動物武術の虎鷹拳院日誌

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足の親指側エッジ&手の小指側エッジ

・・・姿勢を維持するとは、ある大きさの外力に抵抗する力を出し続けることである。・・・「ウニはすごい バッタもすごい」デザインの生物学、本川達雄 著、中公新書

*姿勢を維持することは力を出し続けること、というわけで、姿勢は勁力になるわけです。その姿勢の力は、もちろん大きいほうがいい。そこで、そのための姿勢の条件があるわけです。それがニワトリの指行性一本足、鼠蹊部を切り込む、脇腹から鼠蹊部へ絞り込む=心意六合拳と形意拳の称する龍腰、腕と脇腹前鋸筋を直結する=心意六合拳と形意拳の称する龍身、などとなります。

*問題は姿勢を維持することなので、連打連撃のエネルギーは少なくて済みます。つまりコストがあまり掛かりません。それは、撃つ時は前腕の筋肉だけが必要となるからです。それが心意六合拳で称するところの鷹爪です。(蹴りの場合は下腿三頭筋が必要となります。指行性四足歩行動物を想定するとわかりやすい。)

*姿勢勁力は、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩で表現されますが、その原点は隠れ指行性の弓歩です。

*隠れ指行性の弓歩は、心意六合拳と武式太極拳にあります。

*そのゴクイは、足の親指側エッジを使うことです。親指側エッジを使うと内転筋へ直結します。内転筋が覚醒します。

*それを心意六合拳・鶏歩、宋氏形意拳・六合歩にも適用します。鶏歩も六合歩も、足親指側エッジを使います。

*では、手ではどうなるでしょうか?

*手では、小指側のエッジを使います。掌も拳も、小指側のエッジです。すると、前腕筋肉の外側を主要に使います。(内側も使いますが)

*拳で小指を相手に当てると骨折してしまいます。だから小指を当ててはいけません。しかし、エッジとしては小指側です。

*これをまとめると、ゴクイ・・・足は親指側エッジを使う。手は小指側エッジを使う。

*武術では、姿勢勁力は極少数派です。多数派には、心理学流派、動作勁力流派などがあります。

*気とは気持ちのことですから、気を表看板にする流派は心理学流派です。合気道とか気の太極拳とかは、心理学流派です。推手ももちろん心理学です。心理学と勁力は区別しなければなりません。勁力とは物理的力のことです。(フジマツは馬鹿なので物理学や数学はわかりません。それで経験的に述べています。また動物武術なので動物学を導入しました。そのほうがわかりやすいと考えます。)

*沈墜勁とか震脚とか十字勁などは動作と勁力が直結しています。だから動作勁力です。動作=勁力なので、連打連撃にはエネルギーがたくさん必要となるでしょう。

*以前、24式太極拳の教科書を見たら、最初の弓歩で足の小指側エッジで地面を削り込む、とありました。小指側エッジで地面を蹴るわけです。とても違和感を覚えました。それは私が間違っていました。そもそも弓歩の構造が全く違うというだけの話しです。

*心意六合拳の弓歩、武式太極拳の弓歩では足の親指側のエッジを使います。手は小指側のエッジを使います。

お知らせ

7月1日(土) 19時~、7月8日(土) 19時~、は事情により開進第一中学校体育館が使えません。平和台体育館地下武道場に振り替えます。平和台体育館武道場は18時30分から使えます。

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by tiger-hawk | 2017-06-30 08:38 | 姿勢勁力

肩は無視してスルーします

*勁力を直訳すると、強い力、です。それは心理学によって効果が増幅するかもしれないけど、心理学そのものではありません。気は気持ちのことですから、心理学そのものです。合気道は心理学ですので、勁力はありません。推手も心理学ですので、勁力はありません。

*勁力の素は自分の体重です。しかし、体重をそのまま使うわけではありません。体重をそのまま使うと、体当たりになってしまいます。体重を乗せたパンチも体当たりの一種です。だから前のめりになります。身体は浮きます。

