動物武術の虎鷹拳院日誌

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足の裏側の筋肉

(昨日の体育館から)

*足の裏側の筋肉を使う練習をやってみました。心意六合拳の虎撲と搖閂把で、練習してみました。

*後ろ足の足指から、下腿三頭筋を伸ばします。さらに大腿二頭筋を伸ばします。昔使ってた言葉だと、エキセントレーション=伸張性収縮ですね。今は使いませんけど。

*これで弓歩が完成します。すると、もう勁力が形成されています。

*この弓歩の前段階動作は、宋氏形意拳の六合歩と同じです。すなわち、宋氏形意拳の六合歩から心意六合拳の弓歩となります。

*ということは、六合歩で内部操作もできます。同じ操作を六合歩のままで実行できます。だから当然、六合歩のままで発勁できます。

*でも、弓歩が一番理解しやすいので、弓歩になります。つまり、中身は同じです。

*見た目はほとんど同じなのですが、大腿直筋で弓歩を造ることもできます。この場合、地面を蹴るので、身体は浮くことになります。身体が浮いてしまうと、姿勢勁力は死にます。

*ここからは、寄りかかり発勁、沈墜勁、震脚などに頼る結果となります。

*そこで、表側の大腿直筋は避けて、裏側の筋肉=下腿三頭筋と大腿二頭筋・内転筋などを使うようにします。出発点は後ろ足の足指です。

*この時も地面を蹴ってはいけません。すると、とても大きな力が発生します。それが姿勢勁力です。

*ここから、虎撲によるぶつかり稽古をしてみました。乱暴にやると失敗します。ていねいに実行すると、上手く勁力が発生します。ぜひ、ていねいにやりましょう。

*同様に、搖閂把によるつぶし合いをしてみました。弓歩をていねいに造らないと失敗します。

*宋氏形意拳の龍形基本功による、体幹の動かし方もやってみました。小さい力で相手を振り回すことができます。

*土曜日もこれらを練習してみます。

臨時練習のお知らせです。会員で時間のある人は参加してください。

21日(木) 18時30分から平和台体育館柔道場で練習します。
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by tiger-hawk | 2016-07-21 07:59 | 姿勢勁力

筋力をリセット

*心意六合拳を開始してから一年半位で、勁力はできました。心意六合拳を本格的に始めたのは38歳の春でした。

*人より馬鹿で、人より身体能力が劣るフジマツができたのだから、誰でもできると信じ込みました。ところが、とんでもない間違いでした。

*何処で間違えたのだろうか? 

*私は若い頃から、人の歩き方を観察していました。歩き方に勁力の要領があると、勝手に判断していました。それは、半分当たっていました。

*踵にある自分の体重、土踏まずにある体重、趾球にある体重、足指にある体重、それらを使い分けることが自然にできていました。

*だから、蹠行性から指行性への移行も自然にできました。それは、一歩の中に存在していました。だから、蹠行性でもあり指行性でもある、という歩き方です。

*踵が地面に触れるのは、ほんの一瞬で、すぐに趾球で立ちます。趾球から足指へ移行します。足指に体重が載ることを確認します。そして、後ろ足が前へ送られます。

*ところが、力強く歩くと、自分の体重が何処にあるのか、はっきりとしません。それは地面を蹴ってしまうからです。

*この歩き方に、心意六合拳・鶏歩の要領が加わります。すなわち、足首の折りたたみです。すると、足首に体重が掛かります。しかし、足首は関節なので、その負荷に耐えられません。そこで、下腿三頭筋が体重を支える結果となります。

*しかし、下腿三頭筋を問題とすると、今度は下腿三頭筋に力を加える人たちが現れました。ほとんどはそんな人でした。

*チカラ要らないのになあ? どうして力を入れるのだろう? とても疑問でした。しかし、それが普通の人の反応なのです。その現実を受け入れるしかありません。

*上海のモスクで演武させられた時、師匠があきれて激怒していました。その頃は、勁力なんかありませんから、とにかく力を抜いて実行しました。

*力を入れてしまうと駄目になることは解っていました。しかし、師匠は、やる気があるのか? と激怒です。まあ、叱られるだろうなあ、と覚悟はしていました。確信犯です。

*宋氏形意拳の熊の1号は、とても優秀な基本功です。これだけで勁力が出ます。これだけで、心意六合拳の熊吊膀を撃てます。これだけで、拳も掌も撃てます。

*しかし、肩の力を入れてしまいます。腕の力を入れてしまいます。それが、普通の人の反応です。生活習慣病です。あるいは本能か?

