動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 366 )

勁力出る人・出ない人

*オハコンバンニチワ ! 鉄牛耕地は毎日やっています。一本足の平起平落鉄牛耕地を10回10セットです。袖無しのTシャツだと上腕三頭筋が目立つので困っています。大胸筋と肩甲骨はペチャンコです。腕立て伏せだと肩甲骨が出て来ます。腕立て伏せは止めたほうがいいです。

(昨日の体育館から)

*学生のDさんが勁力を出していました。前回来た時は、熊の0号で勁力出していました。今回は、宋氏形意拳・龍形基本功で勁力を出していました。嬉しいです。

*でも、やったのは心意六合拳・虎撲です。虎撲でぶつかり稽古しました。みごとに吹っ飛ばしていました。もちろん、寄りかかり発勁ではありません。(怪我しないように、撃たないで押しています。撃つ時は、途中で止めてしまいます。すると、衝撃が相手の体内に留まり真下に落ちます。これは、心意六合拳・単把で練習すると良い結果が得られます。)

*N君は相変わらず勁力が出ません。勁力出ない人の特徴は、硬直してしまうことです。押す時、撃つ時に、自分から硬直してしまいます。自滅路線です。つまり、力を込めてしまいます。

*力を込めてはいけません。勁力は出て行かれません。それだと一生、自分の中にひきこもります。見ていると、硬直するのが解ります。

*できない人の特徴はもう一つあります。運動の起点が肩にあります。それでは駄目です。運動の起点は足指にあるべきです。

*例えば、首を押さえ込まれた時、肩を押さえ込まれた時、腕を取られた時、などの練習をしてみます。

*その時、首を押さえ込まれたら、その首から抵抗して反撃してはいけまん。肩を押さえ込まれたら、その肩から抵抗して反撃してはいけません。腕を取られた時、その腕から抵抗して反撃してはいけません。

*反撃は足指から実行します。その時、踏ん張ってはいけません。足指で地面をつかんでもいけません。

*足指は軽いストッパーとして用います。ブレーキではなく軽いストッパーです。どの位軽いものかというと、乳母車のストッパーです。ベビーカーはとても軽いものです。それを止めるだけのストッパーです。

*これは、軽く足首が折れ曲がると出現します。足首が折れ曲がると、体重は足指に感じられます。実際に支えるのは下腿三頭筋ですが、感じるのは足指です。

*膝を折り曲げると、全ては崩壊します。膝を折り曲げてはいけません。見た目に騙されてはいけません。

*足指の運動起点は、鼠蹊部の切り込みから来ています。鼠蹊部の切り込みは、脇腹から鼠蹊部への切り込みから来ています。つまり、龍腰・龍身が元となります。

*それを造るのが、宋氏形意拳・龍形基本功となります。

*翻子拳をやりたい、という人が約一名いるので、やってみました。頭の良い人なので、数回教えたら套路覚えました。まだ、動作が硬いのでやわらかく練習してください。

*翻子拳に勁力はあるか? と聴かれたことがあります。もちろん、姿勢勁力はありません。でも、姿勢勁力を入れることは可能です。すると、拳が強力になります。

*姿勢勁力を入れると、勢いは関係無く成ります。だから、よりやわらかくできます。すると、無理なく速度を高められます。

*翻子拳には馬歩あるいは馬歩的姿勢があります。これも、馬歩あるいは馬歩的姿勢になる"過程"は、関係無く成ります。馬歩あるいは馬歩的姿勢に成ってから、撃つことになります。

*だから、勢いは関係無く成ります。勢いは"見せかけ"となります。でも、相手を混乱させるために、勢いを使います。

*興味ある人はいっしょに遊びましょう。予約は要りません。

<遊びの予定>

7月28日(木) 19時~平和台体育館
7月30日(土) 19時~平和台体育館
8月1日(月) 13時~光が丘公園芝生広場北口方面
8月3日(水) 19時~開進第一中学校体育館
8月6日(土) 19時~開進第一中学校体育館
個別特訓希望者は連絡ください。日時は相談に応じます。

コメント欄を閉じたので、連日攻撃していた人は寂しいかと思います。もっと楽しいことを見つけてください。ポケモンGOなんかいいのではないですか? 知らないけど・・・プププ
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by tiger-hawk | 2016-07-28 06:46 | 姿勢勁力

Hard Bargain

コメント欄が汚い罵詈雑言・誹謗中傷で荒らされたので、閉めることにしました。サヨウナラ~ メンドー臭いことは嫌いなので、やりたいことをやるだけです。静かな姿勢勁力は素晴らしいので、活動に変わりはありません。・・・無人の荒野を行くが如く・・・偶然なのか、必然なのか、知る由もありませんが、宋氏形意拳と心意六合拳と武式太極拳から、静かな姿勢勁力に導かれました。はるかな地平を見てしまったので、肉体の死が来るその日まで、静かに前進します。(Emmylou HarrisのThe Roadを聴きながら) 

(昨日の光が丘公園から)

*曇り空の下、禅密功をやってみました。タテの波から、ヨコの波、タテ・ヨコ・ナナメの波まで。

*タテの波には、上昇と下降があります。会陰から百会まで、揺れながら上昇します。また百会から会陰まで下降します。上昇は比較的簡単なのですが、下降が難しいようです。起点と終点を自分で明らかに意識しなければなりません。

*起点と終点を明らかにすることは、姿勢勁力と同じです。起点は、後ろ足になる足(前足) の足指です。終点は前足の足指です。これが心意六合拳・鶏行歩の姿です。鶏行歩の場合は、起点と終点が同じです。

*何も無い空間と時間に、起点と終点を設定します。すると、勁力の空間と時間が現れます。空間と時間は自分で造ります。

*宋氏形意拳の十二形拳をやりたいという人がいたので、虎形拳と猴形拳と鷂形拳をやってみました。

*虎形拳は簡単なのですが、猴形拳は複雑です。途中で方向が解らなくなります。アハハ

*ハイタカのついでに、心意六合拳の鷂形拳、そして長拳の翻腰をやってみました。夏空の下で翻腰をやったら、頭がクラクラしました。ウフフ

お知らせ・・・7月28日(木) 19時~平和台体育館で臨時練習します。

7月30日(土) 19時~は都知事選挙のため、学校体育館が使えません。平和台体育館で練習します。

見学体験は、開進第一中学校体育館の練習時間に受け付けます。いつでもイラッシャーイ !

木戸銭千円講習会復活します ! テーマは熊の0号です。詳細は後日 ! 1から10まで教えないと解らないのが普通の人、と言ったら、ある会員から、1から20までですよ~~ と言われました。そこで、1から20まで教えます。私は1しか教わらなかったけど・・・それは禁句です。プププ

*コメント欄を閉じたら、とても気持ちいい。もっと早くやればよかった。不愉快な奴は接触を切ればいい。私の存在が許せない奴は、震脚をガンガンやればいい。少なくとも欲求不満の解消には役に立つから。プププ
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by tiger-hawk | 2016-07-26 07:01 | 姿勢勁力

フニャフニャしましょう

*力を入れれば力は出ない。入力すれば出力できない。だから、力を抜きましょう。出力するために、通りを良くしましょう。

*といっても、なかなか力は抜けない。そこで、フニャフニャ体操をしましょう。なんでもいいです。フラダンスでもいいです。でも、きれいなオネーサンの中に男が一人混ざると、警察に通報されてしまいます。フラダンスはハードルが高過ぎます。

*そこで、禅密功がおすすめです。禅密功ならば、虎鷹拳院でも教えられます。基本功の、タテ揺れ、ヨコ揺れ、タテ・ヨコ・ナナメ揺れ、の三種類だけで十分です。

*準備体操だと思ってやってみてください。

*動きが硬い人は、あらかじめ筋収縮しておいてから、腕を、足を伸ばそうとします。ブレーキをかけておいてアクセルを踏むようなものです。それは危険だし、無駄な行為です。

*腕(足) を伸ばしながら筋収縮します。それができたら、実際に伸ばさなくて内部処理します。そこまで要求されます。

*さらに、筋肉を全部使ってはいけません。部分的に使います。全身の力なんか要りません。

*大胸筋と肩の力は要りません。前腕の筋肉は、小指側の延長線上を使います。親指側の延長線上は使いません。

*踵は使いません。足指と趾球を使います。だから指行性となります。

*この学習がどうしてもイヤだという人は、沈墜勁や震脚がおすすめです。それらなら、とても単純ですから。もちろん、静かな姿勢勁力とは無関係ですが。

*脇腹から鼠蹊部への切り込みも、フニャフニャ体操をすると滑らかにできます。

*その上で、腹横筋を使います。前鋸筋も僧帽筋も使います。

*お前の太い上腕三頭筋は何のためにあるのか? 説得力が無い、とある会員に言われました。

*別に筋肉を否定しているのではありません。筋肉よりも骨を使え ! なんて馬鹿なことは言いません。生きるためには、骨も筋肉も必要です。

*骨は身体を支えるためにあります。しかし、骨だけでは足りません。骨だけでは身体を支えられません。白骨死体が踊るのは、幽霊か妖怪の仕業です。生きている肉体ではありません。筋肉も身体を支えるためにあります。

*生きるためには、自分の身体を支えなければいけません。

*武術でも、自分の身体を支える必要があります。さらに、相手の身体も支える必要があります。

*武術の打撃・攻撃では、打撃・攻撃を支えなければいけません。打撃・攻撃が成立するためには、自分と相手を支えてあげなければいけません。

*となると、生きるためだけの筋肉では足りません。相手の身体も支えられる筋肉が必要です。

*いいかえると、私の太い上腕三頭筋は、打撃・攻撃のためにはありません。打撃・攻撃を支えるためにあります。相手の身体を支えるためにあります。

*実際の打撃・攻撃は、前腕の筋肉と下腿三頭筋だけあればよろしい。しかし、それでは打撃・攻撃を支えることができません。

*自分と相手の身体を支えられる筋肉が必要です。そのための、心意六合拳の鉄牛耕地です。

*しかし、肩で支えてしまうと、失敗します。腕立て伏せになってしまいます。肩の力は使ってはいけません。それでは、勁力が死んでしまいます。だから、腕立て伏せはやってはいけません。

*腕立て伏せをやれば、ハンガー病が進行します。

*肩で支えることなく、腹横筋・僧帽筋・前鋸筋・小胸筋・前腕の筋肉などで支えます。上腕三頭筋でも支えます。

*全ての筋肉は、勁力のために存在しているのではありません。勁力を支えるために存在しているのです。ですから、自分と相手の身体を支えることになります。

*筋肉は勁力を支えるための存在ですから、発勁動作は存在しません。もちろん、蓄勁も存在しません。発勁動作も蓄勁動作も存在しません。

*筋肉は姿勢を支えるために存在しています。その姿勢が、打撃・攻撃そのものとなります。

*ここで面白い現象が生じます。正しい姿勢は、相手の身体を軽くしてくれます。

*どういうことかというと、それほどの筋力を必要としなくても、相手をコントロールすることができます。だから、素人オバチャンでも勁力を造ることができます。痩せている人でも、重い相手をコントロールできます。軽い人でも重い人を軽く押すことができます。

*それは姿勢=勁力だからです。世間一般では、発勁動作=勁力という理解しかありません。しかし、虎鷹拳院は姿勢=勁力ということを発見しました。これはとても価値ある発見です。そして、有意義な発見です。

*姿勢=勁力ですから、爆発する必要がありません。静かなものです。だから立っているだけです。歩くことも、立つことの連続となります。だから地面を蹴ることもありません。存在価値と普及価値のある素晴らしい発見です。
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by tiger-hawk | 2016-07-25 06:47 | 姿勢勁力

伸張性収縮

(昨日の体育館から)

*つぶれそうな虎鷹拳院の、つぶれそうな土曜日教室です(涙) 。約一名、翻子拳をやりたいという人がいるので、ゆっくりと力を抜いてやってみる。

*体幹で動く、というのを宋氏形意拳・龍形基本功でやってみる。この時、両足の足指をストッパーとして用います。

*どういうことかというと、両足を動かないようにします。手も心意六合拳・鷹爪を用いて、動かないようにします。合気上げは絶対禁止です。自分からは動きません。

*すると簡単に相手をコントロールできます。

*もう一つの要素として、自分の力を相手の肩に達するようにします。すると、相手を固定できます。自分の力と相手の力が一体化します。

*後ろ足の裏側の筋肉を、伸ばしながら緊張させる、というのをやってみました。いわゆる伸張性収縮=エキセントレーションです。

*この時も、出発点は足指です。すなわち、指行性となります。

*これを、心意六合拳の虎撲の技でやってみます。搖閂把でもやってみます。

*お互いに搖閂把をやります。蹴りをもらわない姿勢を造ります。

*約一名、全くできない頑固オヤジがいました。筋肉が縮こまったままです。その縮んだままの筋肉で、腕を、足を伸ばそうとするので、どうしてもできません。自分から縮こまっています。たぶん、24時間縮んだままです。

*だんだんイライラしてきました。プププ それで最後は圧腿の刑に処しました。アハハ

*ぐいぐい机を利用して、足の裏側を伸ばしてやります。ウワアー と悲鳴を上げていました。プププ

*なんでこんなことやらせるんだよー 自分でやれ ! 

*見た目でも足が伸びて来ました。明日は反動でもっと硬くなっています。毛細血管がブチブチ切れています。でも毎日やれば、少しは伸びるようになるでしょう。がんばってくださいね。

*これはやわらかくするのが目的ではありません。伸張性収縮の感覚を造ることが目的です。

*脇腹から鼠蹊部への切り込みができない人がいました。そこで、心意六合拳の龍の姿勢で練習してみます。

*それでもう時間が来てしまいました。ではまた来週。

7月30日(土) 19時~は都知事選挙のため学校体育館が使えません。平和台体育館で練習します。
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by tiger-hawk | 2016-07-24 06:01 | 姿勢勁力

丹田呼吸法は要らない

*最近、悪質なイタズラや誹謗中傷が続いていますが、面白くて笑ってしまいます。腹も立ちません。プププ

*というのも虎鷹拳院は、技術力が向上してしまいました。一ヶ月の素人オバチャンが勁力を出してしまいます。

*鼠蹊部の折りたたみ、足首の折りたたみ、脇腹から鼠蹊部への切り込み、などを教えたら勁力が出てしまいます。フジマツオリジナルの熊の0号です。

*決定的なのは、後ろ足の裏側の筋肉を伸ばして緊張させることです。これを、心意六合拳の弓歩で、武式太極拳の弓歩で実行します。これで誰でも勁力が出ます。

*強力な柔道のつかみをどうにかしようと思って、宋氏形意拳の龍形基本功を応用してみました。すると、合気道要らずの技ができました。

*強力な相手につかまれたら、まず動くことはできません。でも、体幹で動けば処理できます。それを龍形基本功は教えてくれます。

*いわゆる"気"とは気持ちのことです。すなわち、簡単な心理学です。合気道のフェイントも簡単な心理学です。それは、心意六合拳の既存の技で処理できます。逃げるからやられてしまいます。逃げずに相手に接近します。キス攻撃です。プププ (本当にキスしなくていいです。これは比喩ですから。でもお好きならどうぞ。) 

*姿勢の勁力は基本功に全て含まれています。熊の0号から2号まで、そして龍形基本功に。

*丹田呼吸法は間違っています。それだと下腹部が過緊張してしまいます。膀胱の付近ではなく、ヘソの位置が正しい。そこから、腹横筋を左右横へ引っ張ります。

*それでも下腹部が過緊張する人は、ヘソの上2cm位の位置から、腹横筋を左右横へ引っ張ります。そんな感じです。

*腹横筋で下腹部を持ち上げてやります。すると、尻も持ち上げられます。尻が収まります。いわゆる提肛です。

*するとそのうち、左右の脇腹がプクッと膨らんできます。おかしな体形になりますが、気にしないでください。プププ

*頑固オヤジは教えるのが難しい。頑固オヤジはがんばってしまいます。なにをそんなにがんばるのか? 私の理解を越えています。不思議だなあー

*正しい姿勢だけで勁力が出ます。沈墜勁も震脚も要りません。寄りかかり発勁も不要です。全ての発勁動作は要らなくなります。となると、発勁理論も要りません。

*メンドー臭い発勁理論は、伝統思想や秘伝といっしょにゴミ箱へ捨てましょう。とても楽になります。必要なものは、基本功だけです。正しい姿勢だけです。
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by tiger-hawk | 2016-07-23 05:48 | 姿勢勁力

足の裏側の筋肉

(昨日の体育館から)

*足の裏側の筋肉を使う練習をやってみました。心意六合拳の虎撲と搖閂把で、練習してみました。

*後ろ足の足指から、下腿三頭筋を伸ばします。さらに大腿二頭筋を伸ばします。昔使ってた言葉だと、エキセントレーション=伸張性収縮ですね。今は使いませんけど。

*これで弓歩が完成します。すると、もう勁力が形成されています。

*この弓歩の前段階動作は、宋氏形意拳の六合歩と同じです。すなわち、宋氏形意拳の六合歩から心意六合拳の弓歩となります。

*ということは、六合歩で内部操作もできます。同じ操作を六合歩のままで実行できます。だから当然、六合歩のままで発勁できます。

*でも、弓歩が一番理解しやすいので、弓歩になります。つまり、中身は同じです。

*見た目はほとんど同じなのですが、大腿直筋で弓歩を造ることもできます。この場合、地面を蹴るので、身体は浮くことになります。身体が浮いてしまうと、姿勢勁力は死にます。

*ここからは、寄りかかり発勁、沈墜勁、震脚などに頼る結果となります。

*そこで、表側の大腿直筋は避けて、裏側の筋肉=下腿三頭筋と大腿二頭筋・内転筋などを使うようにします。出発点は後ろ足の足指です。

*この時も地面を蹴ってはいけません。すると、とても大きな力が発生します。それが姿勢勁力です。

*ここから、虎撲によるぶつかり稽古をしてみました。乱暴にやると失敗します。ていねいに実行すると、上手く勁力が発生します。ぜひ、ていねいにやりましょう。

*同様に、搖閂把によるつぶし合いをしてみました。弓歩をていねいに造らないと失敗します。

*宋氏形意拳の龍形基本功による、体幹の動かし方もやってみました。小さい力で相手を振り回すことができます。

*土曜日もこれらを練習してみます。

臨時練習のお知らせです。会員で時間のある人は参加してください。

21日(木) 18時30分から平和台体育館柔道場で練習します。
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by tiger-hawk | 2016-07-21 07:59 | 姿勢勁力

鉄牛耕地と構造の打撃

*鉄牛耕地をどの位やっているのか? と質問されたので記述してみます。一本足の平起平落鉄牛耕地を、10回1セットで10セットやっています。これを朝晩に分けます。あるいは朝昼晩に分けます。

*心意六合拳の師匠からは、20回1セットで10セット、と言われました。これは二本足ですが、自分、現在二本足はやっていません。

*一本足は軸足に重ねることはしません。そのまま浮かしています。そのほうが心意六合拳・鶏行歩に似合っていると考えています。師匠も重ねることはしませんでした。(師匠は片手片足もやっていました。これはクロスするようにします。これの変形もあります。)

*注意することは、肩甲骨が出ないようにすることです。肩で支えずに、前腕と腹で支えます。肩関節で支えてしまうと、筋肉を刺激できません。もちろん、肘関節も負担を掛けないようにします。

*最初から最後まで、前腕の筋肉と腹横筋で支えるようにします。特に、低くなってから、腹で身体を持ち上げるようにします。すると、前鋸筋、小胸筋、僧帽筋、上腕三頭筋などは自然と使うことになります。

*肩甲骨が出ると、醜い鉄牛耕地=腕立て伏せになってしまいます。腕立て伏せは肩立て伏せ、ということです。効果無いので止めましょう。

*手は鷹爪にします。地面に付くのは、指先と掌根です。指先は、特に人差し指・中指・薬指の三本の指先が大切です。小指と親指は触れているだけです。(これが拳と掌になります。)

*前腕の筋肉は、小指側のラインが大切です。小指側の延長線が緊張します。親指側の延長線はゆるんでいます。鷹爪でも、掌でも、拳でも、同様です。

*たまに逆に使う人がいますが、骨格が歪んできますので注意してください。肘や肩もおかしなことになります。

*最初は二本足から始めます。ゆっくりと降ろします。そして、腹で素早く持ち上げます。腹で持ち上げると、楽にできます。目標は3回位です。慣れて来たら10回やってみてください。

*鉄牛耕地の身体は、宋氏形意拳の龍形基本功の身体です。ですから、龍形基本功も平行して練習します。

*心意六合拳の鶏歩の身体は、宋氏形意拳の熊の0号の身体です。ですから、熊の0号を平行して練習します。

*つまり、宋氏形意拳・龍形基本功と熊の0号で、身体感覚はだいたい解決してしまいます。これを鉄牛耕地で裏打ちします。

*熊の0号は、熊の1号を簡単にしたものです。フジマツ・オリジナルです。熊の1号だと、どうしても腕に力を入れてしまいます。それで腕の動作を省略して、脇腹から鼠蹊部への切り込みと鼠蹊部の折りたたみを強調してみました。(これに足首の折りたたみを加えます。足首の折りたたみで指行性となります。) 

*熊の1号でも、腕に力を入れてはいけません。でも、どうしても力を入れたいのが習慣みたいです。あるいは、本能的なものでしょうか? 

*これは肩に力を入れてしまう病、と同じものかもしれません。ヒトは直立二足歩行になって、肩から先で様々な作業をします。それがヒトの文明・文化を造りましたが、動物武術では障害となります。

*肩から力を出すのではなく、後ろ足の指から力を出します。これも地面を蹴るのではなく、体重を利用するだけです。ですから、踏ん張ってはいけません。

*体重を利用するために、心意六合拳の鶏歩で体重を足首に降ろす練習をします。しかし、足首は関節なので、体重に耐えることはできません。

*結果的に下腿三頭筋で身体を支えることになります。これもあくまで、結果的ということです。ですから、下腿三頭筋でがんばってはいけません。下腿三頭筋に力を入れてはいけません。

*あくまで、自分の体重を利用します。筋力は使いますが、身体を支えるためです。打撃の場合は、相手の身体も支える結果となります。それでも、身体を支えるために筋力はあります。筋力のための筋力ではありません。

*龍形基本功の身体では、少ない力で相手の身体を支えられるようになります。とても楽に相手の身体を支えられます。それは構造で支えるからです。それが打撃になりますから、打撃もとても楽になります。打撃も構造で撃つことになります。それが姿勢の勁力というわけです。
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by tiger-hawk | 2016-07-19 06:47 | 姿勢勁力

マジックのネタバレ

*以前、武式太極拳の弓歩には、あまり興味がありませんでした。なにしろ、弓歩ならば心意六合拳の弓歩があります。もうこれで十分、と考えていました。

*ところが、いざ武式太極拳に取り組んでみると、その弓歩には独自の魅力がありました。

*それは、下腿三頭筋ばかりでなく、大腿二頭筋の訓練に優れていることです。

*心意六合拳の弓歩は、どちらかというと、内転筋の訓練に優れています。

*相撲の動画を見ていたら、いわゆる"腰割り"の姿勢は、心意六合拳の弓歩と同じく、内転筋の訓練に優れていました。相撲には学ぶべきところがたくさんあります。

*蹲踞の姿勢では、鼠蹊部の切り込みと提肛(尻を収める) を学ぶことができます。

*そして、武式太極拳の弓歩は大腿二頭筋の訓練に優れていました。しかも、小さい弓歩です。小さいということは、フットワークの悪さを補います。小さいので、すぐに造れます。すると、すぐに撃てます。

*武式太極拳といってもいろいろあるので、ここでは僑松茂先生の武式太極拳のことです。一般の太極拳では、弓歩は曖昧です。あんなにはっきりと弓歩を造るのは、武式太極拳だけです。

*武式太極拳から派生した孫式太極拳では、そもそも弓歩がはっきりしません。あるのか? 無いのか? 見ると無さそうです。

*僑松茂先生の話しでは、太極拳を伝授する際、弓歩を教えなかったそうです。つまり、イジワルをしたのです。ひどい話しですが、信憑性があります。イジワルやイジメは世の常です。しかも、武術の世界です。本当のことを教えれば、自分が不利になります。

*私は回族の心意六合拳の先生にイジワルをされたことがあります。四把捶の前に二把半という套路がある、と言われて架空の套路を教わりました。しかも、内容は査拳みたいでした。

*別の先生には、心意六合拳の単把の撃ち方を教えてやると言われて、ウソ単把を伝授されました。後になって、故M先生も騙されていたことが解り、笑ってしまいました。(どうもすいません。) 漫画「拳児」に出て来る心意六合拳の単把が、まさにそのウソ単把でした。

*でもその陳先生は、勁力の造り方を見せてくれました。それは、後ろ足の踵を上げて降ろすというものです。その内実は、足首を折り曲げて下腿三頭筋を伸ばす、というものです。もっとも解説は一切ありませんでした。

*だから、見た目には、大腿直筋を伸ばして踵を降ろす動作と同じです。(これは地面を蹴る動作です。) しかし、私は見破ってしまいました。そこは勁力変態の強みです。普通の人と、目の付けどころが違います。

*これを心意六合拳の師匠に話してみたところ、一笑に付されてしまいました。でも、私にはもう解ってしまっていました。筋肉は内部で同じことをしていると。

*姿勢の勁力には、外形的動作がありません。だから、静かな勁力となります。だから、外から見ても解りません。沈墜勁や震脚のような動作がありません。しかし、やはり筋肉は動いているのです。内部で動いています。

*外形的に動くにせよ、内部で動くにせよ、筋肉が動かなければ勁力運動は発生しません。ただ、それが見えるか見えないかの違いだけです。

*そもそも、立っているだけで筋肉は動いています。だから、立っているだけの勁力も、発勁も存在できるというわけです。

*自分の知らない世界があるからといって、その存在をいきなり否定してはいけません。それは、自分を不幸にします。少なくとも、世界を狭くします。まあ、そのほうが私に取っては有利なんですが。文字通り、手の内は知られませんから。マジックのネタはバレません。(このblog でネタバレしているんですけど。プププ)

*武式太極拳の弓歩では、足首を折り曲げる~下腿三頭筋を伸ばす~大腿二頭筋を伸ばす、という一連の動作を実行します。すると、足の裏側の筋肉が緊張します。

*これだけで、指行性勁力はできあがります。後は撃つだけです。(心意六合拳の鶏歩の構造、宋氏形意拳の六合歩の構造は、それぞれ違います。)
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by tiger-hawk | 2016-07-06 06:45 | 姿勢勁力

二重の仕掛け

*指行性勁力の実像について整理してみます。心意六合拳の鶏行歩には二重の仕掛けが隠されています。

*勁力は後ろ足の下腿三頭筋に降りた体重にあります。そのために、後ろ足の足首は折り畳まれます。すると、足指と趾球で立つ結果となります。そして、足首は関節なので、筋肉の下腿三頭筋が体重を受け止めます。

*これが、心意六合拳の鶏歩の構造です。勁力としては、後ろ足の下腿三頭筋にある体重が移動しなければいいわけです。

*というわけで、鶏行歩の登場となります。鶏行歩は鶏歩が交替して連続します。

*鶏行歩は、後ろ足の踏み込みから始まります。それが最初の一歩です。ところがこの後ろ足、前へ行くことはありません。つまり、前足に体重移動しません。前足が前へ行きます。後ろ足は踏み込むだけなのです。その後ろ足の下腿三頭筋には体重があります。そこから勁力が発生します。

*だから、古拳譜には、武芸の全ては後ろ足の踏み込みにあり、と記されています。

*この、"後ろ足の踏み込み"には、二つの意味=二重の仕掛けが隠されています。まずは、前足へ体重移動しない、ということです。

*それだけでなく、後ろ足の下腿三頭筋にある体重は、後ろ足の大腿直筋に体重移動しない、という仕掛けです。

*ところが、ここに大きな問題があります。後ろ足の下腿三頭筋の体重は、後ろ足の大腿直筋へ移動してしまうのです。たくさんの人が、この間違いを犯します。すると、勁力は消えてしまいます。

*ここで、後ろ足の裏側の大腿二頭筋が使えればいいのですが、そうは成りません。(武式太極拳の弓歩では、この大腿二頭筋も訓練します。)

*どうしてでしょうか? それは、ヒトは大腿直筋で直立二足歩行を確立したからです。そして、700万年間そのように歩いてきたのです。特に日本人は歩幅が狭いので、大腿直筋だけで事足りてしまいます。足指なんて要りません。幼児の歩き方を観察すると、よく解ります。

*下腿三頭筋はただの抗重力筋としての役割だけで終わってしまいます。

*後ろ足の下腿三頭筋から、後ろ足の大腿直筋への体重移動は、足の裏側と表側の関係なので、とても微妙です。あまりに短い距離なので、多くの人は気がつきません。

*どうしてフジマツは気がついたのか? それは馬鹿正直だからです。鶏歩の下腿三頭筋を延長したのが鶏行歩、という現実をそのまま受け入れました。日頃はひねくれ者なのですが、そこだけは素直でした。というか、既成概念は疑うのがフジマツの習慣性です。

*普通の人は素直なんですが、その問題では、常識や慣習に妥協してしまいます。無意識に迎合してしまうのです。今までそうやって生きてきたのだから、そのまんま受け入れてしまいます。既成概念を疑うことを知りません。その意味では素直です。

*ともかく、鶏行歩は後ろ足から始まります。ところがこの後ろ足、前へ行くことはありません。前足が前へ行きます。そこに二重の仕掛けがあります。そこに勁力があります。そこに後ろ足の下腿三頭筋による踏み込みがあります。後ろ足の下腿三頭筋にある体重に、勁力が発生します。

*しかし、普通の歩き方というのは、後ろ足の大腿直筋による踏み込みなのです。だから、鶏行歩でも、そのクセが現れてしまいます。その結果、後ろ足の下腿三頭筋にある体重は、後ろ足の大腿直筋へ移動してしまいます。せっかくの鶏歩練習が台無しとなります。

*鶏歩練習を生かして、鶏歩と鶏行歩を一致させてしまいます。すると、後ろ足の下腿三頭筋から後ろ足の大腿直筋への体重移動を克服できます。

*しかし、足を硬直させてしまう人もいます。そうなると、足指が使えません。すると、全体の構造が硬直して崩壊してしまいます。

*後ろ足が前へ行くことなく、前足が前へ行くという構造は、形意拳や心意六合拳の技=単練法において普通に見られます。ところが、そこに二重の仕掛けがあったというわけです。
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by tiger-hawk | 2016-07-04 07:07 | 姿勢勁力

