動物武術の虎鷹拳院日誌

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2018年 04月 21日 ( 1 )

踏ん張らないことを学びます

*姿勢勁力の根本は、体重圧です。これは、心意六合拳・鶏歩、宋氏形意拳・六合歩などの低い姿勢により、足に体重圧を掛けます。足の筋肉と骨に圧力が掛かります。それを利用するのです。スウィング功も同様です。

*ここで利用するのは、体重だけです。ところが、踏ん張ると、余計な筋力が加わります。これが失敗の原因です。筋肉は体重を支えるだけでいいのですが、余計な仕事をしてしまいます。しかも、本人は無意識にやってしまいます。

*無意識に踏ん張る人に、がんばらなくていいんだよ、と言ったところで理解されません。武術はがんばるもの、という固定観念があるようです。無意識にがんばると、地面を蹴ってしまいます。

*踏ん張ると、太ももが硬直しますが、鼠蹊部も硬くなります。すると、体幹を鼠蹊部で立てる結果となります。

*これをどのように克服したらいいのか? 私の場合は、宋氏形意拳のフニャフニャ五行拳でした。これも誰かに教わったものではありません。とにかく、力を抜いてゆるめることを心がけました。

*力を抜いて、全身をゆるめると、寝てしまいます。そこで、最低限の筋力を用います。すると、自分の体重を感じられます。

*自分の体重を感じてしまうと、日常生活が困難になってしまいます。そこで、普段は体重を感じ取ることができません。

*力を抜くと、身体は倒れてしまいます。そこで、体幹を立てる方法を学びます。それは、腹横筋を体幹の土台とする方法です。そして、肩の代わりに前鋸筋を用います。これが横軸となります。縦軸は腹直筋です。斜めに腹斜筋を用います。

*これが、龍身と龍腰の身体となります。腹横筋が腹圧の基本です。前鋸筋が脇腹圧の基本です。

*身体全体は後ろ足の三角形で支えます。勁力トライアングルです。それは、足指・趾球ー足首内側ー下腿三頭筋で三角形を造ります。

*鶏歩でも、六合歩でも、スウィング功でも、足をゆるめることを心がけます。もちろん、膝も使いません。

*膝を痛める原因は、単純に足をゆるめてしまうからです。すると、筋肉の代わりに関節を使う結果となります。だから、自分の体重を感じ取る訓練をする必要があります。

*そのために、鼠蹊部をゆるめて、足首をゆるめて、勁力トライアングルを造る訓練をします。これはとても微妙なバランスなので、外から見てもわかりません。自分で見つけるしかありません。

*とりあえず、踏ん張ることを止めましょう。まずはそこからです。勁力ができないのも、踏ん張るからです。

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by tiger-hawk | 2018-04-21 08:04 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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