動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 194 )

根っこの解析

*先日の武式太極拳ワークショップ、なんとかみなさんの勁力を引き出そうとしたが、初めての人にとっては姿勢勁力そのものが信じられなかったようです。そこで、姿勢勁力の存在を示すのに時間を取られてしまいました。そこはあんまりやる気なかったのですが。まあ、仕方ありませんでした。

*私は心意六合拳の師匠に吹っ飛ばされたことがありませんでした。そんなことには全く興味がありませんでした。とにかく、技を勁力を盗んでやろう、としただけです。でもまあ、とても親切で、とても怖い先生でした。食費も授業料も宿泊費もなんにも、一円も払ったことはありませんけど。逃げろ~~

*腹横筋呼吸法を示したのですが、「それが丹田か」と質問されました。アホのフジマツ、丹田が何か、実は知りません。アハハ そこで、「丹田は知らないので、武道の本でも見てください」と答えておきました。しかし、臍下丹田とはどうも位置が違うようです。後は研究してみてください。フジマツは興味ありません。

*初対面のきれいなオネーサンが鉄牛耕地をやろうとしていたのですが、腹が完全に落ちていました。そこで、蹴りを腹に軽く入れました。すいません。逃げろ~~

*それで解ったのですが、腹が落ちるのは腹筋の問題もありますが、やはり前腕の問題が大きいということです。とにかく、前腕の筋肉で身体を支えます。前腕の意識が弱いと、肩甲骨が出て背中が凹み、腹も落ちます。結果、腕立て伏せに成ってしまいます。間違いの元は前腕です。心意六合拳の鷹爪です。つまり、鷹爪ができると肩の力も抜けます。

*前腕の筋肉でも、手首近くの筋肉が大切です。この筋肉で指を操作します。拳を掌を造ります。それは、下腿三頭筋(特にヒラメ筋) と対になっています。すると、指行性四足歩行動物=虎に変態します。前肢と後肢です。それが動物武術です。

*そこで、このアホblog では、姿勢勁力の根っこの解析をあらためてやってみます。これは世界で初めてアホのフジマツが解析に成功しました。もちろん、中国では成功していません。そもそも、中国語は分析に不向きなのです。だから、分析をやる気がありません。「中国語は分類語であって、分析語ではない」と中国学者の加持伸行先生が述べています。詳しくは加持先生の「儒教とは何か」を読んでみてください。

*姿勢勁力の根っこは、文字通り足下にあります。つまり、足指・趾球と足首です。しかし、足指・趾球と足首は筋肉ではありません。だから、下腿三頭筋(特にヒラメ筋) が支えます。それが、下腿三頭筋の伸張性収縮です。

*この構造は、姿勢勁力の根本です。ですから、宋氏形意拳に、武式太極拳に、心意六合拳に共通しています。しかし、その表現方法は少し違います。

*宋氏形意拳の場合・・・

*宋氏形意拳の歩型は六合歩(三体式) です。六合歩のままで、体重移動無しで撃ちます。歩型は全く変化しません。つまり、見た目は動いていません。もちろん、下腿三頭筋の伸張性収縮なんて見えません。これは困りました。解説もありません。

*だから、習っている人に勁力の無い場合があります。それでも先生は平然としています。泰然自若、堂々としています。アハハ それでイインカイ ! まあ、中国ではそんなものです。その辺りの事情は心意六合拳でも武式太極拳でも変わりありません。それが中国です。

*しかし、宋氏形意拳でも、虎形拳と馬形拳にヒントがあります。そこには、完全に一本足になる瞬間があります。そこを見逃さないことです。それも気付かないものですけど・・・シランガナ ! 

*武式太極拳(喬式太極拳) の場合・・・

*武式太極拳は虚歩から弓歩へ変化します。それは蹠行性(せきこうせい) から指行性への変化となります。虚歩は蹠行性です。弓歩は隠れ指行性となります。これは会員のwさんが看破していました。wさん、頭いいです、私より。え? 褒めたことに成らない? 本人が怒っている? ナンデヤネン ! 

*この蹠行性から指行性への変化が、下腿三頭筋の伸張性収縮と一致します。良かったですね。動作がありました。宋氏形意拳のように完全に隠れてはいません。少し見えてきました。ここを普通の人は大腿直筋でやってしまいます。すると、身体が浮きます。ランニングやウォーキングと同じになってしまいます。

*というわけで、武式太極拳は姿勢勁力を比較的簡単に感じられます。

(註) 宋氏形意拳には重要な基本功があります。龍形基本功、熊の基本功1号・2号です。それらは体幹の勁力にとって決定的役割となります。根っこの勁力ではありませんが、姿勢勁力にとってたいへん重要です。それらの解析は別にやっています。すなわち、形意拳と心意六合拳の龍身・龍腰のことです。これらもフジマツが世界で初めて解析しました。

*心意六合拳の場合・・・鶏歩と弓歩なんですが、これも見た目は動きません。だから、全く外から見えません。ただし、弓歩には動作があります。それは地面を蹴りません。そのまま前へ倒れ込むように移動します。それが指行性となります。指行性を成立させるのが、下腿三頭筋の伸張性収縮となります。

*問題は鶏歩です。全く動作がありません。さあ困りました。勁力が全く見えません。どうするのでしょうか。実は師匠の兄弟子に一度会ったことがあります。技を見せてくれたのですが、勁力を全く感じられませんでした。なんだあれ? と思いましたが、大先輩ですから、若輩者の私が言うべき言葉はありませんでした。それが中国です。