*というわけで、メンドー臭いので、腕の動作をほとんど無くして、熊の0号を造りました。要点は、脇腹から鼠蹊部への切り込み、鼠蹊部の折りたたみ、足首の折りたたみ、などです。

*肩の力を抜いて、体幹の主導権を脇腹へ譲ります。ところが、頭が化石化している人には難しいようです。頭のマッサージをしましょう。私が頭と肩を軽くマッサージしてあげます。

*でも、一部の頑固おじさん以外は、簡単に勁力が出てしまいます。これは、めっちゃ楽しいです。

*この熊の0号は、相撲と共通点があります。(同じではありません。) 蹲踞の姿勢による、鼠蹊部の折りたたみです。そこから、立ち合いの姿勢になります。その時に、足首が折り畳まれます。もしも足首が折り畳まれないと、いわゆる腰高の姿勢になります。

*腰高とは不正確な表現です。足首が伸びている、と表現すべきです。

*足首が折り畳まれることにより、指行性となります。

*これだけだとまだ大腿直筋主導型ですので、下腿三頭筋主導型に変換させます。

*この時に、筋力をリセットします。一旦、白紙に戻します。それは禅密功でもいいです。他の方法でもいいです。なんでもいいですが、リセットします。

*それから、心意六合拳の鶏歩を造ります。膝を折り畳まずに、足首を折り畳みます。慎重に実行します。すると、下腿三頭筋主導に切り替えることができます。

*熊の基本功(0号から3号まで) でも、腕の力は要りません。もしも固まっていたら、ゆるめてください。筋力をリセットします。

*さらに、フニャフニャ鶏歩してみます。軽く上下にゆらします。足首が折り畳まれるのを確認してください。
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by tiger-hawk | 2016-07-20 06:26 | 心意六合*形意

鉄牛耕地と構造の打撃

*鉄牛耕地をどの位やっているのか? と質問されたので記述してみます。一本足の平起平落鉄牛耕地を、10回1セットで10セットやっています。これを朝晩に分けます。あるいは朝昼晩に分けます。

*心意六合拳の師匠からは、20回1セットで10セット、と言われました。これは二本足ですが、自分、現在二本足はやっていません。

*一本足は軸足に重ねることはしません。そのまま浮かしています。そのほうが心意六合拳・鶏行歩に似合っていると考えています。師匠も重ねることはしませんでした。(師匠は片手片足もやっていました。これはクロスするようにします。これの変形もあります。)

*注意することは、肩甲骨が出ないようにすることです。肩で支えずに、前腕と腹で支えます。肩関節で支えてしまうと、筋肉を刺激できません。もちろん、肘関節も負担を掛けないようにします。

*最初から最後まで、前腕の筋肉と腹横筋で支えるようにします。特に、低くなってから、腹で身体を持ち上げるようにします。すると、前鋸筋、小胸筋、僧帽筋、上腕三頭筋などは自然と使うことになります。

*肩甲骨が出ると、醜い鉄牛耕地=腕立て伏せになってしまいます。腕立て伏せは肩立て伏せ、ということです。効果無いので止めましょう。

*手は鷹爪にします。地面に付くのは、指先と掌根です。指先は、特に人差し指・中指・薬指の三本の指先が大切です。小指と親指は触れているだけです。(これが拳と掌になります。)

