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動物武術の虎鷹拳院日誌

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腕は脇腹から生やします

(昨日の体育館から)

*腕は脇腹から生やします。腕を肩から生やしてはいけません。それだと、肩を使ってしまいます。肩を使うと勁力は死んでしまいます。

*腕が脇腹から生えているのが、龍=ワニです。これが爬虫類の特徴です。動物武術の心意六合拳と宋氏形意拳は、龍=ワニから、勁力の体幹を理解しています。

*これを理解してもらうために、心意六合拳・単虎抱頭の劈を練習してみました。劈は腕の伸縮が無いので理解しやすいと考えました。

*単虎抱頭のもう一つの要素は、高い姿勢から鶏歩になることです。正確な鶏歩になるために、足首を折り曲げます。すると、下腿三頭筋に体重が積載されます。

*下腿三頭筋に体重が積載されると、勁力が発生します。これで単虎抱頭の劈が撃てます。

*パンチング・ミットで練習してみました。

*即時に、鶏歩にならないといけません。どんな時にも、遠い距離からも、即、鶏歩になれるように練習します。

*よくある間違い・・・前のめりになること。体重を浴びせて、寄りかかってしまいます。これは、熊吊膀でもよく見られます。体重を直接使ってはいけません。体重は後ろ足の下腿三頭筋に積載します。

*前のめりになると、正確な鶏歩が造れません。いつでも鶏歩に成れるようにすることが大事です。

*鶏歩とは、後ろ足の下腿三頭筋に体重を積載することです。それが必要条件です。目先の攻撃に心を奪われると、鶏歩が崩れて、勁力も崩壊します。

*ですから、勢いに引きずられてはいけません。速度と勢いは別のものだと理解しなければいけません。だから、地面を蹴ってはいけません。地面にはやさしく接します。
by tiger-hawk | 2016-03-20 06:12 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・反人間本能の勁力・藤松英一


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