*その後帰国して、一年間練習しました。その頃は師匠の「伸びない後ろ足」に勁力の匂いを感じていました。あの辺りに勁力があるな、と氷解していました。

*決定的なのが、回族の陳先生でした。陳先生は後ろ足の踵を上げて降ろしました。そして、「この勁で撃つ」と言いました。その瞬間、勁力が見えました。普通の人は、この動作を大腿直筋でやってしまうのです。それを下腿三頭筋の伸張性収縮でやると勁力が生まれます。

*鶏歩では、それを内部でやってしまうので、動作がありません。陳先生はわざとアホのフジマツに見せてくれたのでしょう。フジマツにウソ単把を教えてくれた陳先生ですが、本当は親切だったのです。私と同じひねくれ者ですね。アハハ (陳先生とはその時一回会っただけです。おそらくもう亡くなっていると思います。ありがとうございました。)

*師匠の、伸びない後ろ足にも、下腿三頭筋の伸張性収縮が隠れています。これが鶏行歩の勁力ということです。鶏撲食の技などでは、鶏行歩の歩幅がもっと大きくなります。だから、鶏撲食や鷹抓把の練習が、勁力獲得に最適です。後ろ足一本足状態と前足一本足状態が明確に表現されます。

*なお、動的勁力の心意六合拳・形意拳・太極拳には、無関係な話しです。誤解のないようにお願いします。ここは静的勁力のblog です。動的勁力の典型が震脚です。動的勁力と静的勁力だと、勁力の伝わり方がまるで異なります。それは、武式太極拳ワークショップに参加した人たちだけが知っています。
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by tiger-hawk | 2017-02-22 07:48 | 姿勢勁力

足指を忘れた日本人

*今回の武式太極拳ワークショップで注意したこと・・・

*足指を忘れた日本人、です。なかなか套路が始まらずイライラした人もいたかもしれません。すいません。でも、いきなりカタチをやったところで、上手くいきません。カタチは覚えたけれど、勁力獲得の方法はさっぱり、では無意味となります。

*幽霊太極拳の問題は、勁力が無いばかりでなく、膝を壊すということです。

*どうして膝を壊すかというと、膝で立って膝で歩いているからです。

*足で立って足で歩いていても、内実は膝で立って膝で歩いているのです。

*その原因は、日本武術太極拳連盟の問題ばかりでなく、足指を忘れた日本人の問題でもあります。

*その典型が、ホンダのアシモ君です。あれが日本人の歩く姿なのです。みなさんはアシモ君と同じなのです。

*足指を忘れた日本人がアシモ君の原点です。だから、アシモ君は足指を失ってしまったのです。

*さらに問題が生じました。

*足指を忘れた日本人は、石のような足首を手に入れました。

*足指を忘れてしまって、足指を使わなく成って、足首は動かなくなりました。そして、足首は石のようになってしまいました。石の足首です。

*いきなり心意六合拳の鶏行歩を練習しても、失敗します。その原因も、石のようになった足首です。それは、足指を忘れた日本人の宿命なのです。

*さらに問題が生じました。足指を忘れ、足首を石のようにした日本人は、肩でバランスを取ることを覚えました。

*もはや、足指を失い足首は石のようになりました。すると、足指と足首でバランスが取れません。すると、肩でバランスを取るようになってしまったのです。

*ハンガー病の誕生です。肩は岩のようになってしまいました。肩にコンクリートでできたハンガーが入っています。この岩の肩で動きます。岩の肩で、武式太極拳します。それは無理というものです。(もちろん、心意六合拳も宋氏形意拳も無理です。) 

*今回、禅密功から始めたのは、ハンガー病を治す目的がありました。

*そして、武式太極拳の弓歩です。石のような足首では弓歩は蹠行性(せきこうせい) になってしまいます。弓歩は隠れ指行性にならなければ、姿勢勁力は生まれません。

*そこで、足指ウォーキングが必要となります。それで、前足一本の足指ウォーキングを用意しました。さらに、後ろ足一本の足指ウォーキングを用意しました。この二つを合体させると、指行性足指ウォーキングとなります。

*最近、五本指の靴下が流行っているみたいです。あんなものを履いても、足指は戻ってきません。それはカタチだけです。自己満足に終わります。普通の靴下で十分なのです。

*必要なのは、足指ウォーキングです。そして、石に成ってしまった足首が折れ曲がるようにします。そこから、姿勢勁力が始まります。もちろん、ウォーキングも役に立ちません。ウォーキングも石の足首でできています。
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by tiger-hawk | 2017-02-21 08:01 | 姿勢勁力

現認報告(ワーク・ショップ)

*現認報告・・・2・19武式太極拳ワーク・ショップ

*2月19日12時開場、12時15分~15時15分、延長17時まで、参加者>24名(内女性4名) 女性が4名参加とは、宇宙誕生のビッグバン以来の事件です。エライコッチャ ! え? ビッグバンの頃はどうしていたのか? 知らんがなそんなこと ! 神さんに聞いておくれやす ! 

*3時15分終了なんですが、帰る人は無く、ほとんどの人は最後まで楽しんでくれました。みなさんに喜んでもらえるのが、お笑い武術家・アホのフジマツの生き甲斐でございます。ありがとうございまーす !