*ヒトの直立姿勢は踵で地面を蹴っています。蹠行性です。だから、直立二足歩行は地面を蹴って進みます。すると、身体は浮きます。ウォーキングもランニングも身体が浮きます。

*一般的な勁力は動作勁力です。それらは、沈墜勁とか震脚とか十字勁とか開合とか、動作によって成立します。

*姿勢勁力は姿勢によって成立します。それは、心意六合拳・宋氏形意拳・武式太極拳などの一部に見られます。

*姿勢によって成立するので、勢いは使えません。勢いは姿勢を崩してしまいます。したがって、勢いは殺さなければなりません。もちろん、身体は浮いてはいけません。沈んでもいけません。その中間状態で歩くのが、心意六合拳の鶏行歩です。(沈んで歩く鶏行歩もありますが、その場合、姿勢勁力は死んでいます。)

*姿勢勁力の姿勢は、虎など指行性四足歩行動物に学びました。歩く時は、同じ二足歩行のニワトリの指行性一本足に学びました。

*だから姿勢勁力は、動物武術となります。動作勁力は人間武術です。

*姿勢勁力の姿勢の要素は、龍身、龍腰、鶏歩(六合歩) 、指行性、などです。

*龍は古代ワニの化石から想像されました。だから、龍は爬虫類です。爬虫類は脇腹から前肢=腕を生やします。

*そこで、姿勢勁力の腕は肩から生やしません。腕は脇腹の前鋸筋から生やします。これが心意六合拳と形意拳の称するところの「龍身」です。

*その脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かって絞り込みます。その運動線は、鼠蹊部でクロスして内転筋へ達します。これが心意六合拳と形意拳の称するところの「龍腰」です。

*直立したヒトは鼠蹊部を伸ばしてしまいました。その鼠蹊部は四足歩行動物に学んで、折り曲げられます。そして、尻を収めます。これがいわゆる「提肛」です。提肛は鼠蹊部の折り曲げが肝心要です。

*心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩は、足首の折り曲げが肝心要です。足首が折り曲げられることによって、足指が出現します。すると、指行性になります。

*そのままでは姿勢を維持できないので、下腿三頭筋が覚醒します。結果的に、体重は下腿三頭筋に降りてきます。

*この姿勢を維持して撃ちます。すなわち、後ろ足の下腿三頭筋にある体重はそのままです。体重移動はしません。前のめりはしてはいけません。すると、後ろ足の足指から勁力が出ます。この勁力は相手に繋がります。

*だから、相手の体重を後ろ足の足指で支えます。これだけで、勁力は出ています。だから、後は前腕の筋肉だけで撃ちます。それが心意六合拳の「鷹爪」です。

*普通は、相手の体重を肩で支えてしまいます。だから、肩に力を入れてしまいます。すると、腕力しか使えません。姿勢勁力は死んでしまいます。

*また、肩に力が入っていると、肩で立っている状態になります。肩で身体を支えています。すると、下腿三頭筋まで体重が降りてきません。もちろん、姿勢勁力は死んでいます。

*肩の力は姿勢勁力を殺します。だから、腕は脇腹の前鋸筋から生やします。肩は無視してスルーします。

@ 中山うり十周年祭、へ娘と行きました。ところが、前半で右足の内転筋がツリました。くっ苦しい。休憩時間に立っていたら治りました。後半の終わり近くなると、両足の内転筋がツリました。ウゥ・・・アンコールの二曲はひたすら耐えました。ナンテコッタ 次は二十周年祭に娘と行く約束をしました。というわけで、あと十年は生きています。死ななければですけど・・・低い椅子はヤバいですう。足は短いのですが・・・涙・・・

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by tiger-hawk | 2017-06-28 08:29 | 姿勢勁力

勁力は勁力

*昨日は朝の5時に電話してきた馬鹿に叩き起こされて、ボーとした頭で対応してしまった。いつもボーとしているアホのフジマツですから何をしゃべったことやら。

*まあどうせヒヤカシですからどうでもいいんです。ヒヤカシといえば、体育館に現れて、「オマエのやっていることは合気上げだ」とトンチンカンな発言をした中年オヤジを思い出した。

