動物武術の虎鷹拳院日誌

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2018年 04月 15日 ( 1 )

拳も掌もつっかえ棒

(昨日の体育館から)

*なにやらスウィング功から出勁の練習が始まりました。でも、身体が不安定です。前へ出てしまいます。前方へ突っ込んだ形です。

*前足の親指が使えません。そこで、心意六合拳の虎擺尾(フーバイウエイ) の練習に切り替えました。相手との角度を修正します。微妙な角度調整が必要です。

*相手との接点も重要です。最適な接点を作ります。その接点を最後まで保ちます。相手のブロックに対して、前腕全体を使い、前後2点の接点を作ります。

*荒削りにやれば打撃としてはある程度成立しますが、技としては進歩しません。技として進歩しないと、実際の相手との駆け引きに使えません。(相手との接点を作る技として、虎擺尾はたいへん有効です。最初に虎擺尾または搖閂把で撃ち込みます。そこから、展開します。私の場合ですけど。) 

*両足の立ち位置を最後まで変えません。特に両足の親指が大切です。そして、直接出勁するのは前足の親指からです。この前足の親指の位置を最後まで変えません。

*前方へ押してしまうと、相手を逃がしてしまいます。自分の背中側へ押すようにします。自分の前足の親指を中心にして、相手の身体を回します。そのままだと遠心力で相手が軌道から外れてしまいます。

*一般的傾向として、回転すると前足の親指から踵のほうへ移動してしまうようです。最後まで前足の親指を使います。起点と終点が同じです。それがとても大切です。出勁する位置が変わりません。

*心意六合拳の套路で言えば、起勢から収勢まで変わりません。常に出勁します。常に前足の親指を使います。宋氏形意拳で言えば龍形基本功です。

*これに関連して、心意六合拳の鶏行歩で相手を押し続ける、という練習をしてみました。やっていくうちに、かなり上手くなりました。相手を捉えて放しません。しかし、相手をつかんではいません。

*心意六合拳の鷹爪を使いますが、手首で押すことはしません。手首発勁ではなく、指先発勁です。指の第一関節までを使います。これは武式太極拳のロウシツヨウホも同様です。でも腕は単なる「つっかえ棒」です。本当の勁力は足から、足の親指から出ます。拳も掌も、実はつっかえ棒なんです。

*つっかえ棒なので、心意六合拳にも宋氏形意拳にも武式太極拳にも、一般的概念としての「突き」がありません。

(予定を変更してお送りしました。申し訳ありません。明日はたぶん予定通りです。逃げろ~~) 

追記・・・前足の親指の使い方は、宋氏形意拳と心意六合拳をやっているうちに自然と身に付きました。誰かにおそわった、ということはありません。これにはコツがあります。足がゆるんでいることが条件です。だから、足の力を抜きます。ここはみんな誤解するところです。足の力を伝えるのだから、と足に力を込めてしまいます。それが失敗の元です。

関係ないけど、こんなの見つけました。

https://www.youtube.com/watch?v=iIj3h5d_9WM

Sheryl Crow, Levon Helm, Emmylou Harris - "Evangeline" (Live, 1996)


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by tiger-hawk | 2018-04-15 08:48 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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