動物武術の虎鷹拳院日誌

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動物武術の虎鷹拳院です

お知らせ・・・8月26日(日) は事情によりお休みします。代わりに25日(土)10時~平和台体育館第一武道場で練習します。

(新しい記事は下のほうをご覧ください。 これは、はじめまして、の記事です。)

世界初公開 !・・・あなたは四両発千斤の本当の意味を知りたくありませんか? 反本能の姿勢勁力です。世界最先端の基本功=スウィング功を開発しました。

*こんにちわのはじめまして、動物武術の虎鷹拳院(こようけんいん) です。

*フジマツが世界で初めて解明した指行性の姿勢勁力を、心意六合拳・宋氏形意拳・武式太極拳を通して練習しています。(子ども向けに翻子拳もやります。) 

*姿勢勁力のカギは、ヒトの蹠行性(せきこうせい) から動物の指行性への変態、です。世界で最も先進的な勁力で、実はとても古い勁力です。

*静的勁力なので、動的勁力は用いません。(動的勁力=沈墜勁・十字勁・纏絲勁・開合・震脚など)
気の発勁、体当たり発勁、肩甲骨発勁、寄りかかり発勁、手首発勁、なども用いません。
e0011605_212631.jpg*水曜日19時~20時45分、土曜日19時~20時45分、練馬区開進第一中学校体育館、
(地下鉄有楽町線氷川台駅から歩いて10分)

*月曜日13時~15時15分、木曜日13時~15時15分、練馬区平和台体育館、
(地下鉄有楽町線平和台駅から歩いて15分) (平和台体育館は第二月曜日休館、祝日だと翌日火曜日休館) 

たまあに会員>不定期で参加、お得です。
*キッズ翻子拳クラブ(無料)、木曜日16時~16時40分(小学3年生まで)、16時50分~17時30分(小学6年生まで)、平和台体育

武式太極拳無料教室>日曜日13時~14時、平和台体育館第一武道場
*練習はかなりユルイです。

*見学体験千円、月会費一般5千円、大学生・専門学校生3千円、小中高生無料、

連絡先 080-3736-6541
虎鷹拳院フェイスブック https://m.facebook.com/tigrehawk65

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# by tiger-hawk | 2018-12-31 10:27 | ごあいさつ

心意六合拳の勁力と搖閂把・特別講習会

(この記事はしばらくトップ下に貼付けます。新しい記事は下のほうをご覧ください。)

<心意六合拳の勁力と搖閂把> 特別講習会

心意六合拳の基本勁力と搖閂把の撃ち方、鶏行歩の勁力分析と撃ち方、などを徹底的に解説・練習します。パンチ・キックではない、体当たりでもない、心意六合拳の闘い方をお楽しみください。

9月16日(日) 12時30分~15時20分、平和台体育館第一武道場(柔道場)

予定2名、参加費3000円、問い合わせ>電話080-3736-6541フジマツまで

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# by tiger-hawk | 2018-09-15 11:11

最後のカギは? 世界初公開 !

*若い頃、疑問に思ったことがありました。どうして武式太極拳の動作はあんなに小さいのだろう? あんな小さな動作に何の意味があるのだろうか?

*ものの本には、武式太極拳は小架式、とあります。小架式とは、架式が小さいということです。これでは何の説明にもなっていません。架式が小さいから動作が小さい?

*フジマツは馬鹿である、なぜならアホだから。・・・というのと同じです。これを同義反復といいます。無意味です。フジマツが馬鹿なことは否定できませんが。

*その後は武式太極拳に興味が無かったこともあり、すっかり忘れていました。そして、武式太極拳を学習した時も、そんな疑問は忘れていました。

*今はわかります。武式太極拳の動作はどうして小さいのか? それは勁力があることを前提にしているから。

*勁力があれば、動作はどんどん小さくできます。勢いも迫力も要りません。見ている人にはさっぱりわかりません。動画を見てもわかりません。(それが愉快なフジマツは性格が悪い。アハハ) 

*私には大きな問題とはなりませんでした。武式太極拳以前に、心意六合拳の勁力を理解していましたから。でも、武式太極拳しか知らない人にとっては、たいへんな問題となります。これを説明・解説してくれないと、一生、勁力を体得できません。形は理解できても、中身は体得できません。中身とは姿勢勁力のことです。

*宋氏形意拳の拳理は「静」だそうです。確かに宋氏形意拳は静かです。沈墜勁も震脚も十字勁も纏絲勁もありません。体重移動もありません。いわゆる発勁動作もありません。

*どうしてでしょうか? それは姿勢勁力があることを前提としているからです。でも初心者は勁力なんてありません。どうすればいいのでしょうか? 

*それを私は、身体が浮いている宋光華先生の兄弟子から学びました。その先輩を反面教師としました。失敗例から学ぶのです。

*でもそれだけでは不十分です。最終的には、心意六合拳の鶏行歩や鶏撲食・鷹抓把から解決しました。「カギは後ろ足にあり」・・・それだけで解決しました。下腿三頭筋の伸張性収縮を内部運動にします。

*しかし一般の人を教えるためには不十分です。私はそれだけでできてしまったために、できない人を理解できませんでした。

*そこで、折れ曲がる足首、をカギとしました。それでも不十分でした。それでも理解・体得できない人もいました。

*そこで、鼠蹊部を深く切り込む、をカギとしました。それでも不十分でした。それでも理解・体得できない人もいました。

*そこで、後ろ足側の鼠蹊部を深く切り込む、をカギとしました。これでたいていの人は勁力が出ます。これが最後のカギです。前足側の鼠蹊部はたいていの人は切り込まれています。問題は後ろ足側の鼠蹊部です。

*心意六合拳の弓歩と鶏歩、武式太極拳の弓歩、宋氏形意拳の六合歩、心意六合拳の鶏行歩、全てに当てはまります。これで指導すれば、どんな鈍い人でも勁力を出します。

*でも成功しない人もいます。そんな人は、尻を出しています。後ろ足側の鼠蹊部を切り込みますが、尻は収めます。成功しない人は、尻を収めると鼠蹊部を突き出します。セックスではありませんから、そんなことをしてはいけません。

*その解決法は腹筋にあります。腹横筋を左右横へ引っ張ります。腹直筋で内臓を持ち上げてやります。腹横筋も腹直筋も伸張性収縮です。

*内田なんとかが、「腹筋を強く鍛え過ぎてはいけない」などとアホなことを書いていました。なんにもわかっていない先生です。一般的な腹筋運動は、短縮性収縮です。それが問題なのです。短縮性収縮ではなく、伸張性収縮で鍛えます。それは椅子に座っていても鍛えられます。誰にもわかりません。それが、腹直筋で内臓を持ち上げる、ことなのです。これを習慣にしてしまいます。実は鉄牛耕地でやっていることなのです。腕立て伏せではできません。

*そして、肩の力を抜きます。これはなかなか抜けません。特に男性は抜けません。威張っている人は抜けません。24時間抜くように意識します。

*最後のカギは、後ろ足側の鼠蹊部を深く切り込む、ことです。世界初公開です。中国の先生でも教えてくれません。そんな認識がありませんから。この認識は、世界でただ一人、アホのフジマツだけです。古拳譜を見てもわかりません。

追伸・・・いつもお中元とお歳暮を送ってくれるX先生。最後のカギを教えてあげるからイラッシャーイ。一回で学習できるよ。途中で挫折した人もイラッシャーイ。一回で学習できるよ。推手に騙されている人も、腱と骨先生も、気に騙されている人も、イラッシャーイ。一回で学習できるよ。あとは努力次第です。でも・・・腹直筋で内臓を持ち上げる、はある程度の筋肉量が必要です。これも努力次第です。

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# by tiger-hawk | 2018-08-21 08:48 | 姿勢勁力

中途半端じゃなお成れない

*馬鹿じゃ成れない。利口じゃ成れない。中途半端じゃなお成れない。・・・これが動物武術者の心得です。本当ではありませんが、なかなか参考になります。(本当は渡世の心得です。) これで破滅する場合もありますが、成功する場合もあります。受け取り方次第です。

馬鹿じゃ成れない・・・考えない人は駄目です。正しいイメージが必要です。がむしゃらにやっても無駄です。力を込めても駄目です。鼠蹊部の力を抜く必要があります。足首の力を抜く必要があります。肩の力を抜く必要があります。

利口じゃ成れない・・・小賢しい知恵は必要ありません。スピリチュアルなイメージも必要ありません。神秘的なエピソードが好きな人は他の道場へ行ってください。虎鷹拳院に神秘はありません。実際うんざりしています。姿勢勁力についても全て公開しています。固定観念も要りません。

*推手は必要ありません。騙されているだけです。推手を数十年やって、結局、勁力のできなかった有名な先生を知っています。私の古い友人でした。私は推手を捨てたら、姿勢勁力ができました。宋氏形意拳も、心意六合拳も、武式太極拳も、成功しました。推手は滅びの道です。時間の無駄です。かといって、がむしゃらに殴り合っても無駄です。

*伝統思想は必要ありません。昔はこんな思想もあったのか、と読むだけで十分です。武術の向上の役には立ちません。昔は正しかった、と考えても無駄です。近代合理主義が全て正しいわけでもありませんが。スポーツ理論も必要ありません。武術の原理も必要ありません。統一理論も必要ありません。みんな、我が道を行くのだ、と居直ればいいのです。つまり最高の武術は存在していません。最高の突きもありません。何処にもそんなものはありません。探しても無駄です。

*私は震脚にうんざりしていたので、「静」の宋氏形意拳に導かれました。しかし、宋氏形意拳の全てが正しいわけではありません。心意六合拳の全てが正しいわけではありません。武式太極拳の全てが正しいわけではありません。

*震脚が好きな人は震脚の道を進んでください。それがどうなろうと知りません。人生は短いので、責任は取れません。逃げろ~~

*気が好きな人は気の道を進んでください。それがどうなろうと知りません。人生は短いので、責任は取れません。シラネ

*骨と腱が好きな人は骨と腱の道を進んでください。いいんじゃないですか。知らないけど。アハハ

中途半端じゃなお成れない・・・中途半端は駄目です。徹底的に下腿三頭筋に体重を降ろします。自分の体重を降ろします。下腿三頭筋に力を込めてはいけません。逆効果です。自分の体重に任せます。そして、足首の内側に勁力のバネを造ります。勁力トライアングルです。足の親指と人差し指で親指側エッジを造ります。足首は折れ曲がります。

*足の親指と人差し指、足首の内側、下腿三頭筋の下部、で勁力トライアングルを造ります。徹底的にやりますが、力を込めてはいけません。その勁力トライアングルで前進します。

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# by tiger-hawk | 2018-08-19 08:54 | 姿勢勁力

運命に逆らうのが心意六合拳の鶏行歩

*武式太極拳(喬松茂スタイル) を学んだ時、歩いていないと理解できました。武式太極拳では歩けません。だから歩きません。

*武式太極拳ではどうするかというと、弓歩を造った後、後ろ足を引き寄せています。そこから方向を変えて後ろ足を前へ出します。

*弓歩を造る時、下腿三頭筋の伸張性収縮を用います。下腿三頭筋の伸張性収縮では歩けないのです。

*ヒトが歩く時、どうしているのでしょうか?

*それは地面を蹴ります。すると体重移動が起こります。この体重移動で歩くわけです。右足から左足へ、左足から右足へ体重移動します。

*これが身体を浮き上がらせてしまいます。

*宋氏形意拳を学んだ時、歩くと身体が浮いてしまうことを理解しました。そこで、歩けなくなりました。ひたすら、定歩の六合歩で五行拳を撃ちました。それしかできなくなりました。

*しかし、心意六合拳の鶏行歩を見ると歩いています。歩けないのに歩いています。どうなっているのでしょうか?

