚が造れたら、前足を挙げなくてもそのままの状態で撃てるようになります。宋氏形意拳の六合歩も同様です。

*ただし、邪魔するものがあります。自分の肩の力です。肩の力を使ってしまうと、自滅します。もちろん、肩甲骨発勁をやっていると、三百年進歩しません。腕立て伏せと肩甲骨発勁は、ただちに止めましょう。

*心意六合拳と形意拳の龍身と龍腰は、そのことを教えてくれます。

*直接使うのは、前腕の筋肉です。すなわち、心意六合拳の鷹爪が必要となります。
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by tiger-hawk | 2017-03-30 08:12 | 姿勢勁力

蹴らない地面とつかまない地面

*たいへんです。大英自然史博物館展、やってます。上野の科学博物館です。平日でも混んでいるらしい。動物武術者としては行くしかない。ドードーも、オオナマケモノも来日したようです。まあ、一般の武術愛好家には興味の無い話ですね。申し訳ありません。

*というわけで、最近太ってドードーと化しているアホのフジマツです。え? オオナマケモノだ? そっちのほうかな? 動物ネタは嫌われるのですが、蹠行性から指行性への変態、は姿勢勁力の要です。

*で、問題は日本人には足指が無いこと。有っても使わない。で、使えというと、足指で地面をつかむ、なんて曲解されてしまう。もはや誤解ではなく曲解です。ナンデヤネン !

*でもこれ、クソ真面目な日本人の特徴です。下腿三頭筋を使う、というと下腿三頭筋を過緊張させてしまう。筋肉の名称を使うと、そこを過緊張させてしまう。もう、何も言えません。

*私は不真面目の典型なので、クソ真面目な日本人の思考を理解できない。ニャンコやワンコの足指は地面をつかむのか? 観察すれば? というと、そんなの知らネー、とオバチャンBに返される。

*不肖フジマツ、心意六合拳の師匠にニワトリの歩く姿を見せられました。ニワトリ君がゆっくり歩く時は、一本足になります。そこから、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩を理解しました。一本足指行性です。

*幸い、ニワトリ君も二足歩行です。鳥類は二足歩行です。恐竜の頃から二足歩行していましたから。そして、恐竜も指行性です。ほんまかいな? と国立科学博物館のモンゴル恐竜展で確かめました。すると、動物武術は恐竜の魂を宿しているようです。え? だから虎鷹拳院は滅びる? いえいえ、鳥類は恐竜がちょっと変化しただけですから。同じ仲間です。

*こんな話ししていると、武術愛好家から嫌われます。それでなくても世間のみなさまから嫌われているのに。というわけで・・・

*心意六合拳の勁力はいつ発射されるのか? それは鶏歩の前足が上がった時です。その時、後ろ足は全く変化しません。ただ、前足が上がるだけです。

*身体は浮き上がりません。この時、身体が浮き上がると失敗します。つまり、地面を蹴ると身体が浮き上がります。地面を足指がつかむと、身体が浮き上がります。だから、足指は地面をつかんではいけません。

*足指が地面をつかむと、歩くことができません。止まってしまいます。

*鶏歩の前足が上がり、前進するのですが、後ろ足は変化しません。その時、地面を蹴らずに、足首が折れ曲がります。すると、足指が鮮明に現れます。本当の指行性になります。この最初の一歩の「きざし」を体得します。

*体得してしまえば、鶏歩のままで、表面的には全く動かずに撃てます。内部では動きます。

*もちろん、合気上げもやりません。合気上げやると、姿勢勁力には成りません。合気上げは、相手だけでなく、自分の身体も浮き上がります。それでも、浮いている人間を相手にしているので、技が成立します。

*ここを知らないと、地面を蹴る心意六合拳となってしまいます。中国にはそんな心意六合拳もあります。でも、幸いにも日本にはアホのフジマツがいました。動物学で、心意六合拳と宋氏形意拳と武式太極拳を解明したフジマツがいました。幸いなるかな日本人。

*蹴らない地面とつかまない地面、を体得しましよう。
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by tiger-hawk | 2017-03-29 08:33 | 姿勢勁力

最も大切なもの

*最も大切なものは何か?

