動物武術の虎鷹拳院日誌

tigerhawk.exblog.jp ブログトップ

<   2017年 08月 ( 32 )   > この月の画像一覧

見えないバンテージを巻きます

*こんにちわ、インチキであることを公言している唯一無二のフジマツです。

*心意六合拳の馬形拳も、宋氏形意拳の崩拳も、腕を伸ばしきることはありません。

*これは、上腕三頭筋も上腕二頭筋も使わない、というサインです。上腕の筋肉を使うと、拳が遅くなってしまいます。遅い拳は当たりません。(そのために、つかむことを前提としている流派もあります。でも、つかむことは容易ではありません。)

*ではなにを使うのか? それは前腕の筋肉と脇腹の前鋸筋です。前腕の筋肉と前鋸筋をダイレクトに繋げてしまいます。

*まず、前腕の筋肉を使います。これは、指を前腕の筋肉で操作することです。それが心意六合拳の鷹爪です。

*前腕の筋肉でコブシを造ります。掌も同様です。

*ボクシングではコブシと手首にバンテージを巻きます。すると、前腕の筋肉が覚醒します。あのバンテージ効果と全く同じことが、鷹爪で実現します。

*前腕だけで撃つ(押す)、ということができない人も、私が手首にそっと手を添えるとできてしまう場合があります。(個人差があります) 不思議そうな顔をされますが、魔法ではありません。

*そっと手を触れることによって、前腕に意識が集中します。それだけのことです。

*わからない人は、練習の際、手首に包帯を巻くと良いでしょう。それだけで大きな効果があります。おすすめです。

*あるいは、軍手の指の部分を切り落として使うのも良いかもしれません。試してみてください。フジマツはやったことないので。アハハ

*でも、心意六合拳の鷹爪ができると、バンテージも軍手も不要となります。

*それだけだと手打ちになってしまうので、前腕の筋肉を体幹と結合させてしまいます。それが前鋸筋です。

*前鋸筋と前腕を直結してしまいます。すると、体幹の拳ができ上がります。

*これが心意六合拳と形意拳の称する「龍身」です。龍=爬虫類の前肢です。

*前鋸筋は鼠蹊部と結合させます。すると、体幹は一つになります。

*鼠蹊部はクロスして内転筋と結合させます。すると、体幹と下半身が結合します。

*下半身は、足指ー趾球ー足首ーヒラメ筋ー下腿三頭筋ー大腿二頭筋ー内転筋、という運動線を造ります。

*内転筋において、体幹と足が結合します。

*こうして、姿勢勁力の身体ができあがります。

*問題はいろいろありますが、その一つに前鋸筋が実感できません。前鋸筋の存在と鍛え方がわかりません。

*そのために、前鋸筋に体重を掛けます。それが心意六合拳の鉄牛耕地です。

*腕立て伏せだと、肩に体重が掛かってしまいます。だから、腕立て伏せは避けます。

*前腕と前鋸筋をダイレクトに結合させると、肩をスルーできます。

*すると、肩の力を抜かなくても、同様の効果が得られます。

*ただし、肩の力が抜けていないと、拳はやはり遅くなります。肩は24時間、軽くするように心がけます。

*気は使わないのか? 気は使います。ただし、文字通り、「気を使います」。それは、日常生活と同じ意味です。つまり、心がけます。気持ちを使います。それだけのことです。特別な「気」などありません。当たり前のことです。詐欺師に騙されてはいけません。 

*追伸

なんのために体育館に来るのか? 自分が上手くなるため、です。自分のちっぽけなプライドを満足させるためではありません。他人を馬鹿にして、みんなに嫌われた人がいました。本人には自覚がありません。ちっぽけなプライドなんか捨てて、自分のために生きればいいのに。ちっぽけなエゴは捨てて、本物のエゴイストになってほしいものです。            

[PR]
by tiger-hawk | 2017-08-02 08:27 | 心意六合*形意

熊の1号の仮説から

*こんにちわ、インチキのフジマツです。


*姿勢勁力の原点の一つが、宋氏形意拳の熊形基本功1号です。通称、熊の1号です。


*初めて宋光華先生の自宅に押し掛けたその晩、土間で先生から熊の1号でガンとやられました。その時に、これはなにか大切な基本功なのだ、と勝手に想像しました。


*次の日の早朝、中庭に一人、熊の1号を練習していました。すると、宋光華先生が現れ、もう一度見せてくれました。見たのはその二回だけです。他の先生は見せてくれませんでした。


*熊の1号は、十二形拳の熊形拳の基本功です。しかし、宋光華先生は、「十二形拳は五行拳の身法を学ぶ」と言いました。


*そこから私は仮説を立てました。熊の1号は崩拳の本質なのではないか? 拳の本質が熊の1号、というわけです。


*熊の1号は、肩が当たります。それを肘に置き換えてもそのまま使えます。腕に置き換えても同じです。そして、拳に置き換えても同じです。掌に置き換えたら、太極拳のロウシツヨウホに成ります。


*そして、心意六合拳の熊吊膀と内容は全く同じでした。(これは後に判明します。) これも自分で断定しました。


*後に習った熊の2号は、横拳そのものでした。用法は違いますけど。これも自分で断定しました。指摘されたものではありません。横拳は難しいので理解できませんでした。ところが、熊の2号で解決してしまいました。


*後に、崩拳に熊の2号を加えました。熊の1号と熊の2号を合体させました。縦の動きに横の動きを加えました。すると、崩拳はさらに強くなりました。


*これに心意六合拳の鷹爪を加えました。鷹爪は前腕の筋肉で指を操作します。ここから、前腕だけで撃つ、という原則を立てました。上腕の筋肉も肩も使いません。上腕の筋肉は別の使い方があります。肩の力は全く使いません。肩で当たる時も、肩の力を抜きます。もちろん、体重移動も使いません。腰も使いません。


*肩に力が入ると、崩拳も一般的な拳も掌も、完全に失敗します。全ての技が失敗します。肩が暴走してはいけません。体幹が分裂してしまいます。


*肩は尻と合体させます。しかし、これだけでは体幹を統一できません。体幹はバラバラなままです。


*そこで、腕を肩からではなく、脇腹の前鋸筋から生やします。まるで、爬虫類みたいです。龍は古代ワニの化石から想像されたという説があります。龍の顔はワニにそっくりです。すると、龍はワニ=爬虫類です。その説に従って、心意六合拳と形意拳の称する「龍身」は、腕を脇腹の前鋸筋から生やすことだと、判断しました。


*これでもまだ体幹の統一には足りません。


*熊の1号を練っていると、あることに気付きました。それは、脇腹から鼠蹊部へ向かう運動線です。この運動線は、鼠蹊部でクロスして内転筋へ達します。この運動線は、心意六合拳のある龍形拳とそっくり同じです。蛇行歩の技とも同じです。


*この運動線は、左右同時に実行されます。すると、体幹が鼠蹊部で統一されます。体幹が絞り込まれます。


*これが、心意六合拳と形意拳の称するところの「龍腰」だと判断しました。(中国語の文献では、龍身と龍腰は曖昧です。具体的には解りません。)


*すると、腕は脇腹の前鋸筋に従います。肩は尻に従います。脇腹は鼠蹊部に従います。鼠蹊部は内転筋に従います。内転筋は大腿二頭筋に従います。大腿二頭筋は下腿三頭筋に従います。下腿三頭筋はヒラメ筋に従います。ヒラメ筋は足首に従います。足首は足指と趾球に従います。趾球は足指に従います。足指が始まりなので、指行性です。


*全ての始まりは、熊の1号でした。熊の1号の仮説から、全てが始まりました。


[PR]
by tiger-hawk | 2017-08-01 08:01 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


by tiger-hawk
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー