動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 243 )

指行性の発勁力

*心意六合拳の三盤落地をちゃんとやってみて解ったこと・・・後ろ足になる足の足指に、いかにして全体重を載せるか? これが指行性の発勁力です。

*後ろ足になる足の足指に、全体重を載せること・・・これが、静かな発勁力の全てです。心意六合拳と宋氏形意拳の勁力のカギです。

*これが、体重を勁力に変換させるカギとなります。

*とても単純です。たったこれだけのことです。

*あまりにも単純なので、武術者は、これが世の中に広まることを嫌いました。悪用を恐れたのです。

*そのために秘密にされたのかもしれません。だから古拳譜にも記載されていません。というか、あまりにも単純だったので、あえて指摘した人がいなかった、のかもしれません。

*しかも、これは指行性です。ニワトリ(鳥類) も虎も指行性です。

*その昔、回族は靴を履かないで心意六合拳を練習したそうです。ですから、心意六合拳には、つま先蹴りがありません。趾球で蹴ります。靴を履かないで練習したため、指行性に違和感はありませんでした。

*しかし、支配民族の漢族は靴を履いて武術を練習します。そのために、蹠行性(せきこうせい) になりました。指行性は問題外です。馬歩も蹠行性です。そこで蹠行性の発勁動作が課題となりました。そのために、沈墜勁や震脚、纏絲勁や抽絲勁、十字勁や開合、などの発勁動作が研究されました。

*問題は、一本足の足指に全体重を載せることだけです。そのための注意点はたくさんありますが、とりあえず、体重を足指に集中させることが必要となります。だから、蹠行性ではなく指行性なのです。
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by tiger-hawk | 2016-03-15 01:23 | 姿勢勁力

鉄牛耕地と腕立て伏せ

*腕立て伏せは、肩と腕の伸縮で実行します。

*そのために、普通の突きは、肩と腕の伸縮で実行しています。

*動物武術の鉄牛耕地は、腹と前腕で実行します。

*そのために、動物武術の突きは、普通の突きとは違います。

*動物武術の突きは、肩と腕の伸縮を用いません。

*動物武術の突きは、腹と前腕で実行されます。

*腹は十文字呼吸法です。

*腹横筋で左右横へ引っ張ります。

*腹直筋で体幹を縦に立てます。

*そのために、動物武術の突きは、体幹と前腕の鷹爪の突きとなります。

*これが、心意六合拳の虎撲と単把と馬形拳となります。

*これが、宋氏形意拳の虎形拳と馬形拳となります。

*腕立て伏せをやってはいけません。鉄牛耕地を実行しましょう。

*肩と腕の伸縮を使わない突きは、宋氏形意拳の熊の1号でも学びます。肩で撃つのに、肩を使わないのです。これは、心意六合拳の熊吊膀でも、龍形挿把でも同様です。
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by tiger-hawk | 2016-03-15 01:21 | 姿勢勁力

距離は勢いは妄想となる

(昨日の妄想体育館から)

*歩くとは、どういうことか? それは、立つことの延長です。ですから、まず、立てなければいけません。それは、赤ちゃんの成長と同じことです。

*心意六合拳の鶏歩で立つとは、どういうことか? それは、後ろ足の下腿三頭筋に体重を降ろすことです。当然、体重分の緊張が生じます。

*そのために、鼠蹊部を切り込みます。膝の裏を折り曲げます。足首を折り曲げます。踵は少し浮きます。そして、下腿三頭筋に体重を感じます。

*この、下腿三頭筋に体重を感じることが、鶏歩の原点です。

*もしも、下腿三頭筋に体重を感じられなければ、心意六合拳の全ての技は、できません。立つことができなければ、歩くことはできません。宋氏形意拳の六合歩も同様です。

*体育館では、基本技も平行して教えてはいますが、鶏歩で立つことが優先です。だから、自宅で毎日鶏歩する必要があります。下腿三頭筋に体重を降ろすために。

*鶏歩で下腿三頭筋に体重を降ろすことができたら、はじめて技が現実のものとなります。妄想は現実となり、現実は妄想となります。

*心意六合拳の技は5分もあれば覚えられます。でも、鶏歩ができなければ、下腿三頭筋に体重が降りなければ、それは妄想のままです。

*これは自分の身体の問題なので、妄想は簡単に現実となります。相手を必要としないからです。

*鶏歩ができたなら、小刻みに大きくしてみます。大きくしても、下腿三頭筋に体重が降りています。そのようにします。勁力の降臨です。

*鶏歩の延長が技となります。勁力は、妄想から現実となります。

*鶏歩で立てれば、撃つことの準備は完了です。だから、拳の引き手は無用です。手を上げた状態から、そのまま撃てます。距離は無用となります。鶏歩が現実となると、距離は妄想となります。

