動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 288 )

鶏行歩準備体操ですよね~~

*姿勢の勁力は、体重を勁力へ変換します。そのための方法論です。しかし、ある要素を入れると、全ては崩壊します。

*それは"力"です。力を入れると、全ては崩れてしまいます。そこが難しくなっています。というのも、無意識に緊張している人がいるからです。

*肩と胸の力もそうです。それと、太ももの力です。

*ヒトは蹠行性です。蹠行性とは踵で立って、踵で歩く動物の歩き方です。クマも蹠行性なので、立ち上がることがあります。

*チンパンジーもたまに直立二足歩行しますが、長くは歩けません。それは、骨格が直立二足歩行用になっていないからです。筋肉もそれ用になっていません。

*ヒトとなった類人猿は、曲がっていた大腿骨を真っ直ぐに改造して、太ももの筋肉を人体最大の筋肉に改造しました。(人類学の本にそのように記載されていました。もっとも、南米のオマキザルは最長2km位、二足歩行するそうです。どうなっているんですかね。賢くて可愛いですオマキザル。パイレーツ・オブ・カリビアンの映画で大事な役を演じています。) 

*ヒトの直立二足歩行は、主に太もも=大腿直筋が担っています。ウォーキングも太ももを強調します。

*この太ももに力を入れて歩くと、足首は折れ曲がりません。その結果、足指を使って歩くことができません。そのために、現代日本人の足指は変形しているそうです。ある種の退化=進化といえるのでしょうか? (昔はワラジで歩いていたので、足指を使っていたそうです。) 

*姿勢の勁力としては、太ももも大切なのですが、足首が折れ曲がるようにして、足指を使って歩くようにします。つまり、蹠行性から指行性へ近づけます。

*指行性とは、ネコ科やイヌ科の歩き方です。動物拳では虎となります。それは、肉球(趾球と足指) で歩きます。

*ヒトは四足歩行ではなく二足歩行なので、バランスが悪くなっています。そのために、内転筋でバランスを取ります。内転筋は、心意六合拳の弓歩で覚醒させます。

*内転筋でバランスを取ると、真っ直ぐに歩けます。これで、がに股を治します。がに股はバランスがいいのですが、永遠に指行性にはなりません。

*それでも、太ももで歩いてしまう人がいます。ヒトではないけど、ホンダのアシモ君が典型的です。彼には趾球も足指も無い様子です。

*心意六合拳の鶏行歩も、アシモ君鶏行歩になってしまいます。これは、現代日本人の宿命ともいえるものなので、どうしようかと悩んでいました。

*ところが、心意六合拳の三盤落地を真面目にやってみたら、足指が完全に覚醒しました。三盤落地は、大きく踏み込むのですが、その際、後ろ足になる足の指腹に全体重を載せる必要があります。前足の足指はストッパーとして使う必要があります。

*これを元にして、鶏行歩準備体操を作りました。これは、大きい鶏歩になって、全身の力を緩めます。体重は後ろ足で支えます。ゆらゆら揺らしてみます。すると、後ろ足の足首が折れ曲がります。すると、下腿三頭筋を刺激します。

*もちろん、力を入れてはいけません。足指も、趾球も、足首も、下腿三頭筋も、力を入れてはいけません。ただ、体重に任せます。これで、誰でも教えることができると、確信しました。全国のアシモ君、虎鷹拳院にイラッシャーイ ! あっきれいなオネーサンも帰らないで !
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by tiger-hawk | 2016-01-25 06:40 | 姿勢勁力

指行性ですよねえ~~

*心意六合拳にタントウは無いのか? と質問されたことがありますが、タントウみたいなのはあります。

*天地功の一部の動作がタントウみたいです。でも少し変っています。ゆらゆら揺れるんです。海の中の海草のように揺れる、と教わりました。

*どうするのかというと、踵からつま先までカラダが前後します。

*その意味は・・・自分の体重が今何処にあるのか? を感知するためだと思われます。

*自分の体重が踵にあるのか? 土踏まずにあるのか? 趾球にあるのか? 肉球(趾球と足指) にあるのか? 足指腹にあるのか? 自分の足裏で感じ取ります。

*これ、蹠行性(蹠行性) なのか? 指行性なのか? という問題だと考えます。踵で立つのが蹠行性です。肉球(趾球と足指) で立つのが指行性です。指行性の最終形態が足指腹で立つということです。

*段差を上り下りする健康法がありました。それで、フクラハギを鍛えるそうです。あれは、勁力運動としては使えないなあ、と感じていました。でも理由は解りませんでした。

*それも蹠行性と指行性で考えれば解ります。段差を上り下りする運動は、蹠行性になります。無理して指行性にすることもできなくはないけど、かなり苦しいです。

*階段を上がることも、上り坂も勁力運動としては使えないなあ、と感じていました。階段を下ることや、下り坂は少しいいかも? と感じていました。はっきりとは解りませんでしたが。

*これも蹠行性と指行性で解釈できます。階段を上がることや上がり坂も蹠行性になります。階段を下ることや下がり坂は指行性に近くなります。

*でも例外もあります。それは、がに股です。がに股で階段を下ると、とても安定します。がに股はバランスがいいんです。もちろん、おすすめはしませんけど。がに股では、永遠に指行性になれません。心意六合拳の鶏行歩は、やや内股気味ですから。

*歩く時に、内転筋でバランスを取ります。やや内側となります。すると、真っ直ぐに歩けます。

*がに股は、外側広筋でバランスを取っていると思われます。だから、外側広筋でバランスを取る弓歩や馬歩は、がに股に近くなります。

*心意六合拳の弓歩は、内転筋でバランスを取ります。そのために、内転筋に体重が降りてくるようにします。すると、やがて内転筋が覚醒します。

*鶏行歩準備運動では、内転筋も使いますが、下腿三頭筋に体重が降りてくるようにします。すると、足首が折れ曲がります。

*全て、自分の体重を使いますから、力を入れる、というわけではありません。心意六合拳の鶏歩も、宋氏形意拳の六合歩も自分の体重を使います。だから、がんばる必要はありません。

*どうして立っているだけで勁力が発生するのか? それは指行性だからです。蹠行性だと、沈墜勁など発勁動作が必要となります。
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by tiger-hawk | 2016-01-24 09:24 | 姿勢勁力

体重を勁力へ変換する

*やりたいことがあるので、このblog の更新を少し遅らせます。時々は更新しますので、たまには覗いてみてください。

*私は身体能力が低く、頭も悪い。武術の才能も格闘技の素質も、全く欠落しています。それでも、武術をなんとなく続けていたら、体重を勁力に変換する方法を発見しました。これは面白い、と考えています。(よくある寄りかかり発勁=体重浴びせ、ではありません。)

*達人になれるわけでもなく、もちろん天才でもなく、ただの凡人です。だらだらと続けていただけです。でも、達人にはなれなくても、撃てるようになりたいとだけは望んでいました。

*発見といっても、心意六合拳や宋氏形意拳の先生たちに教わったことが基礎となっています。ヒントももらいました。だから、正確には再発見です。

*体重を勁力に変換するということは、何も足さないということです。つまり、力を加えません。筋力は体重を支えられれば十分ということです。力ではなく体重、ということです。

*ただし、前腕の筋肉は別格です。それが、心意六合拳の鷹爪の拳理です。指を前腕の筋肉で遠隔操作します。それを極端に実行します。手指は、第二関節で広げます。拳も前腕前半の筋肉で造ります。すると、包帯効果が現れます。拳にバンテージを巻いたような感覚です。

*鷹爪の拳は、還暦過ぎた非力なオバチャンも成功させました。鉄牛耕地を一回しかできないオバチャンです。それも正確にはできません。はっきりいうと、できていません。つまり、筋力よりも意識の集中ということです。

*掌も拳も、全ての技は前腕前半の筋肉=鷹爪で撃ちます。

*腹も別格です。腹は身体の中心です。腹横筋で腹を横へ引っ張ります。すると、脇腹が膨れます。腹直筋で体幹を立てます。これを十文字呼吸法と称します。

*腹の使い方は、宋氏形意拳の熊の1号・3号・2号で習得します。熊の2号はかなり特殊です。以前は教えるのをあきらめていましたが、今は教えています。動かし方は、普通とは逆だそうです。

*足は、心意六合拳の鶏歩・弓歩、宋氏形意拳の六合歩で造ります。みんな、ネコ科の指行性です。すなわち、足指がストッパーとなります。踵では立ちません。踵で立つのが、ヒトの蹠行性(せきこうせい) です。

*足首に体重を降ろします。足首は関節なので、それだけでは無理なので、実際には下腿三頭筋が体重を支えます。

*歩き方は、心意六合拳の鶏行歩です。これもホンダのアシモ君になってしまうので、悩んでいました。現代日本人は足指を使って歩かない、との研究成果によって、アシモ君は造られました。だから、アシモ君には、たぶん足指も趾球もありません。詳しく見る機会はありませんけど。足裏全体が踵になっています。

*どうしようかなあ、と思っていたら、指行性ウォークができました。足指に全体重が乗ったのを確認してから、左右の足を交替させます。これには、ニワトリの一本足も入っています。ニワトリ=鳥類も指行性です。

*これを大股にします。すると、太ももの裏側=大腿二頭筋が使えるようになります。

*指行性ウォークから、鶏行歩準備体操を造りました。これは、鶏歩準備体操でもあります。これで、アシモ君にも鶏行歩を教えられると考えました。

*鶏行歩準備体操でも、何も加えてはいけません。体重だけです。力を加えてはいけません。だから、身体を緩めます。地面を蹴ってはいけません。

*最後に、子供を救う活動をしているお医者さんの言葉を、勝手に引用してみます。吉岡先生ごめんなさい。blog 「発展途上国の子供を救え ! 小児外科吉岡秀人の戦い」から

特に先天的な才能にはピークがあり、必ず時間の経過と共に衰弱していく性質がある。
後天的な努力によって目覚める才能はピークアウトせずに生涯成長する可能性がある。
だから継続的な努力によって時間をかけていけば、多くは生まれつきの才能の弱さなど克服できるのだ。

*これが全部あてはまるとも思いませんが・・・私は幼児の頃、ひどい中耳炎をして左耳が壊れています。たぶんそのせいで音感が狂っています。だから、音楽は絶望的です。でも、武術ではなんとかなると思っています。
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by tiger-hawk | 2016-01-21 07:27 | 姿勢勁力

趾球から足指へ

*「ほら、見て、できてるでしょ」とオバチャンAがコブシを見せます。確かにできています、心意六合拳の鷹爪の拳が。「触ってごらんなさい」、いえいえ見ただけで解ります。私これでも虎鷹拳院の指導者ですから。世間ではインチキと言われていますけど・・・ハイ、インチキです。どうもすいません。

*オバチャンA、還暦です。非力です。鉄牛耕地、一回しかできません。それも完璧とは言えません。それでも、鷹爪の拳が造れます。つまり、これ筋力が全てではありません。意識の集中です。

*ところが、男性でも鷹爪の拳ができない人がいます。それは、イメージが間違っているからです。あるいは、その重要性が理解できない場合です。つまり、何も考えていない。

*私は病気した時、回復できるのかなあ? ととても不安になりました。背中に腫瘍もできました。ところが、腫瘍は自然に消えてしまいました。手術しようと入院したのですが、その当日に手術中止になりました。検査したけれど、消えていた、というわけです。それから、明るくなりました。うつ病かなあ、と思っていましたが、実にいい加減であります。60歳の時です。今年3月で64歳になります。

*さて、飛行機の距離から姿勢の勁力を習いに来てくれた人がいました。遠方Aさんとしておきます。遠方Aさん、以前も来てくれました。だから、いろいろと修正してみました。「間違って覚えていた所がある」と言っていました。

*宋氏形意拳の龍形基本功、熊の1号、2号、3号、心意六合拳の鶏行歩準備体操、鶏歩、弓歩、などを練習しました。最終的には、勁力が出ていました。私、根こそぎ、吹っ飛ばされました。(実は、撃つ時は吹っ飛ばしてはいけません。最後は止めてしまいます。すると、衝撃が相手の体内に留まります。これは危険です。吹っ飛ばすのは、練習の方便です。安全のためです。)

*技は要らない、と言ってましたが、せっかくなので、心意六合拳の鶏撲食と鶏形単把を復習して修正しました。それと熊吊膀をやってみました。

*質問されたので、虎抱頭もやってみました。虎抱頭はなかなか難しそうでした。実は、虎抱頭は正確さが求められます。他の技だと、ごまかしもできますが、虎抱頭はごまかせません。

*正確さとは、足裏時間のことです。実は、足裏時間は二段階あります。これは秘伝ではありません。私が発見したものだからです。

*踵で着地してはいけません。踵は地面に少し触れるだけです。即時に、肉球(趾球と足指) で立ちます。

*ところが、続きがあります。趾球から足指へ瞬間的に移動します。この時に発勁します。とても小さい動作なので、見ても解りません。(もちろん、私は見て解ります。) 

*この動作は分けることもできますし、分けないこともできます。歩いて撃つ時は、分けません。止まって撃つ時は分けます。つまり、歩いて撃つ時も、正確には二つの動作が存在しています。とても繊細な動きです。乱暴にやってはいけません。

*これ、心意六合拳の三盤落地でも同様です。宋氏形意拳の崩拳でも同様です。全ての技は同じ構造です。しかし、虎抱頭では特に正確さが求められます。

*虎抱頭は、心意六合拳でも特に危険な技です。実際に使うことはできないでしょう。でも、覚えておくべき技です。自信になります。

*最後に、三盤落地の飢虎撲羊を練習しました。この飢虎撲羊から、発見がありました。それで虎撲が完成しました。形意拳の伝説の半歩崩拳が完成しました。

*遠方Aさん、「フジマツさんはもっと評価されるべき」と言ってくれていました。ありがとうございます。でもそれは期待薄です。世間の評価とは、流行や人気に裏付けられた幻想だからです。公平な評価なんて存在しません。ただ存在するものは幻想だけです。武術系出版社にも嫌われています(笑) 。中国武術の世界とも絶縁しました。

*遠方Aさん、まだ少し前のめりになります。止まることができません。前足にストッパーを造ります。ブレーキではありません。乳母車のストッパーのようなものです。非力なママさんでも軽く操作できるストッパーです。

*震脚や沈墜勁はブレーキです。あんな強力なブレーキは必要ありません。姿勢の勁力は勢いを殺しますから。

*現代日本人は、足指を使って歩きません。そこから、ホンダのアシモ君が生まれました。アシモ君、純粋蹠行性です。趾球も足指も無さそうです。

*だから、心意六合拳の鶏行歩もアシモ君鶏行歩になってしまいます。これはどうしたもんかなあ? と悩みました。そこから、鶏行歩準備体操が生まれました。これ、かなり気に入っています。

*特に、鶏行歩ができない人に教えます。指行性ウォークも教えます。
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by tiger-hawk | 2016-01-20 05:26 | 姿勢勁力

自分の体重だけで十分

(昨日の体育館から)

*「肩の力が抜けないのは、大胸筋が邪魔をしているから」、だそうです。ちくわさんの見解です。なるほど、Hさんの胸はなんとなく張っていました。いつも張っていました。

*しかし、だんだん肩のハンガーが取れてきました。以前は、肩に衣紋掛けが入っていました。どうしたもんかなあ? と考えていました。

*Hさんのがに股は治しました。内転筋で歩く、というのをやってもらいました。以前は左右に揺れていました。

*内転筋は心意六合拳の弓歩で覚醒させます。弓歩をして、足指ー下腿三頭筋ー半腱半膜様筋ー内転筋のルートを造ります。足首を内側へ曲げるようにします。

*なるべく大きい弓歩で、両足の内転筋に体重がかかるようにします。最初は、後ろ足の内転筋だけですが、やがて、両足の内転筋が使えるようになります。

*普通の武術の弓歩は、太ももの外側広筋と大腿直筋で造ります。心意六合拳の弓歩は独特です。普通の武術とは、太極拳や少林拳や八極拳のことです。

*この内転筋の使い方は、心意六合拳の師匠から教わりました。この内転筋が、いわゆる太極拳の円襠になるそうです。

*ただ、太極拳の起勢だけで内転筋を覚醒させるのは、たいへん困難です。たぶん、ほとんどの人には無理です。

*心意六合拳の弓歩は、内転筋の覚醒のためにあります。

*内転筋が覚醒すると、歩く時のバランスが良く成ります。がに股も治ります。足の親指側のラインで歩けます。がに股は、足の小指側のラインで歩きます。

*心意六合拳の鶏行歩はオカマ歩きです。オカマ歩きを支えるのは、内転筋です。

*みんなで熊の1号をやってみました。熊の1号だけで発勁できます。大事なのは、身体を捻らないこと。体幹がいっしょに動きます。胸は空っぽにします。胸に力が入ると、肩にも力が入ります。

*なんとなく、Hさんの勁力が出て来ました。熊の1号の成果です。さらに、ちくわさんがHさんの胸をゴニョゴニョしてました。さすが、カイロプラクターです。邪魔な大胸筋をゴニョゴニョです。

*私は、おまじないで肩の力を抜きました。肩の力を抜く、と思うと抜けました。それは、センセーがヘンタイだからだそうです。みんなの見解です。

*見たところ、Hさんの身体がきれいになってきました。なで肩で胸が張ってません。勁力で押すことができるようになりました。

*Nさんも勁力が出てきました。でも、最後に肩を使ってしまいます。最後まで肩の力を抜くことができません。まあ、それがヒトの普通の反射なんですが、そこを乗り越えてほしいです。

*相手の体重の圧力を感じると、肩で支えてしまいます。そこから肩の力を抜きます。いつもと反対のことをします。

*相手の体重の圧力は、前腕の筋肉だけで支えます。それが鷹爪です。これがどうも不安なようです。でも、腹を使えば大丈夫です。

*大胸筋の代わりに小胸筋を使います。前鋸筋も使います。

*前腕と腹、小胸筋と前鋸筋、なども鉄牛耕地で覚醒させます。

*鶏行歩などで太ももを硬直させてしまう人がいます。すると、ホンダのアシモ君になってしまいます。太ももが硬直するのは、足首が硬直するからです。

*大きい鶏歩を造り、足首を緩めて揺らしてみます。上下にふにゃふにゃ揺らします。これで、足首の硬直を治してみます。

*力を加えてはいけません。力を加えるから、足首が硬直します。すると、太ももが硬直します。

*自分の体重だけで十分なんです。それ以上、加えてはいけません。みんな、がんばってしまいます。がんばってはいけません。自分の体重に加えるものは何もありません。
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by tiger-hawk | 2016-01-17 05:54 | 姿勢勁力

足指はストッパー

*指行性ウォークをやっていたら、すこぶる身体の調子がいい。もちろん、最初は疲れたけど、慣れました。特に、太ももの裏側の筋肉を使っているようです。たぶん、大腿二頭筋です。

*指行性ウォークが完成したのも、伝説の形意拳・半歩崩拳が完成したのも、全て、心意六合拳の三盤落地のお陰です。三盤落地様、ありがとうございます。

*これからは、指行性ウォークと心意六合拳・三盤落地を、虎鷹拳院の基本標準といたします。

*でも、正直いうと、指行性ウォークは、心意六合拳・弓歩で歩いているようなものです。心意六合拳・弓歩を繋げて歩行にしてしまったような感じです。

*ですから、指行性ウォークの発勁は、心意六合拳・弓歩の発勁と同じです。つまり、大きい鶏歩の発勁です。

*それを、日常歩行にしてしまったというわけです。これは、見ても解りません。そこは詳しく解説いたします。

*姿勢の勁力といっても、心意六合拳・弓歩の発勁が一番簡単です。心意六合拳・鶏歩の発勁と、宋氏形意拳・六合歩の発勁は、ちょいと難しくなります。

*鶏歩と六合歩は、そもそもなかなか上手く立てない。それだけのことなんですけど。

*これは、足首の力が抜けないので、下腿三頭筋も大腿直筋も過緊張してしまう、という現象です。

*足首が折れ曲がるというのは、足首ががんばることではありません。足首ががんばらない、ということです。

*ここのところを誤解してしまう人がいます。武術の練習とは、がんばることだと考えてしまいます。武術の練習とは、がんばらないことなのです。

*鶏歩の練習で膝が痛くなるのも、がんばった結果です。がんばらなければいいのです。

*鉄牛耕地したところで、死ぬわけではありません。死ぬまで鉄牛耕地することは、不可能です。だったら、自分の身体と相談しつつ、ちょっと無理すればいいのです。

*三盤落地の弓歩になる技は、軸足の足指に全体重を乗せます。そのまま弓歩になります。着地の時、前足の足指をストッパーとして使います。たったそれだけのことです。秘伝もクソもございません。

*ほとんど両足を揃える技は、両足の足指に全体重を乗せるのではなく、軸前足の足指に全体重を乗せます。たったそれだけのことです。秘伝もクソもございません。

*着地するのは、足指です。着地の衝撃は足首で吸収します。実際の筋肉は下腿三頭筋です。たったそれだけのことでございます。秘伝もクソもございません。

*武術のロマンもありません。勁力の夢もありません。伝説の形意拳・半歩崩拳も同じ構造です。

*実に簡単です。だから、アホのフジマツでもできました。誰かに教わったわけでもございません。自然にできました。

*ではなぜ、できない人がいるのか?

*それは、足首が硬直しているからです。足首が硬直していると、下腿三頭筋が固まります。大腿直筋も固まります。

*では、どうすればいいのか?

*足指を使って歩くことです。日本人が忘れた歩き方です。

*それをさらに拡大強化します。足指で前進します。足指で大股に歩きます。

*そのためには、足首を緩めなければなりません。すると、下腿三頭筋も緩みます。大腿直筋も緩みます。筋肉は緩まなければ使えません。弛緩するから緊張できます。最初から過緊張では、使い物になりません。

*足指を使うためには、足首を緩める必要があります。下腿三頭筋の筋トレが無意味なのも、足首が硬直しているからです。

*私が未完成弓歩=大きい鶏歩を提唱したのも、足首を緩めるためでした。

*これは写真では解りません。動画でも無知な人には解りません。がんばる人には解りません。

*ウォーキングしていると、どんどん足首が硬直します。指行性ランニングは、ジャンプしているので使えません。

*足指で歩くといっても、ジャンプしてはいけません。足指はストッパーということです。それだけです。だから、指行性ウォークは一本足が連続します。それだけです。
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by tiger-hawk | 2016-01-16 04:33 | 姿勢勁力

気?それとも体重?

*Hさんのがに股を治してみたのですが、本人は深刻には受け取っていないようです。いやあ、がに股は致命的な欠点なのですが。内転筋でバランスを取ってください。

*やはり、日常的な歩法から修正していかないと、心意六合拳の鶏行歩はできない、と痛感しました。

*足指を使って歩く。体重を推進力とする。大きく歩幅を取る。足指にしっかりと体重を乗せる。膝の伸縮で歩いてはいけない。前足指の踏み込みではなく、後ろ足指の踏み込みで前進する。前足指の着地を大切にする。などのことを徹底させる。

*前足指の着地なんですが、これは誤解されやすいようです。前足指の踏み込みと解釈されると、困ります。

*前足指が着地する瞬間、撃ちます。そこで、心意六合拳の鷹抓把なんですが、上手く止まらないと前へ転んでしまいます。上から下へ撃ち込むので、その勢いに負けてしまうと厄介です。

*ところがこれ、それほど問題になりません。問題になるのは、地面を蹴ってしまうからです。そうなると、もう制御不能となります。

*地面を蹴ると浮き上がるので、沈むしかありません。結果、沈墜勁や震脚の方向へ行かざるを得ません。こうなると、後ろ足は空っぽとなります。それ以前の段階で、後ろ足の下腿三頭筋は死んでいます。

*後ろ足の踏み込みとは、地面を蹴ることではなく、体重に任せることです。それは、鶏歩の変形となります。したがって、適度に力を抜くことが必要となります。

*これがどうしてもできなかった人がいました。地面を蹴ることこそが、彼の勇猛果敢な心意六合拳のイメージだったのです。結局、虎鷹拳院から消えていきました。現在は古武道団体の支部長をされているらしいです。まあ、今が幸せならばそれでいいのですけど。

*私は怠け者なので、どうしても力を入れるイメージができませんでした。別にそんなことしなくても、いくらでも人を倒すことができると確信していました。力を入れると遅くなるし。 パンチはハエが止まります。

*性格がひねくれ者なので、さりげなくやるのが好きでした。それで、力の集中を最後に持って行く、現在のスタイルができました。すると、攻撃が重くなることを発見しました。

*この最後というのが、前足指の着地なのです。この瞬間に全てを賭けます。もちろん、途中経過が抜けてはいけません。後ろ足指の踏み込みを最後まで維持します。

*形意拳も撃ち急ぐと失敗します。ゆっくり入って、突然撃ちます。これは、宋氏形意拳の崩拳で学びました。見えない(本当は見える) 過程の動きがあります。ここで、力を入れると失敗します。

*私は馬鹿なので、力を入れる人の気持ちが解りませんでした。申し訳なかったと、反省しています。

*これは、脳神経の反射だと考えています。普通の人は、動き始めたら力を入れてしまうものなのです。私はヘンタイなので、動き始めても力を入れません。これはどうも最初からそのようだったようです。

*若い頃、二十四式太極拳を習ったのですが、一ヶ月位で人を押せるようになりました。もちろん、体重を浴びせないで。他の人ができないのが不思議でした。その頃から、空気の読めない馬鹿でした。(実は、子供の頃から空気の読めない馬鹿でした。)

*力を入れないでゆっくり動き出すと、空気の中を泳いでいるような感覚になります。すると、空気の重さを感じているような錯覚に陥ります。

*もちろんそれは誤解であり、ウソなのです。では何を感じているのか? それは自分の体重を感じているのです。もちろん、地面を蹴ると浮いてしまうので、自分の体重を感じ取れません。

*気を感じると称する武術家先生もいますが、それはウソなのです。ウソで悪ければ、錯覚です。気ではなく、自分の体重なのです。

*自分の体重を感じるのは、実は難しいのです。普段、自分の体重を感じていては、生活も勉強も仕事もできません。

*普段は、肩も胸も太ももも膝も、緊張していますから、自分の体重なんか感じられません。余談ですが、つい太り過ぎるのも同じ理由です。そして、太っている人は自分が太っているとは感じられません。そのために、しばしばダイエットに失敗します。痩せているひとも自分が痩せているとは感じられません。そのために、拒食症になる場合もあります。(他の要素も必要ですが)

*自覚できないのです。自覚したら、日常生活が不自由になってしまいます。機能不全に陥ります。

*自分の体重が感じられないのは、脳神経の正しい反射なのです。生きていく上で必要なことです。

*武術していても、なかなか自分の体重を感じ取れません。すると、相手の体重も感じ取れません。そして、攻撃は単純な暴力となります。ただの力任せか、体重浴びせとなります。勁力なんか望むべくもありません。

*いわゆるタントウも、いわゆる立禅も、いわゆる太極拳も、気を感じ取る練習ではありません。それらも、自分の体重を感じ取る練習なのです。(ここ重要です。フフフ)

*虎鷹拳院でやる禅密功も、自分の体重を感じ取る練習なのです。どうして、カラダを緩めるのか? それは、体重を感じ取るためだったのです。

*体重を感じ取ることができたその時、はじめて体重を勁力として生かすことができます。

*自分の体重を感じ取れないまま攻撃すると、その攻撃は浮ついてしまいます。フワフワと浮いています。そうなると、腕力に頼らざるを得ません。あるいは、沈むしかありません。沈墜勁とか十字勁とか震脚とか選択するしかありません。

*心意六合拳の鶏行歩も、自分の体重を感じながら歩きます。だから、地面を蹴ってはいけません。

*そこで、始めに戻ります。心意六合拳の鶏歩です。宋氏形意拳の六合歩です。それらは、自分の体重を感じ取るための練習でもあるのです。そのために、足首を折り曲げます。そして、下腿三頭筋に体重を感じ取ります。

*しかし、普通の人は膝で立っています。膝で歩いています。それがヒトの直立二足歩行だからです。それが正しい反射です。それが正しい人類の姿です。

*しかし、動物武術の姿勢の勁力は、それらの変革を求めます。そのために、ニワトリの一本足歩行と、虎の指行性を取り入れたのです。(これで勁力の環が完成します。始めに戻れました。)
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by tiger-hawk | 2016-01-13 00:24 | 姿勢勁力

鷹抓把の発勁へ

*心意六合拳の真実の姿を明らかにします。勁力の三段階論です。

*え? ブジマツ、それは反則ではないのか? 勁力は姿勢のことではないのか? それなら一つだけだろう。三段階とはおかしくないか? 

*確かにその通りです。心意六合拳の鶏歩には全てが備わっています。宋氏形意拳の六合歩には全てが備わっています。

*しかし、勁力の学習方法論としては、それでは駄目です。何の意味もありません。まさに某拳の致命的欠陥とはそこの所です。学習方法論の欠落です。

*ここでは、学習方法論として、三段階論を展開します。ここでは、心意六合拳の鶏歩から始めます。心意六合拳には、鶏歩と鶏行歩が備わっているので、解りやすくできています。(宋氏形意拳には鶏行歩が無いので、説明が難しくなります。)

*鶏歩では、前腕による鷹爪、龍腰=脇腹から鼠蹊部へ走るコマネチライン、腹横筋による脇腹の張り、腹直筋による体幹の直立、腹横筋による提肛、などがあります。

*そして、足に関しては、膝を折り曲げずに、後ろ足の足首を折り曲げることです。膝は足首に釣られて折り曲げられます。そのことによって下腿三頭筋が覚醒します。

*回族の陳先生は、私に発勁を教えてくれました。特に足に関しての発勁です。陳先生は、後ろ足の踵を上げて降ろしました。そして、この勁で撃つ、と言いました。それで私は覚醒しました。

*この、踵を上げて降ろす、という動作の中に、実は踵は存在していません。踵はどうでもいいのです。問題は踵を降ろすということではなく、その時に足首が折れ曲がることだったのです。

*この動作を教えてみると、全ての人は踵に注目します。そして、失敗します。踵は膝と太ももに直結しているからです。踵ー膝ー太もも=大腿直筋、という運動路線になっています。このいつもの運動路線に絡めとられてしまいます。

*鶏歩の後ろ足は、踵が少し浮いています。地面から離れています。そのために、全ての人は踵に注目します。だから、失敗します。ここでも踵はどうでもいいのです。

*踵が浮いた結果、足首が折れ曲がるのです。すると、体重は下腿三頭筋が支える結果となります。すると下腿三頭筋が覚醒します。これが鶏歩の目的だったのです。普通の人は膝で立っているので、ここを理解できません。足指で立つことを知りません。

*下腿三頭筋はかなり受動的な働き方です。積極的、能動的ではありません。これは下腿三頭筋の筋トレが役に立たない理由となります。

*地面と直接関係するのは、後ろ足の肉球です。趾球と足指です。心意六合拳は地に呪われています。重力無しでは成立しません。肉球が接地することにより、足首が折れ曲がります。すると、下腿三頭筋が覚醒します。

*この関係性を造ります。肉球(趾球と足指) ー足首ー下腿三頭筋の勁力トライアングルとなります。

*これが勁力の第一段階です。これで全てともいえますが、それでは不親切というものです。

*第二段階は鶏行歩です。歩きます。肉球で歩きます。特に足指に重点を置きます。足指に全体重を乗せます。この足指が交替します。それが鶏行歩となります。

*普通に歩く時も、足指に全体重を乗せます。ただし、交替する瞬間は、鶏行歩とは少しズレます。それは、普通に歩く時は膝がほぼ伸びているからです。つまり、前足指に全体重の乗る瞬間が少し遅くなります。(この普通に歩くとは、一般的な歩き方ではなく、勁力的な歩き方のことです。)

*鶏歩の時は、後ろ足の指でしたが、鶏行歩の時は足が交替するので、前足の指の瞬間があります。

*後ろ足指でも、前足指でも、どちらも同じ一本足指です。つまり、一本足指であれば発勁できます。そこで、未完成鶏歩でも発勁できます。その場合、全体重は前足指にあります。飢虎撲羊の三番目の動作と同じです。

*ここで、鷹抓把の発勁が登場します。勁力の第三段階です。
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by tiger-hawk | 2016-01-12 01:09 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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