動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 339 )

力を入れれば力は出ない

<原則その一>・・・力を入れれば力は出ない。

*発勁とは力を出すこと=出力です。力を入れること=入力ではありません。姿勢勁力も例外ではありません。

*出力とは外向きの力です。入力とは内向きの力です。

*Hおじさんが心意六合拳・鷹爪の悩みを打ち明けてくれました。

*手の平の真ん中=掌心が硬くなってしまうとのことでした。

*これはびっくりです。そんな経験はしたことがありません。

*考えてみたら、Hおじさんは、握る力を用いていました。鷹爪とは反対向きの力です。

*鷹爪は握る力ではありません。指先(第一関節) を張る力です。まさに正反対の力の方向です。(指先を張るというと、普通の人は第三関節を張ります。それは大間違いです。そのほうが簡単なので流れやすいのですが。) 

*鷹爪は出力で外向きの力です。握る力は入力で内向きの力です。

*鷹爪で掌を造ります。鷹爪で拳を造ります。その拳は握る力ではありません。だから、強く握りません。鷹爪の掌の感覚のまま、拳を造ります。したがって、拳の中に空気が残ります。だから、バンテージを巻いた拳に近くなります。

*だから、鷹爪の拳は強いのです。

*握る力は短縮性収縮です。鷹爪は伸張性収縮です。もちろん、下腿のヒラメ筋も大腿二頭筋も伸張性収縮します。それが勁力です。

*Hおじさんは、入力だけで生きてきたようです。ですから、出力をどうしても理解できません。そのために、身体を固めてしまいます。固めた身体からは、もはや勁力は出られません。自ら、引きこもっているからです。

*力には入力もあるけれど、出力もあると理解しなければなりません。

*そのために、身体をゆるめるために禅密功しています。意味もわからず練習しても、文字通り無意味なのです。

*入力の時は出力できません。出力の時は入力できません。瞬間的に使い分けます。

*もちろん、握る力も戦術的に必要ですが、それは出力ではありません。つまり、勁力ではありません。

(昨日の体育館から)

*普段は、片足鉄牛耕地を12回1セットで3セットから5セットやっています。

*ところが、今回は6セットできました。新記録達成です。終わった後はグダグダでしたけど。7セットはとても無理でしたけど。

*しかし、シロクマさんは、「200回までは遠いゾー」と煽っています。いやいや、とても無理っス。

*まあ、今回は6セットできたので、72回でした。次回もできるようにするかな? 無理な時は3セットですけど。

*鉄牛耕地の目的は、前腕の筋肉を鍛えることです。それが第一の目的です。第二は前鋸筋を鍛えることです。

*前腕の筋肉も前鋸筋も立っている限り、体重は掛かりません。そこで、自分の体重を利用して鉄牛耕地します。

*ヒラメ筋も普通に立っている限り、体重はあまり掛かりません。そこで、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩で自分の体重を利用します。

*勁力は筋力ではなく、自分の体重を利用します。

*先日、ある番組で剣道のチャンピオンクラスの選手のふくらはぎ=腓腹筋を見せていました。びっくりしました。みごとに大きくなっていました。腓腹筋で地面を蹴っているようです。突進力と瞬発力を腓腹筋が担っています。

*自分にはあんな筋肉はありません。ふくらはぎはちょっと太いけど、普通のレベルです。つまり、腓腹筋で地面を蹴っていません。

*やはり、下腿三頭筋の中でもヒラメ筋が姿勢勁力では要です。

*そこで、勁力トライアングルの表現を、足指・趾球ー足首ーヒラメ筋、と改めます。

追伸

どうして片足鉄牛耕地を6セットできたのか? 急に涼しくなったからです。猛暑では無理です。根性ありませんから。どうもすいません。逃げろ~~

追伸2

どうして力を入れてしまうのだろう? とても不思議です。理解できません。というのが率直な感想です。誰か教えてください。自分の力が抜けたのは、宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳でした。小学生も倒せない崩拳です。これを強制することはできません。どうしたもんかなあ? それにしても、なんで力を入れるの? 

追伸3

シロクマさんに韓国料理のランチをごちそうになった。ブルコギ飯です。たらふく喰ったので一日分のカロリーを越えた。今日はもう何も食べなくていい。それにしても、朝鮮系の人を差別する人の気持ちが解らない。ご飯がおいしければ、それでいいではないですか。

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by tiger-hawk | 2017-09-01 08:31 | 姿勢勁力

気=心理学=戦術、勁力=戦略

*武術はがんばるものだ、という考え方だと姿勢勁力は向いていません。震脚系武術が向いています。

*フジマツは震脚は八極拳でさんざんやったので、もういいや、と思っていました。それが、静かな勁力へと導かれた動機です。

*でも、フジマツの心意六合拳はそれほど静かではありません。特に、前足一本足の馬形鑽拳などは、震脚か? と疑われてしまいます。これは、昔から指摘されていました。

*それは、体重を足首に降ろした結果です。特に平和台体育館のタタミの部屋だと音がします。それは、体重の音なのです。なにしろ、太ったので80kgありますから。

*体重ではなく筋力を使うのが震脚です。だから、震脚の準備に地面を蹴ります。

*地面を蹴らないのが、姿勢勁力です。そのために、体重により足首は折り曲げられます。

*体重を足首に降ろすためには、身体の力を抜く必要があります。

*これを私は宋氏形意拳で訓練しました。フニャフニャ崩拳がそれです。

*でもその時点では、後ろ足裏側の伸張性収縮について無知でした。

*なにしろ、六合歩ではその勁力運動が隠れています。

*心意六合拳の鶏歩でも、勁力運動は隠れています。なにしろ、後ろ足裏側は伸びませんから。

*それを見せてくれたのが、回族の陳先生です。鶏歩から小さい弓歩になりながら、ウソ単把を撃ちました。このウソ単把、漫画「拳児」にも出て来ます。故松田先生も騙されたと知った時、なんだか親近感が湧きました。アハハ

*それはともかく、陳先生は隠れた勁力運動を見えるようにしてくれました。それで私は理解できました。

*宋氏形意拳の六合歩は、中途半端な鶏歩です。そのために、撃つ瞬間にさらに足首が折れ曲がります。ほとんど鶏歩になります。

*このことは、本場山西省太谷県の先生は知りません。なにしろ、心意六合拳を学んだことがありませんから。私は外国人ですので、宋氏形意拳も心意六合拳も学びました。中国の保守的習慣については配慮しません。日本人には無関係なことですから。

*六合歩が中途半端な鶏歩であるお陰で、龍身と龍腰の過程が明らかになりました。心意六合拳は初めから完成形を求められるので、返って誤解を生じます。形成過程がわからないのです。

*宋氏形意拳の龍形基本功、熊の基本功1号と2号により、龍身と龍腰の形成過程が明らかになりました。これをフジマツは整理しただけです。

*心意六合拳の鶏行歩は、無意識に地面を蹴ってしまいます。それは、鶏歩の段階で地面を蹴ってしまうからです。

*鶏歩はバランスがたいへん悪いので、下腿三頭筋を緊張させてバランスを保つようにしてしまいます。その結果、姿勢勁力に失敗します。

*単純にがんばる人に見られる症状です。すると、捲地風の低い蹴りも蹴れません。ハエが止まるような蹴りならできますけど。

*がんばってはいけませんけど、"気"も禁句です。気の概念は曖昧過ぎて、言葉として使い物になりません。言葉になっていません。最低の言葉です。赤ちゃんが「アー」と発音するようなものです。

*気は気持ちのことだから、心理学の問題です。

*勁力に心理学を混ぜてはいけません。何も見えなくなります。武術理論には心理学ばかりが目立ちますが、もっと慎重に取り扱うべきです。特に、勁力と心理学は無関係です。心理学は、闘う戦術の問題なのです。勁力は戦略の問題です。

*心意六合拳は、相手のガードの上を叩け、と教えます。相手の隙ではなく、一番強いところです。そのためには、勁力=強い力が必要となります。そこを突破口とします。

*その上で心理学も利用します。一般的には、心理学を勁力として取り扱っています。例えば、合気道などです。しかし、勁力あっての心理学なのです。

*どれが一番強いのか? 心意六合拳の弓歩、鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、どれですか? とシロクマさんに聴かれました。

*一番強いのは、心意六合拳の鶏歩です。そして、宋氏形意拳の六合歩はほとんど鶏歩です。撃つ瞬間には、ほとんど鶏歩になります。

*しかし、鶏歩の勁力は見えません。バランスも最悪です。そこで、弓歩や大きい鶏歩で、見えない勁力を可視化します。

(昨日の体育館から)

*おじさんXの大きい鶏歩を修正しました。すると勁力が出ます。しかし、私が修正した場合だけです。修正しないと駄目です。シロクマさんは、センセーの田植え、などとからかっています。足首を直す恰好が田植えみたい。苗を一束ずつ植えます。もっと機械的にやりたいのですけど。それは無理みたい。腰が疲れますなあ・・・速く学習してくださいね。

*昔は一回でできない人たちを見て、絶望しました。でも、普通の人には無理なんです。私は特殊なところにだけ集中力があります。アスペルガーの特徴でしょうか? 結局、自分は普通ではなくヘンタイなのだと理解しました。人の見えないところが見えてしまいます。

*実伝でこれですから、このblog は役に立ちません。自分の考えを整理するために書いてます。理解したい人は、体育館においでませ。馬鹿にしたい人は来なくていいです。お互い、時間の無駄になりますから。

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by tiger-hawk | 2017-08-31 08:01 | 姿勢勁力

大きい鶏歩を可視化

*ヒトの身体は何処から硬直するのでしょうか?


*リラックスしましょう、と言ってもゆるむものでもありません。


*身体の硬直は、身体の根っこの硬直から来ています。それは足首です。


*足首がゆるまないと身体はゆるみません。


*しかし、柔軟体操をしても効果薄です。


*姿勢勁力としては、体重を足首に降ろしつつ、足首をゆるめる必要があります。


*そのために、心意六合拳の大きい鶏歩を提唱しています。


*大きい鶏歩は、心意六合拳の鶏行歩で足を踏み出した瞬間に現れる幻の鶏歩です。これを可視化してしまいます。


*普通に足を踏み出すと、後ろ足は地面を蹴ってしまいます。


*そこを地面を蹴らずに、足首は折れ曲がります。その折れ曲がる力は、自分の体重からもらいます。足首自体の力で折れ曲がる必要はありません。むしろ、それをしてはいけません。そんな力は逆効果です。


*大きい鶏歩から、さらに一歩進む時は、前足の足首が折れ曲がります。この時に、膝に体重を乗せてはいけません。膝を痛めてしまいます。あくまで、足首に体重を降ろして、足首が折れ曲がります。


*大きい鶏歩で止まって、足首に体重が降りているかどうか、その体重で足首が折れ曲がっているかどうか、自分で検査します。


*後は、体重移動せずに、相手を押してみます。勁力の試験です。この時に、前腕だけで押します。肩を使ってはいけません。


追伸


鶏歩(六合歩) の解説はトリセツとしてやってみます。予定と違って、ごめんなさい。


Aさんから退会の申し出がありました。律儀な人です。辞める人は黙って消えて行くのが常なのですが、電話くれた人は初めてでした。ありがとうございます。お元気で ! さようなら ! 


