動物武術の虎鷹拳院日誌

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鷹爪は動物の発想

*格闘技には、勁力なんか要りません。反射神経と筋力があればそれでいい。筋力は後からある程度補えるけれども、反射神経の優劣は生まれ持ったものです。鍛えたところで、効果はあまりありません。そこが才能の有無と直結します。

*もしも、武術=格闘技と考えると、武術に勁力なんか要りません。そして、武術は武器から出発したもので、武器技術の一貫として捉えると、欠落するものが出て来ます。それが勁力です。

*心意六合拳には刀剣の技術がありません。回族は刀剣の所持を禁止されたからです。そこで、二節棍(大) や手梢子などが発達しました。

*二節棍などを考えてみると、明らかに心意六合拳の技術が元となっています。鶏歩と鶏行歩の基礎の上に、二節棍などがあります。

*つまり、少なくとも、心意六合拳は武器から出発して考案された武術ではありませんでした。それが、幸か不幸か私の知るところではありませんが、勁力の訓練に向かわせたと考えられます。

*私が出会った宋氏形意拳は、静かな勁力でした。沈墜勁も十字勁も纏絲勁も震脚もありませんでした。私はその事実を受け入れました。受け入れたところで、撃てるわけもありません。しかし、基本功がありました。龍形基本功と熊の1号・2号がありました。手がかりがありました。

*私が出会った心意六合拳には、沈墜勁も震脚もその他の発勁動作もありませんでした。あるのは、鶏歩と鶏行歩を基礎とする動物武術でした。それは、武器からではなく、動物の生態から考案されたものです。

*動物は武器を持ちません。己の身体そのものを武器とします。そこから、心意六合拳の渾身拳が生まれました。渾身拳とは、全身各部位が武器なのではありません。渾身拳とは、身体そのものを武器とするという意味です。それは、人間の発想ではありません。それは、動物の発想です。

*身体そのものを武器とするために、鶏歩と鶏行歩があります。そして、体幹も武器とするために、鷹爪と鉄牛耕地があります。

*鷹爪と鉄牛耕地は不可分の関係です。もしも、鉄牛耕地に鷹爪が無かったら、それは腕立て伏せになってしまいます。腕立て伏せは、肩で身体を支えます。前腕の筋肉を有効活用できません。

*鉄牛耕地は鷹爪の掌で実行します。鷹爪は指の第二関節と前腕の筋肉を直結させます。そのために、鷹爪は指と掌でアーチを造ります。

*このアーチで鉄牛耕地します。すると、指の第一関節が地面と触れます。しかし、指の第二関節と第三関節は地面と触れません。掌心も地面と触れません。触れるのは、指の第一関節と掌根だけとなります。(これが心意六合拳の虎撲と単把となります。)

*掌根を使うので、指立てではありませんが、それに近くなります。

*すると、前腕の筋肉が有効活用されます。鷹爪で鉄牛耕地すると、鷹爪がさらに強化されます。そして、肩で身体を支えることが避けられます。(鷹爪が無いと腕立て伏せになってしまいます。腕立て伏せは肩で支えられます。) 

*すると、前腕と腹(腹横筋) で身体を支える結果となります。さらに、前鋸筋と小胸筋が支える結果となります。これが動物武術の体幹となります。

*そして、体幹は絞られます。
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# by tiger-hawk | 2016-04-27 07:59 | 心意六合*形意

鷹爪が命です

*鉄牛耕地は、どうしても腕立て伏せになってしまいます。すなわち、肩甲骨が出て、腹が落ちてしまいます。

*これは、腹横筋と腹直筋だけでは解決しません。いくら、腹で身体を持ち上げようとしても、もう一つの要素が足りません。

*もう一つの要素とは何か? それが心意六合拳の鷹爪です。

*すなわち、身体は前腕の筋肉で支えます。打撃の時は、相手の身体も自分の前腕の筋肉で支えます。

*自分の身体と相手の身体を同時に支えてあげます。なんて親切な自分の前腕の筋肉なんでしょう !

*鷹爪の練習が必要です。片手で鞄を持っていても、もう一つの片手は空いています。空いている片手は鷹爪の練習ができます。そんな感じで24時間のつもりで練習します。

*鷹爪は、指を前腕を筋肉で遠隔操作します。さらに正確にいうと、指の第二関節と前腕の筋肉を直結させます。

*しかし、腕の構造から考えると、指の第二関節と前腕の筋肉を直結させることなんかできるわけありません。

*それは、手首の関節があるからです。手首の関節で手は折れてしまいます。直結なんて絶対に無理です。

*そこで、手首をフラットにします。常にフラットにします。鷹爪の掌は、常に手首をフラットにして練習します。

*すると、指の第二関節と前腕の筋肉は直結するようになります。手の甲の皮膚は張ります。

*こうなると、鷹爪の拳も造れるようになります。指の第二関節で拳をにぎります。そのまま前腕の筋肉と直結できるようになります。手の甲の皮膚はビンビンに張ります。

*心意六合拳の虎撲や単把で手首を曲げるのは、突き指しないためです。だから、虎撲や単把の練習だけやったところで、撃てるようにはなりません。それは手首が曲がっているからです。

*同時進行で、鷹爪の練習をします。すると、虎撲や単把も撃てるようになります。

*さらに、鉄牛耕地で前腕の筋肉が鍛えられます。すると、虎撲や単把で相手の身体を支えられるようになります。そして、虎撲や単把が撃てるようになります。

*同時進行で、宋氏形意拳の熊の1号を練習します。すなわち、呼吸法の練習です。すると、腹横筋が使えるようになります。

*すると、鉄牛耕地で腹が落ちることもなくなります。心意六合拳の雷声もできるようになります。腹の底から声が出ます。これが発勁の呼吸法です。

*やがて、腕立て伏せは無くなり、鉄牛耕地ができるようになります。前腕の筋肉と腹で身体を支えて、持ち上げてやります。打撃も前腕の筋肉と腹で相手を支えてあげます。(蹴りならば下腿三頭筋です。)

*身体全体は、下腿三頭筋で支えてあげます。だから、心意六合拳の鶏歩が大切です。宋氏形意拳の六合歩も同様です。下腿三頭筋が生かせるように、指行性になります。

*とても単純です。ホラ話もヨタ話も要りません。秘伝も要りません。ホラ話もヨタ話も秘伝も、まとめてゴミ箱へ捨てましょう。

*墓場から掘り出した古拳譜は死臭が染み付いています。そんなものは汚いから焼却処分しましょう。それはもう死霊のはらわたです。
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# by tiger-hawk | 2016-04-26 08:39 | 姿勢勁力

ナンデヤネン !

*自分の本門があって、それでもフジマツをからかいたいという人も遊びに来てもいいけど、事前に教えてください。

*3時間も真面目に教えて疲れました。本門があるなら、1時間で切り上げて、休んでいたかった。

*しかも、そいつの本門がゾンビ拳なのは笑えた。いや、ゾンビ拳とは、その流派のエピソードから私が名付けました。中国だからキョンシー拳というべきか? 

*中国のホラ話とかヨタ話は、たくさんあります。荘子なんか全編ホラ話なんですけど・・・プププ

*その点、論語はまだましですね。さすが孔子だけのことはある。

*三国志演義には、有名な桃園の契りがあるけど、あの三人はホモだったと私は睨んでいます。文字通り「契り」です。当然、ケツを掘られたのは劉備玄徳ですな。水滸伝だと宋江の役所ですね。(中国では弱い奴がリーダーになる、という法則があります。) 

*平凡社の中国古典文学大系を全巻揃えている私が言うのだから、間違いない。もっとも、離婚した時に、元奥さんの家に放置したので、今はどうなっているか知りませんが。あーきれいなオネーサン、帰らないでくださーい ! 

*これだけくだらないこと書いているのだから、もうからかう人は来ないだろうと計算しています。もっとも、まともな人も来ない気がする・・・つぶれるうー

*格闘技と武術はどう違うのか? 武術は武器を元としているなんて説もあるけど、形意拳が槍を元に創られたなんてのはヨタ話です。

*格闘技には勁力なんか要らないのです。反射神経と筋力があればよろしい。

*武術にはホラ話とヨタ話があればよろしい。いわゆる秘伝もヨタ話の一種です。

*中国の笑い話に・・・武術家が10人集まれば、9人はホラ吹きだ。残りの一人は口がきけない障害者だ。・・・というのがあります。結局みんなホラ吹き、というわけです。これは、中国人の元奥さんが教えてくれました。なかなかいい話しですねえ、感動しますねえ・・・

