動物武術の虎鷹拳院日誌

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2018年 01月 30日 ( 1 )

内部の筋肉運動

*シロクマさんがつまらない動画を送ってきた。推手でポンポン跳ばされる動画だ。そのカラクリを解析してみたけれど、発表するのも馬鹿馬鹿しい。結果として、ちっとも面白くない。面白く無いことはやらない主義です。だから、発表しない。


*心意六合拳の鷹爪=前腕の筋肉を教えてあげたら、「それは腱ですね」と言い変えた奴がいた。頭がおかしい。虎鷹拳院の昔の会員にも言われた。中国武術やっている人には、頭のおかしい人がたくさんいる。付き合いきれない。中国武術界と絶縁して、本当に良かった。


*私は馬鹿なので、人によく騙される。でも、推手などには騙されない。それだけ歳取った。経験を積んで来た。それだけのことです。


*ところで、内功とか存在するのだろうか? 以前、自分も内功なんて言葉を使っていたから恥ずかしいのだが、内功なんて存在しない。少なくとも、虎鷹拳院の心意六合拳と宋氏形意拳には存在しない。


*しかし、内部の筋肉運動は存在する。それは外部からは見えない。正確には、ほとんど見えない。見える人には見える。それが姿勢勁力の発勁となる。


*それだけのことです。神秘的なものはなんにも存在しない。それを内功と言えば言えるのかもしれない。でも、言いたくない。内部の筋肉運動でたくさんだ。


*心意六合拳はどうやったら、発勁できるのか? 弓歩で立てれば発勁できます。鶏歩で立てれば発勁できます。それだけのことです。とても単純な話しです。


*宋氏形意拳はどうやったら、発勁できるのか? 六合歩で立てれば発勁できます。それだけのことです。とても単純な話しです。


*心意六合拳の鶏行歩はどうやったら歩けるのか? 鶏歩ができれば鶏行歩で歩けます。それだけのことです。とても単純な話しです。


*しかし、鶏歩で立つのは難しい。六合歩で立つのは難しい。なぜなら、それはヒトの本能に反するからです。


*猿人は、大腿直筋で立ち上がり、大腿直筋で地面を蹴り直立二足歩行を始めました。霊長類は蹠行性ですから、猿人もヒトも蹠行性です。


*ところが、鶏歩・六合歩は蹠行性ではなく、隠れ指行性が求められます。心意六合拳の弓歩、武式太極拳の弓歩も隠れ指行性です。しかし、弓歩はバランスが良い。鶏歩と六合歩はバランスが悪い。


*鶏歩と六合歩はバランスが悪いのですが、その分、体重の一点集中に都合が良い。だから、弓歩の発勁よりも、鶏歩と六合歩の発勁のほうが勁力運動量が大きい。それだけのことです。


*しかし、現代日本人は足指を使って歩くことをしない。そのために現代日本人の足指は退化しつつあるそうです。


*では、現代日本人は何によって立ち歩くのか? 現代日本人は膝で立って、膝で歩きます。その典型がホンダのアシモ君です。アシモ君は現代日本人をモデルとしてでき上がりました。おかしな歩き方ですが、現代日本人の特徴を拡大しただけです。


*姿勢勁力は、身も蓋も無い話です。どうもすいません。


*ヒトの本能に反することは、もう一つあります。


*それは肩の力を抜くことです。


*肩に力が入るのも、直立二足歩行の結果です。なぜなら、直立二足歩行によって、前肢=腕が自由になりました。そのために、腕は様々な作業をしてくれます。


*しかし、自由になった腕は肩から生えています。だから、どうしても肩に力が入ります。


*肩の力を根本的に抜くためには、前腕と前鋸筋を直結する「龍身」を獲得する必要があります。


*膝で立って膝で歩くことを止めるためには、身体改造が必要です。蹠行性から隠れ指行性へ改造します。


*肩の力を抜くためには、やはり身体改造が必要です。


*つまり、秘伝を教わっても解決できません。内功ができても解決できません。身体改造が必要です。それが姿勢勁力です。


*どうして中国武術雑誌が消滅したのか? もはや中国武術は魅力ある存在ではないからです。秘伝も内功も、実際には通用しません。役に立たないことが広く知られてしまいました。特に太極拳がそうです。推手にはまだ世間が騙されています。それも、そのうち化けの皮が剝がれることでしょう。


*大腿直筋なのか? ヒラメ筋など下腿三頭筋なのか? 外から見ると、とても微妙な違いです。でも私には見えてしまいました。それは力を抜く訓練をしていたからです。宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳のことです。


*力を入れてしまうと、見えるものも見えなくなってしまいます。ところが、力を入れたいのがヒトの本能かもしれません。特に、心意六合拳をやろうなんて人は力を入れたがります。その結果、力強い心意六合拳ができ上がります。しかし、姿勢勁力は理解できなくなります。


*しかし、力を抜くことがイコール勁力ではありません。脱力=勁力ではありません。力を抜くと、内部の筋肉運動が見えてきます。それだけのことです。


*だから私は心意六合拳の師匠の足を見抜いてしまいました。師匠も自覚していない足の勁力が見えてしまいました。


*内部の筋肉運動といっても、完全に内部ではありません。だから、誰にでも見えるはずです。それは、表の筋肉運動ではなく、裏の筋肉運動だからです。


追伸


鶏歩で立てない人は、足指を使って歩く練習をするべきです。もちろん、足指だけで歩くわけではありません。足指に十分体重が載っているのを確認して歩きます。そんな歩き方でも速く歩けます。足の回転を速くすればいいだけです。但し、後ろ足の地面を離れるのが普通の人よりも遅くなります。そのために雑踏では、踵を踏まれるかもしれません。そこは怒らないで我慢しましょう。ウフフ


追伸2


去年の11月に風邪を引いて、そのまま東シナ海へ行ったのですが、体調が戻りませんでした。シロクマさんは「いよいよお迎えですね」なんて笑っていました。昨日は、片足鉄牛耕地を10回6セットできました。このまま10回10セットまでやることにしました。鶏行歩をやり過ぎると、筋肉痛になるので、十大形套路を中心にすることにしました。十大形套路で筋肉痛になるほうが、効率的です。


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by tiger-hawk | 2018-01-30 08:06 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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