稽古について…
見学は受け付けていません。
神秘系、スピリチュアル系、震脚系、仙人系、幽霊系、瞑想系、の人は他の道場へどうぞ。面倒くさいので。(笑)
気から勁力は生まれません。気は妄想です。気は生命エネルギー? オラもう年取って生命エネルギー=精子はありません。枯渇しました。(笑)
え? 死ね! そんな無慈悲な! デブ! それが何か?
本日のお題は…前進する前に起動する大腿二頭筋、です。それが勁力の決定力になります。フットボールのFW? ちょと違う。
大腿二頭筋は影に隠れて出てきません。それを弓歩で引っ張り出します。最初は全く動きません。半腱半膜様筋から攻めて内転筋を張ります。内転筋が覚醒したら大腿二頭筋を覚醒させます。
地面を蹴ると、ふわふわと浮く動きになります。鼠蹊部はくびれたまま、足首はくびれたまま、下腿三頭筋に体重を降ろしたまま、前進します。
すると心意六合拳の鶏行歩となります。これはかなり難しい。前進する前に大腿二頭筋を緊張させます。運動は始まっています。動きはまだありません。
大腿二頭筋が緊張しているかしていないか、本人しか分かりません。外からは見えません。(オラには見えます。)
鶏歩でその場で撃つ場合、大腿二頭筋を緊張させると大きな力が出ます。大きな力とは勁力のことです。
重心移動すると大きな力は消えてしまいます。大腿二頭筋の緊張が解けてしまうからです。
そこがランニングやウォーキングと違うところです。形意拳で浮いている人も、大腿二頭筋の緊張が解けています。ネット動画によくあります。
宋氏形意拳も大腿二頭筋の緊張を使うと、しっかり撃てます。このような指導は中国ではしません。だから浮いている先生もいます。かわいそうですが仕方ありません。
そこで沈墜勁する先生もいます。しかし大腿二頭筋抜きの沈墜勁は、大きな力が出ません。
下腿三頭筋だけでは大きな力になりません。大腿二頭筋の緊張を加えます。すると大きな力=勁力となります。
これは自然の力ではありません。かなり人工的な力です。自然の力では、体格差、体重差に負けてしまいます。
自然の大腿二頭筋では決定的に不十分です。勁力は不自然な力なのです。
大腿二頭筋は前進するための筋肉ですが、前進する前に起動させます。