動物武術の虎鷹拳院日誌

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さようならアシモ君

*心意六合拳の鶏行歩については、苦労した記憶がありません。たぶん、一年位で完成したと思います。だから、みんなもそんな感じでできるものだと楽観していました。

*ところが、なかなかできません。地面を蹴ってはいけない、と教えるのですが、一生懸命に地面を蹴る人もいます。なにをそんなにがんばるのか? とても不思議でした。がんばらなくていいのにね。

*あっできてる、と思っても、来週には元の木阿弥になっています。これもとても不思議でした。

*ある日、ホンダのアシモ君をテレビのニュースで見ました。(その頃はまだテレビがありました。今はありません。) 

*鶏行歩ができない人は、ホンダのアシモ君とそっくりでした。みんなアシモ君でした。

*ホンダの開発者の本を読むと、理由が解りました。開発者は日本人の歩き方を研究したそうです。

*結論として、日本人は足指を使わないで歩く、ということでした。そこで、アシモ君は足指を使って歩きません。彼の足を実際に見たことはありませんが、たぶん、足指も趾球も存在していない、と思われます。そして、土踏まずも存在していないのでは? と疑っています。

*カイロプラクターのちくわさんによれば、日本人の足指は既に退化しつつあるとのことです。しかし、江戸時代の人は、足指を使って歩いていたそうです。わらじ、草履、足袋、などを使用するからでしょうか? その辺のことは、私には解りませんが。

*アシモ君は、大腿直筋で歩きます。大腿直筋で足を持ち上げます。このタイプが多いのですが、外側広筋型も発見しました。外側広筋で歩きます。大腿直筋型アシモ君と外側広筋型アシモ君がいます。

*鶏行歩は、下腿三頭筋と大腿二頭筋で歩きます。そして、内転筋でバランスを取ります。どれもアシモ君は使わない筋肉です。

*武術の基礎といわれる馬歩は、外側広筋型です。そして、そのスタイルの弓歩も外側広筋型です。

*形意拳の三体式も外側広筋型、あるいは大腿直筋型が多いようです。宋氏形意拳では、まず内側広筋を開発します。私の場合、外側広筋よりも内側広筋が大きく成り、奇形的になっています。

*心意六合拳の弓歩は、下腿三頭筋と大腿二頭筋で造ります。そして、内転筋に体重が掛かります。そのために内転筋が覚醒します。

*アシモ君型鶏行歩の修正は困難です。はっきりいうと、無理です。そこで、鶏歩に戻ります。鶏歩から始めます。

*それでも困難な人がいます。その場合、日常歩行から変える必要があります。日常歩行が完全なアシモ君になっているからです。もちろん、本人は気付いていません。見た目もアシモ君とは違います。

*でも、本質的には同じなんです。その本質とは、足指を使わないで歩くという一点です。

*足指を使うためには、まず、足の筋肉を全部緩めます。大腿直筋型アシモ君は、大腿直筋が過緊張しています。外側広筋型アシモ君は、外側広筋が過緊張しています。いつも過緊張しています。

*大腿直筋型アシモ君は、大腿直筋でバランスを取ります。外側広筋型アシモ君は、外側広筋でバランスを取ります。

*日常歩行は、大きく歩くようにします。さらに、足首が折れ曲がるようにします。すると、足指に負荷が掛かるようになります。これも意図的にやってはいけません。足指に力を入れてはいけません。足首にも力を入れてはいけません。

*下腿三頭筋にも力を入れてはいけません。大腿二頭筋にも力を入れてはいけません。内転筋にも力を入れてはいけません。

*結局、使えるものは自分の体重だけなのです。体重にさらに力を入れて、瞬間的に体重を増やしてはいけません。沈墜勁や震脚は、瞬間的に体重を増やすらしいですが、姿勢勁力の場合、そんなことをやってはいけません。

*あくまで、自分の体重に従います。あくまで、自分の体重に任せてしまいます。体重に筋力をプラスしてはいけません。

*筋肉の名称を使うと、筋力をプラスするのか? と誤解する人がいます。筋力はプラスしてはいけません。あくまで自然に任せます。

*それで撃てるのか? と不安になる人がいますが、心配要りません。むしろ、筋力をプラスすると、姿勢勁力は崩壊します。それは、姿勢そのものが崩壊するからです。

*その結果、寄りかかり発勁となります。相手を押してみて、というと、鶏歩も鶏行歩も全て忘れて、寄りかかり発勁する人がいます。今までの練習を全て捨ててしまうのです。そんなに簡単に捨てられるものなのか? と不思議です。