*おかしいではないか。今までの言説はウソだったのか? いいえウソではありません。

*心意六合拳の鶏行歩は、体重移動していないのです。鶏行歩は地面を蹴りません。だから、体重移動が起こりません。だから、歩いているとは言えません。少なくとも、人間の歩き方ではありません。

*鶏行歩も下腿三頭筋の伸張性収縮を用います。すると歩けなくなります。下腿三頭筋の伸張性収縮では、体重移動が起こらないのです。

*ではどうなるか? 右足(左足) と左足(右足) の交替は"突然"起こります。体重移動の途中経過がありません。

*ですから、自然な滑らかさがありません。右足(左足) の一本足状態が、突然、左足(右足) の一本足状態に変わります。

*これがニワトリの歩き方=鶏行歩の実態なのです。

*そのために、指行性二足歩行となります。人間の蹠行性(せきこうせい) 二足歩行を捨てて、ニワトリ=恐竜の指行性二足歩行を採用したのです。

*具体的には、足裏の移動時間がほとんどありません。踵からつま先までの移動時間がとても短くなります。踵は地面に触れるか触れないかという微妙な感覚となります。

*なんのためにそんなことをしたのか? 人間の歩き方を捨ててまで?

*それは下腿三頭筋の伸張性収縮を維持するためです。その内部運動を保存するためです。内部運動があれば、勁力が発生するからです。

*武式太極拳では歩くことを放棄しました。宋氏形意拳では歩くことをあきらめました。しかし、心意六合拳は歩くのです。なによりもフットワークを大切にしたのです。

*宋氏形意拳の崩拳など五行拳は、たいへんに速くなりました。形意拳を知る人は、私の崩拳を見てびっくりします。(一般論として宋氏形意拳が速いわけではありません。私が力を抜いて速くしました。速くできる可能性がありました。それがフニャフニャ崩拳です。) 

*宋氏形意拳は体重移動を放棄して、下腿三頭筋の伸張性収縮を内部運動にしたので、速度をどんどん上げられます。

*しかし、心意六合拳は鶏行歩のフットワークを大切にしました。そのために、拳の速度は考慮しませんでした。心意六合拳の拳はほとんど動きません。動いてもそんなに速くはありません。

*心意六合拳は矛盾しています。ヒトは蹠行性二足歩行なのに、ニワトリ=恐竜の指行性二足歩行を採用したからです。骨格から矛盾しているのです。

*そこで、足首は折れ曲がります。その足首の折れ曲がりのために、鼠蹊部の深い切り込みが必要となります。しかし、尻を出してはいけません。

*そこで、腹横筋を左右横へ引っ張ります。腹直筋で内臓を持ち上げてやります。

*内臓が下がるのは、ヒトの直立姿勢の運命ですが、その運命に逆らいます。

*下腿三頭筋の伸張性収縮では歩けません。体重移動が起こりません。その運命に逆らいました。それが心意六合拳の鶏行歩です。

*運命に逆らうのだから、姿勢勁力は不自然な勁力となります。

追伸・・・脳が未発達(友人の評価) のフジマツができたのだから、勁力は誰でもできると思い込んでいました。でも、脳が未発達だからこそ、発想が非常識なのだとわかりました。武術を歩けるか歩けないか、などと考えるフジマツは頭がおかしい。アハハ 

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# by tiger-hawk | 2018-08-18 08:48 | 姿勢勁力

八極拳から姿勢勁力へ

お知らせ・・・8月26日(日)の練習は事情によりお休みします。代わりに25日(土)10時~平和台体育館第一武道場で練習します。

*どうして私は、人に見えない姿勢勁力の内部運動が見えるようになったのか? それは過去に八極拳を学習した経験がたいへん大きかった。1980年から85年にかけて、李英先生が教えてくれました。ありがとうございます。(近日中に、フジマツが死ぬ前に集う会を当時の仲間と先生がやってくれるそうです。嬉しいです。)

*姿勢勁力の心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳、は八極拳と真逆なことをやれば成功します。比較対象としての八極拳がたいへん役に立ちました。その後、私は八極拳の裏切り者となりました。

*後年、故松田先生は八極拳と心意六合拳の共通点を探して研究しましたが、当然、成果は全くありませんでした。もし相違点を探して研究したならば、大いに成果があったと考えられます。武術の統一理論とか原理とか、必要なかったのです。それぞれの道を歩めばいいのです。馬歩と心意六合拳の鶏歩は、全く世界観が異なります。

*宋氏形意拳に導かれたのも、震脚にうんざりしていたからです。徐文忠先生に山西派形意拳と称する形意拳を教えてもらいました。そこで、半歩崩拳で震脚を見せられました。私は心の中で、「駄目だ、がっかりだよ」と叫んでいました。

*その二年後、山西省へ行ったことのある邵善康先生にお会いして、宋鉄麟先生の長男・宋光華先生の存在を知りました。そして革命前夜のような上海から山西省太源市へ行きました。(天安門血の日曜日の直前でした。U2のブラディ・サンデーを聴くと思い出します。) 

*八極拳と震脚が、姿勢勁力へ導いてくれました。真逆の道ですが、たいへん感謝しています。

*そして、心意六合拳の搖閂把(ようさんば) が、前へ突っ込まない勁力と闘い方を教えてくれました。

*心意六合拳にはパンチ・キックがありません。だからパンチ・キックで闘うならば、確実に負けます。心意六合拳は体当たり、と称する人もいます。しかし体当たりすればカウンターでやられてしまいます。その闘い方を、師匠が搖閂把を通じて教えてくれました。

*搖閂把には、体重移動があるように見えます。そのために、前へ突っ込む先生もいます。でもそれは搖閂把の内部運動に無知だからです。体重移動があるように見えて、体重移動がありません。その違いは微妙なものですが、本質的違いとなります。この違いは、心意六合拳の全ての技に共通しています。そのカギは内部運動にあります。

*内部運動ですが、運動の一種です。気とか骨とか腱とか、直接関係ありません。

追伸・・・浅い狭い拳立てをやっていると、僧帽筋が筋肉痛です。でも、身体の調子は良く成りました。

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# by tiger-hawk | 2018-08-16 08:28 | 姿勢勁力

外部運動と内部運動

*「筋肉ではなく骨で撃つ」と称する人たちがいます。空理空論ですが、気持ちはなんとなくわかります。わかりますが、気持ち悪い。

*心意六合拳の鷹爪を教えてあげたら、前腕の筋肉ではなく「腱」だ、といいかえる人たちと共通しています。腱は筋肉と骨を結びます。つまり、筋肉ー腱ー骨の関係です。筋肉は神経が動かします。神経が無ければ、筋肉はただの肉です。

*だから、骨あるいは腱を取り上げることは無意味です。筋肉が無ければ動けません。でも、気持ちはなんとなくわかります。

*それをいうなら、外部運動ではなく内部運動を起こす、というべきです。外部運動も内部運動も筋肉・腱・骨が必要です。

*それは、外骨格運動ではなく内骨格運動ともいえます。動物には、外骨格の昆虫がいます。内骨格は魚が獲得しました。一部の魚は上陸して、爬虫類や哺乳類の原形動物が生まれました。外骨格では大きな身体を支えられません。だから昆虫は小さいままです。

*姿勢勁力の根本は、下腿三頭筋の伸張性収縮です。しかし、こんなことをしても歩けません。走れません。つまり外部運動はできません。これも内部運動の一つです。

*心意六合拳の鷹爪も内部運動の一つです。それは前腕の筋肉と指先を直結します。それには腱も必要です。筋肉と腱と骨は切り離すことはできません。切り離すのは料理する時です。筋肉は肉にします。骨と腱はスープの出汁にします。長時間煮込めば骨も食べられます。

*運動する時は、切り離せません。だから、外部運動と内部運動、として考えるべきです。

*内部運動ですから、体重移動はしません。そのままの状態で撃ちます。だから姿勢勁力と称します。(肩甲骨発勁は外部運動です。念のため)

