こんにちは、最近、ますます教え方が上手くなったアホのフジマツです。武式太極拳のオバサン、オジサンも勁力を出し始めました。これは歴史的快挙です。日本の太極拳の歴史を書き換えてしまいます。しかし、例が少な過ぎるので、説得力がありません。社会的信用度がゼロなので、拡がりがありません。
心意六合拳と宋氏形意拳の初心者も勁力を出し始めました。こちらは個人差があります。格闘技的訓練を受けた人は、どうしても体重移動して撃つクセがあります。しかし、体重を浴びせると、姿勢勁力は死んでしまいます。
これは、ある意味で姿勢勁力の唯一の欠点ともいえます。殴り合い中心の道場にいた人は、体重移動するクセがなかなか抜けません。同様に、推手中心の道場にいた人も、体重移動するクセがなかなか抜けません。推手は良いところが全くありません。私は推手の廃止を提唱します。殴り合いや推手では、体重移動する悪いクセがついてしまいます。
推手で弟子に勝ってしたり顔の先生は、愚の骨頂です。バカの王様です。恥ずかしいかぎりです。そんな先生に従う弟子も愚か者です。推手の勝ち負けは、全く無意味なのです。そんなことよりも大切なことがあります。それは前腕の張りを作ることです。心意六合拳の鷹爪です。それがディフェンスの成功にも繋がります。いわゆる化勁の成功にも繋がります。太極拳の雲手の成功にも繋がります。
もちろん、鷹爪だけでは不十分です。足の親指で立つ訓練が必要です。心意六合拳の弓歩、武式太極拳の弓歩、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、全て親指で立ちます。
親指で立つために、足首は折れ曲がります。親指側エッジにシフトします。指行性になります。踵は地面に触れていてかまいません。もちろん体重を載せてはいけません。
身体の中心は鼠蹊部です。鼠蹊部と言っても、チンポの性器の根元ではありません。自分の場合、チンポから斜め9センチ上です。つまり腹横筋が使えないと、この場合の鼠蹊部が出現しません。
腹横筋を左右横ヘ引っ張ります。すると、鼠蹊部が切り込まれます。
これは、あぐらでやるとわかりやすい。あぐらだと、身体の位置が安定します。立つと、フラフラする人がいます。
本当は、両足の親指と鼠蹊部で立つ位置を決めます。しかし、初心者はフラフラと揺れています。ところが踏ん張ってはいけません。足指で地面をつかんではいけません。
お知らせ→稽古納め 12月26日開進第一中学校体育館、27日平和台体育館第一武道場
稽古初め→1月5日開進第一中学校体育館