*合気上げをやってしまうと、自分の身体も浮き上がってしまいますから、姿勢勁力としては絶対禁止です。

*合気と発勁は同じだ、なんて風潮も世間にあるようですが、全くの間違いです。なぜなら、合気道の技は心理学で成り立っています。

*心理学だけですから、合気道に勁力はありません。

*同様に、中国武術の推手も心理学で成り立っています。心理学だけですから、推手に勁力はありません。というわけで、推手をいくらやったところで、勁力は身に付きません。心理学的要素はある程度上手くなるようです。

*もちろん、心理学的要素を利用すれば、勁力の効果も増します。だから、心意六合拳や宋氏形意拳にも、心理学の初歩的要素もあります。でもそれは、あくまで心理学的要素で勁力とは無関係です。勁力はなによりも打撃のためにあるのです。

*心理学だという証拠があります。それは「気」という言葉を使うことです。気とは気持ちのことです。すなわち、気という言葉を使う武術は心理学です。いいかえると勁力はありません。

*心理学にばかり頼っていると、自分の勁力は向上しません。でも、駆け引きも大切です。バランスを取って練習しましょう。

*姿勢勁力といっても、自分の体重を利用するだけです。その体重を相手にぶつけてはいけません。それだと体当たりになってしまいます。前のめりになってしまいます。体重移動してしまいます。

*どうすべきか? 心意六合拳の鶏歩を観察するとわかります。宋氏形意拳の六合歩を観察するとわかります。

*それは、一本足の下腿三頭筋に体重を降ろすことです。

*そのために、鼠蹊部を切り込みます。尻を収めます。足首は折れ曲がります。足指を出現させます。上半身は力を抜きます。もちろん、肩もゆるめます。

*一本足の下腿三頭筋にある体重は、撃ってもそのままです。

*歩く時は、一本足の下腿三頭筋にある体重を維持します。つまり、左右の足が交替するだけで、どちらかの一本足の下腿三頭筋にある体重はそのままです。いつも、一本足の下腿三頭筋に体重があります。

*これが心意六合拳の鶏行歩ということです。

*とっても単純です。めっちゃ簡単な構造です。

*でも、人間の本能的習慣には馴染みません。人間はいつも前のめりに歩きます。特に、格闘技経験者には難しいらしいです。だから、格闘技的武術者にも難しいようです。

*ボクシングのパンチも、後ろ足の踵が上がっています。つまり、後ろ足の下腿三頭筋にあるべき体重は抜けています。

*心意六合拳の鶏歩でも、後ろ足の踵が上がっていれば、下腿三頭筋にあるべき体重は抜けています。

*武式太極拳があんなに威張っているように見えるのも、前のめりに歩かないからです。

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by tiger-hawk | 2017-06-27 08:11 | 姿勢勁力

三角形の勁力軌道

@ 朝の5時頃、電話がありました。朝の5時で寝てました。また、いやがらせ電話または間違い電話だと思い、切りました。後から考えるといやがらせ電話でも間違い電話でもなかったようです。しかし、いやがらせ電話は少なくありません。朝の5時はいかがなものでしょうか? 


*こんにちわ、インチキと定評のあるアホのフジマツです。


*どうして武式太極拳ワークショップを開催したのか? それによって会員が増えるわけではありませんが、イベントは楽しいではありませんか。楽しければそれでいいんです。


*武術も娯楽でやっているだけです。つまり、遊びです。達人になれる才能も無し、ですからね。でも、良心は少し残っているので、気で打つ、なんて大ウソはこきません。ホント、反省してほしいですね、渋谷の大旦那。


*大会(拳杯) は妨害されてつぶれてしまったけれど、楽しいこともありました。でもこちらも疲れていたので、つぶしてくれてありがとう。ナンチャッテ ! 


*武式太極拳ワークショップは暴力的な人も来ないし、楽しいので、これからも続けます。フジマツはヘタレなんで、あなたが一番強いです。


*さて、武式太極拳も隠れ指行性です。つまり、後ろ足指の指行性勁力の一種ということです。


*ところが、現代日本人の足指は既に退化しています。その原因は、硬直した足首です。


*硬直した足首では、足指に体重が載ることはあり得ません。カカトでストップしたままです。


*これを治療するのが、心意六合拳の鶏歩です。宋氏形意拳の六合歩は鶏歩よりも、さらにやわらかい足首を要求されます。


*そこで、心意六合拳の鶏歩から始めると良いでしょう。


*でも本当に硬い足首のためには、大きい鶏歩で上下に揺らして、足首の準備体操がおすすめです。


*鶏歩の練習の際も、がんばってはいけません。がんばらずに、自分の体重に足首を任せます。すると、だんだんとやわらかくなります。がんばると逆効果です。


*武術はがんばればいいんだ、と誤解している人がたくさんいます。確かに私も、心意六合拳の師匠に排打功でボコボコにされたこともありました。翌日ベッドから起き上がれませんでした。でもまあ、その位です。


*体育会的発想だと、どうしてもがんばってしまいます。すると、足指の指行性勁力は見つけられません。


*鶏歩の後ろ足指もがんばってはいけません。足指はゆるめてしまいます。地面を蹴ってはいけません。地面と仲良くなります。


*すると下腿三頭筋が助けてくれます。下腿三頭筋を強制的に動員してはいけません。だから、下腿三頭筋の筋トレは無駄ということです。そんなに太い下腿三頭筋も要りません。私のフクラハギなんて可愛いものです。女子高生よりも細いですよ。(何処見てんのよおー) 


*足首が折れ曲がり、足指に体重が載ると、下腿三頭筋が覚醒します。すると、足指ー足首ー下腿三頭筋の勁力トライアングルが形成されます。三角形の勁力です。


*拳・掌の軌道も三角形です。両手の指先を合わせて、真っ直ぐに肩の高さにします。すると、三角形の軌道が現れます。これが拳・掌の軌道です。


*そのまま手を降ろすと、心意六合拳と形意拳の龍腰の軌道となります。すなわち、脇腹から鼠蹊部へ向けて切り込まれます。これも三角形です。(この軌道は鼠蹊部でクロスして内転筋へ達します。そして、両足の親指側のエッジに合流します。)


*指行性勁力は三角形です。拳・掌の軌道は三角形です。心意六合拳と形意拳の龍腰も三角形です。なんだか三角形て面白いですね。


*こうしてみると、一般的にいわれる円や球ではありません。三角形の勁力軌道となります。円や球だと体当たりになります。拳・掌・腕だと三角形になります。心意六合拳・宋氏形意拳・武式太極拳に体当たりはありません。


*三角形の勁力軌道は、勢いがあると崩壊します。前のめりになると崩壊します。沈むと崩壊します。動作勁力があると崩壊します。


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by tiger-hawk | 2017-06-26 08:17 | 姿勢勁力

やわらかい弱いバネ

(昨日の体育館から)

*やわらかい弱いバネについて練習してみました。技はなんでもいいのですが、心意六合拳の鶏歩で虎撲です。

*これ、後ろ足指の指行性勁力のことです。

*宋氏形意拳の六合歩だと、心意六合拳の鶏歩よりもやわらかい足首を要求されます。

*そこで、心意六合拳の鶏歩からやってみました。弱いバネですが、結果的には強い力が出ます。

*でも、強いバネなんて言うと、力を込めてしまいます。すると、地面を蹴って自滅してしまいます。

*このバネは、足指と足首と下腿三頭筋による勁力トライアングルのことです。三角形の勁力が形成されます。

*でも、硬くしてしまうと、下腿三頭筋の過緊張となります。いわゆる筋トレだと、下腿三頭筋の過緊張を狙います。そこで、スポーツ・ジムの筋トレは使えません。

*このやわらかい弱いバネと手を同調させます。

*同調させるには、力を抜かなければなりません。そうしないと、同調できません。

*結果的に、そんなには力は要らないということになります。

*でも、身体を支持する筋力は必要です。

*いいかえると、身体を支持できればそれでいいということです。

*そのバランスは、ニワトリの指行性一本足、です。これが心意六合拳と形意拳の元です。

*しかし、格闘技経験者は、どうしても地面を蹴ってしまいます。前のめりになってしまいます。前のめりパンチです。

*虎鷹拳院の格闘技経験者も苦労しているようです。

*これには、心意六合拳の鶏歩でやわらかく弱く立つこと、が必要となります。鶏行歩で、やわらかく弱く歩くこと、が必要となります。

*というわけで、勢いは不要です。迫力は不要です。男らしさは不要です。格闘技らしさは不要です。

*自分の動作に対するやさしさが必要です。

*そして、身体が浮いてはいけません。地面を蹴ると身体が浮いてしまいます。オバチャン太極拳も身体が浮いています。地面を蹴っているからです。つまり、オバチャン太極拳も格闘技も、勁力的には同じということです。

*地面を蹴らずに、足首が折れ曲がります。すると、隠れていた足指が現れます。そこから、勁力が出ます。それに手を同調させます。

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by tiger-hawk | 2017-06-25 08:27 | 姿勢勁力

前足指のストッパー&後ろ足指の指行性勁力

*武式太極拳ワークショップから入会した人いるんですか? シロクマさんに聴かれた。もちろん一人もいません。まあ、ネームが違います。例えば、太◯拳とか意◯とか業界では有名どころと、こちらはインチキフジマツですから。

*でもなかなか楽しかったから、それでよし。入会する人は突然来てそのまま入会します。シロクマさんのように。つまり、変人です。フジマツが変態武術なので、虎鷹拳院に来る人はみんな変人です。オバチャンズだけは別ルートで間違って来ただけです。

*どうして肩が暴走するのだろう? どうして肩と尻が同調できないのだろう? どうして腰が暴走するのだろう? どうして足指が隠れたままなのだろう?

*とっても不思議でした。

*でも、肩が暴走するのは、直立二足歩行するヒトの本能的反射です。肩と尻が同調できないのも、直立二足歩行の結果です。四足歩行ではありませんから。腰が暴走するのも、直立二足歩行の結果です。

*足指が隠れたままなのは、現代日本人の足指が既に退化しているから、というわけです。これはちくわさんが指摘していました。つまりホンダのアシモ君です。あのモンスターが日本人の姿です。

*動物武術の心意六合拳と宋氏形意拳は、直立二足歩行を基準としていません。

*それは、ネコ科・イヌ科動物の指行性四足歩行と、ニワトリの指行性一本足を基準としています。それとの、蹠行性ヒトとの妥協の産物が、心意六合拳と宋氏形意拳なのです。

*だから、心意六合拳や宋氏形意拳や武式太極拳の技を学習したところで、全く役に立たないというわけです。技以前の問題が重要です。

*この認識が欠落していると、武式太極拳ワークショップもクソの役にも立ちません。

*それを端的に表現するのが心意六合拳の鶏行歩です。それは蹠行性のフリをした指行性です。

*鶏行歩には、二つの重要な要素があります。

*一つは前足指のストッパーです。

*一つは後ろ足指の指行性勁力です。

*この二つは、心意六合拳と宋氏形意拳と武式太極拳の全ての技に必要です。

*でもどれか一つといわれると、前足指のストッパーは、心意六合拳の単把で学ぶことができます。これは比較的簡単なので、おすすめです。

*後ろ足指の指行性勁力は、宋氏形意拳の崩拳で学ぶことができます。これも比較的簡単です。

*前足指のストッパーが無いと、身体が前方へ流れてしまいます。すると、せっかくの後ろ足指の指行性勁力も消えてしまいます。

*後ろ足指の指行性勁力は、足首が折れ曲がるところから始まります。足首が折れ曲がらないと、足指が出現しないからです。

*これが歩くと、前足の足首が折れ曲がります。それがすぐに後ろ足足首となります。左右の足が交替するので、そうなります。

*なお、足指は何かをしてはいけません。何もしなくていいんです。ここを誤解する人がたくさんいます。そして、地面をつかんだりします。足指は地面をつかんではいけません。もちろん、地面を蹴ってもいけません。なんにもしなくていいんです。

*というわけで、格闘技的武術や動作勁力の流派のみなさんには、全く参考にならないと思います。申し訳ありません。逃げろ~~ 

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by tiger-hawk | 2017-06-24 15:36 | 姿勢勁力

姿勢勁力原論(構造としての勁力)

*姿勢勁力は、姿勢の構造そのものが勁力となります。姿勢勁力=構造勁力ということです。

*この点が動作勁力と決定的に異なるところです。動作勁力とは、いわゆる沈墜勁、震脚、纏絲勁、十字勁、開合、などの動作に基づく勁力のことです。一般的武術は全て動作勁力です。

*例えば、心意六合拳の弓歩で立つ、心意六合拳の鶏歩で立つ、宋氏形意拳の六合歩で立つ、それだけで発勁状態となっています。だから、立つ練習が基礎となります。

*このことを理解していないと、余計な動作を加えて姿勢勁力を崩壊させてしまいます。すなわち、動作を加えることによって、姿勢が崩れてしまいます。

*そのために、肩から発勁することが姿勢勁力の原形となります。この時、肩は動きません。動いてはいけません。肩が動いたら、姿勢勁力の構造が壊れてしまいます。(このことに無知な中国の先生も少なくありません。) 

*そのために、宋氏形意拳・熊の基本功1号が発勁の原形となります。心意六合拳の熊吊膀が発勁の原形となります。どちらも肩が動いてはいけません。

*拳・掌で撃つ場合は、前腕だけが動きます。前腕の筋肉で撃ちます。それが心意六合拳の鷹爪ということです。前腕の筋肉で指を操作します。

*この時、上腕の筋肉は動きません。前腕の筋肉だけ動きます。動作勁力の場合、上腕の筋肉も動きます。上腕の筋肉が重要な役割となります。

*どうして上腕の筋肉は動かないのか? それは上腕の筋肉が動くと、肩も動いてしまうからです。肩が動くと、姿勢の構造が崩れてしまいます。

*肩で当たるのに、肩が動いてはいけません。それが心意六合拳の熊吊膀です。でもそれでは当たりません。相手との距離があると、当たりません。

*そこで、身体全体がそのままの状態で前進します。すなわち歩きます。それが心意六合拳の鶏行歩です。

*鶏行歩は、姿勢の構造を崩さずに歩きます。ですから、地面を蹴ってはいけません。余計な運動を加えてはいけません。

*だから、勢いを加えません。勢いは殺します。そのために、前足の足指がストッパーとなります。

*体当たりを主張する心意六合拳もありますが、それは動作勁力だからです。姿勢勁力の場合、体当たりはあり得ません。

*肩で当たる場合、肩を動かしたり、前のめりになったりする人がいますが、それは姿勢勁力の構造勁力としての意味を理解していません。

*姿勢勁力は、その構造のための骨格を造ります。それは内骨格となります。脊椎動物と同じ内骨格です。

*動作勁力は、その構造上、外骨格となります。すなわち、運動としては身体外側のラインを使います。

*姿勢勁力の内骨格とは、心意六合拳と形意拳でいうところの龍身・龍腰です。

*龍身とは、腕を脇腹の前鋸筋から動かします。腕と前鋸筋を直結させます。すると、肩をスルーします。

*龍腰とは、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かって絞り込みます。このラインは鼠蹊部でクロスして内転筋に繋がります。

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by tiger-hawk | 2017-06-23 08:30 | 姿勢勁力

動物の姿勢に学ぶ

*ヒトの直立姿勢では、足首が硬直しています。足首と踵が地面を蹴っているのです。そのままでは蹠行性となります。

*そこで、足首の力を抜いてしまいます。すると、足首は折れ曲がります。これを利用して歩きます。それが心意六合拳の鶏行歩です。

*その時の条件としては、足指が地面を蹴ってはいけません。ということは、足指の力を抜きます。だから、足指が地面をつかむなんてことはあってはいけません。

*下腿三頭筋も地面を蹴ってはいけません。ということは、下腿三頭筋も力を抜きます。

*肩・腰・膝も力を抜きます。肩で立ってはいけません。腰で立ってはいけません。膝で立ってはいけません。

*こうしてやっと体重が足首に降りてきます。その足首も力を抜きます。すると、足首は折れ曲がります。すると、足指が出現します。指行性に近くなります。するとやっと体重は下腿三頭筋に降りてきます。

*足指が地面を蹴ってはいけません。すると、下腿三頭筋が体重を支える結果となります。これはあくまで"結果"です。だから、下腿三頭筋に力を込めてはいけません。

*オバチャンBが、お医者さんに矯正された自分の直立姿勢の写真を見せてくれました。それは、ヒトとしての正しい姿勢です。なにしろ直立姿勢ですから。そんなものを見せられて、どう反応したらいいのでしょうか? アホのフジマツは困ってしまいました。アハハ

*動物武術は、ヒトとしての正しい姿勢なんか求めていません。虎(ネコ科)の指行性姿勢について学びます。さらにニワトリの指行性一本足について学びます。だから、鶏歩・鶏行歩と称します。

*はっきりいうと、ヒトの正しい直立姿勢なんてどうでもいいのです。そんなものはとっくの昔に捨ててしまいました。

*鼠蹊部を折り曲げます。するともう直立姿勢ではありません。さらに尻を収めます。いわゆる提肛です。すると腰の背中側のくびれが無くなります。背中のS字ラインが消えるのです。それはもうヒトとしての正しい姿勢ではありません。

*そして、膝で立ってはいけません。すると、表側の大腿直筋よりも裏側の下腿三頭筋を使います。もはやヒトの姿勢ではありません。

*上半身は直立させるのですが、下半身は指行性となります。その境目の鼠蹊部は折れ曲がるので、四足歩行動物に近くなります。

*動物武術としての心意六合拳と宋氏形意拳の求める姿勢は、ヒトの正しい姿勢ではなかったのです。

*ウォーキングはヒトとしての正しい歩行法です。動物武術者はもはやヒトではありませんから、ウォーキングなんかやらないのです。

*ヒトは直立するために、肩を怒らせて、腰を伸ばして、尻を出して、鼠蹊部を伸ばして、膝で立ちます。

*求めるものは、足指から手指に至る勁力です。それを膝・腰・肩が邪魔します。しかし、足指も足首も下腿三頭筋も邪魔をするのです。

*足指に足首に下腿三頭筋に、力を込めてしまうと、たちまち邪魔をしてきます。

*なにしろ動物武術者も元はヒトですから、ヒトとしての姿勢を否定すると、たいへん疲れます。しかしそれも、変態動物になるための試練です。姿勢勁力を獲得するための試練です。

*動物の姿勢に学ぶのが、動物武術の選択した運命なのです。

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by tiger-hawk | 2017-06-22 08:24 | 姿勢勁力

お知らせ

お知らせです。

7月1日(土) 19時~ 、7月8日(土) 19時~、学校の事情により開進第一中学校体育館が使えません。

19時から平和台体育館の地下武道場で練習します。ご注意ください。

平和台体育館は18時30分から使えます。

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by tiger-hawk | 2017-06-21 15:43

半人間半動物

*武式太極拳ワークショップに参加してくれたみなさん、ありがとうございました。


*しかし、武式太極拳の弓歩は隠れ指行性です。隠れ指行性なので、直立するヒトの本能と合いません。ヒトの蹠行性(せきこうせい) と合いません。虎鷹拳院の動物武術はヒトの本能に違反しているのです。指行性の姿勢勁力が実感として解らないのは、本能と相容れないからです。


*恐竜=鳥類は指行性の二足歩行です。こちらのほうが隠れ指行性と親和性があります。四足歩行ですが、ネコ科とイヌ科も指行性です。


*スピード・スケートはかなり指行性に近いだろうなあ、と感じていました。さらに身体を前傾させます。あれだけ前傾すると、重心は胸の辺りにあると思われます。すると、まさに恐竜=鳥類そのものです。スピート・スケーターは人間ではなく、恐竜=鳥類だったのです。


*ジャンプ・スキーもかなり前傾姿勢になります。すると、重心は恐竜=鳥類ということです。こんなことを考えるのは、アホのフジマツだけだろうと思いますけど。


*腰の曲がったおばあさんは、残念ながら蹠行性なので人間のままです。アハハ


*ヒトは直立二足歩行です。そして踵で立つ蹠行性(せきこうせい) です。当然、踵は直立しています。すると、足首も直立しています。直立した足首は硬直します。硬直していても日常生活に問題はありません。


*足首が直立している限り、指行性にはなれません。そこで、指行性の心意六合拳・鶏行歩では、足首が折れ曲がります。


*しかし、ランニングはジャンプ運動なので、足指と趾球でジャンプします。ジャンプすると身体は浮き上がりますので、指行性の姿勢勁力としては使えません。


*ウォーキングは蹠行性なので、踵でジャンプします。これもジャンプ運動なので、指行性の姿勢勁力としては使えません。地面を蹴る運動は、見た目はジャンプしていなくても、本質的にはジャンプ運動なのです。だから、大腿直筋主体となります。


*心意六合拳の弓歩と鶏歩、宋氏形意拳の六合歩は、どれも隠れ指行性です。この中で一番指行性に近いのは、心意六合拳の鶏歩です。


*私が指行性に気付いたのも鶏歩からでした。鶏歩の後ろ足の踵は地面から離れています。前足の踵は地面に触れていますが、体重は掛かりません。


*ところが、後ろ足の踵を高くする先生がいます。こうなると、後ろ足の下腿三頭筋は空っぽになります。そして、前足の大腿直筋で立つ結果となります。これは何を意味するのか?


*それは蹠行性です。指行性の振りをした前足一本足の蹠行性です。後ろ足の足首を観察すると、角度としては直立姿勢と同じです。全く折れ曲がっていません。体重が掛かっていないのだから、当然です。


沈墜勁や震脚を使うとこうなります。使用後の姿です。もちろん、勁力は一時停止です。そんな鶏歩の写真を残した有名な先生もいます。もしかしたら、意図的かもしれません。一般的に中国人先生は、本当のことを教えないのです。


*こんな鶏歩をしていると、膝を壊す危険性があります。膝が痛くなります。これを膝で立つ、と私は称していました。でも、わからない人がいました。そこで、人を教えるためにはどうすればいいのか? フジマツはアホ頭で考えました。


*それが、折れ曲がる足首です。足首が折れ曲がると、必然的に体重は足指と趾球のほうへ行きます。足指の出現です。しかし、足指ちと趾球だけで体重を支えるのは無理なので、下腿三頭筋が助けてくれます。下腿三頭筋の覚醒です。


*しかし、鼠蹊部が伸びているとやはり体重は膝に掛かります。鼠蹊部も折れ曲がることが必要です。四足歩行動物の鼠蹊部もやはり折れ曲がっています。それが直立すると、鼠蹊部が伸びます。


*ヒトの直立姿勢を考えてみると、鼠蹊部が伸びています。足首も伸びています。それが人間というものです。蹠行性ですから、踵に体重を降ろします。人間ですから。


*それに違反するのが動物武術としての宋氏形意拳と心意六合拳です。


*オバチャンBが、お医者さんに矯正された正しい姿勢の写真を見せてくれました。これはどうなのよ、フジマツセンセーというわけです。それが正しい人間の姿勢です。動物武術は人間の姿勢ではありません。動物ですから。


*先に上げたスピートスケートの姿勢も、ジャンプスキーの姿勢も人間のものではありません。恐竜=鳥類の姿勢です。


*しかし、心意六合拳と宋氏形意拳は前傾姿勢を嫌います。簡単に倒されてしまいます。しかも、後ろ足の下腿三頭筋は空っぽになります。それでは無意味です。無勁力ですから。


*そこで、上半身は直立させます。ところが、下半身は直立しません。上半身は人間ですが、下半身は動物です。それが動物武術です。


*人間の本能に反した奇妙な半人間半動物ができあがります。


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by tiger-hawk | 2017-06-21 08:36 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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