人気ブログランキング |

動物武術の虎鷹拳院日誌

tigerhawk.exblog.jp ブログトップ

人間が失ったもの

お知らせ 7月15日は祝日ですが、月曜日ですので、12時半から平和台体育館第一武道場で練習します。はじめまして、の人もどうぞ。

先日、南の島から見学者が来ました。南の島の道場事情を聴いたら、中国あるある、を発見しました。ここでは書けませんが面白かった。

見学者に、宋氏形意拳の六合歩を教えてみました。すると、簡単に勁力を出してしまいました。本人はびっくりです。

私が教えたのは、鼠蹊部のくびれ、と前腕ヘの意識集中だけです。つまり、心意六合拳の鷹爪です。

鼠蹊部のくびれ、はブログを読んでもさっぱりわからない、と言われました。まあ、仕方ありません。実伝でないとわかりません。

鼠蹊部のくびれ、なんて言う形意拳の先生はいません。心意六合拳の先生はいません。中国にも日本にもいません。

でも、勁力のある先生ならば、自覚していないけど実行していることです。私はそれを発見し整理しただけです。勁力のある先生は少ないので、見つけるのは困難ですけど。

中国では、失敗した先輩をイメージトレーニングに使いました。カラダの浮いた先輩です。

発見のきっかけは心意六合拳の鶏歩です。鶏歩は、踵を用いる人間の蹠行性ではなく、指行性だと気付いたことです。

鶏は指行性二足歩行です。人間は蹠行性二足歩行です。鶏=鳥類=恐竜は、指行性二足歩行です。

人間は直立したために、足首がくびれません。足首が伸びています。しかし、その根本は、伸びた鼠蹊部です。

鳥類は羽があるので、鼠蹊部が見えません。そこで、イヌとネコの鼠蹊部を観察してみます。鼠蹊部のくびれが見えます。イヌとネコは、指行性四足歩行です。

あるいは、博物館の恐竜の骨格標本を見てみましょう。恐竜は指行性二足歩行です。

アフリカのランニングは指行性です。しかし、ランニングは地面を蹴るので、カラダが浮いてしまいます。足首は伸びてしまいます。鼠蹊部はくびれません。つまり、ランニングは使えません。ウォーキングも地面を蹴るので使えません。

そこで、心意六合拳の鶏行歩です。ところが、地面を蹴るのが人間の本能です。地面を蹴るとカラダが浮いてしまいます。

地面を蹴らないで、足首が折れ曲がるようにします。足首のくびれを造ります。

しかし、鼠蹊部が伸びていると、足首はくびれません。つまり、鼠蹊部から解決しなければなりません。

鼠蹊部のくびれは、直立したサルが失ったものです。700万年前に犯した原罪です。これを取り戻すことが、勁力の獲得となります。

実際に体験したい人は体育館に遊びにおいでませ。

先日の見学者は、体重移動することなく、地面を蹴ることなく、前腕だけ用いました。とても素直な人でした。自分の考えを押し通す頑固な人は、難しいものがあります。

by tiger-hawk | 2019-07-08 08:07 | 反人間本能の勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・反人間本能の勁力・藤松英一


by tiger-hawk
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31