いつもグラグラしている人が多い。なんでだろう? 不思議でした。止まれない人です。
例えば、相手を押すと、自分から後退する。作用反作用です。足親指が眠っている。親指が覚醒していない。(カラダを浴びせない、と条件を付けた場合です。)
いつも、親指を使わないで歩いている。そんな人が、心意六合拳の鶏歩をやる。宋氏形意拳の六合歩をやる。変形馬歩をやる。
すると、必ず膝で立つ。もちろん、足裏で立つのですが、実際は膝に体重が乗る。膝は地面からかなり離れているから、本人は自覚できません。膝で立っているよ、と言っても笑われる。
結果、膝を痛める。膝を痛めなくても、親指は永遠に覚醒しない。
今思えば、日常歩行から変えてあげれば良かった。でも、絶対に納得しないだろうな。オラが笑われるだけだな。
膝で立っているから、グラグラしているわけです。
そりゃそうだ。(バカ殿様のセリフでした。)
前足体重の心意六合拳・弓歩の老師がいる。前足体重の心意六合拳・鶏歩の老師がいる。
みんな前足膝で立っている。お疲れ様です。
後ろ足体重でも、後ろ足膝で立っている形意拳・三体式の老師がいる。お疲れ様です。
親指は覚醒しません。前脛骨筋は覚醒しません。
親指の覚醒には、前脛骨筋が関係している。前脛骨筋の覚醒が必要です。
親指が先か? 前脛骨筋が先か? あまり意味のない設問です。アハ
止まるためには、親指と前脛骨筋の働きが必要です。
前脛骨筋は忙しい。
後ろ足前脛骨筋は、発勁力のスイッチとなる。
前足前脛骨筋は、親指ストッパーのスイッチとなる。
親指ストッパーが働かないと、カラダが流れてしまう。勁力も水のように流れ出てしまう。
オシッコ漏らしたみたいだ。年取ると、オシッコの止まりが悪くて。あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい! ごめんなさーい!
足親指と前脛骨筋の覚醒を獲得しましょう。グラグラ治るでえ〜
前脛骨筋は、人体本またはネットで見てください。アハ
例えば、宋氏形意拳の六合歩で、心意六合拳の鶏歩で、前足親指が浮かないように、やさしく地面に触れます。その時、前脛骨筋が働きます。
力んでいると、前脛骨筋の感覚は逃げてしまいます。
追伸 学校体育館を追放されて、草と土に生きることにしました。夜は暗くて無理ですが、昼間なら草と土で練習できます。
10月21日水曜日16時〜18時、桜台体育館で一人稽古予定です。