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動物武術の虎鷹拳院日誌

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伸長性収縮と短縮性収縮

心意六合拳の鷹爪とは、前腕筋肉の伸長性収縮のことです。筋肉ではなく腱、という愚か者がいました。腱では運動量が少な過ぎです。何があっても筋肉を否定したいという願望があるらしいです。

確かに腱ならば、カラダを鍛える必要はありません。武術のポピュリズムに最適です。気と言えば怪しいですが、腱ならば怪しくない。

そんな連中は、なんの役にも立たない推手をやって、自分と仲間を騙しています。推手を300年練習しても、勁力なんかできません。

武器術をやれば素手武術が上手くなる、というのも武術ポピュリズムの一種です。そもそも刀剣があれば、勁力なんか必要ありません。勁力を付け加えることも無意味です。

心意六合拳にはヒカリモノがありません。権力によって禁止されていました。その二節棍などは鶏歩があります。鶏歩で上手く二節棍が自分のカラダに当たらないようになっています。その意味では素手武術が役に立っています。

しかし、武器術から素手武術が発展した、というのは心意六合拳を見るまでもなくウソです。それぞれ起源が異なります。

小さないくさであっても、武器が無くなれば逃げるしかありません。反対に、武器があれば勁力なんか無くても戦えます。勁力なんかいくさに必要ありません。

さて、話しを戻します。鷹爪は前腕筋肉の伸長性収縮です。しかし、それだけだと前腕が暴走してしまいます。具体的には、カラダが前に突っ込んでしまいます。

バランスを整えるために、上腕二頭筋の短縮性収縮を用います。これは自然に理会しました。これは面白い。通常、上腕二頭筋は相手を引き付けるために用います。柔道や相撲で大切な筋肉です。それを打撃に用います。

また、上腕二頭筋の短縮性収縮は、腕を縮めます。だから、心意六合拳の肘を脇腹に付ける打撃技では、露骨に上腕二頭筋がわかります。

ところが、腕を伸ばす技でも上腕二頭筋を用います。その腕を詳しく見ると、腕は伸び切っていません。つまり、上腕三頭筋を用いません。

拳であっても上腕三頭筋を用いません。宋氏形意拳の崩拳であっても、上腕三頭筋を用いません。上腕二頭筋の短縮性収縮を隠れて用います。だから腕は伸びません。

腕を伸ばす筋肉は上腕三頭筋です。上腕三頭筋の伸長性収縮です。だから、格闘技の拳は、上腕三頭筋を用います。空手でもボクシングでも上腕三頭筋を用います。

では前腕筋肉はどうなっているのか? 前腕筋肉は伸長性収縮しません。コブシを強く握ると、前腕は縮みます。モノを強く握ると、前腕は縮みます。

上腕三頭筋は伸長性収縮します。前腕筋肉は短縮性収縮します。これでバランスが良くなります。

心意六合拳の鷹爪の拳は、強く握ることがありません。指を丸く伸ばしたまま拳にします。前腕筋肉の伸長性収縮を生かしたまま拳にします

これでは、格闘技の拳と整合性がありません。つまり、心意六合拳と宋氏形意拳は、格闘技の役に立ちません。格闘技の選手に心意六合拳や宋氏形意拳を教えることは迷惑行為です。

腕を伸ばす筋肉は、上腕三頭筋だけではありません。腕を最終的に伸ばす筋肉は、前鋸筋です。脇腹にノコギリみたいな形で付いています。

この前鋸筋を積極的に用います。前鋸筋そのもので撃ちます。すると、体幹の拳ができあがります。それが例えば、宋氏形意拳の崩拳です。心意六合拳の馬形拳です。

この前腕筋肉と上腕二頭筋の関係は、下半身にも現れます。

それは、下腿3頭筋の伸長性収縮と大腿ニ頭筋の短縮性収縮です。

下腿3頭筋の伸長性収縮だけだと、心意六合拳の鶏歩が崩れてしまいます。宋氏形意拳の六合歩が崩れてしまいます。

下腿3頭筋の伸長性収縮に大腿二頭筋の短縮性収縮を加えます。これによりバランスが良くなります。
マタヤーサイ

by tiger-hawk | 2019-07-28 08:28 | 反人間本能の勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・反人間本能の勁力・藤松英一


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