*武術家は、大酒飲んで、ホラ話するのが、必要十分条件です。その点、私はアルコール飲むとジンマシンが出るので、武術家にはなれません(涙) 。

*高校一年生の時、明治大学の学生寮で、ビールやら焼酎やら日本酒やらその他飲まされて、真夜中に全身かゆくなり目が覚めました。顔から胴体から足まで真っ赤になっている自分を発見しました。その日からアルコールは駄目です。

*心意六合拳の師匠に高級レストランに連れて行かれ、白酒(蒸留酒) をしこたま乾杯しました。周りの人たちに、飲まなければ、漢(おとこ) じゃないと言われ仕方ありませんでした。

*次の日起きたら、胃が痛い。急性胃潰瘍だな、と判断して、24時間飲まず喰わずで寝ていました。

*そのレストランの支払いに関しては、知りません。私、中国で飲み食いしても代金は絶対払わないことを信条としております。

*唯一、例外は、山西省の宋光華先生の家です。宋光華先生の奥さんに食事代だけ払え、と要求されました。細かいですなあ。それと、拝師式での宴会代金です。どうして拝師させてくれたかというと、みんなで宴会開いて、飲み食いしたかったのだと考えています。いやホント。プププ

*その日、北京の天安門と長安街では、人民解放軍の火器が暴れていたんですけど・・・北京軍は出動拒否して、山西省軍が鎮圧に当たったのは皮肉でした。

*その後、宋氏形意拳ではデカい記念碑を建てるというので、寄付を要求されました。あんなところにフジマツの名前を刻まれてはたまらないので、記念碑ができてからカネを少し送ってやりました。

*これで、フジマツの名前は永遠に残りません。ザマアミヤガレ ! プププ

*さあ、これでも来るか? プププ
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# by tiger-hawk | 2016-04-25 20:33 | 心意六合*形意

なーんにも考えていない

*みなさんは武術の先生を探す時、何を考えますか? 実は私はなーんにも考えません。教えてくれればそれで満足。それだけです。でもカネが無いので、授業料が高そうな先生は避けました。有名とか無名とか、強いとか弱いとか、全く考えません。

*伝説とか神話みたいな話しは、ハッタリやウソなので無視します。まあ、その手の話は中国には掃いて捨てるほどたくさんあります。王朝の由来から流派の由来まで、アホくさ、のレベルです。

*フジマツはアホなので、なんにも考えません。心意六合拳の陶子鴻先生の本を見て、なんだか技がたくさんあって面白そう、と決めました。ところが友人の陳先生に相談したら、もう亡くなっているとのこと。

*それでお弟子さんを探してもらいました。他の系統の先生も考えたらしいのですが、フジマツが日本人=外国人なのでボラレルといけないと悩んだそうです。ところが、警察学校の教官がいました。

*警察関係ならば、ボラレルことはなかろうかと、決めたそうです。そこで、陳先生と警察学校を訪ねました。外国人立ち入り禁止地区でしたが、そんなことシラネ。

*結果的に、授業料も食費も宿泊費も払っていません。まあ、カネが無いことは見て解りますけど(笑) 。

*そして私は、技と勁力と闘い方を手に入れました。恩返ししないといけませんね。

*山西省太谷県については、私は全く無知でした。宋氏形意拳についても無知でした。なんでも宋鉄麟という達人がいたらしい。その息子が健在だということなので、行きました。

*そこで、静かな勁力の存在を知りました。もちろん、知ったところで全く撃てません。でも、龍形基本功、熊の1号・2号を教えてくれました。これは、その後しつこくやって、私の財産になりました。

*そして、心意六合拳の鶏歩と鷹抓把で、静かな姿勢勁力を発見しました。

*まあ、それだけのつまらない人生なのですが、子供のような好奇心となーんにも考えずに習ったことが幸いしました。

*習った当時は、みんな無名の先生でした。有名とか無名とか、私にとってはどうでもいいことでした。強いとか弱いとかもどうでもよかった。これは理解されないでしょうが、本当の気持ちです。

*日本に帰り、教えてみると、なかなか成功しません。みんな頑張り過ぎで、力入れ過ぎなんですが、納得してくれません。どうも力感が無いのが不満みたいです。実は、力感を求めると失敗します。それが姿勢勁力の特徴の一つです。

*日曜日、ある人が教えてくれというので、みっちり3時間教えたのですが、自分の本門があるそうでした。それなら最初から言ってくれればいいのに。1時間位で切り上げたのに(笑) 。疲れただけで終わりました。