*「腹直筋で内臓を持ち上げる」ことも内部運動です。腹横筋を左右横へ引っ張ることも内部運動です。

*体重移動で撃つ運動は、全て外部運動となります。体重移動しないで撃つ運動の一部に内部運動=姿勢勁力があります。

*体重移動しなくても、腕力だけで撃てます。しかしそれはとても弱いので、勁力とは称せません。特に私のような軟弱者は腕力もありません。

*内部運動を試験するには、宋氏形意拳の崩拳も良いのですが、かなり難しくなります。

*そこでおすすめなのが、心意六合拳の搖閂把(ようさんば) です。搖閂把は体重移動するように見えて体重移動しません。(もちろん無知な先生は中国にもいますから、体重移動する先生も少なくありません。)

*体重移動しないで撃つためには、内部運動がどうしても必要となります。というわけで、搖閂把がおすすめです。搖閂把で内部運動を養成します。

(註) 内部運動の典型は、宋氏形意拳の横拳基本功です。それはヘソの左右に半円運動を造ります。それはやがて立体化します。すると、左右に球体運動が起こります。つまり、メビウスの輪ができます。これは運動なので物体はありません。私は数十年前に陳式太極拳を習いました。しかし全く使えません。踊りにもなりません。数十年後のある日、横拳基本功で陳式太極拳をやってみたら、使えるようになりました。それまでは外部運動の陳式太極拳でしたが、いつのまにか内部運動になっていました。もう遅いですけど(笑) 。無知は恐ろしいです(涙) 。

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# by tiger-hawk | 2018-08-15 08:22 | 姿勢勁力

最後で最初の極意

*以前は、折れ曲がる足首、が大きな課題でした。それで成功する人もいました。しかし、なかなか成功しない人もいました。

*何かが欠けています。それ以前の問題がありました。

*それが、鼠蹊部の深い切り込み、でした。姿勢勁力の全ての始まりは、鼠蹊部の深い切り込み、でした。

*この問題は、フジマツが30年前に遭遇した問題でした。

*30年前、山西省太谷県で宋氏形意拳を学びました。その時、浮き上がる身体、の問題が浮き上がりました。

*宋光華先生の自宅に毎日のように通う近所の先輩がいました。いろいろと教えてくれるのですが、その彼の身体はフワフワと浮いていました。

*ああなっては駄目だな、と認識しました。しかし、自分の身体も浮いていました。どうやって解決すべきなのか? 全くわかりません。

*日本に帰り、とりあえず、歩くのはあきらめました。歩くと浮いてしまいます。そこで、六合歩(三体式) の定歩でひたすら五行拳を撃ちました。歩けないので、その場で五行拳を撃ちます。足を換えながら35分位続けて撃ちます。

*フニャフニャ五行拳の始まりでした。ひたすら力を抜きました。特に肩の力を抜きました。

*その時に、意識せずに、鼠蹊部の力も抜けていました。これは全く想定していませんでした。

*後ろ足の下腿三頭筋で立つこと、足の親指側エッジを使うこと、などを実行すると必然的に鼠蹊部の深い切り込みの問題が解決してしまいます。

*しかし、人を教える時、最初に指導すべきは、鼠蹊部の深い切り込みが必要でした。

*これは普通の形意拳を見ればわかります。形意拳の三体式を見ると、鼠蹊部が硬くなり切り込まれていません。

*その原因は、後ろ足の太ももの大腿直筋で立っているからです。そして、歩く時は大腿直筋で地面を蹴っています。

*それが普通の人間です。三体式も普通の人間の行為です。でもそれだと、鼠蹊部が伸びてしまいます。

*これはヒトの本能の問題でした。木から降りたサルは、鼠蹊部を伸ばして直立したのです。すると、曲がっていた大腿骨も伸びました。大腿直筋は大きくなりました。

*そして、その大腿直筋で地面を蹴って歩いたのです。ですから、浮き上がる身体はその頃からの、700万年前からの問題でした。その本能を克服したのが、宋氏形意拳の六合歩でした。

*だから心意六合拳では、折れ曲がる足首、の問題しか残っていませんでした。なにしろ、鼠蹊部の深い切り込み、は無意識に解決していました。しかし、普通のヒトは、35分間も定歩の六合歩で撃ち続ける練習なんかやりません。しかもフニャフニャ五行拳です。フジマツは馬鹿なので、そんな練習を思いつきましたけど。

*スウィング功を考案した時、親指側エッジを強調しました。すると、足の親指と人差し指で立つことが解決しました。下腿三頭筋に体重が降りてきました。

*でも中には身体が浮き上がる人もいました。相変わらず、無意識に地面を蹴っています。そんな人は、鼠蹊部が伸びてしまっています。もちろん、本人は気がつきません。

*そもそも、普通の人は鼠蹊部なんか意識したことありません。普通の形意拳・三体式では鼠蹊部が突き出ています(私から見ると)。でも、そんなところは誰も見ていません。見えません。その違いは微妙なのでわかりません。

*武術でいわれる丹田も、鼠蹊部までは届きません。私も鼠蹊部なんて言葉は知りませんでした。これはある鍼灸師の先生に教わりました。「ここはなんて言うの? 」 彼に宋氏形意拳を教えながら、名称がわからず質問しました。なんか間抜けな図です。ウフフ

*「ここを切り込むんだよ」、「ところでここはなんて言うわけ? 」・・・アホです。申し訳ありません。

*心意六合拳の鶏歩も、鼠蹊部の深い切り込みで解決しました。ハイ、後ろ足側の鼠蹊部の切り込み、です。

*鼠蹊部の切り込みは、私の最初の極意でした。でも意識していませんでした。そして、最後の極意となりました。意識せずにできてしまうことは少なくありません。でも、人を教えるとなると、それでは駄目ですね。

*威張っている人は、鼠蹊部が伸びています。だから、宋氏形意拳をやっても、心意六合拳をやっても鼠蹊部が伸びています。なんか滑稽に見えてしまう自分は性格が悪いです。申し訳ありません。

*心意六合拳の鶏行歩も、鼠蹊部の深い切り込み、で解決できます。鶏行歩の失敗も、鼠蹊部が伸びてしまうからです。

*最後で、そして最初の極意で姿勢勁力を獲得しましょう。どうして? 楽しいから。

追伸・・・9月の日曜日に体育館を借りられなかったので、平和台体育館で16日(日) にセミナーやることにしました。狭いので予定2名とします。心意六合拳の搖閂把を中心にしてやるつもりです。

追伸2・・・X先生から信州蕎麦の詰め合わせをいただきました。おいしくいただいております。ありがとうございました。

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# by tiger-hawk | 2018-08-14 08:27 | 姿勢勁力

足の時間と手の動き

(昨日の体育館から)

*ついに虎鷹拳院の会員が一人になってしまいました(涙)。もはや虎鷹拳院はご臨終です(泣)。皆様、長い間お世話になりました(涙)。神は我を見放したか? ゴルゴダの丘に引き立てられる、十字架を背負ったキリストの心境でございますう(泣)。

*んなことはどうでもいいので、心意六合拳の搖閂把や武式太極拳のロウシツヨウホをやってみました。実は、心意六合拳も武式太極拳も同じ撃ち方です。それは、足の時間に手の動きを合わせます。(宋氏形意拳の場合は、足の時間が隠れていて見えません。でも同じことです。)

*足の時間とは何か? それは皆様の足の裏の長さのことです。踵からつま先まで、だいたい23cmから28cmくらいだと思います。仮に26cmとします。

*足裏の距離があれば、時間が生まれます。これを足裏時間と勝手に称します。え? 世間ではそんなこと言わない? 世間とか世界とか関係ありません。

*前足が着地する時、足裏時間が生まれます。この足裏時間に手の動きを合わせます。

*人間の場合、手の動きが暴走します。それは直立二足歩行だからです。ですから、足裏時間を基準とします。この足裏時間が全ての基準です。足裏時間が全ての動きをコントロールします。

*それは、心意六合拳の鶏撲食でも同じです。単虎抱頭でも同じです。鷹抓把でも同じです。もちろん、前のめりになってはいけません。

*オマエはそれを誰に習ったのか? 習わずとも必然的にそうなります。心意六合拳の師匠から盗んだわけです。

*手の動きに足裏時間を合わせると失敗します。用法を教えると駄目になるのも、同じ理由です。先走って、勁力を見失います。

*あくまで、足が基準となります。

*鼠蹊部を深く切り込むのも、足を基準とするためでもあります。

*足首に体重を降ろすのも、足を基準とするためでもあります。

*木を降りたサルは、完全に自由な手を獲得しました。それがヒトの文明・文化を発現させました。しかし、それは手の暴走でもありました。手の暴走は原爆を生み出し、福島原発は爆発しました。

*手の暴走を阻止して、足の時間に合わせるのが動物武術です。

お知らせ・・・8月13日(月) は平和台体育館が休館なので練習もお休みです。

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# by tiger-hawk | 2018-08-12 08:01 | 姿勢勁力

とても長い後ろ足時間

*前へ突っ込んではいけない、勢いを殺す、鼠蹊部を深く切り込む、折れ曲がる足首、などの言葉はただ一つの姿勢の本質を表しています。心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、武式太極拳の弓歩などです。

*しかし、その言葉は理解されることはありません。このblog の読者にも全く理解されません。何回も講習会に参加して、やっと意味がつかめる場合があります。つかめない場合もあります。虎鷹拳院の会員でない人が、勁力を獲得した場合もあります。会員なのに、なかなかできない人もいます。

*それで田植発勁をやってみました。私がその人の後ろ足を押さえ付けるのです。浮き上がらないように押さえ付けます。浮き上がるのは、無意識に地面を蹴ってしまうからです。それでだいたい成功します。でも、私の補助があったからです。補助輪を外すと転びます。

*子供の頃から、鼠蹊部を伸ばせ、と学校教育で叩き込まれています。背筋を伸ばせ、とは鼠蹊部を伸ばすことです。日本の学校教育は軍隊教育が元になっています。つまり、軍隊の伝統です。気をつけ、右にならえ、というわけです。

*さらに、700万年前、木から降りたサルは、鼠蹊部を伸ばして直立しました。そして、地面を蹴って二足歩行を開始しました。700万年の怨念、じゃなくて本能が関係しています。

*だからこそ、ニワトリ=恐竜の指行性二足歩行に、心意六合拳のご開祖様は学んだのです。そして、人間の本能を捨てたのです。

*私は、心意六合拳の師匠の鶏撲食や鷹抓把から、鶏行歩の本質を盗みました。それはとても長い後ろ足時間のことです。

*長い後ろ足時間を作るためには、長い一本足時間が必要となります。すると、地面を蹴ることはできなくなりました。勢いを殺す必要があります。

*それは、折れ曲がる足首が求められます。

*その原点は、鼠蹊部の深い切り込み、です。

*それはさらに前鋸筋にさかのぼります。

*それを腹横筋と腹直筋の伸張性収縮が支えます。

*それはさらに前腕の筋肉にさかのぼります。(前腕筋肉の伸張性収縮)

*それはさらに指先にさかのぼります。それが心意六合拳の鷹爪となります。

*指先から足親指・人差し指の指先まで、Y字形の勁力運動線ができあがります。(グリコじゃないよ)

*気とか、ウンコとか、骨・腱とか、オシッコとか、秘伝とか、ゾンビとか、すぴりちゅあるとか、霊魂とか、関係アラヘンがな。え? 頭が開くと空を飛べるんやで。知らんがな・・・ほなさいなら

関係ない追伸・・・翁長沖縄県知事が亡くなった。米軍は沖縄も本土も守らない。だから基地は要らない。簡単な話しです。

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# by tiger-hawk | 2018-08-11 08:12 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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