動物武術の虎鷹拳院日誌

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指行性二足歩行をニワトリ=恐竜に学ぶ

お知らせ・・・6月25日(月) は平和台体育館イベントのため使えませんので、練習を休みます。


*心意六合拳の鶏行歩は地面を蹴ってはいけません。宋氏形意拳の套路は歩いていません。これらのことを理解できない人たちがいます。


*地面を蹴るな、と指示しても無駄なことです。どうしてでしょうか?


*これは本能的なものではないのか? とも想いました。ヒトの直立二足歩行は地面を蹴って進むからです。


*しかし、中国では成功する心意六合拳者もいます。ところが、下腿三頭筋の伸張性収縮を教えてくれたのは回族の陳先生です。心意六合拳は回族の中から生まれました。


*回族は被抑圧民族です。中国を支配する民族は漢族です。回族は歴史的に圧迫され虐殺されてきました。回族の宗教はイスラームです。漢族の宗教は儒教です。文化と思想がまるで違います。(中国というと道教と仏教が過大評価されますが、その影響はたいへん小さいものです。儒教が中国を支配する思想です。)


*心意六合拳の発生には文化と思想の違いが、大きな意味を持っていたのではないか? と考えます。


*地面を蹴る、足首が伸びて硬直する、鼠蹊部が伸びて硬直する、この三大疾患は実は同じことを指し示しています。


*現代日本人にとって鶏行歩が難しいのは本能的問題だけではない。それは日本の軍隊式学校教育にあるのではないか? と考えています。


*学校で起立する時、背筋を伸ばし鼠蹊部を伸ばします。それが正しい姿勢だと教わります。そこで鼠蹊部は硬直してしまいます。


*幸い私は小学校一年生の頃から、学校にも教師にも興味が全くありませんでした。宿題なんかやらないから毎日教室の後ろで立っていました。でも、学校にも教師にも興味無かったので、テキトーに立っていました。キチンと立っていなかったので、鼠蹊部も伸びきってはいませんでした。それが後に幸いしました。アハハ (成績は5段階評価でオール1、2がお情けで1個、という悲惨な結果でしたけど。興味が無いのでへっちゃら。) 


*権威なんてクソクラエ、とも考えずに、自由気ままな小学一年生でした。今も基本的に変わりません。権威? なにそれおいしいの? 狂った権威主義者がたまあに虎鷹拳院にも現れますけど。


*さて、実技の考察です。地面を蹴ることを禁止しても、問題は解決しません。折れ曲がる足首を要求しても、理解されません。根本問題はヒトの直立姿勢にあります。


*では心意六合拳は何処から生まれたのか? それは指行性四足歩行動物を参考にしました。虎のことです。でも、もっと根本的な動物がいました。それは、ニワトリです。ニワトリは指行性二足歩行します。それは鳥類に共通しています。鳥類は恐竜の獣脚類から進化しました。恐竜も指行性二足歩行です。


*鶏行歩も指行性二足歩行します。しかし、ヒトは蹠行性です。蹠行性のヒトが指行性二足歩行するためには、どうしたら良いのか? それを恐竜=鳥類=ニワトリに学びます。


*それが、鼠蹊部の深い切り込み、なのです。しかし、恐竜のようには上体を倒しません。スピードスケートのようには上体を倒しません。すると、足首が折れ曲がります。すると、指行性に近づきます。


*しかし、鼠蹊部の深い切り込みを心意六合拳・鶏歩で理解するのは難しい。宋氏形意拳・六合歩で理解するのは難しい。心意六合拳の失敗も、宋氏形意拳の失敗も、そこに原因があります。中国にも失敗者がたくさんいます。そして、失敗者が先生となります。


*成功のカギも失敗のカギも同じものです。これでは解決できません。堂々巡りです。そこで、フジマツ考案のスウィング功で解決できます。


*スウィング功は左右の足の真ん中に重心があります。これがフラフラする人がいます。それは、両足の親指側エッジが崩れてしまうからです。小指側エッジに流れてしまいます。すると、身体は回転してしまいます。どんな時も親指側エッジなのです。


追伸・・・ネオ・ダーウィニズムの思想は「適者生存」「自然淘汰」「生存競争」「突然変異」であり、この大本山がダーウィン進化論である。そしてこの理論は、おおいなる誤解であった。この思想は、生存できた動物を適者と誤解し、自然淘汰と称して、弱者を滅ぼす優生学を推奨し、勝ち組・負け組を生み出し、侵略をゆるす・・・つまり、ヒトの価値観や戦略が濃厚に入った観念論のイデオロギーがダーウィニズムであった。科学の片鱗もない観念論つまり空論であった。・・・「追いつめられた進化論」西原克成 著


ダーウィン進化論は大英帝国の世界侵略と支配の思想でした。それはヒットラーの優生学となります。つまり、元ネタは女王様の帝国主義です。今日の大日本主義にもなります。ダーウィン進化論は大進化を説明できません。どうして魚は上陸したのか? どうしてサルは直立二足歩行したのか? そのための骨格も筋肉も無かったのに。「追いつめられた進化論」はいろいろと教えてくれるみたいです。昨日買ってみました。


鶏行歩は指行性二足歩行です。ところがヒトの骨格は蹠行性です。するといろいろと矛盾が生じます。その矛盾を解決するために、鼠蹊部の深い切り込み、折れ曲がる足首、腹直筋で内臓を持ち上げる、指先と前腕と前鋸筋を直結させる、などの操作が必要となります。つまり、自然ではありません。だからランニングともウォーキングとも無関係です。だから人間武術ではなく動物武術です。


追伸2・・・用不用のラマルク批判は誹謗中傷の典型だとは、以前から想っていました。ネズミの尻尾切りなんて最低でした。筋肉は遺伝しない、なんて言いがかりでしかありません。なんで頭のいい学者先生に分からないのだろう? と疑問でした。いくら頭が良くても硬ければ使えない、というところですね。思い込みは恐ろしい。進化論は帝国主義ですから、大日本主義者もダーウィン批判は理解できないだろうな。


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by tiger-hawk | 2018-06-23 08:33 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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