*鶏歩の練習や技の練習を全て忘れてしまいます。その結果、後ろ足は空っぽで、相手に寄りかかるだけです。

*鶏行歩を骨の髄まで染み渡らせることです。そのために、足指を使って歩きましょう。アシモ君にはさよならしましょう。

*ところで、鶏行歩は内転筋でバランスを取ります。日常歩行も内転筋でバランスを取ります。この内転筋は、心意六合拳の弓歩で造ります。

*この内転筋バランスは、鼠蹊部の延長線上にあります。鼠蹊部は、脇の前鋸筋からクロスして切り込まれています。心意六合拳の熊吊膀と龍形挿把、あるいは宋氏形意拳の崩拳などに顕著です。

*外側から内側へ、という構造です。拳も掌も、外側から内側へ、という構造です。決して、正中線上にあるものではありません。
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# by tiger-hawk | 2016-05-28 06:13 | 姿勢勁力

足指は何処?

(昨日の体育館から)

*サンダーさんと練習なのですが、まだ来ないので、来てくれたwさんと練習。宋氏形意拳の龍形基本功を応用した制圧法を伝授。胸ぐらの場合、肩袖の場合、片手の場合、両手の場合、などです。私のオリジナル? です。

*逆技は使いません。体力差がある場合、逆技は掛からないので、止めました。合気道家に聴いたら、小さく当て身を入れるそうですが、それもなんだかなあー、と気に入りません(笑) 。そこで、龍形基本功そのままでやることにしました。現在のお気に入りです(笑) 。

*サンダーさんも来たので、昨日の太極拳のロウシツヨウホを伝授しました。もちろん、手首発勁も、肩甲骨発勁も、寄りかかり発勁も、使いません。

*腕の伸縮を消して、体幹の動きで撃ちます。武式太極拳のロウシツヨウホをさらに改良しました。ロウシツヨウホから、拳の動きも教えました。腕の伸縮に頼ってはいけません。というか、使いません。体幹で撃ちます。

*実はこれも宋氏形意拳の龍形基本功の応用です。それに熊の1号も入っています。腹横筋と前鋸筋の動きが大切です。二段重ねの体幹を造ります。

*相手の捉え方がヘタクソなので、どうやって相手を捉えるかを伝授してみました。これは、心意六合拳の単把の応用です。もちろん、私は習ったことがありません。でもどういうわけか、できてしまったので、できない人を理解できませんでした。今は反省して教えることにしました。

*それから、心意六合拳の虎撲を活歩で教えてみました。ところが、サンダーさんが全く覚えられません。ナンデヤネン ! だんだんイライラしてきまた。そこで、足だけやってもらいました。

*すると、心意六合拳の弓歩が全くできないことが判明しました。どうしてできないのか? 足指も趾球も全く使えないのです。

*趾球に体重を載せることができません。足指に体重を載せることができません。鶏歩ができないのも、これが原因でした。

*さらに根本的な原因が解りました。日常歩行で、足指で歩けないのです。趾球も使えません。どういうわけか、二歳児の幼児のような歩き方しかできません。

*これでは、鶏歩も弓歩もできません。これは日常歩行から変えていくしかありません。本人はその重大さに気付いてはいないようです。でも、日常歩行を変えない限り、進歩はあり得ません。足指と趾球の神経も、たいへん弱いようです。脳まで届きません。

*wさんは弓歩で勁力が出せるようになりました。もちろん、弓歩そのものができないサンダーさんは駄目です。足指を使って歩く練習をしてください。

*足指が使えないので、足首も折れ曲がりません。足首が折れ曲がらないので、下腿三頭筋に体重が降りることも永遠にありません。日常歩行を変えてください。涙のお願いです。

*まずは大きく歩くことから始めてください。そして、足指を使って歩きましょう。

*というわけで、サンダーさんとの練習で疲労困憊になりました。プププ 逃げろ~~
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# by tiger-hawk | 2016-05-27 06:39 | 心意六合*形意

足は走り出さない

(昨日の体育館から)

*通りがかった近所のおじさん? が見学で参加。おじさんは練習に参加せず椅子に座ってた。

*最初はいつものとおり、心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩で3分間立つ。Nさんのへっぴり腰を直してみる。

*両手で胸ぐらをつかんでもらう。それを宋氏形意拳の龍形基本功で制圧してみる。以前は片手だったので、両手でつかんでもらい試してみた。みごと成功。龍形基本功なので、つかむこともしないし、逆技も使わない。

*これ、最初は手首をつかんでもらい制圧していた。それから、肩袖でやってみた。今は胸ぐらをつかんでもらう。私のオリジナル? です。龍形基本功そのままなんですけど。龍形基本功にこんな使用法はありませんけど(笑) 。でもとても便利です。片腕で制圧します。

*通りがかり? のおじさん、太極拳をやっていたとのこと。そこで、みんなで太極拳のロウシツヨウホで吹っ飛ばし合いをやってみる。なんだか物足りないので、ロウシツヨウホでパンチング・ミットを撃ってみる。バシッと乾いた音が体育館に響く。(パンチング・ミットはいつも体育館に持参します。) 

*実は、たまに体育館の壁をロウシツヨウホで叩いていたので、パンチング・ミットは簡単です。コツは掌根で叩きます。腕の伸縮で撃ってはいけない。心意六合拳の単把と本質的に同じです。

*おじさん、「健康太極拳なので・・・24式太極拳なので」と言っていた。私、「いやだから24式太極拳のロウシツヨウホです」。プププ 今度来る時はミット持ってみてください。二度と来ないだろうけど。

*おじさんにミットで受けてもらいたかった。そうすれば、勁力を感じられたはず。

*途中からLさんが来た。熊の1号をみんなでやってみる。Lさん、どうも拳が上手くにぎれない。ちくわさんに直してもらう。

*熊の1号で叩いてもらう。これ、肩で撃つけど、実際には体幹で撃つ。肩を当てに行かない。先日、新人さんを叩いたら、うずくまって動かなくなったので、今日は軽くやってみた。そんな感じの練習でした。(新人さん、あれから来ませんけど、ごめんなさい。) 

<足は走り出さない>

*走り出したい衝動・・・誰にでもあると思います。特に若い人なんか。幼児も突然楽しそうに走り出します。走りながらキャーと叫んでいます。生きているそのこと自体が楽しい ! なんて感じ。青春映画も、太陽に向かって走ります(笑) 。あるいは大雨の中を走ります。

*走る、ジャンプする、汗する、がんばる、全力を出す、根性 ! 青春 ! なんて具合です。

*しかし、姿勢勁力はその対極にあります。走らない、ジャンプしない、汗しない、がんばらない、全力は使わない、根性無し、なんて具合です。

*走ると体重移動してしまいます。走ると浮いてしまいます。がんばると地面を蹴ってしまいます。全力を使うと勁力ブレーキが掛かります。根性ではなく、じっくりゆっくり立ちます。体重が下腿三頭筋に静かに降りて来るまで、待ちます。

*するとエネルギーが溜まります。このエネルギー、いつ放出するのでしょうか? いえ、放出することはありません。なにしろ、爆発しない勁力ですから。それにこのエネルギー、自分の体重そのものですから。

*ひたすら静かに立ちます。それが、心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩、なのです。

*そして、地面を蹴ることなく、左右の足が交替します。それが心意六合拳の鶏行歩です。

*というわけで、発勁動作がありません。沈墜勁も十字勁も纏絲勁も震脚もありません。

*発勁動作が無いといっても、動く部分はあります。それが鷹爪です。前腕の筋肉です。そこだけは動きます。

*それがどうしても我慢ならない、という人もいます。そうなると、心意六合拳の鶏行歩で走り出してしまいます。それはもう嗜好の問題ですから、そのような道場へ行くしかありません。

*爆発するだけが勁力ではありません。爆発しない静かな勁力も存在しています。しかし、そのような存在そのものが許せないという人もいます。そこは勘弁してください。

*武術脳の人には、静かな勁力が理解できません。それは仕方ないことです。

*合気上げ、と強引に結びつけた人もいました。合気道とは無関係です。あのような華麗な技は動物武術にはありません。

*心意六合拳の師匠からは、ガードの上から叩け、と教わりました。元よりそれで相手が倒れてくれるわけでもありません。でもあえて、ガードしてもらうようにします。

*そのコツは、撃ち抜かないこと、です。突き抜かないこと、です。これを私は、心意六合拳の虎擺尾と搖閂把で理解しました。

*これは、最初の原則の「走り出さない」ことと直結します。走り出さない原則を、最後まで貫徹します。足は走りださない。拳は撃ち抜かない。そこに姿勢勁力は生まれます。

*これは、武術脳の人には理解できないばかりでなく、許容できないと思います。

*そこは価値観の違いですから、どうしようもありません。どうしようもないから、別れるしかありません。その点は、恋愛も武術も同じです。お元気で ! さようなら! 

*足は走り出さない。拳は撃ち抜かない。それでもいい人は、体育館に来てください。
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# by tiger-hawk | 2016-05-26 00:08 | 姿勢勁力

龍=ワニから虎鷹へ変態

*心意六合拳は十種の動物の生態で構成されています。ところが、ここに一つだけ想像上の動物がいます。それが龍です。

*心意六合拳と形意拳では、大切な身法として、龍腰があります。龍腰はしばしば龍身とも称されます。

*龍とは何か? 不思議な存在です。中国では、俗に"小龍"といえば"蛇"のことです。となると、龍腰=龍身とは、蛇のようにくねくねと腰を動かすことなのか? 

*ところが、心意六合拳の蛇撥草の技を見てみると、くねくねなんかしていません。体幹は脇腹で統一されています。腰は消えています。(蛇撥草とは、蛇が草むらを滑るように移動する様を表現しています。)

*心意六合拳の蛇行歩は、肘撃ちなんですが、肘と体幹は一体化しています。いわゆるムエタイの肘撃ちとは全く違います。(虎抱頭では、肘と頭と体幹が一体化しています。)

*以前、龍とは蛇から想像上で進化した動物だと考えていました。ところが、実際の動作とは合いません。蛇形拳もくねくねしていません。

*龍腰=龍身を解明してみたら、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向けて切り込むラインのことでした。だから、龍腰=龍身とは体幹を絞ることです。

*これを表現しているのが、心意六合拳の熊吊膀と蛇形挿把です。熊吊膀とは順歩で、蛇形挿把とは逆歩になります。どちらも身体を閉じます。

*閉じる勁力の要となります。それが体幹の絞り=龍腰・龍身でした。いわゆる十字勁とは真逆の世界です。十字勁とは開く身体・開く勁力のことです。つまり、ヒト武術とは開く勁力となります。

*宋氏形意拳の五行拳も閉じる身体・閉じる勁力となります。そのために、熊の1号と2号の基本功があります。この熊の1号と2号が、絞る体幹・閉じる勁力の根幹となります。

*後に、龍とは蛇が想像上進化したものではなく、古代ワニの化石から想像されたものだと解りました。ワニ学者の説です。確かに、龍の顔・頭部を見るとワニにそっくりです。身体は空を飛ぶために長く伸ばされていますが。私たちは空を飛ぶことはできないので、そこは無視してもいいでしょう。

*むしろ、心意六合拳と形意拳は地に呪われた武術です。大地から生まれて、大地に呪われて、やがて大地に帰ります。

*となると、ワニの体幹を造る必要があります。それが、平起平落の鉄牛耕地です。ワニの体幹は、ヒトの腹横筋・腹斜筋・前鋸筋で造ります。(腹直筋は腹横筋に連動します。) 

*前腕は前鋸筋と直結させます。それが鷹爪となります。

*鷹爪=前腕の筋肉ーー龍腰・龍身=体幹の絞りーー鶏歩・六合歩=ニワトリの一本足と指行性、と身体は構成されます。

*前腕の筋肉=鷹爪と下腿三頭筋=指行性は、四足歩行動物だとすると同じものです。ここに、ヒトは虎鷹に変態します。

*様々な動物の精霊に導かれて、ヒトは虎鷹へ変態します。
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# by tiger-hawk | 2016-05-24 05:02 | 心意六合*形意

肩立て伏せから脱皮しましょう

*格闘技に勁力なんか要りません。つまり、強く成るのに勁力なんか要りません。反射神経と身体能力があればいい。

*ところが、私の場合、生来の馬鹿。小学一年生の時、五段階評価でオール1。お情けで先生が2を1個くれました。ありがとうございます(笑) 。これが三学期通してですから偉いもんです。アホ ! まあ、一年生にして先生を無視するという傲慢な性格でした。実は全く先生に興味が無い。

*たぶん、アスペルガーに発達障害かも。今は歳取ったのでプラス、アルツハイマーの三重苦です。プププ

*反射神経も身体能力も最低です。というわけで、動物武術と姿勢勁力へ導かれました。震脚は八極拳でさんざんやったので、もういいやと放棄です。形意拳と心意六合拳でも、震脚のある流派もありますが、当然、選択肢にはありませんでした。そこで、静かな姿勢の勁力となりました。(震脚大好きな人は、このblog は見ないでください。よろしくお願いいたします。) 

*まあ、格闘技の才能も武術の素質もないアホのフジマツを神様が哀れんで、導いてくれたのでしょう。旋風脚の右足着地もできなかったし・・・馬鹿なので人にすぐ騙されるし・・・

*見学希望の人は、そんなフジマツだから気楽に遊びに来てください。別に入会する必要はありません。強く成りたいのなら、他の道場がよろしいかと思います。システマも流行っているし。虎鷹拳院は遊びで武術をやっているだけなので。もっと由緒正しい道場がたくさんあります。

*最近はドスコイ発勁を開発いたしました。まあ、相撲の真似事なんですけど、気に入ってます。

*相手が半身を取ったらどうするんだ? との疑問もあるかと思います。実はドスコイ発勁、熊の3号の応用なんです。つまり、元ネタは宋氏形意拳の横拳です。ということは、相手の半身(側身) を撃つ技です。

*さらに心意六合拳の虎撲には、相手の半身の脇を撃つ裏技があります。これの応用といえるかもしれません。まあ正面を撃たしてくれる人は少ないでしょうから、実際には半身を撃つことが多くなるのでしょう。

*心意六合拳の師匠からは、相手の正中線は常に変化すると教わりました。そこがバランスの中心ですから、そこを撃ちます。一番強いところです。隙は撃たない。

*なんかいろんなことが繋がって、ドスコイ発勁ができました。あるいは、太極拳のロウシツヨウホかもしれません。

*なんでも繋げて一つにしてしまうという、悪いクセがあります。つまり、常に原則・原理で考えるというのが私の習性です。普通の人とは着眼点が違います。

*心意六合拳には素朴な動物生態論がありました。病気してからは動物学に注目しました。そこから、いろいろなことを考えました。そして、龍=ワニ=爬虫類の体幹に辿り着きました。ニワトリの一本足と指行性に気付きました。虎も狼も指行性です。そこから、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩を整理しました。

*最近は前鋸筋ができてきたので、立つのが楽になりました。カイロプラクターのちくわさんによれば、腹斜筋も発達してきたとのことです。前鋸筋は脇が膨らんで来たので自覚できます。

*前鋸筋と腹斜筋は鉄牛耕地で造ります。身体を腹で持ち上げます。腹だけでは足りないので、前鋸筋と腹斜筋も作業に加わるわけです。これは勝手に加わります。意図的にやっているものではありません。あいつらが勝手にやっていることです。(身体を降ろす時はゆっくりとやります。すると前腕の筋肉が勝手に覚醒します。)

*体幹がしっかりしてくれば、拳も掌も技も安定してきます。打撃力も向上します。みなさんにもおすすめです。ジムへ行くオカネも時間も節約できます。練習はタタミ一畳分の空間があればできます。

*でも腕立て伏せ=肩立て伏せをやっていると、永遠にできません。返って肩のハンガーを強化してしまいます。「腕立て伏せなら得意だ」と私たちに"肩立て伏せ"を見せつけている見学者がいました。

*明らかにバカにするために体育館に来ていました。そこで、私も性格が悪いものだから注意しませんでした。あんたが大将、一生"肩立て伏せ"やってください、てなもんです。ごめんね・・・逃げろ~~
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# by tiger-hawk | 2016-05-23 05:38 | 心意六合*形意

やわらかなストッパー

*たぶん、誤解されるだろうけど・・・誤解を恐れずに・・・ストッパーが必要です。

*前のめりにならないように、体重移動しないように、身体が流れないように、寄りかからないように、勢いを殺すために、ストッパーが必要です。ブレーキは要りません。

*そのストッパーは前足の指です。ところがこのストッパー、体重は掛かっていません。ストッパーだけのストッパーです。

*だから、静かなものです。もちろん、沈墜勁も十字勁も震脚もしません。足指で地面を探るようなものです。それでも、ストッパーなんです。

*そのためには、やわらかな足裏が必要です。心意六合拳の天地功はそのためにあります。ゆらゆら、海草のように身体は揺れます。それを足裏は静かに受け止めます。腰や膝が硬直してはいけません。

*この作業を、心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩で実行します。ところが、身体は揺れてはいけません。揺れていないけれど、硬直してはいけません。

*心意六合拳の鶏行歩は、鶏歩です。大きい鶏歩が左右交替するだけです。大腿直筋で地面を蹴ってしまうと、つまり普通に歩いてしまうと、それだけで身体は浮いてしまいます。

*足指は地面を探ります。同じように下腿三頭筋も地面を探ります。力を入れてはいけません。

*手にもストッパーがあります。それが心意六合拳の鷹爪です。前腕の筋肉です。掌が、拳が、流れないようにするのがストッパーです。

*これを学ぶのが、宋氏形意拳の熊の1号・3号・2号なんです。

*姿勢が崩れないようにするのがストッパーです。でも、ストッパーも硬くさせてはいけません。やわらかなストッパーなんです。

*解らない人は、後ろ足に体重を任せて、前足で地面を探るようにしてください。そして、鉛筆を前足の指でつかんでみてください。

*多くの人は、肩にストッパーを造ります。そのために、勁力は死んでしまいます。可哀想に、勁力の赤ちゃんは死んでしまいます。殺したのはあなたです。それは実は、ストッパーというよりもブレーキなんです。ブレーキは姿勢勁力の自殺行為です。

*腰にストッパーを造っても、勁力は死んでしまいます。だから腰は消します。膝にストッパーを造っても、勁力は死んでしまいます。だから、膝はなんにもしません。

*やわらかなストッパーを造ってください。そうしないと、勁力の赤ちゃんは死んでしまいます。
乱暴にやってはいけません。やさしく扱います。力を込めてはいけません。
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# by tiger-hawk | 2016-05-22 05:11 | 心意六合*形意

動物武術の基本功

<動物武術の基本功>

*心意六合拳の鶏歩と弓歩、宋氏形意拳の六合歩

*宋氏形意拳の龍形基本功、熊の1号・3号・2号

*心意六合拳の鷹爪、平起平落鉄牛耕地(腕立て伏せ=肩立て伏せは駄目)

*基本技=心意六合拳の鶏形単把、鶏撲食、鶏行歩、単虎抱頭、搖閂把(鶏形展翅) 、鷹抓把、猴縮身、収勢(挑領、鷹捉、虎撲) 、宋氏形意拳の五行拳、その他、

*基本套路=心意六合拳の三盤落地、宋氏形意拳の進退聯環

(註1) 体幹の絞りは、熊の1号の他、心意六合拳の龍形挿把と熊吊膀でも学びます。体幹の絞りとは龍腰のことです。龍腰は、腰の動きを制限・禁止して腰を否定します。同時に、提肛(尻を収める) します。

(註2) 勢いは姿勢を歪めます。勢いは姿勢勁力を死亡させます。よって、勢いは殺します。

(註3) 寄りかかり発勁、手首発勁、肩甲骨発勁は絶対禁止です。無意味で、姿勢勁力に反します。骨格が歪みます。特に、寄りかかりは駄目です。体当たりも寄りかかりの一種です。勁力は姿勢にあり、動作にはありません。

(註4) 全ての歩法は鶏行歩です。大腿直筋で地面を蹴ってはいけません。下腿三頭筋で地面を蹴ってもいけません。鶏行歩は大きい鶏歩です。それが左右交替するだけです。
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# by tiger-hawk | 2016-05-21 05:23 | 心意六合*形意

勁力は姿勢にあり動作には無い

(昨日の体育館から)

*サンダーさんの肩立て伏せ=腕立て伏せを修正してみた。腕の最適な長さは教えていたはずだけど、腕を伸ばしていた。それだと肩立て伏せになる。腹の意識も全然足らない。メタボ予備軍と医者に言われて喜んでいた、その腹です。食い過ぎた罰ゲームとして、毎日、鉄牛耕地すればいいよ。

*心意六合拳の鶏歩に苦しんでいるので、武式太極拳を教えてみました。鶏歩はいきなり完成形を求められるので、サンダーさんには難しいかな? と思いました。

*宋氏形意拳の六合歩は、一部、未完成形です。何処が未完成かというと、体幹の絞り=龍腰が未完成です。その体幹の絞りは、撃ちながら完成させます。

*武式太極拳は、前足の踵が着地した虚歩から小さい弓歩になります。その過程で勁力を造ります。虚歩には勁力がありません。勁力としていうと、全て未完成です。

*弓歩には勁力があります。しかし、途中経過が駄目だと勁力はできません。普通の人は浮いてしまいます。武式太極拳第六代伝人も浮いていました。僑松茂先生はそんなこと、どうでもいいみたい。知らん顔しています。

*私は、ふーん、そんなもんか、と見ていました。まあ、他人事なんで、どうでもいいのですが。

*ある日、武式太極拳第六代伝人の奥さんが演武しました。それを見ていた僑松茂先生、ぽつんとつぶやきました、「なんか浮いているなあ・・・」。

*それで私は完全に理解できました、「ああいうのが浮いているんだ」と。横にいた私にわざと聞こえるようにつぶやいたのか? は解りませんでしたが。

*というか、さんざん指導していた人が浮いていても人ごとみたい。なんだかなあ・・・教える気がないんかい ! ないんだろうなあ・・・私は、宋氏形意拳と心意六合拳の経験があるので解りましたが。

*力を抜いていても、大腿直筋で地面を蹴ってしまいます。すると、フワッと浮いてしまいます。下腿三頭筋を使うのですが、下腿三頭筋で地面を蹴ってもいけません。

*足指と趾球に意識集中して、下腿三頭筋を使います。ところが、使い過ぎてもいけません。自分の体重分だけ使います。

*普通の人は、自分の体重以上の力を使います。そのほうが効果的だと考えているようです。ところが逆効果なんです。姿勢勁力としては無駄な努力です。

*自分の体重以上の力を発勁動作といいます。沈墜勁とか十字勁とか震脚とか、ですね。

*宋氏形意拳の六合歩には勁力がありますが、武式太極拳の虚歩には勁力がありません。

*したがって、虚歩から弓歩の過程で撃つのは、あまり効果的ではありません。この途中経過に勁力が無いからです。心意六合拳の鶏行歩とは違います。

*弓歩になった瞬間に撃つのが、よろしいかと愚考いたします。もちろん、弓歩になった後でも、いくらでも撃てます。何発撃っても問題ありません。

*勁力は姿勢にあり、動作には無いからです。(姿勢勁力の場合)

*心意六合拳の場合、鶏歩=鶏行歩なので、どの段階で撃っても構いません。
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# by tiger-hawk | 2016-05-20 08:30 | 姿勢勁力

関節ではなく筋肉

*手首発勁とか、肩甲骨発勁とか、沈肩墜肘・含胸拔背とか、拳を正中線に沿って撃つとか、面白くもくだらないことをやり出すのが中国拳法です。

*どうもその根源は、肩カギ病ではないのか? と考えています。肩カギ病は、肩ハンガーから発生します。肩にハンガーを仕込んだ人は、例外なく肩カギ病に感染します。

*その診断は簡単です。人を押してもらいます。すると、多くの人は、肩を詰まらせてしまいます。それが肩にカギをかける肩カギ病です。すると、強い力=勁力は生まれません。勁力は死んでしまいます。

*ご覧のように、私の肩はなで肩です。それは、新宿二丁目の修行の成果です。んなことはありません。私は女性一筋です。しかし、女性が誰一人として相手にしてくれないだけです(涙) 。あーきれいなオネーサン、帰らないでくださーい ! まだ続きがありますからあー

*私の肩の力が抜けたのは、宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳のお陰です。とにかく、肩の力を抜いて、ひたすら崩拳(五行拳) を撃ちました。

*でもそれだけでは駄目でした。肩の代わりのものを造り出さなくてはなりません。それが、鷹爪=前腕の筋肉、僧帽筋、そして前鋸筋なのです。お陰で脇の締まりが悪くなりました。大胸筋はペチャンコです。ペチャパイです。

*腕立て伏せは、肩で身体を支えます。腕立て伏せすると、肩カギ病はさらに進行します。どんどん肩が詰まります。永遠に勁力は生まれません。

*肩の代わりのものを造るには、心意六合拳の鉄牛耕地が欠かせません。鉄牛耕地によって、前腕の筋肉、僧帽筋、そして前鋸筋を造ります。

*肩の代わりに、腹で身体を支えます。腹横筋のことです。根本は下腿三頭筋で身体を支えます。心意六合拳の鶏歩です。そして、体幹は、前鋸筋と僧帽筋で支えます。

*手首発勁も、肩甲骨発勁も、そして肩カギ病も、関節を使います。この関節を使うことが、間違いの元です。

*心意六合拳の鶏歩も、膝を使う人がいます。そのために膝を痛めます。関節を使うことが間違いの元です。

*関節を使わずに、筋肉を使います。そのために、腕立て伏せを止めて鉄牛耕地します。前腕の筋肉、僧帽筋、そして前鋸筋を造ります。

*私は貧乏なのでジムへは行けません。でも、タタミ一畳のスペースがあればトレーニングできます。基本トレーニングは、鶏歩・弓歩・六合歩と鉄牛耕地です。
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# by tiger-hawk | 2016-05-19 04:23 | 姿勢勁力

肩ハンガーから前鋸筋バランスへ

*心意六合拳の鷹爪とは、前腕の筋肉で撃つ、ということです。

*心意六合拳の鶏歩とは、下腿三頭筋で立つ、ということです。

*前腕の筋肉=鷹爪は、前肢となります。

*下腿三頭筋は、後肢となります。

*つまり、四足歩行動物と考えると、とても自然です。

*直立二足歩行のヒトと考えると、とても不自然です。

*ところが、ニワトリ=鳥類は二足歩行です。指行性の二足歩行です。そして、一本足状態を造ります。

*この、指行性と一本足が、心意六合拳の鶏歩と鶏行歩となったのです。

*そして、前腕の筋肉と下腿三頭筋を使って指行性の四足歩行状態を造るのが、平起平落の鉄牛耕地です。

*平起平落の鉄牛耕地を一本足で実行すれば、鶏歩と鶏行歩に近づきます。下腿三頭筋にも効果的です。

*ヒトは大腿直筋で立ち上がり二足歩行になりました。これだけだと、身体は浮き上がります。だから、ランニングもウォーキングも浮き上がります。形意拳も心意六合拳も浮き上がります。

*体重を下腿三頭筋まで降ろせば、地面に近づきます。浮くことは無くなります。だから、心意六合拳の鶏歩は、宋氏形意拳の六合歩は、体重を下腿三頭筋まで降ろします。

*ところがこの全てをぶち壊す要素があります。それが、肩と胸です。肩のハンガーと胸バランスが、全てをぶち壊します。

*肩のハンガーは、腕を肩からぶら下げます。胸バランスは、身体を浮き上がらせます。

*これを解決するのも、平起平落の鉄牛耕地なのです。それは、前鋸筋を覚醒させます。一本足はさらに効果的です。

*前鋸筋の覚醒は、腕を前鋸筋からぶら下げます。前鋸筋バランスは、体幹を前鋸筋で立たせます。

*体幹の基礎は、ヘソと腹横筋です。でも、それだけでは足りません。前鋸筋バランスが必要となります。それが、平起平落の鉄牛耕地なのです。

*しかし、それを腕立て伏せに堕落させてしまうと、全てはぶち壊しです。腕立て伏せは、肩ハンガーを強化するからです。

*腕立て伏せは肩ハンガーを強化します。肩ハンガーは、肩の拳を強化します。

*鉄牛耕地は前鋸筋バランスを造ります。前鋸筋バランスは、体幹の拳を造ります。これが、心意六合拳の熊吊膀の実体です。宋氏形意拳の崩拳の実体です。

*肩ハンガーから前鋸筋バランスへ、変態します。それが、動物武術の実相となります。

*前鋸筋バランスで立ち、前鋸筋バランスで歩くと、とてもラクチンになります。快適・快楽です。快適・快楽生活となります。
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# by tiger-hawk | 2016-05-18 01:21 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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