動物武術の虎鷹拳院日誌

tigerhawk.exblog.jp ブログトップ

ネコの後ろ足

* 姿勢勁力の見つけ方はいろいろあります。私は心意六合拳の鶏行歩から見つけました。これが間違いの元でした。

*教えてみると、どうしても地面を蹴ってしまうのです。これは人間の本能なんですが、そればかりでもありません。

*現代日本人は膝で立って膝で歩きます。その結果、足指を使って歩きません。足指に体重が載る時間がありません。

*その結果、足首が折れ曲がることはありません。主に使う筋肉は大腿直筋だけです。裏側の筋肉は棒のように使うだけです。下腿三頭筋も大腿二頭筋も棒です。

*宋氏形意拳の六合歩の場合、やはり膝に体重を降ろしてしまいます。降ろすべき場所は足首の内側です。しかし、足首が硬直したままなので、足首の内側には降りてくれません。

*趙川輝先生の足首に注目してみてください。(インターネットの動画にあります。) かなりゆるいです。誰もそんなところ見ませんけど。アハハ 宋氏形意拳で失敗する人は、足首が硬直しています。すると、身体が浮いてしまいます。

*心意六合拳の鶏歩の場合、もろに体重を膝にかけてしまいます。その結果、膝を痛めます。

*やはり、膝で立って膝で歩く現代日本人の特徴が現れています。

*足首が硬直していると、足裏も硬直しています。その結果、足指を見失います。

*最近、足首をゆるめる体操を考えました。壁に両手を付いて、中腰になり、足指と趾球で立って指行性になり、軽く上下にゆらします。ネコの後肢を思い浮かべてください。ネコの後ろ足とでも名付けますか。

*私は若い頃、勁力は歩くことの中にある、と何の根拠もなく想像しました。それは半ば間違いで、半ば合っていました。

*そのために、足裏感覚に注意していました。それはかなり変態です。普通の人はそんなことやりません。しかし、そのために足裏感覚が発達しました。

*これを人に強要はできません。 ネコ体操からやってみてください。

*そして、勁力の見つけ方、心意六合拳の弓歩です。武式太極拳の弓歩です。これはかなりハードルが低い。おすすめです。

*この時も足首をゆるめます。そして、裏側筋肉がしなるようにします。そのしなりが伸張性収縮となります。

*武式太極拳の場合、虚歩から弓歩になりますが、これは正直難しい。身体が浮きやすい。そこで、まず前足の足指を降ろします。そこから弓歩になります。このほうが簡単です。それは宋氏形意拳の六合歩から弓歩になるようなものです。

*次に、鷹爪の造り方です。指先だけに意識集中します。すると、前腕の筋肉は緊張しますが、上腕三頭筋と上腕二頭筋はゆるんでいます。指先に意識集中するのは難しいので、みなさん第三関節に意識集中します。適当なところで妥協します。この場合、妥協しないでください。

<お知らせ>

日曜日、冬の公園は寒いので、暖かくなるまで、平和台体育館タタミの部屋で12時30分から練習します。(午前中は人がたくさんいるので避けます。)

関係ない追伸・・・江戸時代以前の日本人の驚異的な身体能力、なんて言葉があったけれど、江戸時代以前の日本人なんて、誰も見たことがない。見たことないからわからない。これも「日本スゴーイ」の一種ですね。ホラ話ならあるだろうけど。でも、確かに武士は強い。なにしろ、行政と裁判と警察と軍隊を武士が全部担っているのだから、最強の権力者です。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-02-10 08:54 | 姿勢勁力

腕の縮み具合と上腕二頭筋

*宋氏形意拳の五行拳は、全ての技で腕が伸縮します。だから、上腕二頭筋はほとんど使いません。

*共通するのは、鷹爪=前腕の筋肉と龍身=前鋸筋です。

*心意六合拳の技でも、共通するのは鷹爪=前腕の筋肉と龍身=前鋸筋です。

*ところが、心意六合拳の技は多彩です。その技の「腕の縮み具合」に応じて、上腕二頭筋の使い方が異なっています。

*それを一律に実行してしまう人が、中国人にも日本人にもアメリカ人にもいるようです。それでは勁力は生まれません。

*虎撲と単把は、腕が伸縮します。したがって、上腕二頭筋はほとんど使いません。(使ってしまう中国の先生もいます。その場合、勁力としては失敗します。腕力で強引に撃つ結果となります。そんな心意六合拳が多いかな? )

