動物武術の虎鷹拳院日誌

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2018年 02月 21日 ( 1 )

実はちょっと動きます

*勁力とは何か? それは特別な生命体ではありません。勁力もある種の運動です。

*気で打つ気チガイもいますけど、取り上げる必要はありません。迷わず成仏してください。迷うと渋谷の地縛霊になってしまいます。

*骨で打つ人たちもいます。骨だけが動くならば、白骨死体も動き出します。それは怖い世界です。そんな世界に棲みたくありません。

*運動は直接には筋肉が動きます。しかし、腱だという人もいます。腱は筋肉と骨を繋ぐ器官です。腱を無理に動かすと切れてしまいます。筋肉の代わりにはなりません。

*でも、筋肉を鍛えてもそれだけでは解決しません。運動を学習する必要があります。

*勁力運動は、一般的には動作勁力です。それは沈墜勁などを見れば解るように、体重移動を伴います。

*ところが、心意六合拳と宋氏形意拳の姿勢勁力は体重移動を伴いません。そのために、とても見えにくくなっています。

*しかも、その根元は下腿三頭筋の伸張性収縮です。そして、心意六合拳・鶏歩と宋氏形意拳・六合歩では膝が伸びません。膝は曲がったままです。すると、足は伸張しません。これでは見えません。

*そのために、教える時は、私の下腿三頭筋を触ってもらうこともあります。すると、動いていることが解ります。実際の伸張性収縮はとても小さな動きです。ガチガチにやると逆効果です。

*しかし、普通の人は鶏歩になった時点で地面を蹴っています(六合歩も同様) 。そのために、もはや伸張性収縮はできません。始めから緊張しているからです。

*だから、ユルユルの鶏歩、ユルユルの六合歩を造ります。かろうじて体重だけ支えています。すると、足首は折れ曲がります。すると、指行性に近くなります。隠れ指行性=六合歩、あるいは指行性=鶏歩になります。

*ここが最初のハードルになります。日本人は緊張体質の人が多いので、注意しなければなりません。武術は力を込めるものだ、と固く信じている人は、どうしても地面を蹴ってしまいます。その説得は難しいものがあります。頭も緊張しているからです。頭のマッサージも必要です。床屋さんがやってくれるアレです。ホンマけ? 

*心意六合拳は迫力を求められます。ところが、迫力とは相手を威嚇するためのものです。あるいは見ている人を喜ばすためのものです。あるいは自己満足のためのものです。勁力とは直接関係ありません。私はひねくれ者なので、迫力がありません。相手を騙すために、迫力を出さない手もあります。

*根元は下腿三頭筋の伸張性収縮です。では、上半身は? それは前腕筋肉の伸張性収縮です。つまり、心意六合拳の鷹爪です。

*宋氏形意拳の崩拳を見ると、腕が伸びているように見えます。ところが騙されてはいけません。腕はほとんど伸びていません。その腕は前鋸筋と直結しています。腕はほとんど伸びないということは、上腕三頭筋を使わないということです。

*これは宋氏形意拳の馬形拳を見ると解ります。もっと解りやすいのが、心意六合拳の馬形拳です。その一種には腕が全く伸びない技があります。こぶし一個分しか伸びません。

*これを応用すると、相手の身体に触れた状態から撃つことができます。いわゆる寸勁は肩甲骨発勁ですから、これは寸勁ではありません。前腕筋肉の伸張性収縮です。実際には前鋸筋を使いますが、ますます見えません。

*私は性格が歪んでいるかもしれませんが、これはイジワルではありません。姿勢勁力は姿勢が素ですから、見えないのも仕方ありません。

*ちょっとの前腕筋肉の伸張性収縮と、ちょっとの下腿三頭筋の伸張性収縮を同時進行させます。自分が指行性四足歩行動物になったと想像すると、上手くいきます。

追伸・・・K先生から許可いただきました。5月4日の伝統武術大会で心意六合拳・排打功やります。みなさん、見て楽しんでください。きれいなオネーサン、笑ってください。笑われてナンボです。あっツバは吐きかけないでくださーい ! 三節棍は発泡スチロールだから大丈夫ですよー

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by tiger-hawk | 2018-02-21 08:24 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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