人気ブログランキング | 話題のタグを見る

動物武術の虎鷹拳院日誌

tigerhawk.exblog.jp ブログトップ

恐竜の鼠蹊部から始まる

*「鼠蹊部の切り込み、て概念上の問題だと思っていました。」・・・「それが実際の現象だとわかりました。」・・・「スウィング功のお陰です。」・・・とおじさんWに言われました。

*やっと解ってくれましたか ! そうなんです。実際に存在するんです、鼠蹊部の深い切り込みは。でも、外からは見えません。

*だから、口で説明しても解ってもらえません。私の鶏歩を見せても、チンプンカンプンです。でも、鼠蹊部の深い切り込みが無いと、心意六合拳の鶏歩は成功しません。宋氏形意拳の六合歩は成功しません。だから、鶏歩を教えても、六合歩を教えても、成功する人はほとんどいません。(中国の先生でも失敗する原因となります。) 

*しかし、スウィング功だと、目に見えます。だから、修正も比較的簡単です。足も強くなります。

*読者のみなさんには、完全にチンプンカンプンです。申し訳ありません。動画で見てもチンプンカンプンです。スウィング功で、実際に私が鼠蹊部を押し込んであげないと、解りません。

*実はもう一つ問題を抱えている人もいます。鼠蹊部がやたら硬い人です。そんな人もいます。なんで硬くしているのか? 不思議なんですが、おそらく無意識に硬くしています。これは少し厄介です。本人も無自覚ですから。まあ、余計なことをやってくれるなあ、と尊敬? しますけど。

*そんな人が心意六合拳の鶏行歩をやると、身体が完全に浮き上がってしまいます。宋氏形意拳もできません。

*ここは鼠蹊部の力を抜いて、やわらかくしてあげます。もちろん、私は他人の鼠蹊部をもむのは嫌ですから、自分で努力してください。力を抜くにも努力が必要なんです。今の自分のままで、そのままの自然体で、勁力ができることはあり得ません。

*肉体改造が必要です。肉体改造とは筋トレばかりではありません。肩の力を抜くことも、鼠蹊部の力を抜くことも、肉体改造です。

*鼠蹊部が硬くても、日常生活には問題ありません。そもそもヒトの直立姿勢は、鼠蹊部を伸ばすことによって成立していますから。

*でもゴリラはナックル・ウォークで四足歩行に近い。スピード・スケートはかなり倒れ込んで、二足歩行の恐竜に近い。スピード・スケートを見て恐竜を連想する人はフジマツ位でしょうけど。

*ゴリラも、スピード・スケートも、二足歩行の恐竜も、鼠蹊部が深く切り込まれています。どうですか? フジマツの目の付けどころは、かなりぶっ飛んでいます。変態といわれても反論できません。でも正論です。

*二足歩行の恐竜は、やがて鳥類となります。ニワトリとなります。それが心意六合拳・鶏歩の始まりとなります。凄いですね。心意六合拳の歴史は中生代から始まっていたのです。中生代とは、二億5000万年前から六五00万年前の期間をいいます。凄いスケールのホラです。中国4000年のホラなんかぶっ飛んでしまいます。アハハ (中国の文明は古代から何度も断絶しています。だから中国文明4000年とは言えません。) 

*そして、心意六合拳の鶏歩も、宋氏形意拳の六合歩も鼠蹊部が深く切り込まれています。これを明らかにしたのは、世界でフジマツが初めてです。

*するとはじめて姿勢勁力が発生します。おじさんWの鶏歩も、鶏歩ポクなりました。見た目も、鶏歩ポイのです。試しに押してもらったら、勁力がしっかり出ていました。

*体重を掛けないで、相手を軽く押すことができました。姿勢勁力では、体重を相手に掛けないで押すことが要求されます。つまり、体重移動がありません。体重を相手に掛けたのでは、自分の身体が浮いてしまいます。勁力は発生できません。

*蹠行性で直立姿勢のヒトが、体幹だけ直立させて、指行性で鼠蹊部を深く切り込みます。それが鶏歩と六合歩です。これでは目に見えません。申し訳ありません。申し訳ないので、フジマツが本質を明らかにしました。

*陰陽五行も気も関係ありません。そんなクソみたいな理論は捨てましょう。目に見えない姿勢が課題です。

参照・・・「地球の歴史(下) 」鎌田浩毅 著、中公新書

(註) 四足歩行の恐竜は二足歩行の恐竜から派生しました。二足歩行の恐竜から鳥類となりました。だからニワトリは恐竜の子孫なのです。ニワトリの歩法から発想した心意六合拳は恐竜から繋がっていることになります。

追伸・・・龍腰=前鋸筋から鼠蹊部への切り込みも、鼠蹊部の深い切り込みがあってこそ理解できる、ということなのだろう。となると、まずは鼠蹊部の深い切り込みを習得する必要があります。

by tiger-hawk | 2018-05-25 08:31 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・反人間本能の勁力・藤松英一


by tiger-hawk
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー