昨日の体育館から
心意六合拳のヨウサンバ=鶏形展翅をやってみました。
これは、弓歩、鶏歩、一本足、の三つの歩型があります。最初は弓歩から。
この弓歩の造り方に勁力の構造があります。それは、親指側エッジから裏側筋肉の伸長性収縮を用いることです。
そして、最後に大腿四頭筋を用いることです。
ウォーキング、ランニング、ジャンプ運動、一般の太極拳、などは大腿四頭筋を用います。いきなり大腿四頭筋です。
え? 太極拳は気を用いる? 気は妄想です。気は存在しません。気の現象とは、反応のことです。実体がありません。
気は詐欺師の手口です。本人は善意のつもりなのですが。客観的には詐欺師です。ついでに、丹田も妄想です。丹田は存在しません。
さて、気と丹田は否定されました。本題に戻ります。
弓歩は親指側エッジを用います。小指側エッジを用いると、鼠蹊部と股関節が開き、股開き弓歩となります。いわゆるビッチ弓歩です。勁力は死にます。良い子は秘伝の達人の真似はしないように。
親指からヒラメ筋へ、下腿3頭筋へ、半腱半膜様筋へ、大腿二頭筋へ、内転筋へ、繋ぎます。
そして、最後に大腿四頭筋、です。こうすると、勁力が発生します。
一般の運動は、最初に大腿四頭筋から始まります。勁力運動はヒラメ筋から始まります。最後に大腿四頭筋です。
順序が逆転します。だから、なかなか見つけられません。私は裏側筋肉を用いることを発見しました。師匠の動きを観察して、見つけました。
筋肉の名称を用いると、文句を言われたことがありました。中国ではそうやって教えるのか?! とご立腹です。私の師匠は体育大学卒業です。警察学校では主に銃の教官でした。合理的に教えないと、事故になります。伝統的武術屋とは一味違います。私はそれを拡大強化しただけです。
さて、弓歩の造り方はわかりました。では、鶏歩では? 鶏行歩では? 一本足では? 全て同じです。
鶏歩では、足が伸びません。足が伸びない伸長性収縮を用います。つまり、見えません。
これは、心意六合拳の技の練習で発見しました。伸びそうで伸びない足の伸長性収縮です。一般の人には見えません。どういうわけか、私には見えました。
もちろん、地面を蹴ってはいけません。体重移動してはいけません。勁力は発生しません。それは、いきなり大腿四頭筋、だからです。裏側筋肉が空っぽ、だからです。
なお、宋氏形意拳の六合歩は未完成鶏歩です。撃ちながら鶏歩に近付きます。
では、内なる裏側筋肉の伸長性収縮を見つけましょう。ネタバレです。アハハ
追伸 気と丹田を真面目に論じる奴らは、良く言うとファンタジー大好き、本当のことを言うとバカ。