シロクマさんからのプレゼント・・・ベルト方式の8段変速自転車、届きました。ありがとう。まだ慣れないので、ゆっくり走ります。


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by tiger-hawk | 2017-08-30 08:30 | 姿勢勁力

鷹爪ー龍身ー龍腰ー鶏歩

*おじさんXが勁力を出して、フジマツも嬉しいです。元々、地力のあるおじさんXなので、本格的に勁力を出せれば、フジマツは軽く吹っ飛んでしまうでしょう。格闘技の経験が生かされると思います。

*心意六合拳と宋氏形意拳は、手指と足指を結合させます。それが、渾身拳の意味です。渾身の力で撃つことではありません。それだとガチガチになにってしまいます。腹八分目といいますが、それに合わせると「力三分目」、というわけです。

*本来は、「渾身拳・周身功」というセットの言葉です。周身功とは、全身を統一することです。

*それは、バラバラな身体を、手指と足指を結びつけることで統合することです。

*すなわち、指行性四足歩行の虎になることです。

*そのための要訣があります。

*それが、鷹爪ー龍身ー龍腰ー鶏歩(六合歩) となっています。

*鷹爪は手指、鶏歩(六合歩) は足指、龍身と龍腰は体幹、という構造です。

*鷹爪とは、手指を前腕の筋肉で操作することです。前腕の筋肉で、拳を、掌を造ります。

*すると、指の第一関節が張ります。

*普通の人は、指の第三関節を張ってしまいます。見かけ上の指の根元のことです。それは間違いです。

*前腕の筋肉を張るのですが、力を入れ過ぎると、上腕も緊張して肩も緊張してしまいます。

*上腕の筋肉と前腕の筋肉は分断されなければいけません。なんでもかんでも、結びつければいいわけではありません。

*上腕二頭筋は、相手をつかんで引き寄せるために使います。しかし、その動作も前腕の筋肉主体にします。すなわち、鷹爪で相手をつかんで引き寄せます。

*上腕三頭筋は、普通は腕を伸ばす時に使います。しかし、姿勢勁力では、腕を伸ばすのは前腕の筋肉と前鋸筋です。

*拳を撃つのは上腕三頭筋ではなく、直接には前腕の筋肉と前鋸筋なのです。宋氏形意拳の崩拳も同様です。上腕三頭筋で拳を撃つと、めっちゃ遅い拳になってしまいます。(実際にはそんな人が一般的です。)

*私の宋氏形意拳・崩拳がとても速いのも、前腕筋と前鋸筋で撃つからです。上腕三頭筋を使わないからです。この要訣は、本場山西省太谷県でも明らかにされていません。ですから、上腕三頭筋で撃つ中国の先生もいますが、当然、ハエが止まるような崩拳になります。

*では上腕三頭筋はいつ使うのか? 

*撃った瞬間、衝撃が相手から返ってきます。それを支えるために使います。これは パンチング・ミットを使うと解ります。

*日頃から、パンチング・ミットで練習すべきです。

*龍身の意味は、腕を脇腹の前鋸筋から生やす、ということです。普通は、腕は肩から生えています。しかし、そのままだと肩の力が抜けません。いくらリラックスしても、肩の力を使ってしまいます。

*そこで、腕は前鋸筋から生やします。龍は古代ワニの化石から想像された、というワニ学者の説があります。確かに、龍の顔はワニそっくりです。そして、腕=前肢は脇腹から生えています。ということは、龍は爬虫類です。龍は恐竜ではありません。

*恐竜は地面から後肢=足を直立させます。前肢は二足歩行なので自由になります。爬虫類は前肢と後肢を横から生やします。そのために、足は曲がっています。地面にべったりと付きます。すると、直線的に歩けません。ジグザグに歩きます。恐竜=鳥類は指行性二足歩行です。直線的に歩けます。

*これを学ぶのが、宋氏形意拳の龍形基本功と熊の基本功1号です。これも本場山西省では明らかではありません。フジマツが解明しました。

*龍腰とは、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かって切り込むことです。このラインは鼠蹊部でクロスして内転筋へ達します。これでやっと体幹が統合されます。手指から内転筋まで繋がりました。

*手指ー前腕筋ー前鋸筋ー腹横筋ー鼠蹊部ー内転筋の運動線です。これは外から見えません。内部の運動線です。

*これは、宋氏形意拳の熊の1号、心意六合拳の熊吊膀などで学びます。特に熊の1号が重要です。

*龍腰の体幹ラインを知らないと、宋氏形意拳も心意六合拳も撃てません。しかし、中国でも明らかにされていません。フジマツが解明しました。もちろん、中国でも撃てる先生はいます。しかし、言語化されていないので、無知な先生、失敗した残念な先生もいます。

*前鋸筋と腹横筋の間には、腹斜筋・腹直筋が入ります。これも熊の1号で学びます。

*腹横筋・腹斜筋・腹直筋は、腹横筋を中心として考えます。ほんの少し腹を凹ませながら、腹横筋を左右横へ引っ張ります。最初は息を吐きながら実行します。慣れて来たら、息を吸う時も腹横筋をゆるめないようにします。

*体幹は腹直筋で立てます。いわゆる背筋を伸ばすと、腰が反ってしまいます。それは間違った姿勢です。そこで、腹直筋で体幹を立てると、猫背にもならず腰も反りません。

*この腹横筋と腹直筋を合わせて、十文字呼吸法と名付けました。腹式呼吸と合わせて腹横筋と腹直筋を動かします。

以下、次回へ続く。(この文章、トリセツに使えそうです。) 

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by tiger-hawk | 2017-08-29 08:34 | 姿勢勁力

折り畳まれる足首

*ちくわさんが半年間の出張ということで、みんなで心意六合拳の虎形套路を練習しました。

*最初の技が単虎抱頭です。この技には二つの技が含まれています。

*下からの肘撃ちと上からの劈みたいな叩きです。上からの叩きはパンチング・ミットで練習してみました。

*この二つの技は、下からと上からの違いがありますが、どちらも勁力トライアングルを用います。すなわち、足指と趾球ー足首内側ー下腿三頭筋の三角形です。

*しかも、それが露骨に見えます。

*一般的間違いは、踏み込んだ前足で地面を蹴ることです。あるいは、後ろ足で地面を蹴ることです。どちらも姿勢勁力を破壊してしまいます。

*地面を蹴るのではなく、勁力トライアングルを用います。それは、地面を蹴らないので、「弱いバネ」になります。

*この勁力トライアングルは、直線的に撃つ技でも使います。斜め横へ撃つ技でも用います。つまり、姿勢勁力の根本です。

*その根本が、単虎抱頭で露出します。

*普通は、前のめりになります。その原因が、前足による地面蹴り、あるいは後ろ足による地面蹴り、なのです。

*そうではなく、鶏行歩と全く同じ運動構造なのです。

*つまり、足首は折れ曲がります。特に上から叩く場合、足首は折り畳まれます。折れ畳まれる、という表現がぴったりです。

*折り畳まれる足首は弱いバネなので、強い力は要りません。強い力は邪魔になります。そのために、力を抜きます。

*強く撃とうとすると失敗します。そのために、弱く撃ちます。勢いは要りません。勢いを殺します。

*一般的には、勢いに頼ります。そのために、前のめりになります。それが姿勢勁力を殺します。

*この勁力トライアングルの微妙な感覚を身につければ、姿勢勁力はあなたのものとなります。

*そして、下からの肘撃ちも同じ構造です。一般的には、足首は伸びてしまいます。それが失敗の原因です。下からの運動に影響されて釣られてしまいます。

*下からでも、上からでも、直線でも、足首は同じように折り曲げられます。鶏歩の感覚と同じです。全部同じです。とても便利です。

*双虎抱頭も同じ構造です。虎爪も同じ構造です。そして、鶏行歩も同じ構造です。

*現代日本人の足首は硬直しています。足首をゆるめることが必要です。フニャフニャ足首です。

*地面を蹴ることの失敗は、硬直した足首からもたらされます。

*宋氏形意拳の六合歩も同様にします。フニャフニャ足首です。六合歩から、撃つ瞬間、足首はさらに折り曲げられます。

*では、ちくわさん、元気に行ってらっしゃーい。疲れていたようで、体育館で立ったまま眠ってしまったちくわさんへ

追伸

DVDの撮影はちくわさん不在のため、今年は無理かもしれません。最長、来年2月になります。たぶん、アホのフジマツ、生涯最初で最後のDVDになりますので、みんなの参加を希望します。コボクマシーン1号は、渡世上無理かもしれませんが、できたら参加してください。

年老いたニール・ヤングのDVDを見ながら・・・

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by tiger-hawk | 2017-08-27 08:26 | 姿勢勁力

動かない発勁

*先日の体育館のことです。

*Nさんを心意六合拳の虎擺尾(こばいび)で軽く吹っ飛ばしてみました。すると、おじさんX、不思議そうに「何が違うんだ? 」と不満そうでした。

*おじさんX、大学時代はある格闘技で全国大会にも出ました。ガンガン殴り合っていました。今は、虎鷹拳院で姿勢勁力に取り組んでいます。

*だから、撃つ瞬間にどうしても動いてしまいます。格闘技とはそういうものです。わずかに体重移動します。上体が揺れます。ほんのちょっとなんですが。

*姿勢勁力は姿勢が命です。ですから、ほんの少しでも前のめりになると、勁力は死んでしまいます。

*つまり、動かない発勁、ということです。

*動かない発勁だって? やっぱりフジマツはバカだ。

*バカなことは認めます。本当にバカでした。でも、姿勢勁力は動かない発勁なんです。

*動かないのは、立ち位置のことです。

*心意六合拳の鶏行歩は、大きい鶏歩が連続します。それは、歩いているようで歩いていません。

*心意六合拳の鶏歩で立ちます。宋氏形意拳の六合歩で立ちます。その時は全く動きません。3分間そのままです。

*そのままで撃ちます。動くのは前腕だけです。上体は全く動きません。普通こうしたことをすると、腕力だけになります。

*ところが、上腕三頭筋も上腕二頭筋も使いません。使うのは前腕の筋肉だけです。これが心意六合拳の鷹爪なのです。前鋸筋も使いますが、それは腕を支えているからです。肩で腕を支えてはいけません。

*そして、立ち位置は動きません。上体のゆらぎもありません。

*立ち位置が動かないということは、足指が動かないということです。でも、足指が地面をつかんではいけません。そんなことをすると、身体が浮いてしまいます。

*足首に体重を降ろして、なおかつ指行性になると、立ち位置が動きません。

*歩くとどうしても、一本足時間が生まれます。それは普通に歩いていても生じます。

*その一本足の足指が立ち位置を決めます。そのまま足を進めて撃つだけです。

*ところが、格闘技経験者は、普通の人も、どうしても上体が揺らぎます。前へ突っ込むからです。体重移動で撃つからです。

*この上体の揺らぎは、無意識に実行しています。自覚症状はありません。しかも、足指は地面をつかんではいけません。

*これはどうすればいいのか?

*これは力を抜く以外に解決法はありません。

*力を抜いて、体重を足首に降ろします。すると、足指が覚醒します。ヒラメ筋が覚醒します。

*もちろん、蹠行性(せきこうせい) では駄目です。つまり、踵に体重を降ろしてはいけません。

*この感覚は、階段を速く降りる時の感覚に近いです。階段を降りる時は、がに股でなければ指行性になります。(がに股は純粋な蹠行性です。) そして、重力を利用できるので、力は入りません。つまり、地面を蹴りません。

*平地の場合は、階段を降りるようにはいきません。そのために、足首は折り曲げられます。すると、足指が出現します。体重は大腿直筋で支えるだけだと前のめりになります。そこで、ヒラメ筋が求められます。

*その時、大腿直筋は抗重力筋となります。普段は下腿三頭筋が抗重力筋なのですが、関係が逆転します。

*これが、動かない発勁の正体です。それは、動かない立ち位置のことです。

*撃つ瞬間は、立ち位置が動きません。上体も揺らぎません。だから、前腕だけで撃ちます。

*蹴りの場合は、蹴る瞬間に一本足になります。その一本足が立ち位置です。その一本足の足指が立ち位置となります。前のめりで蹴ってはいけません。(格闘技の場合とは違うかもしれません。)

*鶏行歩などの場合、前足が着地した瞬間、その足指が立ち位置となります。

*これが解ったのは、宋氏形意拳の六合歩のお陰です。六合歩で歩かないでひたすら五行拳を撃ちました。その時、立ち位置を確保したまま撃ちます。つまり、フニャフニャ崩拳が役に立ちました。ひたすら力を抜きます。

*姿勢勁力とは動かない発勁です。それは、動かない立ち位置のことです。

*これは、沈墜勁や十字勁や震脚などの動作勁力では理解できません。そこんところはご勘弁を。逃げろ~~

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by tiger-hawk | 2017-08-26 08:01 | 姿勢勁力

腕立て伏せは反勁力

*腕立て伏せはどうして駄目なのか?

*どうして心意六合拳の鉄牛耕地が必要なのか?

*腕立て伏せでは発勁できません。勁力の姿勢に反するのです。

*鉄牛耕地は、勁力の姿勢そのものです。そして、発勁に必要な筋肉を造ります。

*腕立て伏せでは、肩甲骨を使ってしまいます。肩甲骨が突出してしまいます。すると、大胸筋を使う結果となります。肩甲骨と大胸筋は表裏一体なのです。

*心意六合拳の一番簡単で素朴な技は、虎撲です。形意拳の一番簡単で素朴な技は、虎形拳です。太極拳の一番簡単で素朴な技は、双按です。どれも、両掌で撃ちます。

*その時に、胸を突き出しては技が成立しません。肩甲骨を突き出しては技が成立しません。

*含胸拔背という有名な要訣があります。含胸拔背の含胸とは、胸の前を丸くして胸を突き出してはいけない、という意味です。含胸拔背の拔背とは、背中を丸くして肩甲骨を突き出してはいけない、という意味です。つまり、同じ意味です。(猫背ではありません、念のため。) 

*腕が縮んでも、腕を伸ばしても、胸と肩甲骨は同じように丸くします。短く撃っても、長く撃っても、同じ形です。

*それは、胸を突き出し、肩甲骨を突き出した形ではありません。それでは、腹が落ちてしまいます。それは腹の落ちない、鉄牛耕地の形なのです。

*武術者に大きな大胸筋は要りません。必要な筋肉は、前鋸筋と小胸筋です。そして、腕は前鋸筋から生やします。心意六合拳と形意拳の「龍身」です。肩甲骨は大胸筋と表裏一体なので、これを使えません。

*肩甲骨発勁とは、実は大胸筋を使った運動なのです。このお手軽発勁の起原は知りません。でも、お手軽なだけに,勁力もお手軽に軽いものです。それは実用に耐えません。肩甲骨を張り、胸を張る運動なのです。その姿勢を造るのが、腕立て伏せです。

*鉄牛耕地は、前腕の筋肉、上腕三頭筋、前鋸筋、小胸筋、僧帽筋、広背筋、腹横筋、腹直筋、などを刺激します。

*その中で、一番最初にしびれてくるのは、前腕の筋肉です。鉄牛耕地をやっていると、最初に前腕の筋肉がだるくしびれてきます。前腕の筋肉が耐えられなくなります。

*肩甲骨と大胸筋を使わないために、前腕の筋肉への負荷が大きくなります。身体を最前線で支えるのが、前腕の筋肉となります。

*この前腕の筋肉こそ、掌と拳を造る筋肉なのです。それが、心意六合拳の鷹爪なのです。それが鉄牛耕地なのです。

*もしも、一番最初にだるくしびれてくるのが前腕の筋肉でないならば、あなたの鉄牛耕地は間違っています。それは腕立て伏せに成ってしまっています。

*腕立て伏せは、反勁力の姿勢です。ですから、腕立て伏せをやってはいけません。

*また、肩甲骨発勁を長期間練習していると、肩の力が抜けなくなります。つまり、腕立て伏せを長期間練習していると、肩の力が抜けなくなります。

*肩のところで、身体は分裂してしまいます。もはや勁力どころではありません。勁力は全身の統一が要求されます。腕立て伏せは、身体の分裂を招きます。分裂した身体では、発勁はできません。

*「渾身拳」とは、全身の統一のことです。渾身の力ではありません。

*それは手の指と足の指が統一された運動となります。それが、心意六合拳の鷹爪と鶏歩、ということです。つまり、指行性の四足歩行動物のことです。それは、虎です。

追伸

沖縄のキジムナーさん、連絡ください。シロクマさんはオイラの骨を近所の白子川に流すと宣言しました。コボクマシーン1号は荒川に流すと言います。どちらも使えません。酷い奴らです。もうキジムナーさんしか頼れません。オイラの骨を那覇軍港ではなく、きれいな海に流してください。助けて~~ ナンクルナイサーの場合ではありません。

ネリマより愛を込めて・・・

病院の検査結果・・・心不全だった心臓は異常なし・・・だそうです。当分は、骨を流さないでください。よろしく~~

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by tiger-hawk | 2017-08-25 08:33 | 姿勢勁力

見ている人にわからないように

(昨日の体育館から)

*ちくわさんが、半年間の出張へ行くというので、心意六合拳の虎抱頭を練習しました。

*幸い、シロクマさんは不在です。この技、102kg? のシロクマさんを確実に倒すのに絶対必要な技です。鬼のいぬ間に、虎抱頭をちくわさんに伝授します。(オレは103kgじゃないぞ、と先日抗議されました。申し訳ありません。) 

*もっとも、姿勢勁力の無い人には、フニャフニャ足首の無い人には無駄な動きとなります。見た目も武術に見えません。

*昔、安徽省武術チーム所属の元奥さんたちが、ある地方都市で武術表宴会を開催しました。すると、返礼に地元の回族のオジサンたちが心意六合拳を演じました。その中に虎抱頭がありました。当時、少年少女だった武術チームの子供達がキャハハと笑い転げたそうです。

*そんな武術に見えない虎抱頭ですが、恐ろしい破壊力を秘めています。でも大丈夫。足指と趾球ー足首ー下腿三頭筋の勁力トライアングルの無い人には、無意味な動きです。

*勁力トライアングルの要が、フニャフニャ足首です。このフニャフニャ足首ですが、足首の硬い人でも問題ありません。やわらかい足首は、必ずしも必要ありません。

*足首の力を抜きさえすれば問題ありません。

*足首の力は何処から来るのか? 直接には足指から来ます。足指で地面を蹴ると、足首が硬直します。筋肉としては大腿直筋から来ます。下腿三頭筋から、ヒラメ筋から来る人もいます。

*そこで、足指をゆるめます。大腿直筋をゆるめます。下腿三頭筋を、ヒラメ筋をゆるめます。

*ヒラメ筋の覚醒と言いながら、ゆるめるのか? ハイ、ゆるめないと使えません。

*直接には筋力ではなく、自分の体重を使います。筋肉は体重に従います。すると、50kgのHオジサンでも102kgのシロクマさんを撃てます。でもHオジサン、フニャフニャ足首ができていないので現状無理です。確実につぶされます。1秒でつぶされます。

*Hオジサン、目標のパンチング・ミットしか見ていません。自分の身体が見えません。効かそうと思うから駄目になります。自分の身体が使えるなら、技は自ずと効きます。

*虎抱頭の導入として虎擺尾をやりました。これもフニャフニャ足首が必要です。心意六合拳の全ての技、宋氏形意拳の全ての技、武式太極拳の全ての技にフニャフニャ足首が必要です。

*フニャフニャ足首が無いと、腕力に頼るしかありません。腕力勝負です。腕力勝負ならば、フジマツ確実に負ける自信があります。そんなこと威張るな、ボケー !

*でも前腕の筋肉は必要です。心意六合拳の鷹爪のことです。鷹爪で拳を造ります。もちろん、掌も鷹爪で造ります。

*前腕の筋肉と前鋸筋を直結させます。すると、肩を素通りできます。肩に仕事をさせません。細かい作業をする時は、指先に意識集中して肩をゆるめます。それとだいたい同じことです。

*それが宋氏形意拳の龍形基本功の意味です。熊の基本功1号の意味です。意味を理解できないと無駄になります。

*オマエはそれを誰に教わったのか? そんなことは自然とわかるものなのです。でも、わからない人もいますので、教えています。中国の先生は教えませんけど。だから無知な先生が増えるけど。知らんがな、そんなこと。

*心意六合拳に迫力は要りません。それは、こけおどし、です。むしろ、見ている人にわからないように練習します。それが、心意六合拳の勁力というものです。それが伝統となっています。キャハハと笑われたら、しめたものです。ウフフ 人に笑われるのは快感です。ナンデヤネン ! 

@ まだリンダも若かった頃です。



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by tiger-hawk | 2017-08-24 08:35 | 姿勢勁力

肩から? それとも足指から?

*こんにちわ、心意六合拳の鶏行歩をフニャフニャにしてしまったアホのフジマツでございます。

*想えば、それは宋氏形意拳の崩拳(五行拳) から始まりました。山西省太谷県の宋光華先生の自宅で習っていた私は、近所に住む宋光華先生のお弟子さんを参考にしました。

*その切れの無いハエが止まるような五行拳を見て、ああなってはおしまいだなあ、と感じました。また、身体がフワフワと浮いていました。

*ハエの止まる拳の原因は、上腕と肩に力が入っているからです。実際、その先輩の腕力はたいへんなものでした。彼が本気で締めれば、私の腕は骨折するのでは? なんて感じです。

*でもあんな遅い拳では実際のところ、当たらないだろうなあ、と感じていました。当てる方法は一つだけあります。相手の手首や頭髪、皮膚や衣服をつかんで撃つことです。それでも相手も同時に撃てばヤバいことになります。もしも引き寄せられたら、自分から撃てばいいのです。

*合気道みたいな技も、自分からキスするように近づくと無効になります。逃げると技にはまります。キス作戦です。これが本当の愛です。アハハ

*身体が浮く原因は、大腿直筋で地面を蹴ってしまうからです。いわば、ランニング状態です。あるいはウォーキング状態です。

*姿勢勁力の障害は、肩の力と太もも表側=大腿直筋の力です。この二つの力が姿勢勁力を破壊します。その先輩は二つとも備わっていたので、反面教師として最適でした。

*私としては、肩と上腕の力を徹底的に抜いて、五行拳を練習しました。歩くと浮いてしまうので、歩くのはあきらめました。そこで、六合歩の定歩でひたすら五行拳を練習しました。すなわち、移動稽古はあきらめました。

*二年後、上海郊外で心意六合拳を本格的に学習しました。すると、鶏行歩、鶏撲食、鷹抓把など、移動稽古ばかりです。

*その師匠の動きから、伸びない後ろ足を発見しました。その中身は、後ろ足裏側の伸張性収縮です。見ていると、少し伸びるのですが、完全には伸びません。しかも、体重移動しません。

*回族の陳先生のアドバイスのお陰で、その見えない動きの中身が解りました。

*しかし、普通の人の後ろ足は、大腿直筋で地面を蹴ってしまいます。だから、後ろ足といっても表側主体です。スクワットと同じです。馬歩も同様です。

*私は人を教える時、折れ曲がる足首、という表現を考えました。それは、地面を蹴らない方法です。鶏歩と鶏行歩は、折れ曲がる足首で実行します。すると、足指が覚醒します。指行性に近づきます。

*そして、ヒラメ筋が覚醒します。これは、宋氏形意拳の六合歩も同じです。

*折れ曲がる足首は、自分の体重に任せます。だから、足首の力も抜きます。足首が地面に抵抗している場合が、圧倒的に多いのです。いわば、足首が地面を蹴っています。それは、ヒラメ筋が地面を蹴っているのです。もちろん姿勢勁力を破壊します。

*地面に抵抗しない足首とは、フニャフニャ足首のことです。そこから、フニャフニャ鶏行歩が生まれました。

*また、心意六合拳の鉄牛耕地のお陰で、前鋸筋、小胸筋、前腕筋、などが発達しました。

*自分の最初の鉄牛耕地も、実は腕立て伏せでした。肩甲骨を使っていました。でも、それだと撃てません。心意六合拳の技と適合しません。虎撲の身体と矛盾します。そこで、肩甲骨を使わない方向へ進みました。すると、前鋸筋、小胸筋、前腕筋、などに効果があります。これが前鋸筋から生える腕となります。すなわち、心意六合拳と形意拳の「龍身」です。

*この前腕の筋肉が、心意六合拳の鷹爪となります。寸勁も長勁も、直接には前腕の筋肉と前鋸筋で撃ちます。拳も掌も前腕筋で造ります。前鋸筋と前腕筋を直結させるので、肩はスルーできます。気で打つ? それは詐欺師です。気とは気持ちのことです。つまり心理学です。"気"とか"意"とかも心理学です。合気道も心理学です。

*ところが、肩甲骨で撃つ人がいて、びっくりしました。肩甲骨発勁です。以前、鉄牛耕地を一日200回やる、という会員がいて、驚愕しました。

*私には想像もできませんでした。でも、見せてもらったら肩甲骨を使っていました。肩甲骨が異常に出ます。それは腕立て伏せでした。さらに、彼から、肩甲骨をやわらかくする体操を見せてもらいました。気持ち悪くて、笑ってしまいました。

*聴くところによると、ブルース・リーも映画の中で肩甲骨クニャクニャ体操をしていたそうです。となると、いわゆるワンインチパンチも肩甲骨発勁なのでしょうか? 知っている人がいたら教えてください。

*私は片足の鉄牛耕地を、右足6回と左足6回やります。これが1セットで、調子のいい時は5セットやります。調子の悪い時は3セットが限界です。実は両足よりも片足のほうが楽なんです。やりやすいのです。

*肩甲骨発勁は寸勁のパフォーマンスとしてやる人がたくさんいるそうです。気持ち悪い光景です。実は肩甲骨発勁を長年やっていると、肩の力が抜けなくなります。姿勢勁力としては絶望的です。だから肩甲骨発勁を長年やっている人は、姿勢勁力に向いていません、残念ですが。肩の呪いです。

*大腿直筋で地面を蹴るのは、ウォーキングでも推奨しています。だからウォーキングをやってはいけません。それは足首を硬直させます。ただでさえ、現代日本人の足首は硬直しています。

*これを克服するのが、フニャフニャ足首です。それがフニャフニャ鶏行歩となります。すると足指から撃てます。肩甲骨フニャフニャではありません。肩甲骨から撃ってはいけません。(足指で地面をつかんではいけません。念のため)

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by tiger-hawk | 2017-08-23 08:48 | 姿勢勁力

いい加減にやろう

*Nさんに後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮を教えたら、できるようになりました。ところが、小さな勁力しか出ません。大きな勁力が出ません。

*なんでだろう? と思ったら、表側の大腿直筋も緊張していました。

*裏側も表側も、足の全ての筋肉を使っていたのです。

*全ての筋肉を使ってしまうと、勁力は激減します。「全ての筋力を使うのが、全身で撃つ、という意味」、なんて武術の先生がいますが、大間違いです。困った先生です。

*それでは身体が硬直してしまいます。

*硬直した身体では、闘うことができません。動けません。一つの例として、心意六合拳では捲地風という低い蹴りができません。

*なによりも小さな勁力しか出ません。

*姿勢勁力では、身体をゆるめる必要があります。そのために、禅密功をしています。心意六合拳の天地功をしています。

*そしてなにより、フニャフニャ足首を造ることが必要です。

*大腿直筋の緊張は、足首が硬直してしまいます。もはや指行性どころではありません。

*蹠行性と直立二足歩行では、結局のところ、足首が硬直してしまいます。

*普段歩く時も、足首をゆるめることに注意します。

*宋氏形意拳の六合歩は、フニャフニャ足首でできています。心意六合拳の鶏歩も、フニャフニャ足首でできています。武式太極拳の弓歩もフニャフニャ足首でできています。

*例えば、心意六合拳の鶏歩を造る時、全身の力を抜きます。但し、肝心なところがあります。それは、腹横筋と前鋸筋、そしてヒラメ筋です。

*初めの頃は、腹横筋も前鋸筋も動きません。全く反応しません。これらは、宋氏形意拳の熊の1号で覚醒させます。

*ところが、ヒラメ筋の覚醒は難しい。

*それは、足首が硬直しているからです。足首はユルイ鶏歩を造ることを拒否します。拒否するのが自然な反応なのです。

*それは、ヒトは地面を蹴る動物だからです。地面を蹴って前進してきました。競歩やランニングを見ると、一目でわかります。ウォーキングでもわかります。

*ユルイ足首に体重を降ろします。すると、足指が出現します。指行性に近づきます。

*しかし、ユルイ足首では体重を支えられません。

*そこで、仕方なしにヒラメ筋が覚醒します。日頃、ヒラメ筋は棒のようになっています。棒になって、重力に抗しています。

*それでは、鶏歩の足を支えられません。棒はゆるめてしまいます。

*歩き疲れて、足が棒になった、なんていう感覚があります。その時はチャンスです。もはや力が入りません。大腿直筋に力が入りません。

*大腿直筋の代わりにヒラメ筋が身体を支えます。

*これを大きい鶏歩で練習できます。大きい鶏歩になって、身体をゆるめてしまいます。大腿直筋もゆるめてしまいます。足首もゆるめてしまいます。

*がんばる人は大腿直筋を緊張させてしまいます。足首も硬直させてしまいます。つまり、一生懸命にやると失敗します。不真面目にやると失敗します。「いい加減」が大切です。

追伸

心意六合拳の鷹爪は、中指、薬指、人差し指の三本が大切です。ということは、つかむための親指が欠けています。つまり、鷹爪は打撃のためにあります。

民間武術に段位はありません。(最近、北京中央政府は段位を認定しているそうです。かなり政治的判断です。) 武式太極拳の喬先生によると、本来「伝人」は一人だったそうです。それは、一子相伝、という言葉と適合します。今日、様々な流派には伝人がたくさんいますけど。

勝手に虎鷹拳院の心意六合拳を教えている人がいますが、あんなヘタクソなものを教えていいのかなあ? と思います。もう一度、虎鷹拳院に来て習い直してください。お安くしまっせ

もしも宋氏形意拳の宋光華先生に熊の1号を習ってなかったら、フジマツは宋氏形意拳どころか、心意六合拳も体得できませんでした。心意六合拳はいきなり完成形を求められます。幸いなことに、宋氏形意拳には根本的な基本功が備わっていました。それでも失敗する先生もいますけど。

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by tiger-hawk | 2017-08-21 08:36 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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