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動物武術の虎鷹拳院日誌

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単純な指行性勁力

*こんにちわ、絶滅1秒前の虎鷹拳院のフジマツです。

*心意六合拳と宋氏形意拳の指行性勁力はとても単純です。

*心意六合拳の鶏歩と鶏行歩で解説してみましょう。

*鶏歩で、後ろ足の足首に体重を降ろします。この時、大腿直筋の負担を軽減してやります。そうしないと、足首に降りてくれません。つまり太ももをゆるめます。太ももは最低限の負担となります。

*この時に足首もゆるめてしまいます。足首が地面を蹴らないように。結果として、足首は折れ曲がります。

*足首は関節なので、実際には下腿三頭筋が体重を担います。それも足首に近いところの筋肉です。

*ところが、下腿三頭筋が地面を蹴ってしまう場合もあります。そこで、下腿三頭筋もゆるめてしまいます。最低限の仕事しかさせないためです。

*体重だけ支えればいいので、それ以上の仕事はさせません。

*鶏行歩とは鶏歩で歩くことです。実際には、大きい鶏歩となります。

*この時に地面を蹴ってしまうと、身体は浮き上がります。また、前へ突っ込んでしまいます。

*そこで、歩くのを止めてしまいます。一歩で止まります。

*その時に、前足が着地しても体重移動しないようにします。つまり、体重は主に後ろ足にそのままあります。この習慣性を造ります。

*初期段階では、一歩で止まります。そして、自分でチェックします。体重は継続して後ろ足が担います。この中間動作が大切となります。

*後ろ足一本で支え続けます。それは後ろ足の足首と下腿三頭筋のことです。下腿三頭筋が抜けないように注意します。

*前へ突っ込む習慣性を克服したら、見た目はその過程を省略します。つまり、いきなり未完成鶏歩になります。前足一本で立ちます。

*これには、見えない過程が存在しています。後ろ足の下腿三頭筋で支え続ける過程です。ですから、突っ込んでしまう人は、この未完成鶏歩を実行してはいけません。まずは、一歩の鶏行歩を練習して、前へ突っ込むクセを克服しましょう。

*宋氏形意拳も同様です。宋氏形意拳と心意六合拳の違いは、体幹の絞りにあります。(それが鶏歩と六合歩の歩型の違いとなって現れます。)

*心意六合拳は体幹の絞りが完成しています。完成していることを前提としています。(そのために体幹の絞りに無知な中国の先生も少なくありません。)

*宋氏形意拳には、体幹の絞りの過程があります。それが、熊の基本功1号と2号になっています。

*この体幹の絞りについては、また別の大きな課題となります。

<動物武術の練習予定>・・・予約は要りません。遊びにおいでませ~
11月2日(水) 19時~開進第一中学校体育館
11月3日(木) 12時30分~平和台体育館
11月5日(土) 19時~開進第一中学校体育館
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by tiger-hawk | 2016-10-31 08:34 | 心意六合*形意

虚歩の隠れ指行性

*こんにちわ、ほとんどつぶれている虎鷹拳院のフジマツです。まあ、なんとも成らないのですけど・・・アハハ

*武式太極拳を練習していたら、武式太極拳は弓歩だけではない、と気付きました。もっと早く気付くべきなのですが、あまり練習していなかったので。すいません。

*虚歩にも、起勢にも、途中の心意六合拳・鶏歩みたいな歩型にも、指行性が隠れていました。

*特に、弓歩に成る前の虚歩が大切だと実感しました。

*心意六合拳だと、いきなり弓歩になるのですけど、武式太極拳はちゃんと過程動作があります。それが虚歩というわけです。

*この虚歩も、隠れ指行性です。というわけで、膝ではなく、後ろ足の足首が折れ曲がります。

*この位置を探すのが微妙です。ちょっと間違えると、膝に体重がかかります。膝に負担を感じる時は、姿勢が間違っています。

*ほんの少しの差なので、外からは見えません。自分で探してください。

*ここで重要なのが、鼠蹊部の切り込みと提肛(尻を収める) ということです。

*鼠蹊部が切り込まれていないと、膝に体重がかかってしまいます。これは、心意六合拳の鶏歩でも、宋氏形意拳の六合歩でも同様です。

*鼠蹊部を切り込むと尻が出てしまう人がいます。それは、腹横筋を使っていないからです。腹横筋で下腹部を持ち上げるようにします。すると、尻も収まります。

*武式太極拳の弓歩は大切ですが、その前の虚歩も大切です。足首が折れ曲がると、趾球と足指を見つけることができます。隠れ指行性を見つけてください。

<最近の鉄牛耕地>

*最近、鉄牛耕地は5セットにしています。一本足の平起平落鉄牛耕地を、14回5セットです。(7回右足・7回左足と途中で足を交替します。) 

