こんにちは、月刊秘伝では絶対に読めないインチキフジマツの記事です。最近、宋氏形意拳や心意六合拳を剽窃して格闘技に利用する人が現れました。まあ、ある程度は利用できると思います。それがなんの意味があるのか? という疑問が残りますが。
肝心の勁力に関しては、宋氏形意拳や心意六合拳を剽窃したところで無駄になると考えます。すぐに限界が来ます。
格闘技は人間の本能に基づいています。人間の本能とはなにか? それは、サルが直立したことです。直立姿勢を獲得しました。
そして二足歩行を始めました。直立二足歩行です。それが人間の本能となりました。
直立二足歩行は、直立姿勢に基づいています。となると、歩くには体重移動が必然となります。前倒し歩行です。
この直立姿勢と体重移動が、姿勢勁力を殺します。姿勢勁力の成立には、直立姿勢と体重移動の否定が必要になります。これが格闘技者にはたいへん困難となります。格闘技の打撃は、直立姿勢と体重移動により成り立っているからです。それを否定することになってしまいます。
心意六合拳の鶏行歩は、どうして鶏行歩と称しているのか? ニワトリ=鳥類=恐竜は、二足歩行ですが、直立姿勢ではありません。また霊長類の蹠行性ではなく、ネコやイヌと同じ指行性です。人間とは、全く異なります。人間の格闘技とは両立しません。
というわけで、宋氏形意拳や心意六合拳の剽窃は無駄になります。ある程度の売名にはなるかもしれませんが。老婆心より
フジマツはインチキなので、武術雑誌には相手にされません。でもマスコミ権力に媚を売る必要もありません。貧乏ですが、自由です。このまま、世の片隅で死んでも自由ならば楽しいものです。この自由は、インチキだから得られたものです。馬鹿馬鹿しい武術の世界ですが、インチキは楽しい!
追伸→姿勢勁力体幹の原則なんですけど、最後の龍腰が残っています。たぶん明日まとめます。
追伸2 剽窃した人物の元をたどると、実はインチキフジマツになります。私も共犯かな? なんてこった! 申し訳ありません。
馬鹿馬鹿しい武術の世界でございますが、皆さん、よいお年を!