動物武術の虎鷹拳院日誌

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六合歩と鶏歩の親指側エッジ

*昔、二十四式太極拳の教科書に、足の小指側エッジで地面を削り出す、とありました。起勢から最初の弓歩になる時です。

*これをやると、その弓歩は外側広筋主体になります。そして、身体は開きます。具体的には鼠蹊部が開きます。

*これは大間違いではないのか? と大きな違和感がありました。

*しかし、二十四式太極拳は姿勢勁力ではないので、私のほうが大間違いでした。(楊式太極拳も姿勢勁力ではありません。)

*ではこの動作を姿勢勁力の武式太極拳でやると、どうなるか? 

*まず、後ろ足になる足の踵を中心にして、つま先の方向を進行方向に近づけます。そして、前足を進行方向へ出します。

*姿勢勁力としては、小指側エッジを使いません。親指側エッジを使います。親指側エッジを使うと、内股気味になります。

*心意六合拳の鶏行歩がオカマ歩きになる所以です。

*ところが、現代日本人は多くががに股気味です。特に男性ががに股、あるいはがに股気味です。

*こうなると、心意六合拳の鶏歩でも、宋氏形意拳の六合歩(三体式) でも、親指側エッジが出て来ません。

*そこで、スピードスケート選手の内側へ倒れるような足首が参考になると直感しました。

*小さい馬歩から、右足の足首を内側へ倒します。しかし、左足の足首はそのままです。左足の膝が外へ流れてはいけません。上体は倒します。すると、親指側エッジに体重がかかります。

*これを左右交互に繰り返します。つまり、小さな変形馬歩はそのままで、弓歩になることはありません。

*これがスピードスケートとして正しいのか? は全く関係ありません。知りません。勝手に姿勢勁力にとって都合良く解釈しただけです。たぶんスピードスケートとしては間違っているでしょう。

*このクニャクニャ馬歩によって、親指側エッジが出て来ます。大腿四頭筋もフル稼動します。

*指行性といっても、欲しいものは親指側エッジです。小指側エッジは要りません。

*これを宋氏形意拳の六合歩に応用します。特に逆歩崩拳がはっきりとします。六合歩そのままだと、親指側エッジがはっきりしません。足首も折れ曲がりません。結果、地面を蹴ることになります。身体は浮き上がります。

*六合歩から、だんだんと足首が内側へ折れ曲がります。すると、親指側エッジが露骨になります。そこから撃ちます。

*心意六合拳の鶏歩は、最初から完成形です。完成形を求められます。親指側エッジを求められます。しかし、親指側エッジに無知な場合、鶏歩を失敗してしまいます。結果、地面を蹴ってしまいます。

*六合歩は未完成鶏歩ともいえます。そこで、その性質を利用します。それを鶏歩に応用します。これで、鶏歩の親指側エッジがはっきりと表現できます。姿勢勁力の根っこができあがります。

追伸・・・フジマツは本当に馬鹿なのですが、姿勢勁力はできてしまいました。だから、誰でもできるものだと勘違いしてしまいました。それが間違いの始まりでした。申し訳ありません。でもだんだんと修正しています。許してください。

推手を三百年練習しても勁力は生まれません。なんであんなものやるのだろう? 不思議でなりません。洗脳されているだけです。たくさんの人が武術人生を踏み外しました。失った時間はもう戻りません。

一部の中国拳法の間違い・・・拳を正中線から撃ち出すこと。どうしてあんなことするのだろう? 不思議です。拳は正中線へ向かって撃ち出します。人体構造上の問題です。人体構造に逆らうと弱い拳になります。

お知らせ・・・5月4日の伝統武術大会で心意六合拳・排打功を演武するつもりでしたが、事情により辞退しました。申し訳ありません。詳しいことは知りませんが、K先生が日中精武会連盟を辞めたそうなので。知らない人ばかりでは、ひきこもりのオラも参加しにくいので。虎鷹拳院主催で演武会やればいいのですが、今のところつぶれそうなので無理です。

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by tiger-hawk | 2018-03-20 08:13 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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