*挑領や虎擺尾などでは、腕は伸びていますが伸縮しません。そこで、上腕二頭筋を少し使います。腕を固定するためです。

*馬形拳には、中間的な技があります。馬形崩拳などは中間的です。上腕二頭筋の使い方も中間的です。

*龍形裹風では、肘を脇腹に付けてしまいます。腕は縮んでいます。この場合、上腕二頭筋をかなり使います。脇腹に隙ができると龍形裹風は失敗します。この隙を埋めるために上腕二頭筋を使います。

*龍形裹風で脇が甘い人は、上腕二頭筋を積極的に使いましょう。

*以上、龍形裹風を教えていて気がつきました。え? もっと早く教えろよ? 

*申し訳ありません。フジマツの場合、自然にそうなっているので、無自覚にできてしまうので・・・ヤバい・・・逃げろ~~

*でも、最初からガチガチの人もいます。この場合、全ての技を失敗します。出来の悪いロボットみたいです。そんな人は、積極的に身体をゆるめましょう。人も様々、技も様々です。

*基本的に、人には体重があります。その体重を使います。そんなに力は要りません。筋力は勁力の障害にもなります。でも、皮膚感覚としてわからないみたいです。

追伸・・・三歩単把を久しぶりにやってみた。これ、鶏行歩も単把も練習できる便利な練習法です。フジマツ・オリジナルです。

とりあえず、池袋西武で古本市やっているらしいので、行ってみまーす。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-02-09 08:44 | 心意六合*形意

撃つ瞬間に力を入れない 

*シロクマさんが実につまらない崩拳の記事を送ってきました。まるで屁みたいな崩拳です。これでは、「崩拳」の名が廃ります。

*崩拳の崩とは崩壊の崩です。相手を一発で崩壊させる力量がなければなりません。

*なにしろ、崩拳は形意拳を代表する拳です。それだけの力量が求められます。

*では、フジマツの宋氏形意拳・崩拳はどうなのか? それはフニャフニャ崩拳ではないのか?

*フニャフニャには意味があります。

*それは、撃つ前に力を入れない、撃つ過程で力を入れない、撃つ瞬間に力を入れない、という三つの要素でできています。力を入れないからフニャフニャというわけです。

*力を入れないのにどうして力量があるのか? 

*それは体幹を一つにしているからです。そして、姿勢勁力の指行性を用いているからです。

*体幹を一つにするためには、鷹爪と龍身と龍腰の三つの要素が必要です。

*鷹爪とは、指先と前腕の筋肉を直結させること。

*龍身とは、前腕と前鋸筋を直結させること。上腕三頭筋と上腕二頭筋と肩をスルーします。

*龍腰とは、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ切り込むこと。腰はスルーします。そして内転筋へ達します。

*これによって、指先ー前腕ー前鋸筋ー鼠蹊部ー内転筋のラインが形成されます。それで体幹が一つになります。もちろん、体幹には尻も含まれます。尻まで体幹です。

*この体幹の力で崩拳を撃ちます。

*さらに、姿勢勁力の指行性を加えます。それは、足指先と趾球に体重を載せます。その体重を勁力とします。

*そのためには、足首に体重を降ろします。

*さらに、足首が折れ曲がります。すると、隠れ指行性になります。すなわち、足指先と趾球に体重が載ります。

*これによって、全身で撃つことが可能となります。

*フニャフニャ崩拳には、これだけの意味と力量があります。

*故佐藤聖二さんに振り子パンチを見せてもらいました。晩年、平和台の公園で会った時です。こんな崩拳がある、と一回だけ見せてもらいました。それは、腕の伸縮が全く無い拳でした。

*私はそれを、心意六合拳と宋氏形意拳の鷹爪・龍身・龍腰で解釈しました。さらに姿勢勁力の指行性を加えました。結果、かなりの力量となりました。

*ただ、腕の伸縮が全く無いので、少し遅くなります。

*フニャフニャ崩拳は腕の伸縮があります。そのためにたいへん速くなっています。

*それは体幹を一つにして撃ちます。だから、まず体幹が動きます。撃ち出すのは、その後です。

*だから、力を抜かなければなりません。もちろん、"気"や"陰陽五行説"とは無関係です。

追伸・・・片足鉄牛耕地、17回できました。この調子だとすぐに20回できそうです。無理してやれば今できるのですが、そうすると肩を使ってしまうので、少しずつ増やします。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-02-08 08:04 | 心意六合*形意

始まりは八極拳、え?

*ある日、フジマツは気がつきました。心意六合拳の師匠の後ろ足が変です。それは伸びそうで伸びないおかしな後ろ足です。膝は曲がったままです。

*しかも、水平移動しています。身体が浮いていません。つまり、地面を蹴っていません。それは鶏行歩よりも、鶏撲食(けいぼくしょく) や鷹抓把(ようそうば) などの技で目立っていました。技での歩きは、鶏行歩よりも大きく移動するからです。

*そこから姿勢勁力に気付きました。

*回族の陳先生からは、後ろ足の伸張性収縮を教えてもらいました。それは、弓歩になる過程で起きる現象です。

*しかし、鶏歩や鶏行歩の大きい鶏歩、移動中の後ろ足は、膝が曲がったままです。膝下の下腿三頭筋が伸張性収縮します。膝上の大腿二頭筋も伸張性収縮します。しかしその両者は膝で結合していません。運動として連動しているだけです。つまり、見た目は伸張性収縮していません。伸張していません。

*問題は膝ではなく、蹠行性から指行性への移行にありました。折れ曲がる足首にありました。

*しかし、馬鹿のフジマツはどうして姿勢勁力に気がついたのか? 馬鹿頭で姿勢勁力が解るわけありません。

*それには過去の八極拳が関係していました。八極拳で、地面を蹴る武術を経験していました。1980年から85年にかけてです。その後、様々な事情が重なり八極拳を離れました。

*そして、上海の徐文忠先生の自宅で、形意拳を学習しました。ところが、半歩崩拳で先生はドヤ顔で震脚しました。それを見て、心底がっかりしました。ダメだこりゃ、また震脚だ。うんざりだよ。

*ところが、形意拳の故郷山西省の事情に詳しい邵善康先生の存在を知りました。当時、上海武術隊の総教練でした。さっそく自宅へお邪魔して、出されたスイカを全部喰い散らかして話を伺いました。フジマツ、出されたものは全部喰い散らかす主義です。案内してくれたのは陳如慶先生でした。(後年、心意六合拳の師匠も探してくれた恩人です。)

*すると、宋鉄麟の長男宋光華先生がご健在とのこと。宋鉄麟は全中国に名を轟かせた伝説の形意拳家です。(フジマツは無知でしたけど) そこから山西省太谷県への旅が始まりました。

*邵善康先生は上海に伝わる山西派形意拳の正式な伝承者=伝人でしたが、そのスタイルは山西省太谷県の宋氏形意拳とは、全く違っていたという オチもありましたが、それはまた別の話。(徐文忠先生は正式な伝承者ではありません。心意六合拳も正式な伝承者ではありません。裏話がありますが、省略します。)

*そして、フジマツは静かな形意拳に辿り着きました。その旅は、はるか昔の八極拳から始まっていたのです。

*さらにそれは地面を蹴らない心意六合拳まで繋がっていました。

*全ての始まりは、地面を蹴る震脚の八極拳でした。だから、李英先生と昔の仲間に感謝しなければいけません。八極拳が無かったら、馬鹿頭のフジマツが姿勢勁力を解明することはできませんでした。姿勢勁力の宋氏形意拳と心意六合拳に出会うこともありませんでした。

*え? 感謝の念が足らない? 仰る通りでございます。しかしフジマツ、八極拳の裏切り者だし・・・その場合は・・・逃げろ~~

関係ない追伸・・・シロクマさんがやって来て、みかんをくれた。「ホレ、ブタミンCをやるよ」え? ビタミンCじゃなくてブタミンC? ヂグジョー、痩せてやる、痩せてトーキョー・ガールズ・コレクションにデビューしてやる ! 

