動物武術の虎鷹拳院日誌

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姿勢の構造が勁力そのもの

*姿勢勁力における筋肉とは何か?

*姿勢勁力に問われるのは、姿勢の構造のことです。そこにおいて、筋肉も腱も骨格も、姿勢の構造のために存在します。筋肉も構造の一環としてあります。筋肉も姿勢の構造の骨格の一部なのです。

*筋肉も腱も骨も強いほうが良い。それは強い構造を形成するためです。構造が、姿勢の構造が勁力となります。

*どうして肩に力を入れてはいけないのか?

*それは姿勢の構造が崩れてしまうからです。

*どうして地面を蹴ってはいけないのか?

*それは姿勢の構造が崩れてしまうからです。

*どうして拳において、上腕三頭筋の伸張性収縮を用いないのか?

*それは姿勢の構造が崩れてしまうからです。だから、一般的な突きが、宋氏形意拳にも心意六合拳にも武式太極拳にも存在しません。

*拳・掌においては、前腕筋肉の伸張性収縮を用います。それが心意六合拳の鷹爪の意味です。鷹爪においては、筋肉も腱も骨も必要です。直接には筋肉が必要です。

*鷹爪の構造を支えるためには、大胸筋ではなく、前鋸筋が必要です。

*前鋸筋の伸張性収縮が鷹爪の構造を支えます。それが、心意六合拳と形意拳の称する龍身です。すなわち、腕を肩からではなく、脇腹の前鋸筋から生やします。

*鷹爪を肩で支えると、外骨格運動になってしまいます。それは昆虫と同じです。外殻が骨格となります。それは弱い構造です。自分の体重も相手の体重も支えられません。

*内骨格運動とするためには、前鋸筋から鼠蹊部へ向かって切り込みます。それが、心意六合拳と形意拳の称する龍腰です。

*鷹爪・龍身・龍腰とは、姿勢の構造を形成する要素なのです。それらは、上半身=体幹の構造のことです。

*心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、武式太極拳の弓歩などは、下半身の構造のことです。

*構造=姿勢勁力ですから、そこに独自の足の運動を加えてはいけません。(スタート・ダッシュしてはいけません。)

*となると、足の力を抜く必要が生じます。鶏歩・六合歩・弓歩を造るためには、足の筋力も必要です。ところが、足の運動を加えないために、足の力を抜きます。

*これは矛盾しているようですが、構造を造るために必要となります。(いわゆる沈墜勁と震脚とかの動作勁力とは異なります。姿勢勁力はあくまで姿勢の構造により成立します。動作を加えてはいけません。)

*前進する時は、構造体そのものが前進します。だから、体重移動がありません。前傾しません。体重を浴びせてはいけません。

*心意六合拳・鶏歩、宋氏形意拳・六合歩は、自分の体重だけを利用します。下腿三頭筋の伸張性収縮も、自分の体重を支えるためだけに存在します。

*こうした作業により、体重が足首に降りてきます。この時に、足指と趾球が地面を蹴ってはいけません。それはランニングとなります。ジャンプ運動となります。

*つまり、足指と趾球も力を抜きます。となると、足指は地面をつかんではいけません。少なくとも、姿勢勁力においては、足指が地面をつかんではいけません。ただ、体重に任せます。

*足指・趾球ー足首内側ー下腿三頭筋の勁力トライングルは、構造を形成します。建物の柱の組み合わせのようなものです。地震が来ると柱が揺れますが、揺れが大きいと建物の構造は崩れてしまいます。

<昨日の体育館から>

雪男さんがおじさんたちの姿勢をチョイチョイと直したら、きれいに勁力が出てました。それを見ていたオラはアハハと笑っていました。でも・・・おじさんたち、家に着く頃には忘れていることでしょう。アハハ オラは西の方のおじさんに武式太極拳を教えていました。

追伸・・・もっと簡潔に姿勢勁力を説明できないものか? と考えて、三つの圧力理論を考えました。体重圧、腹圧、前腕圧、の三位一体理論です。これは上手くいきました。明日発表します。期待できますよ。再現性も獲得できます。

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by tiger-hawk | 2018-04-12 08:53 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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