腰を使ってはいけません
*どうも気になっていたことがありました。Hおじさんが腰を使ってしまうことです。Hおじさん、肩を使ってしまうのですが、腰も使ってしまうという二重の苦しみに喘いでいます。もちろん、本人は気にしていないようですけど。
*心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳において、腰を使ってはいけません。腰を入れてはいけません。
*これが良くわかるのが、心意六合拳の弓歩、武式太極拳の弓歩などです。腰は入れません。かといって、へっぴり腰でもいけません。腰を引いてはいけません。
*腰を使ってしまうと、体幹が分断されてしまいます。脇腹ー腰ー尻は一体となって動かなければいけません。
*すると腰のラインは消えます。尻は収まって尻から上は一つになります。
*尻も含めて体幹です。体幹は一つに統一します。それを主導するのは腹です。腹横筋です。
*これは別に誰かに教わったわけではありません。練習を重ねて理解できました。私も習った当初はひどいものでした。身体が浮いていました。その映像を間違ってコボクマシーン1号に渡してしまいました。すると、彼は笑っていました。なんて奴だ。消してくれというと、ビフォ・アフターで面白いと嘲笑していました。ナンテコッタ !
*まあ、恥ずかしい間違いはたくさんしてきましけど。それがアホのフジマツの人生、といえばその通りですけど。神様、ごめんなさい。逃げろ~~
*心意六合拳と形意拳の龍腰とは、腰を使うことではありません。
*龍腰とは、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向かって切り込むことです。その左右のラインはクロスして内転筋へ向かいます。しかし、腰を使ってしまうと、その体幹がねじれてしまいます。
*姿勢勁力は崩壊してしまいます。腰は使っているようで、実は使ってはいけません。
*むしろ尻が体幹を主導します。腰を使うと、お尻かじり虫にかじられてしまいます。本当ですよ~~
*お尻かじり虫にかじられたくなかったら、腰を使うのは止めましょう。
*心意六合拳は、体幹の姿勢を決めてから撃ちます。宋氏形意拳は体幹の姿勢を造る過程があります。
*どちらが簡単かというと、心意六合拳のほうです。しかし、間違って覚えてしまうと、修正は難しい。
*宋氏形意拳には体幹を造る過程があります。それが熊の基本功1号です。
*ところが、熊の1号には、腕の動作があります。すると、力を込めてしまう人が現れます。その力は要らないのですが、むしろ邪魔なのですが、力を込めてしまいます。
*そこで、アホのフジマツは熊の0号を造りました。0号は腕の動作がほとんどありません。とても簡単です。
*これができると、自分よりも重い人を軽々と押すことができるようになります。小柄な人でも大柄な人を軽く押せます。実は相撲の動作にとても良く似ています。
*合理的な動作なので、相撲に似てしまいました。相撲はとても合理的にできています。しかし、腰を使ってしまうと、体幹は崩壊します。
*足腰を使うとか、足腰の鍛錬とか、間違っています。足は鍛えますが、腰は鍛えません。腰を鍛えても無駄です。腰痛になるだけです。
*尻も含めて体幹です。体幹は一つに統一します。腰を使うのは止めましょう。