センセーは中心軸ができている。とxさんに言われて、びっくりした。
え? 中心軸なんか造った覚えはありませんけど? 中心軸なんかに興味がありませんけど? なんだかなあ?
中心軸なんて言葉、嫌いなんですけど? ついでに丹田なんて言葉も嫌いなんですけど?
でもまあ、武術屋のみなさんは中心軸が好きらしいから、自分の経験について述べてみます。
私は末端を大切にしました。
腕の末端は指先です。心意六合拳の鷹爪です。前腕筋の伸長性収縮です。指先と前腕筋を直結させます。
神秘主義者は筋肉大嫌いなので、筋肉ではなく腱と言います。本人たちは神秘主義者だということを否定するでしょうが、私は神秘主義者と断定します。
もう一つ末端があります。それは足の親指です。親指とヒラメ筋を直結させます。
それが、心意六合拳の鶏歩です。宋氏形意拳の六合歩です。
太極拳は小指側エッジを用いる流派が多い。小指側エッジを用いると、必然的に股開き弓歩となります。
股を開いてしまうと、カラダの中心から離れてしまいます。また、座り弓歩となります。座り弓歩からは直接動けません。
腕の末端と足の末端を大切にします。そこからどうやって中心へ向かうのか?
それは、龍身と龍腰です。
腕は肩ではなく、前鋸筋と直結させます。これが龍身です。
龍は古代ワニの化石から想像されました。ワニは爬虫類です。爬虫類は脇腹から腕=前肢を生やします。
それを人間に当てはめると、腕を前鋸筋から生やします。前鋸筋から撃ちます。これが龍身です。
前鋸筋は鼠蹊部へ向かいます。鼠蹊部でクロスして内転筋ヘ向かいます。これで上半身と下半身が結合します。これが龍腰です。
この龍腰を用いると、腰を用いることがなくなります。腰痛もなくなります。
さらに腹直筋で仕上げます。腹直筋で内臓を持ち上げます。すると尻が収まります。
中心軸は幻です。だから末端から、周辺から中心へ向かいます。すると中心軸らしいものができ上がります。
それは中心軸を求めた結果ではありません。中心軸なんかどうでもいいと考えた結果です。これが心意六合拳屋の結論です。
関係ない追伸 沖縄の基地は必要です。米軍様が楽しく遊ぶために。沖縄は米軍様のリゾート地ですから。おもてなし、しましょう。アハハ
追伸 中心軸なんかどうでもええでえ〜 気なんかどうでもええでえ〜 丹田なんかどうでもええでえ〜 合気上げなんかどうでもええでえ〜 推手なんかどうでもええでえ〜 あんたアホとちゃうか?
追伸 奥本大三郎の本を読んでいたら、昆虫を趣味にしている人を虫屋と呼ぶことを知りました。これは良い表現です。というわけでパクりました。で、武術を趣味にしている人は武術屋です。オラは心意屋です。これは良い表現です。上等さあ〜 武術家なんて臭い下品な表現ですなあ〜 達人? 知らんがな〜
心意屋フジマツより