<やったこと>

*準備体操として禅密功・・・タテとヨコの波。初めての人にとっては難しく、タテの波では、戻って来れない人が続出していました。ヨコの波では、脇腹がなかなか動いてくれません。これ、腹横筋が使えないと難しいようです。どうもすいません。(ナナメはとても無理と判断してやりませんでした。) 

*足指ウォーキング・・・これには、前足一本足系と後ろ足一本足系があります。最初は前足一本足系をやってもらいました。それから、後ろ足一本足系です。最後に、この二つを合わせます。さらに、低くすると心意六合拳・鶏行歩になります。(今回は武式太極拳ですので、鶏行歩はやりませんでした。) 

*前足一本足系は、階段の下り運動から思いつきました。階段の下りは指行性になります。これを平地でやるのにはどうしたらいいか? というわけで、倒れ込んでみました。みなさん、ゾンビのようになっていました。ゾンビ・ウォークですね。アハハ 後ろ足一本足系は以前からありました。この二つを組み合わせたら、指行性足指ウォーキングになります。

*前足一本足系を思いついたのは、3日前位です。その前は、鶏行歩で前足一本足をやっていました。なんでも思いつきで生きているのがアホのフジマツです。前日の土曜日夜に前足一本足系を初めて教えてみました。あれ? なかなかいけるよ、というわけです。

*指行性で歩くと、下腿三頭筋の伸張性収縮が実感できます。この下腿三頭筋の伸張性収縮を感じてもらいたかったのです。これが、姿勢勁力の根っことなります。

*武式太極拳の弓歩も、下腿三頭筋の伸張性収縮が根っこになっています。特に足首近くの筋肉です。ちくわさんによれば、ヒラメ筋だそうです。つまり、ここを実感できれば、姿勢勁力の、武式太極拳の根本が理解できます。

*これは、足指で立つこと、足首が折れ曲がること、の二つの条件によって成立します。

*次は、体幹の運動線です。実は体幹にも運動線があります。それが、形意拳と心意六合拳の龍身・龍腰です。

*なぜか、相撲の蹲踞から始めます。蹲踞は、鼠蹊部が切り込まれて、尻が収まります。とても合理的なのが相撲です。蹲踞から立ち上がります。横綱の土俵入りです。

*両手を前に出して、指先を合わせます。これが、拳の軌道となります。つまり、身体の中心へ向かって撃ちます。身体の中心「から」撃ってはいけません。それでは人体構造に反します。とても弱い拳となります。

*この両手をそのまま降ろすと、龍腰の軌道となります。つまり、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かいます。さらに、クロスして内転筋へ向かいます。これが体幹の運動線です。武式太極拳のロウシツヨウホの構造も同じです。元ネタとしては、宋氏形意拳の熊の基本功1号が最適です。熊の1号で武式太極拳が撃てます。(熊の2号だと陳式太極拳ができるようになります。) 

*「武式太極拳やれや、ボケ」とそろそろ言われそうなので、套路をやりました。これ、めっちゃ簡単な套路となっています。ロウシツヨウホの順歩もあります。フジマツ・オリジナルです。これ、前へ突っ込みやすいので、突っ込み防止を学べます。

*その他、いろいろやりましたが、ちくわさんにかなり手伝ってもらいました。ありがとうございました。また6月にやる予定です。みなさん、遊びにおいでください。

*実は武式太極拳(喬式太極拳) の喬松茂先生、弓歩の足がめっちゃ強いです。押しても引いてもびくともしませんでした。正直にいうと、太極拳では珍しい存在です。私は心意六合拳の経験があったので、その足の構造を理解できました。でも、お弟子さんたちは理解できていない人もいました。浮いているのです。いいのかなあ? と疑問に思いました。

*ところで、熊の1号をやっていると、背中の筋肉に張りができました。背中が厚くなった感じです。カイロプラクターのちくわさんに聞いたら、広背筋だということです。というわけで、熊の1号で広背筋が厚くなります。なかなか面白いです。(自分でも後で筋肉図を見たら広背筋と確認できました。)

*武式太極拳はあまりやる気がありませんでした。でも、あらためてやってみたら、いろいろと発見できました。切っ掛けは、オバチャンBからの情報です。今も日本武術太極拳連盟の太極拳で、膝を破壊される人が後を絶たないとのことでした。武式太極拳ならば、膝を壊す心配はありません。自然とストッパーができます。さらに、比較的簡単に勁力が出ます。幽霊太極拳を現実の肉体に変えることができます。あの世からこの世に戻れます。
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by tiger-hawk | 2017-02-20 07:42 | 姿勢勁力

持続するヒラメ筋の緊張

お知らせです。・・・3月11日(土) 19時~の開進第一中学校体育館が使えなくなりました。そのために、平和台体育館に変更します。理由は解りません。たぶん、PTAの関係? 

(昨日の体育館から)

*姿勢勁力の根本とは何か? hさん、弓歩の勁力は少し出ます。最後は肩を使ってしまいますが。最後の肩を消してください。

*でも、心意六合拳・鶏歩の勁力は出ません。つまり、武式太極拳はできても、心意六合拳はできません。鶏歩が駄目ならば、宋氏形意拳の六合歩も駄目でしょう。まあ、崩拳までは求めませんが、

*そこで、姿勢の勁力の根本とは何か? hさんといっしょに探してみました。

*もちろん、探すまでもないのですが。

*それは、足指と趾球ー足首ー下腿三頭筋で造る勁力トライアングルです。これが姿勢勁力のバネとなります。

*これは見た目動かなくてもいいんです。でも、hさんのために、ゆらしてみました。

*さらに、下腿三頭筋の中でも特に大切なのが、足首近くの筋肉です。カイロプラクターのちくわさんに聞いたら、ヒラメ筋だそうです。(心意六合拳・鷹爪は前腕の筋肉です。特に手首近くの前腕の筋肉が大切です。下腿三頭筋は足首近くの筋肉が一番大切です。やはり指行性四足歩行動物=虎の世界です。フクラハギを筋トレで太くしても役に立たないわけです。)