*勢いは妄想となります。迫力は妄想となります。

*鶏歩で立てないから、下腿三頭筋に体重が降りないから、勢いが必要となり、迫力が必然となります。

*鶏歩を現実として、距離を、勢いを、迫力を、妄想とする作業が必要です。
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by tiger-hawk | 2016-03-13 03:28 | 姿勢勁力

延長する後ろ足

*こんにちわ、インチキで妄想家のフジマツです。プププ

*心意六合拳を教えていて、いつも壁になるのが、鶏行歩です。鶏行歩は鶏歩の延長なんですが、これが理解できないみたいです。

*鶏歩の延長ということは、鶏歩の後ろ足の下腿三頭筋が延長されるということです。

*つまり、後ろ足は延長されます。これがなかなか理解できないようです。まあ、私はヘンタイなので、誰に教わるということもなく、理解してしまいました。でも、普通の人はヘンタイではなく普通の人なので、理解できません。

*はっきりいうと、鈍い。プププ 限りなく鈍い。何処が鈍いかというと、後ろ足の下腿三頭筋が鈍い。

*鶏歩で、後ろ足の足首は折れ曲がります。すると、下腿三頭筋に体重が降りてきます。これが、勁力の降臨ということです。

*まずは、この下腿三頭筋の感覚に覚醒しなければいけません。しかし、地面を蹴ってしまうと、この感覚は全く感じられません。ところが、みなさん地面を蹴ることが大好きです。それが勁力だと、骨の髄から信じて疑いません。だから、無意識に地面を蹴っています。

*もちろん、私は騙されませんでした。私は匂いで解るんです。こいつは勁力ではない、と感じるんです。

*というか、師匠の後ろ足を観察すると、後ろ足が延長されます。地面を蹴ることがないので、なかなか地面から離れません。とにかくしつこいんです。鶏歩がそのまま延長されます。

*延長された後ろ足は、伸びきることがありません。つまり、弓歩状態になりません。普通の人は地面を蹴るので、弓歩状態になります。

*これは、ランニングの後ろ足と同じです。ランニングは地面を蹴るので、後ろ足は即時に地面を離れ、空中で弓歩状態になります。

*心意六合拳の技では、後ろ足は地面を蹴らないので、しつこく地面に触れています。その膝の裏は曲がったままです。膝が伸びることはありません。

*そして、体重は後ろ足の下腿三頭筋に載ったままなのです。普通の人は、すぐに後ろ足の下腿三頭筋にあった体重が空っぽになってしまいます。体重は宙に浮いてしまいます。

*何気なく前進してしまうと、後ろ足は空っぽになってしまいます。これで、指行性勁力は死にます。早々と死にます。そうなると、寄りかかり発勁とか、沈墜勁とか、震脚とかを使うしか無くなります。

*鶏歩をだんだんと大きくしていく、という練習を取り入れてみます。だんだんと大きくするけれど、下腿三頭筋にある体重を逃がさない、絶対に逃がさない、しつこく食い下がる、という練習です。これでたぶん、理解できるはずです。

*後ろ足の下腿三頭筋が体重のストーカーになります。自分で、自分の後ろ足の下腿三頭筋が、自分の体重のストーカーになります。自分の後ろ足の下腿三頭筋と、自分の体重は、別人格、というわけです。
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by tiger-hawk | 2016-03-12 03:59 | 姿勢勁力

