動物武術の虎鷹拳院日誌

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腰と膝を使わない

*姿勢勁力の宋氏形意拳と心意六合拳と武式太極拳の身体原則についての考察です。それは・・・

腰と膝を使わない、ということです。

*腰から見てみましょう。

*腰の動きを消してしまいます。いわゆる提肛=尻を収めるとは、そのための第一歩です。しかし提肛は始まりに過ぎません。

*これがわからない人は壁を使って練習します。壁に背中を付けて、腰の背中側のくびれを消します。太極拳の起勢のような姿勢です。

*壁から離れて、同じことをします。この時、背中を立てるために、腹直筋を用います。腹直筋で内臓を持ち上げるようにします。

*これが、腹直筋で体幹を立てる、ということです。同時に、腹横筋をヘソを中心にして、左右横へ引っ張ります。最初は、息を吐きながら実行します。さらに息を吸いながら実行します。つまり、息を吐いても吸っても同じようにします。

*腰の動き=捻りを消します。宋氏形意拳の龍形基本功はそのことを学びます。腰は尻と一体化します。体幹は尻を含めて一つとなります。

*それでは腰に換わり身体の動きを制御するものとは何か? それが鼠蹊部です。しかし、ヒトの直立姿勢では鼠蹊部は伸びきってしまいます。これでは鼠蹊部が消えてしまいます。つまり、直立姿勢は動物武術にとって具合が悪いのです。

*したがって、鼠蹊部は切り込まれます。この時、尻を出してはいけません。尻は収めます。腹横筋で尻を持ち上げます。同時に、腹直筋で内臓を持ち上げます。

*ヒトは低い姿勢になる時、膝を曲げてしまいます。これが間違いの元です。膝を曲げると、膝に体重が掛かります。すると、膝を痛めてしまいます。

*歩く時、膝に体重を掛ける人も多く見られます。これを、膝で歩く、と称します。特に、日本のおじさんに多く見られます。この動作も膝を痛めます。これらの動作は、やがて膝を破壊します。年齢を重ねると、変形性膝関節炎となります。

*低い姿勢になる時は、足首を折り曲げます。膝を曲げてはいけません。すると、足首に体重が降りてきます。足首は関節なので、実際の負担は下腿三頭筋が担います。

*しかし、この動作は足首単独ではできません。その前に、鼠蹊部が切り込まれます。鼠蹊部が根本となります。

*こうして見ると、全ての動きは密接な関係を持っています。心意六合拳の渾身拳・周身功の具体的な意味です。

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by tiger-hawk | 2018-06-11 08:28 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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