動物武術の虎鷹拳院日誌

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2018年 01月 03日 ( 1 )

やわらかな拳の正体

*どうして肩に力が入ってしまうのでしょうか?

*それは大胸筋が緊張しているからだ。とカイロプラクターのちくわさんに教わりました。

*それで立っている状態の説明は付きます。しかし、動いている時の説明はできません。動く時、どうして肩が緊張してしまうのか?

*特に、いわゆる突きの状態の時です。

*伝統空手の突きはキレッキレです。それはどうしてか?

*それは上腕三頭筋を使うからです。上腕三頭筋の伸張性収縮を使うからです。

*腕を伸ばす筋肉は上腕三頭筋ですから、当然の結果です。

*では、上腕三頭筋を使わないとどうなるか?

*それは宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳になります。ところが、実際にはフニャフニャに見えないので、みんなに叱られます。

*それはどうしてか?

*上腕三頭筋は使わないけれど、前腕の筋肉を使うからです。前腕の筋肉の伸張性収縮です。指先の緊張を前腕の筋肉で造ります。

*掌は少し丸くして伸ばします。指の第一関節から伸ばします。普通の人は第三関節を使います。そのほうが簡単だからです。しかし、それは弱い構造となります。

*そのままの構造で拳を造ります。指の第一関節から先を、前腕の筋肉と直結させます。するとどうなるか?

*拳を握り込むことができません。この場合、掌と拳は同じ構造だからです。

*すると、拳の中に空気が入ります。空気を追い出すことができません。

*指先と手首近くの前腕の筋肉は緊張しています。

*これが形意拳のやわらかな拳の正体です。太極拳のやわらかな拳の正体です。心意六合拳ではこれを鷹爪と称します。

*形意拳の虎形拳は掌です。馬形拳は拳です。ところが、掌と拳は同じ構造です。だから、虎形拳と馬形拳は同じ構造です。

*見た目は違うけれど、構造は同じです。それは、掌と拳の構造が同じだからです。

*そのような掌と拳を造るのが、心意六合拳の鷹爪の訓練となります。

*これがいわゆる「柔拳」の本当の姿です。誰も言わないので、たぶん言えないので、フジマツが明らかにします。それは「気」などという概念規定もできない曖昧な気分の問題ではありません。

*これは見た目ではわかりません。外からはわかりません。外からわかることは、迫力があるか無いか、だけです。

*迫力は勢いから生まれます。しかし、姿勢勁力は勢いを否定します。ランニングではなく、心意六合拳・鶏行歩します。鶏行歩は前足一本足になります。その時、瞬間的に止まります。後ろ足も地面を蹴るのではなく、足首が折れ曲がります。

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by tiger-hawk | 2018-01-03 08:18 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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