動物武術の虎鷹拳院日誌

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たった二つの要素

*姿勢勁力の根本は、下半身の勁力です。

*それは、たった二つの要素で決定されます。

*それは、深く切り込まれる鼠蹊部と、深く折れ曲がる足首、です。

*これだけです。え? 膝はどうなるんだ? 膝なんか無視します。どうでもいいんです。膝に体重が乗らないようにするだけです。

*腰はどうするんだ? 腰なんか無視します。どうでもいいんです。むしろ、腰は消します。腰に体重の負荷が掛からないようにするだけです。

*大事な要素は二つだけです。

*それは、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、武式太極拳の弓歩、全てに共通している法則です。

*但し、注意点があります。

*鼠蹊部は深く切り込まれるけれど、尻を出してはいけません。尻は収めます。これを提肛と称します。直訳すると、肛門を持ち上げる、となります。

*しかし、尻を尻でコントロールすることは困難です。そこで、腹横筋で尻を収めます。

*深く折れ曲がる足首の注意点は、親指側エッジ方向へ折れ曲がることです。小指側エッジに折れ曲がってはいけません。すなわち、がに股ではなく内股になります。これが、心意六合拳のオカマ鶏行歩となります。

*ところが、この二つの要素は、ヒトの直立二足歩行に反します。

*ヒトは、直立することによって、鼠蹊部と足首が伸びてしまいました。その伸びてしまった鼠蹊部を深く切り込みます。伸びてしまった足首を深く折り曲げます。

*しかし、今更、四足歩行に戻れません。前肢(手) と後肢(足) の長さが、ヒトは違い過ぎるからです。(そこかい ! )

*そこで、蹠行性でありながら、指行性へ近づきます。でも、完全に指行性にもなれませんから妥協します。

*その妥協の方法が、深く切り込まれる鼠蹊部と、深く折れ曲がる足首なのです。

*たった二つの要素が、姿勢勁力の根本となります。

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by tiger-hawk | 2018-05-09 08:35 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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