*虎抱頭見せてあげたら、「それも沈墜勁でしょ」と馬鹿にされました。あんな侮辱は◯◯以来です。プププ でも、正体見せてくれて良かったです。「もう来ないよね」と念を押しておきました。

*フワフワ浮いているので、撃つことはできません。どうして浮いていると言われるのかも、理解できないと思います。それでいいです。自分の本門がんばってくださいね。もう来ないよね。プププ

以上、なーんにも考えていないアホのフジマツがお送りしました。
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# by tiger-hawk | 2016-04-25 05:05 | 心意六合*形意

いい加減な鷹爪からスタート

*姿勢勁力の失敗は、ほとんどの場合、力の加減の失敗です。多くの人は、1から10の力があるとすると、10の力を使ってしまう。それで失敗します。それが渾身拳だと思い込んでいる。そこには渾身拳はありません。渾身拳に渾身の力は要りません。

*10の力があるとしても、半分の5の力で十分なのです。私の感覚では3の力で十分です。

*武術の才能がある人とは、力の加減ができる人のことです。

*私の場合、武術の才能なんて持ち合わせていないので、力の加減ができませんでした。生まれつきのアホです。アホだからって、フジマツを馬鹿にするなあー あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !  

*それで、0の力からスタートしました。それが、私の宋氏形意拳・ふにゃふにゃ崩拳の由来です。

*初期のふにゃふにゃ崩拳はひどいもので、小学一年生も倒せません。それでも続けました。

*その後、ふにゃふにゃ崩拳は、熊の1号と2号の融合により、完成しました。

*これを私は心意六合拳にも適用させました。だから、私の心意六合拳は、0の力から始まりました。

*これが師匠の激怒を買いました。ボロクソに言われました。でも、それが才能の無い私の方法だったのです。他に方法が無かったのです。

*後に、心意六合拳の鷹爪ができるようになり、力の加減ができるようになりました。

*鷹爪とは、前腕の筋肉だけを用いて、上腕と肩の力を抜くことです。上腕の筋肉は用いません。これで肘にも力が入りません。すると、肩にも力が入りません。

*0の力からのスタートは、万人向きではありません。それは才能の欠落した私の独自な方法です。あまり効率が良くありません。

*やはり、鷹爪からのスタートがいいと思います。すなわち、前腕の筋肉を用いて、上腕の筋肉は用いない、という方法です。

*鉄牛耕地も、前腕の筋肉を用いて、上腕と肩の力を用いない方法をおすすめします。上腕と肩の力を使ってしまうと、腕立て伏せになってしまいます。

*実際には、上腕三頭筋も刺激します。それで上腕三頭筋も太くなります。しかし、上腕二頭筋は全く刺激されません。大胸筋も全く刺激されません。

*鷹爪を教えてみると、手首を曲げてしまう人がいます。これも原因は力の使い過ぎなのです。ここでも、力の加減が要求されます。そんなに力は要らないのです。

*真面目な人には、これが理解できません。

*心意六合拳の鶏行歩も、そんなに力が要りません。なにしろ、地面を蹴らないのですから。真面目な人には、これも理解できません。なんでも一生懸命にやってしまいます。

*私は武術の才能が欠落していましたが、不真面目なのが幸いしました。あまり一生懸命にはやりません。プププ だから、鶏行歩もオカマ歩きにしてしまいました。(オカマさんを馬鹿にしているわけではありません。誤解されませんように。) 

*鷹爪の練習では、肘が固まっていないかどうか、を指標としてください。肘が硬くなれば肩も硬くなっています。あくまで、前腕だけ用いるようにします。

*鷹爪ができないと、鉄牛耕地も腕立て伏せになってしまいます。鉄牛耕地もできません。

*動物武術は、鷹爪からスタートさせてください。

*それと心意六合拳の鶏歩です。鶏歩も地面を蹴らないので、そんなに力は要らないのです。むしろ、力は抜きます。

*これも真面目な人には理解できません。一生懸命に立ってしまいます。結果として地面を蹴ってしまいます。すると、足首は伸びてしまいます。結果として、下腿三頭筋は死にます。

*真面目な人は、いい加減にやるのがコツです。もちろん、私のように不真面目になってはいけませんが。(私は人格的欠陥があるので、良い子は真似してはいけません。) 

*前腕の筋肉だけで、上腕の筋肉を用いない、いい加減な鷹爪からスタートしましょう。
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# by tiger-hawk | 2016-04-23 05:48 | 心意六合*形意

鉄牛耕地には鷹爪と腹横筋と指行性が

*どうして腕立て伏せは、腕立て伏せになってしまうのだろうか? どうして、肩甲骨が出て、腹が落ちて、腰が現れてしまうのだろうか?