*このヒラメ筋の緊張が解けてはいけません。ヒラメ筋の緊張は持続させなければいけません。

*身体はどうして浮いてしまうのでしょうか? それは大腿直筋で地面を蹴るからです。(直立二足歩行するサルの宿命でもあります。) 

*身体はどうして沈んでしまうのでしょうか? それは身体が浮いた結果です。浮いた身体は、次の瞬間沈みます。(これが発展して沈墜勁となりました。) 

*別の観点から見てみましょう。

*身体はどうして浮いてしまうのでしょうか? それはヒラメ筋の緊張が解けてしまうからです。

*身体はどうして沈んでしまうのでしょうか? それはヒラメ筋の緊張が持続しないからです。

*心意六合拳の鶏歩をやたら低くする人たちがいます。でもそれも、ヒラメ筋の緊張が解けている結果です。だから、少なくとも姿勢勁力は出ません。動的勁力を使うしかありません。だから姿勢勁力の虎鷹拳院とは無関係です。

*踵が少し浮いていても、足指と趾球で立ちます。心意六合拳の鶏歩です。踵が地面と接触していても、足指と趾球で立ちます。宋氏形意拳の六合歩です。

*ヒラメ筋の緊張が持続しないと、心意六合拳・鶏撲食などの技で沈んでしまいます。これは簡単に見てとれます。

*身体が浮かないことのためには、ヒラメ筋の緊張が持続しなければなりません。

*身体が沈まないことのためには、ヒラメ筋の緊張が持続しなければなりません。

*そのための心意六合拳・鶏歩です。鶏行歩も同様です。でも、あくまで自分の体重を利用するだけです。ここは特に注意してください。

*実はhさんの問題もそこにあります。つまり、hさんは「足の力の使い過ぎ」なんです。持続するヒラメ筋の緊張、といいながら、力の使い過ぎとは矛盾しているようですが、間違いありません。hさん、そんなに力は要らないのです。(単把についても、手の力の使い過ぎ、と指摘しましたよね? )

*そして、最後は自分で発見しなければなりません。私が修正してあげてもいいけど、10秒で元に戻ります。ガラスの靴は出せません。カボチャの馬車よりも短い命です。妖精のオバチャンには成れません。え? 気持ち悪い? あーきれいなオネーサン、帰らないでくださーい ! 

*つまり、カタチではないのです。だから、いくらカタチを修正しても、元に戻ります。結局、求められるのは、「バランス」なんです。だから、いくら一生懸命にやっても成果が出るものでもありません。いくら真面目にやっても成功するとは限りません。一生懸命の方向性が大切です。

*自分で発見したものこそが、自分のものとなります。このアホblog を読んでもいいのですが、最後は自分で発見するしかありません。

@ シロクマさんから連絡があった。近くに引っ越してくるらしい。スーパーで見かけたら逃げるしかない。貧乏な食材を見られてしまうではないか ! でも、近くの公園でいっしょに練習して、怪しい奴が来たら、シロクマさんを残して逃げられる。ウフフ でもあのカラダ見たら、誰も寄って来ないなあー

@ クロクマさんから連絡があった。19日のワーク・ショップには来られないそうだ。また6月にやります。日曜日の学校体育館はなかなか借りられません。しかし、シロクマさんもクロクマさんも、今のままで十分強い。これで姿勢勁力を身につけたら凶器の二乗になってしまいます。いいのかなあ?
クロクマさんに両手を取られたら動けなくなった。それが切っ掛けでいろいろと技を造りました。体幹で動くことを徹底させました。感謝しています。ホントですよ~~ 逃げろ~~ 
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by tiger-hawk | 2017-02-16 08:14 | 姿勢勁力

弓歩の造り方

*いつもつぶれそうな虎鷹拳院です。

*もうすぐ、武式太極拳ワーク・ショップがあるので、姿勢勁力の弓歩の造り方、について整理してみます。(まだ空席が299席あります。まだ間に合います。) 

*実は、武式太極拳の弓歩の造り方と心意六合拳の弓歩の造り方はかなり違います。(姿勢勁力ではない心意六合拳もあります。そちらのほうが主流ではないのか? と思われますがここでは取り扱いません。他の道場へドージョー。え? くだらない? どうもすいません。) 

*普通の弓歩は地面を蹴ります。姿勢勁力では地面を蹴ってはいけません。地面を蹴ると、身体が浮いてしまいます。

*地面を蹴るのは後ろ足の大腿直筋です。ガチガチおじさんの場合、いつも大腿直筋が緊張しています。それなら震脚でもやれや、というのは禁句です。絶対に言ってはいけません。というわけで、ふにゃふにゃ体操をしましょう。準備体操みたいなものです。虎鷹拳院では禅密功しています。この場合、気功ではなく準備体操です。

*上半身が緊張していると、大腿直筋も緊張してしまいます。だから、上半身からゆるめてあげます。大胸筋と大腿直筋は連動します。関係無さそうですけど、実は直結します。どちらも表側の筋肉です。

*陰陽でいうと陽ですね。え? お前が陰陽いうな? どうもすいません。影のある男ならいいんですが、単に性格が暗いだけです。アハハ あーきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !

*武式太極拳の弓歩です。それは虚歩から始まります。しかも、足の幅は変化しません。すると、小さい弓歩になります。心意六合拳の弓歩とはエライ違いです。

*後ろ足の足裏はベターと着地しています。まだ、蹠行性です。

*そこから、後ろ足の足指へ移行します。少しずつ隠れ指行性になります。

*同時に、後ろ足裏側の筋肉が伸張性収縮します。裏の下腿三頭筋と大腿二頭筋、それに内転筋です。これが姿勢勁力の根本となります。

*前足の足指はストッパーとなります。このストッパーが無いと身体は流れてしまいます。でもブレーキではなく、乳母車のストッパーみたいな軽いものです。(いきなりベビーカーに近寄らないでください。警察に通報されます。) 

*武式太極拳には、心意六合拳の鶏歩も宋氏形意拳の六合歩もありません。虚歩と弓歩の繰り返しです。だからとても簡単です。そのかわり、軽快なフットワークは期待できません。

*武式太極拳の弓歩は虚歩からの変化なので、後ろ足が曲がった状態から伸びます。

*ところが、心意六合拳の弓歩には伸びる過程がありません。これにはびっくり仰天です。(ここから心意六合拳の弓歩です。これは姿勢勁力の心意六合拳です。他の心意六合拳については知りません。)

*地面を蹴らないので、足はほとんど伸びません。ただ、自分の体重と重力に任せて前へ行くだけです。

*典型的なのが、弓歩の虎抱頭です。N君の唯一の得意技です。(外したらどうするんでしょう? アハハ もう一回やる? 読まれているよ。もう2個位使える技をこしらえてくださいね。老婆心より) 

*あるいは収勢の鷹捉でも弓歩は同じことです。鷹捉は上から撃ちます。弓歩の虎抱頭は下から撃ちます。その違いはあります。

*地面を蹴らないので、なにげなくスーッと前進します。それだけだと迫力が無いので、回族の先生はいろいろと演出します。雷声で大きな声を出したり、怖い顔をしたり、たいへんなんです。アハハ

*私はひねくれ者なので、なんにもしません。元々ヘタレなんで、演出はしません。

*ただし、手足は同着します。前手前足の同着です。歩型と手型の同時完成です。ここは外せません。

*ところが姿勢勁力の場合、例えば弓歩がてきてしまえばそのまま撃てます。何発でも撃てます。ここも面白いところです。ここが沈墜勁などの動的勁力と違うところです。

*武式太極拳の場合、身体が浮かないようにしてください。なんとなく前進すると、なんとなく地面を蹴ってしまいます。すると、なんとなく身体が浮いてしまいます。

*死んだら、身体が浮いて、後は天使たちが天国へ連れて行ってくれます。(たぶん、参照、フランダースの犬) それまでは浮かないようにしてください。

@ 図書館で「原野と森の思考」伊谷純一郎 著、を借りてきた。この先生、チンパンジーなどの研究をするサル学と人類学者です。でも、その素顔は冒険家です。アフリカの無人の原野を一日30~40キロ歩きます。ある日は72キロ歩いたそうです。クレイジーです。私なら死んでます。その前に逃げ出しますけど。バッファローやゾウが駆け抜ける原野です。凄い人がいたんですね。尊敬の前に驚愕です。
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by tiger-hawk | 2017-02-14 08:02 | 姿勢勁力

オオカミの心と見えない動き

<お知らせ> 13日(月) は平和台体育館が休館なので、練習は休みます。すいません。

(昨日の体育館から)

*姿勢勁力は静的勁力ですから、当然、動きは見えません。そこで、下腿三頭筋を触らせてあげました。

*例えば、心意六合拳・鶏歩における後ろ足の下腿三頭筋です。武式太極拳・弓歩における後ろ足の下腿三頭筋です。それらの伸張性収縮です。

*外からは全く見えませんが、触ると動いているのが感じられます。

*でも、本当のこというと、感じられるように動いてあげました。実際には、少し動きますが、そこまで動いていません。

*上達してくると、動きはだんだんと小さくなります。それで間に合います。

*この見えない動きを、回族の陳先生は解るように見せてくれました。それで、私も触らせてあげることにしました。

*武式太極拳ワーク・ショップでも参加者に私の下腿三頭筋を触らせてあげます。え? 気持ち悪い? そっそんな・・・

*実は弓歩の場合、心意六合拳・鶏歩や宋氏形意拳・六合歩よりももっと動きません。なにしろ、下腿三頭筋の伸張性収縮ですから。弓歩は足が伸びますから、動く必要が全くありません。

*典型的なのが、心意六合拳の弓歩虎抱頭です。N君の唯一の得意技です。これなんか、弓歩ですから、後ろ足の筋肉は全く動きが見えません。

*見える場合は失敗しています。見える場合は地面を蹴っているというわけです。

*見える場合は、膝が動くのが見えます。すると失敗というわけです。

*実はこれ、習ったことありません。上海のモスクで回族のおじさんが見せてくれました。(名前は知らない。) そこで、一度見て解りました。それ以前に、鶏歩の虎抱頭を習っていたので、簡単でした。

*鶏歩の虎抱頭はとても小さい動きで、とても危険な技です。でも、とても武術には見えません。中国人でも失笑する動きです。私の元奥さん、安徽省武術チームでしたので地方へ演武へ行った時、返礼として地元の回族のおじさんたちが心意六合拳を演武したそうです。武術チームの少年・少女はその虎抱頭を見て、大笑いしたそうです。(安徽省には回族がたくさんいます。陶子鴻先生も安徽省出身です。) 

*私はひねくれ者なので、さらに迫力を取り去りました。むしろ迫力があると失敗しやすいのです。弓歩の虎抱頭もなんにもしない感じで撃ちます。撃つという感じもありません。ただ、前方へ動くだけです。(もっとも回族のおじさんはかなり力入れてました。あんな力は要りません。実は、迫力は相手を威嚇するためにあります。迫力と勁力は無関係なんです。) 

*もちろん、身体が浮いていると、どんなことをしても失敗します。鶏歩の練習で、体重を足首と足指まで降ろします。上半身が緊張していると失敗します。

*力を抜いているように見えても、上半身が緊張しているものです。そんな先生もいます。

*この、浮いている身体と浮いていない身体は、なかなか見分けられません。一度見えると、後は簡単に見分けられます。浮いている先生に習うと、上達は難しくなります。みなさんは、浮いていない先生を見つけて習ってください。

*オオカミの心です。瞬間の動物です。なんにも考えないと見えてきます。
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by tiger-hawk | 2017-02-12 07:39 | 姿勢勁力

瞬間の動物の勁力

*姿勢勁力の全ての打撃は寸勁になってしまいます。別に寸勁を練習していたわけではありません。自然と全てが寸勁になってしまいました。もちろん、距離ゼロでも撃てます。だから、寸勁なんて秘伝でもなんでもありません。

*もちろん、肩甲骨発勁でも手首発勁でもありません。それらは愚かな行為です。

*姿勢勁力の原動力は、足裏側筋肉の伸張性収縮です。そして、足の長さは変わりません。心意六合拳の弓歩は、弓歩のままです。心意六合拳の鶏歩は、鶏歩のままです。宋氏形意拳の六合歩は、六合歩のままです。

*相手との距離を詰めることもありますが、勁力とは無関係です。前進しても、その場でも、やることは同じなんです。

*だから、勢いは無関係となります。むしろ、勢いは邪魔になります。勢いに釣られて姿勢が崩れてはいけません。だから、勢いは殺します。助走は無用です。

*心意六合拳の弓歩と武式太極拳の弓歩は、足が伸びています。鶏歩は足が膝のところで曲がっています。曲がっていても、筋肉は伸張性収縮です。

*どちらが強いのか? ちくわさんは鶏歩のほうが強い、との見解でした。私もそんな気がします。測定したことはありませんが。

*鶏歩の場合、足はそのままで伸びません。でも、内部では伸張性収縮します。だから、外から見ても解りません。わずかに震えるような感じです。でも震えるわけではありません。

*それは歩き出し未満の動作です。それを打撃に変換します。だから、寸勁のように見えます。でも、長勁が無いので、寸勁もありません。ただの姿勢勁力です。

*で、この時に問題になるのが、「最後の肩」というわけです。最後の肩も消してしまいます。残るのは、足指と脇腹の前鋸筋だけとなります。

*姿勢勁力はとても簡単なのです。ただ、意識の切り替えをするだけです。でも、この意識の切り替えが難しい。特に真面目な人間にとっては難しい。

*私はとても軽薄でとても馬鹿です。ですから、意識の切り替えも簡単でした。それで、回族の陳先生の動作を見て、瞬間的に理解しました。もちろん、それ以前の経験もありましたけど。特に心意六合拳の師匠の、伸びない後ろ足、が印象的でした。

*でも真面目な人に地面を蹴るな、と言っても納得しません。絶対に地面を蹴ります。それ以外は信じられません。そこで、寄りかからない、拳に体重を載せない、体重移動しない、という要求に切り替えます。実は、それらはみんな同じことです。

*それだけでは勁力は出ませんが、一歩前進です。

*姿勢勁力はあまりにも簡単なために、そのために受け入れを拒否されます。

*姿勢勁力は、神秘の武術、神秘の太極拳を否定してしまいます。動的勁力を不要にしてしまいます。すなわち、世間のルールを無視してしまいます。

*姿勢勁力は私のような馬鹿ができたのだから、誰にでもできます。でも、利口な人には難しくなります。

*オオカミのように、瞬間そのものに生きる、と簡単にできます。

「哲学者とオオカミ」(愛・死・幸福についてのレッスン) マーク・ローランズ著、より・・・
 オオカミはそれぞれの瞬間をそのままに受け取る。これこそが、わたしたちサルがとてもむずかしく感じることだ。わたしたちにとっては、それぞれの瞬間は無限に前後に移動している。それぞれの瞬間の意義は、他の瞬間との関係によって決まるし、瞬間の内容は、これらの他の瞬間によって救いようがないほど汚されている。わたしたちは時間の動物だが、オオカミは瞬間の動物だ。瞬間はわたしたちにとって透明だ。瞬間に手を通して、わたしたちは物事を手に入れようとする。瞬間はつかみどころがない。わたしたちにとっては、完全にリアルではない。存在しないのだ。瞬間は過去と未来の亡霊で、過去にあったことと未来にあるかもしれないことのエコーであり、予想なのだ。
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by tiger-hawk | 2017-02-11 15:14 | 姿勢勁力

一番大切な筋肉

*エキサイトニュースに、中年になったら鍛えたい筋肉、という記事がありました。

*見える筋肉も大切だから、胸筋を鍛えろ、とありました。たぶん、大胸筋のことだと思います。姿勢勁力としては、見える筋肉なんかどうでもいいので、記事の内容は無視して、動物武術の筋肉について整理してみます。

*なお、骨だ、気だ、とかいう武術世間の風潮には一切関わりません。姿勢勁力はあくまで筋肉にこだわります。

*骨は死んだら焼いてくれるので、拾ってくれます。気は死んだら煙となって、空へ登っていきます。南無阿弥陀仏・・・迷わず成仏して、悪霊と成らないでください。生きている悪霊もいますけど・・・ウフフ

*姿勢勁力にとって一番大切な筋肉とは何か?

*それは、前腕の筋肉と下腿三頭筋です。両方とも手足の先端と関係します。まさに、四足歩行動物の発想です。前腕の筋肉も下腿三頭筋も、攻撃と防御の最前線となります。

*最初の肩の問題も、最後の肩の問題も、前腕の筋肉の意識が弱いことから発生します。心意六合拳の鷹爪が弱いことから発生します。最初から最後まで、前腕の筋肉で撃ちます。肩を使ってはいけません。(肩甲骨発勁と腕立て伏せは最悪です。) 

*足首に近い下腿三頭筋は、姿勢勁力の根本となります。面白いことに、スポーツ・ジムで造った下腿三頭筋は役に立ちません。心意六合拳の鶏歩で造った下腿三頭筋が必要となります。

*心意六合拳・鶏歩で造る下腿三頭筋は、自分の体重だけで造ります。宋氏形意拳の六合歩も同様です。道具は要りません。体重で造った下腿三頭筋は、体重を勁力に変えてくれます。

*スポーツ・ジムで造った下腿三頭筋は、地面を蹴ってしまいます。すると、勁力は消えてしまいます。

*自分の体重で訓練すれば、スポーツ・ジムへ通う時間もオカネも要りません。タタミ一畳の空間があれば練習できます。え? 足の踏み場も無い? 部屋の掃除と整理をしてくださいね。私の部屋もかなり乱れていますけど。女性に縁が無くなると、だらしなくなります。どうもすいません。

*大切な筋肉は、前腕の筋肉と下腿三頭筋だけではありませんので、まとめてみます。

*上半身の筋肉・・・
前腕の筋肉、前鋸筋、腹横筋、僧帽筋、となります。

*前鋸筋が前腕の筋肉と直結します。腹横筋が身体全体のバランスの要です。僧帽筋は背中から支えます。

*下半身の筋肉・・・
下腿三頭筋、内転筋、大腿二頭筋、内側広筋、などです。内転筋が足全体のバランスを整えます。特に歩く時のバランスの要です。

*大腿二頭筋は下腿三頭筋と繋がって勁力の要となります。内側広筋は内転筋と繋がってバランスを保ちます。

*大腿直筋と外側広筋はついでに使ってしまうので、意識する必要はありません。

*下半身の筋肉は、心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩で造ります。その他、心意六合拳の鶏行歩と単把なども役に立ちます。

*上半身の筋肉は鉄牛耕地で造ります。腕立て伏せは止めましょう。

*最初は膝を付いた状態から始めます。肩甲骨が出ないようにします。肘を使わないようにします。

*慣れてきたら、両足を付いて鉄牛耕地の平起平落をします。

*慣れてきたら、一本足の鉄牛耕地をします。

*現在の私は、一本足の鉄牛耕地を、12回1セットで5セットやります。それ以上もできるのですが、翌日疲れが出る時もあります。それで今のところ、12回5セットにしています。ヘタレ・フジマツのことなので、みなさんはもっとできると思います。とりあえず、1回から始めてみましょう。

*ところで、心意六合拳の鶏形単把なんですが、吊歩で200回やってみたところ、約12分かかりました。かなりゆっくりとやってみました。というわけで、12分を目安に体育館でやってみます。これも一本足を明確に造ると足も鍛えられます。
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by tiger-hawk | 2017-02-10 07:27 | 姿勢勁力

足首が折れ曲がる時

*武式太極拳は歩いているのか? 武式太極拳は歩いていません。

*それは、虚歩から弓歩へ変化するだけです。歩いていないので、姿勢勁力の入門に最適だと考えます。(だから太極拳はカウンター専門ともいわれます。)

*なぜなら、ヒトは歩くとどうしても浮いてしまうからです。(武式太極拳でも浮いている先生もいます。) 

*尻尾のないサルは四つん這いから直立しました。すると、重心がとても高くなりました。

*さらに、大腿直筋で地面を蹴って進みました。地面を蹴ると、浮き上がります。だから、今日のウォーキングもランニングも浮き上がっています。

*でも、浮き上がっているとやがて墜落します。それが現代日本人の歩き方です。浮き沈みを繰り返します。え? お前には浮いた話の一つも無い? ホットイテンカ ! あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい ! 

*恐竜=鳥類も二足歩行ですが、体幹が横になっているので、重心はかなり低くなります。(四足歩行の恐竜は二次的に発生しました。本来は二足歩行です。ヒトと比べると恐竜=鳥類は前へ倒れています。)

*武式太極拳が浮いているのか、浮いていないのか? 簡単に見分けられます。

*そして、沈墜勁や震脚を使う武術は、全て浮いています。浮いているから沈まなければなりません。

*たとえ、馬歩で低くなっても、大腿直筋で立っているので、浮いているのです。(それがヒトの自然な姿です。だから、動的勁力は自然な勁力です。反対に静的勁力は不自然な勁力です。) 

*高く見えても下腿三頭筋で立っていると、浮いていません。下腿三頭筋は足首の近くにあるからです。それが、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩です。(鶏歩や三体式でも沈むことが可能です。それは墜落した状態です。勁力は発生しません。あるいは勁力の終わった姿です。) 

*宋氏形意拳は歩いているのか? 五行拳を見ると歩いていないようです。でも、虎形拳や馬形拳を見ると、歩いているみたいです。

*歩いている・歩いていない、の中間のようです。

*心意六合拳は歩いているのか? これは明確に歩いています。古い拳譜にも、心意六合拳の歩法は全て鶏行歩、とあります。(だから軽快なフットワークが求められます。) 

