動物武術の虎鷹拳院日誌

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2018年 05月 24日 ( 1 )

スピードスケートの鼠蹊部あるいはゴリラの鼠蹊部

*心意六合拳の鶏歩を失敗する人、宋氏形意拳の六合歩を失敗する人は、鼠蹊部の深い切り込みができていないことが原因です。

*でも、これを説明することは難しい。修正することも難しい。鼠蹊部の深い切り込みといっても、世間の基準とはまるで違う次元だからです。

*ヒトの直立姿勢は、鼠蹊部が伸びきってしまいます。足首も伸びきってしまいます。姿勢勁力の立場からは、そのように捉えます。ここを修正できれば、勁力が出ます。

*これは四足歩行動物の後肢が基準なのです。あるいは、ナックル・ウォークのゴリラの足です。そこまでいかなくても、それに近いものがあります。これをヒトに適用すると、とても微妙な問題となります。

*スピードスケートの姿勢を見た時、鼠蹊部の深い切り込みが見えました。正確には全く違う運動なんですけど、あの雰囲気を生かせないかなあ、と考えました。そうしたら、スウィング功ができました。

*スウィング功は一本足の要素もある、しかし歪んだ馬歩ともいえるので、安定性があります。とりあえず、立つことができます。心意六合拳の鶏歩となると、立つこともできません。立つことのできない人を、修正することはできません。不可能です。宋氏形意拳の六合歩の場合、ごまかせば立つことができます。それも無意味なんですけど。

*スウィング功では、修正することが可能になりました。私がチョイチョイと修正してやれば、すぐに勁力が出ます。

*中には、動作を加える人もいます。すると失敗します。実は動作を加える人が多いのが現実です。姿勢勁力ですから、動作は要らないのです。動作を加えると、姿勢が崩れてしまいます。姿勢が崩れてしまうと、姿勢勁力は発生しません。当たり前ですけど。

*実際には、相手を押す時に鼠蹊部が伸びてしまいます。無意識に鼠蹊部を伸ばします。これは本能的要素が大きいのかなあ、と思います。ヒトの直立二足歩行は鼠蹊部を伸ばすことが前提ですから。ついでに、足首も伸びてしまいます。

*体育館では成功します。でも自宅へ帰ると忘れてしまいます。記憶を固定するために、毎日練習することが必要です。最低、3分間2セットです。20秒位静止します。ゆっくり呼吸して10数えると、20秒位になります。

*自分は現在、順歩のスウィング功を6分間、逆歩のスウィング功を6分間やっています。

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by tiger-hawk | 2018-05-24 08:08

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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