追伸・・・八極拳は本当に参考になりました。八極拳と真反対のことをやり、なおかつ、身体が浮かないようにするにはどうすれば良いか? が最初のテーマになりました。

追伸2・・・片足鉄牛耕地20回やろうとしたら、14回で挫折した。なんてこった。そしたらシロクマさんが、つまんねえ崩拳の記事を送ってきた。屁みたいな崩拳だ。やる気なくした。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-02-07 08:00 | 姿勢勁力

ソフトなクッション

*勁力の可視化について考えていたのですが、結局は、蹠行性(せきこうせい)から隠れ指行性への移行過程、ということになります。

*これは、心意六合拳と武式太極拳の弓歩、宋氏形意拳の六合歩、心意六合拳の鶏歩、に共通しています。

*その現象は、親指側エッジがはっきりする、足首がさらに折れ曲がる、内転筋がはっきりする、などということです。

*これ、動作が無いとチンプンカンプンで申し訳有りません。動作自体もとても小さい変化なので、注意していないとわかりません。

*弓歩の場合も、六合歩の場合も、鶏歩の場合も、前足指も隠れ指行性になります。これが、前足指のストッパーということです。これ以上、前へ行ってはいけません。

*だから、体重移動がありません。前のめりになりません。前進する時は、カラダ全部が前進します。

*龍腰=前鋸筋の覚醒も、ほとんど外からは見えません。

*龍腰=脇腹の前鋸筋から鼠蹊部への切り込みも、ほとんど外からは見えません。

*鷹爪=指先と前腕筋肉の結合も、ほとんど外からは見えません。

*姿勢勁力だから、外から見えないのは当然なのですが、申し訳ありません。

*また、フジマツはインチキなので、神秘的なお座敷芸もできません。ただ地味な練習をしているだけです。このインチキの称号については、インターネットでインチキと盛んに言われていたので、ああインチキなんだ、と納得した次第です。

*まあインチキのほうが楽なんで、フジマツ怠け者なんで、楽なほうに流れます。転がる石でございます。ライク・ア・ローリング・ストーンです。せめてなりたやローリング・サンダーなんですが。

*反本能の姿勢勁力ですが、昔から存在していました。心意六合拳と形意拳と武式太極拳にありました。


*でも、主流は本能の動作勁力だと考えられます。それは、心意六合拳にも形意拳にも太極拳にもあります。


*私は、伝統とか、正統とか、継承とか、の言葉が馬鹿馬鹿しくなったので、使いたくありません。そんなもの、どうでもいいです。中国風の衣装もまっぴらご免です。でも、日本風の衣装もまっぴらご免です。武士にも武士道にも興味ありません。


*昔からあった姿勢勁力ですが、それを私は言語表現しただけです。


*しかし、言語表現したら、姿勢勁力が純化しました。曖昧な部分が無くなりました。その分の効果がありました。


*龍身とか、龍腰とか、の訳の解らない言葉も具体化できました。鷹爪もはっきりと理解できました。


*鶏歩と鶏行歩の、ニワトリの意味も動物学のお陰で理解できました。


*ただ、現代日本人は膝で立って膝で歩くので、心意六合拳・鶏歩の学習が難しくなっています。宋氏形意拳・六合歩の隠れ指行性も難しくなります。


*膝で立って膝で歩く人は、足指を使って歩くことができません。隠れ指行性ができません。鶏行歩もできません。


*というわけで、足指を使って歩くことをおすすめしています。


*これは簡単で、足指に体重を載せるだけです。歩くときは一本足状態になります。左右の足が交替するので、その時は一本足になります。


*その一本足の時に、足指に体重が載ることを確認します。


*その時に地面を蹴ってはいけません。地面を蹴ると ジャンプ運動になります。指行性ランニングになります。


*地面を蹴るのではなく、足首が折れ曲がります。つまり、自分の体重に任せます。


*勁力といっても自分の体重を生かすだけです。ところが、自分の体重は、常に浮いています。それが直立二足歩行で生活する知恵です。


*その体重を足首に降ろします。そのために力を抜きます。地面に引きずり降ろします。なんていうと誤解されますけど。


*地面に引きずり降ろす時、下腿勁力トライアングルのクッションを使います。クッションですからソフトでやわらかいのです。力を込めるとクッションではなくなります。石の座布団になります。


*そのための、ニワトリの指行性一本足です。


追伸・・・昔の八極拳仲間から連絡があった。みんなが死ぬ前に会おうや、ということらしい。佐藤聖二さんが若くして亡くなったのは残念だったが、次に死ぬのはフジマツだ。なにしろ、腎不全と急性心不全の"実績"がある。威張るな、ボケ ! しかし、姿勢勁力に覚醒したのは八極拳のお陰です。八極拳と真逆なことをやれば心意六合拳と形意拳の姿勢勁力ができます。李英先生やみんなに感謝です。八極拳の裏切り者ですが・・・


[PR]
# by tiger-hawk | 2018-02-06 08:04 | 姿勢勁力

お知らせ

お元気ですか? 寒い日が続いています。

*木戸銭千円講習会で使用させてもらう学校体育館は、素足では寒いので、体育館用シューズまたは地下足袋を用意してください。

*お座敷芸はできませんけど(嫌いなので)、すぐに使える実用的な技もいくつか教えます。護身術みたいなものです。相手を一瞬固定化する方法も教えます。

*会員・会友は10円で参加できます。遊びにおいでください。

ではお待ちしております。

追伸・・・本日の一人稽古・・・片足鉄牛耕地10回8セットできました。もうすぐに10セットできそうです。そこから20回5セットを目標にします。

関係ない追伸・・・ジュンク堂をふらふらしていたら、イギリスの詩人、ディラン・トマス全詩集、を発見。あのノーベル文学賞受賞のボブ・ディランは、ディラン・トマスから名前を勝手に付けたそうです。もちろん、ボブ・ディランは自分で付けた芸名です。詩集だと、あーでもない、こーでもない、と楽しめます。これでオカネ無く成ったので、本はしばらく買えません。

追伸2・・・勁力の失敗は、力の入れ過ぎが原因です。なんでそんなに力を入れるのか? とても不思議です。私の理解力を越えています。でも、全く力を使わないわけではありません。力を使うのは指先です。鷹爪です。その力は前腕の筋肉から来ます。しかし、それも力を入れ過ぎます。すると、上腕三頭筋も上腕二頭筋も肩も固まってしまいます。どうやら、力を入れることしか知らないようです。困ったものです。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-02-04 08:38

見えない勁力を可視化する

*こんにちわ、ダメ人間のフジマツです。ダメ人間のダメ武術もなかなか楽しいです。でも、シロクマさんが達人先生や極意先生のDVD紹介動画を送ってきて迷惑です。ゴミにしかならないDVDばかり。まあ、世間の評価としては、ゴミにもならないのがフジマツですなあ、アハハ まあ、お手軽な極意なんて何処にもないということで・・・ダメ人間は虚勢を張る必要もなく、虚言を弄する必要もなくて、楽なんですけど・・・

*「裏側筋肉のしなり」は心意六合拳の弓歩勁力を可視化したものです。実際に撃つ時に必要か? といわれると必要ありません。ナンデヤネン !

*なにしろ、姿勢勁力ですから、姿勢があればよろしい。というわけで、目に見えません。しかし私には見えてしまいました。それで、アホ松に見えるのだから、世間のみなさんにも見えるだろうと誤解してしまいました。(その頃はジジ松ではなくてアホ松でした。まだ若かった。)

*ところが世間のみなさんには見えません。これがつまづきの始まりでした。病気してから、スポーツ理論主義者を追放してから、反省して教え方を考えました。(スポーツは貴族の遊びですから、庶民はやってはいけません。) ヒトは本能に支配されているので、反本能の姿勢勁力は目に見えません。

*心意六合拳の弓歩勁力は目に見えません。心意六合拳の鶏歩勁力は目に見えません。宋氏形意拳の六合歩勁力は目に見えません。しかし、これでは教えられません。そこで、弓歩勁力を可視化してみました。早速、おじさんXに見えていました。少なくても一人は理解してくれました。

*次は、六合歩勁力を可視化してみます。六合歩は弓歩に近いので、比較的簡単です。

*六合歩で立っている状態は、蹠行性です。そこから、後ろ足の親指側エッジに移行します。それで、隠れ指行性になります。この過程で撃ちます。それが五行拳です。この過程で力を入れる人がいますが、力を入れると失敗します。使うのは、前鋸筋と前腕の筋肉ですが、力を込める必要はありません。