*姿勢勁力の足は指行性です。ですから、最も大切なものは足指です。

*ところが、現代日本人は足指を失ってしまいました。それが退化か進化か、どちらでもいいのですが。進化とは変化のことですから。誰だよ、変化を進化なんて言い出したのは。

*ダーウィンがいけないのか? 大英帝国だからなあ。世界を支配するために進化論が生まれたわけだ。進化論も帝国主義理論だった。

*さて、足指が既に無くなっているので、私が、「足指を使って歩く」というと、足指で地面をつかむ、という愚かな行為をします。もはや、足指の使い方を忘れてしまっているのです。

*下腿三頭筋の話しをすると、下腿三頭筋を緊張させようとします。足首の折れ曲がりの話しをすると、一生懸命に足首を折り曲げようとします。

*足指も足首も下腿三頭筋も、何もしなくていいんです。何かする必要はありません。ありのままでいいんです。

*だって、あなたには体重がありますから。姿勢勁力は体重を利用するだけのことです。

*一生懸命にやることは、何もありません。がんばることは、何もありません。そのままの自分でいいんです。なぜなら、あなたには体重がありますから。

*その体重を勁力として利用するだけです。そのための技術が姿勢勁力と指行性なのです。

*Nさんの心意六合拳・弓歩虎抱頭がなかなか素晴らしいのですが、だんだん下手になりました。褒められたことにより、もっと効かせてやろうとして、地面を蹴るようになりました。本人は気がついていませんけど。

*地面を蹴ることにより、身体は浮き上がります。すると、勁力として利用できる体重が大きく減ってしまいます。最初の頃は良かったのになあ・・・下降線をたどっています。

*足指も同様に、何もする必要はありません。ただ、体重が足指に載るだけです。そして、それを維持します。

*階段の下りを指行性の例としましたが、あんなもの指行性の練習には成りません。なぜなら、階段の下りの指行性は、瞬間的なものだからです。

*瞬間的なものでは役に立ちません。それではなんで例としたのかよ ! フジマツの馬鹿野郎 ! そっそんなに興奮しないでください、旦那様。

*あなたの鈍い足指のために、例としただけです。あんまり鈍いから、仕方無かったんです。どうもすいません。まあ、譬え、ですから。あんまり熱くならないでください。落ち着いてください。

*指行性に気がついたのは、心意六合拳の鶏歩です。鶏歩の後ろ足は踵が地面から浮いています。足指と趾球が地面に付いています。ネコやイヌやニワトリと同じです。

*前足の踵は地面と接触しているので、蹠行性のようですが、踵に体重が載っていません。前足の足指はとても軽いストッパーになっています。だから、隠れ指行性です。(宋氏形意拳と武式太極拳は隠れ指行性です。)

*鶏歩のままで歩くのが鶏行歩です。鶏撲食などの技においても、鶏歩から足を前進させます。実はここに大きな問題があります。

*初心者はどうしても、後ろ足の踵を降ろしてから前足を前進させます。つまり、鶏歩を崩してしまいます。そのほうが楽だからです。

*しかし、それでは勁力が発生しません。後ろ足の踵を絶対に降ろしてはいけません。つまり、鶏歩を維持したまま前進します。

*ところがそれは辛いことです。鶏歩は、鶏行歩は、鶏撲食などの技は、コストが悪いのです。心意六合拳は勁力のために、コストを犠牲にしたのです。

*それに対して、沈墜勁や震脚などの動的勁力はコストが良いのです。

*心意六合拳のコストを改善するためには、どうすればいいのか? それは心意六合拳から鶏歩や鶏行歩を捨てればいいのです。するとコストは良くなります。すると、当然の結果として動的勁力を導入します。そんな心意六合拳も存在します。

*しかし、姿勢勁力の指行性はコストが悪いのです。それを承知で練習しています。その肝心要は、鶏歩の歩型を維持して前進することです。

*そして心意六合拳の鷹捉(ようそく) が大きなヒントになります。あるいは三盤落地の飢虎撲羊(きこぼくよう) です。

*それらは、前足の足指に全体重が載ります。それを維持して、後ろ足が前へ行き撃ちます。

*蹠行性のヒトが指行性(隠れ指行性) するのですから、コストが悪いのは当たり前です。コストを取りますか? それとも姿勢勁力を取りますか? 
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by tiger-hawk | 2017-03-27 08:34 | 姿勢勁力

足指は地面をつかむ???

*足指は地面をつかむ?

*いえいえ、そんなことをしてはいけません。それは大間違いです。絶対にやってはいけません。少なくとも、動物武術の虎鷹拳院ではそんなことをやってはいけません。

*そんな偉い達人がいる? それはその偉い達人のご事情があるのでしょう。私フジマツは偉い達人の足下にも及びません。武術の素質も才能もありません。だから、偉い達人の真似をしても無駄なことです。巷ではインチキ野郎と呼ばれております。ムーチョありがとう。ウフフ

*姿勢勁力の足は指行性です。しかし、ヒトは踵を使う蹠行性(せきこうせい、しょこうせいは間違い) なので、骨格も蹠行性です。ですから、姿勢勁力は隠れ指行性となります。

*指行性とは動物の立ち方・歩き方の一種で、ネコ科、イヌ科、恐竜=鳥類、などに見られます。それらは足指と趾球で立ち歩きます。

*指行性動物は、足指で地面をつかむことをしません。近所のネコちゃんを観察してみてください。足指で地面をつかんでいますか? そんなことはしません。爪も普段は出ていません。

*彼らの足指と趾球には肉球が発達しています。その肉球でやさしく地面に立ちます。

*心意六合拳の幻像は、虎VS鷹です。虎はネコ科です。鷹は鳥類です。そして、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩は、ニワトリの一本足指行性が元になっています。

*だから、心意六合拳も宋氏形意拳も、足指で地面をつかむことはしません。それだと、下腿三頭筋が過緊張してしまいます。過緊張した下腿三頭筋は、もはや使えません。伸張性収縮はできません。武式太極拳も同様です。

*では足指はなにをするのか? 足指はなにもしません。足指はただ有るだけです。それでいいんです。

*足指を使って歩く、とは、足指で地面をつかむことではありません。足指に体重の載る時間が存在する、ということです。

*そして、足指に体重の載る時間が存在する時、勁力が発生します。その時、発勁できます。

*え? 発勁できない? だからそれは何処かが過緊張しているからです。地面をつかんでいるなら、下腿三頭筋です。あるいは大腿直筋かもしれません。大胸筋かもしれません。肩甲骨かもしれません。

*ヒトは無意識に過緊張しているものです。それが自然状態なのです。その自然状態を不自然状態にします。それが姿勢勁力状態です。

*日常生活で指行性になるのは、階段を下る時です。その時、足が着地する時、足指に体重が載ります。一瞬のことですが、指行性になります。

*それは姿勢勁力としては、かなり乱暴なのですが、共通する要素もあります。

*もしも階段を下る時、地面(床面) を足指でつかむとどうなるでしょうか? バランスが崩れて危険です。

*階段を下る時、足指はなにをしているのでしょうか? なにもしていません。ただ、足指はそこに有るだけです。

*姿勢勁力の指行性も同様です。足指はなにもしません。ただ、足指はそこにあるだけです。

*でも、なにかしたいのがクソ真面目な日本人なのです。姿勢勁力では、クソ真面目な日本人を止めましょう。

*なにもしなくていいんです。ただ、心意六合拳の鶏歩と弓歩で、宋氏形意拳の六合歩で、ただ立ちます。何処かでがんばる必要もありません。がんばると何処かを痛めます。

*姿勢勁力では、勁力は姿勢にあります。つまり、なにもしなくていいんです。唯一、なにかするのは前腕の筋肉だけです。それが、心意六合拳の鷹爪です。

*そして、下腿三頭筋が伸張性収縮します。心意六合拳の鶏歩と宋氏形意拳の六合歩では、伸張性収縮ですが、足は伸張しません。見た目は変わりません。むしろ、瞬間的に縮みます。そして、撃っても伸びることはありません。

*足が伸びると、身体が浮いてしまいます。ランニング状態です。ジャンプ状態です。それは、姿勢勁力の死です。

*足指で地面をつかむと、身体は浮いてしまいます。身体を浮かせてはいけません。

*どんなに低い姿勢でも、身体を浮かすことは可能です。低ければ身体は浮いていない、というのは大間違いなのです。

*浮いていない身体の条件は二つだけです。鼠蹊部が折れ曲がる(同時に尻を収める) こと、足首が折れ曲がること、の二つです。それは相撲の蹲踞の姿勢に通じます。

*それが心意六合拳・宋氏形意拳・武式太極拳の姿勢なのです。しかし、肩甲骨や大胸筋を使うと、勁力の全ては崩壊します。

*世間の常識に呪縛されている人は、なかなか納得できません。指行性四足歩行動物を理解することです。前腕の筋肉は前肢となり、下腿三頭筋は後肢となります。そして、足指は地面をつかみません。
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by tiger-hawk | 2017-03-26 08:17 | 姿勢勁力

なにから始めるべきか?

*姿勢勁力のためには、なにから始めるべきか?

*アホのフジマツは朝起きるとトイレに行きます。それから、二・三歩心意六合拳・鶏行歩して、今日の足首の調子を見ます。そして、足首に体重が降りていることを確認します。

*とりあえず、足首に体重が降りていれば、撃つことができます。基本的にはそれだけです。

*そのためには、なにから始めるべきか?

*やはり、現代日本人が失ってしまった足指を獲得することから始めるべきでしょう。

*まず、足指に体重が掛かっている状態を覚えます。これには、心意六合拳の天地功が最適です。

*足を腰幅に平行立ちします。それから、身体を前後にゆらします。踵から足指、足指から踵、と身体をゆらします。

*踵側では、後ろに倒れる寸前まで。足指側では、前に倒れる寸前まで、ゆらします。

*実際にやってもらうと、みなさん安全策を取ります。中途半端なんです。そうではなく、本当に倒れる寸前までゆらします。無抵抗主義です。

*すると、足指が見えてきます。

*そこから、姿勢を造ります。まず、鼠蹊部を折り曲げます。すると、お尻を出す人がいます。それでは駄目なので、お尻を収めます。それがいわゆる提肛です。

*具体的には、腹横筋を使って下腹部を持ち上げます。膀胱のあたりの下腹部です。腹は少し凹ませて、左右横へ引っ張ります。

*腹横筋はとても鈍いので、最初は全く動きません。かなり強烈に意識をかけます。

*そして、足首が折れ曲がります。これは力を入れてはいけません。あくまで、自分の体重を利用します。

*姿勢勁力は全てにおいて、自分の体重を利用します。余分に力を込めてはいけません。それでは体重が軽い人は不利ではないか? その通りですが、考えてみてください。必要なことは撃つことです。もしも、4kgの鈍器で人を殴ったらたいへんなことになります。あなたの身体全体を一つの鈍器にしてしまえばいいのです。

*あなたは一つの鈍器です。そうすれば、自分よりも重い人も倒せるようになります。(でも体当たりしてはいけません。それでは鈍器が軽くなります。なぜなら、身体が浮いているからです。)

*余分に力を込めると、あなたの体重はどんどん軽くなります。勁力として利用できる体重は、どんどん減ります。

*しかし、脱力=勁力ではありません。それはウソです。押さえるべき部分があります。使うべき筋肉があります。開発すべき感覚があります。

*そして、あまり使うべきではない筋肉もあります。覚醒すべき筋肉もあります。鍛えなくてもいい筋肉があります。鍛えるべき筋肉があります。

*それらはスポーツ・ジムでは造れません。基本功で造るしかありません。

*それが立つことです。心意六合拳の弓歩と鶏歩で、宋氏形意拳の六合歩で、立つことです。あるいは、武式太極拳の弓歩で立つことです。

*それから体幹を造ります。宋氏形意拳の龍形基本功で、熊の基本功で、心意六合拳の鉄牛耕地で、体幹を造ります。

*鉄牛耕地では、前腕の筋肉と腹横筋だけを意識します。それだけで身体を持ち上げます。正しい形ならば、前鋸筋・小胸筋・僧帽筋、広背筋が造られます。間違った形=腕立て伏せならば、肩甲骨が出てしまいます。腕立て伏せは、どんどん身体が歪みますから止めましょう。

*姿勢勁力では、不可逆性ということはあり得ません。身体は日々歪みます。だから、毎日少しでも練習します。

*そもそも、ヒトの直立二足歩行は身体が歪む原因です。治療が必要な場合もありますが、治療だけでは治りません。自分で立ち歩くことによって、治します。そして、姿勢勁力を造ります。
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by tiger-hawk | 2017-03-25 08:34 | 姿勢勁力

指行性へ変態するために

*どうして「虎鷹拳院」なんですか? どうして「虎」と「鷹」なんですか? 「龍」が抜けているではありませんか? 理解できません。おかしいじゃないですかあー 心意六合拳の師匠の命名ですか? それともフジマツの独断と偏見と差別とモラハラですか?

*とシロクマさんが抗議してきました。ヤバい ! 回らない寿司をおごってもらった弱みがある。逃げられないアホのフジマツです。どっどうしよう(オロオロ) 、今更、寿司の代金を払うオカネも無いしー 夜逃げするしかないかなあー 助けてえ~トランプさあん~~

*心意六合拳は十種の動物形拳で構成されています。その内、龍、虎、鷹、が三大形とされています。

*師匠にもらった掛け軸にも、「龍盤 虎踞 鷹捉」と大書されています。(フジマツの名入りの唯一無二の掛け軸です。ムーチョ感謝です。) その十種の動物なのですが、龍だけが想像上の動物です。龍だけが実在していません。

*龍は古代ワニの化石から想像されたそうです。そのようにワニ学者が主張しています。確かに龍の顔はワニにそっくりです。胴体は伸ばされていますけど。足の生え方もワニです。(爬虫類だから肩が無いゾー)

*そこで、実在の動物を尊重して、想像上の動物を外しました。ごめんね、龍ちゃん。

*師匠の話しによると、心意六合拳の風格を最も表現しているのが、虎形拳と鷹形拳だそうです。だから、虎形拳と鷹形拳を学習すれば、心意六合拳の風格と特徴と勁力を体得することになります。

*私もそう思います。例えば、シロクマさんが単虎抱頭(たんこほうとう) や鷹抓把(ようそうば) を使えるようになったら、人間凶器になってしまいます。人類の平和と安全のためには、シロクマさんに教えないほうがいいような気がします。でも、回らない寿司をおごってもらったし、苦悩と葛藤の日々なんです・・・泣・・・酒とバラの日々なら良かったんですけど・・・アハハ

*で、師匠からは、虎形套路と鷹形套路を秘伝にせよ、という指令をいただいています。無闇に教えてはいけない、と厳命されています。(勁力も公開しているフジマツですから、いい加減ですけど。だから会員にナメられていますけど。)

*というわけで、虎鷹拳院とフジマツが命名しました。最初は武院にしようかとも思いましたが、武院ではいかにも中国風なので避けました。中国ぽいのは止めました。ブだと濁音だしね。ブーイン(グ) 浴びるかもしれない。ウフフ

(昨日の体育館から)

*姿勢勁力の根っこは、下腿三頭筋の伸張性収縮なんですけど、前提条件があります。それがニャンコの指行性です。そこで、武式太極拳では蹠行性(せきこうせい) から指行性への変態過程があります。

*この蹠行性から指行性への変態過程が、心意六合拳の鶏行歩にもあります。そこで、大きい鶏歩を可視化して、鶏行歩をやってみました。鶏行歩の前段階訓練です。

*前足が着地した時点では、まだ後ろ足が支えています。後ろ足は指行性ですが、この前足は蹠行性です。

*だんだん、前足の足首が折れ曲がります。すると、前足の足指に体重が載ります。蹠行性から指行性へ変態します。この時、膝を先に折り曲げてはいけません。すると、膝に体重が乗り、膝を壊します。

*前足は指行性になり、後ろ足に成ります。そのまま前足が浮いたまま、前へ送ります。そして、前足が着地します。まだ、後ろ足の下腿三頭筋が支えています。

*そして、前足の足首が折れ曲がります。前足は蹠行性から指行性へ変態します。

*これを練習すると、地面を蹴ることが無くなります。体重と重力で前進できます。

*鶏行歩の前段階訓練に慣れてきたら、鶏行歩します。前足一本足立ちの鶏行歩です。

*宋氏形意拳の馬形拳と虎形拳にも、蹠行性から指行性への変態過程が表現されています。

*ところで、心意六合拳の鷹爪の練習には、オッパイをつかむといいです。というわけで、先日はシロクマさんのオッパイで練習してみました。今回はシロクマさんがいないので、フジマツのオッパイで練習してもらいました。フジマツ、まだお嫁入り前なんですけど・・・どうしよう・・・ママ助けてえ~~
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by tiger-hawk | 2017-03-21 08:22 | 姿勢勁力

虎は爪を顕さず(縮む鶏歩)

*最近、紅茶ばかり飲んでいるアホのフジマツです。特にセイロン・ティーが好きです。

*すると、シロクマさんがセイロン・ティーの茶葉とこし器をプレゼントしてくれました。 ムーチョありがとう。

*「ぼくは性格が素直なんです。だから、クセの無いセイロン・ティーが好きなんです。」と感謝を込めて言いました。(アールグレイとかやり過ぎです。) 

*するとシロクマさん、ひねくれ者のセンセーの性格が素直? どの面下げて言うんですかあ? と面罵してきました。

*ぼっぼくは根っこはピュアなんです。それが汚い世間のお陰でひねくれ者になってしまった。ウゥゥ(泣)

*でも、シロクマさん、メシをおごってくれるとのこと。メシをくれる人がご主人様です。すぐに首にリードを付けてもらいました。ワンワン というわけで、回らない寿司をごちそうしてくれました。回らない寿司なんて、40年振りです。ウゥゥ(泣)

*シロクマさん、これから2年間がんばるそうです。そして、姿勢勁力を獲得したら、旅に出るそうです。すると、2年間は捨てられずに済みそうです。2年したら、私も殺されないうちに逃亡します。めでたしめでたし・・・

*でも2年間もかかりません。心意六合拳・弓歩の勁力は誰でも簡単に得られます。鶏歩の勁力さえ手に入れればいいんです。それが基礎工事だから、後は上モノだけです。

*心意六合拳・鶏歩の勁力とは、縮む足の伸張性収縮です。だからそれは、縮む鶏歩のことです。

*縮む鶏歩とは何か? それは例えばバネを圧縮するようなものです。圧縮されたバネを解放する時、強い力が生まれます。

*それを表に現すと、鶏歩から弓歩になります。(回族の陳先生が見せてくれた方法です。) しかし、鶏歩のままで弓歩になりません。だから、陰の勁力です。それは見えません。

*これが古拳譜にいう、「虎は爪を顕さず」との言葉の本当の意味です。え? それを誰に教わったのか? 誰にも教わらずとも、解るものなんです。これを氷解すると称します。アホのフジマツ、その位は自然に解ります。

*例えば、心意六合拳の燕子点水(えんしてんすい) です。これを教えると、みんな、しゃがんでしまいます。しゃがんではいけません。勁力は発生しません。それはただの落下です。

*一見、しゃがむように見えます。ところがその中身は・・・落下しますが、同時に鶏歩が縮みます。そして、縮んだ鶏歩が内部で反発します。すると勁力が発生します。

*縮んだ鶏歩の反発は、外には見えません。一瞬の内部の出来事です。だから、誰にも解りません。オメーは誰にそれを習ったんだよ? その位はフジマツ馬鹿だから解るんです。馬鹿ということは、フィルターが無いということです。固定観念が無いということです。だから師匠の動作が見えるんです。

*そのまんま受け入れます。すると、見えない動きが見えてきます。

*しかし、この動きには前提条件があります。それは、足指で立てることです。それと、足首に体重が降りることです。

*普通の人は、膝で立って膝で歩きます。ウォーキングと言いますが、その内実は膝で立って膝で歩いています。(そのまま低くすると、膝を壊します。それが太極拳で膝を壊す原因です。) 

*そのままでは、足指は使えず、足首に体重は降りてきません。足指を使って歩き、足首に体重を降ろします。その感覚を磨きます。すると、立つと同時に、足首に体重が降りてきます。そのための、心意六合拳・鶏歩の、宋氏形意拳・六合歩の練習です。

@ シロクマさん、おいしいお寿司ありがとう。もう思い残すことはありません。死ぬまでお寿司食べなくても平気です。またメザシと納豆に戻ります。私、向上心が無いんです。ウフフ でも、武術の計画は実行します。10年後私がまだ生きていたら、また遊びにおいでください。アハハ
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by tiger-hawk | 2017-03-18 08:13 | 姿勢勁力

根っこの三段階とガチガチおじさん

*心意六合拳・鷹抓把(ようそうば) をなかなか撃てない人がいる。燕子点水(えんしてんすい) をなかなか撃てない人がいる。

*どうしてだろう? そこから、縮む足の伸張性収縮を発見しました。(アホのフジマツは馬鹿ですから、何も考えずにできていました。私、真似が巧いのです。でもそれだと、指導的には問題です。) 

*というわけで、姿勢勁力の根っこの三段階を整理してみます。

*第一段階・・・伸びる足の伸張性収縮

心意六合拳の弓歩、武式太極拳の弓歩

*第二段階・・・伸びない足の伸張性収縮

心意六合拳の鶏行歩

*第三段階・・・縮む足の伸張性収縮

心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩

*縮む足の伸張性収縮の典型的な例・・・心意六合拳の鷹抓把、燕子点水、単虎抱頭、鶏歩・虎抱頭、宋氏形意拳の五行拳、馬形拳、虎形拳、など

*もちろん、一番大きな勁力は、縮む足の伸張性収縮です。

*そして、縮む足の伸張性収縮が難しいことも理解できました。足が短くなるのに、伸張性収縮するという矛盾した動きだからです。本当は矛盾していないのですが、下腿三頭筋が過緊張していると、全く動きません。

*そして、ガチガチおじさんの下腿三頭筋は、コンクリートを流し込んで固めてあります。動くわけありません。私の要求が間違っていました。

*これは困りました。そこで、処方箋です。

*一つは圧腿です。ガチガチに固まった下腿三頭筋を伸ばしてやります。するとやがて、動くようになります。

*ガチガチおじさんは、踵の前蹴りが蹴れません。踵の横蹴りも蹴れません。踵の後ろ蹴りも蹴れません。それに対して、何の危機感もありません。

*蹴りなんてどうでもいいや、と考えているようです。

*それらの蹴りは、みんな心意六合拳の蹴りなんですけど。蹴りは放棄したようです。

*困ったものだと思っていました。でも、あきらめました。蹴りはあきらめました。

*でも、圧腿の要求だけはあきらめてはいけません。

*だって化石化した下腿三頭筋を動かさないといけません。フラダンスでもやってくれや、と思ったけど、フラダンスの先生が迷惑します。フラおばちゃんたちに変態 ! と言われてしまいます。

*それで、禅密功をみんなにやってもらいました。

*そして圧腿を蹴りのためではなく、化石となった下腿三頭筋のために要求することにしました。

*スポーツ・ジムの筋トレは、真逆の動きなので=短縮性収縮なので使えません。あれも化石化の一種です。

*鶏歩と六合歩の練習そのものが、縮む足の伸張性収縮なのですが、足首がガチガチに固まっているので、それも難しい。

*何が問題かというと、膝を動かすことしか知りません。足首を動かすことを知りません。足首が折れ曲がることを知りません。

*膝を動かすことしか知らないので、膝に体重を載せてしまいます。結果、膝を痛めます。これが太極拳教室で膝を壊す原因です。中国拳法道場の出身者も同様です。膝を動かします。

*鼠蹊部を折り曲げることを知りません。鼠蹊部が伸びていると、膝が前へ出ます。鼠蹊部が降り曲がらないと、足首も折れ曲がれません。無知です。そこで、相撲の蹲踞をやってもらいました。

*心意六合拳・鶏歩での問題点は、足首ががんばってしまうことです。絶対に折り曲がらないゾ、とばかり反発してしまうのです。本人は無意識にやっているのですが。

*そこで、大きい鶏歩をやってもらうことにしました。これは、鶏行歩にある幻の大きい鶏歩です。

*実際は経過動作なので、存在しないのですが、視覚化してみました。大きい鶏歩だと、足首が折れ曲がりやすいのです。

*注意点としては、足首に体重が降りていることを確認することです。もちろん、確認は自分でやってもらいます。自分で確認できないければ、進歩はありません。

*この視覚化した大きい鶏歩で、鶏行歩をやってもらいました。

*以上、根っこの三段階とガチガチおじさんの処方箋でした。
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by tiger-hawk | 2017-03-16 08:25 | 姿勢勁力

縮む足の伸張性収縮

*心意六合拳・弓歩の勁力は比較的簡単に出ます。武式太極拳・弓歩の勁力も比較的簡単に出ます。

*しかし、心意六合拳の鶏行歩はなかなか難しい。どうしても地面を蹴ってしまう人がいる。

*そして、心意六合拳・鶏歩の勁力はなかなか出ない。宋氏形意拳・六合歩の勁力もなかなか出ない。

*フジマツはアホなので、深く考えませんでした。(深く考えないのですが、できてしまいました。)

*鶏行歩については、地面を蹴らなければいい、と単純に考えていました。

*鶏歩と六合歩はバランスが悪いから、だと考えていました。

*でも、心意六合拳の鷹抓把や鶏歩・虎抱頭を撃てない人がたくさんいることをちゃんと考えてみると、構造上の違いが解りました。

*弓歩は、伸びる足の伸張性収縮です。

*心意六合拳・鶏行歩は、伸びない足の伸張性収縮です。

*そして、鶏歩と六合歩は、縮む足の伸張性収縮です。

*心意六合拳・鷹抓把は、伸びない足に加えて、最後の瞬間は足が縮みます。燕子点水も同様です。

*なんで今頃解ったのか? フジマツは馬鹿だからです。軽薄なので、物事を深く考えません。人生、失敗ばかりです。虎鷹拳院もいつもつぶれそうです。そこで、楽しいことだけ考えるようにしています。

*私はひねくれ者なのですが、姿勢勁力だけは素直に受け入れました。それは馬鹿だからです。

*宋氏形意拳を習ったけれど、全く撃てない。それでも、動的勁力へ行きませんでした。宋氏形意拳の拳理は「静」だと教わったからです。そこで、「静」を追求しました。

*心意六合拳の師匠からも、後ろ足の引きつけを特に静かにせよ、と厳命されました。そのために、前足もドタバタできません。身体が前へ突っ込んでは、後ろ足を静かにできません。

*世の中のほとんどの人はフジマツよりも頭がいい。頭がいいのに、アホのフジマツができたことがなかなかできない。

*これは武術に関する固定観念があるからです。例えば、武術は地面を蹴られなければならない、武術の勁力には動的勁力しか存在しない、などです。

*そして、様々な価値観があります。その価値観は様々なフィルターを形成します。もちろん、本人は自分のフィルターを意識したことがありません。

*スポーツ理論主義者は、私にスポーツ理論を押し付けました。スポーツには通低する運動理論が存在する、と思い込んでいたようです。まるで、宇宙の原理のように。

*でも、スポーツはみんな違います。通低する運動原理なんかありません。ディレクト・システムが破綻したように。みんな神様には成れません。全てを支配することはできません。スポーツに拘るのは、権力志向があるからです。

*もしもスポーツに共通する運動原理があるとしたら、それはランニングです。そのランニングと対極にあるのが、心意六合拳・鶏行歩です。(すると姿勢勁力は反スポーツとなります。) 

*鶏行歩は地面を蹴りません。その代わりに、足首が折れ曲がります。蹠行性から指行性になります。すると、足が伸びません。伸びない足の伸張性収縮があります。

*しかし、撃つ瞬間にはさらに集中します。その集中する瞬間が、縮む足の伸張性収縮です。それは外見には現れません。見た目は解りません。

*それを表現するのが、鶏歩で終わる技です。代表的なのが、心意六合拳・鷹抓把です。

*スポーツはヨーロッパの貴族の「遊び」です。だから長い間、オリンピックにプロの参加が認められませんでした。プロのスポーツ選手とは、貴族ではなく労働者だからです。

*結果的に姿勢勁力は反スポーツとなりました。あるいは非スポーツです。なんだか、スッキリしました。(もちろん、武道武術だからスポーツではない、なんてことは主張しません。そんな主張は非論理的でまるで宗教と同じです。)
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by tiger-hawk | 2017-03-15 08:43 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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