*どうして鉄牛耕地ができないのだろうか?

*それは、鉄牛耕地はそれだけでは成立しないからです。

*腕立て伏せは腕立て伏せで完結します。しかし、鉄牛耕地には他の要素が大切です。

*肩甲骨が出てしまうのは、肩で身体を支えているからです。

*身体はまず、前腕の筋肉で支えます。すなわち、心意六合拳の鷹爪が必要となります。鷹爪の練習が欠かせません。(打撃の瞬間、相手の身体を前腕の筋肉=鷹爪で支えます。だから、寄りかかり発勁は禁止です。)

*腹が落ちて腰が現れてしまうのは、腹=腹横筋が抜けてしまうからです。つまり、体幹が崩壊しています。

*体幹を統一するためには、宋氏形意拳の龍形基本功が必要となります。龍形基本功により、肩と脇腹と尻が平になります。そして同時に動きます。肩が突出することはありません。

*腹横筋が働くためには、宋氏形意拳の熊の1号が必要となります。

*鉄牛耕地には、心意六合拳の鷹爪、宋氏形意拳の龍形基本功、熊の1号、が必要となります。

*腕立て伏せにはそれらがありません。腕立て伏せは、永遠に腕立て伏せなのです。

*鉄牛耕地は、それだけを練習してはいけません。心意六合拳の鶏歩と弓歩が必要です。その足指と趾球と足首と下腿三頭筋による指行性が必要となります。

*それらの要素が全て合わさった時、鉄牛耕地は成立します。すると、心意六合拳の単把の、宋氏形意拳の崩拳の基礎となります。
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# by tiger-hawk | 2016-04-22 05:05 | 心意六合*形意

世界は変態します

*ヒト武術の世界と動物武術の世界の逆転・・・最大の分岐点は何か?

*それは蹠行性と指行性の分岐点です。そして、大腿直筋と下腿三頭筋の分岐点です。

*すなわち、地面を蹴るのか? それとも足首が折れ曲がるのか? 

*足首が折れ曲がる時、蹠行性は指行性となり、大腿直筋は下腿三頭筋と交替し、ヒト武術は動物武術となります。すなわち、ヒトは虎に鷹に変態します。

*ヒトが動物の虎に鷹に変態した時、発勁動作は要らなく成ります。沈墜勁、十字勁、纏絲勁、震脚は要らなくなります。すると、静かな姿勢だけが残ります。

*それが、心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩となります。

*切っ掛けは、心意六合拳の鷹抓把でした。高い姿勢から急降下して撃ち降ろします。その時、足は地面を蹴らずに足首が折れ曲がります。すなわち、鶏行歩します。

*そして、回族の陳先生は、単把を撃つ時、後ろ足の踵を上げて降ろしました。「この勁で撃つ」と一言、言いました。私はそれで悟りました。

*もちろん、動物への変態の悟りです。人生の悟りではありません。人生はいつまで経っても、転がる石のようです。中学生の時、ラジオから流れるボブ・ディランのライク・ア・ローリングストーンを聴いてから・・・天国の扉まで・・・

*実は、陳先生は踵を降ろしたのではありません。そうではなく、足首が折れ曲がったのです。すると、大腿直筋と下腿三頭筋の役割が入れ替わりました。私にはそれが見えました。

*陳先生は、沈黙の内に、「それを見なさい」と言ったのです。そして私はそれを見ました。

*しかし、この動作は不要なものでした。鶏歩に成った時に、足首が折れ曲がっていればそれでいいのです。その瞬間、世界は変態します。

*陳先生は、心意六合拳の弓歩を見せたのです。あるいは見せる目的で、踵を降ろしたのです。陳先生は勁力を見せたかったのです。見えない勁力を・・・

*姿勢の勁力には発勁動作が無いので、目には見えません。音もしません。虎に鷹に変態しても、普通の人には一生見えません。発勁動作の人には一生理解できません。

*しかし、確実に世界は変態します。妄想は現実となります。

(昨日の体育館から)

*拳法部に所属している大学生から、「最近、拳法部でダンベルによる筋トレが始まったので、肩が硬くなった」と言われました。

*それは、上腕二頭筋で持ち上げるからです。前腕の筋肉だけでダンベルを持ち上げるようにします。上腕二頭筋をなるべく使わないようにします。すると、前鋸筋も使えるようになります。体幹が静かに動きます。

*相手の衣服や腕をつかんで引き寄せる時も、前腕の筋肉だけでつかんで引き寄せます。タックルも前腕の筋肉だけで実行します。すると、体幹を自然と使うことになります。肩は使わないので硬くなりません。それが鷹爪の拳理です。
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# by tiger-hawk | 2016-04-21 05:06 | 姿勢勁力

逆転する姿勢勁力の世界

*動物武術の世界はヒト武術の世界から、逆転する世界です。それは、肩と腹が逆転します。そして、発勁動作と姿勢が逆転します。発勁動作は無くなり、姿勢が勁力そのものとなります。

*だから、宋氏形意拳は「静」となります。心意六合拳は渾身拳となります。渾身=全身そのものが拳となります。それは、姿勢勁力を指しています。だから、沈墜勁も十字勁も纏絲勁も震脚も必要ありません。

*では、逆転する世界を眺めてみましょう。前者が普通の世界で、後者が逆転する姿勢勁力の世界です。

*蹠行性が指行性に逆転します。

*大腿直筋と下腿三頭筋の関係が逆転します。それが、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩となります。

*外側広筋と内側広筋の関係が逆転します。それが宋氏形意拳の六合歩です。

*大腿直筋と内転筋の関係が逆転します。それが心意六合拳の弓歩です。

*大腿直筋と大腿二頭筋の関係が逆転します。それが心意六合拳の鶏行歩です。

*腹直筋と腹横筋の関係が逆転します。それが動物武術の呼吸法です。

*大胸筋と小胸筋の関係が逆転します。

*上腕三頭筋と前鋸筋の関係が逆転します。

*上腕二頭筋と前腕の筋肉の関係が逆転します。

*指の動きが指そのものではなく、前腕の筋肉の完全制御下に入ります。それが、拳と掌となります。

*これが姿勢勁力の逆転する世界です。まだ、他にもあるかもしれません。探してみてください。
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# by tiger-hawk | 2016-04-20 05:03 | 姿勢勁力

身体は腹と前腕で支えます

*心意六合拳の起勢ができるようになった私は、それを単虎抱頭や鷹抓把の高い姿勢に応用しました。

*手を高く上げると腹が抜けてしまいやすいのですが、そこでも腹を使います。すなわち、腹横筋を横へ引っ張ります。すると、上から下への打撃が成立します。かなり余裕で撃てます。これで、鷹抓把や単虎抱頭も理解できました。

*「心意六合拳は起勢から収勢までリラックスしてはいけない」との師匠の言葉をやっと理解できました。

*リラックスしてはいけないのは、腹横筋のことでした。そして、肩は24時間リラックスさせます。

*それからは、立っていても座っていても、腹横筋を使うことにしました。すると腹直筋を補助的に使えるようになりました。腹直筋で体幹を立てるのですが、腹横筋を横へ引っ張ることの副産物として使えます。

*鉄牛耕地のように四つん這いになると、どうしても肩で支えてしまいます。すると、腕立て伏せになってしまいます。

*その時、意識的に腹横筋を横へ引っ張ってやります。かなり強烈に意識をかけないと、腹横筋は動いてくれません。(三節棍排打功が役に立ちました。三節棍で、腹、脇腹、背中を叩いてもらいます。)

*これは、平起平落の鉄牛耕地が効果的です。それも、一本足がより効果的です。

*肩で支えてしまうとしても、鉄牛耕地をやり続けます。やらないことは上手くなりません。そこで、鉄牛耕地をあきらめて、代用品を用意してはいけません。

*心意六合拳の鶏歩ができなくても、あきらめてはいけません。続けることです。やらないことは上手くなりません。

*できないのが当たり前なのです。できなくても、やり続けます。

*腹が抜けると、尻が出ます。腰を使うと、尻が出ます。腰を使わずに、腹を使います。すると、尻が収まります。それが提肛です。

*鉄牛耕地の代わりのものを用意してはいけません。できなくても、続けます。腹に強烈な意識をかけます。

*やがて、ヘソの周りに楕円形の中心ができます。自分の場合、ヘソを中心にして、長い径が約11cmくらいの楕円形となります。

*但し、力を入れ過ぎると膀胱の辺りが緊張してしまいます。膀胱の辺りは避けます。身体の動きが悪くなります。あくまで、 ヘソを中心とします。(お母さんから栄養をもらっていたヘソが、命の源です。)

*ヘソ周りの楕円形は、脇腹を膨らませます。腰方形筋も膨らませます。結果、腰が消えます。腹から脇腹と腰周りが膨らみます。だいたいベルトのラインです。(但し、腰パンをしている人には当てはまりません。)

*鉄牛耕地は様々な筋肉を刺激します。前腕の筋肉、上腕三頭筋、前鋸筋、小胸筋、僧帽筋、腹直筋などです。

*そして、大胸筋と上腕二頭筋には効きません。だから、見せる筋肉はできません。

*一番大切なのは、腹横筋です。腹横筋に効くように、鉄牛耕地を実行します。

*くれぐれも肩で支えてはいけません。身体は腹と前腕で支えます。オフェンスもディフェンスも腹と前腕の鷹爪です。

*足は基礎です。足指・趾球ー足首ー下腿三頭筋の指行性トライアングルが基礎構造となります。
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# by tiger-hawk | 2016-04-19 06:29 | 姿勢勁力

逆転する肩と腹

*肩を使わなければ勁力は出ます。では、肩の代わりに何を使うのか? 肩の代わりには腹を使います。

*これだけで解決してしまう人もいます。そんな時は嬉しくなります。でも、解決しない人もいます。個人差があります。それは、上腕の問題です。

*腕を伸ばすのは上腕三頭筋ですが、上腕三頭筋を使うと肩が緊張してしまいます。そこで、上腕三頭筋は使いません。

*上腕三頭筋の代わりに何を使うのか? 上腕三頭筋の代わりに前鋸筋を使います。

*ここまで来ると、混乱する人もいます。そもそも、前鋸筋が貧弱です。そこで、原点に戻ります。

*肩と腹の関係を逆転させます。これを、宋氏形意拳と心意六合拳の基本功と全ての技に徹底させます。

*鉄牛耕地を肩(肩甲骨) で実行する人がいます。これを腕立て伏せと称します。もはや、鉄牛耕地ではありません。

*鉄牛耕地を肩ではなく、腹で実行します。腹の真ん中を少し凹ませながら横へ引っ張ります。腹横筋のことです。排打功も腹横筋で受けます。心意六合拳の雷声も腹横筋で実行します。撃つ時も、腹横筋で実行します。

*呼吸法は一つです。オフェンスもデフェンスも、同じ呼吸法です。とても単純です。秘伝もウンコもありません。

*姿勢は一つです。それは、宋氏形意拳の龍形基本功のことです。とても単純です。アホのフジマツでもできるようになっています。

*鉄牛耕地を肩ではなく腹で実行すると、自然と前鋸筋と小胸筋が刺激されてきます。れは成り行き任せで大丈夫です。前鋸筋を意識しても、効果ありません。

*腕立て伏せを肩で実行すると、自然と大胸筋も使うことになります。肩と胸は一体で使うことになります。

*肩と腹の関係を逆転させると、全てが上手く好転します。

*肩は24時間リラックスさせます。そのように訓練します。

*腹は練習中はもちろん、椅子に座っていても使えるようになります。

*私は昔、心意六合拳の起勢ができませんでした。何故、できないのかが解りませんでした。でも、師匠の起勢とは決定的に違います。何かが違います。

*ある日、覚醒しました。肩と胸を使っているからできないのだ、と解りました。その日から、肩ではなく、腹を使うようになりました。すると、師匠のような起勢ができるようになりました。

*この腹を、心意六合拳の鶏歩でも弓歩でも、宋氏形意拳の六合歩でも使うようにしました。そして、撃てるようになりました。

*但し、腹はなかなか使えません。そもそも動きません。横へ引っ張るには、強烈な意識が必要です。

*だから、鉄牛耕地と排打功が有効となります。それでも間違ってしまう場合もあります。

*原点の心意六合拳・起勢に戻って、自分で注意しましょう。

*もう一つ、腰を使ってしまうと、尻が出ます。これは弓歩で顕著です。これも、腹を使わないことが原因です。特に、中国拳法経験者にとって大きな問題となります。

*これは、心意六合拳の収勢の訓練によって、修正できます。もちろん、他の技でも同じことですが。
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# by tiger-hawk | 2016-04-18 06:42 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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