*これは順歩ではわかりにくいので、初めは逆歩からやってみてください。逆歩だと腰を使ってしまいますが、腰は絶対に使ってはいけません。腰を使うと体幹が分裂してしまいます。尻まで体幹です。尻を忘れてはいけません。

*必要なのは、宋氏形意拳の龍形基本功と熊の1号です。実は熊の1号も、蹠行性から隠れ指行性になります。その過程があります。だんだん親指側エッジに移行します。これは注意して見ると、見えてきます。

*これを肩でやると失敗します。どういうわけか、私は無意識に隠れ指行性でやっていました。これが間違いの始まりなのですが・・・

*心意六合拳の鶏歩です。鶏歩はもう完成形なので、勁力が完全に見えません。そこが問題です。(六合歩は鶏歩の未完成形です。そのために過程があり勁力が見えます。) 私はひねくれ者なので、この見えない勁力が大好きです。性格が歪んでいます。アハハ

*見えないけれども、見える瞬間があります。それが燕子点水などの、上から下へ撃つ技です。これは、足首をクッションのように使います。下腿勁力トライアングルがクッションになります。このクッションを練習してみましょう。

*このクッションも力を入れてはいけません。力を入れると、体重の利用ができなくなります。フニャフニャでいいんです。なにしろクッションですから、フニャフニャです。ホントですよ。

*みなさんは力を入れると勁力が増すと思いがちですが、力を入れると自分の体重を見失います。結果、勁力が消えます。

*しかし、前腕の筋肉と前鋸筋は使います。この前鋸筋の使い方は、相撲の寄りが参考になります。これも腕力ではなく、前鋸筋を用います。すると、自分よりも重い相手を楽に押せます。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-02-03 08:10 | 姿勢勁力

反本能・反自然・反伝統・反人間

*最近、圧腿の補助をしていて気がついたことがありました。ギュウギュウ相手の足首を折り曲げていました。あれ? これ心意六合拳の鶏歩の練習になるかも?

*足首は自分の体重で折り曲げられます。自分の力で折り曲げてはいけません。力を入れてはいけません。

*でも、圧腿の補助ならば許されるのでは? と考えています。

*ところが事件が起こりました。

*以前なら、ギャーと悲鳴を上げていたおじさんHが平気な顔をしています。聴いてみると、自宅で練習しているとのこと。

*私の楽しみが奪われてしまいました。おじさんHの悲鳴が楽しみだったのに(涙) 。それで生きていたのに。ナンテコッタ !

*というわけで、新人会員を募集しています。なにしろ会員がいなくて体育館が広くなっております。ホントつぶれそうなんですけど。

*立禅やらないけど、立禅の姿勢での発勁も教えてあげます。とても簡単ですよ。隠れ指行性になるだけです。

*では、座り圧腿を解説してみます。

*まず座ります。お尻を床に付けます。片方の足を曲げます。片方の足を伸ばします。伸ばした足先を両手でつかみます。

*そのまま少し浮かします。そして、足をさらに伸ばします。しかし、なかなか伸びません。

*そこで補助してあげます。その人の膝のちょっと上の部分に腕を当てます。そして、ギュッと押さえます。これで大腿二頭筋が伸びます。さらに、片方の手で足首を折り曲げてやります。これで下腿三頭筋が伸びます。

*片方の足を少し浮かすのがミソです。ギャーと悲鳴を上げてくれたら成功です。ナンノコッチャ

*心意六合拳・鶏歩の場合、宋氏形意拳の六合歩の場合、地面を蹴ってはいけません。ところが、無意識に地面を蹴っています。無意識に力を入れています。

*それが人間の本能です。猿人の頃からの伝統です。その伝統を捨てなければなりません。

*動作勁力の場合、本能を拡大します。だから、動作勁力は自然勁力です。だから、動作勁力は伝統武術です。ホントですよ。

*姿勢勁力は反本能です。反自然です。反伝統です。そして人間武術ではなく、動物武術です。動物武術ですから、反人間です。

*ところが、姿勢勁力は昔からありました。心意六合拳にも形意拳にもありました。フジマツが発明したものではありません。ただ、フジマツが言語表現しただけのことです。あまり威張れません。どうもすいません。

*ところで、フジマツの新しい名前が決まりました。ジジ松というのだそうです。シロクマさんが付けてくれました。リスペクトもウンコもありません。嬉しいです。ありがとうございました。逃げろ~~

追伸・・・昨日の体育館、片足鉄牛耕地10回6セットやりました。次回は7セットやります。そして、10セットまでできるようにします。

追伸2・・・キレキレ動作の造り方・・・前腕の筋肉をしっかり使います。上腕三頭筋と上腕二頭筋をフニャフニャにしてしまいます。これが姿勢勁力風キレキレ動作となります。心意六合拳の鷹抓把でお試しあれ。普通のキレキレ動作とは、かなり異なります。前鋸筋でコントロールします。

追伸3・・・4日(日) 12時30分から15時まで、平和台体育館タタミの部屋で一人練習します。時間のある人は遊びにおいでませ。

追伸4・・・相手との接触の仕方・・・心意六合拳では相手と接触しません。相手の前手前足を叩きます。避けられても叩きます。そこから突破口を造ります。隙があってもそこは叩きません。かなり乱暴ですね。アハハ 

追伸5・・・シロクマ夫婦の会話・・・旦那「あのセンセーもうすぐお迎えが来るよ」嫁「アタシの見立てだとあと5年は大丈夫よ」、「ダメ人間臭はプンプンしているけど」・・・なかなか仲がおよろしいようで。末永くお幸せに。オラはあと5年で死にますんで。チーン ! 南無阿弥陀仏・・・

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-02-02 08:06 | 心意六合*形意

裏側筋肉がしなります

*心意六合拳の弓歩は、後ろ足裏側筋肉が、弓を張ったように「しなり」ます。この、しなりは経験した人にしかわかりません。それはアーチ構造です。二重橋のようになります。眼鏡橋というのかな? 

*普段ヒトは表側の大腿直筋で歩いているので、裏側筋肉のしなりは実感できません。しかし、これが姿勢勁力の弓となります。

*そして、矢は前腕の筋肉から放たれます。矢とは動作ではなく、勁力そのものです。(動作勁力の場合、矢は動作となります。)

*心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩は、この弓歩のしなりが素となっています。鶏歩と六合歩の場合、膝が曲がっているので、しなりは見えません。やっていることは同じです。

*立禅はやらないのか? と質問された時、嫌いなのでやらない、とフジマツは答えました。でも、立禅の姿勢でも発勁できます。しかし、立禅は二本足で立っているので、勁力運動量が小さくなります。体重の一点集中が難しくなるからです。

*立禅の姿勢で発勁する場合も、蹠行性から隠れ指行性になります。そのわずかな時間と距離を利用して撃ちます。隠れ指行性がミソです。(この隠れ指行性は目に見えません。)

*その隠れ指行性が目に見えるのが、弓歩です。はじめは後ろ足の足裏全面で立っています。そこから、足首が折れ曲がり、足指で立つようになります。すると、ヒラメ筋から下腿三頭筋がしなります。さらに大腿二頭筋がしなります。(腱ではありません。腱は運動しません。腱に運動させると断絶してしまいます。) 

*武式太極拳の弓歩も同じ構造です。だから、武式太極拳の弓歩はすぐにわかりました。教わらなくても、見てわかりました。木戸銭千円講習会では、この弓歩の構造を体得してもらいます。

*心意六合拳の鶏行歩も、この裏側筋肉のしなりを利用して歩きます。だから、発想と運動を180度変えないと理解できません。

*弓歩の打撃法は二種類あります。

*一つは、裏側筋肉のしなりが完成してから撃ちます。つまり、弓歩を造ってから撃ちます。

*一つは、裏側筋肉がしなりながら撃ちます。すなわち、弓歩を造りながら撃ちます。その過程に前腕を合わせます。

*しなりながら撃ったほうが、勁力運動線が長いようです。

*というように、姿勢勁力の足は解明されています。とても即物的です。とても単純です。秘伝もウンコもありません。

*但し、本能的歩き方の裏側にあります。そのために、今まで理解されていなかっただけのことです。

*上半身は、肩を使わず前鋸筋を使います。前腕ー前鋸筋で相手の体重を受け止めます。その根本は足指です。すなわち、足指ー前鋸筋ー前腕で戦線を構築します。

*すると自分よりも重い相手も楽に押せるようになります。この時、勁力を実感できます。

*その根本は、裏側筋肉のしなりにあります。

追伸・・・おじさんXは格闘技出身なのでかなり苦労していたが、最近、進歩が著しい。なお、しなりとは伸張性収縮のことです。圧腿すればかなり伸びるようになります。

追伸2・・・2月25日講習会の体育館使用の手続きは終了しています。使用料2500円も払い込み済みです。変更や中止はありません。

関係ない追伸・・・沖縄を代表する歌手、よへんあいこさん

饒辺愛子 肝がなさ節 TBNYD13


[PR]
# by tiger-hawk | 2018-02-01 08:49 | 姿勢勁力

踵の前蹴りと発勁の関係

*心意六合拳の馬形拳には、踵の前蹴り、踵の横蹴り、踵の後ろ蹴り、があります。猴形拳にも踵の横蹴りがあります。

*それらの基本は踵の前蹴りです。実は、踵の前蹴りができないと、姿勢勁力の発勁ができません。

*そんなに高く蹴る必要はありません。顔面ではなく、相手の腹を蹴れれば十分です。(背の高い人は、顔面を蹴ってもいいですけど。昔の上海にはそんな心意六合拳家がいました。) 

*膝の屈伸運動みたいな蹴りをする人がいます。空手にも、古武道にも、中国武術にも、膝の屈伸運動みたいな蹴りをする人がいます。

*膝の屈伸運動では、足の裏側が伸びません。それでは踵の前蹴りができません。

*踵の前蹴りを成立させるためには、足の裏側の筋肉が十分に伸びる必要があります。

*それは、膝下の下腿三頭筋と膝上の大腿二頭筋のことです。

*そのために、圧腿が必要となります。圧腿は姿勢勁力の発勁のために必要、ということになります。

*圧腿をすることによって、心意六合拳の弓歩が可能となります。武式太極拳の弓歩が可能となります。すなわち、足の裏側が伸びた弓歩のことです。

*裏側が伸びた弓歩ができないと、心意六合拳の鶏歩はできません。宋氏形意拳の六合歩はできません。

*なぜなら、鶏歩と六合歩は、足の裏側の筋肉を伸ばす運動だからです。

*膝で区切られているので、見えないのですが、鶏歩と六合歩は裏側の筋肉を伸ばす運動だからです。

*すなわち、鶏歩と六合歩は弓歩が素となっています。弓歩が原形なのです。

*その弓歩はただの弓歩ではありません。十分に裏側の筋肉が伸びた弓歩なのです。

(註) 沈墜勁や震脚などの動作勁力の場合は、事情が異なります。その場合、足の裏側の筋肉が伸びる必要はありません。動作の勁力ですから、内部の筋肉運動は要りません。心意六合拳と形意拳の動作勁力も同様です。それは他の道場で学んでください。虎鷹拳院ではお取り扱いしていません。

*以前は、踵の前蹴りができない人がいても、まあ仕方ないか、と放置していました。その人が踵の前蹴りを放棄しているのだから、いいか? なんて具合です。かなりテキトーなフジマツです。

*しかし、踵の前蹴りができないということは、弓歩もできません。すると、鶏歩も六合歩もできません。残念です。やはり、圧腿が必要です。使わなくてもいいけど踵の前蹴りが必要です。

*足の裏側が伸びないと、相手の腹に踵を当てることはできません。どうしても、つま先、あるいは足裏全体が当たってしまいます。使う使わないは別として、踵の前蹴りを練習する必要があります。

*その場合、膝の屈伸を使ってはいけません。つまり、膝を完全に曲げた状態から蹴ってはいけません。膝がある程度伸びた状態で上げて、蹴ります。かなり泥臭い蹴りになります。

*蹠行性と指行性の関係でいえば、足裏全体で立っている状態を蹠行性とします。そこから、足指へ移行します。すると、隠れ指行性となります。その過程で撃ちます。宋氏形意拳の六合歩では、その過程があります。それが熊の1号です。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-01-31 08:22 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


by tiger-hawk
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー