令和元年だそうですが、そんなことに興味はありませんが、今年は勁力元年になります。事実、見学者が次々と勁力を出しています。
以前の方法を整理して、簡略化しました。できない人の気持ちがわからないアスペルガーですが、できないとどうなるか? 考えました。
立ち方については、三つの力抜き、三つのくびれ、親指指行性、鷹爪、で完成です。
これを、心意六合拳の鶏歩、武式太極拳の弓歩、宋氏形意拳の六合歩、などに適用します。
三つの力抜きとは、
1 鼠蹊部と股関節の力を抜きます。
2 肩と胸の力を抜きます。
3 足首の力を抜きます。
三つのくびれとは、三つの力抜きの結果として、現れます。
1 鼠蹊部がくびれます。腹直筋で内臓を持ち上げます。すると尻が収まります。
2 査骨の下がくびれます。
肩と胸の力を抜くと、査骨の下がくびれます。
3 足首の力を抜き、親指側エッジを用いると、足首がくびれます。すると体重が下腿3頭筋に降りてきます。
そして、親指指行性と鷹爪を加えます。
勁力は足の親指から生まれます。拇指球ではありません。親指の第一関節から先の部分です。しかし、地面を蹴ってはいけません。地面をつかんではいけません。あくまで自分の体重を利用します。
鷹爪は、丸い掌になります。指の間を広げて自分の尻に当ててみます。その形です。指に力を入れると失敗します。
指先ー前腕筋肉ー前鋸筋の運動線を造ります。この運動線は腹斜筋から鼠蹊部、そして内転筋へ繋がります。
これが立ち方の運動構造です。歩き方になると複雑な問題が生じます。とりあえず、止まって撃つことはできるようになります。
歩き方は立ち方の延長ですが、地面を蹴ると、下腿3頭筋にある体重が抜けてしまいます。足首が硬直してしまいます。
そして、決定的問題が生じます。鼠蹊部が伸びてしまいます。今日はここまで。んじゃ、またね!
追伸 心意六合拳の鶏歩でも、宋氏形意拳の六合歩でも、踏ん張ると勁力は生まれる前に死にます。