*前腕の筋肉は、小指側のラインが大切です。小指側の延長線が緊張します。親指側の延長線はゆるんでいます。鷹爪でも、掌でも、拳でも、同様です。

*たまに逆に使う人がいますが、骨格が歪んできますので注意してください。肘や肩もおかしなことになります。

*最初は二本足から始めます。ゆっくりと降ろします。そして、腹で素早く持ち上げます。腹で持ち上げると、楽にできます。目標は3回位です。慣れて来たら10回やってみてください。

*鉄牛耕地の身体は、宋氏形意拳の龍形基本功の身体です。ですから、龍形基本功も平行して練習します。

*心意六合拳の鶏歩の身体は、宋氏形意拳の熊の0号の身体です。ですから、熊の0号を平行して練習します。

*つまり、宋氏形意拳・龍形基本功と熊の0号で、身体感覚はだいたい解決してしまいます。これを鉄牛耕地で裏打ちします。

*熊の0号は、熊の1号を簡単にしたものです。フジマツ・オリジナルです。熊の1号だと、どうしても腕に力を入れてしまいます。それで腕の動作を省略して、脇腹から鼠蹊部への切り込みと鼠蹊部の折りたたみを強調してみました。(これに足首の折りたたみを加えます。足首の折りたたみで指行性となります。) 

*熊の1号でも、腕に力を入れてはいけません。でも、どうしても力を入れたいのが習慣みたいです。あるいは、本能的なものでしょうか? 

*これは肩に力を入れてしまう病、と同じものかもしれません。ヒトは直立二足歩行になって、肩から先で様々な作業をします。それがヒトの文明・文化を造りましたが、動物武術では障害となります。

*肩から力を出すのではなく、後ろ足の指から力を出します。これも地面を蹴るのではなく、体重を利用するだけです。ですから、踏ん張ってはいけません。

*体重を利用するために、心意六合拳の鶏歩で体重を足首に降ろす練習をします。しかし、足首は関節なので、体重に耐えることはできません。

*結果的に下腿三頭筋で身体を支えることになります。これもあくまで、結果的ということです。ですから、下腿三頭筋でがんばってはいけません。下腿三頭筋に力を入れてはいけません。

*あくまで、自分の体重を利用します。筋力は使いますが、身体を支えるためです。打撃の場合は、相手の身体も支える結果となります。それでも、身体を支えるために筋力はあります。筋力のための筋力ではありません。

*龍形基本功の身体では、少ない力で相手の身体を支えられるようになります。とても楽に相手の身体を支えられます。それは構造で支えるからです。それが打撃になりますから、打撃もとても楽になります。打撃も構造で撃つことになります。それが姿勢の勁力というわけです。
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by tiger-hawk | 2016-07-19 06:47 | 姿勢勁力

肩から脇腹への転換

*宋氏形意拳の熊の基本功は、0号から3号まであります。本来は1号と2号だけです。

*3号は2号を少し簡単にしました。0号は1号を簡単にしました。どちらもフジマツが作製しました。

*この熊の基本功には、共通する原則があります。0号はそれだけを満たします。すなわち、足首の折りたたみ、と、脇腹から鼠蹊部への切り込み、そして鼠蹊部の折りたたみです。

*鼠蹊部の折りたたみと足首の折りたたみによって、足指と趾球で立つことができます。膝ではなく足首を折り畳むことによって、指行性となります。そして、体重は下腿三頭筋に降りてきます。