*今まで、一本足平起平落を10回10セットにしていましたが、疲れが残ってしまい、二日やると一日休み、といった状態になっていました。腎不全なので疲れやすいのかなあ? とも思いました。腎不全は、最近、長谷川豊先生に死ね ! といわれた人工透析までは至っていません。普通に生活できています。

*そこで、心意六合拳の師匠に言われたことを思い出しました。師匠からは、二本足の平起平落を毎日、20回5セットやれ、と言われました。

*そこで、一日5セットという基準にしました。しかし、10回5セットだと少ないので、14回5セットにしました。

*一本足平起平落を20回やってみたのですが、できたのですが、腕が痺れてしまいました。それ以降は続けられません。それで、今は14回にしています。

*一日5セットという基準だと、続けられます。みなさんも、一日5セットという基準にしてみてください。きっと続けられます。何回やるかは、自分の現在の体力に応じて決めます。

*現状維持ではなく、少し無理します。たくさん無理すると、続けられません。二本足1回を5セットでもいいです。少しずつ増やします。20回5セットできるように成ったら、一本足に切り替えるといいでしょう。

*大事なのは、肩甲骨が出ないようにすることです。両側の肩甲骨の間が凹まないようにしてください。

*つまり、心意六合拳の虎撲・単把の姿勢となります。形意拳の虎形拳も、太極拳の双按も同様です。もちろん、心意六合拳と形意家の馬形拳も同様です。

<動物武術の練習予定>
10月31日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
11月2日(水) 19時~開進第一中学校体育館
11月3日(木) 13時~平和台体育館
11月5日(土) 19時~開進第一中学校体育館
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by tiger-hawk | 2016-10-30 11:44 | 心意六合*形意

膝は「ついで」の存在

*地面を蹴らないで、どうして前進できるのか? おかしな話しです。

*それが、折れ曲がる足首、なのです。

*それが、心意六合拳の鶏歩と弓歩、鶏行歩の目的なのです。それが、宋氏形意拳の六合歩の目的なのです。

*足首が折れ曲がるのに"釣られて"膝が折れ曲がります。膝は"ついで"に折れ曲がるだけなんです。

*つまり、膝の高低はどうでもいいんです。

*それについて無知だと、膝を折り曲げて低い姿勢になってしまいます。

*また、膝を折り曲げて低い姿勢を造ると、膝に体重がかかり膝を痛める結果となります。

*そんなところをがんばっても、無駄なことです。

*膝は「ついで」の存在だと気付きましょう。大切なのは、折れ曲がる足首、なのです。

*そうすれば、膝の故障を防止できます。

*折れ曲がる足首が、蹠行性のヒトの指行性を可能にします。

*これらについては、中国でも解明されていません。中国武術界も中国太極拳界も「無知」なのです。もちろん、日本の武術界も太極拳界も「無知」です。

*無知はこの場合、一般大衆に対する罪となります。まあしかし、武術界や太極拳界がどうなろうと、どうでもいいんですけどね。アハハ

<動物武術の練習予定>・・・予約は要りません。遊びにおいでませ~
10月29日(土) 19時~開進第一中学校体育館
10月30日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
11月2日(水) 19時~開進第一中学校体育館
11月3日(木) 13時~平和台体育館
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by tiger-hawk | 2016-10-29 09:50 | 心意六合*形意

日本人向きの雷声

*どうして日本人は心意六合拳の雷声がヘタクソなのか?