前腕だけで撃つ

*最後は・・・前腕だけで撃て ! それが姿勢の勁力です。

*インチキだとか・・・妄想だとか・・・言われているフジマツの姿勢の勁力ですが・・・

*「姿勢の勁力はあります ! 」・・・なんか、小保方さんみたいになっちゃった・・・プププ

*え? その存在証明をしてみせろ? イヤですよ、そんなもん。メンドー臭いじゃないですか。どうせ、動画を見せてもヤラセだ、と言われるだけです。

*信じられない人は、虎鷹拳院に遊びにおいでください。開進第一中学校体育館でお待ちしております。

*でも、けんか腰の人はお断りします。良い子はケンカしてはいけません。

*オッサン武術クラブでは、安全第一で練習しております。ビッグ・ミットは危険なので捨てました。過去にけが人出しました。ごめんなさい。今はパンチング・ミットだけです。

*かなり以前のことですが、どうしても体重移動してしまう人がいました。わずかに前のめりになってしまうのです。地面を蹴ってしまうのです。体重浴びせ=寄りかかり発勁ですね。

*でも、当時の私は彼を説得できませんでした。そして、彼は去って行きました。とても、残念でした。申し訳ありませんでした。今はある古武道で元気に過ごしているらしいです。よかったです。

*姿勢の勁力の詰めが甘かったのです。今は、詰めがちゃんとしています。

*最後は・・・前腕だけで撃つ、のです。姿勢は動きません。上腕は用いません。鷹爪の前腕です。鷹爪の前腕だけで撃ちます。

*つまり、前進して撃つ時も、厳密には時間差があります。目には見えませんが、時間差があります。ほんの一瞬ですけど、先に歩型が完成します。歩型が完成した瞬間に撃ちます。前腕だけで撃ちます。すると、体重移動することがありません。

*でもこの時間差、自分でも認識できない位のレベルです。だから、気にする必要はありません。

*蹴りは? 蹴りは、最後は足首だけで蹴ります。足首だけということにすると、結局、下腿三頭筋を用いることになります。

*心意六合拳の鶏歩は、最後は足首だけで立ちます。心意六合拳の弓歩は、最後は足首だけで立ちます。宋氏形意拳の六合歩は、最後は足首だけで立ちます。

*足首だけで立つと考えると、結局は、趾球と足指を用いることになります。指行性になります。指行性になると、下腿三頭筋を用いることになります。

*指行性なのに、足首だけで立つ、とはおかしな話しなんですが。ヒトの骨格は蹠行性なので、そのようになります。ハイ、矛盾しています。骨格が違うので、妥協の産物なんです。

*足首だけで立つと、足指・趾球ー足首ー下腿三頭筋という勁力トライアングルができ上がります。ネコやイヌの後ろ足を見てください。踵に相当する関節のところで曲がっています。ヒトの足首も折れ曲がります。そして、地面から少し離れます。それが、心意六合拳の鶏歩です。

*宋氏形意拳の六合歩では、わずかに踵が地面に触れています。そのために、鶏歩よりももっと、足首の折れ曲がりが要求されます。もちろん、鼠蹊部の切れ込みも要求されます。これは鶏歩と同じです。

*拳も掌も技も、最後は、鷹爪の前腕だけで撃ちます。すると、姿勢は崩れません。すると、姿勢の勁力が発生します。

*となると、鷹爪の拳が、鷹爪の掌が、鷹爪の前腕が、できることが前提条件となります。ここはぜひ、獲得してください。ここが出発点です。

*腕の打撃も、肘の打撃も、全ての打撃は鷹爪が前提条件です。体幹の勁力は、鷹爪と腹で完成します。
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by tiger-hawk | 2016-03-11 07:25 | 姿勢勁力

陰にして裏の勁力

*体重移動してはいけません。体重移動すると、姿勢の勁力は消えてしまいます。

*え? 体重移動するから撃てるのであって、体重移動しなかったら、撃てないのでは?

*その逆なのです。なぜなら、体重移動すると、心意六合拳の鶏歩は、弓歩は、宋氏形意拳の六合歩は、崩れてしまうからです。

*姿勢が崩れてしまうのです。だから、体重移動すると勁力は消えてしまいます。

*姿勢が崩れると、身体が浮いてしまい、ダウンフォースも消えてしまいます。

*では、体重移動しないで撃つにはどうしたらいいのですか?

*それは前腕の鷹爪だけで撃つのです。すると、最後に動くのは、前腕だけです。すると、姿勢は崩れません。だから、姿勢の勁力が発生します。

*ところが、ここに大きな落とし穴があります。そのために、多くの人が姿勢の勁力に気がつきませんでした。そんなものは信じられませんでした。

*それは、太もも表=大腿直筋のことです。大腿直筋主体で、心意六合拳の鶏歩を造ると、弓歩を造ると、宋氏形意拳の六合歩を造ると、もはや、姿勢は崩れているのです。体重移動が完了してしまっているのです。

*武術の基礎といわれる馬歩は、大腿直筋主体に造られています。普通の中国拳法の弓歩は、大腿直筋主体に造られています。心意六合拳の鶏歩も、形意拳の三体式も、大腿直筋主体に造られていることが多いのです。

*こうなると、はじめから姿勢の勁力は発生しません。特に、中国拳法経験者はその傾向が強くなっています。

*姿勢の勁力は、裏側のフクラハギなど下腿三頭筋主体に造られます。さらに、太もも裏の大腿二頭筋、内側の内転筋、内側広筋など、裏側と内側の筋肉が支えます。

*姿勢の勁力は、裏の勁力だったのです。ここを理解できないと、姿勢の勁力は造られません。

*まずは、体重移動してはいけない、ということを理解しなければいけません。ここは一般の人が理解できないことです。

*さらに、最後は前腕の鷹爪だけで撃ちます。蹴りならば、裏の下腿三頭筋と大腿二頭筋だけで蹴ります。ここも理解しがたいところです。

*そして、太もも表ではなく、裏側の下腿三頭筋と太もも裏の大腿二頭筋、主体で姿勢を造ります。さらに、内側の内転筋、内側広筋が支えます。ここが一番、理解しがたいところです。

*特に、中国拳法経験者にとって、頭の痛い問題となります。もはや、習慣となっている人には、難しい問題となります。

*表の勁力とは、沈墜勁など発勁動作のある勁力です。姿勢の勁力は、裏の勁力です。あるのは姿勢だけで、発勁動作はありません。陰陽でいえば、陽が表の勁力で、陰が裏の勁力です。

*ところで・・・腕立て伏せは止めましょう。腕立て伏せをやっていると、永遠に肩の力は抜けません。
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by tiger-hawk | 2016-03-09 06:52 | 姿勢勁力

腹を左右横へ引っ張る

*「腹直筋で体幹を立てる」と、「腹横筋で腹を左右横へ引っ張る」とを合わせて十文字呼吸法と称しています。でもどちらかいうと、腹横筋で腹を左右横へ引っ張る、のほうが大切です。

*呼吸法というと、腹を膨らませたり凹ませたりする人がいますが、どちらも間違いです。腹は膨らませる必要は無いし、凹ませる必要もありません。まして、逆腹式呼吸法なんて愚の骨頂です。

*一般向けの人体本を見ると、腹の横に左右、腹横筋があります。その図のままに横へ引っ張るだけです。すると、ヘソの左右に二つ力点が現れます。それは、腹と腰を一周して、腰方形筋も膨らみます。 チャンピオンベルトを巻いたみたいになります。(結果としてヘソは少し凹みます。あくまで結果として、です。)

*心意六合拳の師匠から、「排打功の呼吸法と雷声の呼吸法と発勁の呼吸法は同じ」と教わりました。

*雷声は腹の底から声を出します。演劇の訓練を受けた人なら、簡単にできます。演劇も腹の底から声を出します。狂言師の声は200メートル先まではっきりと聞こえるそうです。狂言の発声法も雷声に近いものがありそうです。

*排打功は、師匠から三節根排打功の演武を命令されました。そこで、日本に帰国してから、各地の演武会でやらせてもらいました。三節根を束ねて、腹・脇腹・背中を打たれます。

*一番最初は、逆腹式呼吸法を試してみました。すると、もの凄いダメージをもらってしまいました。胃袋の辺りがキューと収縮して、その日一日気持ち悪くなりました。もちろん、演武会ですから、平気な顔をしていました。内心はヒヤヒヤです。

*それで逆腹式呼吸法は使えないとはっきりしました。弱い打撃には耐えられても、強い打撃には耐えられません。

*それから、工夫して、腹横筋呼吸法にしてみました。それからは、青いアザ、赤いアザ、黒いアザの三色痣はできても、ダメージはもらいませんでした。打撃が内部まで浸透しません。

*すると、心意六合拳の起勢ができるようになりました。それまでは、師匠のような起勢がどうしてもできませんでした。

*要するに、腹だけ使えばいいのです。すると、肩と胸の力が抜けました。やっと、腹が身体の中心になりました。

*これで、排打功の呼吸法、雷声の呼吸法、起勢の呼吸法、鶏歩の呼吸法、弓歩の呼吸法、発勁の呼吸法、全てが同じになりました。

*排打功で学んだことは、息を吐く時も、息を吸う時も、腹横筋を使いっぱなしにする、ということです。

*相手と順序を決めておいても、呼吸が合わない時もあります。息を吸う時に、腹横筋が緩んでいると、一発KOされてしまいます。そのために、いつも腹横筋は使うようにします。これは、試合でも同様です。

*前のめりになると、指行性勁力は死んでしまいます。下腿三頭筋にあった体重が抜けてしまうからです。そのためにも、腹直筋で体幹を立てます。これも、いつも使うようにします。

*結局、腹横筋も腹直筋もいつも使っているようにします。すると、肩の力も胸の力も抜けてきます。腹が身体の中心となります。

*すると、いわゆる含胸拔背も沈肩墜肘も必要なくなります。

*しかし、腹横筋はかなり強烈に意識しないと動いてくれません。だから、排打功が手っ取り早いのです。練習仲間に腹を殴ってもらいましょう。自然と腹横筋が動くようになります。
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by tiger-hawk | 2016-03-02 04:57 | 姿勢勁力

カギはダウンフォース

*肩の力は、前腕の鷹爪に死を招きます。(肩で撃つ時に、肩を使わないことを学ぶ必要があります。宋氏形意拳の熊の1号、心意六合拳の熊吊膀と龍形挿把、などです。) 

*太もも表=大腿直筋の力は、大腿二頭筋のダウンフォースを消してしまいます。

*この間違った二つの力は、ヒトの習性ともいうべきものです。すなわち、ヒトの直立二足歩行によりもたらされました。

*特に、現代日本人は、足指を全く使わないで歩くために、太もも裏=大腿二頭筋を使わなくなりました。これは、指行性ウォークと心意六合拳の鶏行歩で修正できます。

*大腿二頭筋のダウンフォースは、心意六合拳の鶏歩と弓歩に、宋氏形意拳の六合歩に、内包されています。

*しかし、大腿二頭筋のダウンフォースが最もはっきりと現れるのは、鶏行歩の途中の未完成鶏歩の時です。

*すなわち、途中の一本足状態の時です。これが、ニワトリの一本足時間の正体です。もちろん、ダウンフォースですから、地面を蹴ることはありません。試しに、できている人の太もも裏を触ると緊張しているのが解ります。

*心意六合拳の単練法は、二歩で構成されています。最初の一歩の未完成鶏歩が大切です。この時に、大腿二頭筋のダウンフォースを造ります。だから、未完成鶏歩で撃つ技も存在しています。形意拳の半歩崩拳も同様の技です。

*姿勢の勁力は、「撃つ前に」、大腿二頭筋でダウンフォースします。なお、沈墜勁や震脚は、「撃つ時に」、大腿直筋でダウンフォースします。

*この大腿二頭筋のダウンフォースが、静かな勁力の最後のカギをにぎります。
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by tiger-hawk | 2016-02-28 15:11 | 姿勢勁力

延長されたダウンフォース

*心意六合拳の鶏歩を延長したのが鶏行歩となります。鶏歩の後ろ足は曲がったまま延長されます。

*鶏歩のダウンフォースも延長されます。鶏歩のダウンフォースは、後ろ足の下腿三頭筋です。宋氏形意拳の六合歩も同様です。下腿三頭筋のダウンフォースも延長されます。

*ところが、後ろ足が延長されますので、下腿三頭筋のダウンフォースだけでは間に合わなくなります。そこで、太もも裏の大腿二頭筋のダウンフォースが必要となります。

*大腿二頭筋のダウンフォースは、心意六合拳の弓歩で覚醒されます。覚醒されるはずです。

*ところが、長い間、いわゆる中国拳法を練習していた人は、大腿二頭筋を使用できません。ほとんどの運動は、太もも表の大腿直筋が担ってきました。その習慣性をひっくり返す必要があります。これは、たいへん困難です。

*これが、中国拳法出身者の高いハードルとなります。そのためにも、指行性ウォークがたいへんに重要となります。指行性ウォークで大腿二頭筋を覚醒させます。

*その後に、心意六合拳の弓歩を練習します。

*すると、延長されたダウンフォースが開発されます。ここで、未完成鶏歩ができるようになります。未完成鶏歩とは、ニワトリの一本足状態のことです。その時に、大腿二頭筋がたいへん活躍します。

*その瞬間に打撃すると、未完成鶏歩の搖閂把=鶏形展翅となります。

*太もも表の力と、胸の力が姿勢の勁力の障害となっています。胸の力とは大胸筋のことです。大腿直筋の使い過ぎと、大胸筋の使い過ぎとなります。

*これ何かに似ているなあ・・・と思っていたら、ゴリラとチンパンジーを思いだしました。ゴリラとチンパンジーの直立姿勢です。太もも表と胸の力で、バランスを取ります。

*四つん這いから直立する時に、太もも表と胸の力で起き上がるのです。初期人類も、そのように起き上がったと考えられます。となると、これは700万年の呪いです。

*姿勢の勁力は、700万年の呪いからの脱却を計ります。これはたいへんそうですが、意外と簡単です。胸の力は、腹の力に置き換えます。太もも表の力は、太もも裏の力に置き換えます。

*少なくとも原因と対策が解りました。私は原因も知らず、対策にも無知でしたが、自然に克服してしまいました。そのために、人の気持ちの解らない人間になりました。たいへん申し訳ありません。

*指行性ウォークは、延長されたダウンフォースを実現します。
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by tiger-hawk | 2016-02-26 00:49 | 姿勢勁力

勁力の生命線

*指行性というとランニングが有名です。蹠行性(せきこうせい) のヒトも、ランニングすると指行性になると言われています。(公園には、蹠行性でドタドタ走る中年のオジサンもいますが。)

*しかし、指行性ランニングでは姿勢の勁力が発生しません。何故でしょうか?

*ランニングは地面を蹴ります。地面を蹴るということはジャンプするということです。ジャンプすると身体は浮きます。身体が浮くと、勁力として利用できる体重が激減してしまいます。

*しかし、もっと大きな問題があります。

*地面を蹴ると、足首が伸びてしまいます。足首が伸びてしまうと、下腿三頭筋に掛かっていた体重が消えてしまいます。すると、下腿三頭筋は弛緩してしまいます。下腿三頭筋は空っぽとなります。これが勁力の死となります。

*地面を蹴らないで歩くためには、どうすればいいのでしょうか?

*そのためには、心意六合拳の鶏歩で、下腿三頭筋に体重が掛かっている状態を覚えることが大切です。宋氏形意拳の六合歩も同様です。

*そのためには、鶏歩で足首が折れ曲がっていなければいけません。鼠蹊部も折れていなければいけません。尻を出してはいけません。腹横筋で身体の中心を造ります。特に欲しいのが、足首のくびれと鼠蹊部のくびれ、となります。しかし、微妙にしゃがんではいけません。

*これらの姿勢の条件を満たします。原点は、足首に体重が掛かることです。足首は関節ですから、実際には下腿三頭筋が体重を支えることになります。

*鶏歩ができるようになったら、鶏歩のままで歩きます。足首が折れ曲がったまま、下腿三頭筋の感覚が消えないままで歩くことを覚えます。それが鶏行歩となります。

*ある程度、前へ傾いても、下腿三頭筋の感覚は消えません。しかし、ある一線を越えてしまうと、下腿三頭筋は空っぽとなります。だから、前のめりになってはいけません。

*だから、勢いに任せてはいけません。勢いを殺すような感覚が大切です。この境界線はとても微妙です。

*だから、毎日、鶏歩で下腿三頭筋の感覚を磨きます。ここが、姿勢の勁力の生命線となります。実際には、コーチの指導が必要となります。微妙な感覚なので、自分一人では、なかなか解決できません。
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by tiger-hawk | 2016-02-25 05:45 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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