*そして、脇腹から鼠蹊部への切り込みが、形意拳と心意六合拳で称するところの"龍腰"の正体です。

*龍腰の正体は、フジマツが世界で初めて明らかにしました。いわゆる古拳譜にも記載されていません。

*脇腹から鼠蹊部への切り込みが、体幹を主導します。いいかえると、肩が体幹を主導してはいけません。脇腹が優先します。

*肩が体幹を主導すると、身体の外側のラインで動くことになります。結果、体幹は回転してしまいます。

*十字勁の八極拳ならばそれでもいいのですが、心意六合拳と形意拳では悲惨な結果となります。身体が開いてしまいます。

*しかし、救世主がいました。それが沈墜勁と震脚です。ですから、心意六合拳と形意拳でも、沈墜勁と震脚への流れができました。そんな流派が少なくありません。

*ところが、私は本来の龍腰を明らかにしてしまいました。だから、沈墜勁と震脚に流れる必要はありません。静かな姿勢の勁力に戻ることができました。

*この、脇腹から鼠蹊部への切り込みを教えると、それは身体のやわらかい人しかできないのでは? とおかしなことを言い出す人がいます。

*私は新体操を教えているわけではありません。私にはできません。そして、私の身体も硬くなっています。

*ここで要求されているのは、身体のやわらかさではありません。

*要求されているのは、頭のやわらかさなのです。いいかえると、意識だけで解決できます。

*必要なことは、従来の生活習慣を変えることです。既成の概念を捨てることです。やわらか頭になることです。

*"秘伝思想"を捨てること、伝統思想を捨てること、などもやわらか頭に繋がります。

*脇腹から鼠蹊部へのラインは、内転筋へ繋がります。内転筋で立つことは、足の親指側で立つことに繋がります。
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by tiger-hawk | 2016-07-18 05:33 | 心意六合*形意

The Road

*どうして中国の先生は、本当のことを教えてはくれないのでしょうか? それは簡単な話で、弟子に撃ち倒されてしまうからです。

*先生はどんどん歳を取ります。弟子はまだ若い。体力差があります。本当の勁力を手に入れた弟子は、容易に先生を倒してしまいます。そして、自分の流派を名乗ります。あるいは独立して道場を開きます。もちろん、先生の名前は隠して別な系図を描きます。

*香港の武術映画には、そんなストーリーがありました。映画の冒頭に師匠殺しがあります。それは実際にあった話しを元にしていると考えられます。

*日本人の好きな、三国志演義や水滸伝は、中身を見ると"裏切り"の物語です。裏切りが連続して起こります。中国の歴史は、王朝の交替史ですが、それは権力闘争であり、裏切りの歴史です。

*毛沢東は、共産党内部の権力闘争で、罠を仕掛け、仲間を裏切り多数殺して登り詰めました。さらに、大躍進で4000万人を餓死させました。それが原因で失脚しそうになると、文化大革命を仕掛け、4500万人を死に追いやりました。これは極端な例ですが、中国は裏切りの歴史そのものなのです。

*"拝師"という入門制度があります。正式弟子になる誓いの儀式があります。以後は、先生を父と敬い、流派を受け継ぎます。

*これは、裏を返せば、それだけ裏切りが横行していたということです。でも、そんなことをしても、裏切りを防ぐことはできませんでした。

*心意六合拳のことわざに・・・師匠は弟子に餌を与え養う。やがて弟子は師匠を撃ち倒す。・・・というものがあります。それが武術の世界、というわけです。

*だから、一子相伝ということが言われました。しかし、息子というものは父親を尊敬しないものです。あまりにも身近な存在だと尊敬できないものです。父親の欠点を見てしまいますから。だから、一子相伝は成功しない場合が多いようです。

*宋氏形意拳は保守的で有名でした。保守的とは、秘密主義という意味です。名声に魅かれて、遠方から入門希望者が訪ねてきます。すると、いやあよく来たと歓迎して、帰りの汽車賃を渡して帰したそうです。つまり、何も教えません。それが宋家の家風です。

*私は初めての外国人でした。そのために警戒心が解けたと考えられます。そこで宋光華先生は、龍形基本功や熊の1号・2号を教えてくれました。(今は外国人の弟子がたくさんいるそうです。だから、基本功の扱いがどうなっているか? 私の知るところではありませんが。) 

*私はそれらの基本功をしつこく追求して、体幹の動かし方を解明しました。なんとなく、匂いがしたのです、基本功に体幹の秘密があると。今の"合気道要らず"もその副産物です。

*そして、熊の基本功のエッセンスからフジマツ・オリジナル基本功の、"熊の0号"を考案しました。熊の0号は初心者でも勁力を出してしまいます。しかし、最後の障害があります。それが肩の力です。肩に力を入れてしまうと失敗します。

*もう一つが体重移動です。体重移動してしまうと失敗します。

*前腕だけで撃て ! という意味は、肩に力を入れるな、という意味です。もう一つ裏の意味があります。それが体重移動を使うな、ということです。体重移動すると、前のめりになります。すると、後ろ足の下腿三頭筋が空っぽになります。これで勁力は死にます。

*肩の力と体重移動は、生活習慣病です。だから、根気よく治してください。

*私が心意六合拳を学習した当時、師匠は警察学校の教官でした。もしも弟子が街でケンカをしたら、教官の面子がまるつぶれです。心意六合拳を学ぶ上海の若者は、荒っぽい者が多かったそうです。というわけで、当時は弟子が一人もいませんでした。

*そこへ外国人の私がのこのこと現れました。師匠の警戒心も解けたようです。

*そして、勁力も解明してしまいました。さらに、教え方も進歩しました。勁力に関しては1年で鷹抓把を解明し、4年で完全に獲得しました。最後の雲龍裹風で完成しました。

*今は熊の0号でハードルがかなり低くなりました。若い頃はできない人の気持ちが解りませんでした。ごめんなさい。人の気持ちが解らない発達障害です。病気したのが良かったのかもしれません。

*宋氏形意拳と心意六合拳に関しては、私は幸運でした。八極拳の先生にはお世話になりましたが、震脚にあきてしまいました。別な道があるかもしれないと考えました。だから、震脚のある形意拳もイヤになりました。震脚はもううんざりです。それで山西省へ行きました。

*静かな姿勢の勁力に出会えたのは、ある意味、必然でした。自分がそれを望んでいました。望むものは手に入ります。(カネや女性は別問題です。プププ)
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by tiger-hawk | 2016-07-17 06:11 | 心意六合*形意

壁を造ります

*「最後は前腕だけで撃つ」とは、前腕の筋肉に意識集中します。つまり、心意六合拳の鷹爪です。

*上腕三頭筋も上腕二頭筋も肩も肩甲骨も、使いません。もちろん、体重移動も使いません。僧帽筋は使いますが、"壁"みたいなものです。無意識に使うので問題にしなくていいです。

*これの元ネタは、宋氏形意拳の龍形基本功です。前腕の外側を張ります。小指側の延長線上です。内側はゆるんでいます。親指側の延長線上です。僧帽筋は"壁"です。

*両側を張ると失敗します。外側だけ張ります。拳も掌も同様です。(これは心意六合拳と宋氏形意拳の場合です。他の流派については知りません。) 

*龍形基本功を応用して、簡単な技を作りました。合気道みたいな難しい技は要りません。これも、前腕の外側を張ります。上手くいかない場合は、両側を張るからです。(この技はフジマツ・オリジナルです。)

*全身の力を統一する、なんてことはしなくていいです。その時に必要な筋肉だけ使います。ブレーキになる筋肉もあります。全身の力を使うと、アクセルとブレーキを同時に踏むようなものです。

*"筋肉ではなく骨を使う"も間違っています。筋肉の全部ではなく、一部を使います。

*正確にいえば、"関節ではなく一部の筋肉を使う"というべきです。

*肘撃ちは肘を使いません。例えば、心意六合拳の蛇行歩や虎抱頭です。

*肩撃ちは肩を使いません。例えば、心意六合拳の熊吊膀や鶏撲食などです。

*拳も掌も、肘や肩を使いません。僧帽筋は"壁"になります。裏方です。

*鉄牛耕地でも、僧帽筋が裏方となります。肩で支えてはいけません。表でも裏でも肩を使いません。肩で支えると"腕立て伏せ"になってしまいます。

*肩甲骨グニャグニャは絶対にやってはいけません。"壁"が崩壊します。裏方の僧帽筋を造ります。

*体幹の表が腹横筋です。体幹の裏が僧帽筋です。この体幹を使って撃ちます。自分を制御して、相手を制御します。宋氏形意拳の龍形基本功となります。

*最前線が前腕となります。僧帽筋が壁となります。後方支援です。
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by tiger-hawk | 2016-07-16 05:57 | 心意六合*形意

内転筋で立つ

*宋氏形意拳の熊の0号は、熊の3号から生まれました。熊の3号は、熊の2号から生まれました。

*熊の2号は、熊の1号と同じでした。そして、熊の基本功の基本構造を解明したのです。

*それは、鼠蹊部の切り込み、と、足首の折りたたみです。この二つの要素で、指行性となりました。すなわち、足指と趾球で立っています。

*鼠蹊部の切り込みと足首の折りたたみは、もう一つの結果をもたらしました。

*それが、内転筋で立つ、ということです。

*熊の0号は、やや広い平行立ちです。つまり、いわゆる馬歩に近い立ち方です。ところが、内転筋で立つので、馬歩とは違います。

*内転筋で立つのは、心意六合拳の弓歩です。これは、心意六合拳の師匠に習いました。

*内転筋で立つことを、太極拳では"円襠"と称します。つまり、太極拳の起勢の姿勢は、内転筋で立つのです。これは、一般的認識とはなっていないようです。

*日本人には馴染みの立ち方で、内転筋で立つ方法があります。それが、相撲の腰割りの立ち方です。あれがそのものずばり、内転筋で立つ方法です。

*内転筋を使わないと、がに股になります。足の親指側で歩くためには、内転筋のバランスが必要となってきます。

*熊の0号は、初心者も勁力を出してしまいます。でもそのままだと打撃戦に使えません。そこから、足も半身にする必要があります。

*というわけで、熊の0号からどちらかの足を前へ出します。すると、心意六合拳の鶏歩になります。

*いいかえると、熊の0号で覚えた鼠蹊部の切り込みと足首の折りたたみを、心意六合拳の鶏歩に生かします。宋氏形意拳の六合歩に生かします。

*すると、心意六合拳の鶏歩の勁力が生まれます。宋氏形意拳の六合歩の勁力が生まれます。

*熊の0号は、心意六合拳の鶏歩の基本功なのです。宋氏形意拳の六合歩の基本功なのです。

*熊の0号により、動物武術の世界は始まります。
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by tiger-hawk | 2016-07-15 06:22 | 心意六合*形意

成功デス ! 熊の0号

(昨日の体育館から)

*久しぶりに桜台体育館で、Sさんと練習です。今日の課題は、足指で歩くこと、と宋氏形意拳・熊の0号です。

*足指で歩くといっても、そんなに難しくありません。前足の足指に体重が載ったのを確認してから、後ろ足を前へ送ります。その時に、つま先を垂らさないようにします。

*地面を蹴ることなく、自分の体重だけを支えます。この歩き方ができると、それだけで撃てます。前足の足指と趾球で立った瞬間に撃ちます。身体が流れないようにしてください。

*Sさん、最初はぎこちなかったけど、だんだん滑らかになりました。

*そして、熊の0号です。これは熊の1号を簡単にしたものです。なるべく手の動きを省いて、その要素だけに特化しました。

*決め手は、鼠蹊部の脇腹からの切り込み、そして、足首の折りたたみ、です。そこから、半身になります。その時、反対側の鼠蹊部が開かないようにします。

*鼠蹊部は、両側で閉じられます。ここがミソです。その0号を徹底的にやりました。Sさん、少し勁力が出て来ました。まだ、最後に肩を緊張させてしまいます。

*最後まで肩を緊張させずに押し切ると、大きな勁力が出ます。足指で立つことが少し曖昧です。そこも注意してください。

*ともかく、超不器用なSさんから勁力を引き出しました。熊の0号、なかなか優秀です。フジマツの最高傑作になりそうです。

*夜は、昔の会員のMさんが遊びに来てくれました。そこで、いろいろとやりました。まずは、質問されたので、武式太極拳の単鞭です。単鞭は放物線を描きます。最後に小さい"落ち"があります。

