動物武術の虎鷹拳院日誌

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チョコン拳のルーツ

*虎鷹拳院はつぶれそうですが、私を吹っ飛ばすことができる人も増えてきました。喜ばしいことです。でも、ちょっと違和感もあります。

*相手を吹っ飛ばしてしまうと、そんなにダメージはありません。壁に激突すれば、壁の効果があります。壁が無くて転んでしまう場合にはダメージがありません。もちろん練習ですから、ダメージが無いほうがいいわけです。

*でも、実際に撃てることも大切です。それは、相手が真下に崩れるように撃つことです。相手が真下に崩れ落ちるためには、チョコンと撃つことが効果的です。そうです、チョコン拳です。

*それには、打撃の衝撃が相手の体内に留まるように撃ちます。決して、突き抜けてはいけません。突き抜けると、衝撃は相手の背中から抜けてしまいます。

*つまり、カンフー映画のようにやってはいけません。映画は見た目が大事です。派手に吹っ飛ばせば、観客は凄いと喜んでくれます。でもそれは映画だからです。

*衝撃が相手の体内に留まるように撃つと、見ている人には伝わりません。でも映画ではありませんから、それでいいんです。

*このチョコン拳に気がついたのは、かなり昔のことです。それは、拳ではなく、心意六合拳の単把でした。(まだオラも若かった。今はジジイですけど。) 

*ある日、ひどい風邪をひいて高熱が出ました。フラフラしていましたが、こんな日は力が入らないだろうと、実験には都合が良かった。

*そこで、ある会員の胸を借りました。チョコンと力の入らない単把を撃ってみました。すると、みごとに真下に崩れ落ちてくれました。なにしろ自分がフラフラでしたので、相手もそんなにダメージはありませんでした。でもともかく、真下にストンと崩れ落ちてくれました。実験成功です。ナンデヤネン !

*彼に聴いてみたところ、突然、足の力が抜けたそうです。それで立っていられなくなってしゃがむように落ちました。

*単把は、両腕が伸びません。曲がったままです。最後に両手を合わせて撃ちますが、やはり曲がったままです。曲がった腕が効果的です。

*もう一つのルーツは、宋光華先生の宋氏形意拳・崩拳です。それは文字通りチョコンと撃ちます。その腕は全く伸びません。単把よりも曲がったままです。やる気があるんかい ! みたいな拳です。

*もちろん習った時は、全く撃てません。形を真似するだけです。それで力を入れるのをあきらめました。あきらめて、フニャフニャ崩拳を始めました。それが後に役に立ちましたけど、後の話です。小学生も倒せない崩拳です。

*崩拳は立拳ですけど、これを平拳にすると、宋氏形意拳の馬形拳となります。馬形拳のほうがわかりやすい。

*馬形拳を両掌にすると、虎形拳になります。心意六合拳の虎撲です。もちろん、虎撲もチョコンと撃ちます。迫力なんか要りません。武式太極拳の双按です。これは危険です。

*宋氏形意拳の崩拳よりも伸びない拳が、心意六合拳の馬形崩拳です。肘がほとんど腹から離れません。もっと短い馬形拳もあります。腕が腹に張り付いています。これも、どうやって撃ったらいいのか、全くわかりませんでした。できるようになったのは、かなり先の話です。

*チョコン拳は寸勁というわけではありません。なにしろ、長勁がありませんから。寸勁ではなく、チョコン拳です。だから、寸勁の練習をしたことがありません。

*それで、肩甲骨発勁の存在も知りませんでした。知らなくて良かった。チョコン拳は知るべきです。習得するべきです。

*それには、宋氏形意拳の馬形拳、心意六合拳の単把、などが適していると考えられます。

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by tiger-hawk | 2018-07-12 08:37 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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