がんはらないと足首は折り畳まれます

*このところ、技の安定感が増しました。宋氏形意拳の龍形基本功を勝手に技化したことと、一本足の平起平落鉄牛耕地を毎日10回1セットで10セットやっていたお陰です。(5回で足を交替させます。)

*前面の前鋸筋と背面の僧帽筋が少し厚くなりました。肩甲骨を出さないようにすることも大切です。腹で身体を持ち上げるようにします。腕立て伏せにならないように注意してください。つまり肩で支えないことです。

*前腕の筋肉も意識します。前腕の筋肉で支えます。前腕の筋肉が鷹爪の裏付けとなります。

*例えば、左手の薬指に右手の人差し指を引っ掛けます。同時に左手の人差し指に右手の親指を引っ掛けます。そして広げます。

*すると、指はかなり広がり、第三関節のところが白くなります。鷹爪状態になります。自分一人でできます。これを片手のお世話にならずにできるようにします。

*足首を折り畳むことによって、根本勁力が発生します。足首を折り畳むと、足指と趾球が地面と繋がります。足指と趾球で立つことになります。

*これが、心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩の基本構造です。

*これだけでは駄目で、鼠蹊部を切り込みます。尻は収めます。尻は腹で持ち上げてやります。鼠蹊部が開いていると、簡単に相手に吹っ飛ばされます。一般的には、腰を低くすると言いますが、これは間違いです。

*腰を使ってはいけません。膝を折り曲げてもいけません。足首を折りたたみ、鼠蹊部を切り込みます。その結果低い姿勢となります。

*棒立ちでも微妙に足首を折りたたみ、鼠蹊部を切り込みます。相手には見えません。でも自分はいつでも撃てる状態です。

*いわゆるタントウでも、足首を折りたたみ、鼠蹊部を切り込みます。膝は出しません。太極拳の起勢の姿勢です。

*単純に低い姿勢になると、大腿直筋で立つ結果となります。膝も出てしまいます。足首を折り畳むと、足指と趾球で立つ結果となります。さらに鼠蹊部を切り込み尻を収めます。すると下腿三頭筋に負荷が生じます。

*下腿三頭筋は抗重力筋だそうです。つまり普通は消極的に使っています。これを積極的に使えるようにします。普通は大腿直筋で立って歩いていますが、この関係を逆転してしまいます。主役の交替です。

*そのために一本足になります。一本足といっても、大腿直筋で一本足になってはいけません。

*一般的な虚歩では、大腿直筋が主役です。心意六合拳の虚歩では、下腿三頭筋が主役となります。

*普通の歩行でも一本足状態となります。左右の足が交替するからです。でも前のめりになっているので、その一本足の主役は大腿直筋です。(人通りの多いところで観察してみてください。いろいろと面白いことを発見します。) 

*ランニングでもウォーキングでも、地面を蹴ります。それは大腿直筋で地面を蹴っているのです。ですから、足首は硬直しています。足首は折り畳まれることがありません。(これも観察してみてください。面白いですよ。プププ) 

*というわけで、ランニングでもウォーキングでも、勁力は永遠に生まれません。

*心意六合拳の鶏行歩でも、地面を蹴っていると勁力は永遠に生まれません。ですから、がんばってはいけないのです。(私は怠け者なので、がんばる人の気持ちが理解できません。鉄牛耕地も娯楽なんです。娯楽でないと、効果ありません。)

*でも、泥棒歩きでもいけません。泥棒歩きでも、足首は硬直しています。がんばっても、足首は硬直してしまいます。どちらも駄目です。

*一般の人は、どうやら足首がチョー鈍いようです。それは、日常歩行でも足首が硬直しているからです。立っていても足首が硬直しています。日頃、足首なんて注目されることがありません。可哀想な足首です。

*かといって、柔軟体操しても、ストレッチしても、効果はありません。足首に体重が降りて来るようにします。一番効果的なのが、心意六合拳の鶏歩です。

*こうしたことを教えてみると、今度は足首で地面を蹴る人が現れます。どうしても地面を蹴りたいみたいです。どうしてもがんばりたいのが日本人みたいです。それが極端になると、戦争の玉砕や特攻や竹やり突撃となります。そんな効果の無いことは止めましょう。

*がんばることは止めましょう。地面を蹴ることは止めましょう。そして、足首は折り畳まれます。がんばらないと、自然に足首は折り畳まれます。すると、下腿三頭筋で立つ結果となります。
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by tiger-hawk | 2016-07-03 05:51 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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