*オバチャンBを教えていて解りました。日本語にはアクセントがほとんどありません。橋と箸はアクセントが違いますが、ハとシの二つの音があります。

*雷声は一つのイーの音しかありません。一つの音の中に高低差があると、日本人は混乱してしまうのです。(舞台俳優や声楽家にはそんなことありませんけど。) 

*日本語のアクセントには、"強調"が多いようです。関西弁の"ナンデヤネン"も"デ"を強調すると、本物に近くなります。これは単なる強調で、音の高低差はほとんどありません。

*私は中国語を少し学習しました。夫婦喧嘩位は中国語でできました。(今は離婚しているので、できませんけど。やりたくもないけど。) だから、声調の4種類位は解ります。(広東語には声調が8種類あるそうで、すぐにあきらめました。無理です。アハハ どうやって使い分けるのだろう? ) 

*でも、日本人には無理ですね。というわけで、できない人はハイーの雷声にすることにしました。これなら、二つの音がありますから高低差を付けることは簡単です。日本人向きの雷声です。

*また私は多くの技を学習しました。その中から十数種類を平行して練習していました。ある日、そこから共通する原理を発見しました。

*全ての技は、同じなのだと気付きました。心意六合拳の多くの技は同じでした。

*宋氏形意拳の五行拳は同じ拳理でした。五行拳それぞれに発勁法がある、なんてことはありません。一つだけです。陰陽五行説を形意拳に当てはめるのは、事態を混乱させるだけです。捨てればよろしい。ハイ、さようなら~

*心意六合拳の師匠に言われました。「一つ解れば百の解る」と言われました。ことわざみたいなものです。

*でもこれも、普通の人には無理なようです。ですから、一つの技だけ教えるのが最適です。例えば、心意六合拳の鶏形単把だけ練習する、みたいな感じです。

*それから、自分で自分を縛り付ける人もいます。これは絶望しましたが、根気よく禅密功などのフニャフニャ体操をやらせるようにします。まあ、身体を固める人には禅密功も難しいのですけど。

*私は10分位でできてしまいましたが、それは例外ということにします。

*足の筋肉の伸張性収縮については、そもそも筋肉が縮んでいる人には無理です。まずは圧腿で、筋肉を伸ばします。特に膝の裏側を伸ばします。

*心意六合拳の弓歩や武式太極拳の弓歩をやらせてみると、足の裏側が伸びない人がいます。生活や仕事には差し支えないのですが、縮んだ筋肉は伸びません。

*最初は、伸ばせよ、と思いましたがそれは無理というもの。そもそも伸ばすことができないのです。これは半年はかかりますので、根気よくやってもらうしかありません。(必要無い人もいます。)

*どうしても地面を蹴りたい人がいます。これはもう無理なので、他の道場へ行ってください。沈墜勁や震脚ならば問題ありません。そのほうがカッコいいし、勇ましいし、ぴったりだと思います。

*虎鷹拳院はあくまで、静かな姿勢勁力です。

<昨日の体育館から>

*心意六合拳の鶏行歩で、押しながら歩く、というものをやってもらいました。腕は単なる"つっかえ棒"にします。二人で組みます。

*前足が着地して大きい鶏歩になりますが、その時はまだ後ろ足の足首に体重があります。(その瞬間に撃つのですが、この場合は撃ちません。)

*そこから、前足の足首に体重が変ります。そこはゆっくりとやります。その足が後ろ足となります。この一連の動きを正確にやらせます。ごまかしは許しません。でも、いくらでもごまかせます。

*鶏行歩には、鶏歩の練習が欠かせません。鶏歩において、後ろ足の足首に座る、という感覚を磨きます。

<動物武術の練習予定>・・・予約は要りません。遊びにおいでませ~
10月27日(木) 13時~平和台体育館
10月29日(土) 19時~開進第一中学校体育館
10月31日(月) 13時~光が丘公園芝生広場北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
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by tiger-hawk | 2016-10-27 06:30 | 心意六合*形意

変形の雷声から

*なんだか胸と肩の力が抜けないオバチャンBです。どうしたもんかなあ? 微妙に胸を張っています。たぶん、学校で教わった姿勢をそのまま守ってきたみたいです。

*そこで、まず腹横筋の使い方を復習してみました。腹横筋を左右横へ引っ張ります。すると、ヘソの右と左に二つの圧力点が生まれます。右5cm位と左5cm位ですけど、個人差があります。

*結果的にヘソは少し凹みます。意図的に凹ませてはいけません。また、結果的に脇腹が膨らみます。そして、結果的に腰方形筋が膨らみます。これらは全て"結果的"です。

*これらの結果は、心意六合拳の雷声から導き出されます。雷声の発声法の結果です。

*口を横へ開き、イーと大きな声を腹の底から出します。声の出し方は演劇の発声法に似ています。もしも、演劇の訓練を受けた友達がいたら、教えてもらってください。狂言でもいいと思います。

*イーの音は日本語にはありません。口をつぶれた楕円形にして、高い声を出します。低い声だと、喉を抑圧してしまいます。

*慣れない人は、高いアーの声を出します。だんだん口の形を楕円形にして、イーに変化させます。そして、音をヘの字形にします。

*つまり、最初は高くなり、そこから急激に少し低くなります。これは中国語の声調(アクセント) の四つある一つです。日本語にはアクセントがあまりありませんので、慣れないと思います。

*一つのイーの音の中に高低差があります。これに苦しんでいたオバチャンBに、別の方法を示してみました。日本人には、難しいみたいなので、妥協案です。

*「ハイー」でやってみたら? これで上手くいきました。実はハイーでも、ヘイーでも、ホイーでもいいんです。イーの音があればそれでいいんです。

*で、オバチャンBの心意六合拳・雷声はハイーと成りました。ハの時は高い音に成ります。そこからイーで少し下がります。

*ハイハイハイ、と拳を連打してもいいです。翻子拳なんかにはぴったりですね。やってみると、楽しいですよ。ウフフ

*ホイホイホイ、だと相手をおちょくっているみたいですね。相手が怒りますから、完全にKOしてください。アハハ

*慣れてきたら、息を吐く時だけでなく、息を吸う時も腹横筋を使います。常に使っているようにします。これは、息を吸った時に腹がゆるんでいるとヤバいので。その時に撃たれるとKOされてしまいます。

*オバチャンB、今までは腹が膨らんでいたそうです。それは逆腹式呼吸法です。全く無意味です。愚かな呼吸法です。

*これでも、胸の力の問題が残ります。そこで、「腹直筋で体幹を立てる」ということを教えてみました。

*背骨は胴体の真ん中にあります。この背骨を背筋で伸ばすと、反り返ってしまいます。学校では、背筋を伸ばせ、と教わりますが大間違いです。背筋を伸ばして胸を張る、なんてやってはいけません。

*もちろん、含胸拔背と称して、胸をつぶしてもいけません。一部の中国拳法道場でやっているらしいですが、愚かな行為です。

*そこで、自分の腹直筋を想像します。ヘソから胸へ向けて真っ直ぐに太い線を描きます。そこを伸ばすように想像します。それで体幹を立てます。この方法だと、椅子に座っていても楽に胴体が立ちます。猫背には成りません。

*歩く時も、腹直筋で体幹を立てます。楽に歩けます。お年寄りが猫背に成るのは、腹直筋が弱ってくるからです。あるいは腹直筋を使わないからです。

*腹直筋は腹横筋に連動しますので、雷声呼吸法と合わせて使います。すると、十文字になります。横の棒が腹横筋で、縦の棒が腹直筋です。

*この十文字で、体幹の骨組みを造ります。(筋肉だから筋組みというべきか? ) 上半身を十文字で直立させます。楽に座れます。楽に立つことができます。楽に歩けます。

*オバチャンB曰く「散歩に最適ね」・・・いえあのう・・・武術のためにフジマツが造ったのですけど・・・まっいいか・・・

<動物武術の練習予定>・・・予約は要りません。遊びにおいでませ~
10月26日(水) 19時~開進第一中学校体育館
10月27日(木) 12時30分~平和台体育館
10月29日(土) 19時~開進第一中学校体育館
10月31日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
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by tiger-hawk | 2016-10-25 08:46 | 心意六合*形意

腕の独走と身体の統一

*久しぶりに心意六合拳・虎爪を練習したら、とても楽しかったので、腕の独走と身体の統一について述べてみます。

*沈墜勁や震脚など、動作勁力の人たちにとって、姿勢から勁力が生まれるなんてことは、受け入れ難いかもしれません。

*この姿勢勁力の姿勢とは、ヒトの姿勢ではありません。それは動物の姿勢です。ニワトリの指行性一本足の姿勢から生まれる勁力です。だから、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩が必要なのです。(宋氏形意拳の勁力は六合歩の姿勢から生まれます。だから、沈墜勁も震脚も不要な静かな勁力となります。) 

*心意六合拳には鶏歩の無い流派もあります。鶏行歩の無い流派もあります。

*当然、それらの流派には姿勢勁力がありません。だから、動作勁力に成らざるを得ません。だから、それらの流派はこのblog で論じる必要がありません。

*蹠行性のヒトからは、勁力は永遠に生まれません。だから、動作を付け加える必要があります。

*そして、姿勢勁力の観点からヒトを観察すると、ヒトの身体は分裂していると見て取れます。

*腕と胴体は分裂しています。胴体と足は分裂しています。

*ヒトは腕と胴体を分裂させて、ヒトの文化・文明を築きました。それがヒトとなる類人猿の直立二足歩行です。

*しかし、今更、四足歩行に戻れません。そこで、直立二足歩行でありながら、腕と胴体を統一する道を探ります。胴体と足を統一する道を探ります。(ヒトは手と足の長さが極端に違うので、四足歩行は不可能です。)

*腕は勝手に動きます。それは腕を肩から生やしているからです。そこで、腕を脇腹の前鋸筋から生やします。それが形意拳と心意六合拳で称するところの"龍身"です。

*それでも腕は独走してしまいます。それは手があるからです。そこで、手の動きを制限してしまいます。それが、心意六合拳の鷹爪です。鷹爪の掌・鷹爪の拳を造ります。

*手の指は前腕の筋肉と直結させてしまいます。これで手は縛られてしまいます。

*胴体もそのままでは分裂しています。そこで、脇腹から鼠蹊部へかけて縛ってしまいます。縄で縛るのではなく、腹斜筋・腹直筋・腹横筋で縛ってしまいます。それが、形意拳と心意六合拳で称するところの"龍腰"です。

*さらに、鼠蹊部は切り込まれます。鼠蹊部が伸びていると非常に危ない姿勢となります。

*鼠蹊部を引っ込めると、尻を出す人がいます。腹横筋と腹直筋を使わないからです。

*尻が出ていると、尻と胴体が分裂しています。そこで尻を収めます。これは、腹横筋で下腹部を持ち上げてやります。すると、尻は収まります。それがいわゆる"提肛"です。

*蹠行性のヒトは指行性には成れません。骨格が異なっています。そこで、指行性に近づけるために、足首が折れ曲がります。すると、足指先が使えます。

*しかし、足首が緊張していると、見た目指行性で実際は蹠行性、という奇妙な姿勢となります。

*そこで、足首はゆるめてしまいます。足首は関節なので、無理する必要はありません。足首がゆるめば、下腿三頭筋が覚醒せざるを得ません。足首のバネは下腿三頭筋から生まれます。
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by tiger-hawk | 2016-10-24 06:35 | 心意六合*形意

やさしく静かに付き合います

(昨日の体育館から)

*誰も来ないので、最初に来たAさんと簡単な逆技をやってみました。最近は、宋氏形意拳の龍形基本功で全て組み立て直しています。

*だから、技の内容も変えてしまいました。いわゆる小纏の技も、馬鹿力の人にも通用するように変えてしまいました。全て体幹の統一でやります。だから似て非なるものになりました。手首を極めるように見えて肩を極めます。肩を極める方法も違います。全て龍形基本功です。

*そのうちにみんな来ました。心意六合拳の猴縮身を分解して、ディフェンスからやります。ディフェンスも体幹の統一でやります。ここでも肩の力を抜きます。

*カイロプラクターのちくわさんと医者先生は、なにやら難しい理論的な話しをしているので、放置しました。アハハ フジマツ馬鹿なので、理論的話はメンドー臭い。そもそもアホなので理解できない。

*今日は猴縮身だけやることにしました。相手にワン・ツー・パンチを出してもらいます。みんな動作が大きいので修正します。自分の顔の幅だけを守ります。自分の顔の幅を覚えます。

*そのうちに猴縮身の単練法に移りました。体育館を往復します。みんな動きが硬い。力を抜けば、滑らかに速く静かに動けます。

*ニホンザルなんだから、素早く動きます。これを中国語で"霊活"と称します。活発で静かに速く、動きます。いわゆる"妙"の極意です。見栄は張りません。

*そのうちに全員来て、なぜだか心意六合拳の馬形拳でチョン突きが始まりました。猴縮身と同じく縮身の突きです。開く勁力ではなく、閉じた勁力です。十字勁と真逆の勁力です。

*そこからなぜだか、虎爪の練習が始まりました。パンチング・ミットで虎爪を撃ちます。これも体幹の統一で撃ちます。手では撃ちません。だから、手はほとんど動きません。

*みんなで撃ってみました。笑い声が耐えません。アハハ 

*虎爪は双虎抱頭よりも打撃力があります。体幹の統一が解りやすい。でも、力を入れると失敗します。力は抜きますが、鷹爪だけはしっかり造ります。そして、下腿三頭筋がバネのようになります。

*下腿三頭筋がバネのように成るために、足首は折れ曲がります。足首はやわらかく使います。

*鶏歩を高く低く、足首で操作します。肩と胸をゆるめます。下腿三頭筋のバネは、足首のバネで造ります。

*地面を蹴ると足首のバネは死にます。地面とはやさしく付き合います。強引にやってはいけません。やさしく静かに、付き合います。乱暴にやってはいけません。

<動物武術の練習予定>・・・予約は要りません。遊びにおいでませ~
10月24日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルかあります、
10月26日(水) 19時~開進第一中学校体育館
10月27日(木) 13時~平和台体育館
10月29日(土) 19時~開進第一中学校体育館

@ 11月19日・20日、練馬農業祭があるらしい。練馬だいこんが手に入ります。おいしいですよ。会員で欲しい人はフジマツまで連絡ください。実費たぶん200円~300円位だと思います。

@ ノーベル賞の選考委員長が、ボブ・ディランは傲慢で無礼だ、と怒っているらしい。だったら、取り消せばいいのにね。ボブ・ディランは、メンドー臭い、と思っているだろうから。でも、ボブ・ディランのファンは今の状況をみんな楽しんでいるよ。アハハ 
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by tiger-hawk | 2016-10-23 07:18 | 心意六合*形意

ヒトの蹠行性は捨てます

*ある日、ぼーと、平和台体育館で合気道の練習を眺めていました。

*先生は、相手との衝突を避けるように弟子に要求していました。相手の押しに抵抗するのを止めてしまうのです。その時、相手のバランスは崩れて投げられてしまいます。

*でも、私から見ると、最初から相手のバランスは崩れていました。

*それは、相手が蹠行性(せきこうせい) で直立しているからです。その時点で既にバランスは、姿勢は崩れているのです。最初から勝負は決まっていました。

*もし相手が指行性で直立していたら? 合気道の技は無効になります。

*でも、ヒトは蹠行性で直立しています。人間ですから、当たり前です。

*しかし、ヒトでも指行性に成れる可能性があります。例えば、階段を下る時は指行性に成ります。

*そして、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩は、ヒトの指行性一本足なのです。 ニワトリと同じです。

*しかし、見た目の一本足を練習しても、一本足は上達しません。鶏歩と六合歩の練習で一本足が上達します。(なお、野球の一本足打法は蹠行性なので参考になりません。) 

*それはもはやヒトではなく、動物に成るということです。だから、動物武術というわけです。

*虎鷹拳院は、ヒトであることを止めて、動物に成ることを目指しています。

*相撲の蹲踞の姿勢は、指行性です。趾球と足指で立っています。そのままゆっくりと立ち上がれば、横綱の土俵入りとなります。(普通の人にはできません。) 

*相撲の押しが強いのは、隠れ指行性だからです。試しに、蹠行性で立ってみてください。簡単に吹っ飛ばされてしまいます。両足が揃っていても、指行性ならばそんなに簡単には吹っ飛ばされません。

*この指行性は、足の裏側・内側の筋肉の伸張性収縮で支えられています。それが、心意六合拳の弓歩と武式太極拳の弓歩と成ります。

*宋氏形意拳の宋光華先生の自宅に滞在していた時、夜になると様々な宋氏形意拳者が訪ねてきました。夜は家の土間で練習します。昼間は中庭で練習していました。(たぶん、おかしな日本人を見る目的もあったのだと思います。) 

*ある時、知らないオジサンが来て、虎形拳を練習していました。するとなんと沈墜勁を用いていました。私はびっくりしてしまいました。そのオジサン、姿勢勁力を全く理解していなかったのです。

*その頃の私は、姿勢勁力も指行性も知りませんでした。しかし、宋氏形意拳に動作勁力が無いことは理解していました。だから、突然の沈墜勁に驚いたのです。

*しかし、宋光華先生は顔色を変えることもなく、静かに修正していました。

*姿勢勁力と指行性に無知だと、容易に沈墜勁や震脚の動作勁力に墜落してしまうようです。

*そもそも、中国には姿勢勁力の概念はありません。動物学の蹠行性と指行性の概念も、心意六合拳と宋氏形意拳にはありません。動物学を導入したのは、フジマツです。

*だから、指導のレベルは、本場中国よりも虎鷹拳院のほうが上です。

*日本武術太極拳連盟は、日本人の膝を破壊しています。それは膝で立っているからです。しかし、その解決法を彼らは知りません。

*解決法は、膝で立つことなく、足指先で立ちます。足指先で弓歩を造ります。そのために、足首は折れ曲がります。すると、指行性の弓歩となります。それが武式太極拳です。

*というわけで、世を救うためにフジマツは無料武式太極拳セミナーを考えています。でも、借りられる体育館が無いので、2017年2月からセミナーを始めます。その時は、全国のみなさんの参加をお待ちしています。覚えた人は、各地で独立教室を立ち上げて勝手に教えてください。虎鷹拳院は陰ながら応援します。もちろん、金銭関係は作りません。

*簡単な套路を作ったので、一回で覚えられます。動画撮影もいいですが、ネットには上げないでください。

*太極拳の推手が成立するのも、相手が蹠行性だからです。指行性の相手には通用しません。

*だから、ヒトの蹠行性は捨てて、動物の指行性と成ります。それが、心意六合拳の鶏行歩です。

<動物武術の練習予定>・・・予約は要りません。遊びにおいでませ~
10月22日(土) 19時~開進第一中学校体育館
10月24日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
10月26日(水) 19時~開進第一中学校体育館
10月27日(木) 13時~平和台体育館

@ 30分間鶏行歩を復活させました。一人ですけど。昔は開進第一中学校体育館でやっていたのですが、地面を蹴ってしまう人に30分間鶏行歩をやらせても無駄になってしまうので、止めました。当時はドスコイ鶏歩も無かったし。
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by tiger-hawk | 2016-10-22 07:06

ニワトリ=指行性一本足

*「地面を蹴らないというけれど、推進力はどうするんですか? 」と質問されました。心意六合拳の鶏行歩についての質問です。

*確かに地面を蹴らないと推進力が生まれません。どうすればいいのでしょうか?

*実は、鶏行歩に推進力はありません。歩くのに推進力は必ずしも必要ありません。

*鶏行歩において、歩くとは左右の足が交替することなのです。それも、指行性一本足が左右交替するのです。結果的に前進します。

*利用するものは、自分の体重と重力と指行性一本足、の三点です。(重力の弱い世界では、当然できません。例えば、月の地面では無理でしょう。) 

*この指行性一本足がニワトリの歩き方=鶏行歩となります。特にニワトリがゆっくり歩く時に、観察してみてください。

*指行性一本足を実現するために、折れ曲がる足首が必要となります。ヒトは蹠行性なので、そのままでは指行性一本足には成れないのです。ニワトリとは骨格の構造が違います。

*ヒトは蹠行性(セキコウセイ) なのですが、日常生活で指行性に成る時があります。それが階段を降りる時です。でも、がに股の人は蹠行性に成ります。がに股では姿勢勁力はできません。必ず直してください。

*階段を登る時は蹠行性に成ります。試してみてください。私は以前、下り坂が鶏行歩に近いのではないか? と直感しましたが、間違ってはいなかったようです。(でも下り坂で練習しても効果ありません。)

*階段を登る時は、床面を蹴る必要があります。階段を下る時は、床面を蹴る必要はありません。体重と重力に任せればいいのです。もちろん、身体を支える筋力は必要です。

*指行性一本足は、最初は趾球と足指で立ちます。そこから、足指先だけで立つ結果となります。すると、耐えられなくなるので、前足に交替します。

*踵で着地すると、墜落する結果となります。(沈墜勁ならば問題ありません。) そこで、踵は地面に触れるか触れないか位で、即時、趾球と足指で立ちます。それもやがて、足指先で立つことになります。

*この足指先とは、足指の第一関節から先の部分です。決して、拇指球ではありません。特に大事なのが、足指の親指と人差し指と中指です。それらの第一関節から先の部分を使います。

*いきなり鶏行歩しても、足首は折れ曲がりません。地面に反発してしまいます。そのために、鶏歩から始めます。鶏歩の練習が、鶏行歩練習の前提条件となります。

*地面に反発する方法を助長すると、ジャンプになります。ウォーキングやランニングは、ジャンプ運動なのです。

*地面を蹴る筋肉は、太ももの大腿直筋です。この大腿直筋をジャンプするためではなく、姿勢を維持するために使います。役割が変ります。

*そして、姿勢を維持するために、下腿三頭筋が最も大切に成ります。その下腿三頭筋は、足首が折れ曲がることによって覚醒します。

*鶏行歩のケイはニワトリです。ニワトリの指行性一本足に学んだ結果、心意六合拳の鶏行歩が生まれました。

*そして、姿勢勁力の根本は指行性一本足から生まれます。

<動物武術の練習予定>・・・予約は要りません。遊びにおいでませ~
10月22日(土) 19時~開進第一中学校体育館
10月24日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
10月26日(水) 19時~開進第一中学校体育館
10月27日(木) 13時~平和台体育館
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by tiger-hawk | 2016-10-21 06:14 | 姿勢勁力

龍形基本功と体幹の統一

*ある日、ぼおーと柔道の練習を眺めていました。

*もしも、肩袖を片側だけでも取られたら、それで自分なんかは終わりだなあ、と感じていました。

*実際、柔道家の引き付ける力はたいへんなものです。肩袖を片側だけでも取られたら、それで投げられてしまいます。自分よりもはるかに強いのです。あらゆる面において、です。

*あれを防ぐにはどうしたらいいか? とアホ頭で考えました。すると、ひらめきました。宋氏形意拳の龍形基本功を応用すればいいのだ、と。

*すると、みごとにはまりました。肩袖だけでなく、胸元を取られた時も、片手を取られた時も、両手を取られた時も、そして、投げる時も使えます。

*これで、合気道要らず、というわけです。とても単純です。なにしろ、龍形基本功だけですから。

*ところが、これを教えてみたら、成功率は低いものでした。この技には欠点がありました。誰でもできるものではありませんでした。

*そもそも、これは技ではありませんでした。技ではなく、龍形基本功でした。

*つまり、要求されるのは"体幹の統一"なのです。体幹が統一されていないと、腕が暴走してしまいます。すると、失敗します。

*熊の基本功と同じことです。要求されるのは、体幹の統一でした。だから、形だけ真似しても失敗します。

*その根本は、雷声呼吸法でした。それは、腹横筋をヘソを中心にして、左右横へ引っ張ります。

*雷声は、イーの音を発声します。そのイーは口を横に開きます。横へつぶれた楕円形となります。その音は日本語にはありません。日本語のイは口を開きますが、横へは開きません。

*同様に、腹も左右横へ引っ張ります。腹も横へ楕円形となります。すると、脇腹も横へ膨らみます。腰の筋肉も横へ引っ張られます。

*そして、その腹の動きが、体幹の司令塔となります。

*しかし、ヒトは腕が勝手に動きます。そのようにして、ヒトは文明・文化を構築してきたのです。

*だから、龍形基本功だけでなく、熊の基本功が必要となります。特に、熊の1号が必修となります。

*熊の基本功でも、腕を暴走させる人がいます。そのほうが圧倒的多数です。そのように幼い頃から生活してきたのです。

*ところが、心意六合拳と宋氏形意拳の技の全ては、体幹の統一が要求されます。龍形基本功と熊の1号が要求されます。

*そして、龍形基本功を応用した逆技も、体幹の統一が必然となっています。これでは、誰でもできるものではありませんでした。単純に逆技をかけても失敗してしまいます。

*とまあ、欠点のある応用技ですが、反対に、体幹の統一ができているかどうか、との試験に使えます。

*龍形基本功を形だけ真似しているのか? それとも本質を理解しているのか? それが本人にも理解できます。

*ということで、試験として使えるわけです。そして、もしも使えるのなら、強力な武器となります。

<動物武術の練習予定>・・・予約は要りません。遊びにおいでませ~
10月20日(木) 13時~平和台体育館
10月22日(土) 19時~開進第一中学校体育館
10月24日(月) 13時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
10月26日(水) 19時~開進第一中学校体育館
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by tiger-hawk | 2016-10-20 06:57 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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