動物武術の虎鷹拳院日誌

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武術と心理学

(昨日の体育館から)

*どんな武術にも心理学がある。特に合気道は心理学が発達している。・・・と言ったらびっくりされました。これを大阪の先生は「反射」と表現されていました。(昔、最後の拳杯でお世話になりました。ありがとうございました。)

*これは相手を一つの方向へ導く方法です。たいていは逃がす方法です。相手は技から逃げようとします。逃げようとすればするほど、相手の術にはまります。アリ地獄みたいなものです。

*これを解くには、逃げるのではなく愛し合うことです。つまり、キスします。本当にキスしなくていいです。キスする方向を取ると解くことができます。これを私は愛のキス作戦と称しています。自分で作りましたが、知っている人もいると想います。アハハ

*どうしてこんなことが分かるかというと、心意六合拳の師匠に、心意六合拳の心理学を教わったからです。相手の反応を引き出します。でも相手の反応も様々です。

*そこで、技を使い分けます。相手の出方によって、鷹さん、虎さん、蛇さん、熊さん、サルさん、燕さん、鷂さん、と十種の動物拳を使い分けます。相手との身長差、力量差、などによっても使い分けます。

*相手が自分よりも強い場合もあります。体重差が大きい場合もあります。その時も技を使い分けます。そのための十大形です。

*でも初心者ではそんな器用な芸当はできません。そこで、一つの技で突破します。例えば搖閂把(ようさんば) で突破します。最初に覚悟を決めます。その時も、技を使い分けます。内に入る、やや外から入る、大外から撃つ、という方法があります。

*たいていの技に三つの方法があります。これも心理学です。力量差が大きい場合、内に入れません。そんな時はやや外から入ります。そんな使い分けもします。力量差というのは、相手が強い場合です。相手が強くてもあきらめてはいけません。方法があるものです。

*これらの心理学は勁力とは無関係です。これをしっかりと区別しなくてはいけません。いわゆる化勁も心理学です。化勁なんて勁の字を使うから混乱します。こんなものは勁力ではありません。なんでも勁の字を使いたがる悪い癖です。困ったものです。

*どんなに大きい勁力を持つ人でも、一つの技だけで突破できるものではありません。オレには形意拳の崩拳だけあればいい、なんてなめた態度ではいけません。痛い目を見ます。崩拳に至る過程を創造します。相手もやすやすと撃たせてくれません。そこはあなたの工夫です。自分で考えましょう。オラ知らね。アハハ (オリジナルのコンピネーションを作ります。) 

*中国武術には推手というものがあります。推手も心理学ですが、合気道よりもはるかに幼稚な心理学です。一生追求するようなものではありません。心理学というからには、駆け引きのことです。駆け引きですから、自由に使います。ルールに縛られてはいけません。

*推手を300年やったところで勁力は生まれません。そんなものに時間を費やすよりも、勁力を作ることのほうが大事です。

*いいかえると、推手で勝った負けたなんてどうでもいいのです。負けそうになったら、別の手を選択します。拘泥してはいけません。そんなに一生懸命やるものではありません。それよりも勁力を作りましょう。それを大きく育てましょう。

*猪突猛進ではいけません。負けそうになった時の手も用意しておきます。柔軟にやりましょう。

追伸・・・goさんからハムの詰め合わせいただきました。ありがとうございます。お元気ですか? もう10年会ってない? 

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by tiger-hawk | 2018-07-15 08:13 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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