*武式太極拳はその弓歩が大切です。小さい弓歩なので、後ろ足の下腿三頭筋から大腿二頭筋を伸ばします。この弓歩ができれば、それだけで撃てます。

*そして宋氏形意拳・龍形基本功からの応用技です。これもフジマツ・オリジナルです。

*肩袖を取られた場合、手首を取られた場合、両手首を取られた場合、胸ぐらを取られた場合、など全て龍形基本功で対処します。難しい技は要りません。

*体幹で動くので、強い相手にも対処することができます。実はここがミソです。強い力で締め上げられても、体幹なので対処できます。

*前足の踏み込みも伝授しました。これは文章だと説明が難しいので、またの機会に。これも、足指の使い方にコツがあります。元ネタは、足指で歩く、ということです。つまり、蹠行性から指行性です。

*フニャフニャ鶏歩もやってみました。心意六合拳の鶏歩なんですが、フニャフニャ動かしてみます。それで足首を折り畳みます。すると、心意六合拳・燕子点水が難なく撃てます。しゃがんだり、お辞儀してはいけません。

*そこから、心意六合拳・虎抱頭もやってみました。これも、フニャフニャ鶏歩による足首の折りたたみで撃てます。でも、もう一つ要素が加わります。それは、脇腹の折りたたみです。アコーディオンみたいな感じで、脇腹を折り畳みます。もちろん。パンチング・ミットで練習します。

*最後に、熊の0号です。久しぶりに来たYさんも加わりました。すると、Yさん、あっさりと勁力を出してしまいました。これには、本人もびっくりしていました。私は0号の優秀さに嬉しくなりました。熊の0号、成功です。

*あれだけ苦労していた熊の1号も、熊の0号のお陰で簡単になりました。要点は、鼠蹊部の切り込みと足首の折りたたみです。熊の0号が虎鷹拳院のレッスン0です。始めて間もない人でも、勁力が出てしまいます。いいのかな? 
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by tiger-hawk | 2016-07-14 05:59 | 心意六合*形意

自分を冷たく観察する

*心意六合拳の鷹爪の拳も解りやすく教えることができました。宋氏形意拳の熊の0号も開発しました。

*かなり教え方が上手くなりました。では、今まで何をやっていたのか?

*鷹爪の掌をできるようにしろよ、と思っていました。熊の1号・2号ができるようにしろよ、と思っていました。申し訳ありません。

*できない人の気持ちが解りませんでした。ごめんなさい。

*私は頭が馬鹿です。身体能力も最低です。そんな私が勁力を造れたのだから、誰でもできる、と思い込んでいました。

*ところがそうではありませんでした。確かにフジマツ、人より馬鹿です。人より身体能力が劣っています。(なにしろ若い頃、旋風脚の右足着地ができない。せいぜい両足着地です。二起脚の右足着地はできたけれど、高く跳べない。最低です。) 

*しかし、普通の人には見えない動きが見えてしまいます。着眼点が一般の人と違います。どうしてかは知りませんが、目の付けどころが普通の人とは違います。

*だから、下腿三頭筋も見えてしまいました。大腿直筋も見えてしまいました。勁力も解明してしまいました。基本功の意味と目的も、自然に解読してしまいました。

*普通の人は、筋肉の話しをすると、さっそくその筋肉に力を入れてしまいます。全く自分には信じられない行為なのですが、本当にやってしまいます。相手がおかしいのか? と思うのですが、自分がおかしかったのでしょう。

*腕は体幹の一部、と教えるのですが、相手を押す時、手以外の部分は全て忘れてしまいます。完全に忘れてしまいます。目の前の相手に、心の全てを奪われてしまいます。すると、全身が緊張してしまいます。

*「どうしても力を入れたい病」、というのが普通の人にはあります。これが厄介です。間違いのほとんどは、"力の入れ過ぎ"です。

*どうして? と理解の範疇を越えているのですが、普通の人はそうなんだ、と納得するようにしています。フジマツが特異な変態なんだ、と思うようにしました。

*すると、解りやすい方法も開発できました。

*こんなこと教わらなくてもできたよ、と思うことがたくさんありました。実際、教わらなくてもできてしまいました。その意味も見えてしまいました。

*自分の状況、相手の状況、その場の状況、を冷たく瞬間的に観察します。そして、行動を決定します。そんな訓練をしてみてください。(高校生の頃、それで何度も死地を脱出しました。)

*まずは自分を冷たく観察します。もう一人の自分が自分を観察します。すると、技を覚えるのは簡単です。自分が覚えようとすると、難しくなります。動いている自分を想像します。すると、簡単に覚えられます。

*だから、がんばると駄目なんです。一生懸命にやると駄目なんです。無我夢中にやると失敗します。一生懸命にやる自分を、冷たく観察する自分がいます。

*先生も欠点がたくさんある普通の人間です。先生を特別な存在だと考えてはいけません。まして、神格化してはいけません。達人も普通の人間です。もちろん、私は達人なんかじゃありませんけど。ハイ、アスペルガーの発達障害です。

*冷たく観察します。自分を冷たく観察します。
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by tiger-hawk | 2016-07-13 05:49 | 心意六合*形意

三本の指先と足の指

(昨日の光が丘公園から)

*世の中、いよいよ大日本帝国の復活か? とざわめいていますが、今のところ光が丘公園は平和です。いつまで平和なのかは解りませんが・・・プププ なにしろ光が丘公園、元は陸軍成増飛行場で特攻も出陣したところです。戦後は米軍住宅になりました。ガキの頃、金網の向こうで、めっちゃ太った白人オバチャンが歩いていました。

*オバチャンBが鷹爪の拳をみごとに完成させていました。これは楽しくて笑ってしまいました。上半身も下半身も筋肉貧弱なんですが・・・

*心意六合拳の鷹爪の拳は、鷹爪の掌から造ります。まずは鷹爪です。その感覚を拳に生かします。

*鷹爪の掌は、指の第二関節を広げます。でも、普通の人は第三関節を広げます。すると、肩に直結し肩が緊張してしまいます。でも、なかなか第二関節を使うことができません。

*そこで、鷹爪の掌が未完成でも鷹爪の拳を造れないか? と考えました。

*これは、鷹爪の掌で相手を捉えるところがヒントになりました。相手を捉えるには、三本の指先を使います。

*三本の指とは、人差し指・中指・薬指の三本です。これを広げて、指先を相手に密着させます。密着させるように撃ちます。練習では押してみてください。触れるところは、三本の指先と掌根です。

*これ、鉄牛耕地と同じです。やることはいつも同じなんです。

*鷹爪の拳では、三本の指先を緊張させます。そのまま拳をにぎります。すると手の内に少し空気が入ります。手の甲の皮膚は張ります。そして、前腕の筋肉と直結します。結果として、手首はフラットになります。

*単純に手首をフラットにしても、拳は定まりません。弱い拳になります。強い拳は、三本指の指先から始まります。

*宋氏形意拳の六合歩が辛そうでした。私は六合歩で本を読む、という練習をしていたので、辛い気持ちが解りません。ごめんなさい。3分間ですので、我慢してください。

*足指を使って歩く、という練習をやってみました。足指を使うといっても、特別なことはしません。前足の足指に十分体重が載ったのを確認してから、後ろ足を送り出す、というだけのことです。でも、つま先を垂らしてはいけません。足首は折り畳まれたままです。

*現代日本人は、足指を使って歩かないので、足指が退化しつつあるとのことです。

*この足指が、心意六合拳の三盤落地に繋がります。三盤落地の飢虎撲羊です。宋氏形意拳の崩拳も足指を使って撃ちます。

*足指を使うと、下腿三頭筋に直結します。三本指の指先が前腕の筋肉と直結するのと同じです。後肢(足) と前肢(手) ですから、同じなんです。

*足指を使わないと、大腿直筋に直結し、下腿三頭筋は抜けてしまいます。

*最後は、武式太極拳で終わりました。最初の部分だけです。
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by tiger-hawk | 2016-07-12 00:11 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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