*これが厄介な問題を起こします。なにしろ、ヒトは歩くと浮いてしまうのです。

*これを解決するために導入された概念が、ニワトリの指行性一本足です。だから、鶏歩・鶏行歩と称します。

*鶏歩では、後ろ足の足首が折れ曲がります。すると、足首と足指に体重が降りてきます。しかし、足首と足指は筋肉ではありませんから、実際の仕事は下腿三頭筋が担います。

*そこから、いきなり歩き出すと、足首は伸びてしまいます。すると、下腿三頭筋が担っていた体重は消えてしまいます。もちろん、体重そのものが消えるわけではありません。

*その体重は、前足の大腿直筋に移動してしまいます。空っぽの下腿三頭筋では、勁力が発生しません。

*そこで、鶏歩の後ろ足の状態をできるだけ維持します。それでも、左右の足は交替する時を迎えます。

*そこで、中間動作を導入します。それが、前足一本足状態です。鶏歩から前足を前進させて、後ろ足が浮いた状態です。

*これは中間動作なので、そこから前足の足首が折れ曲がります。この前足はすぐに後ろ足になります。でも、動作の始まりは前足一本足状態なのです。

*鶏歩は後ろ足の足首が折れ曲がります。しかし、鶏行歩は前足一本足状態の足首が折れ曲がります。そこから鶏行歩は始まる、ともいえます。ここを理解しないと混乱します。

*足首が折れ曲がる時、姿勢勁力は始まります。
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by tiger-hawk | 2017-02-08 05:56 | 姿勢勁力

内動する下腿三頭筋

*今からお話することが、姿勢勁力の発射装置となります。

*姿勢勁力は静的勁力ですが、発射装置はあります。爆発はしません。長く続けて撃つことができます。(もちろん、疲れると止まります。)

*それは、心意六合拳の鶏歩に、弓歩に、宋氏形意拳の六合歩に、その内部に備わっています。

*もちろん、初心者の足には構築されていません。また、動的勁力だと必要ありません。

*同じ心意六合拳でも、同じ形意拳でも、沈墜勁や震脚などの動的勁力を採用した場合、要らないので構築されません。だから、感じることはできません。だから、一般的勁力の場合、納得できません。

*指行性勁力の始まりは足指です。足指に体重を降ろします。そして、足首は折れ曲がります。すると、下腿三頭筋が覚醒します。

*下腿三頭筋の伸張性収縮です。解りやすいのが、弓歩です。心意六合拳の弓歩、あるいは武式太極拳の弓歩です。

*弓歩の後ろ足は伸びています。その膝裏が伸びています。その動力が下腿三頭筋の伸張性収縮です。(大腿直筋でも足を伸ばすことができます。普通の弓歩です。その場合は下腿三頭筋が使えません。) 

*では、心意六合拳の鶏歩や宋氏形意拳の六合歩では? 鶏歩や六合歩の後ろ足は伸びていません。見た目は膝が折れ曲がっています。伸張性収縮の伸張がありません。

*どうなっているのでしょうか? 実は、足が曲がっていても、下腿三頭筋は「内動」するのです。下腿三頭筋自体は曲がりませんから、当然のことです。同様に大腿二頭筋自体も曲がりませんから内動できます。(こうして見ると、当たり前のことですね。アハハ 秘伝も何もありません。) 

*見た目では動いていません。実はほんの少し動いています。

*これが見える瞬間があります。それが、心意六合拳の鶏行歩です。でも、鶏行歩でもなかなか見えません。(同じ鶏行歩でも存在していない先生もいます。中国にもたくさんいます。) 

*鶏行歩は、鶏歩から始まります。その歩き出しの「起こり」に下腿三頭筋の内動があります。

*ところが、そんなものは無くても歩けます。普通は地面を蹴ってしまうので、そんなものは必要ありません。鶏行歩でも、普通に歩く時でも、そんなものは必要ありません。

*普通に歩く時は、体重移動から始まります。これがいわゆる寄りかかり発勁となります。

*この体重移動の瞬間を見つめてみると、下腿三頭筋は使っていません。下腿三頭筋に体重はありません。下腿三頭筋は空っぽの状態です。後ろ足の踵は高く挙がります。

*同じ鶏歩でも、後ろ足の踵が高く挙がっていると、下腿三頭筋は空っぽの状態です。

*歩き出しの「起こり」で体重移動すると、身体を支えるのは大腿直筋となります。その大腿直筋で地面を蹴って進みます。

*最初の起こりの違いが、静的勁力と動的勁力の運命を決めます。

*最初の起こりで、下腿三頭筋が地面を蹴る場合もあります。そんな流派もあります。その場合も、下腿三頭筋の内動は存在できません。

*普通に歩いていても、ウォーキングしても、ランニングしても、下腿三頭筋の内動は生まれません。

*特に現代日本人は足指を使って歩かないので、永遠に生まれません。ホンダのアシモ君は、足指を使わない現代日本人を元にして創作されました。だから、アシモ君にも、現代日本人にも、姿勢勁力は生まれません。永遠に理解できません。

*だから、おすすめは足指ウォーキングです。これを鶏歩と併用します。日頃歩く時は足指ウォーキングします。

*もちろん、足指ウォーキングだけでは下腿三頭筋の内動は生まれません。しかし、近づくことができます。鶏歩ができるようになれば、足指ウォーキングだけで発射装置が備わります。

*この段階になると、歩型は自由となります。棒立ちでも撃てます。どうでもよくなります。しかし、その内実は鶏歩・六合歩なのです。(この記事は良く書けました。◎です。ウフフ) 
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by tiger-hawk | 2017-02-02 07:25 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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